JP4890888B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は画像形成装置に関し、特に、記録媒体上への両面画像形成機能及び縁無し印字機能を有するプリンタや複写機やファクシミリなどの電子写真方式を用いた画像形成装置に関するものである。
従来、インクジェット方式や電子写真方式の画像形成装置では、記録媒体(以下、記録用紙とする)の周縁部に余白マージンをとって画像を記録していた。しかしながら、画像形成装置のカラー化に伴い、銀塩写真のプリントと同様に記録用紙の全域に余白なく画像を記録できる、いわゆる縁無し印字への要求が高まっている。インクジェット方式の画像形成装置においては、縁無し印字可能な商品が既に市場に投入されており、電子写真方式の画像形成装置においても特許文献1のような提案がなされている。
例えば中間転写体方式を採用した電子写真方式のカラー画像形成装置の場合、中間転写体上に形成されたトナー画像が転写装置によって記録用紙へと転写される。図8(a)は中間転写体上に形成されるトナー画像Tのサイズを表しており、縦はIv、横はIhである。また、図8(b)は記録用紙Pのサイズを表しており、縦はPv、横はPhである。余白を有する縁有りの一般的な印字を行う場合、トナー画像Tのサイズと記録用紙Pのサイズの関係はIv<Pv、Ih<Phであり、図8(c)に示すように、記録用紙P上に縁(余白)があるトナー画像Tが最終的に出力される。一方、縁無し印字を行う場合には図9に示すように中間転写体上に記録用紙Pと同一サイズのトナー画像Tを形成すれば良い。つまり、トナー画像Tのサイズと記録用紙Pのサイズの関係がIv=Pv、Ih=Phとなるようにトナー画像Tのサイズを設定する。すると、記録用紙P上に縁(余白)がないトナー画像Tが最終的に出力される。
ところが、トナー画像Tのサイズと記録用紙Pのサイズが同一である場合、記録用紙Pの給紙タイミングが若干でも早いと記録用紙Pの上端部に余白が生じ、若干でも遅いと下端部に余白が生じてしまう。また、記録用紙Pが若干でも左右にずれて給紙されると、左端部または右端部に余白が生じてしまう。図10(a)は記録用紙Pの給紙タイミングが遅れ、かつ右にずれて給紙された場合を示しており、図10(b)に示すように記録用紙P上には余白が生じて所望の縁無し画像が得られていない。記録用紙P上に余白なくトナー画像Tを転写させるには、完璧な給紙精度が要求されるが、記録用紙Pの材質や吸湿状態、雰囲気の環境等の変化に対応して、完璧に給紙することは困難である。そこで、縁無し印字を行う場合には記録用紙Pよりも若干大きなトナー画像Tを中間転写体上に形成し、記録用紙Pが前後左右に少々ずれて給紙されても、記録用紙P上のトナー画像Tが縁無し画像となるようにしている。
すなわち、トナー画像Tのサイズと記録用紙Pのサイズの関係がIv>Pv、Ih>Phとなるようにトナー画像Tのサイズを設定する。図11(a)はIv>Pv、Ih>Phとした場合のトナー画像Tのサイズと記録用紙Pのサイズの関係を示している。図11(b)に示すように記録用紙Pが前後左右に少々ずれて給紙されても、トナー画像Tのサイズ内で収まるので、記録用紙Pに余白が生じることはない。
特開2004−005559号公報
しかしながら、記録用紙搬送において、記録用紙の先端に関してはレジセンサを記録用紙が通過したタイミングにより、中間転写体上に形成されたトナー画像を精度良く記録用紙へと転写することが可能である。一方、記録用紙の後端に関しては、記録用紙の種類や含有水分量によって搬送性や斜行量が異なっており、余白が発生してしまう場合がある。
また、記録用紙の横方向に関して、両面印字時において右端もしくは左端に記録用紙を突き当てて、搬送する構成が良く知られている。前記構成の場合、突き当てた右端もしくは左端に関しては、精度良く中間転写体上に形成されたトナー画像を転写することが可能である。一方、突き当てていない方の端部に関しては、記録用紙の種類や含有水分量によって搬送性や記録用紙の伸縮率が異なっており、余白が発生してしまう場合がある。
また、前記記載したように、トナー画像Tのサイズが記録用紙Pのサイズより大きいため、記録用紙Pには転写されない残トナーが発生する。図12は記録用紙Pに転写されずに中間転写体上に残るトナーを表している。この残トナーは無駄に消費されるトナーであり、残トナー増大により残トナーを収容する容器容量の問題も生じる。よって、残トナーをできる限り少なくする手段を講じねばならない。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、縁無し印字を実施する際、記録用紙上に転写されず無駄に消費されるトナー量を少なく抑える画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は以下の構成を備える。
