JP4892692B2 - 眼球回旋点の測定方法および装置 - Google Patents

眼球回旋点の測定方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、眼球回旋点の測定方法および装置に関する。本発明は、特に限定するものではないが、好ましくは眼科分野へ応用することを意図している。
人が物を視るときのことを考えると、真っ直ぐ前方を視たときや空間の異なる点を注視したときに視野全体を表現することが望ましい。
その為には、人が異なる点を視るときの人の目の動きを考慮する必要がある。人の目の動きは、一般に眼球回旋点(Centre de Rotation de l’Oeil;CRO)として知られている特定の点を中心に回転している。
目とレンズシステムの光学特性は、CROの位置と眼鏡の位置関係により変わり、通常CROは主要な注視方向にあると考えられている。通常、簡単な写真を用いて、レンズの裏面と主要な注視方向にある角膜の前面との間の距離を測定することができる。CROは、角膜の前面から後ろ15mmの位置である。
より一般的には、CROの位置は、眼球レンズの裏面または表面の点、あるいは眼鏡レンズが所定位置にある人の顔の特定点からの距離で測定される。
CROを決めるに使用される値は、理論値、任意値、標準値である。
実際的には、人により目の位置や大きさが異なり、このため理論値によるCROの位置は概略の値となる。より一般的には、目の動きやCROの位置は、注視方向により決められるものである。
本発明は、個人それぞれに測定してCROの位置を決めることを目的としている。
眼科分野では、個人それぞれのCRO位置を決めることでよりよい視力レンズを実現することを可能にすることができる。
一般の応用分野では、本発明はCROの位置を正確に決めることを可能にしており、特に、視覚化シュミレーションでは、3D立体映像を描写するのにカメラがCRO上に正確に位置することが必要である。
理論的には、人の眼球回転の中心は、人に引いた指標線との関連で決められることは知られている。これは、この人がターゲットを視て少なくとも平行でない二つの方向に視軸を決め、この視軸が交わる最適点を眼球回転中心としている。
しかしながら、この方法は次のような技術的な問題がある。
正確に決めようとすれば、顎を台に載せる特別の装置を用いて人の頭を動かないようにする必要がある。しかし、目を動かすとき、これが僅かな角度であっても、人は反射的に頭を動かすので、これは必然的に近似の値になってしまう。
ターゲットを視て少なくとも二つの行でない方向に視軸を決め、それら視軸の最適交点を眼球回旋点として定義し、前記ターゲットと人の頭の少なくとも二つの相対位置を決めることで、人に引いた指標線との関連で眼球回旋点を測定する装置は、米国特許公報No.6,580,448に記載されている。しかしながら、この文献に提案された装置は、特に構造および操作において複雑である。
本発明は、構造が非常に簡単で、かつ操作が極めて容易に人の眼球回旋点を決定する特別の装置を提供するものである。
この発明は、この問題点を解決すべくなされたものであり、ターゲット(2)を視て少なくとも二つの行でない方向に視軸を決め、それら視軸の最適交点を眼球回旋点として定義し、前記ターゲットと人の頭の少なくとも二つの相対位置を決めることで、人または人の眼鏡に引いた指標線との関連で眼球回旋点(CRO)を測定する装置であって、光源をターゲットとして円筒形支持部材(3)の一端部(3A)に置かれ、他端部(3B)には人の目が正面向きに置かれ、前記支持部材(3)に第1位置センサー(4)を、人の頭部に第2位置センサー(7)置かれる。
この発明によれば、人は自然体であるいは動いていてもよい。
第1の実施態様では、ターゲットは一方向の点光源であり、好ましくはレーザーであって、人がターゲットを視たとき、人の注視方向の線上に置かれる。
第2の実施態様では、ターゲットはどのような光源でもよいが、好ましくはダイオードまたはテストパターンである。また、支持部材には、碁盤目を付けた透明薄板または貫通孔のあるスクリーンなど光が通る第2のターゲットが人の目に向けて置かれ、一直線上にある2つのターゲットを視るとき、支持部材が注視方向と直線になるようにしてある。
第3の実施態様では、支持部材は小径のチューブであり、人がターゲットを視るとき注視方向と直線になるようにしてある。
これら3つの実施態様を組み合わせて、直線上にある精度を高め、および/または装置の位置合わせを簡単にするのが好ましい。
ターゲットが光源であるとき、好ましくは、さらに碁盤目を付けた透明薄板または貫通孔のあるスクリーンなど光が通る別の透明ターゲットを、第1のターゲットと支持部材の中間との間に置いて、装置の位置合せを容易にする。
本発明の装置は、また、人の頭に固定して人の目の前に置かれ、視軸方向と一致する透明の点域のあるスクリーンを備えている。
スクリーンは、眼鏡フレーム又はヘルメット上に固定される。
好ましくは、透明の点域は単純な孔であり、その径は人の目の瞳孔の通常の直径より小さく、好ましくは0.5mm〜2mmである。
本発明はまた、上述した装置を用いて、ターゲットと被検者の頭との少なくとも2つの相対的な位置で人の眼球回旋点を決定する方法を提供する。
第1の実施態様において、視軸の最適交点が、視軸のそれぞれに垂直な表面上に最善の焦点を定めることにより決定され、最善の焦点が眼球回旋点として定義される。
第2の実施態様において、視軸の最適交点が、2つの視軸から等距離かつ最小距離にある点を各対の視軸に対して定め、次いで点の重心を定めることにより決定され、その重心が眼球回旋点とされる。
第3実施態様において、視軸の最適交点が、2つの視軸から等距離かつ最小距離にある点を各対の視軸に対して定め、次いでその点を包含する最小半径の球を定めることにより決定され、その球の中心が眼球回旋点とされる。
この方法は最適化されて、1mm未満の誤差内でCROを決定することができる。
好ましくは、複数の視軸方向が、正面を注視した視軸に対し略対称である。
本発明は、また、上述の装置を用いて、前記ターゲットと測定される人の頭部との少なくとも2つの相対的な位置において人の眼球回旋点を決定する方法を提供する。
図を参照してこの発明を詳細に説明する。
図1は、第1の実施態様となる本発明の装置の概観図である。図2は、第2の実施態様となる本発明の装置の概観図である。図3は、人に装着した本発明の装置の概観図である。
図1に示すように、本発明の装置1は、ターゲットを有しており、好ましくは、円筒パイプまたはチューブの形をした支持部材3の一端部3Aに光源2が置かれ、他端部3Bには人の目が合わせられる。
2枚の碁盤目を付けた透明薄板5A、5Bが、好ましくは一方の透明板5Aを光源2の近くに、他方の透明板5Bをチューブの開放された端部3Bに置かれる。これらの板は、それぞれの中心部に貫通孔をあけたスクリーンであってもよい。
光源2が、例えばレーザーのように一方向点光源であるときには、チューブの開放端部3Bに置かれる透明板5Bはなくともよい。光源2近くの透明板5Aは、どんな場合でもなくともよい。
図1の装置は、図2にその変形を示すように、中心部に孔をあけたスクリーン6を眼鏡のフレームまたはヘルメット上に固定して人の目の前に置くと都合よく出来上がる。
支持部材3の長さ方向の位置は、人の視力に合わせて調節する。
支持部材3は、第1位置センサー4を有していて、位置合わせすると、例えば点Aおよび点Bを検出することで支持部材3上の該センサーの位置との関係から光線Fの方向を知ることができる。
細い光線Fにより、視軸に相当する方向を決めることができる。
図3に図解されているように、この装置は、第2位置センサー7を有して、これは向きを変えることの多い人の頭の上に装着される。第2位置センサー7は、頭にヘッドバンドで固定されていて常時頭の位置を知ることができる。これらセンサーは、例として、ポルヘムス(Polhemus)社から市販されている「ファストトラック(FastTrak)」が使用できる。
支持部材3、光線F、および人の頭は位置合わせする必要がある。
この位置合わせは、次のように行うことができる。
支持部材を位置合わせすることにより、第1位置センサー4の指標線から、光線Fの方向の指標軸への動きを計算することができる。
一つの方法は、以下の通りである。
光線Fは、ターゲットが光源であるとき、ターゲット2から放射される光線により、又はターゲット2と碁盤目を付けた透明薄板5B及びオプションの透明板5Aとにより具現化される。可動ポイントマーカーが、光線Fの一端は具現化するターゲット2の位置を示すのに用いられる。光線Fの他端は、支持部材の他端を横切る光線又は透明板5Bにより具現化されるように、同じ方法で決定される。好ましくは、特にターゲット2が一層識別し難い位置にある光源である時に、ターゲット2の位置に加え、またはその代わりに透明板5Aの位置を決定することができる。電子システムは、1つの特定の基準枠として表される2つの点の座標を与える。電子システムは、同時に支持部材に固着された第1の位置センサー4に対する基準枠の軸を与える。第1の位置センサー4と常時測定される可動ポイントマーカーとの位置が異なるので、支持部材3は測定の間固定される必要がない。
