JP4915910B2 - 売買注文処理システム及び売買注文処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、株式等の金融商品の売買注文と、前記金融商品にかかるリスクをヘッジするためのオプション等の金融派生商品の売買注文の委託を同時に受け付けて、取引所への発注等の処理を行う売買注文処理システム及び売買注文処理方法に関するものである。
投資家が、株式のように価格変動のリスクが比較的高い金融商品の取引を行う際には、損失をできるだけ抑えて利益を増大させるために、取引において生じるリスクをどのように管理するかが、重要な課題となる。出願人が提供する証券取引サービスにおいては、「リスク管理追求型取引」(http://www.kabu.com/riskmanagement/riskmanagement.asp)を基本コンセプトとして、投資家が常に株式等の市場価格の変動を監視していなくても利益や損失を自動的に確定させることが可能な、自動売買システムの開発に取り組んでいる。
例えば、ロスカットやトレンドフォローのために用いられる、取引所で受け付けが可能な指値とは逆の条件指定(「株価が・・・円以上になれば買い」等)を可能にする逆指値注文を実現するための売買注文自動発注装置(特許文献1参照)、翌営業日の始値等の未確定の価格を基準にした条件付の注文を可能にする発注条件を自動設定する売買注文処理システム(特許文献2参照)、複数の注文をあらかじめ登録し、任意のタイミングでまとめて発注することができるバスケット注文を発注するための複数の売買注文を同時発注する売買注文処理システム(特許文献3参照)などに関する発明が開示されている。
特開2001−155086号公報 特開2004−054643号公報 特開2004−213546号公報
これらの自動売買システムに関する発明によって、投資家は市場における価格変動を常に監視していなくても、一定の利益や損失が発生した際には自動的に注文を発注し、利益や損失の幅を限定することによってリスクを管理することが可能になっている。しかしながら、これらによって行い得るリスク管理は、損失の幅を限定することであって、損失が生じた場合に何らかの利益によって埋め合わせを行うことができるものではない。また、リスク管理のための注文の発注を失念したり、注文が期限切れとなったりすると、当然ながらリスク管理は有効に機能しないという問題も生じることになる。
株式等を購入することによって生じるリスク、特に価格が下落した場合のリスクについては、損失の幅を限定することだけではなく、例えば損害保険のように、損失が生じた際にはその逆に何らかの手段で利益が得られるような仕組みによって、損失を直接埋め合わせることができると好ましい。また、そのようなリスク管理のための手段は、最初の取引とは別に何らかの発注作業を必要とするものではなく、最初の取引と併せて有効となるものであれば、リスク管理手段の失念や失効という課題に対処することも可能になる。
本発明は、このような課題に対応するためになされたものであり、株式等の金融商品の売買注文を発注する際に、損失が発生した場合にその損失の少なくとも一部を直接埋め合わせることを可能にし、かつ売買注文の発注と同時にリスク管理のための手段を有効とすることが可能な、売買注文処理システム及び売買注文処理方法を提供することを目的とするものである。
このような課題を解決するために、本発明は、金融商品の売買注文と、前記金融商品にかかるリスクをヘッジするために前記金融商品の売買注文と関連付けられた金融派生商品の売買注文の委託を受け付けて処理する売買注文処理システムであって、注文者の操作する端末から銘柄を指定した金融商品の売買注文の注文依頼を受信する注文受付手段と、前記注文受付手段が売買注文の注文依頼を受信した金融商品が、前記金融商品にかかるリスクをヘッジするための金融派生商品の注文が可能な金融商品である場合には、前記金融商品の売買注文について指定する執行条件を入力するための第1の入力欄と、前記注文者によって注文の要否を選択可能な前記金融派生商品の売買注文について指定する執行条件を入力するための第2の入力欄とを表示する売買注文の入力画面を前記端末に送信する送信手段と、前記端末から、前記第1の入力欄に入力された第1の売買条件と、前記注文者が前記金融派生商品の売買注文の発注を選択した場合に前記第2の入力欄に入力された第2の売買条件とを受信する受信手段と、前記第1の売買条件を含む前記金融商品の売買注文に関する情報を格納する第1の格納手段と、前記第2の売買条件を含む前記金融派生商品の売買注文に関する情報を、前記金融商品の売買注文に関する情報と関連付けて格納する第2の格納手段と、前記第1の格納手段に格納された金融商品の売買注文に関する情報に従って、前記金融商品の売買注文を前記金融商品の売買取引を執行する取引所システムに発注する第1の発注手段と、前記取引所システムから前記金融商品の売買注文の約定通知を受信すると、前記第2の格納手段において、前記金融商品の売買注文と関連付けられた金融派生商品の売買注文に関する情報を特定する特定手段と、前記特定手段が特定した前記金融派生商品の売買注文に関する情報に従って、前記金融派生商品の売買注文を前記金融派生商品の売買取引を執行する取引執行システムに発注する第2の発注手段と、を備えることを特徴とする。
