JP4894448B2 - 演奏補助装置および楽器 - Google Patents

演奏補助装置および楽器 Download PDF

Info

Publication number
JP4894448B2
JP4894448B2 JP2006278668A JP2006278668A JP4894448B2 JP 4894448 B2 JP4894448 B2 JP 4894448B2 JP 2006278668 A JP2006278668 A JP 2006278668A JP 2006278668 A JP2006278668 A JP 2006278668A JP 4894448 B2 JP4894448 B2 JP 4894448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
magnitude
key
pressure
instrument
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006278668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008096709A (ja
Inventor
秀雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2006278668A priority Critical patent/JP4894448B2/ja
Priority to US11/866,817 priority patent/US7700868B2/en
Priority to EP07019465.9A priority patent/EP1912203B1/en
Priority to CN2007103077838A priority patent/CN101221747B/zh
Publication of JP2008096709A publication Critical patent/JP2008096709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4894448B2 publication Critical patent/JP4894448B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0008Associated control or indicating means
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10DSTRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10D7/00General design of wind musical instruments
    • G10D7/06Beating-reed wind instruments, e.g. single or double reed wind instruments
    • G10D7/08Saxophones
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10DSTRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10D9/00Details of, or accessories for, wind musical instruments
    • G10D9/04Valves; Valve controls
    • G10D9/047Valves; Valve controls for wood wind instruments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

本発明は、楽器の演奏を補助する技術に関する。
楽器の演奏を補助する技術としては、例えば、特許文献1や特許文献2に開示された技術がある。これらの文献に開示されている装置は、いずれもピアノのペダル操作を補助するものであり、ピアノのペダルの上面に接触してペダルを押圧する押圧部分を備えている。この押圧部分の上方には補助ペダルが設けられており、補助ペダルが下方に押し下げられると、補助ペダルに連動して押圧部が下方に移動し、ペダルを押し下げるようになっている。体格の小さい幼児の場合、椅子に座るとペダルに足が届かず、ペダルを踏むことができないが、これらの装置によれば、補助ペダルはペダルの上方に位置するため、幼児が椅子に座った場合でも足が補助ペダルに届き、補助ペダルを踏むことによりピアノのペダルを押し下げることができる。
特開2001−109462号公報 特開2004−334141号公報
ところで、ピアノのペダルは上方に付勢されており、ペダルを下方に押すためには力が必要となる。また、ピアノのペダルに限らず、ドラムのキックペダルや、管楽器における操作レバー等も、ある方向に付勢されており、ペダルやレバーを押さえたり離したりすることにより演奏が行われる。楽器の演奏を行うのは大人だけでなく多くの幼児も楽器の演奏を行うが、演奏者が幼児等の力の弱いものである場合、付勢力に抗してペダルやレバーを押し切ることができないこともあり容易に演奏を行えない場合もある。特許文献1、2には、幼児でも演奏ができるように演奏を補助する技術が開示されているものの、このような力の不足を補助する技術は開示されておらず、少ない力でも容易に演奏ができるようにはなっていない。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、その目的は、少ない力でも容易に楽器を演奏することができる技術を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明は、第1の向きへ付勢されている楽器操作子に対して演奏者が加えた力の大きさを測定する測定手段と、前記楽器操作子に対して演奏者が加えた力の大きさの増減を前記測定手段で測定された力の大きさを用いて特定する特定手段と、前記測定手段により測定される力の大きさと前記楽器操作子に加える力の大きさとの関係を表すテーブル又は関数を複数記憶した記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている複数のテーブル又は関数のいずれかを選択する手段であって、演奏者が楽器操作子に加えた力が増加していると前記特定手段により特定された場合には前記記憶手段に記憶されている複数のテーブル又は関数から一のテーブル又は関数を選択し、演奏者が楽器操作子に加えた力が減少していると前記特定手段により特定された場合には、増加していると特定された時に選択されたテーブル又は関数とは異なるテーブル又は関数を前記記憶手段に記憶されているテーブル又は関数の中から選択する選択手段と、前記測定手段により測定された力の大きさに応じて前記楽器操作子に加える力の大きさを、前記選択手段により選択されたテーブル又は関数に従って決定し、決定した力の大きさに対応した信号を出力する信号出力手段と、前記信号出力手段から出力された信号に対応した大きさの力を前記楽器操作子に加えて前記楽器操作子を前記第1の向きを含む方向であって前記第1の向きとは異なる第2の向きへ駆動する駆動手段とを有する演奏補助装置を提供する。
この構成にあっては、前記測定手段は、複数の楽器操作子を有する楽器の楽器操作子毎に、演奏者が楽器操作子に対して加えた力の大きさを測定し、前記駆動手段は、複数の楽器操作子のうち、予め定められた大きさ又は予め定められた大きさを越える力の大きさが測定された楽器操作子を前記前記第2の向きへ駆動するようにしてもよい。
また、前記測定手段により測定された力が、予め定められた大きさまたは予め定められた大きさ以下となったときに、前記楽器操作子を前記第1の向きへ駆動するようにしてもよい。
また、前記複数の楽器操作子毎に楽器操作子を駆動するか否かを設定する設定手段を有し、前記駆動手段は、前記複数の楽器操作子のうち前記設定手段で駆動しないように設定された楽器操作子の駆動を停止するようにしてもよい。
また、本発明は、前記いずれかの態様の演奏補助装置を有する楽器を提供する。
本発明によれば、少ない力でも容易に楽器を演奏することができるようになる。
[実施形態の構成]
まず、本発明の一実施形態の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るサクソフォンの全体図である。複数の音孔が設けられた管体1の上部には吹込管11を介してマウスピース12が配設され、管体1の下部には朝顔管13が配設されている。また、管体1の側面には、演奏者の左手により操作される左手主鍵群4と、左手側鍵群2と、演奏者の右手により操作される右手側鍵群3が配設されている。左手側鍵群2はHighDキー21、HighFキー23、HighEbキー24を含み、また、左手主鍵群4はCキー22、Aキー44を含んでいる。また、右手側鍵群3はHighDトリルレバー31、HighEキー32、サイドCレバー33、サイドBbレバー34を含んでいる。なお、一般に指を通常の位置からはずして押さえる鍵を側鍵と呼び、主鍵とは区別している。
また、本実施形態に係るサクソフォンは、演奏者がサクソフォンのキーを操作する時の力を補助する演奏補助装置100を備えている。図2は、本実施形態に係る演奏補助装置100のハードウェア構成を示したブロック図である。図2に示したように、演奏補助装置100は、制御部101と、複数のセンサ102と、複数のパワーアシスト部103と、スイッチ104と、電源105とを備えている。
スイッチ104は、演奏補助装置100の電源をON/OFFさせるためのスライド式のスイッチであり、管体1に配設されている。スイッチ104のスイッチのスライダがON側にスライドされている場合には、電源105から演奏補助装置100の各部に電力が供給されて演奏補助装置100が動作し、スイッチ104のスライダがOFF側にスライドされている場合には、演奏補助装置100の各部に電力が供給されず、演奏補助装置100は動作しないこととなる。
センサ102は、フィルム状の圧力センサであり、演奏者がサクソフォンを演奏する時に触れる各種キーに貼り付けられている。センサ102は、演奏者がキーを押さえた時の指からの圧力を検知し、検知した圧力の値を示すアナログ信号を制御部101へ出力する。
パワーアシスト部103は、モータ103Aを備えており、サクソフォンが有する音孔に対応して管体1に配設されている。パワーアシスト部103が備えるモータ103Aの回転は制御部101によって制御される。
制御部101は、例えば、CPU101A、ROM101B、RAM101C、入力端子および出力端子を備えた、所謂ワンチップ型のマイクロコンピュータであり、ROM101Bには、制御プログラムや圧力テーブルTB1、圧力テーブルTB2が記憶されている。図3(a)は、圧力テーブルTB1のフォーマットを例示した図であり、図3(b)は、圧力テーブルTB2のフォーマットを例示した図である。
圧力テーブルTB1は、図4(a)に示した、圧力値と電流値との関係を格納したものであり、図3(a)に示したように、圧力テーブルTB1においては圧力値に対応付けてパワーアシスト部103のモータ103Aに供給する電流値が格納されている。
また、圧力テーブルTB2は、図4(b)に示した、圧力値と電流値との関係を格納したものであり、図3(b)に示したように、圧力テーブルTB2においても圧力値に対応付けてパワーアシスト部103のモータ103Aに供給する電流値が格納されている。
なお、図3(a)および図3(b)においては、各圧力値の関係は、a1<a2<a3<a4<a5・・・となっている。また、圧力テーブルTB1に格納されている電流値と圧力テーブルTB2に格納されている電流値の関係は、b11>b21、b12>b22、b13>b23、b14>b24、b15>b25・・・となっている。
制御部101は、電源105から電力が供給されるとROM101Bに記憶されているプログラムに従って動作し、センサ102から出力された信号に応じて圧力テーブルTB1または圧力テーブルTB2を用いてパワーアシスト部103を制御する。
具体的には、制御部101は、センサ102から出力されるアナログ信号を受け取り、受け取ったアナログ信号が表す圧力値を記憶する。なお、この記憶される圧力値は、プログラムの実行開始時には初期化されて「0」が記憶される。制御部101は、センサ102から出力されるアナログ信号を受け取り、受け取ったアナログ信号が表す圧力値が、すでに記憶している圧力値から増加したか減少したかを判断する。そして、受け取ったアナログ信号が表す圧力値が、記憶している圧力値から増加したと判断した場合には、受け取ったアナログ信号が表す圧力値に対応する圧力値を圧力テーブルTB1において検索し、検索された圧力値に対応付けて格納されている電流値でモータ103Aを制御する。そして、記憶していた圧力値と比較した圧力値を新たに記憶する。一方、制御部101は、受け取ったアナログ信号が表す圧力値が、記憶している圧力値から減少したと判断した場合には、受け取ったアナログ信号が表す圧力値に対応する圧力値を圧力テーブルTB2において検索し、検索された圧力値に対応付けて格納されている電流値でモータ103Aを制御する。そして、記憶していた圧力値と比較した圧力値を新たに記憶する。
次に、サクソフォンの鍵機構について説明する。図5は、図1に示したサクソフォンの左手側鍵群2に係る鍵機構を説明するための図である。図5に示したように、管体1には、鍵柱21Bの組と、鍵柱23Bの組と、鍵柱24Bの組とが取り付けられている。
