JP4915270B2 - 内線電話システムおよび内線電話システムの中継方法 - Google Patents

内線電話システムおよび内線電話システムの中継方法 Download PDF

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Description

本発明は、主装置を用いた内線電話システムの技術に関し、特に、内線電話機および汎用のIP無線電話機の呼の中継技術に関する。
特許文献1には、子機から親機への外線電話の転送操作を簡略化した、操作性のよい電話装置が開示されている。この電話装置では、ユーザが子機を用いて外線通話を行っているときに、充電器接続部と子機接続部とが接続するように、子機を子機充電器に載置すると、子機は、充電器接続部と子機接続部との接続を検出し、親機に充電器接続信号を送信して、親機の呼出しを行う。これを受けて、親機は、内線着信を行い、子機が行っている外線通話を親機で行うように切り替える。
また、特許文献2には、固定電話機と携帯電話機との連携を円滑且つ双方向に行うことが可能な電話交換システムが開示されている。この電話交換システムは、固定電話網に直接接続される固定電話機、または構内交換機を介して接続される内線電話機に、携帯電話機を電気的に接続可能にし、それぞれ携帯電話接続検出部により携帯電話機の接続状態を検出する。そして、その検出結果に応じて、固定電話網または携帯電話網の着信転送サービスにより転送、非転送を双方向に適切に行う。
特開2005−94139号公報 特開2004−32356号公報
特許文献1に記載の電話装置は、子機が親機経由で外線通話するため、親機から離れた位置では、子機による外線通話ができない。また、特許文献2に記載の電話交換システムでは、携帯電話機が常に携帯電話網を経由するため、転送サービス等の、構内交換機が内線電話機に提供する様々なサービスを携帯電話機で利用することができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、内線電話機から離れた位置でも無線電話機による通話が可能であり、且つ主装置が内線電話機に提供するサービスを無線電話機でも利用可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、内線に無線アクセスポイントおよび内線電話機を接続すると共に、無線アクセスポイントを介して内線に無線電話機を接続する。また、無線電話機と主装置との間に予め呼を接続して保留しておく。そして、この呼を主装置から内線電話機の通話相手に転送すると共に、内線電話機の通話相手の接続先を内線電話機から無線電話機に変更する。
例えば、本発明は、内線を収容する主装置と、前記内線に接続された内線電話機と、前記内線に接続された無線アクセスポイントと、前記無線アクセスポイントを介して前記内線に接続される無線電話機と、を有する内線電話システムであって、
前記内線電話機は、
前記主装置に連動通知を送信する連動通知送信手段と、
前記無線電話機に対して、前記主装置への発信処理を指示する発信指示手段と、
前記主装置に第1の切替通知を送信する切替通知送信手段と、
変更通知を受信する変更通知受信手段と、
前記変更通知受信手段により受信した前記変更通知に含まれているアドレスに、呼の接続先を切り替える呼切替手段と、を有し、
前記主装置は、
前記連動通知を受信する連動通知受信手段と、
前記内線電話機から前記連動通知を受信し、且つ前記無線電話機から着信を受けた場合に、当該着信に応答して呼を接続すると共に接続した呼を保留する保留手段と、
前記第1の切替通知を受信する切替通知受信手段と、
前記第1の切替通知を受信した場合に、前記無線電話機の保留中の呼を、前記主装置から前記第1の切替通知の送信元である前記内線電話機の通話相手に転送制御する転送制御手段と、
前記第1の切替通知の送信元である前記内線電話機の通話相手に、前記無線電話機のアドレスを含む前記変更通知を送信する変更通知送信手段と、を有する。
本発明によれば、内線電話機から離れた位置でも無線電話機による通話が可能である。また、主装置が内線電話機に提供するサービスを無線電話機でも利用可能である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態が適用された内線電話システムの概略構成図である。
図示するように、本実施の形態の内線電話システムは、内線ネットワーク(例えばLAN)7を収容する主装置1と、内線ネットワーク7に接続された無線AP(アクセスポイント)5と、内線ネットワーク7を外線ネットワーク(例えばWAN)8に接続するGW(ゲートウェイ)6と、内線ネットワーク7に接続された少なくとも1台の内線電話機2と、少なくとも1台の無線電話機3と、を有する。
主装置1は、外線ネットワーク8と内線電話機2または無線電話機3との間、および、内線電話機2または無線電話機3と内線電話機2または無線電話機3との間の呼を中継する。
内線電話機2には、無線電話機3を充電する充電器4が接続されている。内線電話機2は、無線電話機3の充電器4への接続状態を監視する。そして、接続状態の変化に応じて、主装置1および無線電話機3と連携して、通話相手の接続先を自内線電話機2と無線電話機3との間で切り替える。
無線電話機3は、無線AP5を介して内線ネットワーク7に接続される。また、無線電話機3は、内線電話機2の指示に従い主装置1との間に呼を接続する。また、主装置1の指示に従い、この呼の接続先を主装置1と内線電話機2の通話相手との間で切り替える。
次に、本実施の形態の内線電話システムを構成する各装置について説明する。なお、充電器4、無線AP5、およびGW6には、既存の充電器、無線AP、GWを利用できる。また、無線電話機3には、既存の無線IP電話(WiFiホン)を利用できる。そこで、これらの装置の詳細な説明を省略する。
先ず、内線電話機2について説明する。図2は、内線電話機2の概略構成図である。