(1)画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって像担持体に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、を有し、前記像担持体に記録媒体よりも大きなサイズの画像を形成し、前記転写手段により記録媒体に余白を設けることなく画像を転写することが可能な画像形成装置において、記録媒体に余白を設けることなく画像を転写する場合に、前記画像形成手段によって前記像担持体に形成される画像における、記録媒体の搬送方向に対応する画像のサイズを、記録媒体の光沢度に基づいて設定する設定手段を有し、前記設定手段は、記録媒体が普通紙よりも光沢度の高い紙の場合に、記録媒体の搬送方向に対応する画像のサイズを前記普通紙の場合における画像のサイズより大きいサイズに設定することを特徴とする画像形成装置。
(2)画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって像担持体に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、を有し、前記像担持体に記録媒体よりも大きなサイズの画像を形成し、前記転写手段により記録媒体に余白を設けることなく画像を転写することが可能な画像形成装置において、記録媒体に余白を設けることなく画像を転写する場合に、前記画像形成手段によって前記像担持体に形成される画像における、記録媒体の搬送方向に対応する画像のサイズを、記録媒体の厚みに基づいて設定する設定手段を有し、前記設定手段は、記録媒体が普通紙よりも厚い厚紙の場合に、記録媒体の搬送方向に対応する画像のサイズを前記普通紙の場合における画像のサイズより大きいサイズに設定することを特徴とする画像形成装置。
)画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって像担持体に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、を有し、前記像担持体に記録媒体よりも大きなサイズの画像を形成し、前記転写手段により記録媒体の両面に余白を設けることなく画像を転写することが可能な画像形成装置において、第一面に画像が形成された記録媒体の第二面に画像を転写する場合に、前記画像形成手段によって前記像担持体に形成される前記第二面に対応した画像における、記録媒体の搬送方向と直交する方向に対応する画像のサイズを、記録媒体の厚みに基づいて設定する設定手段を有し、前記設定手段は、記録媒体が普通紙よりも厚い厚紙の場合に、記録媒体の搬送方向に直交する方向に対応する画像のサイズを前記普通紙の場合における画像のサイズより大きいサイズに設定することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、同一の記録用紙の全域に対して画像形成を実施し、記録用紙に転写されない余剰画像を形成する際に、記録用紙先端、記録用紙後端に対して最適な分だけ記録用紙よりも多く中間転写体上にトナー画像を形成でき、結果記録用紙上に転写されず無駄に消費されるトナー量を少なく抑えることができる。
また、記録用紙右端、記録用紙左端に対して最適な分だけ記録用紙よりも多く中間転写体上にトナー画像を形成でき、結果記録用紙上に転写されず無駄に消費されるトナー量を少なく抑えることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1に示すフルカラーの電子写真画像形成装置の概略断面図を用いて、本実施例の画像形成装置の構成を説明する。ここでは、像担持体として、第一色目:イエロー、第二色目:マゼンタ、第三色目:シアン、第四色目:ブラックの、それぞれの色トナーに対応した複数の感光体ドラム11a、11b、11c、11dを有する。また、転写部材として、各感光体ドラム11a、11b、11c、11dにそれぞれの一次転写部で接触している中間転写ベルト1とを有する。
各感光体ドラムは中間転写ベルト1の移動方向に沿って、最上流に位置する第一色目(イエロー)の感光体ドラム11a、感光体ドラム11aの下流側の最近傍に位置する第二色目(マゼンタ)の感光体ドラム11bが配置される。また、感光体ドラム11bの下流側の最近傍に位置する第三色目(シアン)の感光体ドラム11c、感光体ドラム11cの下流側の最近傍に位置する第四色目(ブラック)の感光体ドラム11dの順番で配置されている。
本実施例における感光体ドラム11a、11b、11c、11dは、外径30.0mmであり、アルミシリンダ上に感光材料を塗布した層を有している。