図6は図5のI−I線矢視図であり、図7(a)および図7(b)はHighFキー23をHighEbキー24側から見た図である。図6に示したように、一対の鍵柱23Bにより芯金23Eが支持されており、この芯金23Eには鍵管23Fが回転自在に取り付けられている。そして、この鍵管23Fには、HighFキー23が取り付けられている。左手側鍵群2におけるHighFキー23は、音孔23Dを開閉するためのキーである。HighFキー23の一方の端部には、センサ102が貼り付けられているレバー部23Aが設けられており、レバー部23Aの反対側の端部には、音孔23Dを塞ぐためのタンポ皿23Cが取り付けられている。
HighFキー23は、付勢手段であるバネ23Gにより図7(a)の矢印A方向(第1の向き)に付勢されているため、演奏者によってレバー部23Aが下方に押下されていない場合には、芯金23Eを中心にして矢印A方向に回動する。一方、レバー部23Aが演奏者により押下されると、HighFキー23は、バネ23Gの付勢力に抗して芯金23Eを中心にして矢印A方向と反対方向(第2の向き)に回動する。HighFキー23が矢印A方向と反対方向に回動すると、タンポ皿23Cが音孔23Dから離隔し、管体1に設けられた音孔23Dが開くこととなる。なお、本実施形態においては、HighFキー23を含む各キーを付勢する手段はバネとなっているが、付勢手段はバネに限定されず、他の手段であってもよい。
タンポ皿23Cの近傍には、パワーアシスト部103が配設されている。パワーアシスト部103が備えるモータ103Aのシャフトには、図5および図5に示したように、タンポ皿23Cを上下させるための開閉部材103Bが取り付けられている。開閉部材103Bは、図に示したように屈曲しており、その端部がタンポ皿23Cに取り付けられている。図7(a)において、モータ103Aのシャフトが反時計方向に回転すると、開閉部材103Bがシャフトの回転に伴ってシャフトを中心に回転する。そして、開閉部材103Bがシャフトを中心に反時計方向に回転すると、図7(b)に示したように、タンポ皿23Cが引き上げられて音孔23Dが開くこととなる。一方、モータのシャフトが図7(b)に示した状態から時計方向に回転すると、開閉部材103Bがシャフトの回転に伴ってシャフトを中心に回転する。開閉部材103Bがシャフトを中心に時計方向に回転すると、タンポ皿23Cが押し下げられて音孔23Dが閉まることとなる。
以上、HighFキー23の構成について説明したが、HighDキー21、HighEbキー24の構成もHighFキー23と同様であるため、以下の説明においては、これら各キーの構成については、その説明を省略する。
[実施形態の動作]
次に、本実施形態の動作について説明する。
(演奏補助装置100の各部に電力が供給されていない時の動作)
まず、演奏補助装置100の各部に電力が供給されていない時の動作について説明する。スイッチ104のスライダがOFF側にスライドされていると、電源105から演奏補助装置100の各部に電力が供給されないこととなる。電力が供給されないと、パワーアシスト部103が制御されないため、サクソフォンの各キーは、演奏者の力のみによって操作されることとなる。
演奏者がHighFキー23を操作する場合、HighFキー23は、付勢手段であるバネ23Gにより図7の矢印A方向に付勢されているため、演奏者によってレバー部23Aが下方に押下されていない時には、芯金23Eを中心にして矢印A方向に回動し、タンポ皿23Cによって音孔23Dを塞いでいる。
演奏者がレバー23部Aに触れ、レバー部23Aを押し下げる力を加えていくと、HighFキー23を矢印A方向とは反対方向に回動させようとする力(タンポ皿23Cを引き上げようとする力)がHighFキー23に働く。図8は、演奏補助装置100が動作していない状態における、レバー部23Aを押し下げる時に演奏者がレバー部23Aに加えた力と、タンポ皿23Cに働く力との関係を示したグラフであるが、レバー部23Aを押し下げる力がF11であると、タンポ皿23Cを引き上げようとする力はF21となる。このように、タンポ皿23Cを引き上げようとする力が、タンポ皿23Cを音孔23Dから離隔させるために必要な力F22に達していない場合には、タンポ皿23Cは音孔23Dから離隔しないこととなる。
次に、演奏者がレバー部23Aにさらに力を加え、HighFキー23において、レバー部23Aを押す力がF11より大きなF12となると、タンポ皿23Cを引き上げようとする力がタンポ皿23Cを音孔23Dから離隔させるために必要な力F22に達する。即ち、レバー部23Aを押し下げる力がF12となり、図8に示したようにタンポ皿23Cを引き上げようとする力がF22となると、HighFキー23は矢印A方向(第1の向き)と反対方向(第2の向き)に回動する。HighFキー23が矢印A方向と反対方向に回動すると、音孔23Dを塞いでいたタンポ皿23Cが音孔23Dから離隔し、管体1に設けられた音孔23Dが開くこととなる。
この後、演奏者がレバー23部Aを離すと、HighFキー23はバネ23Gの付勢力によって芯金23Eを中心にして矢印A方向に回動する。HighFキー23が矢印A方向に回動すると、音孔23Dから離隔していたタンポ皿23Cが音孔23Dを塞ぐので音孔23Dが閉じることなる。
(演奏補助装置100の各部に電力が供給されている時の動作)
次に、演奏補助装置100の各部に電力が供給されている時の動作について説明する。スイッチ104のスライダがON側にスライドされていると、電源105から演奏補助装置100の各部に電力が供給される。スイッチがON側にスライドされて電力が供給された時点では、制御部101が記憶している圧力値は初期化されて「0」となっている。演奏補助装置100の各部に電力が供給されている状態において、演奏者が指でHighFキー23のレバー部23Aに触れると、指からの圧力がレバー部23Aに配設されているセンサ102により検知され、検知した圧力を示すアナログ信号が制御部101に入力される。
制御部101は、センサ102から出力されたアナログ信号が入力されると、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、この変換したデジタル信号から、演奏者がセンサ102を押さえた時の圧力を示す圧力値を求める。
そして、制御部101は、圧力値を求めると、記憶している圧力値と求めた圧力値とを比較する。ここで、求めた圧力値が「a1」であると、記憶している圧力値は「0」であり、求めた圧力値は記憶している圧力値より高いため、制御部101は、求めた圧力値が格納されているセルを圧力テーブルTB1において検索する。そして、制御部101は、求めた圧力値が格納されているセルを見つけると、見つけたセルに対応付けて格納されている電流値を圧力テーブルTB1から読み出す。
