JP4918435B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークに接続可能な画像形成装置(例えば、複合機)及び情報処理装置に関する。
現在、企業などのオフィスでは、様々なオフィス機器が利用されている。これらのオフィス機器を利用するユーザは、各オフィス機器の利用を開始するに当たって、各オフィス機器を設置して必要な設定を行ったり、各オフィス機器の利用方法を覚えたりする必要がある。しかしながら、すべてのユーザがそのようなオフィス機器の構成や機能を理解し、必要な作業をすべて行えるようにすることは、通常は困難である。このようなオフィス機器のひとつとして、複数の機能(例えば、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能など)を1台で備えた複合機(MFP)がある。
図7及び図8は、従来の複合機の使用形態を説明するための図である。図7及び図8は、オフィスなどで利用されているネットワークシステムの実施形態を示している。
図7及び図8に示すように、ネットワークシステム700、700aは、複数の端末装置(例えば、コンピュータ)710と、複合機720と、ブロードバンドルータ730とを備える。
そして、図7に示すように、ネットワークシステム700では、複数の端末装置710、複合機720及びブロードバンドルータ730はそれぞれ、企業などの内部ネットワークであるローカルエリアネットワーク(LAN)740に接続されている。すなわち、図7に示した例では、複合機720が、直接にLAN740に接続されている。
一方、図8に示すように、ネットワークシステム700aでは、複数の端末装置710及びブロードバンドルータ730はそれぞれ、LAN740に接続されているが、複合機720は、1台の端末装置710に、例えば、セントロニクスなどのパラレルインタフェースやUSBなどのシリアルインタフェースを介して接続されている。そして、複合機720が接続された端末装置710において、複合機720を共有機器として設定することで、LAN740に接続された他の端末装置710からの利用が可能となる。すなわち、図8に示した例では、複合機720が、間接的にLAN740に接続されていることになる。
また、図7及び図8に示すように、ブロードバンドルータ730は、LAN740に接続されると共に、外部ネットワークであるワイドエリアネットワーク(WAN)750にも接続されている。すなわち、LAN740に接続された端末装置710などは、ブロードバンドルータ730を介して、WAN750に接続することも可能になっている。その結果、LAN740に接続された端末装置710などは、世界中のネットワークと接続して、様々な情報の受け渡しや情報収集などが行えるようになっている。
図9は、図7に示した複合機720の実施形態を示す図である。
図9に示すように、複合機720は、スキャナ部901、ファクシミリ装置902及び印刷装置903、並びに、これらを制御するための制御用コンピュータ904を備えている。また、複合機720は、通信手段として、電話回線制御部905、LAN通信部906及び無線通信部907を備えている。電話回線制御部905は、電話回線910に接続され、LAN通信部960は、ハブ(HUB)911に接続される。また、LAN740に接続された無線アクセスポイント(AP)912が存在する場合は、必要に応じて、無線通信部907が、無線AP912を介して、LAN740に接続される。なお、無線通信部907は、無線通信機能を備えた端末装置913と直接に無線通信を行うこともできる。
複合機720は、LAN通信部906及びハブ911又は無線通信部907及び無線AP912を介して、LAN740に接続されたブロードバンドルータ730と通信することができ、その結果、複合機720は、ブロードバンドルータ730を介して、WAN750に接続されて、WAN750との間で通信を行うことが可能となる。
以上のような構成を有する複合機720は、LAN740に接続されて、複数の端末装置710で共用される場合、一端末としてLAN740に接続されることになるので、ほかの端末装置710と同様に、利用者は導入時に、必要なネットワーク設定などを行うことで、他の端末装置710から利用することができるようになる。
なお、特開2004−355408号公報には、ネットワーク接続されたデジタル複合機などの画像形成装置の機能を利用して、商用サービスを提供するサービスプロバイダとインターネット接続で連係を行い、各種サービスを提供するサービス提供システムが開示されている。
特開2004−355408号公報
しかしながら、従来のネットワークシステムでは、ブロードバンドルータ730や、複合機720や、端末装置710など、様々な機器の設定を行わなければ、その利用ができなかった。そのため、ユーザ自身が設定を行う場合は、ユーザの手間が大きく、また、業者などに設定を依頼する場合は、時間や費用がかかるなどの不都合があった。また、複数の機器それぞれについて、メインテナンスを行う必要があったため、メインテナンスも面倒であった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、利便性の高い画像形成装置を提供することにある。
本発明によれば、複数の機能を備えた画像形成装置であって、
前記画像形成装置の側面の開口部から情報処理装置を挿入して格納する格納手段と、
