JP5950193B2 - 視差値演算装置及びこれを備えた視差値演算システム、移動面領域認識システム、視差値演算方法、並びに、視差値演算用プログラム - Google Patents
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Description
図1(a)及び(b)に示す例では、まず、エピポーラ線が一致している一対のカメラを用い、互いに異なる方向から同じ撮像領域を撮像し、これにより得られる2つの撮像画像のうちの一方(図1(a)に示す画像)を基準画像とし、他方(図1(b)に示す画像)を比較画像とする。その後、基準画像内のある画像領域が比較画像内のどの画像領域に対応するかを検索する。例えば、基準画像内の画像領域Waに対応する比較画像内の画像領域を検索する際、縦方向位置は画像領域Waの縦方向位置と同じ位置に固定したまま、横方向位置を変化させて、比較画像内を、Wb1→Wb2→Wb3…というように検索していく。そして、この検索を行いながら基準画像と比較画像との間の相関演算を行い、相関度が最も高くなる画像領域を検出して、撮像領域内の同一地点に対応する対応点を基準画像及び比較画像の両方で特定するマッチング処理を行う。
マッチング処理により、基準画像内の画像領域Waに対応する比較画像内の画像領域Wb3が特定されたら、撮像領域内の同一地点に対応した各画像領域Wa,Wb3上の対応点について基準画像と比較画像とのズレ量を視差値として求め、三角測量の原理を利用して、測距対象である当該同一地点までの距離を算出する。
この例は、図3(a)に示す撮像画像が先に撮像され、これに遅れて図3(b)に示す撮像画像が撮像されたものである。このように一方のカメラの撮像タイミングが遅れていると、図示のように、その遅れ時間中に、当該一対のカメラが搭載された自車両が移動し、これに伴って当該一対のカメラも移動する。そのため、一対の撮像画像データ間における画像のズレには、その遅れ時間中におけるカメラの移動に起因するズレも含まれてしまう。また、例えば他車両や歩行者のように視差値算出対象が移動するものである場合には、その遅れ時間中に視差値算出対象が移動してしまい、一対の撮像画像データ間における視差値算出対象の画像のズレには、視差値算出対象の移動に起因するズレも含まれてしまう。
なお、本発明に係る視差値演算装置は、車載機器制御システムに限らず、例えば、撮像画像に基づいて物体検出を行う物体検出装置を搭載したその他のシステムにも適用できる。
本車載機器制御システムは、自動車などの移動体である自車両100に搭載された撮像ユニットで撮像した自車両進行方向前方領域(撮像領域)の撮像画像データを利用して認識対象物の認識結果に応じて各種車載機器の制御を行うものである。
撮像ユニット101は、撮像手段としての2つの撮像部110A,110Bを一対で備えたステレオカメラであり、2つの撮像部110A,110Bの構成は同一のものである。各撮像部110A,110Bは、主に、撮像レンズと、必要に応じて光学フィルタと、撮像素子が2次元配置された画像センサを含んだセンサ基板と、センサ基板から出力されるアナログ電気信号(画像センサ上の各受光素子が受光した受光量)をデジタル電気信号に変換した撮像画像データを生成して出力する信号処理部とから構成されている。
視差演算部121で算出した視差値(基準画像上の画像部分と比較画像上の対応画像部分とのズレ量)をdとし、2つの撮像部110A,110Bの間隔(基線長)をBとし、焦点距離fとしたとき、当該画像部分に映し出されている対象物までの距離Zは、以下の式(1)より算出することができる。このようにして算出される距離Zは、例えば、数値として自車両室内の画像表示装置に表示させるようにしてもよい。
Z/B = f/d ・・・(1)
本実施形態の視差演算部121は、2つの撮像部110A,110Bのうちの一方の撮像部110Aの撮像画像データを基準画像データとし、他方の撮像部110Bの撮像画像データを比較画像データとして用い、両者の視差値を演算して視差画像データを生成し、出力する。この視差画像データは、基準画像データ上の各画像部分について算出される視差値に応じた画素値をそれぞれの画像部分の画素値として表した視差画像を示すものである。
図7(a)に示す画像例は、中央分離帯を有する片側2車線の直線道路において自車両が左車線を走行している状況を撮像したものであり、図中符号CLは中央分離帯を映し出す中央分離帯画像部であり、図中符号WLは車線境界線である白線を映し出す白線画像部(車線境界線画像部)であり、図中符号ELは路端に存在する縁石等の段差を映し出す路端段差画像部である。以下、路端段差画像部EL及び中央分離帯段差画像部CLをまとめて段差画像部という。また、図中破線で囲まれた領域RSは、中央分離帯と路側段差とによって区画される車両走行が可能な路面領域である。
図8は、本実施形態における路面領域認識処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態において、位相差検出部122には、一対の撮像部110A,110Bからそれぞれの垂直同期信号と水平同期信号が入力され、それぞれの垂直同期信号の間の位相差を検出する(S1)。位相差の測定単位は、水平同期信号の数としている。したがって、本実施形態の撮像タイミングのズレは、例えば、7本の水平同期信号分だけズレているというような形で把握することができる。
図9は、各撮像部110A,110Bの出力データ方式を説明するためのタイミングチャートである。
各撮像部110A,110Bからは、画像データが継続的に出力されるが、その画像データのどこからどこまでが一画面にあたるのかを示す垂直同期信号や、その画像データのどこからどこまでが横1ライン分(1行分)にあたるのかを示す水平同期信号も出力される。画像データには、撮像領域を撮影して得られた有効な画像データだけでなく、撮像部の動作上必要ではあるが画像としては意味の無いデータも含まれる。水平同期信号は、横1ラインのうち有効な画像が出力されている期間にHレベルを示す。垂直同期信号は、水平同期信号が継続的に出力されている期間にHレベルを示す。
位相差検出部122を構成するアップダウンカウンタは、一方の撮像部110Aから出力される第一の垂直同期信号及び他方の撮像部110Bから出力される第二の垂直同期信号のうち、どちらか一方がLレベルからHレベルに遷移したことを検出すると、カウント有効期間になる。第一の垂直同期信号がHレベルに遷移してカウント有効期間に入った場合には、カウントアップ動作を行う。一方、第二の垂直同期信号がHレベルに遷移してカウント有効期間に入った場合には、カウントダウン動作を行う。図示の例は、第一の垂直同期信号がHレベルに遷移してカウント有効期間に入った場合であるため、アップダウンカウンタは、カウントアップ動作を行う。
(態様A)
自車両100等の移動体の移動速度を検出する車速検出部等の移動速度検出手段を備えた当該移動体に搭載される一対の撮像部110A,110B等の撮像手段によって当該移動体周囲の撮像領域を撮像して得られる一対の撮像画像データ間の視差値を演算する視差演算部121等の視差値演算手段を備えた視差値演算装置において、上記一対の撮像手段から入力される該一対の撮像手段の各撮像タイミングを示す同期信号等の情報を用いて上記一対の撮像手段間の撮像タイミングのズレ量を検出する位相差検出部122等のタイミングズレ量検出手段と、上記タイミングズレ量検出手段が検出したズレ量が所定のズレ許容範囲を超える場合には、上記視差値演算手段が演算する視差値の利用を制限するための処理を実行する同期ズレ判断部123等の利用制限処理実行手段とを有し、上記利用制限処理実行手段は、上記移動速度検出手段が検出した速度検出結果に基づき、上記移動体の移動速度が遅いほど上記所定のズレ許容範囲が広がるように、上記所定のズレ許容範囲を変更することを特徴とする。
これによれば、移動体の速度に応じて視差値の誤差が変わっても、その誤差が許容範囲を超えないように撮像タイミングのズレ許容範囲が変更される結果、撮像タイミングのズレ許容範囲を予め過剰に狭い範囲に設定しておかなくても、許容範囲を超える誤った視差値が利用されるのを安定して制限することができる。
上記態様Aにおいて、上記一対の撮像手段の各撮像タイミングを示す情報として、該一対の撮像手段から出力される各撮像画像データの同期信号を用い、上記タイミングズレ量検出手段は、上記一対の撮像手段間の撮像タイミングのズレ量として、上記一対の撮像手段間の同期信号の位相差を検出することを特徴とする。
これによれば、撮像手段で一般に使用されている同期信号を用いて、撮像タイミング間のズレ量を検出することができる。
上記態様Dにおいて、上記タイミングズレ量検出手段は、上記一対の撮像手段の一方の撮像手段についての同期信号が最初に入力された場合には、上記一対の撮像手段間の同期信号の位相差を示すカウント値を、該一対の撮像手段の他方の撮像手段についての同期信号が入力されるまでカウントアップし、該他方の撮像手段についての同期信号が最初に入力された場合には、該カウント値を、該一方の撮像手段についての同期信号が入力されるまでカウントダウンし、カウントしたカウント値を出力するものであることを特徴とする。
これによれば、カウント値が初期値よりも大きな値であれば、一方の撮像手段に対して他方の撮像手段の撮像タイミングが遅れていることを把握でき、カウント値が初期値よりも小さな値であれば、他方の撮像手段に対して一方の撮像手段の撮像タイミングが遅れていることを把握できる。よって、簡易な構成で、いずれの撮像手段の撮像タイミングが遅れているのかを把握できる。
移動体の移動速度を検出する移動速度検出手段を備えた当該移動体に搭載される一対の撮像手段と、該一対の撮像手段によって当該移動体周囲の撮像領域を撮像して得られる一対の撮像画像データ間の視差値を演算する視差値演算装置とを備えた視差値演算システムにおいて、上記視差値演算装置として、上記態様A〜Cのいずれかの態様に係る視差値演算装置を用いたことを特徴とする。
これによれば、撮像タイミングのズレ許容範囲を予め過剰に狭い範囲に設定しておかなくても、許容範囲を超える誤った視差値が利用されるのを安定して制限できる視差値演算システムを提供できる。
移動面上を移動する移動体に搭載された撮像手段で移動体周囲を撮像して得た撮像画像から、当該移動体が移動する移動面を映し出す移動面領域を認識する移動面領域認識システムにおいて、上記態様Dに係る視差値演算システムと、上記視差値演算システムによって演算される視差値および上記一対の撮像手段の少なくとも一方によって得られる輝度画像に基づいて、上記移動面領域を認識する処理を行う認識処理手段とを有することを特徴とする。
これによれば、撮像タイミングのズレ許容範囲を予め過剰に狭い範囲に設定しておかなくても、許容範囲を超える誤った視差値が利用されるのを安定して制限でき、移動面領域の認識精度を向上させることができる。
移動体の移動速度を検出する移動速度検出手段を備えた当該移動体に搭載される一対の撮像手段によって当該移動体周囲の撮像領域を撮像して得られる一対の撮像画像データ間の視差値を演算する視差値演算工程を有する視差値演算方法において、上記一対の撮像手段から入力される該一対の撮像手段の各撮像タイミングを示す情報を用いて上記一対の撮像手段間の撮像タイミングのズレ量を検出するタイミングズレ量検出工程と、上記タイミングズレ量検出工程で検出されたズレ量が所定のズレ許容範囲を超える場合には、上記視差値演算工程で演算される視差値の利用を制限するための処理を実行する利用制限処理実行工程とを有し、上記利用制限処理実行工程は、上記移動速度検出手段で検出された速度検出結果に基づき、上記移動体の移動速度が遅いほど上記所定のズレ許容範囲が広がるように、上記所定のズレ許容範囲を変更することを特徴とする。
これによれば、撮像タイミングのズレ許容範囲を予め過剰に狭い範囲に設定しておかなくても、許容範囲を超える誤った視差値が利用されるのを安定して制限できる。
移動体の移動速度を検出する移動速度検出手段を備えた当該移動体に搭載される一対の撮像手段によって当該移動体周囲の撮像領域を撮像して得られる一対の撮像画像データ間の視差値を演算する視差値演算工程を、コンピュータに実行させるための視差値演算用プログラムにおいて、上記一対の撮像手段から入力される該一対の撮像手段の各撮像タイミングを示す情報を用いて上記一対の撮像手段間の撮像タイミングのズレ量を検出するタイミングズレ量検出工程と、上記タイミングズレ量検出工程で検出されたズレ量が所定のズレ許容範囲を超える場合には、上記視差値演算工程で演算される視差値の利用を制限するための処理を実行する利用制限処理実行工程とを、上記コンピュータに実行させるものであって、上記利用制限処理実行工程は、上記移動速度検出手段で検出された速度検出結果に基づき、上記移動体の移動速度が遅いほど上記所定のズレ許容範囲が広がるように、上記所定のズレ許容範囲を変更することを特徴とする。
これによれば、撮像タイミングのズレ許容範囲を予め過剰に狭い範囲に設定しておかなくても、許容範囲を超える誤った視差値が利用されるのを安定して制限できる。
尚、このプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録された状態で配布したり、入手したりすることができる。また、このプログラムを乗せ、所定の送信装置により送信された信号を、公衆電話回線や専用線、その他の通信網等の伝送媒体を介して配信したり、受信したりすることでも、配布、入手が可能である。この配信の際、伝送媒体中には、コンピュータプログラムの少なくとも一部が伝送されていればよい。すなわち、コンピュータプログラムを構成するすべてのデータが、一時に伝送媒体上に存在している必要はない。このプログラムを乗せた信号とは、コンピュータプログラムを含む所定の搬送波に具現化されたコンピュータデータ信号である。また、所定の送信装置からコンピュータプログラムを送信する送信方法には、プログラムを構成するデータを連続的に送信する場合も、断続的に送信する場合も含まれる。
101 撮像ユニット
102 画像解析ユニット
105 フロントガラス
108 車両走行制御ユニット
110A,110B 撮像部
121 視差演算部
122 位相差検出部
123 同期ズレ判断部
141 視差ヒストグラム計算部
142 路面領域認識部
149 白線認識処理部
Claims (7)
- 移動体の移動速度を検出する移動速度検出手段を備えた当該移動体に搭載される一対の撮像手段によって当該移動体の周囲の撮像領域を撮像して得られる一対の撮像画像データ間の視差値を演算する視差値演算手段を備えた視差値演算装置において、
上記一対の撮像手段から入力される該一対の撮像手段の各撮像タイミングを示す情報を用いて上記一対の撮像手段間の撮像タイミングのズレ量を検出するタイミングズレ量検出手段と、
上記タイミングズレ量検出手段が検出したズレ量が所定のズレ許容範囲を超える場合には、上記視差値演算手段が演算する視差値の利用を制限するための処理を実行する利用制限処理実行手段とを有し、
上記利用制限処理実行手段は、上記移動速度検出手段が検出した速度検出結果に基づき、上記移動体の移動速度が遅いほど上記所定のズレ許容範囲が広がるように、上記所定のズレ許容範囲を変更することを特徴とする視差値演算装置。 - 請求項1の視差値演算装置において、
上記一対の撮像手段の各撮像タイミングを示す情報として、該一対の撮像手段から出力される各撮像画像データの同期信号を用い、
上記タイミングズレ量検出手段は、上記一対の撮像手段間の撮像タイミングのズレ量として、上記一対の撮像手段間の同期信号の位相差を検出することを特徴とする視差値演算装置。 - 請求項2の視差値演算装置において、
上記タイミングズレ量検出手段は、上記一対の撮像手段の一方の撮像手段についての同期信号が最初に入力された場合には、上記一対の撮像手段間の同期信号の位相差を示すカウント値を、該一対の撮像手段の他方の撮像手段についての同期信号が入力されるまでカウントアップし、該他方の撮像手段についての同期信号が最初に入力された場合には、該カウント値を、該一方の撮像手段についての同期信号が入力されるまでカウントダウンし、カウントしたカウント値を出力するものであることを特徴とする視差値演算装置。 - 移動体の移動速度を検出する移動速度検出手段を備えた当該移動体に搭載される一対の撮像手段と、
該一対の撮像手段によって当該移動体の周囲の撮像領域を撮像して得られる一対の撮像画像データ間の視差値を演算する視差値演算装置とを備えた視差値演算システムにおいて、
上記視差値演算装置として、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の視差値演算装置を用いたことを特徴とする視差値演算システム。 - 移動面上を移動する移動体に搭載された撮像手段で当該移動体の周囲を撮像して得た撮像画像から、当該移動体が移動する移動面を映し出す移動面領域を認識する移動面領域認識システムにおいて、
請求項4の視差値演算システムと、
上記視差値演算システムによって演算される視差値および上記一対の撮像手段の少なくとも一方によって得られる輝度画像に基づいて、上記移動面領域を認識する処理を行う認識処理手段とを有することを特徴とする移動面領域認識システム。 - 移動体の移動速度を検出する移動速度検出手段を備えた当該移動体に搭載される一対の撮像手段によって当該移動体の周囲の撮像領域を撮像して得られる一対の撮像画像データ間の視差値を演算する視差値演算工程を有する視差値演算方法において、
上記一対の撮像手段から入力される該一対の撮像手段の各撮像タイミングを示す情報を用いて上記一対の撮像手段間の撮像タイミングのズレ量を検出するタイミングズレ量検出工程と、
上記タイミングズレ量検出工程で検出されたズレ量が所定のズレ許容範囲を超える場合には、上記視差値演算工程で演算される視差値の利用を制限するための処理を実行する利用制限処理実行工程とを有し、
上記利用制限処理実行工程は、上記移動速度検出手段で検出された速度検出結果に基づき、上記移動体の移動速度が遅いほど上記所定のズレ許容範囲が広がるように、上記所定のズレ許容範囲を変更することを特徴とする視差値演算方法。 - 移動体の移動速度を検出する移動速度検出手段を備えた当該移動体に搭載される一対の撮像手段によって当該移動体の周囲の撮像領域を撮像して得られる一対の撮像画像データ間の視差値を演算する視差値演算工程を、コンピュータに実行させるための視差値演算用プログラムにおいて、
上記一対の撮像手段から入力される該一対の撮像手段の各撮像タイミングを示す情報を用いて上記一対の撮像手段間の撮像タイミングのズレ量を検出するタイミングズレ量検出工程と、
上記タイミングズレ量検出工程で検出されたズレ量が所定のズレ許容範囲を超える場合には、上記視差値演算工程で演算される視差値の利用を制限するための処理を実行する利用制限処理実行工程とを、上記コンピュータに実行させるものであって、
上記利用制限処理実行工程は、上記移動速度検出手段で検出された速度検出結果に基づき、上記移動体の移動速度が遅いほど上記所定のズレ許容範囲が広がるように、上記所定のズレ許容範囲を変更することを特徴とする視差値演算用プログラム。
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