JP4907262B2 - 電気車両の制御装置 - Google Patents

電気車両の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4907262B2
JP4907262B2 JP2006226342A JP2006226342A JP4907262B2 JP 4907262 B2 JP4907262 B2 JP 4907262B2 JP 2006226342 A JP2006226342 A JP 2006226342A JP 2006226342 A JP2006226342 A JP 2006226342A JP 4907262 B2 JP4907262 B2 JP 4907262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
gradient
pattern
vehicle
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006226342A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008054387A (ja
Inventor
嶋田  基巳
豊田  瑛一
貴志 金子
努 宮内
浩 野元
亮平 島宗
良介 古田
哲朗 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
East Japan Railway Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, East Japan Railway Co filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006226342A priority Critical patent/JP4907262B2/ja
Publication of JP2008054387A publication Critical patent/JP2008054387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4907262B2 publication Critical patent/JP4907262B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/16Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles
    • Y02T90/167Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles, i.e. smartgrids as interface for battery charging of electric vehicles [EV] or hybrid vehicles [HEV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S30/00Systems supporting specific end-user applications in the sector of transportation
    • Y04S30/10Systems supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles
    • Y04S30/12Remote or cooperative charging

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、電気車両の制御装置に係り、特に、発電手段と電力蓄積手段を設備し、この両手段の発生する電力を利用して鉄道車両を駆動する技術に関する。
近年、鉄道車両において、蓄電技術を活用した省エネルギ化を推進する動きが活発となってきている。この具体的な例として、従来のディーゼルエンジンのみで駆動する気動車については、駆動系を電車と同様にインバータによるモータ制御とし、エンジン発電および蓄電装置により電力を供給するハイブリッド気動車の開発が行われた。ハイブリッド気動車は、駆動系の電気化と蓄電装置の搭載により、従来の気動車では不可能だった回生エネルギの再利用が可能となり、省エネ化を実現できる。また、架線で電力を供給する電車においても、車上に蓄電装置を搭載し、発電ブレーキ時に力行車両が同一セクション内に存在しない場合でも、回生エネルギを蓄電装置で吸収して回生失効を防止すると共に、蓄電エネルギを力行時に再利用することで省エネ化を図るものである。
