JP4894695B2 - 洗面化粧台 - Google Patents

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Description

本発明は、洗面化粧台に関するものである。
従来より、特許文献1のような洗面化粧台が知られている。この洗面化粧台によれば、洗面ボウルが設置固定されるキャビネット又はカウンターに、洗面ボウルの底面に形成された湾曲面が近接し又は接触する凸部が設けられているとともに、この凸部の上面に接着剤が充填される貫通穴が形成された可撓性を有する接着剤充填部材が取り付けられており、前記洗面ボウルはこの接着剤充填部材の貫通穴内に充填された接着剤により、キャビネット又はカウンターに固定されてなるものである。したがって、このような構造の洗面化粧台では、キャビネット又はカウンターと洗面ボウルとの固定が短時間でなされ、製造後迅速に出荷することができる。
他方、近年では洗面化粧台の利用者の使用性を向上させるために、洗面ボウルの容量を大きくする傾向にあり、洗面ボウルの開口が手前方向に大きく広がるように設計される。このような設計のもとでは、例えば、図4に示すように、洗面ボウル2の底面に形成された湾曲面21が、キャビネット1の剛性を確保するために正面上部の両側板11a,11b間に配設した桟15と干渉しないように、桟15の上に隙間Aを設ける構造が採用されている。しかしながら、洗面化粧台を正面から見た場合、キャビネット1の桟15と洗面ボウル2との間に生じた隙間Aから洗面ボウル2の底面やキャビネット1内部が見えるため、見映えが悪く、商品の外観を損ねてしまうという問題があった。
実開平5−93369号公報
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、キャビネットと洗面ボウルとの間の隙間が外部から見えることを阻止し、外観を向上させた洗面化粧台を提供することを課題としている。
本発明の洗面化粧台は、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴とする。
第1には、上部開口を有し正面上部に桟が両側板間に配設されたキャビネットに、洗面ボウルの底面が前記上部開口に望むように設置され、キャビネットの桟と洗面ボウルとの間隙間に断面略L字形状の隙間隠し部材が配設され、キャビネットと洗面ボウルとの間の隙間が閉塞された洗面化粧台であって隙間隠し部材は、横片部と、縦片部とを有し、横片部は、下面が桟上面に当接し、縦片部は、その高さが洗面ボウルと桟との間の隙間よりも長く形成されているとともに、軟質素材で形成された上端が変形して洗面ボウルに当接していることを特徴とする。
第2には、第1の発明において、隙間隠し部材の横片部の前端縁および後端縁には、それぞれ下方に突出する前凸部および後凸部が形成されており、この前凸部と後凸部とによって桟が挟持されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、キャビネットと洗面ボウルとの隙間を閉塞する隙間隠し部材が、キャビネットの桟と洗面ボウルとの間に配設されていることにより、キャビネットと洗面ボウルとの隙間が外部から見えなくなる。したがって、洗面ボウルの底面やキャビネット内部が隙間から見えることがなくなり、隙間によって商品の外観を損ねてしまうことはない。
さらに、隙間隠し部材が断面略L字形状を有するため、上記効果に加えて、簡易な構造であるので製造コストを抑える利点がある。また、キャビネットの桟と洗面ボウルとの間に容易に配設することができる等の施工上の利点もある。さらに、隙間隠し部材の縦片部がキャビネットの正面側になるように横片部を桟上面に当接して配設した状態においては、桟の上方、つまり隙間隠し部材の横片部の上方に空間が確保されるため、その空間の分だけより大きな湾曲面が底面に形成された洗面ボウルの設置も可能になる。
また、隙間隠し部材の縦片部の上端が軟質素材で形成されているため、洗面ボウルの底面や桟取り付け位置の寸法に多少のバラツキが生じても、洗面ボウルに当接する隙間隠し部材の縦片部の上端が変形してこのバラツキを吸収し、効果的に隙間を隠すことができる。また、洗面化粧台の使用時に洗面ボウルに寄りかかって発生する撓みによる隙間や音の発生を軟質素材のクッション性で抑えることができる。
以下に、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る洗面化粧台の概略構成図であり、(a)は縦断面図、(b)は正面図である。図2は隙間隠し部材の一実施形態を示す斜視図であり、図3は別の実施形態に係る隙間隠し部材を用いた洗面化粧台の要部拡大図である。
本実施形態に係る洗面化粧台は、キャビネット1とその上部に洗面ボウル2が設けられている。
キャビネット1は、左右の側板11a,11b、底板12、背面板13、正面に形成され前方に開閉自在な開閉扉14とから箱状に形成され、上部開口16を有している。また、キャビネット1の正面上部には、キャビネット1の剛性を確保するための桟15が、開閉扉14の後方の位置に左右の側板11a,11b間にわたって架設されている。キャビネット1の上部には開口が形成されたカウンター3が設置され、洗面ボウル2はこの開口内を通ってキャビネット1の上部開口16に洗面ボウル2の底面を臨ませて設置される。洗面ボウル2は底面に湾曲面21が形成されており、この湾曲面21とキャビネット1の正面上部の桟15とが干渉しないように洗面ボウル2と桟15との間に隙間Aが形成されている。
本実施形態に係る洗面化粧台では、上記隙間Aを閉塞する隙間隠し部材4が、左右の側板11a,11b間にわたって洗面ボウル2とキャビネット1の桟15との間に配設されている。隙間隠し部材4はプラスチック系材料やアルミニウムやステンレス等の金属材料等から構成され、図1及び図2に示すように、下面がキャビネット1の桟15上面に当接する横片部41と、その前端縁から上方に起立し、上端421が洗面ボウル2に当接する縦片部42とからなる断面略L字形状を有する長尺の部材であり、横片部41と縦片部42は一体的に形成されている。横片部41の後端縁には、下方に突出する後凸部411が長手方向に延設されている。隙間隠し部材4の設置に際しては、横片部41の後凸部411前面を桟15の背面に当接させるとともに、横片部41の下面を桟15上面に当接させることで、隙間隠し部材4を確実に設置するようにしている。また、別の実施形態として、隙間隠し部材4の横片部41の前端縁に、後凸部411と同様、下方に突出する前凸部を長手方向に延設してもよい。この実施形態では、隙間隠し部材4の横片部41の下面を桟15上面に当接させ前凸部及び後凸部411の双方で桟15を挟持するようにする。これによって、より確実に隙間隠し部材4を設置することができる。
隙間隠し部材4は、その長手方向の長さがキャビネット1の左右の側板11a,11b間の長さと略一致するものが用いられるが、これよりも短いものを用いてよい。その場合、洗面ボウル2とキャビネット1の桟15との間に複数の隙間隠し部材4を互いに隣接するように並設し、そのときの複数の隙間隠し部材4の長手方向の全長がキャビネット1の左右の側板11a,11b間の長さと略一致するようにする。
このような構成の隙間隠し部材4を洗面ボウル2とキャビネット1の桟15との間に配設すると、洗面ボウル2と桟15との間の隙間Aが隠し部材の縦片部42で閉塞される。したがって、洗面化粧台の正面からは洗面ボウル2の底面やキャビネット1内部が見えなくなり、商品の外観を損ねてしまうということはない。また、隙間隠し部材4が断面略L字形状に形成されていることにより、この隙間隠し部材4が洗面ボウル2とキャビネット1の桟15との間に配設された状態においては、桟15の上方、つまり隙間隠し部材4の横片部41の上方に空間Bが確保される。これによって、その空間Bの分だけより大きな湾曲面21が底面に形成された大容量の洗面ボウル2の設置も可能になる。
次に、隙間隠し部材の別の実施形態について説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る隙間隠し部材4は、縦片部42の上端421がエチレン・プロピレンゴム(EPDM)やポリ塩化ビニル樹脂等の軟質素材で形成されている。この構成においては、隙間隠し部材4の縦片部42の上端421が軟質素材で形成されていることにより変形しやすくなっている。したがって、この縦片部42の上端421の変形を考慮して、隙間隠し部材4の縦片部42の高さを、洗面ボウル2とキャビネット1の桟15との間の隙間Aよりもやや長くなるように設定する。これによって、洗面ボウル2とキャビネット1の桟15との間に隙間隠し部材4を配設した際には、隙間隠し部材4の縦片部42の上端421が洗面ボウル2に確実に当接し、上記隙間Aを隠すことができる。さらに、洗面ボウル2の底面や桟15取り付け位置の寸法に多少のバラツキが生じても、洗面ボウル2に当接する隙間隠し部材4の縦片部42の上端421が変形してこのバラツキを吸収し、結果として効果的に隙間Aを隠すことができる。また、洗面化粧台の使用時に洗面ボウル2に寄りかかって発生する撓みによる隙間や音の発生も縦片部42の上端421の軟質素材のクッション性で抑えることができる。なお、この実施形態では、隙間隠し部材4の縦片部42の上端421のみが軟質素材で形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、隙間隠し部材4の縦片部42全部あるいは隙間隠し部材4全部が軟質素材で形成されていてもよい。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、キャビネットと洗面ボウルとの間の隙間を閉塞するために隙間隠し部材の縦片部の上端を洗面ボウルに当接させているが、カウンターの開口に洗面ボウルの底面を嵌め込んだ洗面化粧台においては、隙間隠し部材の縦片部の上端をカウンターに当接するようにして隙間を閉塞し、洗面化粧台の正面から洗面ボウルの底面やキャビネット内部を見えなくすることもできる。
本発明の一実施形態に係る洗面化粧台の概略構成図であり、(a)は縦断面図、(b)は正面図である。 隙間隠し部材の一実施形態を示す斜視図である。 別の実施形態に係る隙間隠し部材を用いた洗面化粧台の要部拡大図である。 従来の洗面化粧台の概略構成図であり、(a)は縦断面図、(b)は正面図である。
符号の説明
1 キャビネット
11a,11b 側板
12 底板
13 開閉扉
15 桟
16 上部開口
2 洗面ボウル
21 湾曲面
4 隙間隠し部材
41 横片部
411 後凸部
42 縦片部
421 上端
A 隙間

Claims (2)

  1. 上部開口を有し正面上部に桟が両側板間に配設されたキャビネットに、洗面ボウルの底面が前記上部開口に望むように設置され、キャビネットの桟と洗面ボウルとの間隙間に断面略L字形状の隙間隠し部材が配設され、キャビネットと洗面ボウルとの間の隙間が閉塞された洗面化粧台であって
    隙間隠し部材は、横片部と、縦片部とを有し、
    横片部は、下面が桟上面に当接し、
    縦片部は、その高さが洗面ボウルと桟との間の隙間よりも長く形成されているとともに、軟質素材で形成された上端が変形して洗面ボウルに当接していることを特徴とする洗面化粧台。
  2. 隙間隠し部材の横片部の前端縁および後端縁には、それぞれ下方に突出する前凸部および後凸部が形成されており、この前凸部と後凸部とによって桟が挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の洗面化粧台。
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