本発明においては、証券会社等のシステムにおいて、株式等の金融商品の売買注文の委託を受け付ける際に、あわせて該売買注文のリスクヘッジとなるオプション等の金融派生商品の売買注文を受け付けるための画面を表示し、両者を同時に受け付けることによって、例えば買い注文の場合にはプットオプション、売り注文の場合はコールオプションの組合せによって、株式等で損失が発生した際にはオプション等で利益を得られることとして、損失の少なくとも一部を確実に埋め合わせることを可能にしている。金融派生商品のレバレッジ効果を生かすことによって、金融派生商品の価格を抑制して、保険的な商品として効果を発揮することができる。
本発明は、前記受信手段が受信する第2の売買条件には、執行条件として執行価格に関する条件が付されておらず、前記金融派生商品の注文金額のみが指定されていて、前記第2の発注手段は、前記注文金額から前記金融派生商品の注文数量を演算して、前記注文数量を指定した前記金融派生商品の売買注文を発注することを特徴とすることもできる。
本発明においては、金融商品の売買注文が約定すると、確実に金融派生商品の売買注文を約定させることが必要であるため、第2の売買条件には執行価格について条件が付されないことが好ましい。また、注文者には注文金額を指定させることによって、保険的な感覚で、リスクヘッジの手段を選択しやすいものとしている。
本発明は、前記受信手段が受信する第1の売買条件には前記金融商品の注文数量が、第2の売買条件には前記金融派生商品の注文金額が少なくとも含まれていて、前記注文数量と前記注文金額から演算した前記金融派生商品によってヘッジされるリスクに関する情報を含む、前記金融派生商品の売買注文の確認画面を前記端末に送信する第2の送信手段と、前記端末から、前記確認画面を確認したことを含む前記金融派生商品の売買注文の注文依頼を受信する第2の受信手段と、を備えていて、前記第2の格納手段には、前記第2の受信手段が注文依頼を受信した金融派生商品の売買注文に関する情報が格納されることを特徴としてもよい。
本発明は、前記端末から、前記入力画面の第1の入力欄に入力された前記金融商品の注文数量を指定した、前記金融派生商品の注文金額に対応してリスクヘッジされるリスクに関する情報の送信依頼を受信する第3の受信手段と、前記注文数量から演算した前記注文金額と前記リスクに関する情報を含む、前記入力画面に表示するための前記金融派生商品に関する情報を前記端末に送信する第3の送信手段と、を備えることを特徴としてもよい。
これらの構成によると、注文者は金融派生商品について指定する注文金額によって、発生し得る損失に対してどの程度のリスクをヘッジすることができるかを確認した上で、売買注文を発注することが可能になる。
また、本発明は、本発明にかかる売買注文処理システムによって実行される売買注文処理方法として特定することもできる。
つまり、本発明にかかる売買注文処理方法は、金融商品の売買注文と、前記金融商品にかかるリスクをヘッジするために前記金融商品の売買注文と関連付けられた金融派生商品の売買注文の委託を受け付けて処理する売買注文処理方法であって、金融商品及び金融派生商品の売買注文を処理するコンピュータシステムが、注文者の操作する端末から銘柄を指定した金融商品の売買注文の注文依頼を受信するステップと、前記ステップで売買注文の注文依頼を受信した金融商品が、前記金融商品にかかるリスクをヘッジするための金融派生商品の注文が可能な金融商品である場合には、前記コンピュータシステムが、前記金融商品の売買注文について指定する執行条件を入力するための第1の入力欄と、前記注文者によって注文の要否を選択可能な前記金融派生商品の売買注文について指定する執行条件を入力するための第2の入力欄とを表示する売買注文の入力画面を前記端末に送信するステップと、前記コンピュータシステムが、前記端末から、前記第1の入力欄に入力された第1の売買条件と、前記注文者が前記金融派生商品の売買注文の発注を選択した場合に前記第2の入力欄に入力された第2の売買条件とを受信するステップと、前記コンピュータシステムが、前記第1の売買条件を含む前記金融商品の売買注文に関する情報を第1の格納部に格納するステップと、前記コンピュータシステムが、前記第2の売買条件を含む前記金融派生商品の売買注文に関する情報を、前記金融商品の売買注文に関する情報と関連付けて第2の格納部に格納するステップと、前記コンピュータシステムが、前記第1の格納部に格納された金融商品の売買注文に関する情報に従って、前記金融商品の売買注文を前記金融商品の売買取引を執行する取引所システムに発注するステップと、前記コンピュータシステムが、前記取引所システムから前記金融商品の売買注文の約定通知を受信すると、前記第2の格納部において、前記金融商品の売買注文と関連付けられた金融派生商品の売買注文に関する情報を特定するステップと、前記コンピュータシステムが、前記ステップで特定した前記金融派生商品の売買注文に関する情報に従って、前記金融派生商品の売買注文を前記金融派生商品の売買取引を執行する取引執行システムに発注するステップと、を有することを特徴とする。