ハイブリッド気動車については、エンジンにより駆動される発電設備に電力蓄積設備を併用し、また、燃料電池に電力蓄積装置を併用し、メンテナンスに要する人的パワー・コストを抑制すると共に、地球環境にやさしい電気車両の制御装置を提供することを目的としたシステム構成が、提案されている(例えば特許文献1参照)。
図7に、前記特許文献1に提案された鉄道車両用ハイブリッドシステムの基本構成を示す。エンジン11は、制御装置51の指令Seに基づいた軸トルクを出力する。誘導発電機12は、エンジン11の軸トルクを入力としてこれを3相交流電力に変換して出力する。コンバータ装置13は、誘導発電機12から出力される3相交流電力を入力としてこれを直流電力に変換して出力する。ここで、コンバータ装置13は、制御装置51からの指令Scに基づいた直流電圧となるように電圧制御する。インバータ装置21は、コンバータ装置13から出力される直流電力を入力として、これを3相交流電力に変換して出力する。誘導電動機22は、インバータ装置21が出力する3相交流電力を入力として、これを軸トルクに変換して出力する。ここで、インバータ装置21は、誘導電動機22の出力トルクが制御装置51からの指令Siに基づいたトルクを出力するように、インバータ装置21の出力電圧および交流電流周波数を可変制御する。減速器23は誘導電動機22の軸トルク出力を回転数の減速により増幅して出力し、輪軸24を駆動して電気車を加減速する。
制御装置51は、蓄電装置30の内部状態信号Sp1を入力として、エンジン11に運転指令Se、コンバータ装置13に運転指令Sc、インバータ装置21に運転指令Si、遮断器14a、14b、14c、14dに動作指令Sb、蓄電装置30内に配置する充放電制御装置への動作指令Sp2を出力し、2次電池蓄電量を一定範囲内とするようにこれらの機器の総合的な動作状態を制御する。
サービス電源用インバータ装置41は、コンバータ装置13とインバータ装置21間の直流電力を入力としてこれを3相交流電力に変換して出力する。さらにサービス電源用変圧器42により電気車の照明や空調機などに供給するサービス電源電圧に調整して各サービス機器に供給する。
遮断器14aは、コンバータ装置13とインバータ装置21の間の直流電力部のうちコンバータ装置13の出力端子の直近に配置し、制御装置51からの動作指令Sbに基づいてコンバータ装置13からインバータ装置21、蓄電装置30に供給する電力を遮断する。遮断器14bは、コンバータ装置13、インバータ装置21の間の直流電力部とサービス電源用インバータ装置41の間に配置し、制御装置51からの動作指令Sbに基づいてコンバータ装置13、インバータ装置21からサービス電源用インバータ装置41に供給する電力を遮断する。遮断器14cは、コンバータ装置13とインバータ装置21の間の直流電力部と蓄電装置30の入出力端子の間に配置し、制御装置51からの動作指令Sbに基づいてコンバータ装置13とインバータ装置21間の直流電力部から蓄電装置30に供給する電力を遮断する。遮断器14dは、コンバータ装置13とインバータ装置21の間の直流電力部のうちインバータ装置21の入力端子の直近に配置し、制御装置51からの動作指令Sbに基づいてコンバータ装置13および/または蓄電装置30からインバータ装置21に供給する電力を遮断する。
特開2004−282859号公報
特許文献1に提案されている方式では、蓄電装置30の制御は、制御装置51によるシステムの内部情報のみに基づいて行われている。
実際の鉄道車両の走行では、路線の勾配状況など、車両に作用する負荷は常に変化する。蓄電エネルギにより車両を駆動する場合、蓄電量の増減は車両に作用する負荷により大きく変化する。蓄電装置の制御を、システムの内部情報のみで行う場合、車両に作用する負荷に応じた蓄電量管理ができないため、勾配等の状況により、加速時に所定の加速性能を確保すること、また減速時に有効に回生エネルギを吸収することが困難になる。
本発明の課題は、蓄電装置のエネルギ管理を、路線の勾配状況などの車両に作用する負荷を考慮して行うことにより、勾配など車両に作用する負荷が変化した場合でも、車両の所定の加速性能を確保し、また減速時に有効に回生エネルギを吸収できる電気車両の制御装置を提供することである。
走行位置と勾配量を対応させるデータベースを備え、電動機の基準回転速度(電動機の現実の回転速度)を積算することにより車両の走行位置を算出し、走行位置に応じた前方の勾配量を算出する。この勾配量に適切な蓄電量管理基準を選択し蓄電装置の蓄電量を、前記勾配量に適切な蓄電量管理基準と、前記電動機の基準回転速度に基づいて管理する。