図示するように、内線電話機2は、内線IF部201と、通信制御部202と、呼処理部203と、通話ボタン(ハンズフリーボタン)、ダイヤルキー、ファンクションキー等の入力キーおよびLCD等の表示部を備えた操作パネル204と、操作制御部205と、マイクおよびスピーカを備えたハンズフリー部206と、音声制御部207と、給電部208と、電源制御部209と、無線電話機情報記憶部210と、主制御部211と、を有する。
内線IF部201は、内線ネットワーク7と接続するためのインターフェースである。
通信制御部202は、内線ネットワーク7と通信パケットを送受するために必要な処理(エラー検出、エラー訂正、パケット解析等)を行う。
呼処理部203は、発信、着信、通話、保留等の端末側の呼処理全般を行う。
操作制御部205は、操作パネル204を介して、ユーザの操作を受け付けたり、情報を表示したりする。
音声制御部207は、ハンズフリー部206に対する音声の入出力を制御する。
給電部208は、充電器4に電力を供給する。
接続状態監視部209は、給電部208の電力供給量に基づいて、充電器4と無線電話機3との接続状態を監視する。
無線電話機情報記憶部210は、無線電話機3のアドレス情報(例えばIPアドレス)が記憶されている。なお、アドレス情報は予めユーザによって登録される。
そして、主制御部211は、自内線電話機2の各部201〜210を統括的に制御する。図示するように、主制御部211は、連動通知送信部2111と、発信制御部2112と、切替通知送信部2113と、変更通知受信部2114と、呼切替部2115と、保留指示送信部2116と、を有する。
連動通知送信部2111は、発信もしくは着信があった場合に、主装置1に無線電話機情報記憶部210に登録されたアドレス情報を連動通知として送信する。
発信制御部2112は、無線電話機3による主装置1への発信処理を制御する。
切替通知送信部2113は、充電器4と無線電話機3との接続状態が「接続」から「非接続」に変化した場合に、主装置1に第1の切替通知を送信する。また、この接続状態が「非接続」から「接続」に変化した場合に、主装置1に第2の切替通知を送信する。
変更通知受信部2114は、主装置1から変更通知を受信する。
呼切替部2115は、主装置1から受信した変更通知に含まれているアドレスに、呼の接続先を切替える。
保留指示送信部2116は、操作パネル204に入力されたユーザの指示に従い、保留指示を主装置1に送信する。
図3は、内線電話機2の動作を説明するためのフロー図である。
主制御部211は、内線IF部201および通信制御部202を介して、主装置1から着信通知を受信すると、あるいは、操作パネル204および操作制御部205を介してユーザから発信操作(例えばオフフック)を受け付けると(S201でYES)、連動通知送信部2111および発信制御部2112により後述する無線電話機連動処理を行う(S202)。その後、呼処理部203と連携して、通話相手に対する着信処理(着信通知受信の場合)、あるいは発信処理(発信操作受付の場合)を行って、通話相手と呼を接続する(S203)。
また、主制御部211は、接続状態監視部209で監視している充電器4および無線電話機3の接続状態が変化したことを検出すると(S204でYES)、切替通知送信部2113、変更通知受信部2114、および呼切替部2115により後述する呼切替処理を行う(S205)。
また、主制御部211は、変更通知受信部2114により、内線IF部201および通信制御部202を介して、主装置1から変更通知を受信すると(S206でYES)、呼切替部2115により、この変更通知に含まれているアドレス情報により特定される電話機への通話パケットの送信を開始する(S207)。これにより、ハンズフリー部206のマイクに入力された音声が、音声制御部207により音声データに変換される。そして、この音声データが、通信制御部202により通話パケットに格納され、内線IF部201から、このアドレス情報により特定される電話機に送出される。また、このアドレス情報により特定される電話機から送られてきた通話パケットは、内線IF部201で受信され、通信制御部202で音声データが抽出される。そして、この音声データが、音声制御部207によりハンズフリー部206のスピーカから出力される。
また、主制御部211は、操作パネル204および操作制御部205を介してユーザから保留指示(例えば内線ボタン押下)を受け付けると(S208でYES)、保留指示送信部2116により、通信制御部202および内線IF部201を介して、主装置1に保留指示を送信する(S209)。
ここで、保留指示送信部2116は、自内線電話機2が通話中であるか否かを確認し、自内線電話機2が通話中であれば、通話相手のアドレス情報と、自内線電話機2のアドレス情報とを含む保留指示を送信する。自内線電話機2が通話中でない場合は、例えば呼処理部203と連携し、無線電話機情報記憶部210に記憶されている無線電話機3のアドレスに発信するなどして、あるいは、主装置1にこのアドレス情報を持つ電話機の通話状態を問い合わせるなどして、無線電話機3が通話中であるか否かを確認する。この無線電話機3が通話中であれば、この無線電話機3の通話相手のアドレス情報と、この無線電話機3のアドレス情報とを含む保留指示を送信する。ここで、無線電話機3の通話相手は、自内線電話機2から無線電話機3に転送した最新の呼の通話相手とし、主制御部211が管理しているものとする。
その後、主制御部211は、操作パネル204および操作制御部205を介してユーザからダイヤル情報を受け付け、通信制御部202および内線IF部201を介して、主装置1にこのダイヤル情報を送信する(S210)。
また、主制御部211は、操作パネル204および操作制御部205を介してユーザから切断指示(例えばオンフック)を受け付けると、あるいは内線IF部201および通信制御部202を介して、通話相手から切断メッセージを受信すると(S211でYES)、呼の切断処理を行う(S212)。
