JP4893440B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーション装置に関する。
従来、車両が走行中か停車中かに応じて、地図表示の縮尺を変更するナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、移動速度と地図データ種別(広域地図〜市街地図)とを対応付けて記憶しておき、検出した移動速度に応じて適切な階層の地図を選択して表示できる携帯ナビゲーション端末が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−267683号公報 特開2005−321575号公報
上記特許文献2の携帯ナビゲーション端末によれば、速度が遅い場合には詳細な地図を表示させるとともに、速度が速い場合には広域な地図を表示させることにより、移動体の通過するエリアが、ユーザにとって地理不案内なエリアであるか否かに応じて、適切な地図表示を行うことが可能であった。
しかしながら、実際には、速度規制や道路の広狭、交通状況等の諸般の事情により、地理を知っているエリアであっても、遅い速度で通過する場合が考えられる。上記特許文献2の技術は、このような場合にも、地理不案内なエリアであるとして詳細な地図を表示させるため、ユーザにとって使い勝手が悪い。
本発明の課題は、より適切な地図表示を行うことができるナビゲーション装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、地図情報を表示する表示手段と、
現在位置を検出する現在位置検出手段と、を備えるナビゲーション装置において、
当該ナビゲーション装置の移動速度を検出する速度検出手段と、
当該ナビゲーション装置が移動した位置に関する情報を、当該位置の通過の度に、移動履歴として記憶手段に記憶させるとともに、記憶後所定期間経過した移動履歴を当該記憶手段から削除する移動履歴記憶制御手段と、
移動速度と、地図情報の種類及び/又は縮尺と、を対応付けて記憶する対応地図記憶手段と、
前記現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置であるか否かを、前記記憶手段により記憶される移動履歴に基づいて判定する判定手段と、
前記現在位置検出手段により検出される現在位置に基づいて、所定時間以上停止しているか否かを判断する停止判断手段と、
当該ナビゲーション装置が停止している際に前記表示手段に表示させる地図情報の設定を複数の設定条件の中からユーザに選択させる選択手段と、
前記判定手段により、前記現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置でないと判定された場合に、前記選択手段により選択された設定条件にかかわらずに前記速度検出手段により検出される移動速度に応じて、前記表示手段に表示される地図情報を切り替えて表示させるとともに、前記停止判断手段により、所定時間以上停止していると判断された場合に、前記選択手段により選択された設定条件に従って前記表示手段に地図情報を表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記対応地図記憶手段は、移動速度が速くなるにつれてより広域な地図情報を対応付けて記憶し、
前記表示制御手段は、前記対応地図記憶手段において、前記速度検出手段により検出される移動速度に対応付けられた種類及び/又は縮尺の地図情報に切り替えることにより、前記速度検出手段により検出された移動速度が速くなるにつれてより広域な地図情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、地図情報を表示する表示手段と、
現在位置を検出する現在位置検出手段と、を備えるナビゲーション装置において、
当該ナビゲーション装置の移動速度を検出する速度検出手段と、
当該ナビゲーション装置が移動した位置に関する情報を、当該位置の通過の度に、移動履歴として記憶手段に記憶させるとともに、記憶後所定期間経過した移動履歴を当該記憶手段から削除する移動履歴記憶制御手段と、
前記現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置であるか否かを、前記記憶手段により記憶される移動履歴に基づいて判定する判定手段と、
前記現在位置検出手段により検出される現在位置に基づいて、所定時間以上停止しているか否かを判断する停止判断手段と、
当該ナビゲーション装置が停止している際に前記表示手段に表示させる地図情報の設定を複数の設定条件の中からユーザに選択させる選択手段と、
前記判定手段により、前記現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置でないと判定された場合に、前記選択手段により選択された設定条件にかかわらずに前記速度検出手段により検出される移動速度に応じて、前記表示手段に表示される地図情報を切り替えて表示させるとともに、前記停止判断手段により、所定時間以上停止していると判断された場合に、前記選択手段により選択された設定条件に従って前記表示手段に地図情報を表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のナビゲーション装置において、移動速度と、地図情報の種類及び/又は縮尺と、を対応付けて記憶する対応地図記憶手段を備え、
前記表示制御手段は、前記対応地図記憶手段において、前記速度検出手段により検出される移動速度に対応付けられた種類及び/又は縮尺の地図情報に切り替えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、地図情報を表示する表示手段と、現在位置を検出する現在位置検出手段と、が備わり、速度検出手段により、ナビゲーション装置の移動速度が検出され、移動履歴記憶制御手段により、当該ナビゲーション装置が移動した位置に関する情報が、当該位置の通過の度に、移動履歴として記憶手段に記憶されるとともに、記憶後所定期間経過した移動履歴が当該記憶手段から削除され、対応地図記憶手段により、移動速度と、地図情報の種類及び/又は縮尺と、が対応付けられて記憶され、判定手段により、現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置であるか否かが、記憶手段により記憶される移動履歴に基づいて判定され、停止判断手段により、現在位置検出手段により検出される現在位置に基づいて、所定時間以上停止しているか否かが判断され、選択手段により、当該ナビゲーション装置が停止している際に表示手段に表示させる地図情報の設定が複数の設定条件の中からユーザにより選択され、表示制御手段により、判定手段により、現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置でないと判定された場合に、選択手段により選択された設定条件にかかわらずに速度検出手段により検出される移動速度に応じて、表示手段に表示される地図情報が切り替えられて表示されるとともに、停止判断手段により、所定時間以上停止していると判断された場合に、選択手段により選択された設定条件に従って表示手段に地図情報が表示される。また、対応地図記憶手段により、移動速度が速くなるにつれてより広域な地図情報が対応付けて記憶され、表示制御手段により、対応地図記憶手段において、速度検出手段により検出される移動速度に対応付けられた種類及び/又は縮尺の地図情報に切り替えられることにより、速度検出手段により検出された移動速度が速くなるにつれてより広域な地図情報が表示手段に表示される。
したがって、過去の所定期間内に所定回数以上通過していない位置においてのみ、表示手段に表示される地図情報が、移動速度に応じた種類及び/又は縮尺の地図情報に切り替えられるとともに、移動速度が速くなるにつれてより広域な地図情報が表示手段に表示されることとなって、より適切な地図表示を行うことができるナビゲーション装置を提供することができる。また、停止時には、表示手段に、ユーザの所望する設定条件での地図情報が表示されることとなり、ナビゲーション装置の使い勝手を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、地図情報を表示する表示手段と、現在位置を検出する現在位置検出手段と、が備わり、速度検出手段により、ナビゲーション装置の移動速度が検出され、移動履歴記憶制御手段により、ナビゲーション装置が移動した位置に関する情報が、当該位置の通過の度に、移動履歴として記憶手段に記憶されるとともに、記憶後所定期間経過した移動履歴が当該記憶手段から削除され、判定手段により、現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置であるか否かが、記憶手段により記憶される移動履歴に基づいて判定され、停止判断手段により、現在位置検出手段により検出される現在位置に基づいて、所定時間以上停止しているか否かが判断され、選択手段により、当該ナビゲーション装置が停止している際に表示手段に表示させる地図情報の設定が複数の設定条件の中からユーザにより選択され、表示制御手段により、判定手段により、現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置でないと判定された場合に、選択手段により選択された設定条件にかかわらずに速度検出手段により検出される移動速度に応じて、表示手段に表示される地図情報が切り替えられて表示されるとともに、停止判断手段により、所定時間以上停止していると判断された場合に、選択手段により選択された設定条件に従って表示手段に地図情報が表示される。
したがって、過去の所定期間内に所定回数以上通過していない位置においてのみ、表示手段に表示される地図情報が、移動速度に応じた地図情報に切り替えられることとなって、より適切な地図表示を行うことができるナビゲーション装置を提供することができる。また、停止時には、表示手段に、ユーザの所望する設定条件での地図情報が表示されることとなり、ナビゲーション装置の使い勝手を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、対応地図記憶手段により、移動速度と、地図情報の種類及び/又は縮尺と、が対応付けられて記憶され、表示制御手段により、対応地図記憶手段において、速度検出手段により検出される移動速度に対応付けられた種類及び/又は縮尺の地図情報に切り替えられる。
したがって、表示手段に表示される地図情報が、移動速度に応じた種類及び/又は縮尺の地図情報に切り替えられることとなって、より適切な地図表示が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明を行う。
本実施形態のナビゲーション装置100は、例えば、車両等に搭載されるポータブル型のナビゲーション装置であり、地図情報や、目的地までの経路探索・経路案内等の各種情報を、ユーザに提供する。
まず、ナビゲーション装置100の要部構成について、図1を参照しながら説明する。
ナビゲーション装置100は、例えば、装置本体内に、現在位置検出手段としての現在位置検出部1、速度検出手段としての速度検出センサ2、通信部3、表示手段としての表示部4、入力部5、制御部6等を備えて構成されている。