ここでは、求めた圧力値が「a1」であるため、この圧力値に対応付けて圧力テーブルTB1に格納されている電流値「b11」が読み出される。そして、求めた圧力値「a1」が新たに記憶される。制御部101は、電流値を読み出すと、読み出した電流値の電流をモータ103Aへ供給する。読み出した電流値の電流がモータ103Aに供給されると図7(a)に示したモータ103Aのシャフトを反時計方向に回転させるトルクがモータ103Aのシャフトに生じる。シャフトを反時計方向に回転させるトルクがシャフトに掛かると、シャフトに開閉部材103Bを介して連結されているタンポ皿23Cにはタンポ皿23Cを上方へ引き上げようとする力が加わることとなる。
図9は、演奏者がレバー部23Aに加えた力と、タンポ皿23Cに働く力の関係を表した図であり、図10は、演奏者がレバー部23Aに加えた力と、タンポ皿23Cと音孔23Dとの間の距離との関係を表した図である。
ここで、レバー部23Aを押し下げる力がF11であると、タンポ皿23Cには、演奏者からの力に加えてモータ103Aからの力が加わるので、図9に示したように、タンポ皿23Cを引き上げようとする力はF21より大きなF23となる。しかしながら、ここでは、タンポ皿23Cを引き上げようとする力が、タンポ皿23Cを音孔23Dから離隔させるために必要な力F22に達していない。このため、タンポ皿23Cは音孔23Dから離隔せず、図10に示したようにタンポ皿23Cと音孔23Dとの間の距離は「0」のままで音孔23Dは閉じたままとなる。
次に、演奏者がレバー部23Aに触れた指をさらに下方に下げようとして力F14を加えることにより、レバー部23Aに掛かる圧力が増加すると、増加した圧力がレバー部23Aに配設されているセンサ102により検知され、検知した圧力値を示すアナログ信号が制御部101に入力される。
制御部101は、センサ102から出力されたアナログ信号から、演奏者がセンサ102を押さえた時の圧力を示す圧力値「a3」を求めると、記憶している圧力値と求めた圧力値とを比較する。ここで、記憶している圧力値は「a1」であり、求めた圧力値「a3」は記憶している圧力値より高いため、制御部101は、圧力テーブルTB1において、求めた圧力値が格納されているセルを検索し、見つけたセルに対応付けて格納されている電流値を圧力テーブルTB1から読み出す。ここで、求めた圧力値は「a3」であるので、この圧力値に対応付けて圧力テーブルTB1に格納されている電流値「b13」が読み出される。そして、求めた圧力値「a3」が新たに記憶される。制御部101は、電流値を読み出すと、読み出した電流値の電流をモータ103Aへ供給する。ここで、電流値「b13」は電流値「b11」より大となっているため、モータ103Aのシャフトには、電流値「b11」の電流を供給した時より大きなトルクが生じることとなり、タンポ皿23Cを引き上げようとする力は、電流値「b11」の電流を供給した時より大となる。
ここで、レバー部23Aを押し下げる力がF12より小さなF14であっても、タンポ皿23Cには、演奏者からの力に加えてモータ103Aからの力が加わるので、図9に示したように、タンポ皿23Cを引き上げようとする力はF22より大きなF24となる。このように、タンポ皿23Cを引き上げようとする力が、タンポ皿23Cを音孔23Dから離隔させるために必要な力F22以上になると、タンポ皿23Cはバネ23Gの付勢力に抗して上方へ引き上げられる。そして、音孔23Dとタンポ皿23Cとの間の距離が空いて音孔23Dが開くこととなり、図10に示したように、音孔23Dとタンポ皿23Cとの間の距離がx1となる。
この後、音孔23Dを塞ぐために演奏者が指にかける力を弱め、レバー部23Aを押し下げる力がF14より小さく且つF11より大きなF15となると、レバー部23Aにかかる圧力が減少する。この減少した圧力はレバー部23Aに配設されているセンサ102により検知され、検知した圧力を示すアナログ信号が制御部101に入力される。
制御部101は、センサ102から出力されたアナログ信号から演奏者がセンサ102を押さえた時の圧力を示す圧力値を求めると、記憶している圧力値と求めた圧力値とを比較する。ここで、求めた圧力値が「a2」である場合には、求めた圧力値が記憶している圧力値「a3」より低いため、制御部101は、求めた圧力値「a2」が格納されているセルを圧力テーブルTB2において検索する。そして、制御部101は、圧力テーブルTB2において、求めた圧力値が格納されているセルを検索し、見つけたセルに対応付けて格納されている電流値を圧力テーブルTB2から読み出す。
ここでは、求めた圧力値「a2」に対応付けて圧力テーブルTB2に格納されている電流値「b22」が読み出される。制御部101は、電流値を読み出すと、読み出した電流値の電流をモータ103Aへ供給する。ここで、電流値「b22」は電流値「b13」より小となっているため、モータ103Aのシャフトには、電流値「b13」の電流を供給した時より小さなトルクが生じることとなる。電流値「b13」の電流を供給した時より小さなトルクが生じると、図9に示したように、タンポ皿23Cを引き上げようとする力が、電流値「b13」の電流を供給した時より小となり、タンポ皿23Cを引き上げようとする力が、タンポ皿23Cを音孔23Dから離隔させるために必要な力F22より小となる。すると、タンポ皿23Cはバネ23Gの付勢力によって下方へ引き下げられ、音孔23Dとタンポ皿23Cとの間の距離が縮まって音孔23Dが塞がれることとなる。
本実施形態によれば、演奏者は小さな力でも音孔を開閉することができるので、指で押さえる力が弱い者でも容易に演奏をすることができる。なお、上述した実施形態においては、サクソフォンのHighDキー21、HighFキー23、HighEbキー24を押さえる時の力を補助する構成について説明したが、センサ102をサクソフォンの他のキーに貼り付けると共に、他のタンポ皿の近傍にもパワーアシスト部103を配設し、他のタンポ皿についてもタンポ皿23Cと同様に制御するようにしてもよい。特に、大きなタンポ皿を有するバリトンサクソフォンのようなサクソフォンにおいては、タンポ皿が大きい分、タンポ皿を動かすのに力が必要となる。また、このような、バリトンサクソフォンの低音部に対応するタンポ皿を動かすためのキーは、小指で操作するようになっているため、力の弱い演奏者にとっては、操作に困難を要する。しかしながら、本実施形態によれば、小さな力でも演奏者の操作に応じてタンポ皿を容易に動かすことができるため、力が弱い演奏者であっても容易に演奏を行うことができる。
また、本実施形態によれば、演奏者がキーに触れたりキーを離したりしただけで音孔が開閉されるのではなく、指からの圧力に応じてタンポ皿を引き上げようとする力が制御されるので、演奏時におけるキーの微妙なタッチの感覚を損なうことがない。