中間転写ベルト1には、ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、ナイロン(登録商標)系樹脂、ポリイミド樹脂などの樹脂フィルムを用いることができる。また、これらの樹脂にカーボンや導電粉体を分散させ抵抗調整を行った樹脂フィルム、又はウレタンゴム、NBR等の基層シートのトナー担持体面側に、離型層として樹脂層を形成した複数層構造を有するエラストマシート等も用いることができる。
本実施例で使用されている中間転写ベルト1は、ポリイミドにカーボンを分散して表面抵抗率ρs=1×1012Ωの中抵抗に調整することで、転写工程等にて中間転写ベルト1に付加された電荷を、特別な除電機構を設けずに減衰させることができる。また、この中間転写ベルト1は周長1000mm、厚み100μmの単層無端状ベルトである。
表面抵抗率測定は、JIS−K6911に準拠し、導電性ゴムを電極とすることで電極と中間転写ベルト1表面の良好な接触性を得たうえで、超高抵抗抵抗計(アドバンテスト社製R8340)を用いて測定した。測定条件は、印加電圧=100V、電圧印加時間=30sとした。
中間転写ベルト1は図1に示すように、中間転写ベルト1に内包される駆動ローラ1a、支持ローラ1b、分離ローラ1cの3本のローラに懸架されている。尚、駆動ローラ1a、支持ローラ1b、分離ローラ1cは、電気的に接地されている。
駆動ローラ1a及び分離ローラ1cは、直径24.0mmのアルミ製芯金と層厚2.9mmのヒドリンゴム層とで構成される外径29.8mmのローラであり、ヒドリンゴムを抵抗調整することでローラ抵抗値を1×10Ωとしている。
支持ローラ1bは、直径29.8mmのアルミローラである。
ローラ抵抗値は、測定対象のローラを直径30mmのアルミ製シリンダーに当接させてアルミ製シリンダーに対して従動回転させながら、超高抵抗抵抗計(アドバンテスト社製R8340)を用いて測定した。測定条件は、印加電圧=100V、電圧印加時間=30s、当接力=9.8N、回転周速=117mm/sとした。
中間転写ベルト1は、矢印方向に不図示の駆動装置により、所定のプロセススピード(本実施形態では117.0mm/s)で回転している。また、各感光体ドラム11a、11b、11c、11dは、中間転写ベルト1の移動方向と同じ方向に、中間転写ベルト1の移動速度の99.0%(本実施形態では115.8mm/s)で不図示の駆動装置により回転している。各感光体ドラム11a、11b、11c、11dと中間転写ベルト1の移動速度に速度差ΔVaをつけることで、一次転写効率を改善している。ただし、各感光体ドラム11a、11b、11c、11dと中間転写ベルト1の移動速度の速度差ΔVaが大きいほど、中間転写ベルト1との摺擦に起因して各感光体ドラム11a、11b、11c、11dの磨耗や傷の発生が促進される。そこで、本実施例では、一次転写効率と感光体ドラムの磨耗や傷の程度の両立から、速度差ΔVaをプロセススピードの1.5%(本実施例では1.8mm/s)に設定した。
各感光体ドラム11a、11b、11c、11dは、各接触帯電ローラ12a、12b、12c、12dにより一様に帯電される。そして、露光情報信号により変調された各スキャナー13a、13b、13c、13d(画像形成手段に相当)からのレーザー光で静電潜像を作成される。
ホストコンピュータ100から送られた画像情報信号は、コントローラ200により所望サイズが得られるように処理され、露光情報信号に変換される。また、コントローラ200は、画像形成選択手段として、記録用紙の種類によって異なる画像形成条件を選択する。
レーザー光の強度及び照射スポット径は画像形成装置の解像度及び所望の画像濃度によって適正に設定されている。各感光体ドラム11a、11b、11c、11d上の静電潜像はレーザー光が照射された部分は明部電位VL(約−150V)に保持されることによって形成される。また、レーザー光が照射されてない部分は一次帯電器である各接触帯電ローラ12a、12b、12c、12dで帯電された暗部電位VD(約−650V)に保持されることによって形成される。
静電潜像は各感光体ドラム11a、11b、11c、11dの回転により、各々の現像器14a、14b、14c、14dとの対向部に達する。そして、感光体ドラム表面と同一極性(本実施例ではマイナス極性)に帯電された現像剤(トナー)が供給されて顕像化され、現像剤像(トナー画像)が形成される。
本実施例における現像器14は、二成分現像方式を採用した現像装置である。また、本実施例における現像バイアスは、DC成分=−400V、AC成分=1.5kVpp、周波数=3kHz、波形=矩形波、の直流電圧に交流電圧を重畳したバイアスである。
各感光体ドラム11a、11b、11c、11d上に形成されたトナー画像は、一次転写バイアス(本実施形態では+400Vの定電圧制御)により、中間転写ベルト1上に転写される。一次転写バイアスは、中間転写ベルト1の背面に接している一次転写ローラ15a、15b、15c、15dに一次転写バイアス源16a、16b、16c、16dから印加される。なお、中間転写ベルト1と感光体ドラム11a、11b、11c、11dとの近接または当接部分である各々の一次転写ニップにおいて、この転写が実施される。
