JP4914258B2 - 気液分離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムで使用される気液分離装置に関する。
燃料電池システムで使用される気液分離装置は、燃料電池が水素と酸素との電気化学反応によって起電力を発生する際に副生する水(生成水)を分離するものである。この生成水は、燃料電池からオフガスとともに排出される。この生成水は、燃料電池システムにおける燃料ガス(酸素、および水素)の流れを阻害する場合があるために、所定の気液分離装置でオフガスから分離される。
従来、気液分離装置としては、燃料電池からのオフガスを流通させる配管に設けられたものが知られており、分離した生成水を貯留するタンクと、タンクから生成水を排水する配管と、この配管に設けられたドレンバルブとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、この気液分離装置は、タンクの上方と下方のそれぞれに水位検知センサを備えており、上方の水位検知センサは、タンクの上限水位を検知する位置に配置され、下方の水位検知センサは、タンクの下限水位を検知する位置に配置されている。
このような気液分離装置では、上方の水位検知センサがタンクからの排水を開始するタイミングを決定するセンサとして使用され、下方の水位検知センサがタンクからの排水を終了するタイミングを決定するセンサとして使用されている。
特開2005−50554号公報
しかしながら、従来の気液分離装置(例えば、特許文献1参照)では、貯留タンクから排水を開始するタイミングと、終了するタイミングとが、タンクの水位を検知することで決定されているために、次のような問題が生じるおそれがある。
まず、この気液分離装置は、車両等に搭載される燃料電池システムに使用されると、車両等が傾いた際に、または車両等の加速時や減速時に貯留タンク内の水位が変動する。その結果、この気液分離装置は、排水とその終了のタイミングが正確に決定されない場合があって、その信頼性が充分でないという問題がある。
また、従来の気液分離装置では、タンクから排水を開始するタイミングが、水を上方の水位検知センサが検知することで決定されることから、タンク内には、定常時においても上限近くまで生成水が貯まっている場合がある。その一方で、燃料電池の発電量が急激に増大すると、副生した生成水の量も急激に増大することとなる。そして、タンク内で上限まで生成水が貯まっている場合に、生成水の量が急激に増大すると、タンクからの排水が追いつかずに生成水が貯留タンクから溢れるおそれがある。つまり、この気液分離装置は、生成水の取り溢しが生じる場合があり、補水能力が低下するという問題がある。
また、従来の気液分離装置では、タンクから排水を終了するタイミングが、下方の水位検知センサが水を検知することで決定されることから、タンク内の生成水が、定常時においても下限近くまで少なくなっている場合がある。その一方で、前記したように、車両等に使用されるものでは、水位が変動するために、タンク内の水位が下限水位より低くなっていても排水が継続される場合がある。その結果、この気液分離装置は、排水後に続いて水素等のオフガスがタンクを通じて燃料システムの系外に排出される場合があり、特に、オフガス中の未反応の水素を循環利用する燃料システムでは、燃料ガスの利用効率が低下するという問題がある。
また、従来の気液分離装置では、前記した生成水の取り溢しや、水素等のオフガスが燃料システムの系外に排出されることを防止するために、タンクを大きくすることが考えられる。しかしながら、このことは気液分離装置の大型化および重量化に繋がる。
また、従来の気液分離装置は、タンクに設けられた2つの水位検知センサを備えているので、これらのセンサの制御が複雑になるとともに、気液分離装置自体の製造コストが高くなる問題もある。
以上のように、従来の気液分離装置では、タンク内の水位を検知することなく的確に排水を行うことができ、1つのセンサのみで生成水の排出を行うタイミングを制御することができる気液分離装置が望まれていた。
そこで、本発明の課題は、タンク内の水位を検知することなく的確に排水を行うことができ、1つのセンサのみで生成水の排出を行うタイミングを制御することができる気液分離装置を提供することにある。
前記課題を解決する発明(請求項1)は、燃料電池からの燃料ガスに混在する液体を前記燃料ガスから分離するための気液分離装置であって、前記燃料ガスから前記液体を分離するタンクと、前記液体を前記タンクから排出するドレン機構と、前記タンクと前記ドレン機構とを接続する排出管部と、前記ドレン機構の上流側で前記排出管部に設けられて前記液体の存在の有無を検知する液体検知手段と、前記液体検知手段からの検知信号に基づいて、前記ドレン機構での前記液体排出させる制御を行う制御手段と、を備える。そして、前記制御手段は、前記ドレン機構により前記液体を排出させている際に、前記検知信号が、前記液体の存在を検知している検知状態から前記液体の存在を検知していない非検知状態に切り替わった場合でも、前記検知信号が非検知状態に切り替わってから、前記液体の排出により前記排出管部に前記液体が存在しないものと確定され、かつ、前記ドレン機構から前記燃料ガスが排出されない所定の確定時間を経過していないときは、液体の非存在を確定させない(液体が存在するものとする)。
この気液分離装置では、従来の気液分離装置(例えば、特許文献1参照)と異なって、水の検知をタンク内の水位ではなく、排出管部に水が存在するか否かで排水の終了のタイミングを決定しているので、タンク内の水位を検知する必要がない。その結果、本発明の気液分離装置は、気液分離装置が傾斜等によって水位が変動したとしても的確に排水を行うことができる。
また、この気液分離装置では、排出管部に水が存在するか否かで排水のタイミングとその排水の終了のタイミングを決定しているので、1つの前記液体検知手段で前記タイミングを制御することできる。
また、このような気液分離装置においては(請求項3)、前記液体検知手段から前記ドレン機構までの前記排出管部の容量は、前記所定の確定時間を経過する間と、応答遅れがある場合はその応答遅れの時間と、を含めた応答時間が経過する間、前記排出管部内において、前記燃料ガスが前記ドレン機構に到達しない容積に設定されていることが望ましい。
また、このような気液分離装置においては(請求項4)前記容量は、前記燃料電池からの前記燃料ガスの流量が最大となる状態が前記応答時間の間継続しても、前記排出管部内の前記燃料ガスが前記ドレン機構に到達しない容積に設定されていることが望ましい。
本発明の気液分離装置によれば、タンク内の水位を検知することなく的確に排水を行うことができ、1つのセンサのみで生成水の排出を行うタイミングを制御することができる。
以下、本発明の気液分離装置における一実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は、本実施形態の気液分離装置を使用した燃料電池システムの全体構成図である。図2は、本実施形態の気液分離装置の構成を説明するための模式図である。ここでは、まず本実施形態の気液分離装置を使用した燃料電池システムについて説明した後に、気液分離装置について説明する。
図1に示すように、本実施形態での燃料電池システム1は、燃料電池スタック10、アノード系20、カソード系30、希釈系40、制御系50などを含んで構成されている。
前記燃料電池スタック10は、周知のとおり、固体高分子からなる電解質膜11を、触媒を含むアノード12と、触媒を含むカソード13とで挟み、さらに一対の導電性のセパレータ14,15で挟んで構成した単セルを有し、図示しないがこの単セルを厚み方向に複数積層することにより構成されている。この燃料電池スタック10では、後記するように、アノード12側に供給される水素(水素)と、カソード13側に供給される空気(酸素:酸化剤)との電気化学反応によって起電力を発生するとともに、その電力は、負荷に供給されることとなる。ちなみに、負荷とは、車両であれば、走行モータ、蓄電装置(例えば、キャパシタやバッテリ)、エアコンプレッサ31等の補機類などである。
前記アノード系20は、水素を燃料電池スタック10のアノード12に供給するとともにアノード12から水素を排出する系であり、水素タンク21、水素遮断弁22、レギュレータ23、エゼクタ24、およびパージ弁27、ならびに後記する気液分離装置Aを備えている。