また、本実施形態によれば、演奏に必要となる力を軽減できるので、早いパッセージのフレーズが実現できるようになり演奏の表現力が豊かになる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
上述した実施形態においてはサクソフォンに演奏補助装置100を装着した場合について説明したが、演奏補助装置100はサクソフォンだけでなく、音孔を開閉する機構を備えた楽器であれば、サクソフォン以外の管楽器に装着してもよい。
上述した実施形態においては、任意に選択したキーについてのみセンサとパワーアシスト部を設けるようにしてもよい。また、上述した実施形態においては、演奏補助装置の各部は、楽器への取り付けおよび取り外しが自在にできるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、楽器の操作子における圧力を検知してパワーアシスト部を制御しているが、単位時間当たりの操作子位置の変化量を検知して操作子の移動速度を求め、この移動速度に応じてパワーアシスト部を制御するようにしてもよい。また、移動速度を微分して操作子の加速度を求め、求めた加速度に応じてパワーアシスト部を制御するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、不揮発性メモリを演奏補助装置に設け、圧力テーブルを不揮発性メモリに記憶させるようにしてもよい。また、圧力テーブルを不揮発性メモリに記憶させる態様においては、圧力テーブルの内容を表示する液晶ディスプレイ等の表示装置と、数値を入力するためのテンキー等の操作子を演奏補助装置に設け、圧力テーブルに格納された数値を演奏者が変更できるようにしてもよい。
また、不揮発性メモリに圧力テーブルを記憶させる構成においては、図11に示したように、圧力値が増加した時に使用される圧力テーブルTB1Aと圧力値が減少した時に使用される圧力テーブルTB2Aの組、圧力値が増加した時に使用される圧力テーブルTB1Bと圧力値が減少した時に使用される圧力テーブルTB2Bの組、圧力値が増加した時に使用される圧力テーブルTB1Cと圧力値が減少した時に使用される圧力テーブルTB2Cの組というように複数の圧力テーブルを記憶させておくと共に、この複数の圧力テーブルの組のいずれかを選択するための操作スイッチ107を演奏補助装置100に設け、制御部101は、演奏者が操作スイッチ107に行った操作に応じて複数の圧力テーブルの組のいずれかを選択し、選択された圧力テーブルに応じてパワーアシスト部103を制御するようにしてもよい。なお、複数の圧力テーブルは、不揮発性メモリ106ではなくROM101Bに記憶させるようにしてもよい。
また、圧力テーブルを複数記憶している態様においては、楽器の個々のキー毎に対応して圧力テーブルを記憶させるようにしてもよい。例えば、上述した実施形態においては、HighFキー23に対して圧力テーブルTB1Aと圧力テーブルTB2A、HighEbキー24に対して圧力テーブルTB1Bと圧力テーブルTB2Bを対応付けるようにしてもよい。また、圧力テーブルに格納する値を圧力テーブル毎に同じ値にしたり異なる値にしたりするようにしてもよい。そしてキーが操作されたときには、操作されたキーに対応する圧力テーブルを用いてパワーアシスト部103を制御するようにしてもよい。この態様によれば、特定のキーのみ力を入れるのが困難な場合であっても、圧力テーブルの値を調整すれば、操作する力が小さくてもキーを操作することができる。そして、キー毎に操作に要する力が異なる場合であっても各キーを操作することができる。
上述した実施形態においては、圧力テーブルからモータ103Aを制御する電流値を読み出した後に予め定めた時間をカウントし、時間のカウントが終了した後、読み出した電流値で実際にモータ103Aを制御するようにして、指でレバー部を操作してからモータ103Aが制御されるまでに遅延が生じるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、圧力テーブルを用いてモータ103Aを制御する電流値を求めているが、テーブルを用いるのではなく、一次関数や非線型関数により圧力値と電流値の関係を定め、この関数により圧力値から電流値を求めるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、圧力テーブルTB1に格納される圧力値と電流値との関係が図12に示した曲線L11のように非線形となり、圧力テーブルTB2に格納される圧力値と電流値との関係が図12に示した曲線L12のように非線形となるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、モータ103Aに超音波モータを使用するようにしてもよい。そして、センサ102で検出した圧力値に応じて、超音波モータを制御し、レバー部23Aを上下させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、モータ103Aは、ステッピングモータであってもよい。ステッピングモータを使用する構成においては、圧力テーブルにおいては圧力値とステッピングモータのシャフトの回転角度とを対応付けて記憶し、センサ102で圧力を検知した場合にはシャフトの回転角度が検知した圧力値に対応づけて格納されている回転角度となるようにステッピングモータを制御するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、各レバーに対応してON/OFFを選択できるスイッチを設け、このスイッチがONとなっている場合には、スイッチに対応したレバーに設けられたモータ103Aを動作させるようにし、このスイッチがOFFとなっている場合には、スイッチに対応したレバーに設けられたモータ103Aを動作させないようにしてもよい。
上述した実施形態においては、演奏者がセンサ102を押さえた時の圧力に応じてモータによりレバー部が駆動されて音孔が開かれ、音孔をタンポ皿で閉じる際にはバネの力によりレバー部が回動して音孔が閉じられている。しかしながら、上述した実施形態においては、音孔が閉じられるようにモータを駆動してレバー部を回動させるようにしてもよい。具体的には、制御部101は、センサ102からの信号を監視し、演奏者がセンサ102を押さえた時の圧力を監視する。そして、制御部101は、監視している圧力の値が、「0」または「0」から所定範囲内にある場合、図7(a)に示したモータ103Aのシャフトを時計方向に回転させるトルクがモータ103Aのシャフトに生じるように、モータ103Aを制御する。図7(a)においてシャフトを時計方向に回転させるトルクがシャフトに掛かると、シャフトに開閉部材103Bを介して連結されているタンポ皿23Cにはタンポ皿23Cを下方へ押し下げようとする力が加わることとなる。この構成によれば、演奏者がレバーを押さえている状態から指を話すと、レバー部がモータにより駆動されて音孔が素早く閉じるため、演奏者の操作に応じて音孔を素早く開閉させることができる。
