JP4893105B2 - プリンタ、プリンタの制御方法および制御プログラム - Google Patents

プリンタ、プリンタの制御方法および制御プログラム Download PDF

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本発明は、プリンタ、プリンタの制御方法および制御プログラムに係り、特にインクリボン(印字リボン)の巻き取り方向に沿って複数の色領域が設けられたいわゆる多色インクリボンを用いて多色印刷を行うプリンタ、プリンタの制御方法および制御プログラムに関する。
従来、インクリボンの巻取り機構を有し、当該インクリボンの巻き取り方向に沿って複数の色領域が並列(帯状)に設けられたいわゆる多色インクリボンを用いたドットインパクトプリンタが知られている。
このようなドットインパクトプリンタにおいては、多色印字可能かつ長印字寿命が要求される結果、多色インクリボンを収納した多色インクリボンカートリッジをプリンタの本体に対し揺動可能(上下方向に移動可能)に支持する多色インクリボン切替装置が提案され、用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−71991号公報
上記従来の多色インクリボン切替装置においては、製造誤差や組立誤差などに起因するがたつきなどにより、多色インクリボンカートリッジを多色インクリボン切替装置にセットしただけでは、印字ヘッドと多色インクリボンの位置ずれが生じ、隣接する色領域にまで及んで印字を行ってしまういわゆる他色印字、隣接する色領域同士で色が混じって印字がなされてしまういわゆる混色印字、あるいは最上部または最下部まで遥動した場合の多色インクリボンの幅方向両端に位置する色領域においては、インクリボンの存在しない領域で印字を行い一部の印字ができなくなってしまう(印字欠け)という結果となるおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、多色インクリボンを用いたプリンタにおいて、他色印字、混色印字あるいは印字欠けを確実に防止し、多色インクリボンを適切な位置にして正常印字にすることが可能なプリンタ、プリンタの制御方法および制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、印字ヘッドと、印字リボン巻取り機構と、複数の色領域が前記印字リボン巻取り機構による巻き取り方向に並列に配置された印字リボンを収納したリボンカートリッジが装着され、前記リボンカートリッジを支持するカートリッジホルダと、前記印字ヘッドに対し前記複数の色領域に対応させるべく予め設定された複数の切替位置を有し、前記カートリッジホルダを揺動させていずれかの前記切替位置に切り替えるリボン切替装置と、前記リボン切替装置により前記カートリッジホルダを揺動させて順次いずれかの前記切替位置に切り替えるとともに、前記印字ヘッドの印字可能領域のうち、少なくとも上端あるいは下端のいずれかの印字を含む調整用印字パターンの印字を行わせる印字制御部と、前記切替位置を微調整するための位置微調整部と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、リボン切替装置により前記カートリッジホルダを揺動させて順次いずれかの前記切替位置とするとともに、前記印字リボンの幅方向を上下方向として、前記印字ヘッドに印字可能領域のうち、少なくとも上端あるいは下端のいずれかの印字を含む調整用印字パターンの印字を行わせる。
これにより、ユーザは、調整用印字パターンの印字結果(正常印字、他色印字、混色印字、印字欠け)にも基づいて位置微調整部により、正常印字でない場合は正常印字になるように切替位置を微調整することができる。
この場合において、前記印字制御部は、前記調整用印字パターンの印字を行った後、前記印字可能領域の前記上端から前記下端の長さに相当する分だけ紙送りを行い、さらに前記印字を行い、少なくとも前記紙送りを介して前記調整用印字パターンの印字を2回行うようにしてもよい。紙送り誤差を含めた微調整を可能とする。また、ずれ量があってもインクリボンの少なくとも1つの色領域は、上下方向の全ての幅方向に亘り印字されるため、リボンカートリッジのずれ量がわかり易くなり、微調整する作業を容易にする。
また、前記調整用印字パターンは、格子状パターンとされているようにしてもよい。リボンカートリッジのずれ量がわかり易くなり、微調整する作業を容易にする。
