JP4904775B2 - ヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物、その製造方法及びそれを用いたポリウレタン樹脂の製造方法 - Google Patents
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で示される置換基を表し、R5とR1、R2、R3又はR4とが任意に結合して環を形成しても良い。ただし、R1〜R5のうち少なくとも1つは上記一般式(2)で示される置換基を表し、なおかつR1〜R5の全てが上記一般式(2)で示される置換基になることはない。n、mは各々独立して1〜5の整数を表す。aは1〜6の整数を表す。]
で示されるヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミンを2種以上含有することを特徴とするヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物。
で示されるN−アルキル化ポリアルキレンポリアミンを2種以上含有することを特徴とするN−アルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物。
で示されるポリアルキレンポリアミンを、炭素数1〜3のアルキル化剤により部分的にN−アルキル化することを特徴とする上記[4]又は[5]に記載のN−アルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物の製造方法。
で示されるポリアルキレンポリアミンを、炭素数1〜3のアルキル化剤により部分的にN−アルキル化し、次いで炭素数1〜4のアルキレンオキサイドによりオキシアルキル化することを特徴とする上記[1]乃至[3]のいずれかに記載のヒドロキシル化ポリアルキレンポリアミン組成物の製造方法。
上記一般式(1)において、aは1〜6の整数を表す。分子量が小さいと、ヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミンの反応活性は低くなる。また、aの値が大きくなるに連れて、原料である1、2級アミンの沸点が高くなり、原料の工業的な精製が困難となる。このため、aは2〜5の範囲がより好ましい。
上記一般式(1)において、m、nは各々独立して1〜5の整数を表す。これらm、nが大きくなるとヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミンの反応活性は低くなるが、ポリウレタン樹脂の製造に使用した場合に、得られるポリウレタン樹脂製品の成形性が良好となる。工業的に安価に生産するためには、m、nは各々独立して1〜2の範囲がより好ましい。
例えば、上記一般式(4)で示されるポリアルキレンポリアミンを、モノアルコール類、アルデヒド類、ハロゲン化アルキル類等のN−アルキル化剤により部分的にN−アルキル化し、上記一般式(3)で示されるN−アルキル化ポリアルキレンポリアミンを2種以上含有するN−アルキレンポリアミン組成物を調製し、更にこのN−アルキレンポリアミン組成物の活性水素部位にアルキレンオキサイドを付加させることにより製造することができる。
すなわち、上記一般式(3)においては、R1〜R5のうち、炭素数1〜3のアルキル基と水素原子との割合が、[炭素数1〜3のアルキル基]/[水素原子]=80/20〜20/80(モル比)の範囲であることが好ましく、更に好ましくは70/30〜30/70(モル比)の範囲である。
本発明の方法において、上記一般式(4)で示されるポリアルキレンポリアミンとしては、特に限定するものではないが、具体的には、ジエチレントリアミン、ジプロピレントリアミン、ジヘキサメチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、トリプロピレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、N−アミノエチルピペラジン、N−2(2’−アミノエチル)アミノエチルピペラジン、N,N’−ビス(2−アミノエチル)ピペラジン、N−2(2’(2”−アミノエチル)アミノエチル)アミノエチルピペラジン、N−2(2’−アミノエチル)アミノエチル−N’−アミノエチルピペラジン、N,N’−ビス(3−アミノプロピル)ピペラジン、トリス(2−アミノエチル)アミン、トリス(3−アミノプロピル)アミン、N,N−ビス(2−アミノエチル)ジエチレントリアミン、N”−ビス(2−アミノエチル)−N−アミノエチルピペラジン等が例示される。これらのポリアルキレンポリアミンは、工業的に容易に且つ安価に入手可能であり、また比較的分子量が大きいため、複数の水酸基を有する本発明のヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物を簡便且つ安価に製造することができる。
本発明の方法により調製される、本発明のヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物としては、例えば、上記一般式(4)で示されるポリアルキレンポリアミンとして、ジエチレントリアミンを使用した場合には、モノメチル化体に4つ1,2−プロピレンオキサイドが付加した化合物からトリメチル体に2つ1,2−プロピレンオキサイドが付加した化合物までが含まれ、具体的には、メチル基の位置によって、N−メチル−N,N’,N”,N”−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミン、N’−メチル−N,N,N”,N”−テトラ(2−ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミン、N,N−ジメチル−N’,N”,N”−トリス(2−ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミン、N,N’−ジメチル−N,N”,N”−トリス(2−ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミン、N,N,N’−トリメチル−N”,N”−ビス(2−ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミン、N,N,N”−トリメチル−N’,N”−ビス(2−ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミン等が例示され、これらが任意に組み合わされた混合物となる。