本発明の一実施形態に係るサクソフォンの全体図である。 同実施形態に係る演奏補助装置100の構成を示したブロック図である。 同実施形態に係る圧力テーブルTB1、TB2を例示した図である。 同圧力テーブルに格納されている圧力値と電流値の関係を表した図である。 同実施形態に係るサクソフォンの鍵機構を説明するための図である。 図5のI−I線矢視図である。 HighFキー23をHighEbキー24側から見たときの図である。 演奏補助装置がOFFの時における、タンポ皿に働く力と演奏者がレバーに加えた力との関係を表した図である。 演奏補助装置がONの時における、タンポ皿に働く力と演奏者がレバーに加えた力との関係を表した図である。 演奏者がレバーに力を加えた時のタンポ皿と音孔との間の距離の関係を表した図である。 本発明の変形例に掛かる演奏補助装置の構成を示したブロック図である。 本発明の変形例に係る圧力テーブルに格納される圧力値と電流値との関係を表した図である。
符号の説明
1・・・管体、2・・・左手側鍵群、3・・・右手側鍵群、4・・・左手主鍵群、11・・・吹込管、12・・・マウスピース、13・・・朝顔管、21・・・HighDキー、22・・・Cキー、23・・・HighFキー23、24・・・HighEbキー、21A、23A、24A・・・レバー部、21B、23B、24B・・・鍵柱、21C、23C、24C・・・タンポ皿、21D、23D、24D・・・音孔、23E・・・芯金、23F・・・鍵管、23G・・・バネ(付勢手段)、31・・・HighDトリルレバー、32・・・HighEキー、33・・・サイドCレバー、34・・・サイドBbレバー、44・・・Aキー、100・・・演奏補助装置、101・・・制御部、102・・・センサ、103・・・パワーアシスト部、103A・・・モータ、104・・・スイッチ、105・・・電源

Claims (5)

  1. 第1の向きへ付勢されている楽器操作子に対して演奏者が加えた力の大きさを測定する測定手段と、
    前記楽器操作子に対して演奏者が加えた力の大きさの増減を前記測定手段で測定された力の大きさを用いて特定する特定手段と、
    前記測定手段により測定される力の大きさと前記楽器操作子に加える力の大きさとの関係を表すテーブル又は関数を複数記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている複数のテーブル又は関数のいずれかを選択する手段であって、演奏者が楽器操作子に加えた力が増加していると前記特定手段により特定された場合には前記記憶手段に記憶されている複数のテーブル又は関数から一のテーブル又は関数を選択し、演奏者が楽器操作子に加えた力が減少していると前記特定手段により特定された場合には、増加していると特定された時に選択されたテーブル又は関数とは異なるテーブル又は関数を前記記憶手段に記憶されているテーブル又は関数の中から選択する選択手段と、
    前記測定手段により測定された力の大きさに応じて前記楽器操作子に加える力の大きさを、前記選択手段により選択されたテーブル又は関数に従って決定し、決定した力の大きさに対応した信号を出力する信号出力手段と、
    前記信号出力手段から出力された信号に対応した大きさの力を前記楽器操作子に加えて前記楽器操作子を前記第1の向きを含む方向であって前記第1の向きとは異なる第2の向きへ駆動する駆動手段と
    を有する演奏補助装置。
  2. 前記測定手段は、複数の楽器操作子を有する楽器の楽器操作子毎に、演奏者が楽器操作子に対して加えた力の大きさを測定し、
    前記駆動手段は、複数の楽器操作子のうち、予め定められた大きさ又は予め定められた大きさを越える力の大きさが測定された楽器操作子を前記第2の向きへ駆動すること
    を特徴とする請求項1に記載の演奏補助装置。
  3. 前記測定手段により測定された力が、予め定められた大きさまたは予め定められた大きさ以下となったときに、前記楽器操作子を前記第1の向きへ駆動すること
    を特徴とする請求項2に記載の演奏補助装置。
  4. 前記複数の楽器操作子毎に楽器操作子を駆動するか否かを設定する設定手段を有し、
    前記駆動手段は、前記複数の楽器操作子のうち前記設定手段で駆動しないように設定された楽器操作子の駆動を停止すること
    を特徴とする請求項2に記載の演奏補助装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の演奏補助装置を備えた楽器。
JP2006278668A 2006-10-12 2006-10-12 演奏補助装置および楽器 Expired - Fee Related JP4894448B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006278668A JP4894448B2 (ja) 2006-10-12 2006-10-12 演奏補助装置および楽器
US11/866,817 US7700868B2 (en) 2006-10-12 2007-10-03 Musical instrument and supporting system incorporated therein for music players
EP07019465.9A EP1912203B1 (en) 2006-10-12 2007-10-04 Musical instrument and supporting system incorporated therein for music players
CN2007103077838A CN101221747B (zh) 2006-10-12 2007-10-12 乐器以及并入其中的为乐器演奏者提供的协助***

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006278668A JP4894448B2 (ja) 2006-10-12 2006-10-12 演奏補助装置および楽器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008096709A JP2008096709A (ja) 2008-04-24
JP4894448B2 true JP4894448B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=38895737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006278668A Expired - Fee Related JP4894448B2 (ja) 2006-10-12 2006-10-12 演奏補助装置および楽器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7700868B2 (ja)
EP (1) EP1912203B1 (ja)
JP (1) JP4894448B2 (ja)
CN (1) CN101221747B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4225335B2 (ja) * 2006-09-04 2009-02-18 ヤマハ株式会社 鍵駆動システム
JP5326235B2 (ja) * 2007-07-17 2013-10-30 ヤマハ株式会社 管楽器
JP5169045B2 (ja) * 2007-07-17 2013-03-27 ヤマハ株式会社 管楽器
JP5487712B2 (ja) * 2009-05-13 2014-05-07 ヤマハ株式会社 演奏支援装置
CN106128213A (zh) * 2016-07-13 2016-11-16 何萍萍 一种具有传感器和智能指环的智能管乐器、智能乐器
AT520861B1 (de) * 2018-01-23 2020-04-15 Mmag Mateo Granic Vorrichtung zum Abstützen eines Saxophons
CN109686349A (zh) * 2019-01-24 2019-04-26 深圳市华芯康微科技有限公司 一种便携式移动电子琴
US10714067B1 (en) * 2019-05-31 2020-07-14 Roli Ltd. Controller for producing control signals

Family Cites Families (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1880961A (en) 1931-01-16 1932-10-04 Harold T Kingsley Musical instrument
US2301184A (en) 1941-01-23 1942-11-10 Leo F J Arnold Electrical clarinet
GB1004311A (en) 1960-06-02 1965-09-15 Arliss Marriott Improvements in and relating to wood-wind instruments
US3767833A (en) 1971-10-05 1973-10-23 Computone Inc Electronic musical instrument
US4527456A (en) 1983-07-05 1985-07-09 Perkins William R Musical instrument
JPS644497A (en) * 1987-06-24 1989-01-09 Nippon Steel Corp Composite electroplated steel sheet excellent in corrosion resistance
FI79761C (fi) 1987-06-08 1990-02-12 Matti Kaehoenen Maskineri foer blaosinstrument.
DE3806396A1 (de) 1988-02-29 1989-09-07 Werner Dipl Ing Schwoerer Blasinstrumente mit tastatur, ueber deren tasten auf elektromagnetischem wege das schliessen oder oeffnen der klappen bewirkt wird
JPH01140594U (ja) 1988-03-22 1989-09-26
US4899631A (en) 1988-05-24 1990-02-13 Baker Richard P Active touch keyboard
JPH0433912Y2 (ja) 1988-09-16 1992-08-13
US5403966A (en) 1989-01-04 1995-04-04 Yamaha Corporation Electronic musical instrument with tone generation control
US5149904A (en) 1989-02-07 1992-09-22 Casio Computer Co., Ltd. Pitch data output apparatus for electronic musical instrument having movable members for varying instrument pitch
US5300729A (en) 1989-06-19 1994-04-05 Yamaha Corporation Electronic musical instrument having operator with selective control function
JP2973435B2 (ja) 1989-09-05 1999-11-08 ヤマハ株式会社 電子管楽器
JP2541277Y2 (ja) * 1990-03-03 1997-07-16 住友重機械工業株式会社 連続鋳造設備に用いられるロール支持装置
JP2526438B2 (ja) 1991-07-09 1996-08-21 ヤマハ株式会社 電子楽器
JPH0619473A (ja) * 1992-07-03 1994-01-28 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器の入力情報変更装置
JP3536317B2 (ja) 1992-08-27 2004-06-07 カシオ計算機株式会社 自動駆動型鍵盤装置
JPH0784575A (ja) * 1993-09-14 1995-03-31 Yamaha Corp 演奏装置
US5668340A (en) 1993-11-22 1997-09-16 Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho Wind instruments with electronic tubing length control
BE1009075A4 (nl) * 1995-01-13 1996-11-05 Smeding Rienk Blaasinstrument en sluitorgaan daarvoor.