また、印字ヘッドと、印字リボン巻取り機構と、複数の色領域が前記印字リボン巻取り機構による巻き取り方向に並列に配置された印字リボンを収納したリボンカートリッジが装着され、前記リボンカートリッジを支持するカートリッジホルダと、前記印字ヘッドに対し前記複数の色領域に対応させるべく予め設定された複数の切替位置を有し、前記カートリッジホルダを揺動させていずれかの前記切替位置に切り替えるリボン切替装置と、前記切替位置を微調整するための位置微調整部と、印字調整モードへ移行するための指示部と、を備えたプリンタの制御方法において、ユーザにより、前記指示部に対し前記印字調整モードへの移行が指示されたか否かを判別する指示判別過程と、前記印字調整モードへの移行が指示された場合に、前記リボン切替装置により前記カートリッジホルダを揺動させて順次いずれかの前記切替位置に切り替えるとともに、前記印字ヘッドの印字可能領域のうち、少なくとも上端あるいは下端のいずれかの印字を含む調整用印字パターンの印字を行わせる印字制御過程と、を備えたことを特徴としている。
これにより、ユーザが指示部へ指示することにより、プリンタにおいて調整用印字パターンの印字が実行されて、ユーザがリボンカートリッジのずれ量を知るがわかり、微調整する作業を行うことができる。
また、印字ヘッドと、印字リボン巻取り機構と、複数の色領域が前記印字リボン巻取り機構による巻き取り方向に並列に配置された印字リボンを収納したリボンカートリッジが装着され、前記リボンカートリッジを支持するカートリッジホルダと、前記印字ヘッドに対し前記複数の色領域に対応させるべく予め設定された複数の切替位置を有し、前記カートリッジホルダを揺動させていずれかの前記切替位置に切り替えるリボン切替装置と、前記切替位置を微調整するための位置微調整部と、印字調整モードへ移行するための指示部と、を備えたプリンタをコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、ユーザにより、前記指示部に対し前記印字調整モードへの移行が指示されたか否かを判別させ、前記印字調整モードへの移行が指示された場合に、前記リボン切替装置により前記カートリッジホルダを揺動させて順次いずれかの前記切替位置に切り替えるとともに、前記印字ヘッドの印字可能領域のうち、少なくとも上端あるいは下端のいずれかの印字を含む調整用印字パターンの印字を行わせる、ことを特徴としている。
これにより、ユーザが指示部へ指示することにより、プリンタにおいて調整用印字パターンの印字が実行されて、ユーザがリボンカートリッジのずれ量を知ることができ、微調整する作業を行うことができる。
本発明によれば、多色インクリボンと印字ヘッドの相対的な位置を最適なものとすることができ、他色印字、混色印字あるいは印字欠けを確実に防止することが可能となる。
次に本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態のプリンタの主要部の外観斜視図である。
プリンタ100は、破線で示すケース101を有しており、このケース101内にはプラテン2、ドットインパクトヘッドを構成する印字ヘッド3、リボンカートリッジ4および多色インクリボン切替装置40が収納されている。
また、リボンカートリッジ4内には、始端と終端が接続された無端状(エンドレス状)の多色インクリボン5が収納されており、その一部が不図示の印字リボン巻取り機構により引き出されて、印字ヘッド3に対向する位置にリボンガイド3Aを介して導かれている。さらにリボンカートリッジ4は、印字ヘッド3の走査に伴って摺動する摺動リボンガイド4Aを備えている。
図1に示すようにリボンカートリッジ4の一端には、二つの突起7A、7Bが水平方向手前側に突設され、他端には円筒状突起7Cが水平方向奥側に突設されている。
図2は、多色インクリボン切替装置の正面図である。
図3は、多色インクリボン切替装置の側面図である。
多色インクリボン切替装置40は、カートリッジホルダ8を備えており、このカートリッジホルダ8は、それぞれ横方向に開口した2つの切欠部9A、9Bを上面に有している。
そして、リボンカートリッジ4の二つの突起7A、7Bは、リボンカートリッジ4の装着状態において、切欠部9A、9Bにそれぞれ支持される。他方、円筒状突起7Cは、サイドフレームに設けた軸支部102に支持されている。
リボンカートリッジ4に収納された多色インクリボン5は、リボンカートリッジ4の右腕部4B引き出された後、印字ヘッド3(リボンガイド3A)とプラテン2の間に導かれ左腕部4Cからリボンカートリッジ4の内部に巻戻される。二つの突起7A、7Bを支持するカートリッジホルダ8を含む多色インクリボン切替装置40は、右側のサイドフレームに着脱可能に固定されリボンカートリッジ4の右側を支持している。
なお、多色インクリボン切替装置40は、切替制御信号および切替用駆動電源が供給される信号線40Aおよびこの信号線40Aの先端に設けられた図示しないプラグが設けられており、このプラグがプリンタ100の図示しないコネクタに差し込まれることとなっている。
ここで、多色インクリボン切替装置40について詳細に説明する。