前記水素遮断弁22は、例えば電磁作動式のものであり、水素タンク21の出口に設けられている。また、水素遮断弁22は、所定の配管で水素タンク21と接続されている。なお、水素遮断弁22は、水素タンク21と一体に構成されたインタンク式のものであってもよい。
前記レギュレータ23は、水素遮断弁22の下流側に設けられ、水素タンク21から供給された高圧の水素ガスを燃料電池スタック10に供給するのに適した圧力に減圧する機能を有している。また、レギュレータ23は、所定の配管で水素遮断弁22と接続されている。
前記エゼクタ24は、アノード12側から排出された未反応の水素を、燃料電池スタック10のアノード12に再循環させるための真空ポンプの一種である。また、エゼクタ24は、所定の配管でレギュレータ23と接続されるとともに、燃料電池スタック10のアノード12側の入口と接続されている。
前記パージ弁27は、水素循環経路Cを形成する配管P3から分岐する配管P4の途中に設けられ、適宜開弁してアノード系20に蓄積された不純物を排出する機能を有している。ちなみに、水素循環経路Cは、エゼクタ24と燃料電池スタック10のアノード12側の入口とを接続する配管P1と、燃料電池スタック10のアノード12側の出口と後記する気液分離装置Aのタンク25とを接続する配管P2と、タンク25とエゼクタ24とを接続する配管P3とで形成されている。
前記カソード系30は、空気(酸素)を燃料電池スタック10のカソード13に供給するとともに、カソード13から空気などを排出する系であり、エアコンプレッサ31、および加湿器32を備えている。
前記エアコンプレッサ31は、モータにより駆動されるスーパーチャージャなどで構成され、車外の空気(外気)を取り込んで圧縮してカソード13に供給する機能を有している。
前記加湿器32は、例えば、複数の水透過性の膜を束ねてケースに収容した中空糸膜モジュールを備え、中空糸膜の内側と外側の一側にエアコンプレッサ31からの空気を流通させ、他側に燃料電池スタック10のカソード13から排出された排出オフガス(湿潤な空気、生成水)を流通させることにより、エアコンプレッサ31からの空気を加湿する機能を有している。
前記希釈系40は、燃料電池スタック10から排出された水素を希釈する機能を有し、希釈装置41を備えている。この希釈装置41は、配管P5で加湿器32と接続され、燃料電池スタック10のカソード13から排出された空気を滞留させる滞留室(図示せず)を有している。また、希釈装置41は、配管P6で後記する気液分離装置Aのドレンバルブ26と接続されるとともに、配管P4で前記パージ弁27と接続されている。これにより、パージ弁27から排出された水素が、希釈装置41内に滞留した空気によって規定水素濃度に希釈された後に系外(車外)に排出されるようになっている。
前記制御系50は、ECU51(Electronic Control Unit、電子制御装置)を備えている。このECU51は、燃料電池システム1の制御を総括的に行うように構成されており、特に、次に説明する気液分離装置Aの水検知センサ29からの検知信号に基づいて、気液分離装置Aのドレンバルブ26を後記する手順で制御するように構成されている。このECU51は、特許請求の範囲にいう「制御手段」に相当し、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、プログラムなどで構成されている。また、ECU51は、後記するように、水検知センサ29からの検知信号に基づいて水の存在の有無を確定する所定の時間(以下、単に「確定時間」ということもある)をカウントするためのタイマを備えている。ちなみに、ECU51は、水の存在を検知する検知信号を、確定時間を経過するまで入力したときに、水が存在すると確定し、水の存在を検知しない検知信号を、確定時間を経過するまで入力したときに、水が存在しないと確定する。なお、ここでの「水の存在を検知しない検知信号」とは、水の存在を検知する検知信号が入力されない場合(無信号)も含められる。このような確定時間は、本実施形態では500m秒程度に設定されている。
次に、本実態形態の気液分離装置Aについて説明する。
