JP4890022B2 - 押出製品の先端誘導方法及び先端誘導装置 - Google Patents

押出製品の先端誘導方法及び先端誘導装置 Download PDF

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Description

本発明は、アルミニウム又はアルミニウム合金等の金属材料の押出成形において、押出開始時における押出製品の先端部を押出直後から押出方向に真直ぐに誘導し、該先端部に有害な曲がりや変形が生じるのを防止する先端誘導方法及び同誘導装置に関する。
尚、本明細書において、前および後の語は、押出製品の押出方向を基準として用いるものとする。また、アルミニウムの語は、その合金を含む意味で用いる。
特に、プラー装置を装備しない押出プレスによるアルミニウム材の押出成形においては、プラーによる強制的な製品誘導が無いために、押出製品に曲がりを生じ易い。この曲がりを生じると、押出後の製品がプレス後面設備のランアウトテーブル上から大きくコースアウトしてしまう問題を生じる。押出途上におけるこのような問題を回避するために、従来一般的には押出プレスのエンドプラテンの出口近傍位置から押出方向に多数のV字形等の誘導ローラを配置し、その誘導ローラ上に製品を案内することで、上記のようなランアウトテーブルからの製品のコースアウト防止をはかるものとしている。
しかしながら、上記誘導ローラによる押出製品の曲がり防止は、押出初期の所謂製品頭出し時に発生する先端部の曲がり、その他の変形に対しては対処し得ない。押出初期の製品頭出し時の曲がりや変形は、製品の肉厚分布の差や形状等によって生じるほかに、押出初期段階では未だメタルフローが安定していないことにより、ダイスから押出されてきた直後に比較的大きな曲がりや変形として表れる。このような製品の先端部の著しい曲がりや変形は、やはり上述のようなランアウトの原因になるのみならず、前方に配置されたフライングカット切断機の切断金型に製品の先端部を正しくクランプできなくなるというような問題を派生する。
そこで、従来、このような問題対策として、一般的には、押出し初期の段階での押出しを低速押出しで行ない、押出した製品が真直ぐに安定した状態で押出されるようになってきたところで、一旦押出プレスを停止し、製品の先端曲がり部分を切断除去したのち、正規の自動運転に切替えるという格別の頭出し作業を行っている。
このような頭出し作業では、初期押出しを低速で行わなければならないことに加えて、先端から数メートルにも及ぶ製品の先端曲がり部分を切除しなければならないために、スクラップ量の増大という不利益をもたらし、作業性、生産性の面で好ましいものではなかった。
従来、上記のような製品頭出し作業上の不利益に対し、これを回避する改善策に、下記特許文献1に示すような押出製品先端部の強制的誘導装置が提案されている。
特開平11−319938号公報 上記特許文献1の提案に係る誘導装置は、押出プレスのエンドプラテン内において押出直後の押出製品の先端部を製品受け具で支持させ、該受け具を押出製品の押出し方向に沿って設置されたガイドレールで案内して直進させるものである。
この先行提案に係る製品誘導装置及び製品誘導方法は、押出製品の先端を前方のプラー設備に向けて正しく導くことができる点では有効であるものの、押出しダイスから出てきた直後に既に発生する製品先端部の曲がりや変形を防止しうるものではなく、依然として製品先端の曲がり部によるスクラップ発生量を十分に削減しうるものではなかった。のみならず、後面設備として製品速度と同調して製品切断を行うフライングカット切断機が装備され、それ故にプラー設備を装備し得ないタイプの押出設備では、上記誘導装置の適用が困難であり、プラー設備を有しない押出設備をもって押出先頭部から全長に亘って良好な真直度と形状精度を有する製品を安定生産することは困難であった。
本発明は、上記のような従来技術の背景に鑑み、押出プレスの運転を一旦停止して行なう厄介な製品頭出し作業を不要とし、押出初期からの自動運転を可能にすることによって生産性の向上をはかり得ると共に、押出し初期の押出製品先端部の曲がりの発生を確実に防止し得て、実質的な製品歩留まりの向上をはかり得る、押出製品の先端誘導方法、およびそのための誘導装置を提供することを目的とする。
本発明は、押出ダイスから出てきた直後から製品先端を、該製品の断面形状と相似形状の嵌合部をもつ製品先端ホルダーで拘束状態に保持し、該ホルダーを押出方向に直進させることにより、押出製品を先端部を含めて真直ぐに誘導するようにしたものであり、これの更に具体的な構成を列記すれば次のとおりである。
[1]押出製品の内周面形状および/または外周面形状に適合する凸状および/または凹状嵌合部を有する押出製品先端ホルダーを用い、
該押出製品先端ホルダーを押出ダイスの出口に当接または近接状態に配置して押出操作を開始し、押出製品の先端部を押出直後に前記押出製品先端ホルダーに嵌合状態にホールドさせるものとし、
以降、押出製品に同調して前記押出製品先端ホルダーを押出方向に直進移動せしめるものとすることを特徴とする押出製品の先端誘導方法。
[2]エンドプラテンの前方位置で、押出製品の先端部よりも後方部位を誘導ローラで支承せしめたのち、
前記押出製品先端ホルダーを押出速度を超える速度で前方に直進移動して先端ホルダーを押出製品から引き離し、
次いで、前記押出製品先端ホルダーを押出製品と干渉しない退機位置に退避移動させることを特徴とする前項1に記載の押出製品の先端誘導方法。
[3]押出製品の押出しに伴う押動作用を利用して、押出製品先端ホルダーを前方に押出製品と同調移動せしめる前項1または2に記載の押出製品の先端誘導方法。
[4]前記押出製品先端ホルダーは、押出軸線上に位置せしめたサポートバーを介して、エンドプラテンの前方位置に配置された誘導レール上を押出方向に走行する走行台車に連結保持せしめ、該走行台車と一体的に直進移動させる前項1〜3のいずれか1項に記載の押出製品の先端誘導方法。
[5]前記走行台車は、押出方向と直交する方向に配置された退避レール上を走行移動可能な可動台上に装備し、
該可動台を移動せしめることにより、前記押出製品先端ホルダーを退避移動させる前項4に記載の押出製品の先端誘導方法。
[6]押出製品が中空管状製品であり、
これに対応して前記押出製品先端ホルダーが、押出製品の中空部と相似形で該中空部内にしっくりと嵌合される凸状嵌合部と、押出製品の先端面に当接するフランジ面とを有するものとなされている前項1〜5のいずれか1項に記載の押出製品の先端誘導方法。
[7]押出製品の内周面形状および/または外周面形状に適合する凸状および/または凹状嵌合部を有する押出製品先端ホルダーと、
該押出製品先端ホルダーを、押出製品の押出しに伴って、押出方向に直進移動させる直進移動制御機構とを備え、
前記押出製品先端ホルダーは、押出し開始にあたって、エンドプラテンのプラテンホール及びボルスタの中空部を通って、押出ダイスの押出孔に臨んでその近接位置に配置しうるものとなされていることを特徴とする押出製品の先端誘導装置。
[8]押出製品の内周面形状および/または外周面形状に適合する凸状および/または凹状嵌合部を有する押出製品先端ホルダーと、
該押出製品先端ホルダーを、押出製品の押出しに伴って、押出方向に直進移動させる直進移動制御装置と、
エンドプラテンの前方位置で、押出製品の先端部よりも後方部位を下方から支承する誘導ローラ装置と、
前記誘導ローラで押出製品を支承せしめたのち、前記押出製品先端ホルダーを押出速度を超える速度で前方に直進移動させる引き離し駆動装置と、