図4は、多色インクリボン切替装置40から取り外した、カートリッジホルダ8と、調整レバー14と、を正面側から示す図である。
図5は、多色インクリボン切替装置40からカートリッジホルダ8と、調整レバー14と、を取り外した後の多色インクリボン切替装置本体を示す図である。
図6は、多色インクリボン切替装置40から取り外した、カートリッジホルダ8と、調整レバー14と、を背面側から示す図である。
多色インクリボン切替装置40には、当該多色インクリボン切替装置40をプリンタ100の本体に固定するとともに、カートリッジホルダ8の回動中心となるべく支持板11に設けられた係合回動支軸12Aが設けられている。カートリッジホルダ8には、孔10が設けられており、この孔10内に当該カートリッジホルダ8が回動かつ摺動可能に係合回動支軸12Aが挿入される。これによりカートリッジホルダ8は、印字ヘッド3の走行方向と直行する方向へ揺動可能となっている。
また、支持板11には、係合回動支軸12Aに加えて、当該多色インクリボン切替装置40をプリンタ100の本体に固定するための係合支軸12B、12Cが設けられている。
さらにカートリッジホルダ8のリボンカートリッジ4と同じ側の面には、下端部を枢軸13によって、揺動可能に支持した調整レバー14が設けられている。この調整レバー14の上部にはカートリッジホルダ8に設けた図示しない連続したV字溝と係合する断面が逆V字の突起が設けられている。
さらにまた、調整レバー14にはその上端部に指針部18が設けられており、この指針部18に対応させてカートリッジホルダ8の上面には、多色インクリボン5の印字ヘッド3先端部における幅方向の微小位置調整指標である調整目盛り19が形成されている。
さらにまた、調整レバー14の枢軸13によって支持された部分と二股状となっている部分には、カム軸20が圧入固定されている。
図5に示すように、溝カム22は支持板11に設けた支持軸21に回転自在に支持された歯車23と一体に設けられていて、その歯車23にはピニオン24が噛合している。溝カム22には、カム軸20が摺動可能に嵌め込まれている。そして、ピニオン24は支持板11に固定されたパルスモータ27の出力軸に取り付けられている。
また、図3に示すように、カートリッジホルダ8の切欠部9の近傍には、リボンカートリッジ4の装着を検出するマイクロスイッチよりなるカートリッジセンサ17が設けられている。
次に実施形態のリボン位置調整動作について説明する。
製品組立のばらつきあるいは部品精度のばらつき等によって、そのままでは、印字位置の正確な印字が行えない場合が生じえる。具体的には、所望の色とは異なる他の色が印刷されていたり(他色印字)、その結果として混色されたり(混色印字)、印字されるべきところで印字が欠けていたり(印字欠け)するのである。
このような場合には、多色インクリボン5の印字ヘッド3に対する相対的な位置を微調整する必要がある。
図7は、操作パネル103(指示部)の正面図である。
操作パネル103は、点灯、点滅あるいは消灯の組み合わせで各種表示を行う4個のLED(LED1〜LED4)と、用紙カット位置まで紙を搬送させるべく指示するための用紙カット位置スイッチSW1と、改行/改ページを指示するための改行/改ページスイッチSW2と、給紙/排紙を指示するための給紙/排紙スイッチSW3と、ポーズ動作をさせるべく指示するためのポーズスイッチSW4と、を備えている。
この場合には、まず、印字位置調整パターンを出力しなければならない。
このため、プリンタ100の動作モードを通常の印字モードからカラー印字位置調整モード(印字調整モード)に移行させる必要がある。
具体的には、図1に示したケース101の上面側に設けられた操作パネル103を操作した状態で電源を投入する。より詳細には、給紙/排紙スイッチSW3およびポーズスイッチSW4を同時押しした状態で、電源を投入する。
この結果、プリンタ100の不図示のCPUを含む制御部(印字制御部)が、各スイッチの状態を認識し、動作モードを、カラー印字位置調整モードにする。
以下においては、多色インクリボン5は、その幅方向を上下方向(図1参照)とした場合に最上端に黒インク領域、次に赤インク領域、続いて青インク領域が配置され、最下端に黄インク領域が配置されているものとして説明する。
図8は、解説文印字説明図である。
図9は、印字位置調整パターンの説明図である。
カラー印字調整モードに移行すると、プリンタ100の図示しないCPUは、図示しないROMから解説文印字データを読み出し、調整操作を案内する解説文の印字を行う。
解説文は、図8に示すように、各色(黒、赤、青、黄)毎に印字位置調整パターンの確認結果と、それに対応する調整レバー14の調整方向との対応関係について記載している。
例えば、印字位置調整パターンの黒インク印字領域において、上端が印字欠けした場合には、多色インクリボン5を上側に移動させるべく、調整レバー14の調整方向を上(アップ)方向とすればよい。また、印字位置調整パターンの赤インク印字領域において、下端が他色である青色に印字(あるいは、赤と青との混色印字)された場合には、多色インクリボン5を下側に移動させるべく、調整レバー14の調整方向を下(ダウン)方向とすればよい。
解説文の印字が終了すると、図9に示すような各色毎に印字位置調整パターンを構成する各色毎の格子パターンの印刷を順次行う。
図10は、格子パターンの拡大説明図である。
格子パターンは、例えば、24ピンのドットインパクト形式の印字ヘッド3を用いる場合には、少なくとも印字可能領域の両端に相当する上端の1ピンおよび下端の24ピンに対応する印字を行う必要がある。この結果、第1上辺L11および第1下辺L12が印字されることとなる。
図9および図10においては、側辺LSも印字しているが、これは多色インクリボン5の位置が斜めになることによる取付不良を見るためのものである。
そして1行分の印字が終了すると、副搬送方向に1ピンから24ピンまでに相当する長さの用紙を搬送し、再び印字可能領域の両端に相当する1ピンおよび24ピンに対応する印字を行い、用紙を搬送する。この結果、第2上辺L21および第2下辺L22が印字されることとなる。
このように2行の格子パターンを印字しているのは、用紙送りを行うことにより、紙送りの影響を検出するためである。これにより、紙送り誤差を含めた微調整を可能とする。また、ずれ量があってもインクリボンの少なくとも1つの色領域は、上下方向の全ての幅方向に亘り印字されるため、リボンカートリッジのずれ量がわかり易くなり、微調整する作業を容易にする。
そして色の格子パターンが印字終了すると、プリンタ100の図示しないCPUは、給紙/排紙スイッチの押し下げ待ち状態となる。
この状態において、ユーザは、図8に示した解説文に基づいてずれ量を調整すべく調整レバー14の操作を行うこととなる。
図11は、調整状態の説明図である。
具体的には、多色インクリボン5が印字ヘッド3の先端部(1ピン側)に対して上方へわずかにずれていて、多色インクリボン5を下方へ微小移動させる場合は、指針部18と調整目盛り19(図6参照)の相対位置をめやすにしながら調整レバー14を図11において時計方向へ移動させ、調整レバー14に設けてある不図示の突起が係合するカートリッジホルダ8の連続した不図示のV字溝を変更することにより、カートリッジホルダ8に固定支持されたリボンカートリッジ4の位置を実線で示す位置に移動させることで調整作業が完了する。
その際、調整レバー14はカートリッジホルダ8の枢軸13を中心として相対的に変位することとなる。
この状態において、給紙/排紙スイッチの押し下げを行うと、プリンタ100の図示しないCPUは、再び図9に示すような各色毎に印字位置調整パターンを構成する各色毎の格子パターンの印刷を順次行う。
そして、再び、プリンタ100の図示しないCPUは、給紙/排紙スイッチの押し下げ待ちとなる。
以下、同様の調整作業を繰り返して行うことにより、多色インクリボン5の各色領域を印字ヘッド3に対する最適な位置(相対位置)へと移動させることが可能となる。この結果、正常印字をすることができる。
そして、調整終了後は、電源を遮断して処理を終了する。
次に通常時に多色印字を行う場合(通常の印字モード)の動作について簡単に説明する。
多色インクリボン5で多色印字する場合は、印字する色に応じてリボンカートリッジ4の傾きを変化させ、印字ヘッド3の先端部における多色インクリボン5の幅方向の対向位置を変えればよい。
すなわち、パルスモータ27を一定回転角度駆動させて、その回転力をピニオン24から歯車23に伝達させると、これと一体の溝カム22の回転角度に応じたリフト量だけカム軸20が変位する。これにより、カム軸20を有する調整レバー14と固定されているカートリッジホルダ8に係合支持されたリボンカートリッジ4が印字ヘッド3の走行方向と直行する方向に揺動する。
この結果、印字ヘッド3に対向する多色インクリボン5の色領域が変化するため、パルスモータ27の回転角度を適宜選択することにより、プラテン2に供給された用紙に所望の色を用いて印字することができる。
この場合において、カムとして溝カム22を用いているため、カム軸20はカム面に圧接されず、カムローラをカム面にスプリングの付勢力で圧接している従来技術に比べパルスモータ27を高速で駆動することが可能であり、かつ、長時間放置しておいてもカム面が変形することは無いという利点が得られる。
以上の説明においては、多色インクリボンとして4色(黒、赤、青、黄)の場合について説明したが、2色あるいは5色以上であっても同様に適用が可能である。
実施形態のプリンタの主要部の外観斜視図である。 多色インクリボン切替装置をサイドフレームから取り外し図1におけるA方向から見た図である。 多色インクリボン切替装置の側面図である。 多色インクリボン切替装置から取り外した、カートリッジホルダと、調整レバーと、を正面側から示す図である。 多色インクリボン切替装置40からカートリッジホルダと、調整レバーと、を取り外した後の多色インクリボン切替装置本体を示す図である。 多色インクリボン切替装置から取り外した、カートリッジホルダホルダと、調整レバーと、を背面側から示す図である。 操作パネルの正面図である。 解説文印字説明図である。 印字位置調整パターンの説明図である。 格子パターンの拡大説明図である。 調整状態の説明図である。
符号の説明
100…プリンタ、4…リボンカートリッジ、5…多色インクリボン(印字リボン)、8…カートリッジホルダ、14…調整レバー、40…多色インクリボン切替装置。

Claims (5)

  1. 印字ヘッドと、印字リボン巻取り機構と、
    複数の色領域が前記印字リボン巻取り機構による巻き取り方向に並列に配置された印字リボンを収納したリボンカートリッジが装着され、前記リボンカートリッジを支持するカートリッジホルダと、
    前記印字ヘッドに対し前記複数の色領域に対応させるべく予め設定された複数の切替位置を有し、前記カートリッジホルダを揺動させていずれかの前記切替位置に切り替えるリボン切替装置と、
    前記リボン切替装置により前記カートリッジホルダを揺動させて順次いずれかの前記切替位置に切り替えるとともに、前記印字リボンの全ての色について、前記印字ヘッドの印字可能領域のうち、少なくとも上端あるいは下端のいずれかの印字を含む調整用印字パターンの印字を行わせる印字制御部と、前記切替位置を微調整するための位置微調整部と、
    を備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 請求項1記載のプリンタにおいて、
    前記印字制御部は、前記調整用印字パターンの印字を行った後、前記印字可能領域の前記上端から前記下端の長さに相当する分だけ紙送りを行い、さらに前記印字を行い、少なくとも前記紙送りを介して前記調整用印字パターンの印字を2回行うことを特徴とするプリンタ。
  3. 請求項1または請求項2記載のプリンタにおいて、
    前記調整用印字パターンは、格子状パターンとされていることを特徴とするプリンタ。
  4. 印字ヘッドと、印字リボン巻取り機構と、複数の色領域が前記印字リボン巻取り機構による巻き取り方向に並列に配置された印字リボンを収納したリボンカートリッジが装着され、前記リボンカートリッジを支持するカートリッジホルダと、前記印字ヘッドに対し前記複数の色領域に対応させるべく予め設定された複数の切替位置を有し、前記カートリッジホルダを揺動させていずれかの前記切替位置に切り替えるリボン切替装置と、前記切替位置を微調整するための位置微調整部と、印字調整モードへ移行するための指示部と、を備えたプリンタの制御方法において、
    ユーザにより、前記指示部に対し前記印字調整モードへの移行が指示されたか否かを判別する指示判別過程と、
    前記印字調整モードへの移行が指示された場合に、前記リボン切替装置により前記カートリッジホルダを揺動させて順次いずれかの前記切替位置に切り替えるとともに、前記印字リボンの全ての色について、前記印字ヘッドの印字可能領域のうち、少なくとも上端あるいは下端のいずれかの印字を含む調整用印字パターンの印字を行わせる印字制御過程と、
    を備えたことを特徴とするプリンタの制御方法。
  5. 印字ヘッドと、印字リボン巻取り機構と、複数の色領域が前記印字リボン巻取り機構による巻き取り方向に並列に配置された印字リボンを収納したリボンカートリッジが装着され、前記リボンカートリッジを支持するカートリッジホルダと、前記印字ヘッドに対し前記複数の色領域に対応させるべく予め設定された複数の切替位置を有し、前記カートリッジホルダを揺動させていずれかの前記切替位置に切り替えるリボン切替装置と、前記切替位置を微調整するための位置微調整部と、印字調整モードへ移行するための指示部と、を備えたプリンタをコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    ユーザにより、前記指示部に対し前記印字調整モードへの移行が指示されたか否かを判別させ、
    前記印字調整モードへの移行が指示された場合に、前記リボン切替装置により前記カートリッジホルダを揺動させて順次いずれかの前記切替位置に切り替えるとともに、前記印字リボンの全ての色について、前記印字ヘッドの印字可能領域のうち、少なくとも上端あるいは下端のいずれかの印字を含む調整用印字パターンの印字を行わせる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
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