現在位置検出部1は、例えば、ジャイロセンサ、GPS測位部等から構成され、ナビゲーション装置100自身の現在位置情報を検出し、検出した現在位置情報に基づく現在位置検出信号を制御部6に出力する。
具体的には、ジャイロセンサは、例えば、光学式の光ファイバジャイロや振動型の圧電振動ジャイロ等であり、ナビゲーション装置100の搭載された車両の進行方位を検出する。
GPS測位部は、例えば、位置が既知である複数(例えば、少なくとも3つ)の人工衛星からの電波をGPSアンテナ(図示省略)により受信し、各人工衛星から受信した電波の到達時間から、各人工衛星からのナビゲーション装置100までの距離を算出し、各人工衛星からの距離の交点の緯度・経度データを現在位置として取得する。
速度検出センサ2は、ナビゲーション装置100の搭載された車両等の走行速度を検出し、検出した走行速度に比例する速度検出信号を制御部6に出力する。
通信部3は、例えば、図示しない情報提供装置とネットワーク接続されており、ネットワークを介して情報提供装置から送信された経路案内、地図情報等の各種情報を受信する。
表示部4は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを備えて構成され、制御部6からの制御に応じて、地図情報その他の各種情報を当該ディスプレイに表示させる。
入力部5は、例えば、文字/数字キー、各種機能キー、表示部4と一体的に構成されたタッチパネル等から構成され、ユーザが、目的地点や出発地点等の各種情報の入力を行う。
具体的には、入力部5は、ユーザによるキーの押下に基づくキー押下信号を制御部6に出力するとともに、タッチパネルにおいてユーザによりタッチ操作が行われると、当該タッチ操作された座標を算出し、算出した座標に基づく押下信号を制御部6に出力する。また、入力部5は、例えば、リモートコントローラ等に備わり、遠隔操作が可能な構成であってもよい。
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)61、RTC(Real Time Clock)62、メモリ部63、ROM(Read Only Memory)64等を備えて構成されている。
CPU61は、ナビゲーション装置100の各部から入力された入力信号等に応じて、ROM64に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、ナビゲーション装置100の動作全般を統括制御する。
RTC62は、現在時刻をカウントし、カウントした現在時刻をCPU61に対して出力する。
メモリ部63は、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリからなるワークエリア631を備えており、CPU61によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等をこのワークエリア631に記憶させる。
また、メモリ部63は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)等の不揮発性メモリからなるデータエリア632を備えている。データエリア632は、例えば、地図情報DB632a、エリアコード記憶部632b、移動履歴記憶部632c、対応地図記憶部632d等を記憶している。
地図情報DB632aは、例えば、種類や縮尺の異なる地図情報を階層構造で格納する。
具体的には、地図情報DB632aは、例えば、道路種別に応じて、地図情報を第1〜第3階層の3つの階層に分けて記憶している。上位の階層としての第1階層には、例えば、高速自動車国道や一般国道が収録された広域地図が格納され、第2階層には、広域地図で表示される道路に加えて、都道府県道や市町村道が収録された中域地図が格納される。また、下位の階層としての第3階層には、中域地図で表示される道路に加えて、更に、細街路が収録された詳細地図が格納される。
この地図情報は、道路情報の他、住所情報や、建物、施設、店舗、公園、鉄道に関する情報、地形情報等を含んでいる。また、随時、ネットワークNを介して情報提供装置(図示省略)からダウンロードした最新の地図情報に更新されるようになっている。
なお、地図情報DB632aは、道路種別に応じて階層分けがされたものに限られることなく、例えば、表示可能な縮尺や、道路の幅員、道路種別以外の分類による地図の種類に応じて階層分けされたものであっても良い。
縮尺に応じて階層分けをする場合、例えば、第1階層には、1/5000〜1/250000の表示縮尺に対応する地図情報、第2階層には、1/2500〜1/10000の表示縮尺に対応する地図情報、第3階層には、1/500〜1/1000の表示縮尺に対応する地図情報を格納する。
また、道路の幅員に応じて階層分けをする場合、例えば、第1階層には、幅員10m以上の道路が収録される地図情報、第2階層には、幅員5〜10mの道路が収録される地図情報、第3階層には、幅員5m未満の道路が収録される地図情報を格納する。
ここで、地図情報DB632aに格納される地図情報のデータ構造について説明する。
地図情報は、地表面が所定の面積の矩形領域に分割されたメッシュと呼ばれる単位のデータの集まりであり、地図情報を構成するメッシュデータの各々には、メッシュコード(例えば、標準地域メッシュシステムによるもの)が付与されている。
さらに、各メッシュデータは、格子状の分割エリアデータに分割されており、各分割エリアには、エリアコードが付与されて、後述するエリアコード記憶部632bに記憶されている。各分割エリアは、例えば、1辺が100m2等の矩形領域である。
エリアコード記憶部632bは、地図情報DB632aに格納される地図情報を構成する分割エリアの各々に付与されているエリアコードを記憶する。
図2は、エリアコード記憶部632bを例示する図である。図2に示すように、エリアコード記憶部632bは、地図情報における分割エリアのそれぞれに対して、12桁のエリアコードを割り当てるとともに、各分割エリアの位置情報として緯度範囲と経度範囲を記憶している。
移動履歴記憶部632cは、後述する移動履歴記憶制御プログラム64cの実行において、ナビゲーション装置100が移動した位置に関する情報を移動履歴として記憶する。
図3は、移動履歴記憶部632cを例示する図である。図3に示すように、移動履歴記憶部632cは、地図情報における分割エリアにそれぞれ割り当てられた各エリアコードに、当該エリアコードが割り当てられている分割エリアの通過回数と、通過時の日付情報を記憶することにより、ナビゲーション装置100が通過した位置を移動履歴として記憶する。また、当該移動履歴記憶部632cに記憶された移動履歴は、記憶後所定期間(例えば、6ヶ月間)が経過すると削除され、所定期間の移動履歴のみが保持されるようになっている。
例えば、図3の移動履歴記憶部632cの例では、例えば、エリアコード「1011-23-10-11-02」の分割エリアの過去の所定期間内における通過回数は「2回」であり、1回目の通過が2007/01/07、2回目の通過が2007/02/05に行われている。
対応地図記憶部632dは、移動速度と、地図情報の種類及び/又は縮尺とを対応付けて記憶する。
図4は、対応地図記憶部632dを例示する図である。図4に示すように、対応地図記憶部632dは、移動速度を区分し、区分した移動速度範囲のそれぞれに対して、地図情報の種類としての地図情報DB632aにおける階層と、表示縮尺を対応付けている。当該対応地図記憶部632dは、移動速度が速くなるにつれてより広域な地図情報(地図情報DB632aにおける上位の階層・大きい縮尺)を対応付けて記憶させている。
例えば、図4の対応地図記憶部632dの例では、20km/h未満の移動速度には、地図DBにおける第3階層の詳細地図が対応付けられているとともに、表示縮尺として1/500が対応付けられている。また、20〜40km/hの移動速度には、第3階層の詳細地図と1/1000の表示縮尺が対応付けられ、40〜60km/hの移動速度には、第2階層の中域地図と1/2500の表示縮尺が対応付けられ、60〜80km/hの移動速度には、第2階層の中域地図と1/5000の表示縮尺が対応付けられている。さらに、80〜100km/hの移動速度には、第1階層の広域地図と1/10000の表示縮尺が対応付けられ、100km/h以上の移動速度には、第1階層の広域地図と1/25000の表示縮尺が対応付けられている。
ROM64は、例えば、不揮発性メモリから成るプログラム格納エリアを有しており、具体的には、現在位置検出プログラム64a、速度検出プログラム64b、移動履歴記憶制御プログラム64c、判定プログラム64d、停止判断プログラム64e、選択プログラム64f、表示制御プログラム64g等を備えている。
現在位置検出プログラム64aは、例えば、CPU61に、ナビゲーション装置100の現在位置を検出する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU61は、ジャイロセンサ、GPS測位部等から構成される現在位置検出部1に、ナビゲーション装置100自身の現在位置情報を取得させ、当該現在位置検出部1から出力される現在位置検出信号に基づいて、ナビゲーション装置100の搭載された車両の現在位置としての緯度・経度を特定する。
CPU61は、かかる現在位置検出プログラム64aを実行することにより、現在位置検出部1とともに現在位置検出手段として機能する。
速度検出プログラム64bは、例えば、CPU61に、ナビゲーション装置100の移動速度を検出する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU61は、後述する表示制御プログラム64gの実行時等の所定のタイミングで、速度検出センサ2に、ナビゲーション装置100の搭載された車両の走行速度を検出させ、当該速度検出センサ2から出力される速度検出信号に基づいて、ナビゲーション装置100が搭載された車両の走行速度を特定する。
CPU61は、かかる速度検出プログラム64bを実行することにより、速度検出センサ2とともに、速度検出手段として機能する。
移動履歴記憶制御プログラム64cは、例えば、CPU61に、ナビゲーション装置100が移動した位置に関する情報を、当該位置の通過の度に、移動履歴として移動履歴記憶部632cに記憶させるとともに、記憶後所定期間経過した移動履歴を当該移動履歴記憶部632cから削除する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU61は、ナビゲーション装置100が搭載された車両の走行時に、現在位置検出プログラム64aの実行により検出される現在位置としての緯度・経度が特定されると、当該緯度・経度が含まれる分割エリアを、エリアコード記憶部632bに基づいて特定する。そして、特定される分割エリアに基づいて、ある分割エリアから別の分割エリアに移動したと判断すると、その度に、移動履歴記憶部632cに記憶されている、特定された分割エリアの通過回数を一回分カウントアップするとともに、通過時の日付情報を記憶する。CPU61は、異なる分割エリアに移動する度にこの処理を行って、分割エリアの通過回数をカウントする。
