JP4905481B2 - カラオケコンクールシステム - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施形態に係るカラオケコンクールシステムについて説明する。
本実施形態のカラオケコンクールシステムは、図1に示すように、各地のカラオケ店舗の客室ごとに設置されたカラオケ装置100と、カラオケ店舗内に設けられた店舗サーバ200と、各種情報の配信・管理を行うセンタ300とから構成され、各カラオケ店舗は通信網を介してセンタ300と接続されている。なお、通信網は、有線、無線、併用どのような形態でもよく、インターネットを利用してもよい。
まず、センタ300について説明する。センタ300は、図1に示すように、カラオケ装置100でのカラオケ楽曲の演奏に用いられる情報、歌唱者ごとの歌唱者情報、及びイベント参加に用いられるストック情報を管理し、また、カラオケ装置100からの要求によりこれらの情報を配信する。
そして、制御部301と楽曲データベース302と歌唱者情報データベース303とストック情報データベース304とから構成される。
制御部301は、CPUとRAMとROM等から構成され、CPUがROMに記憶された各種プログラムを読み出して実行することにより、センタ300全体を統括制御する。
以下、各データベースについて順に説明する。
「楽曲ID」は、カラオケ楽曲ごとに付されたユニークな識別符号である。
「楽音データ」は、カラオケ楽曲の生成起源となるデータである。例えば、MIDIデータ、MPEGデータとすることができるが、本発明においては、楽音データのフォーマットはどのようなものであってもよい。
「背景データ」は、カラオケ楽曲の演奏中に表示される背景画像(動画、静止画)の生成起源となるデータである。本発明においては、背景データのフォーマットはどのようなものであってもよい。
「歌手名」は、カラオケ楽曲原曲の歌手名である。カラオケ楽曲の再生開始時等に表示される。
「歌詞」は、カラオケ楽曲の演奏中に表示される。なお、楽曲再生中の歌詞表示態様については公知の種々の技術を用いることができる。
楽曲データベース302の内容は、適宜のタイミングで更新される。例えば、所定の時間間隔で更新(例えば、日単位)してもよく、新曲が作成されるごとに更新してもよい。
「歌唱者ID」は、歌唱者情報から歌唱者を識別するためのユニークな識別符号である。
「ニックネーム」は、例えば、カラオケ装置100において、イベントの採点順位を表示する際に用いられる。なお、ニックネームは、歌唱者自身が任意に決めることができる。
歌唱者情報データベース303の内容は、適宜のタイミングで更新される。例えば、歌唱者の新規登録があるごとに更新することができる。
また、歌唱者情報データベース303の歌唱者情報は、カラオケ装置100のリモコン110を用いて登録することができる。また、パソコンや携帯電話を用いて登録することができる。なお、本発明において実施されるイベント(カラオケコンクール)に参加するには、歌唱者情報データベース303に歌唱者情報を登録する必要がある。
「歌唱者ID」は、歌唱者を識別するためのユニークな識別符号であり、歌唱者情報データベース303(図3)の「歌唱者ID」と共通の内容である。
「楽曲ID」は、歌唱された楽曲を示す楽曲毎にユニークな識別符号であり、楽曲データベース302(図2)の「楽曲ID」と共通の内容である。
「採点データ」は、カラオケ楽曲を歌唱したときの採点値である。
なお、ストック情報データベース304の内容は、適宜のタイミングで更新される。
また、センタ300に登録された採点データをいずれかの店舗のイベント参加に用いた場合は、当該採点データを含むストック情報は削除される。これにより、1つの採点データを複数のイベントで使いまわしすることができなくなるので、歌唱者間の不公平感をなくすことができる。
また、ストック情報データベース304には、歌唱者IDごとに、1つの楽曲IDには1つの採点データのみが格納される。これにより、他店舗のイベントに参加した場合の仮の順位を提示する際に表示内容を単純化することできるので、歌唱者は採点データをセンタ300に登録するか否かを容易に判断することができる。
店舗サーバ200は、他店舗の店舗サーバ及びセンタ300とIP通信などを用いて通信可能である。
図1に示すように、制御部201とイベント情報データベース202と順位表データベース203とから基本的に構成される。
制御部201は、CPUとRAMとROM等から構成され、CPUがROMに記憶された各種プログラムを読み出して実行することにより、店舗サーバ200全体を統括制御し、かつサーバ制御手段として機能する。
「イベントID」は、イベントごとに付されたユニークな識別符号である。
「課題曲(楽曲ID)」は、そのイベントで用いられる課題曲であり、楽曲IDを用いて定義されている。なお、1つのイベントで複数の課題曲が用いられることもある。また、楽曲データベース302(図2)の「楽曲ID」と共通の内容である。
「企画者」は、そのイベントを企画した者(会社、団体等)である。また、スポンサーが企画者となることもある。この場合、企画者の情報は、スポンサー情報となる。また、カラオケ店舗が企画者となることもある。また、イベントが実施されているカラオケ店舗で歌唱をしないと当該イベントに参加できないように企画することで、該カラオケ店舗への集客力を向上させることができる。
「実施期間」は、そのイベントの実施期間である。例えば、開始日及び終了日で定義することができる。なお、日単位ではなく、時間単位(例えば、2006年10月1日15:00〜2006年10月21日10:00等)で定義してもよいことはもちろんである。
「参加費」は、そのイベントに参加するために必要な費用である。すべてのイベントの参加費を一律となるように構成された場合は、参加費属性は設定する必要はない。
「受賞者順位」は、賞を授与することができる順位である。
「賞品」は、上記受賞者順位内に入賞した者に付与される賞品に関する情報である。
「順位」は、賞が付与される順位である。
「賞品名」は、付与される賞品の名称である。なお、図6に示した商品名や賞品金額の内容は単なる一例である。
「画像」は、付与される賞品の画像情報である。記憶される画像は、静止画、動画、いずれでもよい。また、賞品によって、静止画、動画を使い分けてもよい。また、画像データベースを別に有しておき、イベント情報データベース202には、画像データベースへのリンク情報のみを有する構成にしてもよい。 イベント情報データベース202の内容は、適宜のタイミングで更新される。例えば、新規イベントが発生するごとに更新することができる。
「イベントID」は、イベント情報データベース202(図5)の「イベントID」と共通の内容である。
「歌唱者ID」は、歌唱者ごとに付されたユニークな識別符号である。「歌唱者ID」は、歌唱者情報データベース303(図3)の「歌唱者ID」と共通の内容である。
「採点データ」は、そのイベントの課題曲を歌唱したときの採点値である。ここで、「採点データ」のフォーマットは、ストック情報データベース304(図4)の「採点データ」のフォーマットと同じである。
「登録日」は、そのイベントに参加登録した日(すなわち、課題曲を歌唱した日)である。
「順位」は、そのイベントにおける現時点での順位である。
順位表データベース203の内容は、適宜のタイミングで更新される。例えば、歌唱者がイベントに参加するごとに更新することができる。
なお、本実施形態では、イベントを実施するプログラムもROMや補助記憶部124等に記憶され、店舗管理者の指示によって制御部201がイベント実施プログラムをROMや補助記憶部124等から読出し実行し、イベントに関する各種情報の入出力を所定の手順に従って行うことで、店舗のイベントは既に実施されているものとする。
次に、カラオケ装置100について説明する。図1(右下の拡大図)に示すように、カラオケ装置100は、リモコン110とコマンダ120とから構成される。なお、複数のリモコン110が、コマンダ120と通信可能となるように構成してもよい。
制御部111は、CPUとRAMとROM等から構成され、CPUがROMに記憶された各種プログラムを読み出して実行することにより、リモコン110全体を統括制御し、かつカラオケ制御手段の一部として機能する。
通信部112は、コマンダ120と無線通信を行うためのインタフェースである。なお、リモコン110と店舗サーバ200が通信を行う場合は、コマンダ120を介して行うよう構成されているが、リモコン110が直接店舗サーバと通信できるように構成してもよい。