中間転写ベルト1が感光体ドラム11dとの一次転写ニップを通過した段階で、中間転写ベルト1上への4色画像の形成は終わり、一次転写工程は完了する。
一方、トナー画像の一次転写を終えた各感光体ドラム11a、11b、11c、11dの表面は、ウレタンゴムブレードからなるドラムクリーニング装置17a、17b、17c、17dにより一次転写残トナー等を除去して清浄化される。そして、次回の画像形成工程に備える。
次に、記録用紙カセット5から給紙手段6により記録用紙Pが1枚取り出され、中間転写ベルト1を挟持した分離ローラ1cと転写手段としての二次転写ローラ2との間の部分である二次転写ニップ部に挿通される。
このとき、二次転写ローラ2にはトナーと逆極性であり、温湿度センサ52によって検知された画像形成装置内の温湿度に従って決定する最適なバイアスが二次転写バイアス源21により印加される。なお、本実施形態では15℃/10%R.H.時に+20μA、23℃/50%R.H.時に+30μA、30℃/80%R.H.時に+35μAの定電流制御となっている。その後、トナー画像は中間転写ベルト1から記録用紙Pへと二次転写される。
本実施形態における二次転写ローラ2は、直径14.0mmのアルミ製芯金と層厚4mmの発泡ヒドリンゴム層とで構成される外径22.0mmのローラであり、ヒドリンゴムを抵抗調整することでローラ抵抗値を1×10Ωとしている。また、二次転写ローラ2の硬度は35°(ASKER−C)である。
二次転写ローラ2を矢印方向に不図示の駆動装置により中間転写ベルト1と略等速で回転することで、中間転写ベルト1上のトナー量によらず記録用紙Pを所定のプロセススピード(本実施形態では117.0mm/s)で安定して搬送する。そして、画像パターンに拠らずに中間転写ベルト1上に形成された画像寸法と等しい記録用紙P上の画像寸法を得ることを実現している。
二次転写ローラ2上に付着したトナーは、ウレタンゴムで作成されたクリーニングブレードを有する二次転写ローラクリーナ22によりクリーニングされ、記録用紙P裏面にトナーが付着することを防止する。
二次転写ニップ部を通過した未定着トナー画像を載せた記録用紙Pは、定着装置3に到達し、加熱・加圧されて永久定着像が得られる。定着装置3から排出された記録用紙Pは、搬送手段7により画像形成装置外の排紙トレイ8に搬送される。
トナー画像を記録用紙Pに転写し終えた中間転写ベルト1の表面は、ウレタンゴムで作成されたクリーニングブレードを有する中間転写体クリーナ4によって二次転写残トナーがクリーニングされる。
また、記録用紙Pの両面に画像形成をする場合は、1回目の画像形成工程を経て定着装置3から排出された記録用紙Pは、搬送手段7により再び給紙手段6に搬送される。そして、2回目の画像形成工程を経て定着装置3から排出された後、搬送手段7により画像形成装置外の排紙トレイ8に搬送される。
ここで、図3を用いて記録用紙種センサ61について説明する。記録用紙種センサ61は、記録用紙Pの表面性を読み取るための光を照射するLED611と、記録用紙Pの透過性を読み取るための光を照射するLED616とを有する。また、LED611による記録用紙Pの表面性を、光照射領域内を映像として読み取り出力するCMOSエリアセンサ612と、LED用レンズ613と、CMOSエリアセンサ用レンズ614とを有する。さらに、LED616による記録用紙Pの透過性を、光照射領域内を映像として読み取り出力するCMOSエリアセンサ618と、LED用レンズ617と、CMOSエリアセンサ用レンズ619とを有する。そして、透過LED光を拡散するための拡散板615を有する。
LED611から照射された光はLED用レンズ613を介して記録用紙Pに対して斜めに照射される。記録用紙Pからの反射光はCMOSエリアセンサ用レンズ614を介し集光されてCMOSエリアセンサ612に結像することにより、記録用紙Pの表面画像を読み取る。LED611から照射された光が記録用紙Pに斜めに照射されることで、記録用紙P表面の凹凸に応じて影ができるため、CMOSエリアセンサ612により読み取った画像の平均光量から記録用紙Pの光沢度を検知することが可能になる。また、CMOSエリアセンサ612により読み取った画像のコントラストの最大値と最小値の差から記録用紙P表面の凹凸の深度を検知することが可能になる。さらに、CMOSエリアセンサ612により読み取った画像を2値化した画像のエッジ数から記録用紙P表面の凹凸の間隔を検知することが可能になる。
また、LED616から照射された光はLED用レンズ617及び拡散板615を介して記録用紙Pに対して垂直に照射される。記録用紙Pからの透過光はCMOSエリアセンサ用レンズ619を介し集光されてCMOSエリアセンサ618に結像することにより、記録用紙Pの透過画像を読み取る。LED616から照射された光が記録用紙Pを通過して、CMOSエリアセンサ618により読み取った画像の平均光量から記録用紙Pの透過度を検出することが可能となる。
図4は、図3における記録用紙種センサ61の簡易型の構成である。光照射領域内を映像として読み取り出力するCMOSエリアセンサ612と、CMOSエリアセンサ用レンズ614を、透過型と併用することが特徴である。すなわち、光照射領域内を映像として読み取り出力するCMOSエリアセンサ618と、CMOSエリアセンサ用レンズ619を、LED611による記録用紙Pの表面性と、LED616による記録用紙Pの透過性を読み取るために用いる。
記録用紙Pの光沢度と透過度と表面凹凸の深度と間隔を検知することで、表1に挙げる分類に従って、普通紙、厚紙、ラフ紙、コート紙、OHT、樹脂フィルムといった多くの記録用紙種の検知が可能である。
Figure 0004890888
次に本発明における縁無し印字について説明する。本発明の特徴は、縁無し印字を実施する場合、記録用紙先端と記録用紙後端で最適な残トナー量となるように、中間転写ベルト1上に形成するトナー画像の記録用紙先端と記録用紙後端で記録用紙に対してはみ出す量を異なるように設定する点にある。
ホストコンピュータ100上の画像ファイルに対して、ユーザーが縁無し印字を選択した場合、コントローラ200は選択されている記録用紙サイズに対して縁無し印字となるように画像をリサイズする。記録用紙Pに余白が生じることがないように、リサイズ後の画像サイズは選択されている記録用紙サイズより若干大きくなるように設定される。図2は中間転写ベルト1上に形成されるリサイズ後のトナー画像Tサイズと記録用紙Pのサイズ(以下、単に記録用紙サイズとする)を表している。記録用紙先端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像Tの記録用紙搬送方向の長さをIv1とする。また、記録用紙後端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像Tの記録用紙搬送方向の長さをIv2とする。また、記録用紙Pの記録用紙搬送方向の長さはPvである。図2に示すような額縁状のトナー画像Tが無駄に消費される二次転写残トナーとなる。
以下に記録用紙先端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像Tの記録用紙搬送方向の長さIv1を決定するための条件を記載する。記録用紙Pは、二次転写ローラ2よりも前に配置されているレジセンサ(図示せず)によって搬送のタイミングを調整することにより、中間転写ベルト1上のトナー画像Tを記録用紙P上の所定の位置に二次転写される。つまり、記録用紙先端部のトナー画像Tの記録用紙搬送方向の長さIv1は、記録用紙Pの斜行やレジセンサから二次転写までの記録用紙Pの挙動の違いなどにより発生するズレ量の最大値とする。
また、記録用紙後端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像Tの記録用紙搬送方向の長さIv2を決定するための条件は次のようになる。すなわち、図7に示すように設定された記録用紙サイズに対して、前記記録用紙先端部のトナー画像Tの記録用紙搬送方向の長さIv1よりも大きい量を設定する。例えば、記録用紙種のマージンを付加した大きさとなり、Iv1<Iv2の関係となる。前記記録用紙種のマージンは、記録用紙Pの種類に伴う搬送性の違いによって異なってくる。例えば、コート紙など光沢度が高ければ記録用紙Pのすべりが発生する場合があるので、Iv1、Iv2の設定量を普通紙の設定量より大きくする。また、厚紙など密度が高ければ記録用紙Pの斜行が悪化する場合があるので、Iv1、Iv2の設定量を普通紙の設定量より大きくする。
また、記録用紙後端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像Tの記録用紙搬送方向の長さIv2は、設定された記録用紙サイズに対して、記録用紙サイズ不一致で再プリントが必要と判断される記録用紙サイズの大きさとしてもよい。上記設定とすることで、プリント可能なサイズに対して、記録用紙Pの後端部において余白が発生することはない。また、上記記録用紙Pの後端部において余白が発生することがない条件を満たすと共に、最小のトナー量で画像形成が可能である。
記録用紙サイズが設定されていないような場合については、トナー画像Tのサイズを最大記録用紙サイズとすることで、余白が発生することはない。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。実施例1と同様の構成については、同符号を付与してその説明を省略する。