当該格納手段に格納された情報処理装置の充電を行う充電手段と、
当該格納手段に情報処理装置が格納されることにより作動して情報処理装置をロックするロック手段を備えた画像形成装置が提供できる。
本発明の画像形成装置は、レイヤ2ネットワーク機器である、無線アクセスポイント機能を備えることができる。本発明の画像形成装置は、さらに、前記画像形成装置は、レイヤ3ネットワーク機器を備え、外部から利用可能なアプリケーションサーバとして機能することができる。
以下、本発明を図面に示した実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるわけではない。図1は、本発明の一実施形態を利用したネットワークシステムの構成例を示す。図1に示すように、ネットワークシステム100は、複数の端末装置110と、複合機120とを備える。そして、複数の端末装置110及び複合機120はそれぞれ、内部ネットワークであるローカルエリアネットワーク(LAN)140に接続されている。ネットワークシステム100では、複数の端末装置110によって、複合機120が共用されている。また、複合機120は、外部ネットワークであるインターネットなどを含むワイドエリアネットワーク(WAN)150にも接続されている。
端末装置110は、複合機120で印刷する文書の作成や、作成された文書の印刷指示などを行うために、ユーザが利用する情報処理装置である。端末装置110は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)その他のコンピュータによって構成され、中央処理装置(CPU)、メモリ(ROMやRAM)、外部記憶装置(例えば、ハードディスク装置や光ディスク装置)、各種インタフェース部(例えば、ネットワークインタフェース部)、表示装置(例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ)、入力装置(例えば、キーボードやマウス)などを備える。例えば、端末装置110は、ユーザから印刷の実行が指示されると、印刷を指示された文書から印刷データを生成し、生成された印刷データを、LAN140を介して、複合機120に送信する。
複合機120は、複数の機能(例えば、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能及びスキャナ機能のうちの少なくとも二つの機能)を備えた画像形成装置であって、例えば、LAN140を介して、端末装置110から送信されてくる印刷データを受信して、受信した印刷データに応じた出力を用紙に対して行うものである。
図2は、複合機120の実施形態を示す。図2に示すように、複合機120は、スキャナ部201、ファクシミリ装置202及び印刷装置203、並びに、これらを制御するための制御用コンピュータ204を備えている。また、複合機120は、通信手段として、電話回線制御部205、LAN通信部206、ブロードバンドルータ207及びハブ(HUB)208、並びに、AP内蔵無線通信部209を備えている。
スキャナ部201は、スキャナ機能や、(印刷装置203と共に)コピー機能や、(ファクシミリ装置202と共に)ファクシミリ送信機能を実現するためのユニットであって、スキャナ部201にセットされた原稿の画像を光学的に読み取って、画像データとして出力する。ファクシミリ装置202は、ファクシミリ機能を実現するためのユニットであって、他のファクシミリ装置との間で、電話回線制御部205及び電話回線210を介して画像データの送受信を行う。
印刷装置203は、プリンタ機能や、(スキャナ部201と共に)コピー機能や、(ファクシミリ装置202と共に)ファクシミリ受信機能を実現するためのユニットであって、例えば、端末装置110などからLAN140を介して受信した印刷データに応じた画像を形成して、電子写真方式やインクジェット方式によって用紙に出力する。
制御用コンピュータ204は、複合機120を構成する各構成要素201〜203、205〜209を制御することによって、複合機120が提供する各種機能を実現するものである。制御用コンピュータ204は、例えば、中央処理装置(CPU)、メモリ(ROMやRAM)、外部記憶装置(例えば、ハードディスク装置)などを備える。制御用コンピュータ204は、各構成要素205〜209との間の通信を、バスライン214を使用して行う。また、スキャナ部201、ファクシミリ装置202、印刷装置203との間は、画像データ専用のデータバス215により接続されていて、画像データ転送が、各要素間のデータ通信におけるバスライン214の帯域幅を消費しないように構成されている。なお、本実施形態のバスライン214は、特に限定されるものではないが、バスタイプのネットワークを提供するイーサネット(登録商標)として構成することができる。
さらに、制御用コンピュータ204は、FTP(File Transfer Protocol)、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)などを使用し、WAN150を介してファイル転送などを可能とし、ファイルサーバなどのアプリケーションサーバとしても機能する。このため、制御用コンピュータ204は、Apache tomcat等のサーバプログラムを実装し、WAN150等を介して送付される要求にレスポンスパケットを送付する。また、制御用コンピュータ204は、他のサーバプログラムを実装し、WAN150やLAN140を介して送付される要求に対し、RMI(Remote Method Invocation)、RPC(Remote Procedure Call)等を使用してメソッドまたはプロシージャを呼出し、アプリケーションを実行し、その実行結果を、要求の発行元に送っている。
電話回線制御部205は、電話回線210に接続されて、電話回線210を介した通信を実現するものであり、DSU/TAなどの機能を備えている。電話回線制御部205は、例えば、他のファクシミリ装置との間で画像データのやり取りを行う。
LAN通信部206は、イーサネット(登録商標)などで構成されるLAN140に接続するための内部ネットワーク接続手段であって、ハブ208と内部的に接続されて、LAN140を介した有線通信を実現する。LAN通信部206は、例えば、LAN140を介して、端末装置110から印刷ジョブを受信したり、端末装置110に対して、スキャナ部201で読み取られたスキャンデータを送信したりする。LAN140は、OSI基本参照モデルにおけるレイヤ2ネットワーク機器、例えばブリッジ、ハブ、スイッチ、スイッチングハブなどにより各装置間が相互接続されている。内部ネットワーク内では、MAC(Media Access Control)アドレスを使用するネットワークを構成する。
ブロードバンドルータ207は、OSI基本参照モデルにおけるネットワーク層でのルーティングを制御する、レイヤ3ネットワーク機器である。また、ブロードバンドルータ207は、NAPT、IPマスカレードなどの機能により内部ネットワークであるLAN140との間の接続を可能としている。レイヤ3ネットワーク機器は、光ファイバやADSLなどのブロードバンド回線を介して、CL型のトランザクションにより、IPアドレスを使用するWAN150に接続するための外部ネットワーク接続手段である。ブロードバンドルータ207は、ハブ208と内部的に接続される一方で、ブロードバンド回線を介してWAN150とも接続され、LAN140とWAN150との間でパケットを中継する。なお、WAN150は、ワイドエリアネットワーク、インターネットなどとすることができ、これらは相互に接続されていてもよい。
ハブ208は、端末装置110などのノードをケーブルを介してスター状に接続することによってネットワークを構築する集線装置であって、ハブ208に接続された各ノードは、ハブ208を介して相互に通信を行うことができる。
AP内蔵無線通信部209は、無線アクセスポイント機能を備えた無線通信部であって、無線通信機能を備えた端末装置110aとの間で無線通信を実現するものであり、例えば、各種無線LAN規格(例えば、IEEE802.11a、11b、11g)に従った無線通信を行う。この他、端末装置110は、各種波長の電磁波、赤外線通信、レーザ通信その他、デジタルデータを通信できる限り、いかなる物理媒体を使用する通信であっても使用することができる。AP内蔵無線通信部209は、LAN通信部206と同様に、例えば、無線通信機能を備えた端末装置110aから印刷ジョブを受信したり、無線通信機能を備えた端末装置110aに対してスキャンデータを送信したりする。
複合機120では、WAN150との接続を可能とするブロードバンドルータ207や、LAN140の構築を可能とするハブ208を内蔵させているので、従来、LAN140に接続される一端末に過ぎなかった複合機を、ネットワーク構築の中核に位置付けることができるようになる。
また、複合機120において、WAN150及びLAN140の両方の設定や制御などを行うことができるようになるので、複合機120において、オフィスなどに構築されたすべてのネットワークを統合することができるようになり、オフィスなどのネットワーク環境を集中的に管理運用することが可能となる。その結果、オフィスなどのネットワーク環境の維持管理が容易となり、ユーザの利便性が向上する。
また、以上のような構成を有する複合機120を利用してネットワークを構築すると、図1に示すように、図7や図8に示した構成に比べて、よりシンプルなネットワーク構成とすることができる。
また、複合機120では、内部ネットワーク接続手段として、AP内蔵無線通信部209を備えているので、例えば、無線通信機能を備えた端末装置との間で、内部ネットワークとして無線LANネットワークを構築することが可能となる。無線LANネットワークを利用することで、例えば、ロケーションフリーなオフィス環境を実現できるようになる。
図3は、複合機120が備えるAP内蔵無線通信部209を利用した無線LANネットワークの構成例を示す。図3に示すように、無線通信機能を備えた複数の端末装置110aはそれぞれ、複合機120が備えるAP内蔵無線通信部209を介して、相互に無線通信を行うことによって、内部ネットワークである無線LANネットワーク140aを構成する。なお、端末装置110a及び複合機120が利用する無線通信技術としては、様々な中長距離無線通信技術や近距離無線通信技術を利用することができる。
また、この場合、端末装置110aを、持ち運びが容易なノートPCやモバイルPCで構成することにより、完全にコードレスな環境でロケーションフリーなオフィス環境を実現することができる。また、複合機120は、内部ネットワーク接続手段として、LAN通信部206(有線ネットワーク接続手段)及びAP内蔵無線通信部209(無線ネットワーク接続手段)をそれぞれ備えているので、無線LANネットワークを、有線LANとは独立したネットワークとして構築することもできる
次に、本発明の別の実施形態について説明する。
昨今の複合機は、開発効率を向上させるなどの観点から、主たる制御部として、コンピュータを内蔵させ、そのコンピュータのOS上で制御プログラムやドライバを動作させることが多くなって来ている。そして、最近では、複合機に内蔵されるコンピュータも、性能向上が著しく、高い処理能力を有するようになって来ている。しかしながら、従来の複合機では、その処理能力をフルに活用しているとは言えず、ファクシミリやコピー、プリントアウトと言った処理を行う時以外は、消費電力を抑えるためにスリープモードなどの省電力モードに移行してしまっている。
しかしながら、このような状態は、見方によっては、高い処理能力を有するコンピュータを充分に活用できていないことにもなる。特に、比較的小規模な企業などにおいては、コンピュータを新たに導入するのも簡単ではないことも多いため、このように、コンピュータ1台をフルに活用していないのはとても無駄なことと言える。そこで、本実施形態では、複合機が備える制御用のコンピュータを、ユーザに開放し、アプリケーションサーバとして利用可能にする。
本実施形態における複合機の構成は、基本的に、図2に示したものと同様である。但し、本実施形態では、制御用コンピュータ204が、その記憶装置などに格納されたアプリケーションサーバ用プログラムを適宜実行することで、アプリケーションサーバとしても機能し、複合機120とLAN140やWAN150を介して接続可能な端末装置に必要なサービスを提供する。
このようにすることにより、複合機が備える高性能な制御用コンピュータを有効活用することができるようになる。すなわち、ユーザのハードウェア資産を有効活用することが可能となる。また、専用のサーバコンピュータを導入しなくても、アプリケーションサーバを設けることができるようになるので、ユーザの費用負担を軽減させることが可能となる。その結果、オフィスなどでの複合機の利用価値を向上させることが可能となる。
次に、本発明のさらに別の実施形態について説明する。図4は、本実施形態における複合機及び端末装置を説明するための図である。
図4に示すように、複合機120bは、端末装置110bを格納可能な格納部401を備えている。格納部401は、複合機120bの側部に形成された開閉扉402などにより、開閉される。ユーザは、複合機120bに対して端末装置110bを挿入または取り外ししたい場合に、開閉扉402を開け、端末装置110bを着脱する。なお、複合機120bのその他の構成については、前述した複合機120と同様であるので、詳しい説明は省略する。
端末装置110bは、複合機120bの内部(すなわち、格納部401)に格納できるような機械的な構造を有する情報処理装置である。例えば、ユーザは、一日の業務が終わった時には、図4に示すように、端末装置110bを折りたたんで、複合機120bが備える格納部401に格納する。
図5は、端末装置110bの実施形態を示す。図5に示すように、端末装置110bは、無線通信部511と、表示装置512と、入力装置513と、制御装置514と、外部記憶装置515と、バッテリ部516と、充電用コネクタ517とを備える。無線通信部511は、複合機120bと無線による通信を実現するものであり、例えば、各種無線LAN規格や、各種波長の電磁波、赤外線通信、レーザ通信その他の通信プロトコルに従ったデータ送受信を行う。
表示装置512は、各種メッセージや画像などを表示するものであって、例えば、液晶ディスプレイによって構成される。入力装置513は、ユーザの指示などを入力するためのものであって、例えば、キーボードや各種ポインティングデバイスによって構成される。
制御装置514は、端末装置110bを構成する各部を制御して、端末装置110bが提供する各種機能を実現するものである。外部記憶装置515は、制御装置514が利用する各種プログラムや各種データなどを記憶するものであって、例えば、端末装置110bに対して着脱自在なUSBメモリや各種小型メモリカードによって構成される。
バッテリ部516は、端末装置110bを構成する各動作部に対して、動作に必要な電力を供給することができると共に、外部から供給される電力によって充電することが可能な電源手段である。端末装置110bは、バッテリ部516から供給される電力によって、外部電源を必要とすることなく、一定時間動作することが可能となる。
充電用コネクタ517は、バッテリ部516の充電を行う際に、充電用電源が接続される。以上の構成を有する端末装置110bを、複合機120bと組み合わせて利用することで、完全にコードレスな環境でロケーションフリーなオフィス環境を実現することが可能となる。
図6は、複合機120bが備える格納部401の内部構造を示す図である。図6(a)は、端末装置110bが格納される途中の状態を示し、図6(b)は、端末装置110bが完全に格納された状態を示している。図6に示すように、格納部401には、充電用コネクタ601と、ロック機構602とが設けられている。
充電用コネクタ601は、端末装置110bが備える充電用コネクタ117と接続されて、複合機120bが備える電源装置から電力を供給して、端末装置110bが備えるバッテリ部116の充電を行うものである。端末装置110bの充電用コネクタ117と、複合機120bの充電用コネクタ601とは、端末装置110bが、格納部401の開口部から挿入されて、図6(b)に示すように完全に格納された状態において、結合するように構成されている。
ロック機構602は、端末装置110bが格納部401に格納された際に作動して、端末装置110bが取り出せないように、端末装置110bを固定するものである。より具体的には、ロック機構602は、端末装置110bが、格納部401の開口部から挿入されて、図6(b)に示すように完全に格納された状態になると、格納部側に向かって突出する突出部を備え、当該突出部が、端末装置110bに設けられた凹部610と嵌合することによって、端末装置110bの動きを規制して、端末装置110bを複合機120bに対して移動できないように固定する。
なお、ロック機構602によるロックの解除は、例えば、複合機120bが備える入力手段(例えば、操作パネル)を介して、予め決められたパスワードを入力することによって行える。すなわち、入力手段を介してパスワードが入力されると、ロック機構602は、入力されたパスワードが正しいか否か(例えば、予め管理者などによって登録されているものか否か)を判別し、入力されたパスワードが正しい場合は、格納部側に向かって突出していた突出部を後退させて、ロックを解除する。
本実施形態によれば、例えば、一日の業務が終わった時に、端末装置110bをコンパクトに収納しつつ、その充電を行うことが可能となり、さらに不用意に持ち出せないようにロック機構をもって機械的に資産を保護し、不要な持ち出しを防止することができるようになる。
上述した実施形態の各機能は、アセンブリ言語、C、Visual C、C++、Visual C++、Java(登録商標)、Java(登録商標)Beans、Java(登録商標)Applet、Java(登録商標)Script、Perl、Rubyなど、レガシーブログラミング言語やオブジェクト指向プログラミング言語などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、装置可読な記録媒体に格納して頒布することができる。
これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
本発明の一実施形態を利用したネットワークシステムの構成例を示す図。 複合機の実施形態を示す図。 複合機が備えるAP内蔵無線通信部を利用した無線LANネットワークの構成例を示す図。 複合機及び端末装置を説明するための図。 端末装置の実施形態を示す図。 複合機が備える格納部の内部構造を示す図。 従来の複合機の使用形態を説明するための図。 従来の複合機の使用形態を説明するための図。 複合機の実施形態を示す図。
符号の説明
100…ネットワークシステム、110、110a、110b…端末装置、120、120b…複合機、140…LAN、150…WAN、201…スキャナ部、202…ファクシミリ装置、203…印刷装置、204…制御用コンピュータ、205…電話回線制御部、206…LAN通信部、207…ブロードバンドルータ、208…ハブ、209…AP内蔵無線通信部、210…電話回線、140a…無線LANネットワーク、401…格納部、402…開閉扉、511…無線通信部、512…表示装置、513…入力装置、514…制御装置、515…外部記憶装置、516…バッテリ部、517…充電用コネクタ、601…充電用コネクタ、602…ロック機構、700、700a…ネットワークシステム、710…端末装置、720…複合機、730…ブロードバンドルータ、740…LAN、750…WAN、901…スキャナ部、902…ファクシミリ装置、903…印刷装置、904…制御用コンピュータ、905…電話回線制御部、906…LAN通信部、907…AP内蔵無線通信部、910…電話回線、911…ハブ、912…無線アクセスポイント、913…端末装置

Claims (4)

  1. 複数の機能を備えた画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の側面の開口部から情報処理装置を挿入して格納する格納手段と、
    当該格納手段に格納された情報処理装置の充電を行う充電手段と、
    当該格納手段に情報処理装置が格納されることにより作動して情報処理装置をロックするロック手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 無線ネットワーク接続手段は、レイヤ2ネットワーク機器である、無線アクセスポイント機能を備える
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. さらに、前記画像形成装置は、レイヤ3ネットワーク機器を備え、外部から利用可能なアプリケーションサーバとして機能する、
    請求項1または2のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  4. 前記ロック手段のロックを解除するためのパスワードを入力するための入力手段を備え、前記ロック手段は、前記入力手段を介して正規なパスワードが入力されると、ロックを解除する、請求項1に記載の画像形成装置。
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