簡単な計算により、第1の位置センサ4の指標線からビームFの方向に変換することができる。
頭の位置合せにより、その変換を計算し、頭上の第2の位置センサー7に関連した指標線から特定の既知の頭部指標線へ変えることができる。
一つの方法は、以下の通りである。
特定の点を指摘するに、可動ポイントマーカーが使用される。電気システムが、特殊な指標線に表現されてこの点に相当する点を指示する。同時に、このシステムは、頭に固定された第2位置センサーと関連した軸を与える。これは、第2位置センサー7と常時測定されている可動ポイントマーカーとの間の位置の違いをみるのであるから、測定中頭は静止している必要はない。
この位置合わせに使用される可動ポイントマーカーは、ポルヘムス(Polhemus)社から市販されている「ファストトラック(FastTrak)」が使用できる。
特定の点と必要な軸は、次のようにするのがよい;
鼻の付け根:指標線の出発点
右の瞳孔の中心から左の瞳孔の中心を結ぶ軸:第1軸
垂直軸:第2軸、および
第3軸は、直交座標を作るように計算する。
特定の点は、CROの測定値からレンズ−CRO間の距離を差し引くことができるように、眼鏡レンズの裏面中心であるのがよい。
ある人についてこの点と軸が決められると、簡単な計算で第2位置センサーに引いた線から頭に引いた線への変化を把握できる。
位置合わせが終わると、装置は次のようにして操作する。
人が眼鏡を外し、支持部材3を掴む。目の前に支持部材を置き、直線上にあるターゲット2、薄板上に形成された追加のターゲットまたはスクリーン5Aおよび5Bが見える所まで目を移す。この時点で、視軸は光軸Fの方向と一致する。このとき、第1位置センサー4、第2位置センサー7および関連するソフトウエアは、視軸の方向と頭の位置を記録する。ソフトウエアにより頭に引かれた標準線に、視軸の方向を計算する。
いずれかの方向にチューブを回転させることが求められ、次いで人は、ターゲットと一直線になる、または光源を視ようと目、頭を動かす。
新しい視軸の方向と頭の位置が記録される。
精度を上げるため、この操作を少なくとも二回行い、二つの視軸を決める。
CROが位置する精度は、測定する空間の方向の数、さらに種々の方向間の角度の差に拠る。
例として、人が煩わしくなく行えるためには、方向を20°離して全方向行い、約10のデータを取ることができる。
例えば、次の9つの方向を用いることができる。
1/正面注視
2/上(約20°)
3/上(約40°)
4/下(約−20°)
5/下(約−40°)
6/右(約20°)
7/右(約40°)
8/左(約−20°)および
9/左(約−40°)
また、次の別の9つの方向も用いることができる。
1/正面注視
2/上(約40°)
3/下(約−40°)
4/右(約40°)
5/左(約−40°)
6/上(約40°)と右(約40°)
7/上(約40°)と左(約−40°)
8/下(約−40°)と右(約40°)および
9/下(約−40°)と左(約−40°)
視軸を正面注視に対して略対称にするのがよい。
視軸と頭の位置が決まると、位置合わせは終わる。
得た全ての方向について、ソフトウエアは、頭に引かれた標準線の内に視軸の方向を計算する。
計算結果を用いて、ソフトウエアは、全方向からベストのCROを計算する。
第1の実施態様によれば、最適交点は、それぞれの視軸に対して垂直な面での最良の焦点として、その最良の焦点が眼球回旋点とされる。
第2の実施態様によれば、最適交点は、それぞれの対になった視軸に等距離にあり、その軸からの最短距離にある点であり、その点の重心が眼球回旋点とされる。
第3の実施態様によれば、最適交点は、それぞれの対になった視軸に対して、二つの軸に等距離にあり、その軸からの最短距離にある点であり、その点を含む最小径の球の中心が眼球回旋点とされる。
本発明の装置は、種々の方法で、眼球回旋点を決めるに必要な線を得るのに使用され、上記の使用方法はその例である。
第1の実施態様では、人は自由な姿勢であり、片手にチューブを持つだけである。
この第1の実施態様は、人は頭と目が自由に動かせ、自然な姿勢でいられることにある。しかしながら、施行者は、人の注視方向を正しく変えるようにしなければならない。この方法は、被検者の頭と目の動きの習慣を重んじている。
第2の実施態様では、人がある方向を視るようにするために、ある場所に貫通孔のあるスクリーン6を人の目の前に置く。この場合、この発明の装置では、人の目の前にスクリーンを置き、その方向に透明な点領域を設ける。
第2の実施態様の有利なことは、注視の方向が空間によく配分されることであり、これにより操作をよく制御し、最高の精度を得るべく注視の方向を計算できることである。さらに対象の瞳孔の大きさは関係ないが、瞳孔の大きさにより注視の方向の位置の精度を上げることができ、これは、所望の大きさ、例えば、径を0.5から2mmの孔を用いることにより達成できる。
第3の実施態様では、チューブは測定ベンチに固定して精度高く直線上に置くことができる。この場合にも貫通したスクリーンを置くことができる。
第3の実施態様の有利なことは、チューブの操作に伴う僅かな振動を抑えてより正確、かつ安定な直線状態を作ることができることにある。
ある目に対して、複数の視軸対に対応する複数のCROの位置を決めることができる。CROの位置は、視軸対の関数である。
例えば、真直ぐ前を注視したのを参照の軸として、真直ぐ前を注視した軸の周囲に複数の対称の視軸を決める。それぞれの視軸対(真直ぐ前の注視と、一方は視軸)に対して、CROの位置が決められる。
CROの位置を決めると、眼科分野に応用できる。
第1の実施態様となる本発明の装置の概観図である。 第2の実施態様となる本発明の装置の概観図である。 人に装着した本発明の装置の概観図である。

Claims (9)

  1. ターゲット(2)を視て少なくとも二つの行でない方向に視軸を決め、それら視軸の最適交点を眼球回旋点として定義し、前記ターゲットと人の頭の少なくとも二つの相対位置を決めることで、人または人の眼鏡に引いた指標線との関連で眼球回旋点(CRO)を測定する装置であって、
    光源をターゲットとして円筒形支持部材(3)の一端部(3A)に置かれ、他端部(3B)には人の目が正面向きに置かれ、前記支持部材(3)に第1位置センサー(4)を、人の頭部に第2位置センサー(7)置かれてなることを特徴とする眼球回旋点の測定装置。
  2. さらに人の目の正面に透明な第2ターゲットが置かれることを特徴とする請求項1に記載の眼球回旋点の測定装置。
  3. 前記支持部材が、小径のチューブであることを特徴とする請求項1または2に記載の眼球回旋点の測定装置。
  4. さらに別の透明ターゲットが、前記光源と前記支持部材の中央との間に置かれることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項に記載の眼球回旋点の測定装置。
  5. さらに前記視軸方向に透明な点域をもつスクリーンが、人の頭に固定して目の前に置かれることを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項に記載の眼球回旋点の測定装置。
  6. 少なくとも前記ターゲットと人の頭との2つの相対位置を測定する請求項1ないし5いずれか1項記載の装置を用い、前記視軸の最適交点が、前記視軸のそれぞれに垂直な表面上に最善の焦点を定めることにより決定されて、前記最善の焦点を眼球回旋点とすることを特徴とする眼球回旋点の測定方法。
  7. 少なくとも前記ターゲットと人の頭との2つの相対位置を測定する請求項1ないし5いずれか1項記載の装置を用い、前記視軸の最適交点が、前記2つの視軸から等距離かつ最小距離にある点を各対の視軸に対して定め、次いで前記点の重心を定めることにより決定されて、前記重心を眼球回旋点とすることを特徴とする眼球回旋点の測定方法。
  8. 少なくとも前記ターゲットと人の頭との2つの相対位置を測定する請求項1ないし5いずれか1項記載の装置を用い、前記視軸の最適交点が、前記2つの視軸から等距離かつ最小距離にある点を各対の視軸に対して定め、次いで前記点を包含する最小半径の球を定めることにより決定されて、前記球の中心を眼球回旋点とすることを特徴とする眼球回旋点の測定方法。
  9. 前記複数の視軸方向が、正面注視した視軸に対し略対称であることを特徴とする請求項6ないし8いずれか1項に記載の眼球回旋点の測定方法。
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