本発明にかかる売買注文処理方法は、前記コンピュータシステムが受信する第2の売買条件には、執行条件として執行価格を指定した条件が付されておらず、前記金融派生商品の注文金額のみが指定されていて、前記金融派生商品の売買注文を発注するステップにおいて、前記コンピュータシステムは、前記注文金額から前記金融派生商品の注文数量を演算して、前記注文数量を指定した前記金融派生商品の売買注文を発注することを特徴とすることもできる。
本発明にかかる売買注文処理方法は、第1の売買条件には前記金融商品の注文数量が、第2の売買条件には前記金融派生商品の注文金額が少なくとも含まれていて、前記コンピュータシステムが、前記注文数量と前記注文金額から演算した前記金融派生商品によってヘッジされるリスクに関する情報を含む、前記金融派生商品の売買注文の確認画面を前記端末に送信するステップと、前記コンピュータシステムが、前記端末から、前記確認画面を確認したことを含む前記金融派生商品の売買注文の注文依頼を受信するステップと、を有していて、前記第2の格納部には、前記ステップで注文依頼を受信した金融派生商品の売買注文に関する情報が格納されることを特徴としてもよい。
本発明にかかる売買注文処理方法は、前記コンピュータシステムが、前記端末から、前記入力画面の第1の入力欄に入力された前記金融商品の注文数量を指定した、前記金融派生商品の注文金額に対応してリスクヘッジされるリスクに関する情報の送信依頼を受信するステップと、前記コンピュータシステムが、前記注文数量から演算した前記注文金額と前記リスクに関する情報を含む、前記入力画面に表示するための前記金融派生商品に関する情報を前記端末に送信するステップと、を有することを特徴としてもよい。
本発明によって、株式等の金融商品の売買注文と、前記金融商品にかかるリスクをヘッジするためのオプション等の金融派生商品の売買注文とを、注文者は保険的な感覚で同時に発注することが可能になるので、簡単な注文処理によって、株式等の金融商品の売買注文において損失が発生した場合の損失の少なくとも一部を直接埋め合わせることが可能になる。また、株式等の売買注文の発注とあわせてリスク管理のための手段が有効になるため、リスクヘッジを確実に行うことが可能になる。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下の説明では、金融商品として株式の買い注文を発注し、金融派生商品としてプットオプションを購入する例について説明するが、以下の説明において用いられる金融商品や金融派生商品、これらの注文画面の推移等は、いずれも本発明の実施形態の一例であって、本発明において用いられる金融商品、金融派生商品、画面推移等は、かかる実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる売買注文処理システムの構成を示すブロック図である。図2、図3は、本発明にかかる売買注文処理システムの、第1の実施形態における注文入力画面の例を示す第1、第2の図である。図4は、本発明にかかる売買注文処理システムの、第1の実施形態における注文確認画面の例を示す図である。図5、図6は、本発明にかかる売買注文処理システムの、第2の実施形態における注文入力画面の例を示す第1、第2の図である。図7、図8は、本発明にかかる売買注文処理システムの、第3の実施形態における注文入力画面の例を示す第1、第2の図である。図9は、本発明にかかる売買注文処理システムの、第2及び第3の実施形態における注文確認画面の例を示す図である。図10は、本発明にかかる売買注文処理システムにおいて、注文データベースに書き込まれる注文情報の例を示す図である。図11、図12は、発明にかかる売買注文処理方法の処理フローを示す第1、第2のフローチャートである。
図1において、本発明にかかる売買注文処理システムは、Webサーバ20、注文処理サーバ30、オプション商品管理サーバ40を含む証券会社システムに備えられている。証券会社システムは、顧客端末10からインターネットを通じて株式等の売買注文の委託を受け付けて、委託を受けた売買注文を取引所システム50に発注する。
Webサーバ20は、証券会社システムにアクセスした顧客端末10に対して、リクエストに応じたWebページを送信して取引の受け付けや情報の提供を行うとともに、顧客端末10から受信した取引に必要な情報を、注文処理サーバ30に引き渡す。注文処理サーバ30には、注文処理部31が備えられていて、顧客が顧客端末10から入力し、Webサーバ20から引き渡された注文内容に従って、注文データベース33への記録や取引所システム50への注文の発注を実行する。
尚、注文処理部31は機能的に特定されるものであって、注文処理部31の機能は、注文処理サーバ30に備えられたメインメモリ等に注文処理を実行するためのアプリケーションプログラムが読み出されて、CPUで演算処理を行うことによって実行される。後に説明するオプション商品選択部32の機能も同様に、オプション商品の選択や注文数量等の確定のための処理を実行するためのアプリケーションプログラムが読み出されて、CPUで演算処理を行うことによって実行される。
本発明においては、Webサーバ20にアクセスした顧客端末10から、売買を行いたい株式の銘柄と売買の別が指定されたリクエストを受け付けると、注文条件を入力するための入力画面を作成して顧客端末10に送信する。このとき、注文処理部31では指定された銘柄がリスクヘッジ商品としてオプションの選択が可能な銘柄であるか否かを確認し、可能な場合には入力画面の中にリスクヘッジ商品の購入についての入力欄を設定する。
リスクヘッジ商品としてオプションの選択が可能な銘柄であるか否かは、売買対象となる銘柄についてリスクヘッジに用いることができるオプションの注文の受け付けが可能であるか否かによって決定されるので、注文処理サーバ30に接続される銘柄データベース等に、予め選択の可否を登録しておけばよい。ここで取引に用いられるオプションは、取引所に上場されたオプション商品であってもよいし、証券会社自らが店頭デリバティブ業務として組成したオプション商品を用いることとしてもよい。
入力画面が表示された顧客端末10では、顧客が株式の注文条件を入力するとともに、リスクヘッジのためにオプションをあわせて購入したい場合には、オプション購入の条件を入力して、証券会社システムに委託する注文に関する情報を送信する。購入するオプションはリスクヘッジとして選択されるものであるので、買い注文の場合にはプットオプション、売り注文の場合にはコールオプションがそれぞれ対応することになる。
リスクヘッジに用いられる金融派生商品は、例えばカバードワラント等のオプション以外の商品であってもよいが、保険的な位置づけで購入するためには購入価格が安価に抑えられることが好ましいため、レバレッジ効果を効かせることができる商品であることが好ましい。尚、購入するオプションは、確実にリスクヘッジを行うために、株式の売買注文が約定すればオプションの購入も約定するものでなければならない。従って、ここで指定されるオプションの購入条件には、指値等の売買価格に関する条件を付さないものとすることが好ましい。
このように、株式の売買とオプションの購入に関する注文の委託を注文処理部31が受け付けると、株式の売買注文に関する情報を注文データベース33の注文情報(株式)格納部331に格納するとともに、オプション商品選択部32では指定された株式に対応するオプションを特定して、オプションの売買注文に関する情報を注文データベース33の注文情報(オプション)格納部332に格納する。ここで、同時に受け付けた株式の売買注文とオプションの売買注文については、注文情報(株式)格納部331に格納される情報と注文情報(オプション)格納部332に格納される情報は、それぞれ関連付けて格納される。
尚、株式の売買とオプションの購入に関する注文の委託は同時に受け付けられることとなるが、各々の注文に関する情報は厳密に同一のタイミングで受け付けられなければならないものではない。例えば、株式の売買注文から順に推移する画面からオプションの購入を選択するものであっても、両者が同一セッションの中で受け付けられ、注文情報(株式)格納部331と注文情報(オプション)格納部332に、それぞれに関する情報が関連付けて格納されるものであればよい。
このうち、まず株式の売買注文が、注文処理部31から株式の売買注文を執行する取引所システム50に発注される。注文処理部31が取引所システム50から売買注文の約定通知を受信すると、約定情報が注文情報(株式)格納部331の対応する株式の売買注文に関する情報に書き込まれる。ここで、約定した株式の売買注文に対応するオプションの売買注文に関する情報が注文情報(オプション)格納部332から読み出され、この情報に指定された内容に従って、オプションが取引所に上場されているものである場合は取引所システム50に売買注文が発注され、証券会社の組成するオプションである場合には、オプション商品の取引の執行を管理するオプション商品管理サーバ40にオプションの購入情報が引き渡される。
尚、オプションの購入を発注するタイミングについては、株式の売買注文の約定後直ちに発注することが好ましいが、注文情報(オプション)格納部332に対応する株式の売買注文が約定したことを示すフラグ等を記録しておいて、例えば大引け後などの所定のタイミングで、発注の必要なものを特定してまとめて発注を行うこととしてもよい。特に、証券会社の組成するオプションを用いる場合は、証券会社がオプションに対応するポジションを管理するために、一定のタイミングでまとめて処理することが好適である。又は、オプションの購入条件に関する情報は随時オプション商品管理サーバ40に送信し、注文データベース41にこれらの情報を記憶させておいて、大引け等の所定のタイミングでまとめて約定させることとしてもよい。
いずれの方式で発注した場合においても、オプション購入の約定通知を注文処理部31で受信すると、約定情報が注文情報(オプション)格納部332の対応するオプションの売買注文に関する情報に書き込まれる。例えば、売買の条件として購入金額が指定された場合には、投資信託において一般に行われている金額指定の注文と同様に、購入金額に対応する購入数量(枚数)が自動計算されて、オプションの購入条件が確定する。取引所に上場しているオプションを購入する場合は、注文処理部31においてオプションの時価から購入可能な枚数を自動計算し、算出された枚数を成行注文で発注する。証券会社の組成するオプションである場合は様々な設定が可能であり、オプション商品選択部32において購入可能な枚数を自動計算してオプション商品管理サーバ40に引き渡すこととしてもよいし、指定された購入金額をそのままオプション商品管理サーバ40に引き渡して、オプション商品管理サーバ40において購入可能な枚数を自動計算してもよい。
このようにして、注文情報(株式)格納部331と注文情報(オプション)格納部332に格納された約定情報を反映して、顧客データベース34の対応する顧客の残高情報に、約定した株式とオプションの残高が記録されることになる。顧客が株式を売却して損失が発生する場合には、対応するオプションを売却することによって、リスクヘッジ相当の利益を得て、損失の少なくとも一部を埋め合わせることが可能になる。逆に、顧客が株式を売却して利益が発生する場合には、オプションの購入代金が損失となってしまうが、オプションのレバレッジ効果によって購入代金が株式の売買代金より少額に抑えることが可能になるため、顧客は保険的な感覚での利用が可能になる。
本発明にかかる売買注文処理システムにおいて、リスクヘッジのためのオプション等の金融派生商品を選択する方法について、図2〜図9の注文入力画面と注文確認画面の例を用いて、第1〜第3の実施形態について説明する。尚、以下の実施形態の説明では、図1に示したシステム構成を前提として説明する。
第1の実施形態では、入力画面にオプションの金額を指定すると、確認画面において購入しようとするオプションによってヘッジされるおおよそのリスクの程度が表示される。第2の実施形態では、入力画面にオプションの購入金額に対応してヘッジされるリスクの目安が表示され、顧客はこれを参考に購入金額を決定して入力する。第3の実施形態では、入力画面にオプションの購入によってヘッジしたいリスクの程度を入力すると必要な購入金額が入力画面に表示され、顧客は表示された購入金額を選択して、オプションの購入金額を決定する。
図2〜図4は、第1の実施形態における注文入力画面と注文確認画面の例を示している。顧客が売買を行いたい株式の銘柄を指定して、買い注文のリクエストをWebサーバ20に送信すると、図2のような注文入力画面が顧客端末10に表示される。株式の買い注文の注文条件の入力欄に表示される項目は、一般的な買い注文の入力画面と相違するものではないが、ここではリスクヘッジ商品を購入するか否かの選択ボタンと、購入を選択する場合の購入金額の入力欄が表示されることが特徴となる。顧客からの買い注文の要求を受けた注文処理部31では、指定された銘柄におけるオプション商品の購入の可否をオプション商品選択部32に問い合わせ、購入が可能である場合は注文条件の入力画面にリスクヘッジ商品の選択欄を表示させる。
この例で顧客が株式を1株購入し、購入金額の1%弱程度の金額を保険的にリスクヘッジに充てたいと考える場合は、図3の例に示したように、株式の注文条件を入力するとともに、リスクヘッジ商品の購入を選択して、購入金額欄にオプションの購入金額を入力する。入力した注文条件がWebサーバ20に送信されると、注文処理部31で該注文条件での注文の受け付けの可否を判断するとともに、入力されたオプションの購入金額によって、株式の価格変動に対してどの程度のリスクヘッジ効果があるかをオプション商品選択部32に問い合わせる。ここでオプション商品選択部32によって実行される演算処理は特に限定されるものではないが、何らかの参考値を算出して注文処理部31に返答し、注文処理部31で顧客に対する確認内容をとりまとめ、Webサーバ20を介して注文条件の確認画面を顧客端末10に送信する。尚、この際に確認を求める注文条件に関する情報は、注文処理部31にセッションと関連付けて一時記憶させておく。
顧客端末10には、図4の例に示したような注文確認画面が表示される。オプションについては、指定した購入金額で約10%程度のリスクヘッジに相当することが備考欄に表示され、顧客はこれを参考に購入の意思決定を行うことができるが、ここに表示される内容は、顧客が購入金額を決定する際の参考になるものであれば、特に限定されるものではない。この購入条件でよい場合には、パスワードを入力して注文ボタンを押下する。
