JP4899410B2 - 磁気式エンコーダ装置 - Google Patents

磁気式エンコーダ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4899410B2
JP4899410B2 JP2005308661A JP2005308661A JP4899410B2 JP 4899410 B2 JP4899410 B2 JP 4899410B2 JP 2005308661 A JP2005308661 A JP 2005308661A JP 2005308661 A JP2005308661 A JP 2005308661A JP 4899410 B2 JP4899410 B2 JP 4899410B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
magnetic field
detection element
field detection
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005308661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007114155A (ja
Inventor
浩司 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2005308661A priority Critical patent/JP4899410B2/ja
Publication of JP2007114155A publication Critical patent/JP2007114155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4899410B2 publication Critical patent/JP4899410B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

本発明は、産業用ロボット、NC工作機械等に用いられるモータの回転位置を検出する磁気式エンコーダ装置に関し、特に、消費電力を低減できる磁気式エンコーダ装置に関する。
従来、回転体の回転軸に対して垂直方向の一方向に磁化され回転体に固定された永久磁石の磁界を磁界検出素子で検出し、1回転内の角度を検出する磁気式エンコーダ装置が開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
図7は従来の磁気式エンコーダ装置の構成図である。
図7において、1は回転体、2は回転体1の端部に固定された円板状の発磁体を構成する永久磁石で、永久磁石2は回転体1の軸方向に対して垂直な一方向に磁化されている。3は永久磁石2の外周側に設けられたリング状の固定体、4は回転体1の回転中心に対し同心円状にして設けられ、且つ、固定体3の周方向に等間隔に配設された磁界検出素子であって、4個の磁界検出素子41、42、43、44から構成されている。これらの磁界検出素子4は、永久磁石2の外周面に対して空隙を介して対向し、且つ、互いに電気角で90度位相をずらしてA1相検出素子41とB1相検出素子42を設け、さらにA1相検出素子41に対して電気角で180度位相をずらしてA2相検出素子43を、B1相検出素子42に対して電気角で180度位相をずらしてB2相検出素子44を設けている。
また、図8は信号処理回路のブロック図である。
図8において、6は信号処理回路で、差動増幅器62、63および角度演算回路64から構成される。
次に、動作について説明する。
回転体1が回転すると、回転体1に固定された永久磁石2が回転する。磁界検出素子4は、永久磁石2の発生する磁界を検出し、回転角に対して1回転に1周期の正弦波状の信号を出力する。なお、このように1回転に1周期の信号を出力するエンコーダを1X型エンコーダと呼ぶ。
差動増幅器62は、A1相検出素子41からの検出信号であるA1信号(Va1)とA相検出素子43からの検出信号であるA2信号(Va2)の入力を受けて両信号の差動信号Vaを出力する。また、差動増幅器63は、B1相検出素子42からの検出信号であるB1信号(Vb1)とB相検出素子44からの検出信号であるB2信号(Vb2)の入力を受けて両信号の差動信号Vを出力する。差動信号VaとVbはお互いに90度位相の異なる信号となる。角度演算回路64、は差動信号VaとVbからarctan(Va/Vb)の演算を行って回転角度を演算する。
このように、従来の1X型エンコーダは、一方向に磁化された永久磁石が発する磁界を磁界検出素子により検出して信号処理回路により角度演算を行い、1回転内角度を検出していた。
WO99/013296号公報
従来の1X型エンコーダは、多回転量を検出する手段を持たず、1回転内角度のみを検出していた。多回転量を検出するため、従来の1X型エンコーダの信号処理回路に多回転検出回路を付加し、磁界検出素子からの信号をこの多回転検出回路に入力することにより、多回転量を検出することは可能である。しかし、瞬時停電等の外部電源遮断時においても多回転量の情報を持ち続けるためには、バッテリ等のバックアップ電源を用いて磁界検出素子および付加した多回転検出回路に連続して通電する必要がある。
この場合、特に、磁界検出素子の消費電流が大きく、バッテリ交換を頻繁に行う必要があった。従って、長時間の連続運転を要求される機械装置への適用が難しく、磁気式エンコーダ装置の適用範囲を狭めるという問題があった。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
本発明の一の観点による磁気式エンコーダは、回転体の回転軸に対して垂直方向の一方向に磁化され前記回転体に固定された永久磁石と、前記永久磁石に空隙を介して対向し固定体 等に取り付けられた少なくとも2つ以上の磁界検出素子と、前記磁界検出素子を駆動する駆動回路と、前記磁界検出素子からの信号を処理する信号処理回路とを 備えた磁気式エンコーダ装置において、前記信号処理回路は、外部電源の供給を感知する電圧モニタ回路を備え、前記電圧モニタ回路の信号に応じて、前記磁界 検出素子の駆動電流を変更することを特徴としている。
また、本発明の他の観点による磁気式エンコーダは、回転体に固定されたリング形状永久磁石とリング形状磁気ヨークで構成された磁界発生ロータと、前記磁界発生ロータに空隙を 介して対向し、固定体に取り付けられた少なくとも2つ以上の磁界検出素子と、前記磁界検出素子を駆動する駆動回路と、前記磁界検出素子からの信号を処理す る信号処理回路とを備えた磁気式エンコーダ装置において、前記信号処理回路は、外部電源の供給を感知する電圧モニタ回路を備え、前記電圧モニタ回路の信号 に応じて、前記磁界検出素子の駆動電流を変更することを特徴としてもよい。
また、上記磁気式エンコーダは、前記駆動回路は、前記磁界検出素子に駆動電流を供給する定電流源と、前記定電流源の電流値を指令する少なくとも2つ以上の 電流指令値を有する電流設定手段と、前記電圧モニタ回路の信号により前記電流指令値を選択する選択回路を備えたことを特徴としてもよい。
また、上記磁気式エンコーダは、前記信号処理回路は、前記磁界検出素子の信号を増幅する差動増幅器を備え、前記差動増幅器の出力を分岐した一方の出力から1回転内角度信号を生成し、もう一方の出力から多回転信号を生成することを特徴としてもよい。
また、上記磁気式エンコーダは、前記信号処理回路は、前記磁界検出素子の信号を増幅する差動増幅器を備え、前記差動増幅器の出力から1回転内角度信号を生成し、前記磁界検出素子の信号から多回転信号を生成することを特徴としてもよい。
本発明の一の観点による磁気式エンコーダによると、外部電源の供給を感知する電圧モニタ回路の信号に応じて、磁界検出素子の駆動電流を変更しているので、バッテリ駆動時に低 消費電力化できる。従って頻繁にバッテリを交換する必要が無いので、保守性の良い磁気式エンコーダ装置を提供することができる。
本発明の他の観点による磁気式エンコーダによると、回転体に固定されたリング形状永久磁石を有するアウターロータ構造の磁気式エンコーダにおいて、外部電源の供給を感知する 電圧モニタ回路の信号に応じて、磁界検出素子の駆動電流を変更しているので、バッテリ駆動時に低消費電力化できる。従って頻繁にバッテリを交換する必要が 無いので、保守性の良いアウターロータ構造の磁気式エンコーダ装置を提供することができる。
また、上記磁気式エンコーダによると、駆動回路が、磁界検出素子に駆動電流を供給する定電流源と、定電流源の電流値を指令する少なくとも2つ以上の電流指 令値を有する電流設定手段と、電圧モニタ回路の信号により前記電流指令値を選択する選択回路を備えれば、電圧モニタ回路の信号にしたがって、バッテリ駆動 時に自動的に磁界検出素子の駆動電流を低減出来る。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施例を示す磁気式エンコーダ装置の構成図である。
図1において、1は回転体、2は回転体1に固定された永久磁石、3は固定体、4は永久磁石2に空隙を介して対向し、固定体3に取り付けられた4つの磁界検出素子、5は磁界検出素子を駆動する駆動回路、6は磁界検出素子4の出力信号から位置信号を生成する信号処理回路である。また、信号処理回路6は外部電源の状態を検出する電圧モニタ回路61を備えている。
永久磁石2は、フェライト系磁石で形成し、回転体1の軸に対して垂直方向の一方向に平行に磁化した2 極の構成となっている。永久磁石2の大きさは直径が3mm 、厚さが1mm である。
磁界検出素子4 は、4 個のホール効果素子からなり、永久磁石2 の外周面に対して空隙を介して対向し、かつ互いに電気角で90 度位相をずらしてA1 相検出素子41 とB1 相検出素子42 を設け、さらに A1 相検出素子41 に対して電気角で180 度位相をずらしてA2 相検出素子43 を、B1 相検出素子42 に対して電気角で180 度位相をずらしてB2 相検出素子44 を設けてある。
図2は駆動回路のブロック図ある。
図2において、51は電流設定手段で、定電圧回路511とデジタルポテンショメータ512から構成されている。また、52は電流指令値を選択する選択回路、53は定電流源である。
図3は電圧モニタ回路のブロック図ある。
図において611は外部電源の供給を感知するモニタ回路、612、613はバックアップ付き電源を出力するためのダイオードである。外部電源の電圧はバッテリ電源の電圧より少し高めに設定してあり、ダイオード612、613による優先回路によって、外部電源が供給されているときは外部電源を出力し、外部電源が遮断されたときはバッテリ電源を出力する。
図4は信号処理回路のブロック図ある。
図4において、62、63は磁界検出素子4からの信号を増幅する差動増幅器、65は差動増幅器の出力をデジタル信号に変換するADコンバータ、66、67は差動増幅器の出力を矩形波信号に変換するコンパレータ、68は多回転信号を生成するカウンタ、69は位置信号を演算するCPUである。CPU69は、ADコンバータ65の出力から1回転内角度を演算する角度演算手段691と、この1回転内角度信号と多回転信号を合成し、位置信号を生成する位置信号生成手段692を備えている。
本実施例が従来技術と異なる点は、外部電源の状態を感知する電圧モニタ回路61の信号に応じて磁界検出素子4の駆動電流を変更する駆動回路5を備えている点である。
次に、本実施例の動作について説明する。
先ず、位置信号の生成動作について説明する。
図1において、回転体1が回転すると、回転体1に固定された永久磁石2が回転する。磁界検出素子4は、永久磁石2の発生する磁界を検出し、回転角に対して1回転に1周期の正弦波状の信号を出力する。
図4において、差動増幅器62は、磁界検出素子4のA1相検出素子41からの検出信号であるA1信号(Va1)とA相検出素子43からの検出信号であるA2信号(Va2)の入力を受けて両信号の差動信号Vaを出力する。また、差動増幅器63は、B1相検出素子42からの検出信号であるB1信号(Vb1)とB相検出素子44からの検出信号であるB2信号(Vb2)の入力を受けて両信号の差動信号Vを出力する。差動信号VaとVbはお互いに90度位相の異なる信号となる。差動信号VaとVbはADコンバータ65に入力され、デジタル信号に変換される。CPU69の角度演算手段691は、デジタル変換された差動信号VaとVbからarctan(Va/Vb)の演算を行って1回転内角度信号を演算する。
また、差動信号Va、Vbはコンパレータ66、67にそれぞれ入力され、矩形波信号に変換される。カウンタ68は、この矩形波信号をカウントすることによって多回転信号を生成する。CPU69の位置信号生成手段692において、1回転内角度信号と多回転信号を合成することにより、多回転量の情報を有する角度信号(位置信号)を生成している。
次に、駆動回路の動作について説明する。
図2において、定電圧回路511は、安定した一定の電圧をデジタルポテンショメータ512に供給する。デジタルポテンショメータ512は、定電圧回路511の出力電圧を分圧し、外部電源供給時の電流指令値a1及びバッテリ電源供給時の電流指令値a2を選択回路52に入力する。選択回路52には外部電源の状態を知らせるモニタ信号が入力され、外部電源供給時は電流指令値a1が、バッテリ電源供給時は電流指令値a2が選択される。定電流源53は選択された電流指令値に応じた駆動電流を磁界検出素子4に供給する。
なお、4 個の磁界検出素子4の図示しない入力端子は直列に接続されており、共通の駆動電流が供給される。
次に、外部電源供給時と外部電源遮断時における駆動回路および信号処理回路の動作について説明が、先ず、外部電源遮断時に磁界検出素子4の駆動電流を小さく出来る理由について説明する。
本発明の磁気式エンコーダは、1回転内角度については、磁界検出素子4からの出力信号が1回転内の絶対角度の位置情報を持つため、外部電源が遮断されても、再度電源が投入された時点でその1回転内角度を知ることできる。従って、外部電源遮断時は多回転信号を検出するのに必要な部分にのみ、バックアップ電源を供給すればよい。
1回転内角度検出に対しては、磁界検出素子4からの出力信号の形状及び大きさが精度に影響するため、磁界検出素子4に比較的大きい駆動電流を流す必要があるが、多回転信号の検出に対しては、磁界検出素子4の出力信号に高い精度を要求せず、磁界検出素子4の駆動電流を小さくしても、その機能を実現できる。
そこで、外部電源が供給されているときは、電圧モニタ回路61は、外部電源が供給されていることを示すモニタ信号を駆動回路5へ入力し、このモニタ信号によって、選択回路52は電流指令値a1選択し、磁界検出素子4に精度の良い1回転内信号が得られるよう充分な駆動電流を供給する。
しかし、外部電源が遮断されバッテリ電源が供給されているときは、電圧モニタ回路61は、バッテリ電源が供給されていることを示すモニタ信号を駆動回路5へ入力し、このモニタ信号によって、選択回路52は電流指令値a2選択し、多回転信号のみを生成するのに必要な小さな駆動電流を供給する。
また、外部電源が供給されているときは、図4に示す信号処理回路6すべてに外部電源が供給されるが、外部電源が遮断されたときは、ADコンバータ65及びCPU69に対しては、バッテリ電源を供給しないことによって、消費電流を低減している。
本実施例ではバッテリ電源時にCPUへの電源を停止させているが、CPUにスリープモードがある場合、バッテリ電源を供給しても良い。
このように本実施例では、1X型のエンコーダにおいて、同一の磁界検出素子からの検出信号で1回転内角度信号と多回転信号を生成し、バッテリ駆動時は、この磁界検出素子に多回転信号のみ生成するのに必要な駆動電流を供給することにより大幅に消費電流を低減している。従って頻繁にバッテリを交換する必要が無いので、保守性の良い1X型の磁気式エンコーダ装置を提供することができる。
図5は本発明の第2実施例示す信号処理回路のブロック図ある。
本実施例が第1実施例と異なる点は、第1実施例では、差動増幅器62、63の出力を
コンパレータ66、67に入力しているが、本実施例では、A1相検出素子41の出力信号(Va1)とB1相検出素子42の出力信号(Vb1)をそれぞれコンパレータ66、67に入力している点と、差動増幅器62、63に外部電源のみを供給している点である。
このように、本実施例ではバッテリ駆動時に差動増幅器への電源供給を停止するのでさらに消費電力を低減できる。
図6は、本発明の第3実施例を示す磁気式エンコーダ装置の構成図である。
図6において、11は回転体、20はリング形状永久磁石21とリング形状磁石の外周に配置され磁性材料で構成されたリング形状磁気ヨーク22とで構成される磁界発生ロータである。
磁界発生ロータ20を構成する一方の部材であるリング形状永久磁石21は、材質はフェライト系磁石、Sm−Co系磁石、Ne−Fe−B系磁石、または各種磁石を高分子材料で結合した分散型複合磁石によって形成し、回転体1の軸に垂直方向と平行に一方向に磁化(磁化方向を矢印で図6中に示す)されN−Sの2極となっている。また、磁界発生ロータ20を構成する他方の部材であるリング形状磁気ヨーク22は、磁気抵抗を減少させ、磁界を1回転内の位置を検出する磁界検出素子4に磁界を集中させる効果があり、これにより磁界検出素子のSN比を向上させることができる。さらに外界の磁気ノイズを遮断する効果もある。材質は、強磁性体であれば良く、例えば炭素鋼などである。
1回転内の位置および角度を検出する磁界検出素子4は、4個のホール効果素子からなり、永久磁石21の内周面に対して空隙を介して対向し、かつ互いに電気角で90度位相をずらしてA1相検出素子41とB1相検出素子42を設け、さらにA1相検出素子41 に対して電気角で180度位相をずらしてA2相検出素子43を、B1相検出素子42 に対して電気角で180度位相をずらしてB2相検出素子44を設けてある。
本発明が第1実施例と異なる部分は、リング形状永久磁石21とリング形状磁石21の外周に配置され磁性材料で構成されたリング形状磁気ヨーク22とで構成される磁界発生ロータ備え、固定体31に取り付けられた1回転内の位置を検出する4つの磁界検出素子をリング形状永久磁石21に空隙を介して対向して配置した部分である。
駆動回路5及び信号処理回路6の構成及びその動作については第1実施例と同じであるので説明を省略する。
このように本実施例では、アウターロータ構造の1X型のエンコーダにおいて、同一の磁界検出素子からの検出信号で1回転内角度信号と多回転信号を生成し、バッテリ駆動時は、この磁界検出素子に多回転信号のみ生成するのに必要な駆動電流を供給することにより大幅に消費電流を低減している。従って頻繁にバッテリを交換する必要が無いので、保守性の良いアウターロータ構造の1X型の磁気式エンコーダ装置を提供することができる。
本発明によって多回転量を検出することによって小型で低い消費電力で多回転量を検出することができるので、絶対位置検出が必要な小型サーボモータに適用できる。
本発明の第1実施例を示す磁気式エンコーダ装置の構成図 本発明の磁気式エンコーダ装置の駆動回路のブロック図 本発明の磁気式エンコーダ装置の電圧モニタ回路のブロック図 本発明の磁気式エンコーダ装置の信号処理回路のブロック図 本発明の第2実施例を示す信号処理回路のブロック図 本発明の第3実施例を示す磁気式エンコーダ装置の構成図 従来の磁気式エンコーダ装置の構成図 従来の磁気式エンコーダ装置の信号処理回路のブロック図
符号の説明
1 回転体
2 永久磁石
20 磁界発生ロータ
21 リング形状永久磁石
22 リング形状磁気ヨーク
3 固定体
4 磁界検出素子
41 A1相検出素子
42 B1相検出素子
43 A2相検出素子
44 B2相検出素子
5 駆動回路
51 電流設定手段
511 定電圧回路
512 デジタルポテンショメータ
52 選択回路
53 定電流源
6 信号処理回路
61 電圧モニタ回路
611 モニタ回路
612、613 ダイオード
62、63 差動増幅器
64 角度演算回路
65 ADコンバータ
66、67 コンパレータ
68 カウンタ
69 CPU
691 角度演算手段
692 位置信号生成手段

Claims (5)

  1. 回転体の回転軸に対して垂直方向の一方向に磁化され前記回転体に固定された永久磁石と、
    前記永久磁石に空隙を介して対向し、固定体に取り付けられたホール効果素子からなる少なくとも2つ以上の磁界検出素子と、
    前記磁界検出素子を駆動する駆動回路と、
    前記磁界検出素子からの信号を処理する信号処理回路と
    を備え
    前記信号処理回路は、外部電源の供給を感知する電圧モニタ回路を備え、
    前記電圧モニタ回路の信号に応じて、前記磁界検出素子に対して、前記外部電源が供給されている場合には、1回転内信号が得られる十分な駆動電流を供給する一方、前記外部電源が供給されていない場合には、多回転信号のみを生成するのに必要な駆動電流を供給する、磁気式エンコーダ装置。
  2. 回転体に固定されたリング形状永久磁石とリング形状磁気ヨークで構成された磁界発生ロータと、
    前記磁界発生ロータに空隙を介して対向し、固定体に取り付けられたホール効果素子からなる少なくとも2つ以上の磁界検出素子と、
    前記磁界検出素子を駆動する駆動回路と、
    前記磁界検出素子からの信号を処理する信号処理回路と
    を備え
    前記信号処理回路は、外部電源の供給を感知する電圧モニタ回路を備え、
    前記電圧モニタ回路の信号に応じて、前記磁界検出素子に対して、前記外部電源が供給されている場合には、1回転内信号が得られる十分な駆動電流を供給する一方、前記外部電源が供給されていない場合には、多回転信号のみを生成するのに必要な駆動電流を供給する、磁気式エンコーダ装置。
  3. 前記駆動回路は、
    前記磁界検出素子に駆動電流を供給する定電流源と、
    前記定電流源の電流値を指令する少なくとも2つ以上の電流指令値を有する電流設定手段と、
    前記電圧モニタ回路の信号により前記電流指令値を選択する選択回路と、
    を備える、請求項1又は2に記載の磁気式エンコーダ装置。
  4. 前記信号処理回路は、
    前記磁界検出素子の信号を増幅する差動増幅器を備え、
    前記差動増幅器の出力を分岐した一方の出力から1回転内角度信号を生成し、
    もう一方の出力から多回転信号を生成する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の磁気式エンコーダ装置。
  5. 前記信号処理回路は、
    前記磁界検出素子の信号を増幅する差動増幅器を備え、
    前記差動増幅器の出力から1回転内角度信号を生成し、
    前記磁界検出素子の信号から多回転信号を生成する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の磁気式エンコーダ装置。
JP2005308661A 2005-10-24 2005-10-24 磁気式エンコーダ装置 Expired - Fee Related JP4899410B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308661A JP4899410B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 磁気式エンコーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308661A JP4899410B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 磁気式エンコーダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007114155A JP2007114155A (ja) 2007-05-10
JP4899410B2 true JP4899410B2 (ja) 2012-03-21

Family

ID=38096473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005308661A Expired - Fee Related JP4899410B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 磁気式エンコーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4899410B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4992641B2 (ja) * 2007-09-28 2012-08-08 Tdk株式会社 回転角検出装置および回転角検出方法
KR102542137B1 (ko) * 2015-11-09 2023-06-12 엘지이노텍 주식회사 로터 위치 검출 장치 및 그 방법

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2729697A1 (de) * 1977-07-01 1979-01-04 Heidenhain Gmbh Dr Johannes Verfahren zur interpolation
JPH1073458A (ja) * 1996-08-29 1998-03-17 Tamagawa Seiki Co Ltd 光学式ロータリエンコーダの消費電流低減方法及び光学式ロータリエンコーダ
JP4337452B2 (ja) * 2003-07-15 2009-09-30 株式会社ジェイテクト 回転角検出装置及び回転角検出方法
WO2005040729A1 (ja) * 2003-10-24 2005-05-06 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 磁気式エンコーダ装置およびアクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007114155A (ja) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4678371B2 (ja) 磁気式エンコーダ装置
JP4836058B2 (ja) 磁気式エンコーダ装置
US6720763B1 (en) Compact rotary magnetic position sensor having a sinusoidally varying output
JP2008151774A (ja) 回転角度検出装置および回転機
WO2005114111A1 (ja) 多回転型絶対値エンコーダ
EP2843825B1 (en) Motor controller
JP7489583B2 (ja) 回転検出器及びそれを備えたモータ
KR20220047181A (ko) 모터 제어용 자기 센서 시스템
JP2008267868A (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP4275444B2 (ja) アブソリュートエンコーダ付軸受
EP1083406A2 (en) Rotary position sensor
JP4899410B2 (ja) 磁気式エンコーダ装置
JP2000065596A5 (ja) 磁気式エンコーダおよび磁気式エンコーダ付モータ
JP2006208049A (ja) 回転角検出装置
JP2012194086A (ja) 3相ブラシレスモータ
KR20150032622A (ko) 직동-회전 액츄에이터와 그 제어 방법
JP7242352B2 (ja) 回転部材の少なくとも1つの回転パラメータを決定するためのシステム
JPWO2009084346A1 (ja) 磁気式エンコーダ装置
JP6966143B1 (ja) バッテリレス対応のロータリーエンコーダ及びそれを用いたサーボ制御装置
JP2001255335A (ja) 回転検出機能付軸受
JP4899952B2 (ja) 磁気式絶対値エンコーダ装置
JP2012112897A (ja) 回転角度位置検出装置及びこれを使用したセンサ付き転がり軸受
JP5161010B2 (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受
JP3136921B2 (ja) 磁気センサおよび磁気センサを搭載したモータ
JP2008267867A (ja) 回転検出装置および回転検出装置付き軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees