JP4895894B2 - ラッシングレール - Google Patents

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本発明は、バン型車両等運搬容器の内壁にあって、荷物緊締用ベルトの端に取付けた金具をとりつけるためのラッシングレールに関するものである。
図2はバン型車両1の内側壁に、荷物緊締用ベルトの端に取付けた金具3(図4参照)を引掛けるためのラッシングレール2を備えたバン型車両を後方から見た図である。ラッシングレール2には図2に示すように、前記金具3を引掛ける開口4が多数設けられている。そしてこのラッシングレール2はその両側のフランジ部2aが側柱5にブラインドリベット等の固着具6等で固着されている(図4)。
そしてラッシングレール2に隣接して配置される内張板7の端縁部には、内張板7の端縁7aを覆う保護部材8(図4)がはめられ、ラッシングレール2のフランジ部2a上に重ね合せた状態で、側柱5に対し、内張板7とスペーサ10とをネジ9で共締めし、ラッシングレール2と内張板7とが略面一になるようにしている。(特許文献1参照)。
このような従来構造では、ラッシングレール2の側柱5への固着と前記保護部材8を取付けた内張板7の端縁の側柱5への固着とは別々におこなわれていたので、部品点数の増大とともに、組付作業工数の増大をきたしていた。
実開平5−26889号公報
本発明はラッシングレールに隣接して内張板を取付ける際に、内張板の端縁にラッシングレールとは別体の保護部材を使用しなくて済むよう単純な構成にすること、また内張板を取付ける場合に、内張板の厚さをユーザーの要望に応じて自由に選定できるようにし、厚さが異なるものを使用しても、この内張板の厚さの変化に容易に対応できる組付作業の容易なラッシングレールを提供することを課題とする。
そのために本発明のラッシングレールは、
幅方向の側縁に側柱に対し固着するためのフランジ部を備えた断面ハット型のラッシングレールであって、
前記ラッシングレールは、前記フランジ部に対向し、前記ラッシングレールと一体で、その庫内側に面した外側面が前記ラッシングレールの頂面と面一に突出させて形成された内張板側縁保持用の突出片を有し、前記フランジ部と前記内張板側縁保持用の突出片との間に内張板の側縁の装入される凹溝が形成されており、
前記内張板と前記側柱との間にはスペーサが介在されて、前記内張板の側縁が前記内張板側縁保持用の突出片に密着するとともに、前記内張板の側縁と前記フランジ部との間には空間部が形成される」
ことを特徴とするものである。
ここで、前記ラッシングレールを、前記フランジ部に設置された固着具により前記側柱に固着する場合には、前記固着具の頭部が、前記内張板の側縁と前記フランジ部との間の空間部に収容されるようにして、固着することができる。
本発明に係るラッシングレールは、幅方向の両側縁に側柱に対し固着するためのフランジ部を備えた断面ハット型のラッシングレールであって、前記ラッシングレールは、前記フランジ部に対向し、前記ラッシングレールと一体で、その庫内側に面した外側面が前記ラッシングレールの頂面と面一になるよう突出させて形成された内張板側縁保持用の突出片を有し、前記フランジ部と前記内張板側縁保持用の突出片との間に内張板の側縁が装入される凹溝が形成されている。
このような構成にしたので、内張板の取付けに際し、その側縁を覆う保護部材を要しないで、ラッシングレールのみの単一部品で内張板の側縁処理が可能となった。このため、部品点数の低減,重量軽減が可能となるとともに、前記凹溝の幅以内であれば、内張板の板厚に左右されず、内張板とラッシングレールとが面一となるよう取付けることができる。
また、ラッシングレールのフランジ部に内張板の側縁が装入される凹溝を形成したので内張板の取付作業の工数を少なくできる。
また、内張板の側縁を、一体成形をしたフランジ部と突出片との間に形成された凹溝に嵌め、さらに、内張板と側柱との間にはスペーサを介在させている。これによって、内張板の側縁とフランジ部との間には空間部が形成されるとともに、内張板の側縁の近傍が弾性的に変形するので、そのばね作用により、内張板の側縁が前記突出片に密着し、内張板と前記突出片との間に隙間が生ずることなく、意匠的見地、及び衛生的見地からみても好適である。
そして、ラッシングレールは、ブラインドリベットのような頭部を備えた固着具により側柱に強固に固着することが望ましいが、この場合には、内張板の側縁とフランジ部との間に形成される空間部を有効に利用して、フランジ部から突出する固着具の頭部をこの空間部に収容することが可能である。
図1に基いて説明する。本発明に係るラッシングレール20は、幅方向の両側縁に車両の側柱30に対し、例えばブラインドリベットのような固着具40で固着するためのフランジ部21を有し、断面略ハット型をなしている。
23はラッシングレール20と一体成形の上方又は下方の突出片で、その外面、すなわち車両の庫内側に面した外側面がラッシングレール20の頂面22と面一に形成されている。そして前記フランジ部20と前記突出片23との間には内張板50の側縁51が装入される断面略U字形をした凹溝24が形成されている。
前記内張板50は、前記側柱30との間にスペーサ60を介して前記側柱30に取付けられる。このスペーサ60により、前記内張板50はかさ上げされ、内張板全体をラッシングレール20と略面一に保持している。
以上のごとく構成されているので、内張板50の取付けに際しては、その側縁51を前記凹溝24内に装入したのち、側柱30に対してねじ70(図3)等で固定する。
前記凹溝24内に装入する時、図1のようにその端縁51が少しわん曲するが、その際に、ばね力(スプリング力)が作用するので、内張板50の側縁51は、突出片23と密着し、内張板50と突出片23との間に隙間を生ずることなくしっかりと取付けることができる。
図3は以上説明した本発明のラッシングレール20を取付けたバン型車両の側壁の縦断面図である。以下図3を参照して図1に示したラッシングレール20及びこれと関連する側壁部の構成について詳細に説明する。
図3で、80は車両の屋根と側柱とを連結している上部レールである。また90は側壁と床とを連結している下部レールである。
前記上部レール80と下部レール90との間に車両の前後方向に一定の間隔で側柱30が固着されている。そして側柱30の外側に例えばアルミ板等の側板100が張られている。
前記側柱30の内側には例えば図3(b)に示すような断面形状のスペーサ60を介して内張板50がねじ70で固着されている。同様にラッシングレール20もそのフランジ部21が側柱30に固着具40で固着されている。図3(b)は側柱30とスペーサ60の関連構成を示す拡大断面図である。図の例では、側柱30は断面ハット型をなし、この両側辺を挟持するようにスペーサ60が嵌められ、スペーサ60の上にベニヤ板等の内張板50がねじ70で固着される。
本発明の実施の形態に係るラッシングレールの構成を示す断面図である。 ラッシングレールを備えたバン型車両を後方からみた図である。 (a)は本発明のラッシングレールを含む側壁構造の縦断面図である。(b)は図3(a)の側柱とスペーサの関連構成を示す拡大断面図である。 従来型ラッシングレールと内張板との接合部構造の一例を示す断面図である。
符号の説明
20 ラッシングレール
21 フランジ部
22 頂面
23 突出片
24 凹溝
30 側柱
40 固着具
50 内張板
60 スペーサ
70 ねじ
80 上部レール
90 下部レール
100 側板

Claims (2)

  1. 幅方向の両側縁に側柱に対し固着するためのフランジ部を備えた断面ハット型のラッシングレールであって、
    前記ラッシングレールは、前記フランジ部に対向し、前記ラッシングレールと一体で、その庫内側に面した外側面が前記ラッシングレールの頂面と面一に突出させて形成された内張板側縁保持用の突出片を有し、前記フランジ部と前記内張板側縁保持用の突出片との間に内張板の側縁の装入される凹溝が形成されており、
    前記内張板と前記側柱との間にはスペーサが介在されて、前記内張板の側縁が前記内張板側縁保持用の突出片に密着するとともに、前記内張板の側縁と前記フランジ部との間には空間部が形成されることを特徴とするラッシングレール。
  2. 前記ラッシングレールは、前記フランジ部に設置された固着具により前記側柱に固着されており、前記固着具の頭部が、前記内張板の側縁と前記フランジ部との間の空間部に収容される請求項1に記載のラッシングレール。
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