顧客端末10からパスワードが付された注文確認が送信されると、Webサーバ20を介して注文処理部31でこれを受け付けて、対応するセッションと関連付けられた注文条件を確定させ、注文データベース33に注文情報として書き込まれる。図10は、注文データベース33の注文情報(株式)格納部331と注文情報(オプション)格納部332に書き込まれる注文情報の一例である。株式の買い注文の注文情報と、この買い注文に付されたオプションの買い注文の注文は関連付けて記憶されるが、両者を関連付ける方法については特に限定されるものではない。株式の買い注文の注文情報には、リスクヘッジとしてオプションの買い注文が付されていることが記録される。
尚、この段階でオプションについては注文金額が指定されているのみで、実際に注文を執行する際には注文数量を特定することが必要になるが、注文数量は株式の買い注文が約定した後、或いは大引け等の所定のタイミングにおいて、注文金額とオプションの時価から自動計算される。
図5〜図6と図9は、第2の実施形態における注文入力画面と注文確認画面の例を示している。顧客が売買を行いたい株式の銘柄を指定して、買い注文のリクエストをWebサーバ20に送信すると、図5のような注文入力画面が顧客端末10に表示される。第1の実施形態同様に、株式の買い注文の注文条件の入力欄に表示される項目は、一般的な買い注文の入力画面と相違するものではないが、リスクヘッジ商品を購入するか否かの選択ボタンと、購入を選択する場合の購入金額の入力欄が表示されることが特徴となる。
第2の実施形態では、リスクヘッジ商品の選択欄に、リスクヘッジ商品の購入金額によって、おおよそどの程度のリスクヘッジが可能であるかの参考情報が表示される。この参考情報は、オプション商品選択部32が選択したオプション毎に個別の情報を表示することとしてもよいし、証券会社が同程度のリスクヘッジが可能なオプション商品を組成することによって、銘柄が異なっても共通の情報を表示することとしてもよい。ここに表示された情報を参考にして、顧客は図6の例に示したように、株式の注文条件を入力するとともに、リスクヘッジ商品の購入を選択して、購入金額欄にオプションの購入金額を入力する。
第2の実施形態では、オプションの購入金額によるリスクヘッジの程度についての参考情報を先に表示しているため、第1の実施形態のように注文確認画面の表示段階におけるリスクヘッジの程度を示すための演算処理は行われない。図9の例に示したように、注文確認画面にはオプションの銘柄と購入金額のみが表示される。
図7〜図9は、第3の実施形態における注文入力画面と注文確認画面の例を示している。顧客が売買を行いたい株式の銘柄を指定して、買い注文のリクエストをWebサーバ20に送信すると、図7のような注文入力画面が顧客端末10に表示される。第1の実施形態同様に、株式の買い注文の注文条件の入力欄に表示される項目は、一般的な買い注文の入力画面と相違するものではないが、リスクヘッジ商品を購入するか否かの選択ボタンと、購入を選択する場合の購入金額の入力欄が複数表示され、購入金額の入力欄ではリスクヘッジの程度を指定できることが特徴となる。
第3の実施形態では、リスクヘッジ商品の選択欄に、リスクヘッジの程度を指定する入力欄が設けられていて、ここに損失が発生した場合にヘッジしたい比率を10%、20%といった数値を入力することができる。比率の入力欄の数は1でも複数でもよく、デフォルトで一般的な数値を指定しておくこととしてもよい。比率を確定させて顧客が購入金額の表示ボタンを押下すると、それぞれの比率に対応する購入金額が表示されるので、顧客は図8の例に示したように、その中から購入したい金額が表示されたものを選択する。
第3の実施形態も、第2の実施形態と同様に、オプションの購入金額によるリスクヘッジの程度についての参考情報となる比率を先に表示しているため、第1の実施形態のように注文確認画面の表示段階におけるリスクヘッジの程度を示すための演算処理は行われない。図9の例に示したように、注文確認画面にはオプションの銘柄と購入金額のみが表示される。
第2、第3の実施形態においても、図9において顧客がパスワードを入力して注文ボタンを押下した後の動作については、第1の実施形態と同様である。また、注文データベース33に書き込まれる注文情報についても同様に、図10の例のように注文情報(株式)格納部331と注文情報(オプション)格納部332に書き込まれる。注文数量の特定についても第1の実施形態と同様に、株式の買い注文が約定した後、或いは大引け等の所定のタイミングにおいて、注文金額とオプションの時価から自動計算される。
図11、図12を用いて、本発明にかかる売買注文処理方法の処理フローについて説明する。まず、株式の注文条件について入力された注文情報を受信すると(S01)、オプションの購入についての選択の有無を確認する(S02)。受信した注文条件等の注文情報は、一時記憶される。
オプションの購入が選択されている場合は、オプションの注文内容を併記した注文条件の確認画面を端末に送信する(S03)。これを確認した端末から、注文確認と入力されたパスワードを受信すると(S04)、パスワードの一致を確認して(S05)、一致する場合には、一時記憶していた株式の注文情報とオプションの注文情報を注文データベースに格納する(S06)。株式の注文については、指定された条件に従って取引所システムに注文の発注データを送信する(S07)。
オプションの購入が選択されていない場合は、オプションの注文内容が併記されていない注文条件の確認画面を端末に送信する(S08)。これを確認した端末から、注文確認と入力されたパスワードを受信すると(S09)、パスワードの一致を確認して(S10)、一致する場合には、一時記憶していた株式の注文情報を注文データベースに格納する(S11)。株式の注文については、指定された条件に従って取引所システムに注文の発注データを送信する(S07)。
株式の注文を発注した後は、株式の約定通知を取引所システムから受信したかを監視する(S12)。約定通知を受信すると、株式の約定情報を注文データベースに記録するとともに(S13)、対応する株式の注文情報にリスクヘッジ商品が購入されていることが記録されている場合には(S14)、対応するオプションの注文情報に指定されたオプションの注文金額と、オプションの時価から注文数量を演算して(S15)、オプション商品の管理システムに注文の執行処理を実行させる(S16)。
本発明にかかる売買注文処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明にかかる売買注文処理システムの、第1の実施形態における注文入力画面の例を示す第1の図である。 本発明にかかる売買注文処理システムの、第1の実施形態における注文入力画面の例を示す第2の図である。 本発明にかかる売買注文処理システムの、第1の実施形態における注文確認画面の例を示す図である。 本発明にかかる売買注文処理システムの、第2の実施形態における注文入力画面の例を示す第1の図である。 本発明にかかる売買注文処理システムの、第2の実施形態における注文入力画面の例を示す第2の図である。 本発明にかかる売買注文処理システムの、第3の実施形態における注文入力画面の例を示す第1の図である。 本発明にかかる売買注文処理システムの、第3の実施形態における注文入力画面の例を示す第2の図である。 本発明にかかる売買注文処理システムの、第2及び第3の実施形態における注文確認画面の例を示す図である。 本発明にかかる売買注文処理システムにおいて、注文データベースに書き込まれる注文情報の例を示す図である。 本発明にかかる売買注文処理方法の処理フローを示す第1のフローチャートである。 本発明にかかる売買注文処理方法の処理フローを示す第2のフローチャートである。
符号の説明
10 顧客端末
20 Webサーバ
30 注文処理サーバ
31 注文処理部
32 オプション商品選択部
33 注文データベース
331 注文情報(株式)格納部
332 注文情報(オプション)格納部
34 顧客データベース
40 オプション商品管理サーバ
41 注文データベース
50 取引所システム

Claims (6)

  1. 金融商品の売買注文と、前記金融商品にかかるリスクをヘッジするために前記金融商品の売買注文と関連付けられた金融派生商品の売買注文の委託を受け付けて処理する売買注文処理システムであって、
    注文者の操作する端末から銘柄を指定した金融商品の売買注文の注文依頼を受信する注文受付手段と、
    前記注文受付手段が売買注文の注文依頼を受信した金融商品が、前記金融商品にかかるリスクをヘッジするための金融派生商品の注文が可能な金融商品である場合には、前記金融商品の売買注文について指定する執行条件を入力するための第1の入力欄と、前記注文者によって注文の要否を選択可能な前記金融派生商品の売買注文について指定する執行条件を入力するための第2の入力欄とを表示する売買注文の入力画面を前記端末に送信する送信手段と、
    前記端末から、前記第1の入力欄に入力された第1の売買条件と、前記注文者が前記金融派生商品の売買注文の発注を選択した場合に前記第2の入力欄に入力された第2の売買条件とを受信する受信手段と、
    前記第1の売買条件を含む前記金融商品の売買注文に関する情報を格納する第1の格納手段と、
    前記第2の売買条件を含む前記金融派生商品の売買注文に関する情報を、前記金融商品の売買注文に関する情報と関連付けて格納する第2の格納手段と、
    前記第1の格納手段に格納された金融商品の売買注文に関する情報に従って、前記金融商品の売買注文を前記金融商品の売買取引を執行する取引所システムに発注する第1の発注手段と、
    前記取引所システムから前記金融商品の売買注文の約定通知を受信すると、前記第2の格納手段において、前記金融商品の売買注文と関連付けられた金融派生商品の売買注文に関する情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した前記金融派生商品の売買注文に関する情報に従って、前記金融派生商品の売買注文を前記金融派生商品の売買取引を執行する取引執行システムに発注する第2の発注手段と、
    を備えることを特徴とする売買注文処理システム。
  2. 前記受信手段が受信する第2の売買条件には、執行条件として執行価格に関する条件が付されておらず、前記金融派生商品の注文金額のみが指定されていて、
    前記第2の発注手段は、前記注文金額から前記金融派生商品の注文数量を演算して、前記注文数量を指定した前記金融派生商品の売買注文を発注すること
    を特徴とする請求項1記載の売買注文処理システム。
  3. 前記受信手段が受信する第1の売買条件には前記金融商品の注文数量が、第2の売買条件には前記金融派生商品の注文金額が少なくとも含まれていて、
    前記注文数量と前記注文金額から演算した前記金融派生商品によってヘッジされるリスクに関する情報を含む、前記金融派生商品の売買注文の確認画面を前記端末に送信する第2の送信手段と、
    前記端末から、前記確認画面を確認したことを含む前記金融派生商品の売買注文の注文依頼を受信する第2の受信手段と、を備えていて、
    前記第2の格納手段には、前記第2の受信手段が注文依頼を受信した金融派生商品の売買注文に関する情報が格納されること
    を特徴とする請求項1又は2記載の売買注文処理システム。
  4. 前記端末から、前記入力画面の第1の入力欄に入力された前記金融商品の注文数量を指定した、前記金融派生商品の注文金額に対応してリスクヘッジされるリスクに関する情報の送信依頼を受信する第3の受信手段と、
    前記注文数量から演算した前記注文金額と前記リスクに関する情報を含む、前記入力画面に表示するための前記金融派生商品に関する情報を前記端末に送信する第3の送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の売買注文処理システム。
  5. 金融商品の売買注文と、前記金融商品にかかるリスクをヘッジするために前記金融商品の売買注文と関連付けられた金融派生商品の売買注文の委託を受け付けて処理する売買注文処理方法であって、
    金融商品及び金融派生商品の売買注文を処理するコンピュータシステムが、注文者の操作する端末から銘柄を指定した金融商品の売買注文の注文依頼を受信するステップと、
    前記ステップで売買注文の注文依頼を受信した金融商品が、前記金融商品にかかるリスクをヘッジするための金融派生商品の注文が可能な金融商品である場合には、前記コンピュータシステムが、前記金融商品の売買注文について指定する執行条件を入力するための第1の入力欄と、前記注文者によって注文の要否を選択可能な前記金融派生商品の売買注文について指定する執行条件を入力するための第2の入力欄とを表示する売買注文の入力画面を前記端末に送信するステップと、
    前記コンピュータシステムが、前記端末から、前記第1の入力欄に入力された第1の売買条件と、前記注文者が前記金融派生商品の売買注文の発注を選択した場合に前記第2の入力欄に入力された第2の売買条件とを受信するステップと、
    前記コンピュータシステムが、前記第1の売買条件を含む前記金融商品の売買注文に関する情報を第1の格納部に格納するステップと、
    前記コンピュータシステムが、前記第2の売買条件を含む前記金融派生商品の売買注文に関する情報を、前記金融商品の売買注文に関する情報と関連付けて第2の格納部に格納するステップと、
    前記コンピュータシステムが、前記第1の格納部に格納された金融商品の売買注文に関する情報に従って、前記金融商品の売買注文を前記金融商品の売買取引を執行する取引所システムに発注するステップと、
    前記コンピュータシステムが、前記取引所システムから前記金融商品の売買注文の約定通知を受信すると、前記第2の格納部において、前記金融商品の売買注文と関連付けられた金融派生商品の売買注文に関する情報を特定するステップと、
    前記コンピュータシステムが、前記ステップで特定した前記金融派生商品の売買注文に関する情報に従って、前記金融派生商品の売買注文を前記金融派生商品の売買取引を執行する取引執行システムに発注するステップと、
    を有することを特徴とする売買注文処理方法。
  6. 前記コンピュータシステムが受信する第2の売買条件には、執行条件として執行価格を指定した条件が付されておらず、前記金融派生商品の注文金額のみが指定されていて、
    前記金融派生商品の売買注文を発注するステップにおいて、前記コンピュータシステムは、前記注文金額から前記金融派生商品の注文数量を演算して、前記注文数量を指定した前記金融派生商品の売買注文を発注すること
    を特徴とする請求項5記載の売買注文処理方法。
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