JP4906437B2 - 周辺監視システム - Google Patents
周辺監視システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4906437B2 JP4906437B2 JP2006224943A JP2006224943A JP4906437B2 JP 4906437 B2 JP4906437 B2 JP 4906437B2 JP 2006224943 A JP2006224943 A JP 2006224943A JP 2006224943 A JP2006224943 A JP 2006224943A JP 4906437 B2 JP4906437 B2 JP 4906437B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- camera
- reflected light
- area
- lane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Description
そこで、本発明は、カメラで撮影した画像に基づいて自車周辺の他車を検出する周辺監視システムにおいて、他車によってカメラの死角となる領域に存在する自動車や自動二輪車を検出することを課題とする。
また、このような周辺監視システムは、前記隠蔽領域内他車推定手段において、前記反射光検出手段が、自車に対して相対的に接近している反射光を検出したときに、前記カメラに対して隠蔽される領域内に他車が存在すると推定するようにしてもよい。
このようにすることにより、カメラの死角となる領域内の他車のうちでも自車にとって検出することがより重要となる、自車に接近してくる他車のみを検出することができるようになる。
また、このような周辺監視システムは、前記他車推定手段において、自車の走行している車線と、前記反射光検出手段が検出した前記自車に対して相対的に接近している反射光の自車に対する左右方向との関係に基づいて、前記カメラに対して隠蔽される領域内に二輪車である他車が存在すると推定したり、自車の走行している道路の渋滞の発生状況に応じて、前記カメラに対して隠蔽される領域内に二輪車である他車が存在すると推定するようにしてもよい。
なお、これらの周辺監視システムには、前記他車推定手段の推定に基づいて、前記カメラに対して隠蔽される領域内に存在する他車についての注意喚起もしくは警告をユーザに対して提示する提示手段を備えることが好ましい。
図1aに、本第実施形態に係る周辺監視システムの構成を示す。
本周辺監視システムは、自動車に搭載されるシステムであり、図示するように、周辺監視システムは、カメラ1、他車認識部2、死角領域監視部3、周辺状況提示部4、表示装置5、音声出力装置5、状況検知部7とを有している。
ここで、本周辺監視システムが搭載された自動車を自車100として、図1bに示すように、カメラ1は自車100の後部に配置され自車100後方を撮影する。
また、他車認識部2は、カメラ1が撮影した画像に対して、所定の画像認識処理を施して、画像中に写り込んでいる他車を認識すると共に、認識した他車の画像中の位置より、当該他車の自車100に対する相対位置を算定し、認識した他車の種別と算定した他車の相対位置とをカメラ測定データとして出力する処理を繰り返し行う。
図示するように、この処理では、まず、自車100が停止中であるかどうか(ステップ202)と、後方隠蔽物体が存在するかどうか(ステップ204)を判定する。ここで、ステップ202の自車100が停止中であるかどうかの判定のために、状況検知部7において自車100の車速に基づいて自車100の停止中の有無を検知し、死角領域監視処理に通知するようにする。また、ステップ204では、他車認識部2が出力するカメラ測定データが、自車100後方に所定距離内に接近した四輪車が存在していることを表しているときに、当該四輪車を後方隠蔽物体として、後方隠蔽物体が存在すると判定する。
一方、自車100が停止中であって(ステップ202)、かつ、後方隠蔽物体が存在している場合には、カメラ1が撮影した画像中の、死角の左側監視領域に自車100に接近してくる光が存在するかどうかを調べる(ステップ206)。ここで、死角の左側監視領域は、次のように設定する。
また、左側監視領域に自車100に接近してくる光が存在するかどうかの判定は、たとえば、最近の所定期間内にカメラ1が撮影した複数の画像の全てにおいて、左側監視領域内に、周囲よりも輝度が高い、およそ路面やガードレールにおける車両のヘッドライトの照明光の反射光の輝度範囲内の輝度を有する領域が存在し、かつ、当該領域の上下方向の位置が順次下方向に移動するように連続的に変化しているときに、左側監視領域に自車100に接近してくる光が存在すると判定することにより行う。
一方、死角の左側監視領域に自車100に接近してくる光が存在していると判定された場合には、当該接近光を照射している他車が、他車認識部2によって認識されているかどうかを調べ(ステップ216)、認識されている場合には、左側死角内接近物体非存在を設定し(ステップ208)、ステップ210に進む。一方、接近光を照射している他車が、他車認識部2によって認識されていない場合には、左側死角内接近物体存在を設定した上で(ステップ218)、ステップ210に進む。
すなわち、死角の右側監視領域に自車100に接近してくる光が存在するかどうかを調べ(ステップ210)、死角の右側監視領域に自車100に接近してくる光が存在していないと判定された場合には(ステップ210)、右側死角内接近物体非存在を設定し(ステップ2212)、ステップ202に戻る。
なお、このような死角領域監視処理は、ステップ202を排して、自車100が停車中であるか否かに関わらずに、ステップ204以降の処理を行うものとして構成することもできる。
さて、次に周辺状況提示部4は、他車認識部2が出力するカメラ測定データが示す他車の現在位置や位置の履歴に基づいて、自車100後方の他車の配置や挙動の状況などを表示装置5に表示したり、自車100後方の他車の配置や挙動と自車100の挙動との関係などより危険の発生を予知して警告を表す音声を音声出力装置5から出力する処理などを行う。
図5に、この左側死角内物体警告処理の手順を示す。
図示するように、この左側死角内物体警告処理では、左側死角内接近物体存在が設定されているかどうかを調べ(ステップ502)、設定されている場合には以下の処理を行う。
すなわち、自車100が片側一車線の道路区間を走行中であるかどうか(ステップ504)と、自車100が片側複数車線の道路区間上の最も左の車線を走行中であるかどうか(ステップ506)と、自車100が走行中の車線と自車100が走行中の車線の左側の車線が渋滞中であるかどうか(ステップ508)とを調べる。そして、いずれでもなければ、自車100が左方向に移動しようとしているかどうかを判定し(ステップ510)、左方向に移動しようとしていれば表示装置5や音声出力装置5より左後方より接近してくる他車が存在する可能性のある旨の注意を出力し(ステップ512)、ステップ502からの処理に戻り、左方向に移動しようとしていなければ、そのままステップ502からの処理に戻る。
ここで、周辺状況提示部4がこのような左側死角内物体警告処理と共に行う右側死角内物体警告処理は、左側死角内物体警告処理における各ステップの左右を置き換えた処理となる。また、右側死角内物体警告処理のステップ502では、右側死角内接近物体存在が設定されているかどうかを調べることになる。
Claims (6)
- 自動車に搭載され、当該自動車である自車周辺の他車を検出する周辺監視システムであって、
自車後方を撮影するカメラと、
前記カメラによって撮影される範囲内にある物体によって当該カメラに対して隠蔽される領域の周辺において反射した、自車に対して相対的に移動している反射光を、前記カメラが撮影した画像に基づいて検出する反射光検出手段と、
前記反射光検出手段が、前記カメラに対して隠蔽される領域の周辺において反射した反射光を検出した場合であって、当該反射光の光源と推定される車両が前記カメラによって撮影されていないときに、前記カメラに対して隠蔽される領域内に他車が存在すると推定する隠蔽領域内他車推定手段とを有することを特徴とする周辺監視システム。 - 請求項1記載の周辺監視システムであって、
前記隠蔽領域内他車推定手段は、前記反射光検出手段が、自車に対して相対的に接近している反射光を検出したときに、前記カメラに対して隠蔽される領域内に他車が存在すると推定することを特徴とする周辺監視システム。 - 自動車に搭載され、当該自動車である自車周辺の他車を検出する周辺監視システムであって、
自車後方を撮影するカメラと、
前記カメラによって撮影される範囲内にある物体によって当該カメラに対して隠蔽される領域の周辺において反射した、自車に対して相対的に移動している反射光を、前記カメラが撮影した画像に基づいて検出する反射光検出手段と、
前記反射光検出手段が、前記反射光を検出した場合に、前記カメラに対して隠蔽される領域内に他車が存在すると推定する隠蔽領域内他車推定手段とを有し、
前記隠蔽領域内他車推定手段は、自車の走行している車線が当該車線と走行方向が同方向の車線のうちの最も左側の車線であり、前記反射光検出手段が検出した前記自車に対して相対的に接近している反射光の自車に対する左右方向が左方向である場合と、自車の走行している車線が当該車線と走行方向が同方向の車線のうちの最も右側の車線であり、前記反射光検出手段が検出した前記自車に対して相対的に接近している反射光の自車に対する左右方向が右方向である場合とのうちの少なくとも一方の場合に、前記カメラに対して隠蔽される領域内に二輪車である他車が存在すると推定することを特徴とする周辺監視システム。 - 自動車に搭載され、当該自動車である自車周辺の他車を検出する周辺監視システムであって、
自車後方を撮影するカメラと、
前記カメラによって撮影される範囲内にある物体によって当該カメラに対して隠蔽される領域の周辺において反射した、自車に対して相対的に移動している反射光を、前記カメラが撮影した画像に基づいて検出する反射光検出手段と、
前記反射光検出手段が、前記反射光を検出した場合に、前記カメラに対して隠蔽される領域内に他車が存在すると推定する隠蔽領域内他車推定手段とを有し、
前記隠蔽領域内他車推定手段は、自車の走行している車線及び当該車線よりも左側の車線に渋滞が発生しており、前記反射光検出手段が検出した前記自車に対して相対的に接近している反射光の自車に対する左右方向が左方向である場合と、自車の走行している車線及び当該車線よりも右側の車線に渋滞が発生しており、前記反射光検出手段が検出した前記自車に対して相対的に接近している反射光の自車に対する左右方向が右方向である場合とのうちの少なくとも一方の場合に、前記カメラに対して隠蔽される領域内に二輪車である他車が存在すると推定することを特徴とする周辺監視システム。 - 請求項1、2、3または4記載の周辺監視システムであって、
前記隠蔽領域内他車推定手段の推定に基づいて、前記カメラに対して隠蔽される領域内に存在する他車についての注意喚起もしくは警告をユーザに対して提示する提示手段を有することを特徴とする周辺監視システム。 - 自動車に搭載された周辺監視システムにおいて、当該自動車である自車周辺の他車を検出する他車検出方法であって、
前記周辺監視システムが、カメラで自車後方を撮影するステップと、
前記周辺監視システムが、前記カメラによって撮影される範囲内にある物体によって当該カメラに対して隠蔽される領域の周辺において反射した、自車に対して相対的に移動している反射光を、前記カメラが撮影した画像に基づいて検出するステップと、
前記周辺監視システムが、前記カメラに対して隠蔽される領域の周辺において反射した反射光が検出された場合であって、当該反射光の光源と推定される車両が前記カメラによって撮影されていないときに、前記カメラに対して隠蔽される領域内に他車が存在すると推定するステップとを有することを特徴とする他車検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006224943A JP4906437B2 (ja) | 2006-08-22 | 2006-08-22 | 周辺監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006224943A JP4906437B2 (ja) | 2006-08-22 | 2006-08-22 | 周辺監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008052320A JP2008052320A (ja) | 2008-03-06 |
JP4906437B2 true JP4906437B2 (ja) | 2012-03-28 |
Family
ID=39236359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006224943A Expired - Fee Related JP4906437B2 (ja) | 2006-08-22 | 2006-08-22 | 周辺監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4906437B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5347257B2 (ja) * | 2007-09-26 | 2013-11-20 | 日産自動車株式会社 | 車両用周辺監視装置および映像表示方法 |
JP4561863B2 (ja) * | 2008-04-07 | 2010-10-13 | トヨタ自動車株式会社 | 移動体進路推定装置 |
EP2821982B1 (en) * | 2012-03-01 | 2018-06-27 | Nissan Motor Co., Ltd | Three-dimensional object detection device |
EP2821958A4 (en) * | 2012-03-01 | 2015-06-03 | Nissan Motor | DEVICE FOR DETECTING THREE-DIMENSIONAL OBJECTS |
IN2015KN00408A (ja) * | 2012-07-27 | 2015-07-17 | Nissan Motor | |
JP5999183B2 (ja) * | 2012-07-27 | 2016-09-28 | 日産自動車株式会社 | 立体物検出装置および立体物検出方法 |
JP7052632B2 (ja) * | 2018-08-10 | 2022-04-12 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用周辺表示装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2970168B2 (ja) * | 1992-01-14 | 1999-11-02 | 松下電器産業株式会社 | 車両検出装置 |
JPH0665089A (ja) * | 1992-08-25 | 1994-03-08 | Hitachi Chem Co Ltd | 血管拡張剤 |
JP3622426B2 (ja) * | 1997-07-07 | 2005-02-23 | 日産自動車株式会社 | 前方警報装置 |
JP4161584B2 (ja) * | 2002-02-07 | 2008-10-08 | トヨタ自動車株式会社 | 移動体用安全装置 |
JP2004237834A (ja) * | 2003-02-05 | 2004-08-26 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 接近車両検出装置 |
JP2004312523A (ja) * | 2003-04-09 | 2004-11-04 | Equos Research Co Ltd | 車載画像処理装置 |
JP4044031B2 (ja) * | 2003-11-27 | 2008-02-06 | 本田技研工業株式会社 | 車両用走行支援装置 |
JP4604971B2 (ja) * | 2005-11-11 | 2011-01-05 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用通信装置 |
JP4207060B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2009-01-14 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 描画システム |
-
2006
- 2006-08-22 JP JP2006224943A patent/JP4906437B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008052320A (ja) | 2008-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10286905B2 (en) | Driver assistance apparatus and control method for the same | |
JP4420011B2 (ja) | 物体検知装置 | |
JP5855272B2 (ja) | ブレーキ状況を認識する方法および装置 | |
JP4906437B2 (ja) | 周辺監視システム | |
JP5751423B2 (ja) | 運転支援装置 | |
CN108725454B (zh) | 安全驾驶辅助***及其控制方法 | |
JP2010113601A (ja) | 車両用警告装置 | |
JP2005309797A (ja) | 歩行者警報装置 | |
CN110622504A (zh) | 借助安装在车辆内的传感器空间分辨地探测车辆外部物体的方法和设备 | |
JP2017151963A (ja) | ドライバを支援するための方法および装置 | |
WO2017115371A1 (en) | Apparatus and method for avoiding vehicular accidents | |
JP4751894B2 (ja) | 自動車の前方にある障害物を検知するシステム | |
KR101285006B1 (ko) | 주변 차량의 운행 정보를 표시하는 자동차 미러 장치 및 그리고 운행 정보 표시 방법 | |
JP2007018142A (ja) | 車両周辺監視装置 | |
KR102199743B1 (ko) | 사각지대 영상을 제공하는 운전 보조 시스템 및 그 방법 | |
JP2004310522A (ja) | 車両用画像処理装置 | |
CN111081045A (zh) | 姿态轨迹预测方法及电子设备 | |
JP6398182B2 (ja) | 信号情報提示装置 | |
KR20190062686A (ko) | 자율 주행 제어 시스템, 그를 가지는 차량 및 그 제어 방법 | |
JP4066892B2 (ja) | 車両用警報装置 | |
KR20170069645A (ko) | 보행자 추돌 방지 시스템 및 이의 실행 방법 | |
JP4760445B2 (ja) | 車両用警報装置 | |
CN114074601A (zh) | 通过停放的车辆输出警告信号的方法 | |
KR20170127678A (ko) | 개인용 이동수단의 주행 상황 기록 장치 및 그 동작 방법 | |
JP2009122918A (ja) | 車両走行支援装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110329 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120110 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120110 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4906437 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |