JP4914026B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、フィルムグレイン処理等の画像データに対する特殊効果処理を実行可能な画像処理装置及び画像処理方法に関するものである。
ビデオカメラで撮影した画像に様々な特殊効果処理を行い再生表示できるものがある。それらの中でもビデオカメラのようなテレビジョン用カメラで撮影したカメラ画像に、フィルム特有の細かな粒子状のノイズを付加して、あたかも映画用フィルムカメラで撮影したかのような画像にする特殊効果があり、一般的に「フィルムグレイン」と称されている。以下の説明では、カメラ画像に付加するフィルム特有の細かな粒子状のノイズ成分を「フィルムグレイン成分」と称す。また画像にフィルムグレイン成分を付加する処理を「フィルムグレイン処理」と称す。例えば特許文献1には、このようなテレビジョン用カメラで撮影した画像にフィルムグレイン処理を行うものが開示されている。
一方、ビデオカメラのような記録再生が可能な装置において、撮影した画像データとその画像に施す特殊効果に関する付加情報とを記録媒体に記録しておき、画像データを再生する際に付加情報に基づく特殊効果処理を行い再生できるものがある(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に開示される発明は、撮影した画像を記録する場合、画像信号に対しては特殊効果処理をせずそのまま記録し、特殊効果に関する情報は付加情報として記録する。そして再生時に再生画像に対し、前述した特殊効果に関する付加情報に基づく特殊効果処理を施して表示するというものである。
特許第3110763号公報 特開平11−205754号公報
しかしながらビデオカメラで撮影された画像に前述したフィルムグレイン処理を行う場合、以下のような問題がある。
例えば前述した特許文献1に開示される発明の場合、撮影したカメラ部の状態によってはフィルムグレインの効果がうまく現れない場合がある。即ち、被写体が暗い場合カメラ部は電気的に信号を増幅する為、画像信号中にはランダムノイズが自然と多く含まれるようになる。その状態で更にフィルムグレイン成分を付加すると画像のノイズ成分が非常に多くなって見苦しい画像になる場合がある。
一方、ビデオカメラには光源の色温度が変わった場合でも安定した良好な色再現が得られるように、R(赤)、G(緑)、B(青)信号の出力比を自動的に調整する機能、所謂ホワイトバランス機能が備えられている。
通常、ホワイトバランスの調整は白いものが白く見えるように調整するが、ホワイトバランスの調整を少しずらして撮影する場合もある。例えば白熱灯下や夕焼けなどのシーンでは意図的にホワイトバランスを少し赤方向にずらし画面全体を赤みのある暖かな雰囲気にして撮影する場合がある。また朝焼けや日陰等を撮影する場合にはホワイトバランスを少し青方向にずらし、画面全体を青みがかった雰囲気にして撮影する場合もある。
そのような場合に、R(赤)、G(緑)、B(青)成分に偏りのないフィルムグレイン成分を付加すると、赤みのある雰囲気や青みのある雰囲気が薄らいでしまう場合がある。前述した問題は特許文献2で示されるような再生時に付加情報に基づいて特殊効果処理を行うシステムで、特殊効果をフィルムグレイン処理として実施する場合でも同様に発生してしまう可能性があった。
そこで、本発明の目的は、撮影処理時における露出制御に係る制御内容や画像データに対するホワイトバランス制御に係る制御内容等に応じた特殊効果処理を可能とすることにある。
本発明の画像処理装置は、入力された画像データに画像処理を行う処理手段と、前記処理手段による前記画像処理を制御する制御手段と、前記制御手段から得られる、前記画像データのノイズに関する情報を含む制御情報に基づいて、前記画像データに対してノイズ効果を付加するノイズ成分を生成する生成手段とを有し、前記生成手段は、前記処理手段から出力される画像データのノイズが多い場合に、当該ノイズが少ないと判断した場合よりも強度の低いノイズ成分を生成することを特徴とする。
本発明によれば、画像データに応じて適切なノイズ効果を施すことが可能となる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る動画像を撮影可能な画像記録再生装置の構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、特殊効果として、フィルムグレイン処理を例に挙げて説明する。
次に、図1の画像記録再生装置の記録時における動作について説明する。まず被写体からの光学像は101のズームレンズによりズームやフォーカス調整が行われる。そして絞り102にて光量が調節され、103のCCD上に結像される。CCDは104に示すタイミングジェネレータ(以下、TGと称す)にて所定のシャッタ速度で駆動される。CCD103からの信号は105のA/D部で2重相関サンプリング(CDS)およびゲインコントロール(AGC)とA/D変換が行われる。ここで106はズームレンズ101、絞り102を駆動するドライブ回路である。107は画像に対してフィルムグレイン処理を実行するか否かの操作やその他、カメラ部100の各種操作を行うスイッチ類が含まれる操作部である。108はカメラ部100全体を統合的に制御するカメラCPUである。105でA/D変換された画像データは109に入力される。109はA/D変換された画像データに対して色補間処理、γ補正やホワイトバランス調整等を行いカメラ画像データを出力するカメラ信号処理部である。これらの101〜109によりカメラ部100を構成する。
なお、108のカメラCPU内には画像記録再生装置におけるカメラ部100の各種制御を行うカメラ制御モジュールを有している。
カメラCPU108内の露出制御部108aは絞り102やCCD103のシャッタ速度、ゲインコントロール(AGC)を制御して映像信号の露出レベルが適正になるように制御を行う。露出制御信号はドライブ回路106、TG104、A/D部105に対して出力される。
ホワイトバランス制御部108bは画像信号中のR(赤)、G(緑)、B(青)成分や図示しない色温度センサなどから被写体の色温度情報を求め、画像の白バランスを制御するホワイトバランス制御信号をカメラ信号処理部109に対して出力する。
フォーカス制御部108cはズームレンズ101を制御しフォーカス調整やズーム調整を行うレンズ制御信号をドライブ回路106に対して出力する。
これら108a〜108c等の制御モジュールから出力される制御情報はカメラ情報として、111のフィルムグレイン情報設定部に出力される。なおフィルムグレイン情報設定部111の詳細は後述する。
次に、カメラ部100から出力されるカメラ画像データは110の画像圧縮部によりMPEG2などの圧縮方法にしたがって圧縮され圧縮画像データとして記録再生部112へ出力される。112の記録再生部にはフィルムグレイン情報設定部111からフィルムグレイン成分設定情報も入力される。記録再生部112では入力された圧縮画像データとフィルムグレイン成分設定情報を共に記録媒体113へ記録する。
113は圧縮画像データやフィルムグレイン成分設定情報が実際に記録される記録媒体であり、内蔵型のハードディスク、或いは着脱式の光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
次に、本画像記録再生装置の再生時の動作について説明する。再生時は記録再生部112が記録媒体113から圧縮画像データとフィルムグレイン成分設定情報とを再生する。
再生された圧縮画像データは114の画像伸張部において伸張され、ベースバンドの伸張画像に変換される。115のフィルムグレイン処理部には記録媒体113から再生されたフィルムグレイン成分設定情報が入力され、フィルムグレイン成分設定情報に対応したフィルムグレイン処理を伸張画像に対して行う。フィルムグレイン処理が施された画像は表示画像として外部のモニタなどに出力される。なお、116はフィルムグレイン処理に用いるメモリであり、前述したフィルムグレイン成分の記憶に用いたりする。
次に、フィルムグレイン情報設定部111の動作について図2のフローチャートを用いて詳細に説明する。まず、ステップS200で処理が開始されると、ステップS201で図1中の操作部107からフィルムグレイン処理を実行する要求があったかどうかを判定する。フィルムグレイン処理の実行要求があった場合は、ステップS202にてフィルムグレイン成分の初期設定情報を不図示のROM内に記憶されたROMテーブル等から読み込む処理を行う。フィルムグレイン成分の初期設定情報にはフィルムグレイン成分中のR(赤)、G(緑)、B(青)各成分の強度設定するレベル設定値や各成分の粒子の大きさを設定する粒状設定値などの情報が含まれる。
次に、ステップS203ではカメラ部100から前述した露出制御やホワイトバランス制御に関するカメラ情報を読み込む。ステップS204ではホワイトバランス制御に関するカメラ情報よりホワイトバランスがR(赤)寄りかどうかの判定を行う。ステップS204でホワイトバランスがR(赤)寄りであると判定された場合はステップS205にてフィルムグレイン成分中のR(赤)成分の強度設定を行うレベル設定値をK1倍し、B(青)成分の強度設定を行うレベル設定値をK2倍する。
ここでK1、K2をそれぞれ下記の式1、式2に示す関係にすると、R(赤)成分の強度を高め、B(青)成分の強度を低くすることができる。即ちホワイトバランスがR(赤)寄りであると判定された場合、フィルムグレインの成分をR(赤)寄りにするフィルムグレイン成分設定情報に補正することができる。
K1>1.0・・・(式1)
K2<1.0・・・(式2)
次に、ステップS206ではホワイトバランス制御に関するカメラ情報よりホワイトバランスがB(青)寄りかどうかの判定を行う。ステップS206でホワイトバランスがB寄りであると判定された場合はステップS207にてフィルムグレイン成分中のR成分の強度設定を行うレベル設定値をL1倍し、B成分の強度設定を行うレベル設定値をL2倍する。
ここで、L1、L2をそれぞれ下記の式3、式4に示す関係にすると、R成分の強度を低め、B成分の強度を高めることができる。即ちホワイトバランスがB(青)寄りであると判定された場合、フィルムグレインの成分をB(青)寄りにするフィルムグレイン成分設定情報に補正することができる。
L1<1.0・・・(式3)
L2>1.0・・・(式4)
次に、ステップS208では露出制御やカメラ信号処理のアンプゲインに関するカメラ情報よりAGCの増幅率が大きい、所謂ゲインアップ状態か否かの判定を行う。ステップS208でゲインアップ状態であると判定された場合は、ステップS209にてフィルムグレイン成分中のR(赤)、G(緑)、B(青)成分の強度設定を行うレベル設定値を全て1/M倍する。
ここで、Mを下記の式5に示す関係にすると、ゲインアップ状態であると判定された場合は、フィルムグレイン成分全体の強度を低くするフィルムグレイン成分設定情報に補正することができる。なお、R(赤)、G(緑)、B(青)成分の強度を個別に変更しなくてもY(輝度)成分に関するフィルムグレイン成分情報があれば、その情報を同様に1/M倍しても良い。
M>1.0・・・(式5)
更に、ステップS208でゲインアップ状態であると判定された場合は、ステップS210にてフィルムグレイン成分中のR、G、B成分の粒状(ノイズ粒子の大きさ)設定値を全て1/N倍する。
ここで、Nを下記の式6に示す関係にすると、ゲインアップ状態であると判定された場合は、フィルムグレイン成分全体の粒状を小さくするフィルムグレイン成分設定情報に補正することができる。
N>1.0・・・(式6)
その後、ステップS211の処理では、カメラ情報によって適切に補正されたフィルムグレイン成分の設定情報が図1の記録再生部112へ出力され、画像データと共に記録媒体113へ記録される。なお、前述したステップS201でフィルムグレイン処理の実行要求がなかった場合は、フィルムグレイン成分の設定情報は記録再生部112へ出力されることなく処理を終了する。この場合は圧縮画像データのみが記録媒体113へ記録される。このように、画像記録再生装置において、被写体像の撮影動作(及び記録動作)を行いながら、フィルムグレインの設定が可能であり、設定する場合はそのときのカメラ情報に応じたフィルムグレイン成分を設定できる。
図3に記録媒体113中に記録されたデータの概略図を示す。図3中301は特殊効果情報であるフィルムグレイン成分設定情報であり、302は圧縮されたカメラ画像データである。図3に示すようにカメラ画像データの付加情報としてフィルムグレイン成分設定情報が記録媒体113へ記録される。記録形態の一例として、圧縮されたカメラ画像データと、付加情報としてのフィルムグレイン成分設定情報とが、同一のファイル内に包含されたファイル形態にして記録しても良い。
次に画像記録再生装置における再生時のフィルムグレイン処理部115の動作について図4を用いて詳細に説明する。図4は再生時のフィルムグレイン処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS400で処理が開始されると、ステップS401で再生されたフィルムグレイン成分設定情報があるかどうかを判定する。フィルムグレイン成分設定情報がある場合は、ステップS402にて図1中116に示すメモリからフィルムグレイン成分の初期値を読み込む処理を行う。
ここで、フィルムグレイン成分の初期値は予めフィルムグレイン用に作成したランダムノイズデータ等を、ROMデータとしてメモリ116に記憶させておいても良い。また図9中901に示すように、記録媒体113の所定領域に予めフィルムグレイン成分の初期値を記録しておき、再生動作の最初に記録媒体113に記録された初期値を読み出し、メモリ116に展開するようにしておいても良い。また図示しないI/Fを介して画像記録再生装置の外部から、フィルムグレイン成分の初期値を読み込んでメモリ116に記憶させておいても良い。
次に、ステップS403ではフィルムグレイン成分の設定情報を読み込む。次にステップS404の処理では読み込まれたフィルムグレイン成分設定情報に応じてフィルムグレインの成分を構成するR(赤)、G(緑)、B(青)成分の強度や粒状を調整する。次にステップS405では調整されたフィルムグレイン成分を伸張画像に付加する処理を行い、ステップS406で伸張画像を表示画像として出力する。
なお、前述したステップS401でフィルムグレイン成分の設定情報がなかった場合には、フィルムグレイン成分を付加することなく、伸張された画像のみが表示画像として出力される。
以上述べた構成動作とすることにより、例えば暗い被写体を撮影したカメラ画像にフィルムグレイン処理を行う場合には、AGCゲインに応じてフィルムグレイン成分を抑えるようにフィルムグレイン成分設定情報が補正されて記録される。よって再生時には少なめに抑えられたフィルムグレイン成分が伸張画像に付加されるので、従来のようにノイズ感の多い画像になることを防止できる。またホワイトバランスに応じてフィルムグレイン成分のR(赤)やB(青)成分の強度も補正されて画像に付加されるので画面の雰囲気を損ねることのないフィルムグレイン処理を行うことが可能になる。
また、本実施形態ではホワイトバランスがR(赤)とB(青)に偏った場合で説明したが、その他の色に偏った場合にもフィルムグレイン成分設定情報を適時補正すれば良く、効果を得ることができる。
また、露出制御に関するカメラ情報はゲインアップ情報だけでなくても良い。例えばCCDを長時間露光するスローシャッタの場合に、スローシャッタを示すカメラ情報に応じてフィルムグレイン成分設定情報を補正しても良い。なお、本実施形態では図1において画像圧縮部110と画像伸張部114を分離して記述したが、これは説明を簡略化させる為のものであり、画像の圧縮や伸張を1つのブロック、1つのLSI等で行えるシステムに本発明を適用しても本発明の範疇に入ることは言うまでもない。
また、本実施形態では、特殊効果としてフィルムグレインを例に説明したが、カメラ情報に応じて補正可能とする特殊効果は、フィルムグレイン以外に次の特殊効果も挙げられる。例えば、ビデオカメラ等で有効な、画面を徐々に白くしていく所謂「白フェード処理」という特殊効果がある。この場合、ホワイトバランス制御情報により低色温度側(赤寄り)と判定される場合には、フェード時に少し赤みがかった色になるようなフェード処理を行うようにしてもよい。また、他の特殊効果として画像全体を所定の小領域に分けて平均化する所謂「モザイク処理」という特殊効果がある。この場合、アンプゲインの情報によりAGCがゲインアップ状態と判定される場合は、モザイク処理で平均化する小領域の大きさを通常よりも大きめにするような処理を行うようにしてもよい。このような変形例も、本発明の範疇に入ることは言うまでもない。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係る画像記録再生装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の特徴は記録時にカメラ情報からフィルムグレイン成分の設定情報を作成するのではなく、カメラ情報によりフィルムグレイン成分自体を補正し画像データと共に記録媒体に記録する点にある。なお、図5においてカメラ部100の動作は第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。
図5において、記録動作時、カメラ部100から出力されるカメラ情報は111_aのフィルムグレイン成分作成部に出力される。なおフィルムグレイン成分作成部の詳細は後述する。
カメラ部100から出力されるカメラ画像データは110の画像圧縮部によりMPEG2などの圧縮方法にしたがって圧縮され圧縮画像データとして記録再生部112_aへ出力される。112_aの記録再生部にはフィルムグレイン成分作成部111_aからフィルムグレイン成分も入力される。なお111_bはフィルムグレイン作成に用いるメモリである。
記録再生部112_aでは入力された圧縮画像データとフィルムグレイン成分とを共に記録媒体113_aへ記録する。113_aは圧縮画像データやフィルムグレイン成分が実際に記録される記録媒体であり、内蔵型のハードディスク、或いは光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
再生時は記録再生部112_aが記録媒体113_aから圧縮画像データを再生する。再生された圧縮画像データは114の画像伸張部において伸張され、ベースバンドの伸張画像に変換される。115_aのフィルムグレイン処理部には記録媒体113_aから再生されたフィルムグレイン成分が入力され、再生されたフィルムグレイン成分を伸張画像に対して付加する処理を行う。フィルムグレイン処理が施された画像は表示画像として外部のモニタなどに出力される。なお、116はフィルムグレイン処理に用いるメモリであり、記録媒体から読み出されたフィルムグレイン成分の一時記憶等に用いる。
次に、フィルムグレイン成分作成部111_aの動作について図6のフローチャートを用いて詳細に説明する。
まず、ステップS600で処理が開始されると、ステップS601で図5中の操作部107からフィルムグレイン処理を実行する要求があったかどうかを判定する。フィルムグレイン処理の実行要求があった場合は、ステップS602にてメモリ111_bからフィルムグレイン成分の初期値を読み込む処理を行う。ここでフィルムグレイン成分の初期値は予めフィルムグレイン用に作成したランダムノイズデータ等をROMデータとしてメモリ111_bに記憶させておいても良いし、図9中901に示すように記録媒体113_aの所定領域に予めフィルムグレイン成分の初期値を記録しておき、記録動作の最初にメモリ111_bに読み込むようにしておいても良い。また図示しないI/Fを介して画像記録再生装置の外部からフィルムグレイン成分の初期値を読み込んでメモリ111_bに記憶させておいても良い。
次に、ステップS603ではカメラ部100から前述した露出制御やホワイトバランス制御に関するカメラ情報を読み込む。ステップS604ではホワイトバランス制御に関するカメラ情報よりホワイトバランスがR(赤)寄りかどうかの判定を行う。
ステップS604でホワイトバランスがR寄りであると判定された場合は、ステップS605にてフィルムグレイン成分中のR成分のレベルをK1'倍し、B成分のレベルをK2'倍する。
ここでK1',K2'をそれぞれ下記の式7、式8に示す関係にすると、R成分の強度を高め、B成分の強度を低めることができる。即ちホワイトバランスがR(赤)寄りであると判定された場合、フィルムグレインの成分もR(赤)寄りにする事ができる。
K1'>1.0・・・(式7)
K2'<1.0・・・(式8)
次に、ステップS606ではホワイトバランス制御に関するカメラ情報よりホワイトバランスがB(青)寄りかどうかの判定を行う。ステップS606でホワイトバランスがB寄りであると判定された場合はステップS607にてフィルムグレイン成分中のR成分のレベルをL1'倍し、B成分のレベルをL2'倍する。
ここでL1',L2'をそれぞれ下記の式9、式10に示す関係にすると、R成分の強度を低め、B成分の強度を高めることができる。即ちホワイトバランスがB(青)寄りであると判定された場合、フィルムグレインの成分もB(青)寄りすることができる。
L1'<1.0・・・(式9)
L2'>1.0・・・(式10)
次に、ステップS608では露出制御やカメラ信号処理のアンプゲインに関する情報よりAGCの増幅率が大きい、所謂ゲインアップ状態か否かのの判定を行う。ステップS608でゲインアップ状態であると判定された場合はS609にてフィルムグレイン成分中のR(赤)、G(緑)、B(青)成分のレベルを全て1/M'倍する。
ここで、M'を下記の式11に示す関係にすると、ゲインアップ状態であると判定された場合は、フィルムグレイン成分全体の強度を低めることができる。なお、R(赤)、G(緑)、B(青)成分のレベルを個別に変更しなくてもY(輝度)成分のレベルを1/M'倍に変更するように制御してもよい。
M'>1.0・・・(式11)
更にS608でゲインアップ状態であると判定された場合は、ステップS610にてフィルムグレイン成分中のR、G、B成分の粒状(ノイズ粒子の大きさ)を全て1/N'倍する。
ここでN'を下記の式12に示す関係にすると、ゲインアップ状態であると判定された場合は、フィルムグレイン成分全体の粒状を小さくすることができる。
N'>1.0・・・(式12)
その後、ステップS611の処理では、カメラ情報によって適切に補正されたフィルムグレイン成分が図5の記録部112_aへ出力され、画像データと共に記録媒体113_aへ記録される。なお前述したステップS601でフィルムグレイン処理の実行要求がなかった場合はフィルムグレイン成分は記録再生部112_aへ出力されることなく処理を終了する。この場合は圧縮画像データのみが記録媒体113_aへ記録される。このように、画像記録再生装置において、被写体像の撮影動作(及び記録動作)を行いながら、フィルムグレイン成分の作成が可能であり、作成する場合はそのときのカメラ情報に応じたフィルムグレイン成分をリアルタイムに作成できる。
図7に記録媒体113_a中に記録されたデータの概略図を示す。図7中701はフィルムグレイン成分を示す情報であり、702は圧縮されたカメラ画像データである。図7に示すようにカメラ画像データに付加される形でフィルムグレイン成分が記録媒体113_aへ記録される。記録形態の一例として、圧縮されたカメラ画像データと、フィルムグレイン成分を示す情報とが、同一のファイル内に包含されたファイル形態にして記録しても良い。
次に画像記録再生装置112_aにおける再生時のフィルムグレイン処理部115_aの動作について図8を用いて詳細に説明する。
図8は再生時のフィルムグレイン処理動作の一例を示すフローチャートである。まずステップS800で処理が開始されると、ステップS801で再生されたフィルムグレイン成分があるかどうかを判定する。フィルムグレイン成分がある場合はステップS802にて記録媒体113_aからメモリ116にフィルムグレイン成分を読み込む処理を行う。ここでメモリ116に読み込むフィルムグレイン成分とは図7の701で示した情報を指す。
次に、ステップS803ではメモリ116に読み込まれたフィルムグレイン成分を伸張画像に付加する処理を行い、ステップS804で伸張画像を表示画像として出力する。
なお、前述したステップS801でフィルムグレイン成分が記録されていなかった場合には、フィルムグレイン成分の付加をすることなく、伸張された画像のみが表示画像として出力される。
以上述べた構成動作とすることにより、例えば暗い被写体を撮影したカメラ画像にフィルムグレイン処理を行う場合には、AGCゲインに応じてフィルムグレイン成分を抑えるようにフィルムグレイン成分が補正されて記録される。よって再生時には少なめに抑えられたフィルムグレイン成分が加算処理されたカメラ画像が再生されるので、従来のようにノイズ感の多い画像になることを防止できる。またホワイトバランスに応じてフィルムグレイン成分のR(赤)やB(青)成分の強度も補正されるので画面の雰囲気を損ねることのないフィルムグレイン処理を行うことが可能になる。
なお、本実施形態では、特殊効果としてフィルムグレインを例に説明したが、カメラ情報に応じて補正可能とする特殊効果は、フィルムグレイン以外に次の特殊効果も挙げられる。例えば、ビデオカメラ等で有効な、画面を徐々に白くしていく所謂「白フェード処理」という特殊効果がある。この場合、ホワイトバランス制御情報により低色温度側(赤寄り)と判定される場合には、フェード時に少し赤みがかった色になるようなフェード処理を行うようにしてもよい。また、他の特殊効果として画像全体を所定の小領域に分けて平均化する所謂「モザイク処理」という特殊効果がある。この場合、アンプゲインの情報によりAGCがゲインアップ状態と判定される場合は、モザイク処理で平均化する小領域の大きさを通常よりも大きめにするような処理を行うようにしてもよい。このような変形例も、本発明の範疇に入ることは言うまでもない。
また、本発明はカメラ部の信号処理や画像圧縮処理等をハードウェアにより実施した場合でも、コンピュータを用いたソフトウェア処理にて実施した場合でも適用することができ、同様な効果を得ることが可能である。この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施の形態で説明機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等の共同して上述の実施の形態で示した機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
更に、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
本発明の第1の実施形態に係る画像記録再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるフィルムグレイン情報設定部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における記録媒体内に記録されるデータの概略図である。 本発明の第1の実施形態における再生時のフィルムグレイン処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る画像記録再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるフィルムグレイン作成処理部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における記録媒体内に記録されるデータの概略図である。 本発明の第2の実施形態における再生時のフィルムグレイン処理動作を示すフローチャートである。 記録媒体の所定領域に記録されるフィルムグレイン成分を示す図である。
符号の説明
100:カメラ部
101:ズームレンズ
102:絞り
103:CCD(撮像素子)
104:タイミングジェネレータ
105:A/D変換部
106:ドライブ回路
107:操作部
108:カメラCPU
108a:露出制御部
108b:ホワイトバランス制御部
108c:フォーカス制御部
109:カメラ信号処理部
110:画像圧縮部
111:フィルムグレイン情報設定部
112:記録再生部
113:記録媒体
114:画像伸張部
115:フィルムグレイン処理部
116:メモリ
111_a:フィルムグレイン成分作成部
111_b:メモリ
112_a:記録再生部
113_a:記録媒体
115_a:フィルムグレイン処理部

Claims (13)

  1. 入力された画像データに画像処理を行う処理手段と、
    前記処理手段による前記画像処理を制御する制御手段と、
    前記制御手段から得られる、前記画像データのノイズに関する情報を含む制御情報に基づいて、前記画像データに対してノイズ効果を付加するノイズ成分を生成する生成手段とを有し、
    前記生成手段は、前記処理手段から出力される画像データのノイズが多い場合に、当該ノイズが少ないと判断した場合よりも強度の低いノイズ成分を生成することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ノイズ成分及び前記画像データを共に記録媒体に記録する記録制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 入力された画像データに画像処理を行う処理手段と、
    前記処理手段による前記画像データの処理を制御する制御手段と、
    前記制御手段から得られる、前記画像データのノイズに関する情報を含む制御情報に基づいて、前記画像データに対して付加するノイズ成分を補正する補正情報を生成する生成手段とを有し、
    前記生成手段は、前記処理手段から出力される画像データのノイズが多い場合に、当該ノイズが少ないと判断した場合よりも前記ノイズ成分の強度が低くなるように前記補正情報を生成することを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記補正情報及び前記画像データを共に記録媒体に記録する記録制御手段を有することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御情報は、前記画像データに対するゲインの制御に係る情報を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御情報は、前記画像データに対するホワイトバランスの制御に係る情報を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記ノイズ成分は、フィルムグレイン成分であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    被写体像を撮影し、前記処理手段へ前記画像データを出力する撮影手段とを有し、
    前記制御手段は、前記制御情報の一部を用いて前記撮影手段による撮影を制御することを特徴とする撮像装置。
  9. 前記生成手段は、前記撮影手段による前記撮影と並行して、前記生成を行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  10. 処理手段が、入力された画像データに画像処理を行う処理ステップと、
    生成手段が、前記画像処理に用いられる前記画像データのノイズに関する情報を含む制御情報に基づいて、前記画像データに対してノイズ効果を付加するノイズ成分を生成する生成ステップとを有し、
    前記生成ステップでは、前記処理手段から出力される画像データのノイズが多い場合に、当該ノイズが少ないと判断した場合よりも強度の低いノイズ成分が生成されることを特徴とする画像処理方法。
  11. 処理手段が、入力された画像データに画像処理を行う処理ステップと、
    生成手段が、前記画像処理に用いられる前記画像データのノイズに関する情報を含む制御情報に基づいて、前記画像データに対して付加するノイズ成分を補正する補正情報を生成する生成ステップとを有し、
    前記生成ステップでは、前記処理手段から出力される画像データのノイズが多い場合に、当該ノイズが少ないと判断した場合よりも前記ノイズ成分の強度が低くなるように前記補正情報が生成されることを特徴とする画像処理方法。
  12. 請求項10又は11に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項10又は11に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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