図1に示すように、気液分離装置Aは、燃料電池スタック10が前記したように起電力を発生した際に副生する水(生成水)を分離するものである。この水は、特許請求の範囲にいう「液体」に相当する。ちなみに、この水は、カソード13側で副生し、主に、カソード13側に接続された配管P5を介してカソードオフガス(空気)とともに燃料電池スタック10から排出される。そして、水を含んだカソードオフガスは、希釈装置41を介して系外(車外)に排出される。
その一方で、カソード13側から電解質膜11を透過してアノード12側に移動(リーク)した水は、アノード12側の出口に接続された配管P2を介してアノードオフガス(水素)とともに燃料電池スタック10から排出される。
本実施形態では、アノードオフガスに混在する水をアノードオフガスから分離するための気液分離装置Aについて説明する。なお、このアノードオフガスは、特許請求の範囲にいう「ガス」に相当する。
この気液分離装置Aは、タンク25と、ドレンバルブ26と、タンク25とドレンバルブ26とを接続する配管P7と、ドレンバルブ26の上流側で配管P7に設けられた水検知センサ29と、前記したECU51とで主に構成されている。なお、ドレンバルブ26は、特許請求の範囲にいう「ドレン機構」に相当し、配管P7は、「排出管部」に相当し、水検知センサ29は、「液体検知手段」に相当する。
図2に示すように、前記タンク25は、燃料電池スタック10のアノード12側から配管P2を介して導入されるアノードオフガス(水素)から水を分離するものである。そして、このタンク25は、水を分離した後のアノードオフガスを、配管P3、および配管P1を介してアノード12に戻すようになっている。なお、図2では、配管P3と配管P1との間に配置されるエゼクタ24(図1参照)の図示を省略している。
また、タンク25は、アノードオフガスから分離した水を、配管P7、ドレンバルブ26、および配管P6を介して希釈装置41に排出するようになっている。
ドレンバルブ26は、配管P7と配管P6との間に配置されており、後記するように、ECU51から出力される開指令信号、および閉指令信号に応じて開閉する電磁弁等の開閉弁で構成されている。
水検知センサ29は、配管P7内における水(生成水)の存在の有無を検知するとともに、その検知信号をECU51(図1参照)に出力するようになっている。この水検知センサ29としては、水を検知するものであれば特に制限はなく、例えば静電容量式センサ、超音波式センサ等が挙げられる。なお、この水検知センサ29は、配管P7の内壁面に付着した水滴や水膜を検知せずに、配管P7内を満たすように流れる水を検知するようにその感度が調節されている。
本実施形態での配管P7は、水検知センサ29からドレンバルブ26までの容量V1、およびタンク25と配管P7との接続部からドレンバルブ26までの容量V2が次のように設定されている。
前記容量V1は、水検知センサ29で配管P7内に水が存在していないことが検知されてからドレンバルブ26が動作するまでの応答時間、言い換えれば、ドレンバルブ26が閉鎖されるまでに、配管P7内のアノードオフガスがドレンバルブ26に到達しない容積に設定されている。つまり、容量V1は、ドレンバルブ26からアノードオフガスがより確実に排出されない容量に設定されている。
そして、容量V1は、燃料電池スタック10のアノード12(図2参照)側からタンク25(図2参照)に流れ込むアノードオフガスの流量が最大となる状態で、言い換えれば、タンク25(図2参照)で分離される水の量が最大となるときに、アノードオフガスをドレンバルブ26から排出せずに、しかも水を効率よく排出できる容量に設定されている。
詳しくは後記するが、容量V1は、図3(c)に示すように、前記した確定時間tを経過するまで継続して配管P7内に水Wが存在していないことが検知されたときに、その確定時間tで配管P7内のアノードオフガスGがドレンバルブ26に到達しない容積に設定されている。
前記容量V2は、燃料電池スタック10のアノード12(図2参照)側からタンク25(図2参照)に流れ込むアノードオフガスの流量が最大となる状態で、言い換えれば、タンク25(図2参照)で分離される水の量が最大となるときに、水が配管P7からタンク25側に溢れ出ない容量に設定されている。
詳しくは後記するが、図3(f)に示すように、容量V2は、ドレンバルブ26が閉鎖された状態で、前記した確定時間tを経過するまで継続して配管P7内に水Wが存在していることが検知されたときに、その確定時間tでタンク25側から配管P7内に流れ込む水が、タンク25と配管P7との接合部に到達しない容積に設定されている。
次に、気液分離装置Aの動作について説明する。ここで参照する図3(a)から図3(f)は、ドレンバルブ26(ドレン機構)の動作との関係で配管P7(排出管部)を流れる水とアノードオフガスの挙動を示す模式図であり、図3(g)は、図3(a)から図3(f)に示す水とアノードオフガスの挙動に対応付けた、ドレンバルブ26の開閉のタイミング(ドレン機構の動作のタイミング)を示すタイムチャートである。図4は、ECU51(制御手段)の動作手順を示すフローチャートである。
まず、燃料電池システム1(図1参照)が起動して発電を開始すると、前記したように、図2に示す配管P2を介して水を含むアノードオフガスがタンク25内に送り込まれる。そして、図2に示すタンク25は、アノードオフガスから水を分離した後に、配管P3を介してアノードオフガスをアノード12側に戻すとともに、水を配管P7内に送り込む。
この気液分離装置Aにおいて、例えば、図3(a)に示すように、水Wと、アノードオフガスGとが配管P7に送り込まれた状態を想定する。さらに詳しく言うと、図3(a)に示す状態(以下、「(a)状態」という)では、配管P7に送り込まれた水Wは、ドレンバルブ26から排出されている。つまり、水検知センサ29は、水Wの存在を検知した検知信号をECU51(図1参照)に出力し、ECU51は、その検出信号を前記した確定時間tを経過しても入力し続けてその存在を確定した状態である。したがって、この(a)状態では、図3(g)に示すように、ドレンバルブ26が開かれた状態となっている。なお、この水Wに続いて配管P7に送り込まれたアノードオフガスGは、水検知センサ29の上流側に位置しており、その存在は水検知センサ29で検知されていない。
次に、図3(b)に示すように、水Wがドレンバルブ26から排出されることで、水検知センサ29の位置にアノードオフガスGが到達すると、水検知センサ29は、水の存在を検知しない検知信号をECU51(図1参照)に出力する。ちなみに、ECU51は、確定時間tが経過するまでは、その存在を確定しない。つまり、この図3(b)に示す状態(以下、「(b)状態」という)でのECU51は、図3(g)に示すように、ドレンバルブ26を開放した状態となっている。
そして、図3(c)に示すように、確定時間tが経過した後には、水検知センサ29の下流側にアノードオフガスGが流れ込む。そして、ECU51は、確定時間tが経過することで水Wが存在しないことを確定する。つまり、図3(g)に示すように、ドレンバルブ26は、この図3(c)に示す状態(以下、「(c)状態」という)で閉鎖される。
このとき、前記したように、配管P7の容量V1は、アノードオフガスGがドレンバルブ26に到達しないように設定されているので、アノードオフガスGは、ドレンバルブ26から排出されることが防止される。ちなみに、配管P7には、アノードオフガスGに続いて水Wがタンク25側から流れ込むこととなる。
次に、図3(d)に示すように、ドレンバルブ26が閉鎖されることで、アノードオフガスGに続いて配管P7に入り込んだ水Wは、ドレンバルブ26側に向かって流れる。この図3(d)に示す状態(以下、「(d)状態」という)では、図3(g)に示すように、閉鎖された状態が継続している。ちなみに、配管P7には、ドレンバルブ26が閉鎖されている状態で水Wがタンク25側から流れ込むこととなる。
そして、図3(e)に示すように、配管P7に流れ込んだ水Wが、ドレンバルブ26側に満たされていくとともに、その水Wが水検知センサ29の位置に到達すると、水検知センサ29は、水の存在を検知する検知信号をECU51(図1参照)に出力する。ちなみに、ECU51は、確定時間tが経過するまでは、その存在を確定しない。つまり、この図3(e)に示す状態(以下、「(e)状態」という)でのECU51は、図3(g)に示すように、ドレンバルブ26を閉鎖する状態となっている。
次に、図3(f)に示すように、ドレンバルブ26が閉鎖された状態で、確定時間tに到達した時点では、まだ、ECU51は、水の存在を確定しない。つまり、図3(g)に示すように、ドレンバルブ26は、この図3(f)に示す状態(以下、「(f)状態」という)で閉鎖されている。
このとき、前記したように、配管P7の容量V2は、水Wがタンク25と配管P7との接合部に到達しない容積に設定されている。したがって、この状態で分離された水Wの量が急激に増大したとしてもタンク25内に水Wが溢れることが防止される。
そして、前記した(f)状態から確定時間tを経過すると、ECU51は、水Wの存在を確定する。その結果、ECU51は、図3(g)に示すように、前記した(a)状態に戻って、ドレンバルブ26を開放し、配管P7から水Wを排出する。
次に、このようなECU51の動作手順を、主に図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、ECU51(図1参照)は、水検知センサ29(図1参照)から配管P7(図1参照)における水の存在の有無を検知する検知信号を入力する(ステップS1)。そして、ECU51は、この検知信号が水の存在を検知したものか、または水が存在しないことを検知したものか、言い換えれば、検知信号が水の存在を検知した信号か否かを判定する(ステップS2)。
次に、ECU51は、検知信号が水の存在を検知した信号である場合(ステップS2のYes)には、検知信号の入力時間を前記タイマでカウントすることで、入力時間が前記した確定時間を経過したか否かを判定する(ステップS3)。このとき、確定時間を経過していない場合(ステップS3のNo)には、ステップS1に戻る。つまり、この時点でのドレンバルブ26の開放は禁止されることとなる。そして、確定時間を経過している場合(ステップS3のYes)には、配管P7に水が存在しているものと確定してドレンバルブ26に開指令を出力することで(ステップS4)、このサブルーチンは終了する。その結果、前記したように、ドレンバルブ26は開放されて、配管P7から希釈装置41に向けて水を排出する。
一方、前記したステップS2において、ECU51は、検知信号が水の存在を検知しない信号である場合(ステップS2のNo)には、検知信号の入力時間を前記タイマでカウントすることで、入力時間が前記した確定時間を経過したか否かを判定する(ステップS5)。このとき、確定時間を経過していない場合(ステップS5のNo)には、ステップS1に戻る。つまり、この時点でのドレンバルブ26の開放は禁止されることとなる。
そして、ECU51は、確定時間を経過している場合(ステップS5のYes)には、配管P7に水は存在していないものと確定し、ドレンバルブ26に閉指令を出力することで(ステップS6)、このサブルーチンは終了する。その結果、ドレンバルブ26は閉鎖されて、配管P7からアノードオフガスが排出されることが防止される。
以上のような気液分離装置Aは、次のような作用効果を奏することができる。
この気液分離装置Aは、従来の気液分離装置(例えば、特許文献1参照)と異なって、水の検知をタンク25内の水位ではなく、配管P7に水が存在するか否かで排水のタイミングとその排水の終了のタイミングを決定しているので、次のような効果を奏する。
この気液分離装置Aでは、従来の気液分離装置(例えば、特許文献1参照)と異なって、気液分離装置Aの傾斜等による水位の変動で前記したタイミングの正確な決定が阻害されることがないので、この気液分離装置Aは、その信頼性を向上させることができる。
また、この気液分離装置Aでは、従来の気液分離装置(例えば、特許文献1参照)と異なって、配管P7内にのみ水を導き、タンク25を空にすることができるので、副生した生成水の量が急激に増大したとしてもタンク25から水が溢れることが防止される。その結果、この気液分離装置は、水の取り溢しを生じることが防止されて、補水能力を向上させることができる。