また、副生するN,N,N’,N”,N”−ペンタメチルジエチレントリアミン、N,N,N”,N”−テトラメチル−N’−(2−ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミン、N,N,N’,N”−テトラメチル−N”−(2−ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミン、N,N,N’,N”,N”−ペンタキス(2−ヒドロキシプロピル)ジエチレントリアミンを任意の割合で含んでもよい。
実施例1
1000mlの攪拌機付きオートクレーブにジエチレントリアミン(東ソー(株)社製DETA)150g(1.45mol)と水150g及び触媒Pd−C(5%担持)0.5gを仕込んだ。オートクレーブを密閉、水素置換後、攪拌下に120℃まで昇温した。続けてオートクレーブ内に圧力3MPaで水素を導入しつつ37%ホルマリン水溶液295g(3.63mol)を4時間かけてポンプで供給した。1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出した。
蒸留装置を用いて反応液から水を留去後、減圧下に生成物であるN−メチル化されたジエチレントリアミン類を留出させて159gを得た。この生成物をガスクロマトグラフ分析、及び1H−NMR分析した結果、ジエチレントリアミンの窒素原子に結合した水素基に対し53%がメチル基に変換していること[すなわち、上記一般式(3)において、R1〜R5のうち、炭素数1〜3のアルキル基と水素原子との割合が、[炭素数1〜3のアルキル基]/[水素原子]=53/47(モル比)]、及びガスクロマトグラムより、モノメチル体14%、ジメチル体33%、トリメチル体36%、テトラメチル体17%の組成であることが判明した。このアミン化合物を化合物Aとした。
オートクレーブ内に、化合物A 77.2gを仕込み、密閉、窒素置換後、攪拌下に80℃まで昇温した。続けてエチレンオキサイド62.6gを4時間かけて耐圧容器から段階的に供給した。100℃で1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出し、60℃/20mmHgの条件下で2時間エバポレートし、ヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物2を134g得た。その水酸基価は529mgKOH/gであった。この結果、ヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物2の平均分子量は249と推定される。
37%ホルマリン水溶液を470g(5.80mol)とした以外は実施例1と同じ条件にて反応、蒸留を行いN−メチル化されたジエチレントリアミン類182gを得た。この生成物を実施例1と同様に分析した結果、ジエチレントリアミンの窒素原子に結合した水素基に対し79%がメチル基に変換していること[すなわち、上記一般式(3)において、R1〜R5のうち、炭素数1〜3のアルキル基と水素原子との割合が、[炭素数1〜3のアルキル基]/[水素原子]=79/21(モル比)]、及びその組成がジメチル体4%、トリメチル体19%、テトラメチル体52%、ペンタメチル体25%の組成であることが判明した。このアミン化合物を化合物Bとした。
200mlの攪拌機付きオートクレーブ内に、化合物B 111gを仕込み、密閉、窒素置換後、攪拌下に80℃まで昇温した。続けてエチレンオキサイド36gを4時間かけて耐圧容器から段階的に供給した。100℃で1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出し、60℃/20mmHgの条件下で2時間エバポレートし、ヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物4を140g得た。水酸基価は284mgKOH/gであった。この結果、ヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物4の平均分子量は207と推定される。
1000mlの攪拌機付きオートクレーブ内に、直鎖以外に分岐鎖及び環状体も含むテトラエチレンペンタミン375g(東ソー(株)社製TEPA)、及び触媒Pd−C(5%担持)1.3gを仕込んだ。オートクレーブを密閉、水素置換後、攪拌下に120℃まで昇温した。続けてオートクレーブ内に圧力3MPaで水素を導入しつつ、37%ホルマリン水溶液を480gを9時間かけてポンプで供給した。1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出した。
200mlの攪拌機付きオートクレーブ内に、化合物C 97.7gを仕込み、密閉、窒素置換後、攪拌下に120℃まで昇温した。続けて1,2−プロピレンオキサイド74gを4時間かけてポンプで供給した。1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出し、60℃/20mmHgの条件下で2時間エバポレートしヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物6(以下、ポリオール6と称する場合がある。)を166g得た。その水酸基価は395mgKOH/gであった。
200mlの攪拌機付きオートクレーブ内に、化合物C 80.1gを仕込み、密閉、窒素置換後、攪拌下に120℃まで昇温した。続けて1,2−ブチレンオキサイド79gを4時間かけてポンプで供給した。1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出し、60℃/20mmHgの条件下で2時間エバポレートしヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物7(以下、ポリオール7と称する場合がある。)を150g得た。その水酸基価は376mgKOH/gであった。
500mlの攪拌機付きオートクレーブ内に、ジプロピレントリアミン150g(1.14mol、試薬)、及び触媒Pd−C(5%担持)0.5gを仕込んだ。オートクレーブを密閉、水素置換後、攪拌下に120℃まで昇温した。続けてオートクレーブ内に圧力3MPaで水素を導入しつつ、37%ホルマリン水溶液を232gを4時間かけてポンプで供給した。1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出した。
200mlの攪拌機付きオートクレーブ内に、化合物D 83.7gを仕込み、密閉、窒素置換後、攪拌下に80℃まで昇温した。続けてエチレンオキサイド59gを4時間かけて耐圧容器から段階的に供給した。100℃で1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出し、60℃/20mmHgの条件下で2時間エバポレートし、ヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物9を137g得た。その水酸基価は490mgKOH/gであった。
200mlの攪拌機付きオートクレーブ内に、化合物D 75.3gを仕込み、密閉、窒素置換後、攪拌下に120℃まで昇温した。続けて1,2−ブチレンオキサイド84gを4時間かけてポンプで供給した。1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出し、60℃/20mmHgの条件下で2時間エバポレートし、ヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物10を151g得た。その水酸基価は400mgKOH/gであった。
200mlの攪拌機付きオートクレーブ内に、37%ホルマリン水溶液を269g(3.32mol)とした以外は実施例5と同じ条件にて反応、蒸留を行いN−メチル化されたテトラエチレンペンタミン類147gを得た。分析の結果、テトラエチレンペンタミンの窒素原子に結合した水素基に対し71%がメチル基に変換していること、及びペンタメチル体が主体であると判明した。組成については特定できなかった。このアミン化合物を化合物Eとした。
200mlの攪拌機付きオートクレーブ内に、化合物E 104.4gを仕込み、密閉、窒素置換後、攪拌下に80℃まで昇温した。続けてエチレンオキサイド35gを4時間かけて耐圧容器から段階的に供給した。100℃で1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出し、60℃/20mmHgの条件下で2時間エバポレートし、ヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物12を134g得た。その水酸基価は296mgKOH/gであった。
37%ホルマリン水溶液を115g(1.42mol)とした以外は実施例5と同じ条件にて反応、蒸留を行いN−メチル化されたテトラエチレンペンタミン類125gを得た。分析の結果、テトラエチレンペンタミンの窒素原子に結合した水素基に対し30%がメチル基に変換していること、及びジメチル体が主体であると判明した。組成については特定できなかった。このアミン化合物を化合物Fとした。
オートクレーブ内に、化合物F 71.7gを仕込み、密閉、窒素置換後、攪拌下に80℃まで昇温した。続けてエチレンオキサイド68gを4時間かけて耐圧容器から段階的に供給した。100℃で1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出し、60℃/20mmHgの条件下で2時間エバポレートし、ヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物14を134g得た。その水酸基価は576mgKOH/gであった。
本発明のヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物を用いて半硬質ポリウレタンフォームを製造した例を実施例として、本発明のヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物を用いない代わりに各種の触媒を用いて半硬質ポリウレタンフォームを製造した例を比較例として、以下に示す。
クリームタイム:発泡開始時間、フォームが上昇開始する時間を目視にて測定
ゲルタイム:反応が進行し液状物質より、樹脂状物質に変わる時間を測定
ライズタイム:フォームの上昇が停止する時間を目視にて測定。
反応液の調合作業を行っている作業者の1m後方に3名のモニターを立たせ、臭気を観測し、作業時の臭気として次のように評価した
○:不快な臭気小
△:僅かに不快な臭気あり
×:非常に不快な臭気あり。
混合開始から3分後にフォームを脱型し、その1分後にフォームの脱型時硬度を測定した。
混合開始から3分後にフォームを脱型し、その24時間後にフォームの硬度を測定した。
表皮を含むフォームを7×7×2.5cmの寸法にカットし、これを2000mlのセパラブルフラスコに仕込み、白色塩化ビニルシート5×5cmを空中に吊るし、蓋を閉じ密閉し、100℃×72時間の条件で放置後、塩化ビニルシートの汚染度合いを目視にて確認し、色の変化について以下のように評価した
○:変色なし
×:赤色に変色。
2)トリエチレンジアミン33.3%ジプロピレングリコール溶液(東ソー(株)社製TEDA−L33)
3)N,N−ジメチルプロパンジアミン(試薬)
4)直鎖以外に分岐鎖及び環状体も含むテトラエチレンペンタミン(東ソー(株)社製TEPA)の100%メチル化品
5)N−(2−ヒドロキシプロピル)−N,N’,N”,N”−テトラメチルジエチレントリアミン(合成品)。
本発明のヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物を用いて軟質ポリウレタンフォームを製造した例を実施例として、本発明のヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物を用いない代わりに各種の触媒を用いて軟質ポリウレタンフォームを製造した例を比較例として、以下に示す。
2)CP1421、ダウ社製ポリエーテルポリオール
3)ジエタノールアミン(関東化学(株)社製)
4)B4113LF(ゴールドシュミット社製シリコーン系界面活性剤)
5)NE112、ダウ社製イソシアネート(MDI)
6)INDEX=(NCO基モル数/OH基モル数)×100。
クリームタイム:発泡開始時間、フォームが上昇開始する時間を目視にて測定
ゲルタイム:反応が進行し液状物質より、樹脂状物質に変わる時間を測定
ライズタイム:フォームの上昇が停止する時間を目視にて測定。
反応液の調合作業を行っている作業者の1m後方に3名のモニターを立たせ、臭気を観測し、作業時の臭気として次のように評価した
○:不快な臭気小
△:僅かに不快な臭気あり
×:非常に不快な臭気あり。
混合開始から3分後にフォームを脱型し、その24時間後にフォームの硬度を測定した。
フォームコア密度を測定したフォームから5×5×5cm寸法のフォームをカットしマヨネーズ瓶の中に入れ蓋をした後、50℃で1日間加熱し、10人のモニターにそのフォームの臭いを嗅いで貰い、アミン臭の強さを測定した
○:殆ど臭い無し
△:微かに臭気あり
×:強い臭気有り。
Claims (14)
- 下記一般式(1)
で示される置換基を表す。ただし、R1〜R5のうち少なくとも1つは上記一般式(2)で示される置換基を表し、なおかつR1〜R5の全てが上記一般式(2)で示される置換基になることはない。n、mは各々独立して1〜2の整数を表す。aは1〜2の整数を表す。]
で示され、かつ上記一般式(1)において、R 1 〜R 5 のうち、メチル基と一般式(2)で示される置換基との割合が、[メチル基]/[一般式(2)で示される置換基]=70/30〜30/70(モル比)の範囲であるヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミンを2種以上含有することを特徴とするヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物。 - 下記一般式(1a)乃至(1c)
で示される置換基を表す。ただし、R 1 〜R 5 のうち少なくとも1つは上記一般式(2)で示される置換基を表し、なおかつR 1 〜R 5 の全てが上記一般式(2)で示される置換基になることはない。]
のいずれかで示され、かつ上記一般式(1a)〜(1c)において、R 1 〜R 5 のうち、メチル基と一般式(2)で示される置換基との割合が、[メチル基]/[一般式(2)で示される置換基]=70/30〜30/70(モル比)の範囲であるヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミンを2種以上含有することを特徴とするヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物。 - 水酸基価が20〜800の範囲であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物。
- 一般式(4)で示されるポリアルキレンポリアミンが、ジエチレントリアミン、ジプロピレントリアミン、及びテトラエチレンペンタミンからなる群より選ばれることを特徴とする請求項5に記載のN−メチル化ポリアルキレンポリアミン組成物の製造方法。
- 請求項4に記載のN−メチル化ポリアルキレンポリアミン組成物を、エチレンオキサイド、1,2−プロピレンオキサイド及び1,2−ブチレンオキサイドからなる群より選ばれる1種又は2種以上のアルキレンオキサイドによりオキシアルキル化することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物の製造方法。
- 一般式(4)で示されるポリアルキレンポリアミンが、ジエチレントリアミン、ジプロピレントリアミン、及びテトラエチレンペンタミンからなる群より選ばれることを特徴とする請求項8に記載のヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物の製造方法。
- ポリオールとイソシアネートを請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物の存在下反応させることを特徴とするポリウレタン樹脂の製造方法。
- ポリオールとイソシアネートを請求項7乃至請求項9のいずれかに記載の製造方法により得られるヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物の存在下反応させることを特徴とするポリウレタン樹脂の製造方法。
- ポリオールとイソシアネートを請求項1乃至請求項3のいずれか記載のヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物及び発泡剤の存在下反応させることを特徴とするポリウレタンフォームの製造方法。
- ポリオールとイソシアネートを請求項7乃至請求項9のいずれかに記載の製造方法により得られるヒドロキシアルキル化ポリアルキレンポリアミン組成物及び発泡剤の存在下反応させることを特徴とするポリウレタンフォームの製造方法。
- 水、ジクロロモノフルオロエタン(HCFC−141b)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタン(HFC−365mfc)、プロパン、ブタン、ペンタン、シクロペンタン、ヘキサンからなる群より選択される発泡剤を用いて反応させることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載のポリウレタンフォームの製造方法。
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