前記引離し駆動装置の駆動によって押出製品先端ホルダーを押出製品先端から引き離したのち、押出製品先端ホルダーを押出製品と干渉しない待機位置に退避せしめるべく移動させる退避駆動装置とを備え、
前記押出製品先端ホルダーは、押出し開始にあたって、エンドプラテンのプラテンホール及びボルスタの中空部を通って、押出ダイスの押出孔に臨んでその近接位置に配置しうるものとなされていることを特徴とする押出製品の先端誘導装置。
[9]押出製品先端ホルダーは、中空管状の押出製品に対応するものであって、
押出製品の中空部と相似形で該中空部内にしっくりと嵌合される凸状嵌合部と、押出製品の先端面に当接するフランジ面とを有する前項7または8に記載の押出製品の先端誘導装置。
[10]前記直進移動制御装置は、エンドプラテンの前方位置に配置された誘導レールと、該誘導レール上を押出方向に走行する走行台車と、前記押出製品先端ホルダーと走行台車とを一体的に連結するサポートバーとを備える前項7または8に記載の押出製品の先端誘導装置。
[11]前記誘導ローラは、V字状に配置された1対の棒状単位ローラと、該ローラを押出製品に干渉しない待機位置と押出製品を支承する支承位置との間で昇降移動せしめる昇降駆動装置とからなる前項8〜10のいずれか1項に記載の押出製品の先端誘導装置。
[12]前記引離し駆動装置は、前記走行台車の前端に連結された直動式シリンダーを備え、前記誘導ローラ装置によって押出製品が支承された後に前記シリンダーのロッドを押出速度を超える速度で前方に引き込み作動せしめるものとなされている前項8〜11のいずれか1項に記載の押出製品の先端誘導装置。
[13]前記退避駆動装置は、前記直進移動制御装置及び引き離し駆動装置を搭載した可動台と、押出方向と直交する方向に配置された可動台走行用の退避レールと、前記可動台を退避方向に駆動する直動式の退避駆動シリンダーとを備え、前記引き離し駆動装置を駆動して押出製品先端ホルダーが押出製品先端から引き離された後、前記退避駆動シリンダーが作動して、押出製品先端ホルダーを押出製品と干渉しない退機位置に退避せしめるものとなされている前項10〜12のいずれか1項に記載の押出製品の先端誘導装置。
[14]前項1〜6のいずれか1項に記載の先端誘導方法を押出工程に含むことを特徴とする押出製品の製造方法。
前記[1]の押出製品の先端誘導方法によれば、押出製品が押出ダイスの押出口から出てきた直後に、当該製品の内周面形状および/または外周面形状に適合する凸状または凹状嵌合部を備えた製品先端ホルダーの上記嵌合部に製品先端部を嵌合状態にホールド、つまり保持させて押出方向に直進誘導するので、押出製品の先端部に曲がりを発生する機会を与えることなく前方に真直ぐに誘導することができる。従って、製品の先端から後続する部分に亘って曲がりのない製品を得ることができ、先端曲がり部の切除に伴うスクラップの発生量を削減して、製品歩留まりを極限まで向上することができる。
前記[2]の押出製品先端誘導方法によれば、押出製品が押出し初期の頭出し過程で既に真直ぐに押出されるのに加えて、頭出し過程を終わって安定した押出し状態に至った段階でそのまま定速押出しを継続しながら、先端ホルダーを押出製品に干渉しない退機位置に退避移動させるので、従来のように頭出し作業のために押出プレスを一旦停止させる必要がなく、押出初期の段階からスピードを上げて連続的にかつ自動押出しすることが可能となる。その結果、押出能率の向上、ひいては製品の生産性の向上、頭出し作業の省力化をはかることができる。
前記[3]の先端誘導方法によれば、先端ホルダーを押出製品の先端で押動させることにより、押出速度に同調して前方に直進させるので、同調移動に格別の動力を用いる必要がないのはもとより、押出製品の先端面の不均整を先端ホルダーによって矯正する作用も期待でき、愈々製品歩留りの向上に寄与しうる。
前記[4]の先端誘導方法によれば、押出製品先端ホルダーを確実に押出方向に直進移動させることができる。
前記[5]の先端誘導方法によれば、先端ホルダーの退避動作を円滑かつ確実に行わせることができ、運転トラブルの発生を回避しうる。
前記[6]の先端誘導方法によれば、中空管状押出製品の押出成形において、押出初期から先端部に曲がりのない製品の押出しを円滑に行うことができる。
前記[7]の押出製品の先端誘導装置によれば、前記[1]項に記載の誘導方法を円滑かつ確実に遂行しうる。
前記[8]の先端誘導装置によれば、前記[2]項に記載の誘導方法を円滑かつ確実に遂行しうる。
前記[9]項の先端誘導装置によれば、前記[6]項に記載の誘導方法を円滑かつ確実に遂行しうる。
前記[10]項の先端誘導装置によれば、前記[4]項に記載の誘導方法を円滑かつ確実に行うことができる。
前記[11]項に記載の先端誘導装置によれば、先端ホルダーを退避せしめる際に押出製品を安定良く支承し、製品に有害影響を及ぼすことなく上記退避動作を円滑に行わせることができる。
前記[12]項の先端誘導装置によれば、前記[2]項に記載の誘導方法における先端ホルダーの引き離し動作を、円滑かつ確実に行うことができる。
前記[13]項の先端誘導装置によれば、前記[5]項に記載の誘導方法における先端ホルダーの退避動作を、円滑かつ確実に行うことができる。
前記[14]の製造方法によれば、先端部に曲がりのない押出製品を効率良く製造することができる。
次に、この発明の好ましい実施形態について、添附図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係る押出製品先端誘導装置の全体構成を示す側面視による説明図である。
この図示の装置は、アルミニウム材による断面円形の中空製品、即ちパイプ状製品を製造する場合を例示するものである。
押出プレス(1)は、コンテナ(2)に装填されたアルミニウムピレット(3)をダミー(4)を介してステム(5)で押圧し、コンテナ(2)の前端に設けた雌雄金型(6a)(6b)の組合せからなるポートホール型ダイス(6)により、所定の中空管状の押出製品(7)を押出成形するものである。押出ダイス(6)の前面側には、ボルスタ(8)、エンドプラテン(9)が設けられ、該エンドプラテン(9)の後面側にはプレッシャ−リング(10)が配設されている。
本発明に係る製品先端誘導装置は、その主要部材の1つとして、押出製品(7)を、押出ダイス(6)の押出口から出てきた直後に、ほとんど時間を置くことなくすぐさまホールドする製品先端ホルダー(11)を具備する。
該製品先端ホルダー(11)は、図2に示すように中空押出製品(7)の中空部(7a)に適合する、該中空部(7a)の断面形状と相似形でそれより僅かに小さい断面形状の凸状嵌合部(11a)と、これの基端側に位置して、押出製品(7)の先端面が当接するフランジ面(11b)とを有する。上記凸状嵌合部(11a)は、押出開始に際して、その先端を押出ダイス(6)の雄型(6b)のマンドレルの先端面に当接または近接させて配置され、ダイス(7)の押出口から押し出されてきた製品(7)の頭出し先端部内に入り込むことで、該先端部に曲がりを生じるのを規制する作用を果たすものである。従って、凸状嵌合部(11a)は、押出材(7)の頭出し先端部内に円滑かつ確実に入り込むように、押出製品(7)の中空部(7a)を成形する雄型マンドレルのベアリング径より僅かに小さい直径を有する円棒状のものとなされると共に、曲がり規制のために例えば50〜100mm程度の長さを有するものとなされている。凸状嵌合部(11a)は、その先端部外周縁を若干面取り状の円弧面、あるいはテーパー面に形成することも推奨される。
フランジ面(11b)は、断面円形の短柱状のホルダー本体(11c)の後端面によって形成されているものであり、押出製品(7)の頭出し先端面が凸状嵌合部(11a)を通過したのち該先端面に当接して、以降、先端ホルダー(11)を押出方向に前進移動させるべく、押出製品(7)からの押動作用を受ける役目を担うものである。
押出製品先端ホルダー(11)は、押出開始に当って上記のように押出ダイス(6)の前面側において雄型マンドレルに対して厳密に位置決めされた状態で正対保持され、頭出し開始時以降は、押出製品(7)の押出しの進行に伴って、押出方向に直進移動されなければならない。このための直進移動制御装置(20)を具備する。
この直進移動制御装置(20)は、エンドプラテン(9)の前方位置に配置された左右1対の誘導レール(14)(14)と、該誘導レール(14)(14)上を走行する走行台車(13)と、該台車(13)の後端から真直ぐに後方に伸び、後端に前記先端ホルダー(11)が一体的に連結されたサポートバー(12)とを有する。従って、先端ホルダー(11)はサポートバー(12)によって押出軸線上に支持されるものとなっており、押出製品(7)の押出しの進行により、先端ホルダー(11)が押出製品(7)によって前方に押されると、走行台車(13)がサポートレバー(12)を介して前方に押動従動されることにより、押出軸線上に位置保持されたまま前方に直進移動されるものとなっている。
エンドプラテン(9)と前記走行台車(13)との間の位置には、押出製品(7)を下方側から支承する1ないし複数個の誘導ローラ装置(15)が設けられている。該誘導ローラ装置(15)は、V字状に配置された1対の棒状の単位ローラ(15a)(15a)を有し、かつ該単位ローラ(15a)(15a)を押出製品(7)に干渉しない下方の待機位置(図1に示す位置)と、押出製品(7)を支承する支承位置との間で昇降移動せしめる昇降駆動装置(16)を有する。この昇降駆動装置(16)には、一般的に流体圧シリンダーが用いられる。
先端ホルダー(11)が押出製品(7)に押動されて、誘導ローラ(15)の上方を通過する時点に至ると、メタルフローの安定により、押出ダイス(6)からの製品(7)の押出状態もかなり安定した状態となる。そこで、この時点に至ると、誘導ローラ装置(15)が上記支承位置に上昇し、製品(7)を下から1対のV字状配置の単位ローラ(15a)(15a)間に挟み込むようにして安定支承する。
そして、この誘導ローラ装置(15)による製品(7)の安定支承が実現されると、先端ホルダー(11)はもはやその役割を終える。従って、続いて該先端ホルダー(11)は前方に速い速度で積極的に駆動され、押出製品(7)の先端から引き離される。このための引離し駆動装置(17)は、前記走行台車(13)の前端に連結された直動式シリンダー(17a)からなり、前記誘導ローラ装置(15)によって押出製品が支承された後に、該シリンダー(17a)のロッド(17b)を押出速度を超える速度で前方に引き込み作動せしめ、走行台車(13)、サポートバー(12)を介して先端ホルダー(11)を速い速度で前方に移動させ、押出製品(7)の先端との嵌合を解いて前方に引き離すようになっている。
引き離された先端ホルダー(11)は、続いて、これを押出製品(7)の押出ラインに干渉しない退避位置に退避せしめるようになっている。
このための退避駆動装置(30)は、図1に示すように、前記直進移動制御装置(20)及び引き離し駆動装置(17)を搭載した昇降可動台(18)と、押出方向と直交して上下方向に配置された前後1対の可動台走行用退避レール(19)(19)と、前記可動台(18)を退避方向である上方に駆動する退避駆動シリンダー(21)とを備える。そして、前記引離し駆動装置(17)が駆動されて先端ホルダー(11)が押出製品の先端から引き離された後、前記退避駆動シリンダー(21)が作動して、そのロッド(21a)によりレール(19)(19)に沿って可動台(18)を上方に引き上げ、これに伴って先端ホルダー(11)を押出製品(7)と干渉しない上方の待機位置に退避せしめ得るものとなされている。尚、図中(22)は、誘導装置の取付用固定基台を示す。
上記の誘導装置において、押出製品(7)の押出開始にあたっては、先ず図3の(A)に示すように先端ホルダー(11)をエンドプラテン(9)及びボルスタ(8)の中空部を通じて、押出ダイス(6)の前面側に配置する。このとき、先端ホルダー(11)の凸状嵌合部(11a)の先端面(後面)を図1に示すように押出ダイス(6)の雄型マンドレルの前端面に密接状態に当接させるか、又は少なくとも至近位置に近接配置させるように設定する。
この状態から、ステム(5)でビレット(3)を押し、所定の定速押出操作を開始する。この押出開始当初は、押出ダイス(6)を通過する押出材料のメタルフローが未だ安定しないため、ダイス(6)の出口からは、やや不均一な押出状態で製品(7)の先端部が押出されてくる。ところが、この押出された先端部は、ダイス(6)の前面側に待機する先端ホルダー(11)の凸状嵌合部(11a)の外周面に沿って前進されることになるため、当該先端部に曲がりを生じるのを規制され、凸状嵌合部(11a)の外周面に沿って真直ぐに前進されることになる。
そして、やがて製品(7)の先端面が先端ホルダー(11)のフランジ面(11b)に当接すると、該ホルダー(11)は製品(7)からの押圧力を受けて押出方向に従動的に前進移動される。
この前進移動は、図3の(B)に示すように、サポートバー(12)を介して誘導レール(14)上を走行する走行台車(13)と一体的に行われるため、押出軸線に沿って直進規制される。従って、押出製品(7)は、頭出し開始時の先端部において既に曲がりのない状態のものとして得られ、先端部に続く部分も、先端ホルダー(11)によって先端部がホールドされた状態で該ホルダー(11)の直進移動に誘導されるため、また、ダイスを通過するメタルフローが次第に安定してくるため、曲がりのない状態でエンドプラテン(9)の出口から押出プレスの前方に導出されてくる。
やがて、押出製品(7)の先端部が誘導ローラ(15)の上方を通過すると、図3の(C)に示すように誘導ローラ(15)が上昇駆動され、その1対のV字状に配置された単位ローラ(15a)(15a)によって下から担持支承される。
続いて、先端ホルダー(11)は押出製品(7)の先端から引き離される。この引き離しは、図3(C)に示すように、シリンダー(17a)を駆動して走行台車(13)を押出速度を超える速度で前方に移動することにより、サポートバー(12)を介して先端ホルダー(11)を前方に加速移動させることによって行われる。
先端ホルダー(11)が製品(7)から引き離されると、直後に退避駆動装置(30)が起動される。即ち、図1に示されるシリンダー(21)の駆動により、昇降可動台(18)が退避レール(19)(19)に沿って上方に引き上げられ、図3の(C)に示すように可動台(18)に搭載された走行台車(13)ごとそれに搭載されているずべての部材が上方に移動され、結果的に先端ホルダー(11)も上方の待機位置、即ち押出製品(7)の押出ラインの系外に退避される。
従って、以降、押出製品(7)は、先端誘導装置に干渉されることなく、図3(C)に示すように更にその前方位置に配置された前部誘導ローラ(25)による誘導作用を受けつつ、所望の真直度を保った状態で前方に誘導される。
この発明による上記のような押出製品先端誘導方法および装置によれば、上述のように押出開始時の初期段階から、製品先端部に曲がりのない押出製品を得ることが可能である。従って、従来の頭出し作業のような低速押出し、プレスの一時停止、先端曲がり部の切断除去等の各工程による面倒な頭出し作業を必要とすることなく、押出初期の段階から定速かつ連続押出しを実行して、良好な曲がりのない製品を得ることができる。その結果、大幅な作業性の向上、生産性の向上、省力化、製品歩留りの向上の各効果を享受することができる。
尚、上記の図示実施態様は、円形のパイプ状製品の押出しの場合を一例として説明したが、本発明の適用はこれに限定されるものではない。
押出製品が、円形以外の中空部を有する中空材である場合には、先端ホルダーの凸状嵌合部を上記中空部の断面形状に適合する形状のものとすることによって、同様に適用可能である。
また、この発明は中実の押出製品を押出成形する場合にも同様に適用可能である。即ち、この場合、先端ホルダー(31)を図4に示すように、中実押出製品(71)の外周面形状に適合する凹状の嵌合部(31a)を有するものとすることにより、適用可能である。
更にまた、中空状の押出製品(72)を押出成形する場合に、先端ホルダー(41)を図5に示すように、製品(72)の中空部に嵌まり込む凸状嵌合部(41a)に加えて、製品(41)の外周面に適合する凹状嵌合部(41b)をも備えたものとしても良い。
本発明に係る先端誘導装置は、押出製品の種類に対応して上記のような各種の先端ホルダーを置換使用することを可能にするため、サポートバー(12)の先端に脱着可能に取付け得るものとすることが有利である。
本発明に係る押出製品先端誘導装置の全体構成を示す側面図である。 押出製品先端と該先端ホルダーを分離状態にして示した斜視図である。 製品の押出開始時における先端誘導状態を工程順に示す概略説明図であり、図(A)は押出開始時の準備完了状態を、図(B)は押出開始後の途上の誘導状態を、図(C)は誘導用の先端ホルダーを製品から引き離した状態を、図(D)は先端ホルダーを待避位置に退避させた状態をそれぞれ示すものである。 押出製品先端ホルダーの変形例を示す断面図である。 押出製品先端ホルダーの他の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1・・・・押出プレス
2・・・・コンテナ
3・・・・ビレット
6・・・・押出ダイス
7・・・・押出製品
9・・・・エンドプラテン
11・・・製品先端ホルダー
11a・・凸状嵌合部
11b・・フランジ面
12・・・サポートバー
13・・・走行台車
14・・・誘導レール
15・・・誘導ローラ
15a・・棒状単位ローラ
16・・・昇降シリンダー
17・・・引き離し駆動装置
17a・・直動式シリンダー
17b・・シリンダロッド
18・・・可動台
19・・・退避レール
20・・・直進移動制御装置
21・・・退避駆動シリンダー
30・・・退避駆動装置
31・・・先端ホルダー
31a・・凹状嵌合部
41・・・先端ホルダー
41a・・凸状嵌合部
41b・・凹状嵌合部
71、72・・押出製品

Claims (12)

  1. 押出製品の内周面形状および/または外周面形状に適合する凸状および/または凹状嵌合部を有する押出製品先端ホルダーを用い、
    該押出製品先端ホルダーを押出ダイスの出口に当接または近接状態に配置して押出操作を開始し、押出製品の先端部を押出直後に前記押出製品先端ホルダーに嵌合状態にホールドさせるものとし、
    以降、押出製品に同調して前記押出製品先端ホルダーを押出方向に直進移動せしめるものとし、
    エンドプラテンの前方位置で、押出製品の先端部よりも後方部位を誘導ローラで支承せしめたのち、
    前記押出製品先端ホルダーを押出速度を超える速度で前方に直進移動して先端ホルダーを押出製品から引き離し、
    次いで、前記押出製品先端ホルダーを押出製品と干渉しない退機位置に退避移動させることを特徴とする押出製品の先端誘導方法。
  2. 押出製品の押出しに伴う押動作用を利用して、押出製品先端ホルダーを前方に押出製品と同調移動せしめる請求項1に記載の押出製品の先端誘導方法。
  3. 前記押出製品先端ホルダーは、押出軸線上に位置せしめたサポートバーを介して、エンドプラテンの前方位置に配置された誘導レール上を押出方向に走行する走行台車に連結保持せしめ、該走行台車と一体的に直進移動させる請求項1または2に記載の押出製品の先端誘導方法。
  4. 前記走行台車は、押出方向と直交する方向に配置された退避レール上を走行移動可能な可動台上に装備し、
    該可動台を移動せしめることにより、前記押出製品先端ホルダーを退避移動させる請求項に記載の押出製品の先端誘導方法。
  5. 押出製品が中空管状製品であり、
    これに対応して前記押出製品先端ホルダーが、押出製品の中空部と相似形で該中空部内にしっくりと嵌合される凸状嵌合部と、押出製品の先端面に当接するフランジ面とを有するものとなされている請求項1〜のいずれか1項に記載の押出製品の先端誘導方法。
  6. 押出製品の内周面形状および/または外周面形状に適合する凸状および/または凹状嵌合部を有する押出製品先端ホルダーと、
    該押出製品先端ホルダーを、押出製品の押出しに伴って、押出方向に直進移動させる直進移動制御装置と、
    エンドプラテンの前方位置で、押出製品の先端部よりも後方部位を下方から支承する誘導ローラ装置と、
    前記誘導ローラで押出製品を支承せしめたのち、前記押出製品先端ホルダーを押出速度を超える速度で前方に直進移動させる引き離し駆動装置と、
    前記引離し駆動装置の駆動によって押出製品先端ホルダーを押出製品先端から引き離したのち、押出製品先端ホルダーを押出製品と干渉しない待機位置に退避せしめるべく移動させる退避駆動装置とを備え、
    前記押出製品先端ホルダーは、押出し開始にあたって、エンドプラテンのプラテンホール及びボルスタの中空部を通って、押出ダイスの押出孔に臨んでその近接位置に配置しうるものとなされていることを特徴とする押出製品の先端誘導装置。
  7. 押出製品先端ホルダーは、中空管状の押出製品に対応するものであって、
    押出製品の中空部と相似形で該中空部内にしっくりと嵌合される凸状嵌合部と、押出製品の先端面に当接するフランジ面とを有する請求項に記載の押出製品の先端誘導装置。
  8. 前記直進移動制御装置は、エンドプラテンの前方位置に配置された誘導レールと、該誘導レール上を押出方向に走行する走行台車と、前記押出製品先端ホルダーと走行台車とを一体的に連結するサポートバーとを備える請求項に記載の押出製品の先端誘導装置。
  9. 前記誘導ローラは、V字状に配置された1対の棒状単位ローラと、該ローラを押出製品に干渉しない待機位置と押出製品を支承する支承位置との間で昇降移動せしめる昇降駆動装置とからなる請求項6〜8のいずれか1項に記載の押出製品の先端誘導装置。
  10. 前記引離し駆動装置は、前記走行台車の前端に連結された直動式シリンダーを備え、前記誘導ローラ装置によって押出製品が支承された後に前記シリンダーのロッドを押出速度を超える速度で前方に引き込み作動せしめるものとなされている請求項6〜9のいずれか1項に記載の押出製品の先端誘導装置。
  11. 前記退避駆動装置は、前記直進移動制御装置及び引き離し駆動装置を搭載した可動台と、押出方向と直交する方向に配置された可動台走行用の退避レールと、前記可動台を退避方向に駆動する直動式の退避駆動シリンダーとを備え、前記引き離し駆動装置を駆動して押出製品先端ホルダーが押出製品先端から引き離された後、前記退避駆動シリンダーが作動して、押出製品先端ホルダーを押出製品と干渉しない退機位置に退避せしめるものとなされている請求項8〜10のいずれか1項に記載の押出製品の先端誘導装置。
  12. 請求項1〜のいずれか1項に記載の先端誘導方法を押出工程に含むことを特徴とする押出製品の製造方法。
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