図4は、図3に示す無線電話機連動処理(S202)を説明するためのフロー図である。
先ず、連動通知送信部2111は、無線電話機情報記憶部210を参照し、無線電話機3のアドレス情報が登録されているか否かを調べる(S20201)。無線電話機3のアドレス情報が登録されているならば(S20201でYES)、次に、連動通知送信部2111は、接続状態監視部209から無線電話機3と充電器4との接続状態を取得し、この接続状態が「接続」であるか否かを調べる(S20202)。そして、接続状態が「接続」である場合に(S20202でYES)、連動通知送信部2111は、通信制御部202および内線IF部201を介して主装置1に、連動通知として無線電話機3のアドレス情報を送信する(S20203)。
次に、発信制御部2112は、連動通知として送信されたアドレス情報を持つ無線電話機3に対し、この無線電話機3の主装置1への発信処理を指示する(S20204)。なお、無線電話機3の主装置1への発信処理の指示には、例えばパーソナルコンピュータ上のアプリケーションからクリックによりこのパーソナルコンピュータに接続されたIP電話(SIPホン)を発信させるための技術である、いわゆるクリック・トゥ・ダイヤルを利用することができる。
図5は、図3に示す呼切替処理(S205)を説明するためのフロー図である。
先ず、切替通知送信部2113は、接続状態監視部209から取得した無線電話機3と充電器4との接続状態の変化を確認する。この接続状態の変化が「接続」→「非接続」であるならばS20502に進み、「非接続」→「接続」であるならばS20505に進む(S20501)。
S20502において、切替通知送信部2113は、自内線電話機2が通話中であるか否かを調べる。通話中である場合(S20502でYES)、通信制御部202および内線IF部201を介して主装置1に、自内線電話機2の通話相手のアドレス情報を含む第1の切替通知を送信する(S20503)。その後、呼切替部2115に通話相手のアドレス情報を通知して、この通話相手との通話の停止を指示する。これを受けて、呼切替部2115は、通話相手への通話パケットの送信を停止する(S20504)。
また、S20505において、切替通知送信部2113は、無線電話機情報記憶部210を参照し、無線電話機3のアドレス情報を確認する。そして、例えば、呼処理部203と連携し、このアドレス情報により特定される電話機に発信するなどして、あるいは、主装置1にこのアドレスを持つ電話機の通話状態を問い合わせるなどして、この無線電話機3が通話中であるか否かを確認する。通話中である場合(S20505でYES)、切替通知送信部2113は、通信制御部202および内線IF部201を介して主装置1に、この無線電話機3の通話相手のアドレス情報を含む第2の切替通知を送信する(S20503)。
その後、変更通知受信部2114が、内線IF部201および通信制御部202を介して、主装置1から変更通知を受信すると(S20507)、呼切替部2115は、この変更通知に含まれているアドレス情報により特定される電話機への通話パケットの送信を開始する(S20508)。これにより、ハンズフリー部206のマイクに入力された音声が、音声制御部207により音声データに変換される。そして、この音声データが、通信制御部202により通話パケットに格納され、内線IF部201からこのアドレス情報により特定される電話機に送出される。また、このアドレス情報により特定される電話機から送られてきた通話パケットは、内線IF部201で受信され、通信制御部202で音声データが抽出される。そして、この音声データが、音声制御部207によりハンズフリー部206のスピーカから出力される。
次に、主装置1について説明する。図6は、主装置1の概略構成図である。
図示するように、主装置1は、内線IF部101と、通信制御部102と、呼制御部103と、局データ記憶部104と、主制御部105と、を有する。
内線IF部101は、内線ネットワーク7と接続するためのインターフェースである。
通信制御部102は、内線ネットワーク7と通信パケットを送受するために必要な処理(エラー検出、エラー訂正、パケット解析等)を行う。
呼制御部103は、無線電話機3に対しては、SIP等の一般的な呼制御プロトコルに従い呼制御処理を行う。一方、内線電話機2に対しては、独自の呼制御プロトコルに従い呼制御処理を行う。
局データ記憶部104は、局データを記憶する。局データには、内線電話機2毎に、内線電話機2に付与された電話番号と、内線電話機2および無線電話機3各々のアドレス情報とが含まれる。
そして、主制御部105は、主装置1の各部101〜104を統括的に制御する。図示するように、主制御部105は、連動通知受信部1051と、保留制御部1052と、切替通知受信部1053と、転送制御部1054と、変更通知送信部1055と、保留指示受信部1056と、を有する。
連動通知受信部1051は、内線電話機2から連動通知を受信する。
保留制御部1052は、呼制御部103と連携して、連動通知のアドレス情報を抽出して、このアドレス情報により特定される無線電話機3からの着信に応答して呼を接続すると共に、この呼を保留する。また、保留指示の送信元である内線電話機2、あるいは、この内線電話機2の無線電話機情報記憶部210に登録されているアドレス情報により特定される無線電話機3の呼を保留する。
切替通知受信部1053は、内線電話機2から第1の切替通知および第2の切替通知を受信する。
転送制御部1054は、呼制御部103と連携して、呼の転送を制御する。例えば、第1の切替通知の送信元である内線電話機2の無線電話機情報記憶部210に登録されているアドレス情報により特定される無線電話機3の呼の接続先を、主装置1から内線電話機2の通話相手に切り替える。また、第2の切替通知の送信元である内線電話機2の無線電話機情報記憶部210に登録されているアドレス情報により特定される無線電話機3の通話相手の呼の接続先を、無線電話機3から内線電話機2に切り替える。また、保留指示の送信元である内線電話機2、あるいは、この内線電話機2の無線電話機情報記憶部210に登録されているアドレス情報により特定される無線電話機3の通話相手の呼の接続先を、この内線電話機2、あるいはこの無線電話機3から、この内線電話機2より受け付けたダイヤル情報により特定される転送先に切り替える。
変更通知送信部1055は、転送制御部1054により通話相手が切り替わる内線電話機2に、この通話相手のアドレス情報を含む変更通知を送信する。
保留指示受信部1056は、内線電話機2から保留指示を受信する。
図7は、主装置1の動作を説明するためのフロー図である。
主制御部105は、内線IF部101および通信制御部102を介して、内線ネットワーク7から着信通知(例えばINVITEメッセージ)、あるいは発信通知(例えばオフフック信号)を受信すると(S101でYES)、連動通知受信部1051および保留制御部1052により後述する無線電話機保留処理を行う(S102)。その後、主制御部105は、呼制御部103と連携して、通話相手に対する着信処理(着信通知受信の場合)、あるいは発信処理(発信通知受信の場合)を行って、これらの通知の送信元と通話相手との間に、呼を接続する(S103)。
また、主制御部105は、内線IF部101および通信制御部102を介して、内線電話機2から第1の切替通知を受信すると(S104でYES)、切替通知受信部1053、転送制御部1054、および変更通知送信部1055により、後述する無線電話機転送処理を行って(S105)、第1の切替通知の送信元である内線電話機2の通話相手の呼の接続先を、この内線電話機2からこの内線電話機2の無線電話機情報記憶部210に登録されているアドレス情報により特定される無線電話機3に切り替える。
また、主制御部105は、内線IF部101および通信制御部102を介して、内線電話機2から第2の切替通知を受信すると(S106でYES)、切替通知受信部1053、保留制御部1052、転送制御部1054、および変更通知送信部1055により、後述する内線電話機転送処理を行って(S107)、第2の切替通知の送信元である内線電話機2の無線電話機情報記憶部210に登録されているアドレス情報により特定される無線電話機3の通話相手の呼の接続先を、この無線電話機3からこの内線電話機2に切り替える。
また、主制御部105は、内線IF部101および通信制御部102を介して、内線電話機2から保留指示を受信すると(S108でYES)、保留指示受信部1056、保留制御部1052、転送制御部1054、および変更通知送信部1055により、後述する他電話機転送処理を行って(S109)、保留指示の送信元である内線電話機2、あるいはこの内線電話機2の無線電話機情報記憶部210に登録されているアドレス情報により特定される無線電話機3の通話相手の呼の接続先を、この内線電話機2、あるいは無線電話機3から、この内線電話機2より受け付けたダイヤル情報により特定される転送先に切り替える。
図8は、図7に示す無線電話機保留処理(S102)を説明するためのフロー図である。
先ず、連動通知受信部1051は、連動通知が届くのを待つ(S10201)。連動通知を受信したならば(S10201でYES)、連動通知からアドレス情報を抽出して、局データ記憶部104に保存する。さらに、保留制御部1052に連動通知が届いたことを通知する。これを受けて、保留制御部1052は着信を待つ。
さて、保留制御部1052は、着信を受けると、局データ記憶部104に保存したアドレス情報と着信元のアドレスとを比較する(S10202)。両者が一致する場合、すなわち連動通知から抽出されたアドレス情報を持つ無線電話機3からの着信である場合(S10202でYES)、保留制御部1052は、呼制御部103と連携してこの着信に応答し、呼を接続する(S10203)。それから、この呼を保留する(S10204)。一方、両者が一致しない場合、すなわち連動通知から抽出されたアドレス情報を持つ無線電話機3からの着信でない場合(S10202でNO)、このフローを終了する。
図9は、図7に示す無線電話機転送処理(S105)を説明するためのフロー図である。
先ず、切替通知受信部1053は、第1の切替通知を受信すると、局データ記憶部104を参照して、第1の切替通知の送信元である内線電話機2のアドレス情報を含む局データを検索し、この局データから無線電話機3のアドレス情報を特定する。次に、切替通知受信部1053は、保留制御部1052に、この無線電話機3のアドレス情報を通知して、保留解除を指示する。これを受けて、保留制御部1052は、切替通知受信部1053から通知されたアドレス情報を持つ無線電話機3と接続している呼の保留を解除する(S10501)。
また、切替通知受信部1053は、この無線電話機3のアドレス情報と、この第1の切替通知に含まれている通話相手のアドレス情報とを転送制御部1054に通知して、S10501で保留解除した呼の転送を指示する。これを受けて、転送制御部1054は、切替通知送信部1053より通知されたアドレス情報を持つ無線電話機3を制御し、この無線電話機3に、主装置1に接続している呼の、切替通知送信部1053より通知されたアドレス情報を持つ通話相手への転送処理を実施させる(S10502)。
また、切替通知受信部1053は、この無線電話機3のアドレス情報と、この第1の切替通知に含まれている通話相手のアドレス情報とを変更通知送信部1055に通知して、変更通知の送信を指示する。これを受けて、変更通知送信部1055は、この通話相手に、この無線電話機3のアドレス情報を含む変更通知を送信する(S10503)。
図10は、図7に示す内線電話機転送処理(S107)を説明するためのフロー図である。
先ず、切替通知受信部1053は、第2の切替通知を受信すると、局データ記憶部104を参照して、第2の切替通知の送信元である内線電話機2のアドレス情報を含む局データを検索し、この局データから無線電話機3のアドレス情報を特定する。次に、切替通知受信部1053は、この無線電話機3のアドレス情報を転送制御部1054に通知して、この無線電話機3の呼の接続先の、主装置1への切り替えを指示する。