表示部113には、本実施形態を実現するために必要な情報を含む種々の情報を表示する。また、表示部113の前面にはユーザインタフェースとして機能するタッチパネル114が設けられている。
通信部122は、リモコン110と無線通信を行うためのインタフェースである。なお、赤外線通信も行うように構成してもよい。また、コマンダ120が上述した「親コマンダ」として機能する場合、通信部122は、センタ300及び他店舗の店舗サーバ200と接続するための機能をも有する。
映像音声再生部123は演奏手段として機能し、楽曲の再生及び映像の再生を行う。補助記憶部124には、例えば、楽曲の再生に必要な音声データ及び映像データ等が記憶される。
次に、リモコン、コマンダ、店舗サーバ、センタ間で送受信される情報について、図8を参照しつつ説明する。
コマンダ120は、イベント要求情報を受信すると、店舗サーバ200に対し、イベント要求情報を送信する(3)。このイベント要求情報には、送信元となるコマンダ120(カラオケ装置)を識別するための識別情報が含まれている。
リモコン110は、受信したイベント関連情報に基づいて参加可能なイベントの情報を表示部113に表示し、また参加するイベントの選択を促すメッセージを併せて表示する。また、リモコン110は、参加するイベントの選択を歌唱者から受け付ける(6)。
また、コマンダ120は、リモコン110に対し店舗サーバ200より受信した結果情報を送信する(16)。
また、リモコン110は、歌唱者から指示を受け付けると、当該受け付けた指示を示す指示情報を、コマンダ120に対し送信する(18)。
センタ300は、ストック更新情報を受信すると、当該ストック更新情報に基いてストック情報データベース304を更新する(22)。
次に、リモコン110側で実行されるリモコン側処理について具体的に説明する。リモコン側処理のプログラムは、制御部111内のROMに記憶されており、制御部111内のCPUにより繰り返し実行される。図9は、リモコン側処理のフローチャートである。
S12において、制御部111は、コマンダ120に対しイベント要求情報を送信する。イベント関連情報要求信号を送信した後は、イベント関連情報を受信するまでの間、制御部111は処理をS12で待機させる。
S17において、制御部111は、コマンダ120から結果情報を受信する。
次に、リモコン側処理のS19で実行される第1操作受付処理について具体的に説明する。図10は、第1操作受付処理のフローチャートである。
まず、S31において、制御部111は、第1画面を表示部113に表示する。図11は、第1画面の表示レイアウトの一例を示している。
歌唱者は、「イベントへの参加」を指示する場合にはボタン151を押下し、「センタへのストック」を指示する場合にはボタン152を押下し、「イベントへの不参加」を指示する場合にはボタン153を押下する。
イベントへの参加が指示された(すなわち、ボタン151が押下された)と判断した場合は、制御部111は処理をS33に移行させる。
その後、S34において、制御部111は指示情報を作成する。指示情報には、「イベントへの参加」を示す情報、参加するイベントのイベントID、歌唱者ID、採点データが含まれる。
S35において、制御部111は、イベントへの不参加を確認するための画面を表示部113に表示する。また、制御部111は、「不参加確定」のための指示を歌唱者から受け付ける。
その後、S36において、制御部111は指示情報を作成する。指示情報には、イベントに参加しないことを示す情報が含まれる。
S37において、制御部111は、採点データをセンタ300にストックすることを確認するための画面を表示部113に表示する。また、ストックに必要な費用(登録料)等の情報についても表示部113に表示する。また、制御部111は、「ストック確定」のための指示を歌唱者から受け付ける。
その後、S38において、制御部111は指示情報を作成する。指示情報には、「ストック情報更新」を示す情報、歌唱者ID、楽曲ID、採点データが含まれる。
次に、リモコン側処理のS20で実行される第2操作受付処理について具体的に説明する。図12は、第2操作受付処理のフローチャートである。
まず、S51において、制御部111は、第2画面を表示部113に表示する。図13は、第2画面の表示レイアウトの一例を示している。
歌唱者は、「イベントへの参加」を指示する場合にはボタン161を押下し、「別のイベントの閲覧」を指示する場合にはボタン162を押下し、「イベントへの不参加」を指示する場合にはボタン163を押下する。
(1)今回の歌唱の採点データでの自店舗イベントの順位に関する情報、
(2)ストックされている採点データでの自店舗イベントの順位に関する情報、
(3)今回の歌唱の採点データで他店舗イベントに参加した場合の仮想の順位に関する情報、
(4)ストックされている採点データで他店舗イベントに参加した場合の仮想の順位に関する情報、
の4つの情報を、表示部113に表示することが可能である。
制御部111は、歌唱者からタッチパネル114の操作(すなわち、ボタン161〜163のいずれかの押下)を受け付けると、S52でその操作内容を判断する。
イベントへの参加が指示された(すなわち、ボタン161が押下された)と判断した場合は、制御部111は処理をS53に移行させる。
また、表示部113の右上部分には、ストックされている採点データが表示され、その下方の表示領域174にはその採点データでの順位で授賞される賞品の画像が表示されている。
また、第3画面の表示領域174は、第2画面(図13)の表示領域165よりも大きく、かつ表示領域174には賞品名が表示されていない。
歌唱者は、今回の歌唱の採点データでイベントに参加することを指示する場合にはボタン171を押下し、ストックされている採点データでイベントに参加することを指示する場合にはボタン172を押下する。また、ボタン171には今回の歌唱の採点データが表示され、ボタン172にはストックされている採点データが表示されているので、歌唱者はイベント参加に用いる採点データとその選択肢であるボタンとの対応関係を、より容易に把握することができる。なお、表示領域173及び表示領域174を直接押下できる構成としてもよい。
S54において、制御部111は、歌唱者からタッチパネル114の操作(すなわち、ボタン171または172のいずれかの押下)を受け付け、イベントへの参加を確認するための画面を表示部113に表示する。また、イベントへの参加に必要な参加料等の情報についても表示部113に表示する。
S54でボタン171が押下された場合は、指示情報には、「イベントへの参加」を示す情報、参加するイベントのイベントID、歌唱者ID、今回の採点データが含まれる。
S56において、制御部111は、イベントへの不参加を確認するための画面を表示部113に表示する。また、制御部111は、「不参加確定」のための指示を歌唱者から受け付ける。
その後、S57において、制御部111は指示情報を作成する。指示情報には、イベントに参加しないことを示す情報が含まれる。
S58において、制御部111は、第4画面を表示部113に表示する。図15は、第4画面の表示レイアウトの一例を示している。
また、表示部113の左側には、今回の歌唱の採点データが表示され、その下方には当該採点データで他店舗のイベントに参加した場合の仮想の順位が表示され、また、その下方の表示領域184には当該順位で授賞される賞品名とその賞品の画像が表示されている。
また、表示部113の右側には、ストックされている採点データが表示され、その下方には当該採点データで他店舗のイベントに参加した場合の仮想の順位が表示され、また、その下方の表示領域185には当該順位で授賞される賞品名が表示されている。
歌唱者は、「ストック」を指示する場合にはボタン181を押下し、「別のイベントの閲覧」を指示する場合にはボタン182を押下し、「イベントへの不参加」を指示する場合にはボタン183を押下する。
制御部111は、歌唱者からタッチパネル114の操作(すなわち、ボタン181〜183のいずれかの押下)を受け付けると、S59でその操作内容を判断する。
イベントへの不参加が指示された(すなわち、ボタン183が押下された)と判断した場合は、制御部111は処理をS56に移行させる。
S60において、制御部111は、第5画面を表示部113に表示する。図16は、第5画面の表示レイアウトの一例を示している。
また、第5画面の表示領域194は、第4画面(図15)の表示領域185よりも大きい。
歌唱者は、今回の歌唱の採点データをセンタ300にストックすることを指示する場合にはボタン191を押下し、ストックされている採点データをセンタ300にストックする(すなわち、ストック情報データベース304の更新を行わない)ことを指示する場合にはボタン192を押下する。
S61において、制御部111は、歌唱者からタッチパネル114の操作(すなわち、ボタン191または192のいずれかの押下)を受け付け、ストックされる情報の内容を確認するための画面を表示部113に表示する。
次に、コマンダ120側で実行されるコマンダ側処理について具体的に説明する。コマンダ側処理のプログラムは、制御部121内のROMに記憶されており、制御部121内のCPUにより繰り返し実行される。図17は、コマンダ側処理のフローチャートである。
S74において、映像音声再生部123は、楽曲IDの楽曲の演奏を開始する。そして、楽曲の演奏が終了するまで、制御部121は処理をS75で待機させる。
楽曲の演奏が終了すると(S75:YES)、制御部121は処理をS76に移行させる。
S78において、制御部121は、S777で算出した順位をコマンダに接続されている不図示のディスプレイに表示する。
S79において、制御部121は、リモコン110に対し結果情報を送信する。
結果情報を受信すると(S80:YES)、制御部121は、処理をS81に移行させる。
S81において、制御部121は、指示情報の内容を分析する。
次に、店舗サーバ200側で実行される店舗サーバ側処理について具体的に説明する。店舗サーバ側処理のプログラムは、制御部201内のROMに記憶されており、制御部201内のCPUにより繰り返し実行される。図18は、店舗サーバ側処理のフローチャートである。
イベント要求情報を受信していないと判断した場合は(S91:NO)、制御部201は、処理をS93に移行させる。一方、イベント要求情報を受信したと判断した場合は(S91:YES)、制御部201は、処理をS92に移行させる。
イベント選択情報を受信していないと判断した場合は(S93:NO)、制御部201は、処理をS98に移行させる。一方、イベント選択情報を受信したと判断した場合は(S93:YES)、処理をS94に移行させる。
S96において、制御部201は、センタ300に対しストック要求情報を送信し、センタ300よりストック情報を受信する。
S97において、制御部201は、他店舗の店舗サーバ200から受信した回答情報及びセンタ300から受信したストック情報を結果情報として、コマンダ120に送信する。
次に、センタ300側で実行されるセンタ側処理について具体的に説明する。センタ側処理のプログラムは、制御部301内のROMに記憶されており、制御部301内のCPUにより繰り返し実行される。図19は、センタ側処理のフローチャートである。
これにより、他店舗で歌唱したときの採点データが低い場合であっても、ストックしておいた採点データを用いてイベントに参加することができるので、歌唱者は他店舗のイベントへの参加意欲が高まり当該他店舗の集客力を向上させることができる。また、ストック指示の際に登録料を徴収することができるので、たとえ自店舗のイベントに参加されない場合であっても自店舗は収益を向上させることができる。さらに、カラオケ事業をチェーン展開する者においては、チェーン店における種々のイベントを効果的に歌唱者に提示することができる。これによって、イベントへの参加意欲が高まり、カラオケコンクールをビジネスモデルとして成功させることができる。
110…リモコン、111…制御部、120…コマンダ、121…制御部、
200…店舗サーバ、201…制御部、
202…イベント情報データベース、203…順位表データベース、
300…センタ、301…制御部、302…楽曲データベース、
303…歌唱者情報データベース、304…ストック情報データベース
Claims (3)
- センタ及び複数のカラオケ店舗間で通信可能であり、それぞれのカラオケ店舗間において独自にイベントが実施可能なカラオケコンクールシステムにおいて、
前記センタは、歌唱者ID・楽曲ID・採点データの組を含むストック情報が格納されているストック情報データベースを有し、かつ当該ストック情報データベースを管理し、