また、CPU61は、当該移動履歴記憶部632cに、所定期間(例えば、6ヶ月間)以上前に記憶した情報が記憶されている場合には、その移動履歴における日付情報を削除して、当該分割エリアの通過回数をカウントダウンすることにより、移動履歴記憶部632cに所定期間内の移動履歴のみを記憶させる。
CPU61は、かかる移動履歴記憶プログラムを実行することにより、移動履歴記憶制御手段として機能する。
判定プログラム64dは、例えば、CPU61に、現在位置検出プログラム64aの実行により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置であるか否かを、移動履歴記憶部632cにより記憶された移動履歴に基づいて判断する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU61は、ナビゲーション装置100が搭載された車両の走行時に、前述の移動履歴記憶制御プログラム64cの実行において、現在位置検出プログラム64aの実行により検出される現在位置としての緯度・経度が含まれる分割エリアが、エリアコード記憶部632bに基づいて特定され、移動履歴記憶部632cにおける当該分割エリアの通過回数がカウントアップされると、当該分割エリアの通過回数が所定回数以上(例えば、5回以上)であるか否かを判断する。
CPU61は、かかる判定プログラム64dを実行することにより、判定手段として機能する。
停止判断プログラム64eは、例えば、CPU61に、現在位置検出プログラム64aの実行により検出される現在位置に基づいて、所定時間以上停止しているか否かを判断する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU61は、前述の現在位置検出プログラム64aの実行により検出される現在位置としての緯度・経度が、所定時間以上(例えば、5秒以上)変わらない場合には、ナビゲーション装置100が所定時間以上停止していると判断する。
CPU61は、かかる停止判断プログラム64eを実行することにより、停止判断手段として機能する。
選択プログラム64fは、例えば、CPU61に、ナビゲーション装置100が停止している際に、表示部4に表示させる地図情報の設定を複数の設定条件の中からユーザに選択させる機能を実現させるためのプログラムである。
図5は、選択プログラム64fの実行において、表示部4に表示される地図表示設定画面の例示である。図5に示すように、地図表示設定画面では、ナビゲーション装置100が停止している際に、表示部4に表示される地図情報の設定条件が複数(例えば、3つ)表示されており、入力部5における操作により、ユーザに一つの設定条件を選択させるようになっている。図5の地図表示設定画面では、例えば、現在の表示縮尺より1段階広域の表示縮尺で表示を行う第1の設定条件と、ユーザが設定した表示縮尺で表示を行う第2の設定条件と、現在の表示縮尺を変更しない第3の設定条件の、3つの設定条件から選択できるようになっており、第2の設定条件を選択した場合には、更に、表示縮尺を複数の縮尺(例えば、1/500・1/1000・1/2500・1/5000・1/10000・1/25000等)の中から選択して設定できるようになっている。CPU61は、当該地図表示設定画面において、ユーザにより一の設定条件が選択されると、選択された設定条件を停止時に表示させる地図情報の設定として、メモリ部63における所定の領域に記憶させる。
CPU61は、かかる選択プログラム64fを実行することにより、選択手段として機能する。
表示制御プログラム64gは、例えば、CPU61に、判定プログラム64dの実行により、現在位置検出プログラム64aの実行により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置でないと判定された場合に、速度検出プログラム64bの実行により検出される移動速度に応じて、表示部4に表示される地図情報を切り替えて表示させる機能を実現させるためのプログラムである。より具体的には、表示制御プログラム64gは、対応地図記憶部632dにおいて、速度検出プログラム64bの実行により検出される移動速度に対応づけられた種類及び/又は縮尺の地図に切り替えることにより、速度検出プログラム64bの実行により検出された移動速度が速くなるにつれてより広域な地図情報を表示部4に表示させる。
また、当該表示制御プログラム64gは、停止判断プログラム64eの実行により、当該ナビゲーション装置100が所定時間以上停止していると判断された場合に、選択プログラム64fの実行において選択された設定条件に従って、表示部4に地図情報を表示させる機能を実現させるためのプログラムである。
CPU61は、かかる表示制御プログラム64gを実行することにより、表示制御手段として機能する。
ここで、まず、走行時における表示制御プログラム64gの実行による地図情報の表示制御について、具体的に説明する。
CPU61は、前述の判定プログラム64dの実行により、移動履歴記憶部632cにおける当該分割エリアの通過回数がカウントアップされて、当該分割エリアの通過回数が所定回数以上(例えば、5回以上)であると判断すると、速度検出プログラム64bを実行して速度検出センサ2にナビゲーション装置100が搭載された車両の移動速度を検出させる。そして、対応地図記憶部632dを参照し、検出した移動速度が含まれる移動速度範囲に対応づけられている地図情報の種類としての地図情報DB632aにおける階層と、縮尺とを取得し、取得した地図情報の種類及び縮尺に基づいて、表示部4に表示される地図情報の種類と縮尺を切り替える。
例えば、ナビゲーション装置100が、ある分割エリアから別の分割エリアに移動すると、CPU61は、移動履歴記憶部632cにおいて、移動先の分割エリアのエリアコードに対応付けられている通過回数を一回分カウントアップする。そして、分割エリアの通過回数が所定回数以上(例えば、5回以上)であるか否かを判断して、所定回数以上でないと判断すると、速度検出センサ2に移動速度を検出させ、対応地図記憶部632dにおいて移動速度に対応付けられた地図情報の種類と縮尺を取得して、これに基づいて表示部4に表示された地図情報を切り替える。また、CPU61は、分割エリアの通過回数が所定回数以上(例えば、5回以上)であると判断した場合には、表示部4に表示される地図情報の切り替えは行わない。
例えば、図3の移動履歴記憶部632cの例では、エリアコード「1011-23-10-11-03」の分割エリアに移動した場合には、通過回数が所定回数以上(例えば、5回以上)であるため、ユーザにとって不案内なエリアである可能性は低いとされて、表示部4の地図情報は変更されない。一方、エリアコード「1011-23-10-11-02」の分割エリアに移動した場合には、通過回数が所定回数以上(例えば、5回以上)でないため、ユーザにとって不案内なエリアである可能性が高いとされて、対応地図記憶部632dにおいて移動速度に対応付けられている地図情報の種類と縮尺に基づいて、表示部4の地図情報が移動速度に応じて自動的に変更される。例えば、速度検出センサ2により検出された移動速度が30km/hである場合、CPU61は、地図情報DB632aから第3階層の詳細地図を取得して、表示部4に、詳細地図を表示させるとともに、当該詳細地図の表示縮尺を1/1000とする。また、移動速度が105km/hである場合、CPU61は、地図情報DB632aから第1階層の広域地図を取得して、表示部4に、取得した広域地図を表示させるとともに、当該広域地図の表示縮尺を1/25000とする。
これにより、過去の所定期間内に所定回数以上通過したことのない分割エリアのみにおいて、移動速度に応じて地図情報が切り替えられることとなるとともに、移動速度が速い場合には、より広域な地図情報が表示部4に表示され、移動速度が遅い場合にはより詳細な地図情報が表示部4に表示されることとなる。
次に、停止時における表示制御プログラム64gの実行による地図情報の表示制御について、具体的に説明する。
CPU61は、前述の停止判断プログラム64eの実行により、所定時間以上停止していると判断されると、選択プログラム64fの実行により、地図表示設定画面において選択された設定条件に従って、表示部4に地図情報を表示させる。
例えば、ナビゲーション装置100が走行中に所定時間以上停止すると、CPU61は、停止と判断し、地図表示設定画面においてユーザの選択した設定条件を、メモリ部63の所定の領域から読み出して、読み出した設定条件に基づいて、表示部4に表示されている地図情報を切り替える。例えば、現在の表示縮尺より1段階広域の表示縮尺で表示を行う第1の設定条件が設定されている場合、CPU61は、現在の表示縮尺より1段階広域の縮尺に切り替える(例えば、1/1000→1/2500)。また、例えば、ユーザが設定した表示縮尺で表示を行う第2の設定条件が設定されている場合、CPU61は、ユーザの設定した表示縮尺(例えば、1/500)に切り替える。また、例えば、現在の表示縮尺を変更しない第3の設定条件が設定されている場合、CPU61は、現在の表示縮尺を変更しない。
これにより、停止時には、表示部4にユーザ所望の地図情報が表示されることとなる。
次に、図6のフローチャートを参照しながら、地図表示切替処理について説明する。
まず、ステップS1において、CPU61は、現在位置検出部1から出力される現在位置検出信号に基づいて、ナビゲーション装置100の現在位置としての緯度・経度を特定する。ステップS2において、CPU61は、特定した現在位置に基づいて、エリアコード記憶部632bを参照し、ある分割エリアから別の分割エリアに移動したか否かを判断する。CPU61は、ステップS2において、別の分割エリアに移動したと判断すると(ステップS2;Yes)、ステップS3において、移動履歴記憶部632cにおいて、現在位置している移動先の分割エリアのエリアコードに対応付けられている当該分割エリアの通過回数を一回分カウントアップするとともに、日付情報を記憶して、移動履歴を記憶する。さらに、ステップS4において、移動履歴記憶部632cに、所定期間(例えば、6ヶ月間)以上前に記憶した移動履歴がある場合には、その移動履歴を削除し、移動履歴記憶部632cを更新する。
ステップS5において、CPU61は、移動履歴記憶部632cに基づいて、現在位置している分割エリアの通過回数が所定回数以上であるか否かを判断する。CPU61は、現在位置している分割エリアの通過回数が所定回数以上であると判断すると(ステップ5;Yes)、表示部4の地図情報の自動切り替えは行わず、ステップS1に戻って以上の処理を繰り返す。一方、CPU61は、現在位置している分割エリアの通過回数が所定回数未満であると判断すると(ステップS5;No)、ステップS6において、速度検出センサ2から出力される移動速度検出信号に基づいて、ナビゲーション装置100の移動速度を検出する。
そして、ステップS7において、対応地図記憶部632dを参照し、検出した移動速度に対応付けられている地図情報の種類としての地図情報DB632aにおける階層と、地図情報の表示縮尺とを取得し、ステップS8において、表示部4に現在表示している地図情報の種類・縮尺は、検出した移動速度に対応付けられている地図情報の種類・縮尺と異なるか否かを判断する。CPU61は、ステップS8において、表示部4に現在表示している地図情報の種類・縮尺は、検出した移動速度に対応付けられている地図情報の種類・縮尺と同一であると判断すると(ステップS8;No)、ステップS9において、現在位置検出部1から出力される現在位置検出信号に基づいて、ナビゲーション装置100の現在位置としての緯度・経度を特定する。そして、ステップS10において、CPU61は、特定した現在位置に基づいて、エリアコード記憶部632bを参照し、別の分割エリアに移動したか否かを判断する。CPU61は、ステップS10において、別の分割エリアに移動したと判断すると(ステップS10;Yes)、ステップS3に戻って以上の処理を繰り返し、一方、別の分割エリアに移動していないと判断すると(ステップS10;No)、ステップS6に戻って以上の処理を繰り返す。
一方、CPU61は、ステップS8において、表示部4に現在表示している地図情報の種類・縮尺は、検出した移動速度に対応付けられている地図情報の種類・縮尺と異なると判断すると(ステップS8;Yes)、ステップS11に進む。
ステップS11において、CPU61は、地図情報DB632aから、移動速度に対応する種類の地図情報を取得して、表示部4の地図情報を、移動速度に対応する種類・縮尺の地図情報に切り替えて、ステップS9に戻って以上の処理を繰り返す。
以上説明した本実施形態におけるナビゲーション装置100によれば、地図情報を表示する表示部4が備わるとともに、CPU61による現在位置検出プログラム64aの実行により、現在位置が検出され、速度検出プログラム64bの実行によりナビゲーション装置100の移動速度が検出され、移動履歴記憶制御プログラム64cの実行により、ナビゲーション装置100が移動した位置に関する情報が、当該位置の通過の度に、移動履歴として移動履歴記憶部632cに記憶されるとともに、記憶後所定期間経過した移動履歴が当該移動履歴記憶部632cから削除される。また、対応地図記憶部632dにより、移動速度と、地図情報の種類及び/又は縮尺と、が対応付けられて記憶され、判定プログラム64dの実行により、現在位置検出プログラム64aの実行により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置であるか否かが、移動履歴記憶部632cにより記憶される移動履歴に基づいて判定され、停止判断プログラム64eの実行により、現在位置検出プログラム64aの実行により検出される現在位置に基づいて、所定時間以上停止しているか否かが判断され、選択プログラム64fの実行により、当該ナビゲーション装置100が停止している際に表示部4に表示させる地図情報の設定が複数の設定条件の中からユーザにより選択され、表示制御プログラム64gの実行により、判定プログラム64dの実行により、現在位置検出プログラム64aの実行により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置でないと判定された場合に、速度検出プログラム64bの実行により検出される移動速度に応じて、表示部4に表示される地図情報が切り替えられて表示されるとともに、停止判断プログラム64eの実行により、所定時間以上停止していると判断された場合に、選択プログラム64fの実行により選択された設定条件に従って表示部4に地図情報が表示される。また、対応地図記憶部632dにより、移動速度が速くなるにつれて、より広域な地図情報が対応づけられて記憶され、表示制御プログラム64gの実行により、対応地図記憶部632dにおいて、速度検出センサ2により検出される移動速度に対応付けられた種類及び/又は縮尺の地図情報に切り替えられることにより、速度検出センサ2により検出された移動速度が速くなるにつれてより広域な地図情報が表示部4に表示される。
したがって、過去の所定期間内に所定回数以上通過していない位置においてのみ、表示部4に表示される地図情報が、移動速度に応じた種類及び/又は縮尺の地図情報に切り替えられることとなる。具体的には、移動速度が速い場合には、より広域な地図情報が表示部4に表示され、移動速度が遅い場合にはより詳細な地図情報が表示部4に表示されることとなる。よって、より適切な地図表示を行うことができるナビゲーション装置100を提供することができる。また、停止時には、表示部4に、ユーザの所望する設定条件での地図情報が表示されることとなり、ナビゲーション装置100の使い勝手を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、地図情報DB632a、エリアコード記憶部632b、移動履歴記憶部632c、対応地図記憶部632d等の記憶媒体は、ハードディスク(Hard Disc)や、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)等、光学的、磁気的、半導体メモリ等の何れの記憶媒体で構成しても良い。また、固定的に設けたもの(例えば、磁気テープ、ハードディスク等)でも良く、着脱自在に設けたもの(例えば、FD、MO、DVD等)であっても良い。
また、例えば、選択プログラム64fの実行において地図表示設定画面において選択可能な設定条件は、上記実施の形態で例示したものに限られることなく、例えば、現在表示中の縮尺よりも詳細な縮尺に変更する設定条件や、表示部4に表示中の地図情報の種類・縮尺を所定の時間間隔で切り替える設定条件等が選択できるようになっていても良い。また、当該設定条件選択画面において、表示部4に表示させる地図情報の表示縮尺の他、地図情報の種類も選択可能であっても良い。
また、対応地図記憶部632dにおいて、移動速度に対応づける地図情報の種類・縮尺を、ユーザが設定可能な構成であっても良い。
また、上記実施形態では、格子状に分割される分割エリアごとに、通過回数をカウントしたが、例えば、道路毎に通過回数をカウントし、移動履歴記憶部632cに記憶された通過回数が所定回数以下の道路において、地図情報の表示切替を行うように構成しても良い。
本実施形態におけるナビゲーション装置の要部構成を例示するブロック図である。 エリアコード記憶部を例示する図である。 移動履歴記憶部を例示する図である。 対応地図記憶部を例示する図である。 選択プログラムの実行において、表示部に表示される地図表示設定画面の例示である。 地図表示切替処理を例示するフローチャートである。
符号の説明
100 ナビゲーション装置
1 現在位置検出部(現在位置検出手段)
2 速度検出センサ(速度検出手段)
4 表示部(表示手段)
61 CPU(現在位置検出手段、速度検出手段、移動履歴記憶制御手段、判定手段、停止判断手段、選択手段、表示制御手段)
632c 移動履歴記憶部(記憶手段)
632d 対応地図記憶部(対応地図記憶手段)
64a 現在位置検出プログラム(現在位置検出手段)
64b 速度検出プログラム(速度検出手段)
64c 移動履歴記憶制御プログラム(移動履歴記憶制御手段)
64d 判定プログラム(判定手段)
64e 停止判断プログラム(停止判断手段)
64f 選択プログラム(選択手段)
64g 表示制御プログラム(表示制御手段)

Claims (3)

  1. 地図情報を表示する表示手段と、
    現在位置を検出する現在位置検出手段と、を備えるナビゲーション装置において、
    当該ナビゲーション装置の移動速度を検出する速度検出手段と、
    当該ナビゲーション装置が移動した位置に関する情報を、当該位置の通過の度に、移動履歴として記憶手段に記憶させるとともに、記憶後所定期間経過した移動履歴を当該記憶手段から削除する移動履歴記憶制御手段と、
    移動速度と、地図情報の種類及び/又は縮尺と、を対応付けて記憶する対応地図記憶手段と、
    前記現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置であるか否かを、前記記憶手段により記憶される移動履歴に基づいて判定する判定手段と、
    前記現在位置検出手段により検出される現在位置に基づいて、所定時間以上停止しているか否かを判断する停止判断手段と、
    当該ナビゲーション装置が停止している際に前記表示手段に表示させる地図情報の設定を複数の設定条件の中からユーザに選択させる選択手段と、
    前記判定手段により、前記現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置でないと判定された場合に、前記選択手段により選択された設定条件にかかわらずに前記速度検出手段により検出される移動速度に応じて、前記表示手段に表示される地図情報を切り替えて表示させるとともに、前記停止判断手段により、所定時間以上停止していると判断された場合に、前記選択手段により選択された設定条件に従って前記表示手段に地図情報を表示させる表示制御手段と、
    を備え、
    前記対応地図記憶手段は、移動速度が速くなるにつれて、より広域な地図情報を対応付けて記憶し、
    前記表示制御手段は、前記対応地図記憶手段において、前記速度検出手段により検出される移動速度に対応付けられた種類及び/又は縮尺の地図情報に切り替えることにより、前記速度検出手段により検出された移動速度が速くなるにつれてより広域な地図情報を前記表示手段に表示させることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 地図情報を表示する表示手段と、
    現在位置を検出する現在位置検出手段と、を備えるナビゲーション装置において、
    当該ナビゲーション装置の移動速度を検出する速度検出手段と、
    当該ナビゲーション装置が移動した位置に関する情報を、当該位置の通過の度に、移動履歴として記憶手段に記憶させるとともに、記憶後所定期間経過した移動履歴を当該記憶手段から削除する移動履歴記憶制御手段と、
    前記現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置であるか否かを、前記記憶手段により記憶される移動履歴に基づいて判定する判定手段と、
    前記現在位置検出手段により検出される現在位置に基づいて、所定時間以上停止しているか否かを判断する停止判断手段と、
    当該ナビゲーション装置が停止している際に前記表示手段に表示させる地図情報の設定を複数の設定条件の中からユーザに選択させる選択手段と、
    前記判定手段により、前記現在位置検出手段により検出される現在位置が、所定回数以上通過した位置でないと判定された場合に、前記選択手段により選択された設定条件にかかわらずに前記速度検出手段により検出される移動速度に応じて、前記表示手段に表示される地図情報を切り替えて表示させるとともに、前記停止判断手段により、所定時間以上停止していると判断された場合に、前記選択手段により選択された設定条件に従って前記表示手段に地図情報を表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 移動速度と、地図情報の種類及び/又は縮尺と、を対応付けて記憶する対応地図記憶手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記対応地図記憶手段において、前記速度検出手段により検出される移動速度に対応付けられた種類及び/又は縮尺の地図情報に切り替えることを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置。
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