JP4896042B2 - 既設輸送管路の非開削更生方法 - Google Patents

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Description

本特許出願は、共に審査中の米国特許仮出願第60,651,698号(2005年2月9日出願)に基づいて優先権を主張するものであり、その内容を参照によって援用する。
本発明は現場硬化型ライナの設置に関し、特に水蒸気の連続した貫流を可能とするために圧力損失を伴わない現場硬化型膨張ライナの排気ポートを設置する方法、及び該方法を実施するための装置及び設置方法に関する。
導管及び輸送管路、特に、流体を通すために用いられる衛生下水排水管、雨水排水管、水道、ガス管線のような地中管路は、流体の漏れ又は劣化が原因で補修を頻繁に必要とすることが一般によく知られている。このような漏れは、周囲環境から輸送管路の内部又は通流部へと内側へ向かう場合がある。あるいは、漏れは、輸送管路の通流部から周囲環境へと外側に向かう場合がある。いずれにせよ、この種の漏れを回避することが望ましい。
漏れは、元の輸送管路の不適切な設置、又は通常の経年変化による管路自体の劣化、又は腐食性物質や研磨性物質を運ぶ影響に起因する。管継手又はその近傍での亀裂は、地震や、上方表面上での大型車両の通行、又は同様な自然又は人工的な振動などの環境条件、あるいは、その他の原因により引き起こされる。原因の如何にかかわらず、そのような漏れは望ましくなく、輸送管路内を運ばれる流体の浪費となり、又は周囲環境への損害をもたらし、公衆衛生に対する危険な障害を生じさせる可能性がある。漏れが続くと、それは、表土及び導管の側面支持を喪失させ、既設導管の構造上の欠陥につながる場合がある。
絶えず増大する人件費及び機械設備費の故に、管路を掘り起こして新しい管路と交換することによって、漏れの可能性がある地中の管路又は部分を修理することは、ますます困難で不経済になっている。それ故、既存の輸送管路の現場修復又は更生のための種々の方法が考案されてきた。これらの新しい方法によれば、管路又は管路部分を掘り起こして交換することに伴う費用と危険、そして、一般の人々が被る、工事中の多大な不便が回避される。現在広く用いられていて最も功を奏する、輸送管路の修復又は非開削更生工法の1つは、インシチュフォーム(登録商標)工法と呼ばれる。この工法は、特許文献1乃至特許文献3で詳述されており、その内容は参照によって全て本明細書に組み込まれる。
インシチュフォーム(登録商標)工法の標準的な実施において、フェルト布、発泡体又は同様の樹脂含浸可能材料を用い、外側の不浸透性被覆を有する細長い可撓性の管状ライナが熱硬化性硬化樹脂で含浸され、既設の輸送管路内に設置される。このライナは、特許文献2及び特許文献3に記載するように、反転プロセスを用いて設置される。この反転プロセスでは、反転されたライナの内側に半径方向の圧力が加えられ、ライナが輸送管路の内面に押し付けられて嵌合する。但し、インシチュフォーム(登録商標)工法は、ロープ又はケーブルによって樹脂含浸ライナを導管内に引き込むとともに、ライナ内で反転される別の流体不浸透性の膨張ブラダ又は管を用いることにより、既設輸送管路の内壁に対してライナの硬化を引き起こすことで実施される。そのような樹脂含浸ライナは、一般に「現場硬化型パイプ」又は「CIPPライナ」と称され、その設置はCIPP設置と呼ばれる。
CIPP可撓性管状ライナは、その初期状態において比較的柔軟で、ライナの外側を被覆する実質的に不浸透性のポリマーからなる、滑らかな外層を有する。反転の際には、設置中にライナが反転された後で、この不浸透層がライナの内側となる。可撓性ライナは、輸送管路内に現場で設置されると、該ライナは、好ましくは水又は空気のような反転用流体を用いて内部から加圧されるが、これはライナを半径方向の外側に押し付けて既設輸送管路の内面に嵌め合わせて合致させるためである。
通常、ライナ又はブラダを反転させるのに必要な圧力水頭を与えるため、設置現場に反転タワーを建てる。あるいはその代わりに、特許文献4、特許文献5、及び特許文献6に記載して説明した反転ユニットが使用され、これらの特許文献の内容は、参照により本明細書に援用される。反転ライナの端部に取り付けた再循環ホースを介して、反転したライナに熱水を投入することで硬化が開始される。反転用の水は、管の硬化が完了するまで、ボイラや熱交換器などの熱源を通って再循環され、反転した管へと戻される。次いで含浸可能な材料に含浸させた樹脂が硬化し、既設輸送管路内において硬質の隙間なく嵌った剛性パイプライナを形成する。新しいライナは全ての亀裂を効果的に封止し、管路部分や管継手の劣化を修復するが、これは既設輸送管路内への漏れや輸送管路外への漏れのいずれをも防止するためである。硬化した樹脂はまた、既設輸送管路の壁を強化する役目をもち、これは周囲環境に対する構造上の支持をさらに強化することを目的とする。
現場硬化型管状ライナを引き込み及び膨張法で取り付ける場合に、ライナは反転法と同様に樹脂が含浸され、畳んだ状態で輸送管路内に配置される。通常、下端部にエルボを有するダウンチューブ、膨張パイプ又は導管を、既存のマンホール又は出入りポイント内に配置し、反転ブラダをダウンチューブに通してこれを開き、エルボの水平部分の開口部を覆うように折り返す。次いで、既設導管内の折り畳んだライナで、膨張ブラダの折り返し端部を覆うように配置し、折り返し端部に固定する。そして、水などの反転用流体をダウン管に供給することで、水圧により膨張ブラダがエルボの水平部分から押し出され、折り畳んだライナが膨張して、既設導管の内面に押し付けられる。膨張ブラダの反転は、ブラダが下流のマンホール、つまり第2の出入りポイントに到達して拡がるまで続けられる。この時点で、既設導管の内面に押し付けられたライナが硬化可能になる。熱水が膨張ブラダに導入されて硬化が始まり、その熱水は含浸ライナ内の樹脂を硬化させるために循環される。
ライナ内の樹脂が硬化した後で膨張ブラダを取り除くか、又はこれを硬化したライナ内のその場に残すことができる。膨張ブラダを現場に残す場合には、ブラダは通常、不浸透性の外層の内側に、比較的薄い樹脂含浸可能な層を有する。この場合、当技術分野で公知のように、反転後の含浸可能層により、ブラダはライナの樹脂含浸層に固着する。この時点で、ライナを開いて、ブラダを膨張させるのに使用した水を排出し、マンホール内に延在する端部を切り離すために、マンホール又は出入りポイントに入る必要がある。膨張ブラダを除去する場合には、膨張ブラダの後端部に取り付けられて、反転速度の制御に使用する抑止ロープを脱出端部で引っ張ることで、膨張ブラダを除去することができる。これは通常、ブラダを反転させて樹脂の硬化を開始させるのに使用する水を排出するために、受け側でブラダの空気を抜いた後で行われる。最終的にダウンチューブが取り外され、ライナを裏当てした輸送管路によって設備が再び接続される。交差した設備の接続部分が存在する場合には、ライナを付設した輸送管路による設備が再開する前に、それらの接続部分が再び開かれることになる。
インシチュフォーム(登録商標)工法で利用する既存の水反転法では、ライナは冷水を使って反転される。既設導管内でライナを完全に反転させた後で、加熱水をライナの反転面に接続された平置き管に通して循環させる。熱水は、硬化サイクルの間、循環される。中径及び大径の管では、ライナ直径が大きくなるにつれて、反転に必要な水量が劇的に増加する。ライナを膨張させるために使用する水は全て、反転式であっても引き込み及び膨張式であっても、加熱及び硬化サイクル中に加熱しなければならない。また、硬化が完了すると、ライナを導管の端部で切断した後、硬化用の水が下流の導管に放流できる温度になるまで、冷水を加えるか又は循環を続行させて硬化用の水を冷却しなければならない。
水を使ったこれらの装置を用いる主な欠点は、反転用の水量とその入手可能性にある。水は通常、硬化の目的で55°Fから180°Fに加熱され、そして基準を満たす廃棄処理システムへと排出される前に、さらに水を加えて100°Fにまで冷却しなければならない。
この欠点は、反転力を発生させるために、水の代わりに空気を使用すれば克服することができる。含浸ライナが完全に反転されると、含浸ライナを水蒸気で硬化させることができる。水蒸気を発生させるには水が必要であるが、水蒸気の形態での水量は、水による反転、硬化、及び冷却に必要とされる水量の5乃至10%にすぎない。このことは、たとえ水が現場で簡単に入手できない場合でも、水蒸気を硬化に使用できることを意味する。水量をこのように大幅に低減できるのは、1ポンドの加熱水に比べて水蒸気の形態の1ポンドの水から得られるエネルギの方が大きいことによる。1ポンドの水蒸気が凝縮して1ポンドの水になると、約1000BTUの熱が放出されるのに対して、1ポンドの水は、温度が1°低下するごとに1BTUだけ熱を放出する。必要とする水量がこのように低減されることに加えて、昇温サイクルが事実上不要になることで、硬化サイクル時間及び取付時間が大幅に短縮される。
空気による反転及び水蒸気による硬化の使用にこのような明白な利点がありながら、水による反転及び熱水による硬化を廃止するのに業界が手間取っているのはなぜであろうか。
樹脂含浸ライナの反転に水を使用する場合に、反転ノーズ部から反転装置にかけてライナの反転されない部分は、ライナによって置換される水量に等しい浮力により浮き上がる。CIPPライナの場合、これは、ライナの有効重量が大幅に減少し、反転されていないライナを反転ノーズ部に向けて引っ張るのに必要な力も低減することを意味する。反転力を発生させるために空気を使用する場合、反転されないライナは管路の底部にあり、ライナの反転ノーズ部に作用する空気圧でライナの全重量を前方に引っ張る必要がある。
反転エネルギの発生に如何なるものを用いようとも、CIPPライナを反転させるには、3つの力を克服しなければならない。これらの力とは以下のものである。
1.ライナを反転させる(ライナを裏返す)のに必要な力。この力は、ライナの厚さ、材料の種類、及びライナ厚さと直径との関係によって変わる。
2.反転装置から反転ノーズ部までライナを引っ張るのに必要な力。
3.ライナを反転装置によって引っ張るのに必要な力。
上記の1番目の力(1)は通常、空気による反転と、水による反転とで同じである。
2番目の力(2)は空気と水で大きく異なり、空気による反転の長さを制限することがある。取り付けるCIPPライナの品質に悪影響を及ぼすことなく、及び/又は、既設導管に損傷を与えることなく、ライナを反転させるために使用することができる圧力には制限がある。必要な引張力を小さくするために、水による反転と空気による反転の両方において、潤滑剤を使用することができる。
3番目の力(3)は、装置設計によって変わる場合がある。現在使用される殆どの装置では、ライナをその装置に通して引っ張るのに必要な力は、1番目の力と2番目の力のいずれか又は両方が大きくなると増加する。これは、利用できる反転エネルギを増やすために、今日使用される典型的な装置では、ライナの入り口ポイントの下の圧力室から、装置及び反転されるライナのバンドで縛り付けた折り返し端部に至るまでの加圧流体の損失を抑制する必要があるという事実による。通常、空圧式の括約筋状グランドの空気圧を増加させることによって、又は反転用流体によって作動されるグランドを使用することによって、この抑制を行う。通常の場合、内方への移動は、グランド材料及び反転CIPPライナの圧縮によって制限される。そして、これにより、反転CIPPライナとグランドとの間の摩擦が増加することになる。
熱水と比較して水蒸気は明らかにメリットがあると考えられ、水蒸気の使用は、水蒸気の持つエネルギの点から提案された。膨張ブラダを膨張させるために空気を使用し、そして貫流水蒸気を使用することは、インシチュフォーム(登録商標)による特許文献7及び特許文献8に開示されており、これらの特許文献の内容は、参照により本明細書に援用される。これらの最近登録された特許に開示した方法は、引き込み及び膨張技術を利用し、これまでのところ小径のライナに対して使用される。これらの方法は、小径サイズのライナに対して、水による反転に勝る利点をもたらす。これらの特許に開示した受入容器を使用することは、中径のライナや大径のライナにはいつも適するとは限らない。なお、中型ライナではその直径が約21インチ(0.5334m)と約45インチ(1.143m)との間とされる。大径のライナではその直径が45インチを超える。
米国特許第4,009,063 米国特許第4,064,211 米国特許第4,135,958 米国特許第5,154,936 米国特許第5,167,901(再発行特許第35,944) 米国特許第5,597,353 米国特許第6,708,728 米国特許第6,679,293 米国特許第4,366,012 米国特許第5,154,536
硬化に熱水を利用する既存の方法には上記の様々な利点があるものの、その欠点は、エネルギと人件費を増加させる傾向があり、また水の大量使用を必要とし、その水には、通常使用する樹脂のタイプに起因してスチレンが混入することがある。従って、引き込み端にバルクヘッドフィッティングを取り付けた樹脂含浸ライナを、樹脂含浸膨張ブラダを用いることにより空気で満たすようにする修復方法を提供することが望まれる。ブラダの反転後、ポートはバルクヘッドフィッティングにより形成され、空気/水蒸気の排出管全体は、そこでバルクヘッドポートによって取り付けられ、樹脂は貫流水蒸気により硬化する。あるいは、バルクヘッドフィッティングは、反転するCIPPライナ上のポートに導入するための受身の接近方法にポートするスリーブに内蔵されうる。これは、現在熟練した様々な更正方法よりもより経済的に迅速かつ効果的な設置方法である。
ライナを収縮させず反転する現場硬化型膨張ライナを下流端部にポーティングする方法が提示される。バルクヘッドフィッティングを、引き込み前の引き込みライナの下流端部に取り付けるか、膨張引き込みライナ又は膨張反転ライナの端部でフィッティングを固定することで取り付ける。ポーティング排出スリーブとバルブアセンブリのポーティングは、バルクヘッドフィッティングに接続される。そして、孔はライナを通して穿孔され、引き込みライナの場合の膨張ブラダを通じて穿孔される。切削装置は、ライナを萎ますことなく取り除かれる。バルブアセンブリは排出スリーブアセンブリに排出ホースを取り付けるために閉じられている。
反転によって現場硬化型ライナを設置する場合、バルクヘッドフィッティングをライナが完全に反転した後に設置することも出来る。下方の空気/水蒸気の障蔽シールドを備えたバルクヘッドフィッティングは、反転ライナの壁を貫通する、牽引ラチェットストラップを用いて設置される。あるいは、反転現場硬化型ライナを、可撓性のある、又は剛性があるキャッチスリーブを通じて反転することが出来る。該キャッチスリーブは、バルクヘッドフィッティングとライナ内の孔のポーティングにあらかじめ設置してある。
現場硬化型ライナの引き込みと膨張を行う場合、バルクヘッドフィッティングは、引き込みに先立って遠端に設置される。ライナもまたあらかじめ取り付けられているキャッチスリーブを通じてバルクヘッドフィッティングを伴って牽引出来る。他の実施形態では、引き込みライナと膨張ブラダは一斉にポートされる。それによって空気/水蒸気の障蔽シールドと現場硬化型レイヤーに孔を穿孔するラチェットストラップを取り付けるバルクヘッドを利用できる。
いずれの場合も、ひとたびライナが膨張してバルクヘッドフィッティングが定位置になると、反転用空気はライナ及び/又は膨張ブラダから隔離され残っている。閉じたバルブは、閉鎖されたフィッティング又は切削装置に取り付けるための雄ねじを取り付けたバルクヘッドフィッティングに配設される。バルブは現場硬化型レイヤーに孔を穿孔する切削装置を導入するために開かれている。その後、バルブは閉じられ、切削装置はバルクヘッドフィッティングのアセンブリから引き離すように動かされる。最終的に、排出ホースが取り付けられ、バルブが開くと排出制御は便利にもリモート位置で行うことが出来る。発明の重要な面は、ライナを萎ませることなく、水蒸気を通じて貫流させることにより硬化させることである。これにより、既設管の緩んだ部分が取り除かれないようにし、再膨張したライナとホストパイプの間でやみくもに固定しないようにする。
本発明の他の実施例では、樹脂含浸引き込みライナを、凝縮水の排出管用のポートを形成する引き込み端での第2のバルクヘッドフィッティングにもたらす。
従って、本発明の目的は、ライナの遠端に適合する少なくとも1つのバルクヘッドを用いた、現場硬化型ライナを取り付ける、既設輸送管路の改良された更正方法を提供することである。
発明の別の目的は、現場硬化型ライナを使用する膨張ブラダを備えることである。その現場硬化型ライナは少なくとも1つの膨張ブラダにポートするためのバルクヘッドフィッティング、又はバルクヘッドに配管する排出ホースの貫流を可能にする反転ライナを備える。
本発明のさらなる目的は、貫流水蒸気を利用して樹脂を硬化させることで、現場硬化型ライナの改良された引き込み及び膨張設置方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、反転によって現場硬化型ライナを設置する改良方法と、硬化用の水蒸気の流入によって適合するバルクヘッドフィッティングを提供する改良方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、現場硬化型ライナを設置する改良方法を提供することにあり、空気を用いてライナを膨張させ、そして貫流水蒸気を用いて樹脂を硬化させる。
本発明のさらに別の目的は、ライナ層に穿孔し、ライナを収縮させることなく貫流できるライナ周辺のストラップを締める膨張ライナ上の排出バルクヘッドフィッティングを設置することにある。
本発明のさらに別の目的及び利点について、その一部は明白であり、また他の部分は本明細書から明らかになるであろう。
従って、本発明には幾つかのステップと、1つ又は複数のそのようなステップの他のステップに対する関係が含まれ、詳細な開示に例示される特徴、特性、及び各要素の関係を有する装置と本発明の範囲が特許請求の範囲に示される。
本発明のより完全な理解のために、添付の図面と関連して以下の記載が参照される。
図1は、下端部13を備えた車道の下を通る典型的なハイウェイ排水路の横断面12の上端部11を示す。樹脂含浸ライナ16は、下端部のウインチによって、上端部から引き込まれる。冷蔵車17に格納されたライナ16は、損傷を防ぎ、下端部13のウインチ21によって引かれるロープ19によって上端部11から下端部13に引き込まれる間、長手方向の伸びを調整するために、ポリプロピレン製スリーブ18で巻装される。
ライナ16は、当技術分野で一般的に公知のタイプとされる、可撓性の現場硬化型ライナである。ライナは可撓性樹脂含浸材料による1つ以上の層22、例えば不浸透性ポリマーフィルムの外層23を有するフェルト層で形成される。フェルト層22及びフィルム層23は、継ぎ目線に沿って縫合されて管状ライナを形成する。テープ状又は射出成形材料の形態の、相性のよい熱可塑性フィルムが継ぎ目線上に置かれるか又は押し出されるが、これはライナの不浸透性を保証するためである。
直径がより大きなライナには、図2で示すように、フェルト材料からなる複数の層22を使用することができる。フェルト層22は、天然の可撓性樹脂吸収性材料又はポリエステル繊維やアクリル繊維などの合成の可撓性樹脂吸収性材料とすることができる。不浸透性フィルム層23は、当技術分野で公知のように、ポリエチレン又はポリプロピレンなどのポリオレフィン系、ポリ塩化ビニルなどのビニルポリマー、又はポリウレタンとされる。全ての非開削更生設置の最初の工程で、既設の輸送管路は洗浄及びビデオテープ撮影によって準備が整えられる。
図2に示すバルクヘッドフィッティング31は、図2の断面図と図4に平置き状態で示すように、樹脂含浸ライナ16の引き込み端に設置される。バルクヘッドフィッティング31は、、帯層22内部に位置する内側にあるフランジ36に付随する、ライナ16内にある孔又は開口部34を貫通するスリーブ33を有した剛性のブッシング32である。スリーブ33の外側部は、内部のねじ山部39に対応してキャップ38を受けるために、外側のねじ山部37のような外部密閉のフィッティングを供えている。あるいは、シカゴフィッティング(Chicago fitting)をバルブアセンブリの取り付けに利用できる。内側にねじ山部42を備えたロッキングワッシャー又は圧縮ナット41をスリーブ33に取り付けて、ライナ16上の適所にバルクヘッドフィッティング31を固定している。
バルクヘッドフィッティング31は、硬化中に水蒸気温度に耐える十分な強度と温度定格を持つ鋼鉄、ポリプロピレン、又は他の硬質プラスチック材料で作られている。
図3と図4に示すように、複数の引き込み/抑止プレート43は、ライナ16の引き込み端16aに固定される。プレート43は鋼鉄、又は硬質プラスチック材料からなり、平置きライナ16の上下に設置され、平置きライナ16を貫く複数のボルト44によって固定される。バルクヘッドフィッティング31は図4においてライナの上半分に設置した状態で示す。2つのバルクヘッドフィッティング31は、水蒸気の排出部と凝縮水の排出管とを連結するために、図3で示すようにライナ16に設置される。
本発明による方法に従って取り付けを開始する前に、「ウエットアウト」と呼ばれる方法によって熱硬化性樹脂をライナ16の層状フェルト22に含浸させる。ウエットアウト法は通常、ライニング技術では公知のように、端部又は不浸透性フィルム層内に形成した開口からフェルト層に樹脂を注入し、真空に引き、含浸ライナをニップローラに通すことを含む。真空含浸の、そうした1つの工程は、インシチュフォーム(登録商標)の上記特許文献9に記載されており、この特許の内容は、参照により本明細書に援用される。ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、エポキシ樹脂など幅広い種類の樹脂を使用することができ、これらの樹脂は要望通りに変更することができる。室温では比較的安定していて、加熱時に、容易に硬化する樹脂を用いることが望ましい。
含浸ライナ16を、ホストパイプの反転端11の開口から約20フィート(6.096m)のところに設置する。1本のロープを上端部11から下端部13まで通す。次いで、ロープを引き込みウインチケーブル19に取り付けて、上端部に向けて引き寄せる。
ポリプロピレンフィルム又は他の適切な樹脂フィルムからなるスリーブ18が、引き込みライナ16の下方に置かれ、該ライナがホストパイプ12に入る際に巻装される。ウインチによってライナ16がホストパイプ12に引き込まれるときに、ライナ16を保護するために、スリーブ18をライナ16に折り重ね、バンド又はテープで縛る。引き込みは、ライナ16の後端がホストパイプ12の下端部13から所望の距離に来るまで続けられる。この作業は現場の状況に基づいている。
反転ユニット46は上記特許文献4に示すタイプの括約筋状のバルブ47を有し、引き込みライナ16の後端部に配置される。反転ユニットは、入口端48と、ライナ16の直径に合った反転ブーツ51を有する出口端49とを含む。空気が括約筋状のバルブ47を作動させるのに使用され、反転ブーツ51は膨張ブラダ56の反転用の空気を受け入れるよう構成される。硬化用水蒸気は、ステンレスホース91を通ってボイラ92から孔のあいた平置きホース93まで供給され、該ホースは膨張ブラダ56とともに引き込まれる。
膨張ブラダ56は、ライナ16に使用するのと同じ樹脂含浸材料の少なくとも一層からなる樹脂含浸管であり、外側に含浸層を有す。層16が導管12内に設置された後、膨張ブラダを折り畳み、バンディングブーツ51の表面を十分に通るまで反転ユニット46を通じて引き込む。次いで、ブラダは、ブーツに折り重ねられ、その上にバンドで確実に固定される。次いで、バンドで固定された膨張ブラダ56を覆うように、引き込みライナ16をバンディングブーツ51に縛り付ける。反転ユニットのブラダを作動させる反転空気ホースと、膨張ブラダの反転部を、反転ユニット46に接続する。
発明の他の実施形態によると、ライナ116は特許文献2に記述される反転方法によって既設導管に設置される。ライナ116の反転端の通流ポートを設けるために、反転ライナ用のポーティングスリーブ117が、図10(a)及び(b)に示すように、設けられている。スリーブ117は硬いか、望ましくは柔軟性を持つが、これは受け側のマンホールに適合させるためである。
スリーブ117は、排気バルクヘッドフィッティング118と、凝縮水の排出バルクヘッド119を含む。バルクヘッド118及び119は、図2に示して上記に詳述した引き込みライナ16上に設けられるバルクヘッドと同じである。図2はフィッティングの1つを断面で示す。
スリーブ117は排出導管の受け側の端部に位置され、ライナ116はスリーブ117を通って反転され抑止される。この時、ポート118及びポート119は、図7及び図8に関して説明した手段を用いて形成される。
図12と図13には、現場硬化型ライナへのバルクヘッドフィッティング201の取り
付けを示す。バルクヘッドフィッティング201はねじ山部204aを有する管状部204と、現場硬化型膨張ライナの下流に突出する孔の形成されたフランジ202及びテーパー状の空気/水蒸気の障蔽203を備える。ライナは図12(a)から(d)に示すように、反転ライナ206であるか、又は図13(a)から(d)に示す引き込み及び膨張ライナ207とされる。どちらの場合であれ、バルクヘッドフィッティング201はウェビング又はストラップ208を用いて膨張ライナ内に設置される。このウェビング又はストラップ208は、ライナの下部を通り、フィッティング201の各側にあるラチェットストラップ209によってバルクヘッドフィッティング201と結合される。
特に図12を見ると、反転する現場硬化型ライナ206は、その上部に位置するバルクヘッドフィッティング201の断面図に示される。ライナ206は内側の樹脂含浸層206aと、含浸内部層206cを有する外側の含浸層206bを含む。保護用シート206dは、樹脂含浸ライナ206の露出した樹脂を覆うライナ206の周囲に巻装される。ウェビング208は、十分に反転されて膨張したライナ206の下方へ位置付けする。ウェビング208の端は一対のラチェット211に挿入される。ラチェットストラップのフック209aを備えた一対のラチェットストラップ209は、バルクヘッドフィッティング201上における孔のあいたフランジ202に挿入される。
バルクヘッドフィッティング201は、図2で示すようにスクリューキャップ38を受けるために外部ねじ付き端部204を含む。スクリューキャップ38を位置づけすることによって、ラチェット211はライナ206内の凹み213を作るために締め付けられる。図7(a)から(g)に関して使用されるものと同様のホールソー又はアセンブリ212が、バルクヘッドフィッティング201内部で所定位置に挿入される。ドリルホール217が、ライナ206内部に入る空気/水蒸気の障蔽シールド203とともにライナ206内に形成される。この時、ラチェットストラップ209は、バルクヘッドフィッティング201を位置合わせするために十分に締め付けられる。その結果、図7(a)から(g)に関連して説明した工程と同様に、水蒸気を受け入れる準備が整う。このことは、図14(a)から(g)に詳細に示す工程から分かる。
図13では、完全に反転する膨張チューブ251を備える引き込み現場硬化型ライナ207は、上部のバルクヘッドフィッティング201を備えた状態の断面図で示す。ライナ207は、内側の樹脂含浸層207aと、不浸透性の外側被膜207cを持った外側の含浸層207bを含む。ウェビング208は、完全に反転して膨張したライナ207の下に位置付けする。ウェビングの端部208を一対のラチェット221に挿入する。ラチェットストラップのフック209aを各々に備えた一対のラチェットストラップ209は、バルクヘッドフィッティング201上の孔のあいたフランジ202へと挿入される。
バルクヘッドフィッティング201は、図2で示す通り、スクリューキャップ38を受け入れるための外部からねじ付端部204を含む。スクリューキャップ38とともに、ラチェット211はライナ207内の凹み213を作るために締め付けられる。図7(a)から(g)に関して使用されるのと同様のホールソー又はアセンブリ212が、バルクヘッドフィッティング201内の所定位置に挿入される。ドリルホール217は、ライナ207内部に入る、空気/水蒸気の障蔽シールド203を用いたライナに形成される。この時で、ラチェットストラップ209はバルクヘッドフィッティング201に位置を合わせるために完全に締め付けられる。その結果、図7(a)から(g)に関連する工程に一致する、水蒸気を受ける準備が可能となる。
水による反転プロセスを用いた、従来の引き込み及び膨張設置法では、ブラダ及びライナ内の圧力が、ダウンチューブ内の水柱の高さによって維持される。硬化は含浸ライナを熱に当てることで始まる。これは通常、加熱した水を反転パイプに導入することで行われるか、又は反転ブラダの後端部に接続されたロープによって反転ブラダに引き入れられる再循環ホースに、熱水を通して循環させることで行われる。一般的に、硬化では、選択した樹脂の種類及びライナ厚に応じて約3時間から約5時間を要する。硬化後には、膨張ブラダを除去する前に、硬化後の加熱水を排出するために、下流のマンホールに入る必要がある。
このことは中径又は大径のライナの場合に深刻な問題をもたらし、特に、図1に示すような傾斜のきつい典型的なハイウェイ排水路の再ライニングの際に問題となる。多量の水が必要となるだけでなく、高低差による圧力が加わるために膨張ブラダを破裂させる虞がある。これを回避するためには、空気で膨張させ、水蒸気で硬化させることが望ましい。加えて、水蒸気の保有するエネルギにより、ライナは、より速く、より低いエネルギコストで硬化することになる。
例えば、下表1は、水による硬化と水蒸気による硬化を対比させて、エネルギ及び水の必要量を示しており、現場硬化パイプは、その長さが9.5フィート(2.8956m)のダウンチューブ及び下流における3.5フィート(1.0668m)を含めて114フィート(34.7472m)で、直径が42インチ(1.0668m)とされる。
Figure 0004896042
図3は、バルクヘッドフィッティングと、ライナ内への引き込み用の引き込みロープを取り付けるための抑止板の位置を示す。
上記特許文献10に開示したタイプの典型的な反転装置を示しており、この特許の内容は、本発明の好ましい実施形態に従って使用するために、参照により本明細書に援用される。この反転装置は、ホストパイプの上流端部で水平方向に取り付けることができる。バンドでの固定後に、膨張ブラダ56とライナ16は反転端51にバンドでまとめられる。バルブ47が加圧され、ブラダ56は、ライナ16内へと反転される。反転させるのに十分な空気圧が空気流入口に供給される。ブラダを送り込みながらブラダ56の表面に潤滑剤を加えることで、ブラダ56の反転中にバルブ47上でグランドを通ってブラダが容易に移動できるようになる。
膨張ブラダ16は、ブラダの端部から約2フィート(0.6096m)乃至4フィート(1.2192m)の場所に形成した空気排出口を含む。これは、ブラダ24が反転される際に、ブラダ内の空気が反転装置内のバルブを通過する前に、この空気を排出できるようにする。この通気口はブラダの上層に0.5インチ(1.27cm)の孔を穿孔し、図示のように2つの向かい合ったパッチで覆うことにより形成される。反転速度を一定に維持するために、反転用空気の供給量とブラダの圧力を調整する。推奨圧力は以下の通りである。
Figure 0004896042
反転を続行して、膨張ブラダ56が下部開口13に接近すると、反転端は図3及び4で示す、引き込み/抑止板43によって停止する。これを図6に示す。膨張ブラダ24内の空気圧は、反転を止めたときに維持される。この時、ポート30は図7(a)から(g)で示す工程に従い膨張ブラダ56に形成される。そしてバルブのある排出パイプ61が図7(g)で示すように設置される。樹脂含浸引き込みライナ16には、引き込み端16aに第2のバルクヘッドフィッティング31が設けられているが、それは第2のポート63を、図8(a)と(b)で示す、凝縮水の排出管64用に形成するためである。
膨張チューブ56が完全に反転した後、キャップ38は取り外され、ボール弁71はスリーブ33上に設置される。ボール弁71は閉じている。 ニップル72はボール弁71上に設置される。ドリルステム74を備えたホールソー73は、ニップル72内に挿入され、ねじ付きホールソーのステムガイド76は、ニップル72の端部で固定される
ボール弁71はポート30又は63上で開かれると、ドリル77が孔30又は63が穿孔し始める。この間、ブラダ56内の空気圧が維持されたままである。ポート30又は63が完全に切削されれば、ボール弁71を閉め、ドリル77とホールソー73をフィッティング31から取り出す。排出ホー61はその後ニップル72に取り付けられる。
図8(a)と(b)を参照すると、凝縮水用ポート63は図7(a)から図7(f)に示したのと同じ工程で形成される。ドリル77を取り出した後、ニップル72上に凝縮水パイプグランド81を配置し、ブラダ56の底部の達するように、凝縮水の排出ホース82をグランド81上に配置する。グランド81を締め付けることで、ホース82の動きを防ぐ。
図9を参照すると、取り付けた孔付き平置きホース86に水蒸気が導入されて、引き込みライナ16及び膨張ブラダ24内の樹脂の硬化が始まる。本発明の例示的な実施形態では、平置きホース86は、直径が4インチ(10.16cm)の高温熱可塑性チューブである。例えば、8分の1インチ(0.3175cm)のオリフィスを持つ。この寸法と間隔は、ボイラに非常に応じて変わり、ライナの寸法と長さは、反対側の端部にある折りたたまれた端部から0.5インチ(1.27cm)の位置で1フィート(0.3048m)間隔で孔を穿孔される。このオリフィスパターンにより、より多くの水蒸気がライナ16の近位端部にもたらされ、ホース86が取り付け時に回転した場合でも良好な混合が保証される。このことによって保証されることは、水蒸気が注入されて凝縮水になり、この凝縮水は、凝縮水のプールによって覆われているライナ内の樹脂部を硬化させるために、パイプの反転部に形成される。水蒸気は水蒸気流入ホースから供給され、このホースは、水蒸気を供給するための注入管に空気及び水蒸気の混合物を供給する弁マニホルドによって調整される。空気と水蒸気の流れは、混合した空気及び水蒸気流の温度が、排出管で測定して約170°F乃至約220°Fの所望の温度に達するまで、硬化圧力を約3psi(約20684Pa)乃至約6psi(約41369Pa)に維持するように調整される。
psig単位で表した推奨の暖機圧及び硬化圧は以下の通りである。
Figure 0004896042
特定の樹脂とチューブ厚にもよるが、硬化が完了した場合に、水蒸気流を止めると同時に、空気流を調整して硬化圧を維持する。少なくともライナ16と排出パイプ12が相互作用するために、時計の6時位置で約130°Fへの冷却が行われる間、排出弁が調整される。
温度が所望のレベルまで冷却されると、空気流の圧力はゼロに低下し、排出弁が完全に開かれる。ブラダ内に溜まった凝縮水は、排出アセンブリの凝縮水の排出管によって取り出される。
容易に分かるように、本発明による方法では、反転ライナを引き込み、膨張させる両方の工程で、貫流水蒸気を用いて樹脂ライナを硬化させるという利点が簡単に得られる。この方法を実施することによって、管状部材は、既設輸送管路を通って簡単に反転させることができる。選択的に開くことが可能な排出弁を形成するためにバルクヘッドフィッティングを取り付けることによって、圧力が反転ライナ又はブラダ及び膨張引き込みライナ内で維持され、水蒸気は膨張ライナを収縮させずに反転位置に導入され、硬化ライナを貫流できる。樹脂を硬化させる水蒸気の利用可能な高いエネルギを利用することによって、循環する熱水を使用する場合よりも遥かに速く樹脂が硬化する。
前述の記載から明らかになった目的のうち、上述の目的が効率的に達成されることは勿論であり、そして、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、上記の構成に特定の変更を加えて上記の方法を実行できることから分かるように、上記の記載に含まれ、かつ添付図面に示した全ての事項は例示として解釈されるべきものであって、限定を意図するものではない。
また、特許請求の範囲は、本明細書に述べられた本発明の一般的で具体的な特徴の全て、そして、言語の問題として、その範疇に入るものとされる本発明の範囲に係る全記述を網羅することを意図すると理解される。
ホストパイプへのライニングを行う取付作業の開始時において、典型的な州間ハイウェイの排水路内に、排水路の上流、つまり反転端から、排水路の下流、つまり遠端まで、樹脂含浸の現場硬化型ライナを引き込む様子を概略的に示す断面立面図である。 現場硬化型ライナの引き込み端に設置されるキャップを嵌合したバルクヘッドの断面図である。 2つ設置されたバルクヘッドフィッティングを有するライナの引き込み端の平面図である。 図3のライナの断面図である。 本発明に従って図3の膨張ブラダを空気で反転させる場合において、加圧される反転ユニットを概略的に示す断面図である。 本発明に従って、設置中のバルクヘッドフィッティングを備えた引き込みライナの遠端での膨張ブラダの反転面を概略的に示す断面図である。 現場硬化型ライナの遠端において排気ポートを形成する工程を概略的に示す断面図である。 現場硬化型ライナの遠端において排気ポートを形成する工程を概略的に示す断面図である。 現場硬化型ライナの遠端において排気ポートを形成する工程を概略的に示す断面図である。 現場硬化型ライナの遠端において排気ポートを形成する工程を概略的に示す断面図である。 現場硬化型ライナの遠端において排気ポートを形成する工程を概略的に示す断面図である。 現場硬化型ライナの遠端において排気ポートを形成する工程を概略的に示す断面図である。 現場硬化型ライナの遠端において排気ポートを形成する工程を概略的に示す断面図である。 図7(a)〜(g)で示す工程が行われた後に、膨張ブラダの遠端に凝縮水の排出管を設置する工程を概略的に示す断面図である。 図7(a)〜(g)で示す工程が行われた後に、膨張ブラダの遠端に凝縮水の排出管を設置する工程を概略的に示す断面図である。 本発明に従って、図7(g)で、ポートされたバルクヘッドフィッティングに繋いだ排出ホースを備えた樹脂含浸のライナの設置の硬化工程を概略的に示す立体図である。 図9(a)のライナの受け側の端部を示す断面図である。 反転したライニング管とともに使用するためのポーティングスリーブを概略的に示す平面図とその断面図である。 反転したライニング管とともに使用するためのポーティングスリーブを概略的に示す平面図とその断面図である。 完全に反転したライニング管の反転端を具備した、図10のポーティングスリーブを概略的に示す断面図である。 ラチェットストラップを持つ空気/水蒸気の障蔽シールドを備えたフィッティングを利用して、空気反転の現場硬化型ライナ内のバルクヘッドフィッティングを設置するための工程を概略的に示す断面図である。 ラチェットストラップを持つ空気/水蒸気の障蔽シールドを備えたフィッティングを利用して、空気反転の現場硬化型ライナ内のバルクヘッドフィッティングを設置するための工程を概略的に示す断面図である。 ラチェットストラップを持つ空気/水蒸気の障蔽シールドを備えたフィッティングを利用して、空気反転の現場硬化型ライナ内のバルクヘッドフィッティングを設置するための工程を概略的に示す断面図である。 ラチェットストラップを持つ空気/水蒸気の障蔽シールドを備えたフィッティングを利用して、空気反転の現場硬化型ライナ内のバルクヘッドフィッティングを設置するための工程を概略的に示す断面図である。 図12(a)〜(d)に対応する、ラチェットストラップ用いて膨張するブラダによって膨張する引き込み管で排出補助を作り出す工程を示す概略的に示す断面図である。 図12(a)〜(d)との整合性がある、ラチェットストラップを利用する膨張ブラダにより膨張する引き込み管で排出補助を作り出す工程を示す概略的に示す断面図である。 図12(a)〜(d)との整合性がある、ラチェットストラップを利用する膨張ブラダにより膨張する引き込み管で排出補助を作り出す工程を示す概略的に示す断面図である。 図12(a)〜(d)との整合性がある、ラチェットストラップを利用する膨張ブラダにより膨張する引き込み管で排出補助を作り出す工程を示す概略的に示す断面図である。 図7(a)〜(g)との整合性がある、ポーティングスリーブを備えた反転する現場硬化型ライナの設置について、同様の工程を示す。 図7(a)〜(g)との整合性がある、ポーティングスリーブを備えた反転する現場硬化型ライナの設置について、同様の工程を示す。 図7(a)〜(g)との整合性がある、ポーティングスリーブを備えた反転する現場硬化型ライナの設置について、同様の工程を示す。 図7(a)〜(g)との整合性がある、ポーティングスリーブを備えた反転する現場硬化型ライナの設置について、同様の工程を示す。 図7(a)〜(g)との整合性がある、ポーティングスリーブを備えた反転する現場硬化型ライナの設置について、同様の工程を示す。 図7(a)〜(g)との整合性がある、ポーティングスリーブを備えた反転する現場硬化型ライナの設置について、同様の工程を示す。

Claims (5)

  1. 第1の出入りポイントから第2の出入りポイントまで可撓性樹脂含浸管ライナを挿入し、ライナと既存輸送管路を一致させ、ライナの樹脂を硬化させる前記第1の出入りポイントから前記第2の出入りポイントへの既設輸送管路の非開削更生方法であって、
    前記第2の出入りポイントにポーティングスリーブに取り付けられたバルクヘッドフィッティングを備え付け、
    前記ライナを前記第1の出入りポイントから第2の出入りポイントの前記ポーティングスリーブを通じて挿入し、
    前記ポーティングスリーブに対して前記ライナを押し付けるように膨張させ、
    前記ライナの内側の圧力を保ちながら、前記バルクヘッドフィッティングを開き、前記ライナに開口部を形成し、
    前記ライナを萎ませることなく、前記バルクヘッドフィッティングを通じてポートを形成し、
    運ばれたバルクヘッドフィッティング上に排出ホースを設置し、
    前記ライナの内部に水蒸気を導入し、前記水蒸気をライナに貫流させ、排出ホースを通じて排出させ、
    前記ライナの樹脂を硬化させる方法。
  2. 前記ライナを既設輸送管路内に引き込み、前記ポーティングスリーブを通すことにより、前記ライナが既設輸送管路に設置され、また前記ライナは膨張ブラダによって膨張される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ポーティングスリーブを通じて前記ライナを反転させることにより、前記ライナが、第2出入りポイントの前記ポーティングスリーブに設置される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ライナが空気で膨張される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記バルクヘッドフィッティングをポーティングスリーブ上に設けることが、向かい合った開口端および前記開口端の間に伸張する側壁を有するポーティングスリーブを設けることを含み、前記バルクヘッドフィッティングは前記側壁上に取り付けられている、請求項1に記載の方法。
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