それぞれのカラオケ店舗には、店舗サーバとカラオケ装置が設置され、
前記店舗サーバは、イベント情報データベースと、順位表データベースと、サーバ制御手段を備え、
(a)前記イベント情報データベースは、自店舗で実施されるイベントごとに、イベントID・課題曲として歌唱可能な楽曲の楽曲ID・企画者・実施期間・授賞要項の組を含むイベント関連情報を格納し、
(b)前記順位表データベースは、前記イベントIDごとに、歌唱者IDと採点データとの組の集合を順位表として格納し、
(c)前記サーバ制御手段は、前記カラオケ装置からイベントID・歌唱者ID・採点データの組を受信した際、受信したイベントIDに対応する順位表を更新し、
(d)前記サーバ制御手段は、前記イベント情報データベース中のあるイベントの実施期間が満了した際、そのイベントの授賞要項と順位表と歌唱者情報データベースに基づいて受賞者を決定し、
前記カラオケ装置は、ユーザインタフェースと、演奏手段と、採点手段と、カラオケ制御手段を備え、
(e)前記ユーザインタフェースは、前記カラオケ制御手段の制御に従い利用者に情報を提示するとともに利用者入力を受け付け、
(f)前記演奏手段は、前記カラオケ制御手段の制御に従い指定されたカラオケ楽曲の伴奏音楽を音響出力し、
(g)前記採点手段は、前記カラオケ制御手段の制御に従い伴奏音楽に合わせて歌唱する歌声の巧拙を評価して採点データを出力し、
(h)前記カラオケ制御手段は、
(h−1)イベント閲覧要求の利用者入力があった際に当該要求の電文を自店舗の店舗サーバに送信し、
(h−2)自店舗の店舗サーバから受信したイベントの情報を受信し、当該イベントの情報を利用者に提示し、
(h−3)前記ユーザインタフェースによって利用者が選択したイベントのイベントID、楽曲ID、及び歌唱者IDを取得し、
(h−4)取得した楽曲IDの伴奏音楽の演奏に先立ち、取得したイベントIDを自店舗の店舗サーバに送信し、
(h−5)当該イベントの順位表を自店舗の店舗サーバより受信し、
(h−6)取得した楽曲IDの伴奏音楽を前記演奏手段に演奏させる、
ものであって、
自店舗のサーバ制御手段は、前記カラオケ制御手段よりイベントIDを受信したときに、他店舗のサーバ制御手段に対し、前記受信したイベントIDに対応付けられている楽曲IDを含む他のイベントが存在するかについて問い合わせ、
他店舗のサーバ制御手段は、前記問い合わせを受信したときに、該問い合わせに含まれる楽曲IDを含む他のイベントが、該他店舗のイベント情報データベースに存在するか否かを検索し、他のイベントが存在する場合に、該イベントのイベント関連情報及び順位表を、自店舗のサーバ制御手段に送信し、
自店舗のサーバ制御手段は、前記他店舗のサーバ制御手段からイベント関連情報及び順位表を受信すると、該受信したイベント関連情報及び順位表を、前記カラオケ装置に送信し、
前記カラオケ制御手段は、
自店舗のサーバ制御手段から受信した順位表を参照して前記採点データに対する第1の順位を求め、
他店舗のサーバ制御手段から受信した順位表を参照して前記採点データに対する第2の順位を求め、
前記第1の順位に関する情報及び第2の順位に関する情報を利用者に提示し、
前記自店舗のイベントへの参加指示を受け付けたときに、前記採点データをイベントID及び歌唱者IDに対応付けて自店舗の店舗サーバに送信し、
前記ストック情報データベースへの登録を受け付けたときに、前記採点データを楽曲ID及び歌唱者IDに対応付けてストック情報として前記センタに送信し、
前記センタは、受信したストック情報に基いて前記ストック情報データベースを更新する、
ことを特徴とするカラオケコンクールシステム。 - 前記センタは、前記ストック情報データベースに格納されているストック情報がいずれかのカラオケ店舗のイベント参加に用いられた場合は、当該ストック情報を前記ストック情報データベースから削除する、
ことを特徴とする請求項1記載のカラオケコンクールシステム。 - 前記ストック情報データベースには、歌唱者IDごとに、1つの楽曲IDには1つの採点データのみが格納される、
ことを特徴とする請求項2記載のカラオケコンクールシステム。
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