JPH10254437A (ja) 1997-03-14 1998-09-25 Casio Comput Co Ltd 電子楽器
JP2003162281A (ja) * 1997-06-17 2003-06-06 Yamaha Corp 電子管楽器
JP3360579B2 (ja) 1997-09-12 2002-12-24 ヤマハ株式会社 電子楽器
NL1011954C2 (nl) 1999-05-04 2000-11-07 Abraham Van Der Drift Met een centraal bedieningsorgaan uitgerust blaasinstrument.
JP2001109462A (ja) 1999-10-13 2001-04-20 Kazuo Kimura グランドピアノ用補助ペダル装置
FR2832844B1 (fr) 2001-11-27 2004-11-19 Pierre Bonnat Nouvel instrument de musique a anches libres
JP2003295855A (ja) * 2002-04-04 2003-10-15 Yamaha Corp ペダル装置
JP3861802B2 (ja) 2002-11-28 2006-12-27 ヤマハ株式会社 管楽器自動演奏装置
JP2004334141A (ja) 2003-05-02 2004-11-25 Katsuya Uematsu ピアノ音響操作ペダルの踏み込み補助装置並びに該装置の収納方法並びに該装置の持ち運び方法
JP2005049439A (ja) 2003-07-30 2005-02-24 Yamaha Corp 電子楽器
US7501566B2 (en) 2003-11-12 2009-03-10 Benoit Glazer Brass-wind instrument valve and method
US7112737B2 (en) 2003-12-31 2006-09-26 Immersion Corporation System and method for providing a haptic effect to a musical instrument
US7166795B2 (en) 2004-03-19 2007-01-23 Apple Computer, Inc. Method and apparatus for simulating a mechanical keyboard action in an electronic keyboard
DE602005014412D1 (de) 2004-03-31 2009-06-25 Yamaha Corp Hybrides Blasinstrument, das wahlweise akustische Töne und elektronische Töne produziert, und elektronisches System dafür
JP4360993B2 (ja) 2004-09-17 2009-11-11 株式会社椿本チエイン 歯付ベルト
JP4375200B2 (ja) * 2004-11-01 2009-12-02 ヤマハ株式会社 力覚制御用基礎情報出力装置
JP4678177B2 (ja) 2004-11-30 2011-04-27 ヤマハ株式会社 ペダル演奏補助装置
JP4617921B2 (ja) * 2005-02-24 2011-01-26 ヤマハ株式会社 楽器演奏の再生駆動装置、鍵盤楽器及び自動演奏ピアノ
JP4548170B2 (ja) * 2005-03-23 2010-09-22 ヤマハ株式会社 鍵盤楽器
JP4506619B2 (ja) * 2005-08-30 2010-07-21 ヤマハ株式会社 演奏アシスト装置
JP4742935B2 (ja) 2006-03-24 2011-08-10 ヤマハ株式会社 管楽器の演奏補助構造
JP5023528B2 (ja) * 2006-03-24 2012-09-12 ヤマハ株式会社 管楽器の演奏補助構造
JP4475248B2 (ja) 2006-03-31 2010-06-09 ヤマハ株式会社 管楽器の演奏補助構造
JP4207063B2 (ja) * 2006-07-20 2009-01-14 ヤマハ株式会社 演奏補助装置および楽器

Also Published As

Publication number Publication date
CN101221747A (zh) 2008-07-16
EP1912203A1 (en) 2008-04-16
US7700868B2 (en) 2010-04-20
JP2008096709A (ja) 2008-04-24
CN101221747B (zh) 2010-12-08
EP1912203B1 (en) 2014-05-14
US20080087157A1 (en) 2008-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4207063B2 (ja) 演奏補助装置および楽器
JP4894448B2 (ja) 演奏補助装置および楽器
JP5082603B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP5167852B2 (ja) ペダルの力覚制御装置
JP5223490B2 (ja) 電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置
JP4752562B2 (ja) 鍵駆動装置及び鍵盤楽器
JP4225335B2 (ja) 鍵駆動システム
US7385134B2 (en) Wind musical instrument having pads for closing tone holes with mechanical assistance and supporting system used therein
JP2007256360A (ja) 鍵盤楽器
JP2010266606A (ja) 演奏支援装置
JP2005043553A (ja) 発音制御プログラム及びそれを用いた電子鍵盤楽器
JP2000221980A (ja) 演奏操作子の操作状態検出装置、演奏操作子の操作状態検出方法、および演奏操作子を有する演奏装置
JP4326892B2 (ja) 鍵盤装置
JP2007148166A (ja) 電子楽器及び入力装置
US10255894B1 (en) Wearable electronic musical instrument
JP5272439B2 (ja) 力覚制御装置
JP2008256801A (ja) 楽器
JP5239358B2 (ja) 楽器演奏教習装置
JP2010113025A (ja) 電子鍵盤楽器
JP2013195656A (ja) 打楽器用のペダル装置
JP2006244153A (ja) 楽器における画面入力装置及び楽器における画面入力方法
JP5329829B2 (ja) 自動演奏装置用のアクチュエータ駆動制御装置、自動演奏装置
JPH0635472A (ja) 電子楽器の操作子装置
JP4162638B2 (ja) 電子楽器
JPH0219468B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111129

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees