JP4897539B2 - 障害物検知装置 - Google Patents

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本発明は、車両が狭い通路等を低速で移動する際に、障害物との接触を回避するための障害物検知装置に関する。
車両に搭載した撮像手段で撮像した時系列的に異なる二つの画像からオプティカルフロー(動きベクトル)を算出し、そのオプティカルフローを監視することで自車に対する前方接近車や割り込み車を抽出するものが、下記特許文献1により公知である。
また車両に搭載した撮像手段で撮像した遠景の画像のオプティカルフローを算出し、画像中に前記遠景のオプティカルフローと異なる動きをするオプティカルフローが存在する場合に、それが立体物に起因するものであると判定するものが、下記特許文献2により公知である。
特開平6−314340号公報 特開2001−116527号公報
しかしながら上記従来のものは、自車の周辺の車両や立体物を検知するために撮像手段で撮像した画像からオプティカルフローを算出する必要があり、その演算量が膨大なものになるためにコンピュータの負荷が増大して処理時間が長くなる問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、狭い通路等を低速で通過する際に自車が接触する可能性のある障害物を簡単な演算で確実に検知し得る障害物検知装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車両の側面に設けられて、車両の移動時に少なくとも車両の側方から斜め前方を含む領域を撮像する撮像手段と、前記撮像手段で撮像した画像から特徴部を抽出する特徴部抽出手段と、前記特徴部の移動軌跡を積算して積算画像を作成する積算手段と、前記積算画像の表示画面を水平な複数の平行線で複数の領域に区画すると共に、その各領域で前記積算画像に対し、該各領域毎に予め定められた回数の縮処を実行した後、前記収縮処理と同一回数の膨張処理を実行することで路面上の図形の積算画像を消去して立体物の積算画像を残す収縮/膨張処理手段と、残った立体物の積算画像から障害物を認識する障害物認識手段とを備えたことを特徴とする障害物検知装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記障害物の車両に対する相対位置を算出する相対位置算出手段と、車両の移動軌跡を算出する移動軌跡算出手段と、前記移動軌跡算出手段で算出した車両の移動軌跡に応じて変化する前記障害物の相対位置をトレースする相対位置トレース手段とを備えたことを特徴とする障害物検知装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記相対位置算出手段は、車両の上方からみた、車体を基準としたX−Y座標系において、障害物の画像の下端位置のX−Y座標を、その障害物の位置座標として算出することを特徴とする障害物検知装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項または請求項の構成に加えて、前記相対位置算出手段は、複数の障害物のうち車両に最も近い障害物の相対位置を算出することを特徴とする障害物検知装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項〜請求項の何れか1項の構成に加えて、前記移動軌跡算出手段は車両の速度および操舵角に基づいて車両の移動軌跡を算出することを特徴とする障害物検知装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項〜請求項の何れか1項の構成に加えて、前記相対位置トレース手段でトレースした前記障害物と車両との距離が所定の閾値以下になったとき、前記特徴部との接触を回避する方向への操舵を支援する操舵支援装置、車両を自動減速する減速制御装置および運転者に警報を発する警報装置の少なくとも一つを備えたことを特徴とする障害物検知装置が提案される。
尚、実施の形態のテレビカメラ12は本発明の撮像手段に対応する。
請求項1の構成によれば、車両の側面に設けられた撮像手段が、車両の移動時に少なくとも車両の側方から斜め前方を含む領域を撮像し、特徴部抽出手段が前記撮像手段で撮像した画像から特徴部を抽出し、積算手段が前記特徴部の移動軌跡を積算して積算画像を作成し、収縮/膨張処理手段が、積算画像の表示画面を水平な複数の平行線で複数の領域に区画すると共に、その各領域で前記積算画像に対し、該各領域毎に予め定められた回数の縮処を実行した後、収縮処理と同一回数の膨張処理を実行することで路面上の図形の積算画像を消去して立体物の積算画像を残し、障害物認識手段が前記立体物の積算画像から障害物を認識するので、撮像手段の画像データに簡単な演算を施すだけで障害物となる立体物を確実に検知することができる。しかも車体の各側面に撮像手段を1個ずつ設ければ良いので低コストであるだけでなく、外観上目立つ車体側面のデザインに与える影響を最小限に抑えることができる。
また請求項2の構成によれば、相対位置算出手段で障害物の車両に対する相対位置を算出し、移動軌跡算出手段で車両の移動軌跡を算出し、相対位置トレース手段で車両の移動軌跡に応じて変化する障害物の相対位置をトレースするので、運転者は車両が接触する可能性のある障害物の位置を逐次認識して接触を回避することができる。
また請求項3の構成によれば、相対位置算出手段は、車両の上方からみた、車体を基準としたX−Y座標系において、障害物の画像の下端位置のX−Y座標を、その障害物の位置座標として算出するので、画像から障害物の座標を算出する手順が簡単になる。
また請求項の構成によれば、相対位置算出手段が複数の障害物のうち車両に最も近い障害物の相対位置を算出するので、車両に接触する可能性がある障害物の位置を精度良く算出することができる。
また請求項の構成によれば、移動軌跡算出手段が車両の速度および操舵角に基づいて車両の移動軌跡を算出するので、簡単な演算で車両の移動軌跡を精度良く算出することができる。
また請求項の構成によれば、相対位置トレース手段でトレースした障害物と車両との距離が所定の閾値以下になると、操舵支援装置が前記障害物との接触を回避する方向への操舵を支援し、減速制御装置が車両を自動減速し、あるいは警報装置が運転者に警報を発するので、車両が障害物と接触するのを確実に回避することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の実施の形態を示すもので、図1は車両を上方から見た図、図2は障害物検知装置のブロック図、図3はテレビカメラによる物体検知の説明図、図4は路面上の図形および立体物の画像の変化を説明する図、図5は特徴部抽出手段の作用の説明図、図6は積算手段の作用の説明図、図7は収縮/膨張処理手段の作用の説明図、図8は相対位置トレース手段の作用の説明図である。
図1に示すように、車両Vは左右のドアミラー11,11に設けられた左右のテレビカメラ12,12を備える。各テレビカメラ12は車両Vの側面から斜め前方までの広角の領域Rに存在する立体物Oや路面上の白線のような図形Fを撮像する。以下、立体物Oおよび図形Fを物体という。テレビカメラ12は、撮像した画像上の物体の位置から該物体の方向を認識することが可能であるが、その物体の距離を認識することができない。
図2に示すように、電子制御ユニットUは、特徴部抽出手段M1と、積算手段M2と、収縮/膨張処理手段M3と、障害物認識手段M4と、相対位置算出手段M5と、移動軌跡算出手段M6と、相対位置トレース手段M7とを備える。特徴部抽出手段M1には、テレビカメラ12,12が接続され、移動軌跡算出手段M6には、車両Vの走行速度を検知する車速センサ15と、車両Vのステアリングホイールの操舵角を検知する操舵角センサ16とが接続される。また相対位置トレース手段M7には、ステアリングホイールにアクチュエータで操舵トルクを加えて運転者のステアリング操作をアシストする操舵支援装置17と、ブレーキを自動的に作動させて車両Vを減速する減速制御装置18と、運転者にモニターの画像、音声、ブザー、チャイム等で警報を発する警報装置19とが接続される。
図3(C)はテレビカメラ12で撮像した車体右側面側の画像を示すものである。テレビカメラ12の画像上で車体に対して所定の位置Aに物体が検知されたとする。しかしながら、テレビカメラ12の画像は物体の奥行き(テレビカメラ12からの距離)を検知できないため、図3(A),(B)に示すように、前記A点の画像は、路面上のA1点の画像であるのか、路面より高い位置にあるA2点の画像であるのか識別することができない。
よって、車両Vの上方からみた、車体を基準としたX−Y座標系でA点の座標を特定しようとしても、物体がA1点にあるときの座標は(X1,Y1)となり、物体がA2点にあるときの座標は(X2,Y2)となり、実際の物体の位置を特定できないことになる。物体のうち、路面上の白線等の図形は車両Vに接触する虞がないために障害物として認識する必要はないが、立体物は車両Vに接触する虞があるために障害物として認識する必要がある。よって、路面上の図形Fと立体物とを識別し、立体物だけを障害物として認識する必要がある。
尚、本実施の形態では、X−Y座標系は車両Vの右側の物体に対するものと車両Vの左側の物体に対するものとが別個に設けられており、それらの原点はそれぞれ左右のドアミラー11,11に設けたテレビカメラ12,12の位置に一致し、X軸の正方向は車体前方を向き、Y軸の正方向は車幅方向外側を向くものとする。勿論、X−Y座標系の設定は上記したものに限定されず、任意に設定可能である。
図1に示すように、車両Vの右側の路面上に車両Vの進行方向と直交する方向に延びる白線のような図形Fが存在し、かつ車両Vの右側の路面上に立設したポールのような立体物Oが存在する場合を考える。
図4(A)はテレビカメラ12で撮像した時刻tにおける図形Fおよび立体物Oの画像であるが、この画像だけでは、何れが図形Fであるのか立体物Oであるのかを識別することはできない。図4(B)は時刻t+Δtにおける同じ画像であり、Δtの間に車両Vが前進することで、図形Fおよび立体物Oの画像は画面上で左側から右側に移動している。図形Fおよび立体物Oの移動距離は各部において一定ではなく、テレビカメラ12に近い点ほど移動距離が大きくなる。極端な例では、テレビカメラ12の直近に存在する点は画面の左端から右端へと通過してしまい、逆に無限遠方に存在する点は画面上で移動しないことになる。
図4(C)は時刻tにおける画像を破線で示し、時刻t+Δtにおける画像を実線で示したもので、破線および実線の左右方向のずれは、各点のテレビカメラ12からの距離に応じて異なっている。具体的には、テレビカメラ12に最も近い立体物O(ポール)の上端は左右方向に最も大きく移動しており、テレビカメラ12から最も遠い図形Fの右端は左右方向に殆ど移動していない。また図形Fの左端と立体物Oの下端とは、テレビカメラ12からの距離に大差がないため、左右方向の移動距離が略等しくなっている。
画面の下側の領域aと上側の領域bとを比較すると、下側の領域aでは図形Fおよび立体物Oのテレビカメラ12からの距離に大きな差がないので、左右方向の移動距離に大きな差が発生することはないが、上側の領域bでは図形Fおよび立体物Oのテレビカメラ12からの距離に大きな差があるので、左右方向の移動距離に大きな差が発生する。本実施の形態では、この現象を利用して車両Vに接触する障害物となり得ない図形Fと、車両Vに接触する障害物となり得る立体物Oとを識別する。
以下、図2のブロック図に基づいて障害物検知手法を具体的に説明する。
先ず、電子制御ユニットUの特徴部抽出手段M1にはテレビカメラ12で撮像した画像データが時間Δt毎に入力され、特徴部抽出手段M1は、図5に示すように、時刻tの画像データと時刻t+Δtの画像データとを比較して変化分を特徴部(エッジ抽出画像)として抽出し、この処理を時間Δt毎に繰り返す。そして積算手段M2は、図6に示すように、時間Δtを介して連続する複数の特徴部、つまり時刻t+Δt、時刻t+2Δt、時刻t+3Δt…における特徴部を積算して積算特徴部を算出する。尚、積算の回数は任意である。
続いて収縮/膨張処理手段M3は、図7(A)に示すように、積算特徴部の画像の表示画面を水平な複数の平行線で複数の領域に区画すると共に、その各領域で前記積算特徴部の画像に対し、各領域毎に予め定められた回数の後述する収縮処理および膨張処理を実行する。
前記画面は縦横に配置された多数の画素からなり、画面上の画像はデータの有る画素「1」とデータの無い画素「0」との集合で構成される。収縮処理は画像処理において良く知られた手法であり、画面上の所定の画素の上下左右に隣接する4個の画素(4近傍画素)、あるいは画面上の所定の画素の上下左右に隣接する画素に右上、右下、左上、左下に隣接する画素を加えた8個の画素(8近傍画素)を隣接画素と定義したとき、画面上の全ての「1」の画素について、隣接画素の何れか一つが「0」の画素を「0」とし、その他の画素を「1」とするものである。この収縮処理を1回行う毎に、画像の輪郭が1画素分だけ収縮する。一方、膨張処理は、画面上の全ての「0」の画素について、隣接画素の何れか一つが「1」の画素を「1」とし、その他の画素を「0」とするものである。この膨張処理を1回行う毎に、画像の輪郭が1画素分だけ膨張する。
テレビカメラ12から遠い路面上の図形Fの積算特徴部の画像は左右方向の幅が狭いため、その画像が消滅するまでに必要な前記収縮処理の回数が少なくなるが、テレビカメラ12に近い立体物Oの積算特徴部の画像は左右方向の幅が広いため、その画像が消滅するまでに必要な前記収縮処理の回数が多くなる。従って、画面の各領域で前記積算特徴部の画像に対し、該各領域毎に予め定められた回数の収縮処理を行うことで、幅の狭い路面上の図形Fの積算特徴部の画像を消滅させ、幅の広い立体物Oの積算特徴部の画像を残すことができる(図7(B)参照)。
続いて、収縮/膨張処理手段M3は、各領域毎に前記収縮処理の実行回数と同一回数の膨張処理を実行する。このとき、一旦消滅した路面上の図形Fの積算特徴部の画像は復元されることはないが、完全に消滅せずに残っている立体物Oの積算特徴部の画像は元の状態に復元される。このようにして、障害物を示す立体物Oの積算特徴部の画像だけを残すことができる(図7(C)参照)。
続いて、障害物認識手段M4が画面に残った立体物Oの積算特徴部の画像に基づいて、車両Vが接触する可能性がある立体物Oを障害物として認識する。立体物Oの積算特徴部は該立体部Oのエッジ(例えば建物の角や柱の角)に対応しており、自車がその周囲を回り込もうとしたときに、内輪差により自車の車体側面と接触する可能性が高い部分である。
このようにして、テレビカメラ12の撮像データに基づいて障害物が認識されると、相対位置算出手段M5が車両Vに対する前記障害物の位置をX−Y座標で算出する。図3で説明したように、画面上の同じ位置に画像が存在する場合でも、路面から高い位置にある物体の距離は実際には近く、路面上にある物体の距離は実際には遠くなり、そのために画像から障害物の座標を算出する手順が面倒になる。そこで、相対位置算出手段M5は障害物の下端、つまり障害物が路面に接する部分のX−Y座標を、その障害物の位置として算出する。
障害物の座標の特定は、演算時間を短縮するためにマップ検索を用いて行われる。即ち、テレビカメラ12の各検知方向に対応して障害物の座標を記憶したマップを準備しておき、このマップから障害物の座標を検索することができる。例えば、図7の画像における障害物(積算特徴部)が路面に接する下端位置の画素Pが決まると、その画素Pの位置に対応する障害物のX−Y座標をマップから検索することができる。
尚、障害物が複数存在する場合には、それらのうちの最も距離が小さいもの(自車に最も近いもの)が障害物として選択される。
移動軌跡算出手段M6は、車速センサ15で検知した車速と操舵角センサ16で検知した操舵角とから、所定時間Δt毎に自車の移動軌跡を算出する。自車の移動軌跡にはX−Y座標系の原点の移動軌跡と、X軸およびY軸の方向とが含まれる。
相対位置トレース手段M7は、相対位置算出手段M5で算出した障害物の座標と、移動軌跡算出手段M6で算出した自車の時間Δt毎の移動軌跡とから、時間Δt毎の障害物の座標をトレースする。これにより、図8に示すように、障害物が時間Δt毎に自車に対してどのように相対移動するかを知ることができる。そして時間Δt後に車体側面(その座標は既知である)と障害物との距離が閾値以下になると判断されると、操舵支援装置17が障害物との接触を回避する方向の操舵トルクを発生させ、減速制御装置18が自動ブレーキを作動させ、更に警報装置19が運転者に接触の可能性があることを報知することで、自車が障害物と接触するのを確実に回避することができる。
以上のように、車両Vの各側面にテレビカメラ12を1個設ければ良いので、低コストであるだけでなく、外観上目立つ車体側面のデザインに与える影響を最小限に抑えることができる。しかも簡単な演算処理で路面上の図形Fと立体物Oとを識別することができるので、コンピュータの演算負荷を軽減して処理時間を短縮することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態では車両Vが障害物に接触するのを回避するために操舵支援装置17、減速制御装置18および警報装置19を設けているが、そのうちの少なくとも一つだけを設けても良く、また最初に警報装置19を作動させ、運転者が反応しない場合に操舵支援装置17を作動させ、それでも接触の可能性がある場合に減速制御装置18を作動させても良い。
車両を上方から見た図 障害物検知装置のブロック図 テレビカメラによる物体検知の説明図 路面上の図形および立体物の画像の変化を説明する図 特徴部抽出手段の作用の説明図 積算手段の作用の説明図 収縮/膨張処理手段の作用の説明図 相対位置トレース手段の作用の説明図
12 テレビカメラ(撮像手段)
17 操舵支援装置
18 減速制御装置
19 警報装置
M1 特徴部抽出手段
M2 積算手段
M3 収縮/膨張処理手段
M4 障害物認識手段
M5 相対位置算出手段
M6 移動軌跡算出手段
M7 相対位置トレース手段
O 立体物
F 図形
R 領域
V 車両

Claims (6)

  1. 車両(V)の側面に設けられて、車両(V)の移動時に少なくとも車両(V)の側方から斜め前方を含む領域(R)を撮像する撮像手段(12)と、
    前記撮像手段(12)で撮像した画像から特徴部を抽出する特徴部抽出手段(M1)と、
    前記特徴部の移動軌跡を積算して積算画像を作成する積算手段(M2)と、
    前記積算画像の表示画面を水平な複数の平行線で複数の領域に区画すると共に、その各領域で前記積算画像に対し、該各領域毎に予め定められた回数の縮処を実行した後、前記収縮処理と同一回数の膨張処理を実行することで路面上の図形(F)の積算画像を消去して立体物(O)の積算画像を残す収縮/膨張処理手段(M3)と、
    残った立体物(O)の積算画像から障害物を認識する障害物認識手段(M4)と、
    を備えたことを特徴とする障害物検知装置。
  2. 前記障害物の車両(V)に対する相対位置を算出する相対位置算出手段(M5)と、車両(V)の移動軌跡を算出する移動軌跡算出手段(M6)と、前記移動軌跡算出手段(M6)で算出した車両(V)の移動軌跡に応じて変化する前記障害物の相対位置をトレースする相対位置トレース手段(M7)とを備えたことを特徴とする、請求項1に記載の障害物検知装置。
  3. 前記相対位置算出手段(M5)は、車両(V)の上方からみた、車体を基準としたX−Y座標系において、障害物の画像の下端位置のX−Y座標を、その障害物の位置座標として算出することを特徴とする、請求項2に記載の障害物検知装置。
  4. 前記相対位置算出手段(M5)は、複数の障害物のうち車両(V)に最も近い障害物の相対位置を算出することを特徴とする、請求項または請求項に記載の障害物検知装置。
  5. 前記移動軌跡算出手段(M6)は車両(V)の速度および操舵角に基づいて車両(V)の移動軌跡を算出することを特徴とする、請求項〜請求項の何れか1項に記載の障害物検知装置。
  6. 前記相対位置トレース手段(M7)でトレースした前記障害物と車両(V)との距離が所定の閾値以下になったとき、前記障害物との接触を回避する方向への操舵を支援する操舵支援装置(17)、車両(V)を自動減速する減速制御装置(18)および運転者に警報を発する警報装置(19)の少なくとも一つを備えたことを特徴とする、請求項〜請求項の何れか1項に記載の障害物検知装置。
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