本発明は、エンジンにより駆動される発電手段が発生する交流電力を直流電力に変換するコンバータ手段を有する直流電力発生手段と、前記直流電力を交流電力に変換するインバータ手段と、前記直流電力を充電および放電する機能を持つ電力蓄積手段と、これらの各手段を制御する第1の制御手段と、鉄道車両を駆動する電動機を備えた電気車両の制御装置において、前記電動機の回転速度を検出する手段と、前記電動機の回転速度から車両の速度を演算する速度演算部と、前記速度演算部の出力を用いて車両の走行位置を演算する走行位置演算部と、前記車両の走行位置より前方の勾配を平均値演算して算出される平均前方勾配を演算する前方勾配演算部と、前記前方勾配演算部が演算した平均前方勾配をもとに、前記電力蓄電手段における電量と走行速度の関係を規定する蓄電量管理基準パターン出力するパターン制御部とを備え、前記パターン制御部から出力される前記蓄電量管理基準パターンに従って、第1の制御手段によりエンジンおよびコンバータ装置ならびにインバータ装置を制御するようにした。
また、前記パターン制御部は、前記電力蓄電手段における蓄電量と走行速度の関係を、勾配条件に対応して規定した減速時の放電余力限界パターンと加速時の放電余力限界パターンをそれぞれ複数個有し、平均前方勾配を前記勾配条件として放電余力限界パターンと充電余力限界パターンを選択して出力するようにしてもよい。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明していく。図1は、本発明の電気車両の制御装置における一実施形態の基本構成を示す図である。本発明に係る電気車両の制御装置は、エンジン11と、誘導発電機12と、コンバータ装置13と、インバータ装置21と、誘導電動機22と、減速器23と、輪軸24と、蓄電装置30と、第1の制御装置51と、サービス電源用インバータ装置41と、変圧器42と、遮断器14a〜14dを有して構成される。本発明においては、さらに、誘導電動機22の回転速度を検出する回転速度検出器61および速度演算部62と、走行位置演算部52および前方勾配演算部53およびパターン選択部54ならびに前記第1の制御装置51からなるシステム統括装置50とを有することを特徴とする。走行位置演算部52および前方勾配演算部53およびパターン選択部54とで、第2の制御装置を構成する。
エンジン11は、制御装置51の指令Seに基づいた軸トルクを出力する。誘導発電機12は、エンジン11の軸トルクを入力としてこれを3相交流電力に変換して出力する。コンバータ装置13は、誘導発電機12から出力される3相交流電力を入力としてこれを直流電力に変換して出力する。ここで、コンバータ装置13は、制御装置51からの指令Scに基づいた直流電圧となるように電圧制御する。
インバータ装置21は、コンバータ装置13から出力される直流電力を入力としてこれを3相交流電力に変換して出力する。誘導電動機22は、インバータ装置21が出力する3相交流電力を入力としてこれを軸トルクに変換して出力する。ここで、インバータ装置21は、誘導電動機22の出力トルクが制御装置51からの指令Siに基づいたトルクを出力するように、後述の基準回転速度信号Frを参照し、インバータ装置21の出力電圧および交流電流周波数を可変制御する。減速器23は、誘導電動機22の軸トルク出力を回転数の減速により増幅して出力し、輪軸24を駆動して電気車を加減速する。
制御装置51は、蓄電装置30の内部状態信号Sp1を入力として、エンジン11に運転指令Se、コンバータ装置13に運転指令Sc、インバータ装置21に運転指令Si、遮断器14a、14b、14c、14dに動作指令Sb、蓄電装置30内に配置する充放電制御装置への動作指令Sp2を出力し、2次電池蓄電量を一定範囲内とするようにこれらの機器の総合的な動作状態を制御する。
サービス電源用インバータ装置41は、コンバータ装置13とインバータ装置21間の直流電力を入力としてこれを3相交流電力に変換して出力する。さらにサービス電源用変圧器42により電気車の照明や空調機などに供給するサービス電源電圧に調整して各サービス機器に供給する。
遮断器14aは、コンバータ装置13とインバータ装置21の間の直流電力部のうちコンバータ装置13の出力端子の直近に配置し、制御装置51からの動作指令Sbに基づいてコンバータ装置13からインバータ装置21および/または蓄電装置30に供給する電力を遮断する。遮断器14bは、コンバータ装置13とインバータ装置21の間の直流電力部とサービス電源用インバータ装置41の間に配置し、制御装置51からの動作指令Sbに基づいてコンバータ装置13および/またはインバータ装置21からサービス電源用インバータ装置41に供給する電力を遮断する。遮断器14cは、コンバータ装置13とインバータ装置21の間の直流電力部と蓄電装置30の入出力端子の間に配置し、制御装置51からの動作指令Sbに基づいてコンバータ装置13とインバータ装置21間の直流電力部から蓄電装置30に供給する電力を遮断する。また、遮断器14cは、制御装置51からの動作指令Sbに基づいて蓄電装置30からインバータ装置21へ供給する電力を遮断する。遮断器14dは、コンバータ装置13とインバータ装置21の間の直流電力部のうちインバータ装置21の入力端子の直近に配置し、制御装置51からの動作指令Sbに基づいてコンバータ装置13および/または蓄電装置30からインバータ装置21に供給する電力を遮断する。
回転速度検出器61は、誘導電動機22の回転速度を検出し、速度演算部62において基準回転速度信号Frに変換する。
走行位置演算部52は、基準回転速度信号Frを入力とし、これを積算処理した走行距離と、図示していない駅キロ程データベースを参照して駅到着を認識し、各駅キロ程を基準とした走行位置キロ程Dis_hを算出する。
前方勾配演算部53は、走行位置キロ程Dis_hを入力とし、所定距離間隔毎の勾配量である平均前方勾配Inc_hを、図示していない勾配データベースを参照して算出する。
パターン選択部54は、平均前方勾配Inc_hと基準回転速度信号Frを入力とし、平均前方勾配Inc_hをもとに、図示していない蓄電量管理基準パターンデータベースに予め用意する複数の管理パターンのうち、適切な回生電力の吸収を可能とする充電余力限界パターンChg_pat、放電余力限界パターンDch_patを選択する。
この構成により、以下の動作を実現できる。電気車を加速するときは、インバータ装置21の入力電力をコンバータ装置13が出力する直流電力と蓄電装置30が出力する直流電力で負担する。すなわち、誘導電動機22の軸トルク出力を得るために必要なインバータ装置21の入力電力をコンバータ装置13が出力する直流電力だけで負担できない場合には、蓄電装置30が出力する直流電力で補足する。
また、蓄電装置30の蓄電量は、前方勾配演算部53により演算される平均前方勾配Inc_hに関して最適とする放電余力限界パターンDch_patをパターン選択部54にて選択し、蓄電装置30の蓄電量が放電余力限界パターンDch_patを下回らないように制御装置51を介してエンジン11およびコンバータ装置13の出力、またはインバータ装置21の出力を制御する。これにより、蓄電装置の過放電状態を防止し、適切な蓄電量を維持できる。
同様に、誘導電動機22の軸トルク出力を得るために必要なインバータ装置21の入力電力を蓄電装置30が出力する直流電力だけで負担できない場合には、コンバータ装置13が出力する直流電力で補足することできる。また、誘導電動機22で必要な出力軸トルクを得るために必要なインバータ装置21の入力電力に対してコンバータ装置13が出力する直流電力が過剰な場合には、蓄電装置30により余剰な電力を吸収する。特に、この構成によると、コンバータ装置13または蓄電装置30の一方から電力を得られない場合でも他方から電力を得ることができ、次駅まで退避する等の必要最小限の運転を継続できる。
一方、電気車を減速するときは、誘導電動機22がブレーキトルクを出力するようにインバータ装置21を回生動作させ、インバータ装置21が出力する回生電力を蓄電装置30で吸収する。減速時に蓄電装置30で吸収した電力は、前述の電気車を加速するときに優先的に活用することにより、電気車の運転に必要なエネルギを有効活用できる。
また、蓄電装置30の蓄電量は、前方勾配演算部53によりされる前方平均勾配Inc_hに関して最適とする充電余力限界パターンChg_patをパターン選択部54にて選択し、蓄電装置30の蓄電量が充電余力限界パターンChg_patを下回らないように制御装置51を介してインバータ装置21の回生電力を制御する。これにより、蓄電装置の過充電状態を防止し、適切な蓄電量を維持できる。
エンジン11およびコンバータ装置13が故障等により動作しない間は、遮断器14aのオフによりコンバータ装置13への電力供給を遮断して機器の安全性を確保する。また、コンバータ装置13とインバータ装置21の間の直流電力部の電圧が過大になったとき、遮断器14aのオフによりコンバータ装置13への電力供給を遮断してコンバータ装置13の故障を防止する。
直流電力部の電圧がサービス電源用インバータ装置41の入力許容電圧を超過したとき、遮断器14bのオフによりコンバータ装置13および/またはインバータ装置21からサービス電源用インバータ装置41に供給する電力を遮断して電源用インバータ装置41の故障を防止する。
蓄電装置30の蓄電許容量が超過したとき、あるいは、直流電力部との入出力電流が蓄電装置30の入出力許容電流値を超過したとき、遮断器14cのオフによりコンバータ装置13とインバータ装置21間の直流電力部から蓄電装置30に供給する電力を遮断して蓄電装置30の故障を防止する。
インバータ装置21が故障等により動作しない間は、遮断器14dのオフによりインバータ装置21への電力供給を遮断して誤動作を防止する。また、コンバータ装置13および/または蓄電装置30からインバータ装置21への供給電力が過大になったとき、遮断器14dのオフによりインバータ装置21への電力供給を遮断して故障を防止する。
図2は、本発明の電気車両の制御装置の一実施形態における走行位置演算部52の構成を示す図である。走行位置演算部52は、積分器521と、駅番号カウンタ522と、繰り上げ駅数523と、第1の加算器524−1と、駅キロ程データベース525と、駅判定最大値526と、第2の加算器524−2と、駅判定最小値527と、駅到着判定部528と、減算器529とを有している。
積分器521は、基準回転速度信号Frを積算して走行位置キロ程Dis_hを算出する。ここで、積分器521は駅到着フラグFlg_arrにより、出発駅キロ程Dis_depを初期値設定する機能を設ける。
出発駅キロ程Dis_depは、駅番号カウンタ522の出力する出発駅番号Num_depをもとに、駅キロ程データベース525を参照することにより算出する。また、出発駅番号Num_depに第1の加算器524−1により繰り上げ駅数Num_stnを加算した到着駅番号Num_arrをもとに、駅キロ程データベース525を参照することにより、到着駅キロ程Dis_arrを算出する。繰り上げ駅数Num_stnには通常、「1」とすればよい。
駅範囲最小値Spc_minは、減算器529で到着駅キロ程Dis_arrから駅判定距離最小値527を減算することにより算出する。駅範囲最大値Spc_maxは、第2の加算器524−2で駅到着キロ程Dis_arrから駅判定距離最大値526を加算することにより算出する。ここで、駅判定距離最大値526および駅判定距離最小値527は、駅ホーム中心(駅位置キロ程)からホーム両端までの距離を想定して100〜200mの範囲で設定する。
駅到着判定部528では、基準回転速度信号Fr、駅範囲最小値Spc_min、駅範囲最大値Spc_maxおよび走行位置キロ程Dis_hを入力とし、走行位置キロ程Dis_hが、駅範囲最小値Spc_minと駅範囲最大値Spc_maxの範囲内にある状態で、基準回転速度信号Frが零、あるいは零近傍の所定値以下となったときに、駅到着判定フラグFlg_arrを出力する。
この構成により、以下の動作を実現する。走行位置キロ程Dis_hは、基準回転速度信号Frを積分器521で積算することで得られるが、駅に到着した時点で、駅キロ程データベース525の駅位置キロ程データを初期値として、積分器をリセットする。これにより、精度よい走行位置キロ程の演算を可能とする。
図3は、本発明の電気車両の制御装置の一実施形態における平均前方勾配演算部53の構成を示す図である。平均前方勾配演算部53は、データ間隔531と、複数の加算器532と、勾配データベース533と、勾配データ数534と、乗・除算器535とを有している。
前方位置データX00は、平均前方勾配算出の基点として、走行位置キロ程Dis_hをそのまま設定する。
前方位置データX01は、加算器524において前方位置データX00とデータ間隔28を加算することにより算出する。同じく。前方位置データX02は、加算器524において前方位置データX01とデータ間隔28を加算することにより算出する。以下、同様に前方位置データX30まで算出する。この例では、前方位置データ数はX00〜X30までの31点としたが、これは算出する前方位置データ数を限定するものではない。前方位置データ数は平均前方勾配を求める距離およびその間隔により総合的に決定する。鉄道車両では、制動距離は600m以内であること、また台車間距離(約10m)の2倍以下の距離間隔の勾配変化は、車両側から見たとき判別できないことから、前方位置データ数を600m/20m+1=31としたものである。
前方位置データX00〜X30をもとに、勾配データベース29を参照することで、前方勾配データInc00〜Inc30を算出する。平均前方勾配Inc_hは、加算器524で前方勾配データInc00〜Inc30を全加算し、さらに乗・除算器31で全加算した前方勾配データInc_sumに対して、勾配データ数30を除算することで算出する。
この構成により、以下の動作を実現する。平均前方勾配Inc_hは、走行位置キロ程Dis_hをベースに算出する前方位置データX00〜X30に対応する前方勾配データInc00〜Inc30をもろに、これを平均化することで求められる。これにより、前方600mまでの起伏状態を含めた線路状態を考慮した平均前方勾配の様子を把握できる。
図4は、本発明の電気車両の制御装置の一実施形態におけるパターン選択部54の構成を示す図である。パターン選択部54は、蓄電量管理基準データベース541と、最適パターン判断部542と、第1の選択器543aと、第2の選択器543bとを有している。
蓄電量管理基準データベース541は、走行速度と蓄電量の関係を記述した管理基準データである管理パターン(0)から管理パターン(n)までの、複数の蓄電量管理データを備える。任意の管理基準データ(n)は、基準回転速度信号Frを入力として、充電管理基準Chg_base(n)、放電管理基準Dch_base(n)を出力する。それぞれn+1通りの充電管理基準Chg_base(n)、放電管理基準Dch_base(n)については、走行する区間の勾配量の大きさに対応して決定する。すなわち、n+1通りの異なる勾配量をもつ区間を想定し、それぞれの区間を走行した際の蓄電量の動きを予め算出しておくことにより充電管理基準Chg_base(n)、放電管理基準Dch_base(n)を設定する。
最適パターン判断部542は、平均前方勾配Inc_hを入力とし、その大きさに応じてパターン選択信号Sel_patを出力する。第1の選択器543aはパターン選択信号Sel_patを入力とし、蓄電量管理基準データベース541が出力する充電管理基準Chg_base(n)の内、パターン選択信号Sel_patに対応したひとつを選択し、充電余力限界パターンChg_patを出力する。また、第2の選択器543bはパターン選択信号Sel_patを入力とし、蓄電量管理基準データベース541が出力する放電管理基準Dch_base(n)の内、パターン選択信号Sel_patに対応したひとつを選択し、充電余力限界パターンDch_patを出力する。
充電余力限界パターンChg_patおよび放電余力限界パターンDis_patは、平均前方勾配Inc_hを基に、最適な複数の蓄電量管理基準データベースのパターンの中から選択する。これにより、蓄電装置の過充電、過放電を防止できる。
図5は、本発明の電気車両の制御装置の一実施形態における前方平均勾配の算出を示す図である。車両の走行位置キロ程を前方位置データX00として、これを基点として20m毎にX02、X03・・・と前方位置データを順次算出し、前方位置データX30まで算出する。ここで、前方位置データ数はX00〜X30までの31点としたが、これは算出する前方位置データ数を限定するものではない。前方位置データ数は平均前方勾配を求める距離およびその間隔により総合的に決定する。鉄道車両では、制動距離は600m以内であること、また台車間距離(約10m)の2倍以下の距離間隔の勾配変化は、車両側から見たとき判別できないことから、前方位置データ数を600m/20m+1=31としたものである。
前方位置データX00〜X30をもとに、図示していない勾配データベース29を参照することで、前方勾配データInc00〜Inc30を算出する。前方平均勾配Inc_hは、前方勾配データInc00〜Inc30の平均値演算により算出する。
図6は、本発明の電気車両の制御装置の一実施形態における充放電余力限界パターンの選択方法を示す図である。図6は蓄電管理基準データベース541において、管理基準データ(0)から管理基準データ(n)までを同一の座標系に示したものである。
上り勾配区間で加速する場合、最高速度(基準速度Vav)に達するためには、平坦区間よりも多くの蓄電エネルギの放電を必要とする。このため、上り勾配区間ではより高位の管理基準データを選択することにより、速度零では高蓄電量を確保する蓄電管理基準とする。同様に上り勾配で回生ブレーキにより減速する場合、ある速度(基準速度Vav)から速度零となるまでに、平坦区間よりも回生ブレーキによる蓄電エネルギの充電は少ない。このため、上り勾配区間ではより高位の管理基準データを選択することにより、最高速度で高蓄電量となる蓄電管理基準とする。
一方、下り勾配区間で加速する場合、最高速度(基準速度Vav)に達するためには、平坦区間よりも蓄電エネルギの放電は少なくなる。このため、下り勾配区間ではより低位の管理基準データを選択することにより、速度零では低蓄電量を確保する蓄電管理基準とする。同様に下り勾配で回生ブレーキにより減速する場合、ある速度(基準速度Vav)から速度零となるまでに、平坦区間よりも多くの回生ブレーキによる蓄電エネルギを充電できる。このため、下り勾配区間ではより低位の管理基準データを選択することにより、最高速度で低蓄電量となる蓄電管理基準とする。
本発明の電気車両の制御装置における一実施形態の基本構成を示す図。 本発明の電気車両の制御装置の一実施形態における走行位置算出部の構成を示す図。 本発明の電気車両の制御装置の一実施形態における平均前方勾配算出部の構成を示す図。 本発明の電気車両の制御装置の一実施形態におけるパターン算出部の構成を示す図。 本発明の電気車両の制御装置の一実施形態における前方平均勾配の算出を示す図。 本発明の電気車両の制御装置の一実施形態における充放電余力限界パターンの選択方法を示す図。 従来の鉄道車両用ハイブリッドシステムの基本構成を示す図。
符号の説明