また、この気液分離装置Aでは、配管P7に水が存在するか否かで前記したタイミングを決定しているので、この気液分離装置Aは、従来の気液分離装置(例えば、特許文献1参照)と異なって、タンク25内の水の存在の有無にかかわらずにアノードオフガスが燃料システムの系外に排出されることを防止することができる。その結果、この気液分離装置Aは、アノードオフガス中の未反応の水素の損失が低減されるので、燃料ガスの利用効率を向上させることができる。
また、この気液分離装置Aでは、従来の気液分離装置(例えば、特許文献1参照)と異なって、水の取り溢しや、アノードオフガス中における未反応の水素の損失を防止するために、タンク25を大型化することが免れるので、気液分離装置Aは、その小型化、および軽量化を図ることができる。
また、この気液分離装置Aでは、配管P7に設けた1つの水検知センサ29で前記タイミングを制御することができるので、この気液分離装置Aは、二つのセンサが必要な従来の気液分離装置(例えば、特許文献1参照)と異なって、水検知センサ29の制御を簡単にすることができるとともに、気液分離装置A自体の製造コストを低減することができる。
また、この気液分離装置Aでは、水検知センサ29からドレンバルブ26までの配管P7の容量V1が、水検知センサ29によって水が存在していないことが検知されてからドレンバルブ26が動作するまでの応答時間で、配管P7のアノードオフガスがドレンバルブ26に到達しない容積に設定されている。その結果、この気液分離装置Aは、ドレンバルブ26からアノードオフガスが排出されることをより確実に防止することができる。
また、この気液分離装置Aでは、水検知センサ29からドレンバルブ26までの配管P7の容量V1が、燃料電池スタック10からのアノードオフガスの流量が最大となる状態が、確定時間を経過するまで継続して水が存在していないことが確定したときに、この確定時間で配管P7のアノードオフガスがドレンバルブ26に到達しない容積に設定されている。その結果、この気液分離装置Aは、ドレンバルブ26からアノードオフガスが排出されることをより確実に防止することができる。
また、この気液分離装置Aでは、タンク25と配管P7との接続部から水検知センサ29までの配管P7の容量V2が、燃料電池スタック10からのアノードオフガスの流量が最大となる状態が、確定時間を経過するまで継続して水が存在していることが確定したときに、確定時間でタンク25側から配管P7に流れ込む水が前記接続部に到達しない容積に設定されている。その結果、この気液分離装置Aは、配管P7側からタンク25側に水が溢れることが防止される。
また、この気液分離装置Aでは、ECU51が、確定時間を経過するまでは、ドレンバルブ26の開放を禁止するので、この気液分離装置Aは、ドレンバルブ26からアノードオフガスが排出されることをより確実に防止することができる。
以上のように、この気液分離装置Aによれば、タンク25内の水位を検知することなく的確に排水を行うことができ、1つの水検知センサ29のみで水を排出することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。
前記実施形態では、アノードオフガスと水とを分離する気液分離装置Aについて説明したが、本発明はカソードオフガスと水とを分離する気液分離装置であってもよい。この気液分離装置は、配管P5(図1参照)に設けることができる。
前記実施形態では、アノードオフガスと水とを分離するタンク25のみを備えているが、このタンク25と水検知センサ29との間の配管P7に別途に水を貯留するタンクを設けてもよい。
前記実施形態では、ドレンバルブ26が開閉バルブで構成されているが、本発明は流量調整バルブを使用するものであってもよい。
前記実施形態では、配管P7が直管で形成されているが、本発明はその課題の達成を阻害しない限り、配管P7は曲管で形成されていてもよい。
以上のような気液分離装置Aは、車両、船舶、航空機等の可動体に搭載される燃料電池システム1に適用することができる。
本実施形態の気液分離装置を使用した燃料電池システムの全体構成図である。 本実施形態の気液分離装置の構成を説明するための模式図である。 (a)から(f)は、ドレン機構の動作との関係で排出管部を流れる水とアノードオフガスの挙動を示す模式図であり、(g)は、(a)から(f)に示す水とアノードオフガスの挙動に対応付けた、ドレン機構の動作のタイミングを示すタイムチャートである。 制御手段の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 燃料電池システム
10 燃料電池スタック
25 タンク
29 水検知センサ(液体検知手段)
51 ECU(制御手段)
P7 配管(排出管部)
t1 確定時間
A 気液分離装置
W 水(液体)
G アノードオフガス(ガス)

Claims (4)

  1. 燃料電池からの燃料ガスに混在する液体を前記燃料ガスから分離するための気液分離装置であって、
    前記燃料ガスから前記液体を分離するタンクと、
    前記液体を前記タンクから排出するドレン機構と、
    前記タンクと前記ドレン機構とを接続する排出管部と、
    前記ドレン機構の上流側で前記排出管部に設けられて前記液体の存在の有無を検知する液体検知手段と、
    前記液体検知手段からの検知信号に基づいて、前記ドレン機構により前記液体排出させる制御を行う制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、
    前記ドレン機構により前記液体を排出させている際に、前記検知信号が、前記液体の存在を検知している検知状態から前記液体の存在を検知していない非検知状態に切り替わった場合、
    前記非検知状態に切り替わってから、前記液体の排出により前記排出管部に前記液体が存在しないものと確定され、かつ、前記ドレン機構から前記燃料ガスが排出されない所定の確定時間を経過する間、前記検知信号が前記非検知状態のままであれば、前記ドレン機構による前記液体の排出を停止する指令を前記ドレン機構に出力すること
    を特徴とする気液分離装置。
  2. 燃料電池からの燃料ガスに混在する液体を前記燃料ガスから分離するための気液分離装置であって、
    前記燃料ガスから前記液体を分離するタンクと、
    前記液体を前記タンクから排出するドレン機構と、
    前記タンクと前記ドレン機構とを接続する排出管部と、
    前記ドレン機構の上流側で前記排出管部に設けられて前記液体の存在の有無を検知する液体検知手段と、
    前記液体検知手段からの検知信号に基づいて、前記ドレン機構により前記液体排出させる制御を行う制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、
    前記ドレン機構により前記液体を排出させている際に、前記検知信号が、前記液体の存在を検知している検知状態から前記液体の存在を検知していない非検知状態に切り替わった場合、
    その後、前記非検知状態が継続されていても、前記検知信号が非検知状態に切り替わってから、前記液体の排出により前記排出管部に前記液体が存在しないものと確定され、かつ、前記ドレン機構から前記燃料ガスが排出されない所定の確定時間を経過していないときは、前記排出管部には排出すべき前記液体が存在するものとして前記ドレン機構による前記排出を継続し、
    前記非検知状態が継続されて前記所定の確定時間が経過したときに、前記排出管部には排出すべき前記液体が存在しなくなったものとして、前記ドレン機構による前記液体の排出を停止する指令を前記ドレン機構に出力すること
    を特徴とする気液分離装置。
  3. 前記液体検知手段から前記ドレン機構までの前記排出管部の容量(V1)は
    前記所定の確定時間と、応答遅れがある場合はその応答遅れの時間と、を含めた応答時間が経過する間、前記排出管内部において、前記燃料ガスが前記ドレン機構に到達しない容積に設定されているこ
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の気液分離装置。
  4. 前記容量は、前記燃料電池からの前記燃料ガスの流量が最大となる状態が前記応答時間の間継続しても、前記排出管部内の前記燃料ガスが前記ドレン機構に到達しない容積に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の気液分離装置。
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