これを受けて、転送制御部1054は、切替通知送信部1053より通知されたアドレス情報を持つ無線電話機3を制御し、この無線電話機3に、通話相手に接続している呼の、主装置1への転送処理を実施させる(S10701)。
次に、切替通知受信部1053は、この無線電話機3のアドレス情報を保留制御部1052に通知して、呼の保留を指示する。これを受けて、保留制御部1052は、この無線電話機3の、主装置1に対する呼を保留する(S10702)。
次に、切替通知受信部1053は、第2の切替通知の送信元である内線電話機2のアドレス情報と、この第2の切替通知に含まれている通話相手のアドレス情報とを変更通知送信部1055に通知して、変更通知の送信を指示する。これを受けて、変更通知送信部1055は、第2の切替通知の送信元である内線電話機2に、第2の切替通知に含まれている通話相手のアドレス情報を含む変更通知を送信する(S10703)。
また、変更通知送信部1055は、第2の切替通知に含まれているアドレス情報を持つ通話相手に、第2の切替通知の送信元である内線電話機2のアドレス情報を含む変更通知を送信する(S10704)。
図11は、図7に示す他電話機転送処理(S109)を説明するためのフロー図である。
先ず、保留指示受信部1056は、局データ記憶部104を参照し、保留指示に含まれているアドレス情報が内線電話機2であるか、それとも無線電話機3であるかを確認する(S10901)。無線電話機3の場合はS10902に進み、内線電話機2の場合はS10908に進む。
S10902において、保留指示受信部1056は、保留制御部1052に、保留指示に含まれている無線電話機3のアドレス情報を通知して、保留を指示する。これを受けて、保留制御部1052は、無線電話機3の呼を保留する。
次に、保留指示受信部1056は、保留指示の送信元からダイヤル情報を受け付け、局データ記憶部104を参照して、このダイヤル情報を持つ内線電話機2のアドレス情報を検索する。そして、呼制御部103と連携し、このアドレス情報を持つ転送先の内線電話機2へ発信する(S10903)。
次に、保留指示受信部1056は、転送制御部1054に、保留指示に含まれている無線電話機3のアドレス情報と、S10903で検索した転送先の内線電話機2のアドレス情報とを通知して、呼の転送を指示する。
これを受けて、転送制御部1054は、保留指示受信部1056より通知されたアドレス情報を持つ無線電話機3を制御し、この無線電話機3に、通話相手に接続している呼の接続先を、保留指示受信部1056より通知されたアドレス情報を持つ転送先の内線電話機2へ切り替えるための転送処理を実施させる(S10904)。
次に、保留指示受信部1056は、保留指示に含まれているアドレス情報を持つ無線電話機3から切断指示(例えばBYEメッセージ)を受信すると(S10905でYES)、変更通知送信部1055に、この保留指示に含まれている通話相手のアドレス情報と、転送先の内線電話機2のアドレス情報とを通知して、変更通知の送信を指示する。
これを受けて、変更通知送信部1055は、通話相手に、転送先の内線電話機2のアドレス情報を含む変更通知を送信する(S10906)。また、転送先の内線電話機2に、通話相手のアドレス情報を含む変更通知を送信する(S10907)。
一方、S10908において、保留指示受信部1056は、保留制御部1052に、保留指示に含まれている内線電話機2のアドレス情報を通知して、保留を指示する。これを受けて、保留制御部1052は、内線電話機2の呼を保留する。
次に、保留指示受信部1056は、保留指示の送信元からダイヤル情報を受け付け、局データ記憶部104を参照して、このダイヤル情報を持つ内線電話機2のアドレス情報を検索する。そして、呼制御部103と連携し、このアドレス情報を持つ転送先の内線電話機2へ発信する(S10909)。
次に、保留指示受信部1056は、変更通知送信部1055に、この保留指示に含まれている通話相手のアドレス情報と、転送先の内線電話機2のアドレス情報とを通知して、変更通知の送信を指示する。
これを受けて、変更通知送信部1055は、通話相手に、転送先の内線電話機2のアドレス情報を含む変更通知を送信する(S10910)。また、転送先の内線電話機2に、通話相手のアドレス情報を含む変更通知を送信する(S10911)。
次に、本実施の形態が適用された内線電話システムによる通話例を説明する。
図12は、無線電話機3が充電器4に接続されているときに、内線電話機2が通話相手9aに発信した場合において、通話相手9aの呼を内線電話機2から無線電話機3に転送する場合の通話例を説明するためのシーケンス図である。
内線電話機2は、ユーザの発信操作(オフフック)を検出すると、主装置1に対して内線補足を行う(S301)。これを受けて、主装置1はDT(ダイヤルトーン)を送出する。また、主装置1は、内線電話機2からの連動通知受信待機状態となる。
次に、内線電話機2は、充電器4に無線電話機3が接続されていることを確認すると、主装置1に連動通知を送信する(S303)。それから、内線電話機2は、無線電話機情報記憶部210に登録されているアドレス情報により特定される無線電話機3に対して、主装置1への発信処理を指示する。この例では、いわゆるクリック・トゥ・ダイヤルにより、無線電話機3に主装置1への発信処理を指示している(S304〜S307)。
無線電話機3は、内線電話機2の指示に従い、主装置1に発信する。主装置1は、これに応答して無線電話機3との間に呼を接続し(S308〜S310)、この呼を保留する(S311〜S312)。
次に、内線電話機2は、ユーザからダイヤル操作を受け付け、ダイヤル情報を主装置1に送信する(S313)。主装置1は、内線電話機2から受信したダイヤル情報に対応する通話相手9aのアドレス情報を検索し、この通話相手9aを呼び出す(S314)。そして、通話相手9aから応答を受信したならば(S315)、この通話相手9aと内線電話機2との呼を接続する(S316)。
さて、内線電話機2は、充電器4から無線電話機3が外されたことを検出すると、第1の切替通知を主装置1に送信する(S317)。これ受けて、主装置1は、内線電話機2の局データにアドレス情報が含まれている無線電話機3に対して、呼の保留を解除すると共に、この呼の接続先を、主装置1から内線電話機2へ切り替えるための転送処理を指示する(S318〜S321)。
無線電話機3は、主装置1の指示に従い、主装置1に転送を依頼する。これを受けて、主装置1は、通話相手9aに、無線電話機3を呼の接続先とする変更通知を送信する。これにより、無線電話機3の呼の接続先が、主装置1から通話相手9aに切り替えられる(S322〜S326)。
図13は、無線電話機3が充電器4に接続されているときに、通話相手9aが内線電話機2に発信した場合において、通話相手9aの呼の接続先を内線電話機2から無線電話機3に切り替える場合の通話例を説明するためのシーケンス図である。
通話相手9aは、ユーザの発信操作(オフフック)を検出すると、主装置1に対して内線補足を行う(S401)。これを受けて、主装置1は、DT(ダイヤルトーン)を送出する(S402)。
次に、通話相手9aは、ユーザからダイヤル操作を受け付け、ダイヤル情報を主装置1に送信する(S403)。これを受けて、主装置1は、通話相手9aから受信したダイヤル情報に対応する電話番号の内線電話機2のアドレス情報を検索し、内線電話機2を呼び出す(S404)。また、主装置1は、内線電話機2からの連動通知受信待機状態となる。
次に、内線電話機2は、主装置1から呼出しを受信すると、呼出し音を鳴動する。また、充電器4に無線電話機3が接続されていることを確認して、主装置1に連動通知を送信する(S405)。それから、内線電話機2は、無線電話機情報記憶部210に登録されているアドレス情報により特定される無線電話機3に対して、主装置1への発信処理を指示する。この例では、いわゆるクリック・トゥ・ダイヤルにより、無線電話機3に、主装置1への発信処理を指示している(S406〜S409)。
無線電話機3は、内線電話機2の指示に従い、主装置1に発信する。主装置1は、これに応答して無線電話機3との間に呼を接続し(S410〜S412)、この呼を保留する(S413〜S414)。
さて、内線電話機2は、ユーザの着信応答操作(オフフック)を検出すると、主装置1に応答を送信する(S415)。主装置1は、内線電話機2から応答を受信したならば、内線電話機2と通話相手9aとの呼を接続する(S416)。
その後、内線電話機2は、充電器4から無線電話機3が外されたことを検出すると、第1の切替通知を主装置1に送信する(S417)。これ受けて、主装置1は、内線電話機2の局データにアドレス情報が含まれている無線電話機3に対して、呼の保留を解除すると共に、この呼の接続先を、主装置1から内線電話機2へ切り替えるための転送処理を指示する(S418〜S421)。
無線電話機3は、主装置1の指示に従い、主装置1に転送を依頼する。これを受けて、主装置1は、通話相手9aに、無線電話機3を呼の接続先とする変更通知を送信する。これにより、無線電話機3の呼の接続先が、主装置1から通話相手9aに転送される(S422〜S426)。
図14は、無線電話機3で通話相手9aと通話中の呼の接続先を、無線電話機3から別の電話機(転送先)9bに切り替える場合の通話例を説明するためのシーケンス図である。
無線電話機3が通話相手9aと通話中において(S501)、無線電話機情報記憶部210にこの無線電話機3のアドレス情報が登録されている内線電話機2は、ユーザから保留操作(例えば内線ボタン押下)を受け付けると、主装置1に、この無線電話機3および通話相手9aのアドレス情報を含む保留指示を送信する(S502)。これを受けて、主装置1は、この無線電話機3の呼を保留すると共に(S503〜S504)、通話相手9aに保留音を送信する(S505)。
次に、内線電話機2は、ユーザからダイヤル操作を受け付け、ダイヤル情報を主装置1に送信する(S506)。これを受けて、主装置1は、内線電話機2から受信したダイヤル情報に対応する転送先9bのアドレス情報を検索し、転送先9bを呼び出す(S507)。そして、転送先9bから応答を受信したならば(S508)、この転送先9bと呼を接続する(S509)。
次に、主装置1は、無線電話機3に対して、呼の保留を解除すると共に、この呼の接続先を、通話相手9aから転送先9bへ切り替えるための転送処理を指示する(S510〜S513)。
無線電話機3は、主装置1の指示に従い、主装置1に転送を依頼する。これを受けて、主装置1は、転送先9bに、無線電話機3を呼の接続先とする変更通知を送信する。これにより、無線電話機3の呼の接続先が、通話相手9aから転送先9bに切り替わる(S514〜S518)。
その後、無線電話機3は、ユーザから切断操作(例えばオンフック)を受け付けると、主装置1に、呼の切断を依頼する(S519〜S520)。これを受けて、主装置1は、通話相手9aに、転送先9bのアドレス情報を含む変更通知を送信する(S521)。また、転送先9bに、通話相手9aのアドレス情報を含む変更通知を送信する(S522)。これにより、通話相手9aと転送先9bとの間に、呼が接続される(S523)。
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
本実施の形態では、内線ネットワーク7に無線AP5および内線電話機2を接続すると共に、無線AP5を介して内線ネットワーク7に無線電話機3を接続する。したがって、内線電話機2から離れた位置でも無線電話機3による通話が可能である。
また、本実施の形態では、無線電話機3が外線ネットワーク8を経由しないで主装置1に接続する。このため、主装置1が内線電話機2に提供するサービスを無線電話機3でも利用可能である。