実施例1では、記録用紙Pの搬送方向のトナー画像Tのサイズ(以下、単にトナー画像サイズとする)について説明した。本実施例では記録用紙Pの搬送方向と垂直な方向のトナー画像サイズについて説明する。
図2は中間転写ベルト1上に形成されるリサイズ後のトナー画像サイズと記録用紙サイズを表している。記録用紙左端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像Tの記録用紙搬送方向と垂直な方向の長さをIh1とする。また、記録用紙右端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像Tの記録用紙搬送方向と垂直な方向の長さをIh2とする。また、記録用紙Pの記録用紙搬送方向と垂直な方向の長さはPhである。図2に示すような額縁状のトナー画像Tが無駄に消費される二次転写残トナーとなる。
両面印字の画像形成時において、トナー画像Tが形成された記録用紙Pは定着装置3により定着された後、裏面にトナー画像Tを形成するため、再度給紙部へ送られる。再度給紙部に送られる間に、記録用紙Pは画像形成装置本体の記録用紙Pの搬送方向と垂直な方向の最右端もしくは最左端に突き当てて搬送される場合がある。この場合、裏面の記録用紙Pの搬送方向と垂直な方向の画像は最右端もしくは最左端を基準に、記録用紙サイズ分の画像に縁無し印字となるようにマージンを付加してリサイズを実施する。
例えば、最左端に記録用紙Pが突き当たる構成の場合、記録用紙左端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像Tの記録用紙搬送方向と垂直な方向の長さIh1は、記録用紙Pの斜行分を考慮した大きさとなる。一方、記録用紙右端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像Tの記録用紙搬送方向と垂直な方向の長さIh2は、前記記録用紙Pの斜行分と記録用紙種のマージンを付加した大きさとなり、Ih1<Ih2の関係となる。前記記録用紙種のマージンは、記録用紙種が異なることに伴う搬送性の違い、及び一度定着を通過することによる記録用紙Pの縮み量の違いにより異なってくる。例えば、厚紙などの記録用紙は斜行が悪化する場合があるので、Ih1、Ih2の設定量を普通紙より大きくする。また、樹脂フィルムなど密度が高ければ記録用紙の縮み量は少ないので、Ih1、Ih2の設定量は表面の記録時と同じ設定量にする。また、薄紙やラフ紙などは縮み量が大きいので、Ih1、Ih2の設定量は表面の記録時よりも小さくする。このように紙種に応じて設定量を適宜選択することよって記録用紙種に応じた搬送性と伸縮率に対応して、マージンを変更して記録用紙上に転写されず無駄に消費されるトナー量を少なく抑えることができる。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図1は実施例3における電子写真画像形成装置の概略断面図である。実施例1及び実施例2と同様の構成については、同符号を付与してその説明を省略する。
実施例1及び実施例2では、用紙先端、後端、左端、右端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像サイズの設定方法について、記録用紙種センサ61を用いる場合について述べてきた。しかしながら、給紙される記録用紙Pの含有水分量を測定する手段があれば、より正確に前記記録用紙サイズよりも大きいトナー画像サイズの設定値を求めることができる。このため、記録用紙Pが前後左右に少々ずれて給紙されても記録用紙Pに余白が生じず、かつ二次転写残トナー量を更に少なく抑えることが可能となる。
記録用紙カセット5に、記録用紙Pの含有水分量を検知する水分センサ51を設けることを特徴とする。
記録用紙Pの含有水分量を測定する方法としては、一般に記録用紙Pの抵抗値を測定する方法や光学式等がある。本実施例においては、非接触で測定が可能であることから、水分子に吸収される特定波長の赤外線の記録用紙Pからの反射強度を測定することで記録用紙Pの含有水分量を測定する赤外線光学式の水分センサを、水分センサ51として用いた。光学式センサは非接触測定が可能であることで、画像形成を繰り返すことによる測定プローブの汚れなどに起因する測定のばらつきを、記録用紙Pの抵抗値を測定する方法等に比較して抑制できる。
図5を用いて水分センサ51について説明する。水分センサ51は、記録用紙Pの表面に光を照射する白熱電球511と、記録用紙P表面の白熱電球511による反射光を受光し反射光量を読み取り出力する二つのフォトダイオード512、513を有する。白熱電球511から出た光は記録用紙Pに対して照射される。記録用紙Pからの反射光はフォトダイオード512、513で受光される。二つのフォトダイオード512、513は各々異なる特性を有する光学フィルタを設けられていることで検出する光の波長が異なっている。フォトダイオード512が水の吸収領域に相当する1.5μm付近及び1.9μm付近、フォトダイオード513が可視光領域(0.4μm〜1.0μm)の波長の反射光量を検知する。これら二つのフォトダイオード512、513の検知光量情報を演算することにより、記録用紙Pの含有水分量を測定できる。
また、二つのフォトダイオード512、513は、白熱電球511からの照射光の記録用紙Pを透過した光を受光する構成を採用することでも、記録用紙Pの含有水分量を測定できる。
また両面印字の画像形成時において、トナー画像Tが形成された記録用紙Pは定着装置3により定着された後、裏面にトナー画像Tを形成するため、再度給紙部へ送られる。一度定着装置3により定着された記録用紙Pは、記録用紙Pの水分が蒸発すると共に、伸縮する。
記録用紙Pの伸縮率は、記録用紙Pの含有水分量とその種類によって異なる。例えば、コート紙や樹脂フィルムなど密度が高い記録用紙は、含有水分量に関わらず伸縮率は小さいので、用紙先端、後端、左端、右端部の設定量を表面の記録時と同じに設定する。一方、ラフ紙など密度が低い記録用紙は、含有水分量によって伸縮率が異なり、記録用紙の搬送方向とその垂直な方向の長さが異なってくるので、用紙先端、後端、左端、右端部の設定量を表面の記録時と異なる量に設定する。
また、記録用紙の種類と含有水分量によって曲がり(カール)が異なってくる。一般的に薄紙などは、水分の含有量が高く、密度が低い場合には定着装置3に奪われる水分量が多いため、曲がり(カール)が悪化する傾向にある。つまり記録用紙Pの曲がり(カール)によって、搬送性が悪化するので、用紙先端、後端、左端、右端部の設定量を普通紙より大きくする。
よって、本実施例3では、記録用紙種センサ61及び水分センサ51の検知結果から、記録用紙先端、後端、左端、右端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像サイズの設定を変えることにより二次転写残トナー量を抑えることができる。
また、前記記録用紙種センサ61を搭載していない画像形成装置においても、各印字モードによって記録用紙先端、後端、左端、右端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像サイズの設定を変えることも可能である。
次に、本発明の第4の実施例について説明する。図6は実施例4における電子写真画像形成装置の概略断面図である。実施例1、実施例2、実施例3と同様の構成については、同符号を付与してその説明を省略する。
実施例3では、水分センサ51によって記録用紙Pの含有水分量を測定していたが、水分センサは高価であるため、コストアップはいなめない。そこで、水分センサ51の検知結果の代わりに、温湿度センサ52を水分量検知手段として用い、温湿度センサ52の検知結果を用いて含有水分量を決定する。記録用紙Pの含有水分量を厳密に検知するには水分センサ51が必要であるが、記録用紙Pの放置環境の温湿度と記録用紙Pの含有水分量には相関がある。このため、水分センサ51の検知結果の代わりに温湿度センサ52の検知結果を用いて水分含有量を決定しても、本発明のおおよその効果は得られる。
よって、本実施例4では、記録用紙種センサ61及び温湿度センサ52の検知結果から、記録用紙先端、後端、左端、右端部の記録用紙サイズよりも大きいトナー画像サイズの設定を変えることにより二次転写残トナー量を抑えることができる。
以上、中間転写ベルト方式を採用したカラー画像形成装置の場合で説明を行ったが、中間転写ドラム方式、静電転写体方式、多重現像方式を採用したカラー画像形成装置、モノカラーの画像形成装置においても、縁無し印字を行う場合には同様の効果が得られる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略断面図 縁無し印字時のトナー画像と記録用紙とのサイズ関係を説明する図 本発明の実施例1に係る記録用紙種センサを説明する概略断面図 本発明の実施例1に係る簡易型の記録用紙種センサを説明する概略断面図 本発明の実施例3に係る水分センサを説明する概略断面図 本発明の実施例4に係る画像形成装置の概略断面図 本発明の実施例1に係る縁無し印字時のトナー画像と記録用紙とのサイズ関係を説明する図 通常印字時でのトナー画像と記録用紙のサイズ関係を説明する図で、(a)は中間転写体上に形成されるトナー画像のサイズを示す図、(b)は記録用紙のサイズを示す図、(c)は記録用紙上に縁(余白)があるトナー画像が出力された図 トナー画像と記録用紙が同サイズである場合を説明する図で、(a)は中間転写体上に形成されるトナー画像のサイズを示す図、(b)は記録用紙のサイズを示す図、(c)は記録用紙上に縁(余白)がないトナー画像が出力された図 トナー画像と記録用紙が同サイズで給紙された場合を説明する図で、(a)は記録用紙の給紙タイミングが遅れ、かつ右にずれて給紙された場合を示す図、(b)は記録用紙上に余白が生じて所望の縁無し画像が得られていないことを示す図 従来例に係る縁無し印字時のトナー画像と記録用紙とのサイズ関係を説明する図で、(a)はトナー画像サイズが記録用紙サイズより大きいことを示す図、(b)は記録用紙が前後左右に少々ずれて給紙されても、トナー画像サイズ内で収まることを示す図 従来例に係る縁無し印字時の残トナーを説明する図
符号の説明
1 中間転写ベルト
1a 駆動ローラ
2 二次転写ローラ(転写手段に相当)
5 記録用紙カセット
6 給紙手段
7 搬送手段
8 排紙トレイ
11a、11b、11c、11d 感光体ドラム(像担持体に相当)
13a、13b、13c、13d スキャナー(画像形成手段に相当)
15a、15b、15c、15d 1次転写ローラ
51 水分センサ
52 温湿度センサ
61 記録用紙種セン
100 ホストコンピュータ
200 コントローラ
P 記録用紙(記録媒体に相当)

Claims (6)

  1. 画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって像担持体に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、を有し、前記像担持体に記録媒体よりも大きなサイズの画像を形成し、前記転写手段により記録媒体に余白を設けることなく画像を転写することが可能な画像形成装置において、
    録媒体に余白を設けることなく画像を転写する場合に、前記画像形成手段によって前記像担持体に形成される画像における、記録媒体の搬送方向に対応する画像のサイズを、記録媒体の光沢度に基づいて設定する設定手段を有し、
    前記設定手段は、記録媒体が普通紙よりも光沢度の高い紙の場合に、記録媒体の搬送方向に対応する画像のサイズを前記普通紙の場合における画像のサイズより大きいサイズに設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録媒体の光沢度を検知するために、記録媒体に光を照射して、記録媒体から反射された光を読み取るセンサを有し、
    前記センサの読み取った結果に基づき、記録媒体が前記普通紙か前記光沢度の高い紙かを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって像担持体に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、を有し、前記像担持体に記録媒体よりも大きなサイズの画像を形成し、前記転写手段により記録媒体に余白を設けることなく画像を転写することが可能な画像形成装置において、
    記録媒体に余白を設けることなく画像を転写する場合に、前記画像形成手段によって前記像担持体に形成される画像における、記録媒体の搬送方向に対応する画像のサイズを、記録媒体の厚みに基づいて設定する設定手段を有し、
    前記設定手段は、記録媒体が普通紙よりも厚い厚紙の場合に、記録媒体の搬送方向に対応する画像のサイズを前記普通紙の場合における画像のサイズより大きいサイズに設定することを特徴とする画像形成装置。
  4. 記録媒体の厚みを検知するために、記録媒体に光を照射して、記録媒体を透過した透過光を読み取るセンサを有し、
    前記センサの読み取った結果に基づき、記録媒体が前記普通紙か前記厚紙かを判断することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって像担持体に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、を有し、前記像担持体に記録媒体よりも大きなサイズの画像を形成し、前記転写手段により記録媒体の両面に余白を設けることなく画像を転写することが可能な画像形成装置において、
    第一面に画像が形成された記録媒体の第二面に画像を転写する場合に、前記画像形成手段によって前記像担持体に形成される前記第二面に対応した画像における、記録媒体の搬送方向と直交する方向に対応する画像のサイズを、記録媒体の厚みに基づいて設定する設定手段を有し、
    前記設定手段は、記録媒体が普通紙よりも厚い厚紙の場合に、記録媒体の搬送方向に直交する方向に対応する画像のサイズを前記普通紙の場合における画像のサイズより大きいサイズに設定することを特徴とする画像形成装置。
  6. 記録媒体の厚みを検知するために、記録媒体に光を照射して、記録媒体を透過した透過光を読み取るセンサを有し、
    前記センサの読み取った結果に基づき、記録媒体が前記普通紙か前記厚紙かを判断することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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