11…エンジン、12…誘導発電機、13…コンバータ装置、14…遮断器、21…インバータ装置、22…誘導電動機、23…減速機、24…輪軸、30…蓄電装置、41…サービス電源用インバータ装置、42…変圧器、50…システム統括装置、51…制御装置、52…走行位置演算部、53…前方勾配演算部、54…パターン選択部、521…積分器、522…駅番号カウンタ、523…繰り上げ駅数、524…加算器、525…駅キロ程データベース、526…駅判定最大値、527…駅判定最小値、528…駅到着判定部、529…減算器、531…データ間隔設定器、532…加算器、533…勾配データベース、534…演算データ数、535…乗・除算器、541…蓄電量管理基準データベース、542…最適パターン判定部、543…選択器

Claims (2)

  1. エンジンにより駆動される発電手段が発生する交流電力を直流電力に変換するコンバータ手段を有する直流電力発生手段と、前記直流電力を交流電力に変換するインバータ手段と、前記直流電力を充電および放電する機能を持つ電力蓄積手段と、これらの各手段を制御する第1の制御手段と、鉄道車両を駆動する電動機を備えた電気車両の制御装置において、
    前記電動機の回転速度を検出する手段と、
    前記電動機の回転速度から車両の速度を演算する速度演算部と、
    前記速度演算部の出力を用いて車両の走行位置を演算する走行位置演算部と、
    前記車両の走行位置より前方の勾配を平均値演算して算出される平均前方勾配を演算する前方勾配演算部と、
    前記前方勾配演算部が演算した平均前方勾配をもとに、前記電力蓄電手段における電量と走行速度の関係を規定する蓄電量管理基準パターン出力するパターン制御部とを備え、
    前記パターン制御部から出力される前記蓄電量管理基準パターンに従って、第1の制御手段によりエンジンおよびコンバータ装置ならびにインバータ装置を制御する
    ことを特徴とする電気車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載の電気車両の制御装置において、
    前記パターン制御部は、前記電力蓄電手段における蓄電量と走行速度の関係を、勾配条件に対応して規定した減速時の放電余力限界パターンと加速時の放電余力限界パターンをそれぞれ複数個有し、平均前方勾配を前記勾配条件として放電余力限界パターンと充電余力限界パターンを選択して出力することを特徴とする電気車両の制御装置。
JP2006226342A 2006-08-23 2006-08-23 電気車両の制御装置 Active JP4907262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006226342A JP4907262B2 (ja) 2006-08-23 2006-08-23 電気車両の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006226342A JP4907262B2 (ja) 2006-08-23 2006-08-23 電気車両の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008054387A JP2008054387A (ja) 2008-03-06
JP4907262B2 true JP4907262B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=39237905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006226342A Active JP4907262B2 (ja) 2006-08-23 2006-08-23 電気車両の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4907262B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9415768B2 (en) 2012-12-14 2016-08-16 Mitsubishi Electric Corporation Control device for hybrid vehicle

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5017163B2 (ja) * 2008-04-01 2012-09-05 株式会社日立製作所 鉄道車両の駆動装置
JP2009254069A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Hitachi Ltd 鉄道車両の制御方法および装置
JP5394666B2 (ja) * 2008-06-30 2014-01-22 株式会社日立製作所 鉄道車両の駆動システム
JP5295139B2 (ja) * 2010-01-13 2013-09-18 株式会社日立製作所 列車制御システム
EP2810813B1 (en) * 2012-01-30 2017-07-12 Mitsubishi Electric Corporation Propulsion control device of electric vehicle and control method thereof
WO2020079728A1 (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 三菱電機株式会社 車両情報管理装置および充電制御方法
CN109532555B (zh) * 2018-10-19 2020-11-03 北京经纬恒润科技有限公司 一种续航里程的计算方法及装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002199509A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Fuji Electric Co Ltd ハイブリッド車両の駆動方法
JP3806354B2 (ja) * 2002-01-24 2006-08-09 三菱自動車工業株式会社 電気自動車
JP3811894B2 (ja) * 2003-02-14 2006-08-23 株式会社日立製作所 ハイブリッド鉄道車両用二次電池装置
JP3924725B2 (ja) * 2003-03-14 2007-06-06 株式会社日立製作所 鉄道車両の駆動装置
JP4593081B2 (ja) * 2003-04-07 2010-12-08 株式会社日立製作所 鉄道車両用電力変換装置
JP2005094837A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電気車制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9415768B2 (en) 2012-12-14 2016-08-16 Mitsubishi Electric Corporation Control device for hybrid vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008054387A (ja) 2008-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11142088B2 (en) Vehicle control system and method
JP4907262B2 (ja) 電気車両の制御装置
JP5079535B2 (ja) 鉄道車両駆動装置
JP4417949B2 (ja) 鉄道車両の駆動装置
EP2886386B1 (en) Train-information management device and device control method
JP4845515B2 (ja) 鉄道車両の駆動装置
CN111776024B (zh) 一种辅助停车区位置确定方法和相关装置
JP3924725B2 (ja) 鉄道車両の駆動装置
JP2008054408A (ja) 鉄道車両の駆動装置
US20150314699A1 (en) Charging and discharging control device, charging and discharging control method, program and vehicle traffic system
JP2008067510A (ja) 車両駆動システム
JP2013023074A (ja) 鉄道き電システム
JP2006074998A (ja) 鉄道車両
JP2009254069A (ja) 鉄道車両の制御方法および装置
JP6016738B2 (ja) 地上蓄電池制御装置およびその制御方法、鉄道用地上蓄電池制御システム
JP2007124802A (ja) 車両駆動システム
JP4156426B2 (ja) エネルギ送受制御システム及び鉄道車両駆動システム、並びに鉄道車両
JP5366667B2 (ja) 列車総括制御システム
WO2019040488A1 (en) HYBRID ENERGY RECOVERY SYSTEMS IN TRACK EDGE
JP4768320B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP4856219B2 (ja) 移動体制御装置
JP2003220859A (ja) 直流機電用電力蓄積装置及び鉄道機電システム
JP4670827B2 (ja) 車両制御システム
JP5394666B2 (ja) 鉄道車両の駆動システム
JP2011019326A (ja) 列車制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4907262

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150