また、本実施の形態において、内線電話機2は、無線電話機3を制御し、この無線電話機3から主装置1に発信させる。また、主装置1は、無線電話機3からの着信に応答して呼を接続し保留すると共に、内線電話機2からの第1の切替指示に従い、無線電話機3の呼の保留を解除し、この呼の接続先を、主装置1から内線電話機2の通話相手に切り替える。また、内線電話機2からの第2の切替指示に従い、無線電話機3の呼を保留し、この無線電話機3の通話相手の呼の接続先を無線電話機3から内線電話機2に切り替える。このため、本実施の形態によれば、無線電話機3として既存の無線IP電話機等を利用でき、専用の無線電話機を用意する必要がない。
また、本実施の形態では、内線電話機2に発信もしくは着信があった場合に、無線電話機3と主装置1との間に呼を予め接続して保留し、この呼の保留を解除して転送することにより、通話相手の接続先を内線電話機2から無線電話機3に切り替えている。したがって、通話相手の接続先の切り替えを迅速に行うことができる。
また、本実施の形態において、内線電話機2は、充電器4と無線電話機3の接続状態を監視し、この接続状態が「接続」から「非接続」に変化した場合に、主装置1に第1の切替通知を送信し、「非接続」から「接続」に変化した場合に、主装置1に第2の切替通知を送信している。このため、簡単な操作で、通話相手の接続先を内線電話機2から無線電話機3に切り替えることができる。
また、本実施の形態において、主装置1は、内線電話機2からの保留指示に従い、無線電話機3の通話中の呼を保留すると共に、この呼の保留を解除して、通話相手から、内線電話機2より受け付けたダイヤル情報により特定される転送先に、この呼の接続先を切り替える。したがって、本実施の形態によれば、主装置1が内線電話機2に提供する転送サービスを無線電話機3でも利用できる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、主装置1および内線電話機2の各構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実行されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processer)、PC(Personal Computer)などの計算機によりソフトウエア的に実行されるものでもよい。
また、本実施の形態において、内線電話機2の発信制御部2112は、主装置1に設けてもよい。この場合、内線電話機2からの連動通知を契機として、主装置1に設けられた発信制御部が、無線電話機3に対して、主装置1への発信処理を制御する。
また、本実施の形態において、充電器4は、内線電話機2に内蔵されていてもよい。また、充電器4は別段設けなくてもよい。この場合、無線電話機3と内線電話機2との接続状態を検知するセンサを設け、このセンサにより接続状態の変化を検出してもよい。
また、本実施の形態において、内線電話機2に接続されている無線電話機3が、この内線電話機2に登録されている無線電話機3であるか否かを確認するようにしてもよい。
例えば、無線電話機3が充電器4に接続された場合に、内線電話機2が、自内線電話機2に登録されている無線電話機3に発信し、無線電話機3から充電器4との接続状態を示す情報(例えば電力供給端子を流れる電流値)を取得することで、この充電器4に接続された無線電話機3が、自内線電話機2に登録されているか否かを確認する。
あるいは、内線電話機2に近距離無線受信機を搭載し、充電器4に接続された無線電話機3に搭載された近距離無線タグから、無線電話機3のID(例えばアドレス情報)を取得することで、この無線電話機3が自内線電話機2に登録されているか否かを確認する。
図1は、本発明の一実施の形態が適用された内線電話システムの概略構成図である。 図2は、内線電話機2の概略構成図である。 図3は、内線電話機2の動作を説明するためのフロー図である。 図4は、図3に示す無線電話機連動処理(S202)を説明するためのフロー図である。 図5は、図3に示す呼切替処理(S205)を説明するためのフロー図である。 図6は、主装置1の概略構成図である。 図7は、主装置1の動作を説明するためのフロー図である。 図8は、図7に示す無線電話機保留処理(S102)を説明するためのフロー図である。 図9は、図7に示す無線電話機転送処理(S105)を説明するためのフロー図である。 図10は、図7に示す内線電話機転送処理(S107)を説明するためのフロー図である。 図11は、図7に示す他電話機転送処理(S109)を説明するためのフロー図である。 図12は、内線電話機2が通話相手9aに発信した場合において、通話相手9aの呼の接続先を内線電話機2から無線電話機3に切り替える場合の通話例を説明するためのシーケンス図である。 図13は、通話相手9aが内線電話機2に発信した場合において、通話相手9aの呼の接続先を内線電話機2から無線電話機3に切り替える場合の通話例を説明するためのシーケンス図である。 図14は、無線電話機3で通話相手9aと通話中の呼を、無線電話機3から別の電話機(転送先)9bに転送する場合の通話例を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
1:主装置、2:内線電話機、3:無線電話機、4:充電器、5:無線AP、6:GW、7:内線ネットワーク、8:外線ネットワーク、101:内線IF部、102:通信制御部、103:呼制御部、104:局データ記憶部、105:主制御部、201:内線IF部、202:通信制御部、203:呼処理部、204:操作パネル、205:操作制御部、206:ハンズフリー部、207:音声制御部、208:給電部、209:接続状態監視部、210:無線電話機情報記憶部、2111:主制御部、1051:連動通知受信部、1052:保留制御部、1053:切替通知受信部、1054:転送制御部、1055:変更通知送信部、1056:保留指示受信部、2111:連動通知送信部、2112:発信制御部、2113:切替通知送信部、2114:変更通知受信部、2115:呼切替部、2116:保留指示送信部

Claims (10)

  1. 内線を収容する主装置と、前記内線に接続された内線電話機と、前記内線に接続された無線アクセスポイントと、前記無線アクセスポイントを介して前記内線に接続される無線電話機と、を有する内線電話システムであって、
    前記内線電話機は、
    前記主装置に連動通知を送信する連動通知送信手段と、
    前記無線電話機に対して、前記主装置への発信処理を指示する発信指示手段と、
    前記主装置に第1の切替通知を送信する切替通知送信手段と、
    変更通知を受信する変更通知受信手段と、
    前記変更通知受信手段により受信した前記変更通知に含まれているアドレスに、呼の接続先を切り替える呼切替手段と、を有し、
    前記主装置は、
    前記連動通知を受信する連動通知受信手段と、
    前記内線電話機から前記連動通知を受信し、且つ前記無線電話機から着信を受けた場合に、当該着信に応答して呼を接続すると共に接続した呼を保留する保留手段と、
    前記第1の切替通知を受信する切替通知受信手段と、
    前記第1の切替通知を受信した場合に、前記無線電話機の保留中の呼を、前記主装置から前記第1の切替通知の送信元である前記内線電話機の通話相手に転送制御する転送制御手段と、
    前記第1の切替通知の送信元である前記内線電話機の通話相手に、前記無線電話機のアドレスを含む前記変更通知を送信する変更通知送信手段と、を有する
    ことを特徴とする内線電話システム。
  2. 請求項1に記載の内線電話システムであって、
    前記連動通知送信手段は、
    発信もしくは着信があった場合に、前記連動通知を前記主装置に送信する
    ことを特徴とする内線電話システム。
  3. 請求項1又は2に記載の内線電話システムであって、
    前記切替通知送信手段は、
    前記無線電話機との接続状態が接続から非接続に変化した場合に、前記第1の切替通知を前記主装置に送信する
    ことを特徴とする内線電話システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内線電話システムであって、
    前記切替通知送信手段は、
    前記主装置に第2の切替通知を送信し、
    前記保留手段は、
    前記第2の切替通知を受信した場合に前記無線電話機の呼を保留し、
    前記変更通知送信手段は、
    前記第2の切替通知を受信した場合に、前記内線電話機に、当該内線電話機の通話相手のアドレスを含む前記変更通知を送信すると共に、当該内線電話機の通話相手に、当該内線電話機のアドレスを含む前記変更通知を送信する
    ことを特徴とする内線電話システム。
  5. 請求項4に記載の内線電話システムであって、
    前記切替通知送信手段は、
    前記無線電話機との接続状態が非接続から接続に変化した場合に、前記第2の切替通知を前記主装置に送信する
    ことを特徴とする内線電話システム。
  6. 請求項3又は5に記載の内線電話システムであって、
    前記内線電話機は、
    前記無線電話機を充電する充電器に電力を供給する給電手段と、
    前記給電手段の給電状態に基づいて、前記無線電話機の自内線電話機への接続状態を監視する接続状態監視手段と、をさらに有し、
    前記切替通知送信手段は、
    前記接続状態監視手段の監視結果に基づいて、前記切替通知を送信する
    ことを特徴とする内線電話システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の内線電話システムであって、
    前記内線電話機は、
    保留指示を送信する保留指示送信手段をさらに有し、
    前記主装置は、
    前記保留指示を受信する保留指示受信手段をさらに有し、
    前記保留手段は、
    前記保留指示を受信した場合に前記無線電話機の通話中の呼を保留し、
    前記転送制御手段は、
    前記無線電話機の保留中の呼を、前記内線電話機の通話相手から当該内線電話機より受け付けたダイヤル情報により特定される転送先に転送制御する
    ことを特徴とする内線電話システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の内線電話機。
  9. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の主装置。
  10. 内線を収容する主装置を用いた内線電話システムの中継方法であって、
    前記内線に無線アクセスポイントおよび内線電話機を接続し、
    前記無線アクセスポイントを介して前記内線に無線話子機を接続し、
    前記内線電話機に、
    発信もしくは着信があった場合に、前記主装置に連動通知を送信させると共に、前記無線電話機に対して、前記主装置への発信処理を実施させ、
    前記無線電話機との接続状態が接続から非接続に変化した場合に、第1の切替通知を前記主装置に送信させ、
    前記主装置から変更通知を受信した場合に、当該変更通知に含まれているアドレスに、接続中の呼の接続先を切り替えさせ、
    前記主装置に、
    前記内線電話機から前記連動通知を受信した場合に、前記無線電話機からの着信に応答して接続した呼を保留させ、
    前記内線電話機から前記第1の切替通知を受信した場合に、前記無線電話機の保留中の呼を、前記主装置から当該内線電話機の通話相手に転送制御すると共に、当該内線電話機の通話相手に、前記無線電話機のアドレスを含む前記変更通知を送信させる
    ことを特徴とする内線電話システムの中継方法。
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