JP4889404B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、円柱状あるいは円筒状の胴部を有した物品の当該胴部に自動的にラベルを貼り付けるラベル貼付装置に関する。
従来、この種のラベル貼付装置としては、例えば、特開昭52−92100号公報(特許文献1)に掲載されたものが知られている。
これは、図9に示すように、外周が軸線を中心にした横断面円形の胴部を有する物品Wとしてのビンにおいて、この物品Wの胴部Dの外周面にラベルLを貼付するもので、物品Wを、その軸線が垂直になるようにして円盤200の外周部において保持ローラ201に接触させ、且つ、所定間隔で順次整列させて搬送し、その搬送過程で、ドラム202の回転によりマガジン203からラベルLを吸着し、このラベルLに糊付け装置204により糊付けを行なって、この糊付けしたラベルLを物品Wの外周面に接触させるととともに、接触時に、図9(b)に示すように、物品Wを上下方向から挾持して図示外の回転機構で軸線を中心に回転させることにより、物品Wの胴部Dの外周面にラベルLを貼付するようにしている。そして、ラベルLが貼着された物品Wは、円盤200の搬送後流側でブラシ列205に接触し、これにより、ラベルLの貼付を確実に行なうようにしている。
特開昭52−92100号公報
しかしながら、上記従来のラベル貼付装置にあっては、ドラム202によるラベルLの貼付位置において、図9(b)に示すように、物品Wを軸線方向の上下から挾持して回転させており、ドラム202と保持ローラ201との関係が一義的なので、物品Wがビンのようにその外径の誤差が比較的小さい場合は良いが、外径の誤差が大きい場合にはラベルLの貼付が十分に行なわれにくくなり、また、外径の異なる種類の物品にラベルを貼付する場合には、回転機構やドラム202の対応が不能になるなどの問題もあった。そのため、外径の異なる種類の物品にラベルを貼付する場合には、回転機構やドラムの設定替えが必要になる。即ち、従来の装置では、外径精度の良い物品を大量に取り扱う場合には適しているが、多品種少量生産の場合には適していない。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、物品の外径の誤差が大きい場合や、多少の外径の種類の異なるロットの場合でも、物品の回転を確実に行なってラベルを確実に貼付できるようにし、以って、多品種少量生産の場合に適したラベル貼付装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のラベル貼付装置は、外周が軸線を中心にした横断面円形の胴部を有する物品の当該胴部の外周面にラベルを貼付するラベル貼付装置において、上記物品の胴部を転動させながら保持する転動保持部を備え、該転動保持部を、回転軸を中心に回転させられ上記物品の胴部を該物品の軸線が上記回転軸と平行になるように支承し且つ回転させられて該物品を転動させる支承ローラと、該支承ローラと平行な回転軸を有し上記支承ローラで支承された物品の胴部の両側をガイドする一対のガイドローラと、上記支承ローラを回転駆動する回転駆動部とを備えて構成し、ラベルを吸着するとともに該吸着したラベルを上記転動保持部で転動する物品の胴部に弾性的に押圧し上記胴部の転動により該胴部の周方向に沿ってラベルを貼付するラベル吸着押圧部を備えた構成としている。
これにより、ラベルの貼付を行なうときは、先ず、物品を転動保持部に保持する。この場合、物品の軸線が支承ローラの回転軸と平行になるようにしてその胴部を支承ローラに支承する。この状態では、物品の胴部の両側が、一対のガイドローラによりガイドされる。そして、転動保持部の回転駆動部により、支承ローラが回転させられて物品が転動させられる。
ラベル吸着押圧部は、ラベルを吸着して転動保持部の支承ローラ上を転動する物品の胴部に吸着したラベルを弾性的に押圧する。これにより、ラベルが押圧ローラによって物品に押圧されるので、物品の回転によりラベルが吸着体から引っ張られ、物品に巻きついて貼付されていく。
この場合、物品は支承ローラに支承され、弾性的に押圧されているので、物品の外径の誤差が大きいような場合でも、この誤差が吸収されることになり、物品が支承ローラ上を無理なく転動することができ、そのため、ラベルが確実に貼付されていく。
このため、物品の外径の誤差が大きい場合、あるいは、多少外径の種類の異なるロットの場合でも、無理なく物品を転動させてラベルを貼付することができ、多品種少量生産の場合に極めて良く適応させることができ、汎用性を向上させることができる。
そして、必要に応じ、上記転動保持部の一対のガイドローラを、開閉可能にし、該ガイドローラを閉方向に付勢して上記支承ローラに支承した物品の胴部に該一対のガイドローラを弾接させる付勢手段と、該ガイドローラを前記付勢手段の付勢力に抗して開にし該ガイドローラ間の幅を上記物品の胴部の幅より広くする開駆動部とを設けた構成としている。
これにより、物品を転動保持部に保持するときは、開駆動部によりガイドローラを付勢手段の付勢力に抗して開にしておく。この場合、ガイドローラ間の幅が、物品の胴部の幅より広くなっているので、物品をガイドローラ間から容易に挿入して支承ローラに容易に支承させることができる。また、物品を支承後は、開駆動部の開駆動を解除すると、付勢手段の付勢力によりガイドローラは閉じて物品に当接してこれをガイドする。そのため、物品の外径の誤差が大きい場合、あるいは、多少外径の種類の異なるロットの場合でも、無理なく物品をガイドすることができ、多品種少量生産の場合に極めて良く適応させることができ、汎用性を向上させることができる。
また、必要に応じ、外径の異なる複数の支承ローラを連設し、該外径の異なる複数の支承ローラに対応させて、上記転動保持部の一対のガイドローラの組みであって異なる組み同士でガイドローラ同士の外径を異ならせた一対のガイドローラの組みを複数組み並設した構成としている。物品が外径の異なる複数の胴部を連設したタイプのものにおいて、各胴部を夫々支承ローラで支持し、ガイドローラでガイドでき、保持を確実にすることができる。
更に、必要に応じ、上記ラベル吸着押圧部によって物品にラベルが貼付される前に、上記転動保持部の支承ローラに支承される物品の軸線方向の両端部位置を位置決めする軸方向位置決め機構を備えた構成としている。物品の軸方向の移動が規制できるので、保持が確実になる。
この場合、上記軸方向位置決め機構を、上記転動保持部の支承ローラに支承される物品の一端部が当接する固定ストッパと、該支承ローラに支承される物品の他端部に対して進退動可能に設けられ進出時に該物品の他端部に当接して該物品を上記固定ストッパ側に押圧する可動ストッパとを備えて構成したことが有効である。可動ストッパを後退させて、物品を支承ローラに支承し、その後、可動ストッパを進出させて物品を抑えるので、物品を容易に挿入して支承ローラに容易に支承させることができる。
また、この場合、上記固定ストッパを、上記支承ローラに支承される物品の軸線に直交する方向に回転軸を有し、互いに所定間隔離間して上記物品の一端部に当接するように設けられる一対の当接ローラを備えて構成し、上記可動ストッパを、上記支承ローラに支承される物品の軸線に直交する方向に回転軸を有し、互いに所定間隔離間して上記物品の他端部に当接するように設けられる一対の当接ローラを備えて構成したことが有効である。固定ストッパと可動ストッパは、当接ローラを備えて構成されているので、物品の軸線周りの回動に支障を与える事態が防止される。
そしてまた、必要に応じ、上記ラベル吸着押圧部によって物品にラベルが貼付される前に、上記物品のラベルが貼付される予め定められた貼付部位に該ラベルが正規に貼付されるように、該物品の貼付部位を上記支承ローラに対して所定転動位置に位置決めする転動位置決め手段を備えた構成としている。これにより、物品のラベルが貼付される予め定められた貼付部位にラベルを正規に貼付できるようになる。
この場合、上記転動位置決め手段を、上記回転駆動部によって回転させられた上記支承ローラの回転中に該支承ローラに支承された物品の上記貼付部位と所定の関係にある検知部位が該支承ローラに対して所定転動位置に位置したか否かを検知する検知センサと、上記回転駆動部の始動を行なうとともに上記検知センサが所定転動位置に位置したことを検知したとき上記回転駆動部の停止を行なう制御部とを備えて構成したことが有効である。
また、必要に応じ、上記ラベル吸着押圧部を、ラベルの前端を突出させて吸着する吸着体と、該吸着体から突出させられたラベルの前端上側に当接する位置に設けられるとともに上記転動保持部の上記支承ローラの回転軸に平行な回転軸を有し該ラベルを上記支承ローラの上側から該支承ローラに支承した物品の胴部に押圧する押圧ローラと、上記吸着体及び押圧ローラを上記支承ローラの回転軸に直交する方向に並設して保持するとともに上記吸着体がラベルを吸着する吸着位置及び上記押圧ローラが上記物品の胴部に上記ラベルを押圧する押圧位置の2位置に進退動可能な保持体と、該保持体を上記吸着位置及び押圧位置に進退移動させる進退駆動部とを備えて構成している。押圧ローラによって物品の胴部が支承ローラに押圧されるので、支承ローラの回転が物品に確実に伝達され、物品の転動が確実に行なわれて、ラベルが確実に貼付される。また、既存の装置を利用できるという効果もある。
この場合、必要に応じ、上記保持体を、ベースと該ベースに傾動可能に設けられ上記吸着体及び押圧ローラが取付けられる取付部材とを備えて構成し、上記押圧位置において上記取付部材をベースに対して傾動させて上記押圧ローラのみを上記物品の胴部に当接させる傾動駆動部を備えた構成としている。押圧ローラのみを物品の胴部に当接させるので、支承ローラの回転が物品により確実に伝達される。
本発明のラベル貼付装置によれば、ラベルの貼付を行なうときは、ラベル吸着押圧部により、ラベルを吸着して転動保持部の支承ローラ上を転動する物品の胴部に弾性的に押圧するので、物品は支承ローラに支承され、弾性的に押圧されていることから、物品の外径の誤差が大きいような場合でも、この誤差が吸収されることになり、物品が支承ローラ上を無理なく転動することができるので、ラベルを確実に貼付することができる。また、物品の外径の誤差が大きい場合、あるいは、多少外径の種類の異なるロットの場合でも、無理なく物品を転動させてラベルを貼付することができ、多品種少量生産の場合に極めて良く適応させることができ、汎用性を向上させることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置について詳細に説明する。
図1乃至図7には、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置を示している。この実施の形態に係るラベル貼付装置が、ラベルLを貼付できる物品は、図4,図7及び図8に示すように、電子部品からなるある種のセンサーであり、2種類の形態がある。
1種の物品WAは、図8(a)に示すように、外周が軸線Pを中心にした横断面円形の胴部DAを有するもので、具体的には、胴部DAは円柱状に形成され、該胴部DAの一端面には、複数の端子Tが突設されている。胴部DAの他端面は平面に形成されている。
ラベルLは、長方形状に形成され、長手方向Raが物品WAの胴部DAの円周方向に沿って、且つ、物品WAの予め定められた貼付部位E(図中2点鎖線)に貼付される。そして、この貼付部位Eと、上記端子Tの内、特定端子T(a)は、一義的に定められた所定の位置関係にある。この特定端子T(a)は、後述の検知センサ41が検知する検知部位になる。
また、図8(b)に示すように、もう1種の物品WBは、外周が軸線Pを中心にした横断面円形の互いに外径を異にする2つの胴部DB,DCを連設したものである。具体的には、両胴部DB,DCは円柱状に形成されて連設され、小径の胴部DB(上記の物品WAの胴部DAと同径)の一端面には、複数の端子Tが突設されている。大径の胴部DCの他端面は平面に形成されている。
ラベルLは、図8(b)に示すように、長方形状に形成され、長手方向Raが物品WBの小径の胴部DBの円周方向に沿って、且つ、物品WBの予め定められた貼付部位E(図中2点鎖線)に貼付される。そして、この貼付部位Eと、上記端子Tの内、特定端子T(a)は、一義的に定められた所定の位置関係にある。この特定端子T(a)は、後述の検知センサ41が検知する検知部位になる。
図1乃至図7に示す本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置は、ラベル供給部1を備えている。ラベル供給部1は、図1,図2及び図3に示すように、ラベルLが等間隔に仮着された帯状台紙Dからなる印字用紙を供給する供給リール2と、帯状台紙Dを先端部で折り返すことによりこの帯状台紙DからラベルLを剥離する剥離板3と、剥離板3でラベルLが剥離された帯状台紙Dを巻き取る巻取リール4とを備えている。5はラベルLに印字を行なう印字ヘッドである。また、図2中の6は、台紙Dの裏面に等間隔で付せられたマークまたはラベルLの先端を検出し台紙Dの搬送及び印字用紙無しを検出する用紙検知センサである。
ラベルLは、図3に示すように、長方形状をしており、その長手方向Raが帯状台紙Dの幅方向に沿うように、言い換えれば、短手方向Rbが帯状台紙Dの搬送方向に沿うように、帯状台紙Dに仮着されている。そのため、剥離板3で剥離されるラベルLは、その短手方向Rbの長さ分だけ帯状台紙Dに対して突出することになるので、剛性が維持されて平面状体を維持して送り出される。
即ち、ラベルLの長手方向Raが帯状台紙Dの搬送方向に沿うように帯状台紙Dに仮着されている場合には、剥離板3で剥離されるラベルLは、その長手方向Raの長さ分だけ帯状台紙Dに対して突出することになるので、自重のモーメント荷重により垂れてしまい易く、後述の吸着体51での捕捉ミスを誘発し易いが、本実施の形態では、このような事態が防止されるのである。
また、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置は、物品WA,WBの胴部DA,DB,DCを転動させながら保持する転動保持部10を備えている。
転動保持部10の基本的構成は、図1及び図2,図4及び図7に示すように、基体11と、基体11に設けられ物品WA,WBを支承する支承ローラ12と、基体11に設けられ支承ローラ12に支承された物品WA,WBの胴部DA,DB,DCの両側をガイドするガイドローラ17とを備えてなる。
基体11は、図1に示すように、機台7に設けたレール13にスライダ14を介して移動可能に設置されており、物品WA,WBの受け入れ及び取り出しを行なう受け入れ取り出し位置Jaと、ラベルLの貼付を行なう貼付位置Jbの2位置に移動可能に設けられている。この基体11の移動は図示外のエアシリンダ装置などの駆動機構により行われる。
支承ローラ12は、基体11に回転軸を中心に回転可能に設けられており、物品WA,WBの胴部DA,DB,DCを該物品WA,WBの軸線Pが回転軸15と平行になるように支承し、且つ、回転させられて該物品WA,WBを転動させるものである。支承ローラ12としては、図4及び図7に示すように、外径の異なる複数の支承ローラ12(A),12(B)が連設されている。実施の形態では、外径の同じ一対の支承ローラ12(A),12(A)と、これとは外径の異なる支承ローラ12(B)が連設されており、一方の一対の支承ローラ12(A),12(A)は、上記物品WAの胴部DAと、上記物品WBの小径の胴部DBを支承する外径に形成され、他方の支承ローラ12(B)は、上記物品WBの大径の胴部DCをガイドする外径に形成されている。
また、基体11には、支承ローラ12を回転駆動する回転駆動部16(図1、図5及び図6参照)が備えられている。回転駆動部16は、電動モータ16aと、電動モータ16aの軸に設けたプーリ及び支承ローラ12の回転軸15に設けたプーリに掛け渡されたタイミングベルト16bとから構成されている。
ガイドローラ17は、図4及び図7に示すように、支承ローラ12で支承された物品WA,WBの胴部DA,DB,DCの両側をガイドするよう一対の組みが、複数組設けられている。複数組の一対のガイドローラ17の組みは、外径の異なる複数の支承ローラ12に対応させて、異なる組み同士でガイドローラ17同士の外径を異ならせてある。実施の形態では、一対のガイドローラ17の組みは、2組並設されている。組みの異なる一方側のガイドローラ17(A),17(B)同士及び他方側のガイドローラ17(A),17(B)同士は、連設されており、夫々、支承ローラ12と平行な回転軸18を有して回転可能に一対のアーム19間に軸支されている。
ガイドローラ17の各組において、一対のガイドローラ17(A),17(A)同士の径は同じに設定され、組みの異なるガイドローラ17(B),17(B)同士の外径は、互いに異ならせて設定されている。実施の形態では、一方のガイドローラ17の組みのガイドローラ17(A),17(A)は、上記物品WAの胴部DAの両側、及び、上記物品WBの小径の胴部DBの両側をガイドする外径に形成され、他方のガイドローラ17の組みのガイドローラ17(B),17(B)は、上記物品WBの大径の胴部DCの両側をガイドする外径に形成されている。
また、ガイドローラ17の各組において、一対のガイドローラ17同士が開閉可能になるように、アーム19は基体11に対して揺動可能に設けられている。そして、アーム19の下端は、ガイドローラ17を閉方向に付勢して支承ローラ12に支承した物品WA,WBの胴部DA,DB,DCに該一対のガイドローラ17を弾接させる付勢手段20としてのコイルスプリングにより引張されている。また、基体11には、ガイドローラ17を付勢手段20の付勢力に抗して開にし、ガイドローラ17間の幅を物品WA,WBの胴部DA,DB,DCの幅より広くする開駆動部21が設けられている。
開駆動部21は、基体11に設けられたエアシリンダ装置22で構成され、そのピストン23の進出時にアーム19の下端内側に突設した突起24を押圧してアーム19を開方向に揺動させ、ピストン23の後退時に付勢手段20(コイルスプリング)の付勢力によって閉方向への揺動を許容する。
また、本装置には、図4及び図7に示すように、後述のラベル吸着押圧部50によって物品WA,WBにラベルLが貼付される前に、転動保持部10の支承ローラ12に支承される物品WA,WBの軸線P方向の両端部位置を位置決めする軸方向位置決め機構30が備えられている。
この軸方向位置決め機構30は、基体11に設けられ転動保持部10の支承ローラ12に支承される物品WA,WBの一端部が当接する固定ストッパ31を備えている。固定ストッパ31は、支承ローラ12に支承される物品WA,WBの軸線Pに直交する方向に回転軸を有し、互いに所定間隔離間して上記物品WA,WBの一端部に当接するように設けられる一対の当接ローラ32を備えて構成されている。
また、軸方向位置決め機構30は、支承ローラ12に支承される物品WA,WBの他端部に対して進退動可能に設けられ進出時に該物品WA,WBの他端部に当接して該物品WA,WBを固定ストッパ31側に押圧する可動ストッパ33を備えている。可動ストッパ33は、支承ローラ12に支承される物品WA,WBの軸線Pに直交する方向に回転軸を有し、互いに所定間隔離間して上記物品WA,WBの他端部に当接するように設けられる一対の当接ローラ34を備えて構成されている。可動ストッパ33は、基体11に設けられたエアシリンダ装置35のピストン36の先端に固定されている。このエアシリンダ装置35は、基体11の物品WA,WBの受け入れ取り出しを行なう受け入れ取り出し位置Jaで後退し、貼付位置Jbにおいて進出により物品WA,WBの他端部を押圧する。
更に、本装置においては、図2及び図5に示すように、後述のラベル吸着押圧部50によって物品WA,WBにラベルLが貼付される前に、物品WA,WBのラベルLが貼付される予め定められた貼付部位Eに該ラベルLが正規に貼付されるように、該物品WA,WBの貼付部位Eを支承ローラ12に対して所定転動位置に位置決めする転動位置決め手段40が備えられている。
この転動位置決め手段40は、支承ローラ12を回転駆動する上記の回転駆動部16と、回転駆動部16によって回転する支承ローラ12の回転中に、支承ローラ12に支承された物品WA,WBの貼付部位Eと所定の関係にある検知部位(実施の形態では上記の特定端子T(a))が支承ローラ12に対して所定転動位置に位置したか否かを検知する検知センサ41と、回転駆動部16の始動を行なうとともに検知センサ41が所定転動位置に位置したことを検知したとき回転駆動部16の停止を行なう制御部(図示せず)とを備えて構成されている。検知センサ41は、図2に示すように、基体11に設けられており、特定端子T(a)を検知したとき、検知信号を制御部に送出する。
尚、転動位置決め手段40の回転駆動部16による支承ローラ12の回転の際には、後述のラベル吸着押圧部50の保持体が進出して、押圧ローラ53を物品WA,WBに押圧する。これにより物品WA,WBの転動が確実に行なわれる。
そしてまた、図1及び図2,図5及び図6に示すように、本装置は、ラベル吸着押圧部50を備えている。このラベル吸着押圧部50は、ラベル供給部1から供給されるラベルLを吸着して転動保持部10で転動する物品WA,WBの胴部DA,DBに、吸着したラベルLを弾性的に押圧し、胴部DA,DBの転動により胴部DA,DBの周方向に沿ってラベルLを貼付せしめる。
詳しくは、ラベル吸着押圧部50は、ラベル供給部1から供給されるラベルLを該ラベルLの前端を突出させて吸着する吸着体51と、吸着体51から突出させられたラベルLの前端上側に当接する位置に設けられるとともに転動保持部10の支承ローラ12の回転軸15に平行な回転軸52を有し該ラベルLを支承ローラ12の上側から該支承ローラ12に支承した物品WA,WBの胴部DA,DBに押圧する押圧ローラ53と、吸着体51及び押圧ローラ53を支承ローラ12の回転軸15に直交する方向に並設して保持するとともに吸着体51がラベルLを吸着する吸着位置X及び押圧ローラ53が物品WA,WBの胴部DA,DBにラベルLを押圧する押圧位置Yの2位置に進退動可能な保持体54と、この保持体54を吸着位置X及び押圧位置Yに進退移動させるエアシリンダ装置55からなる進退駆動部56とを備えて構成されている。
そして、吸着位置Xにおいては、吸着体51及び押圧ローラ53は、ラベルLの長手方向Raが吸着体51及び押圧ローラ53の並設方向に沿って、吸着体51に吸着されるように、剥離板3に対して位置決めされている。言い換えれば、上記のラベルLは、吸着体51及び押圧ローラ53に対し、吸着体51及び押圧ローラ53の並設方向に直行する方向から供給されるように配置されている。
また、押圧位置Yにおいては、ラベルLの長手方向Raが吸着体51に吸着され状態で、支承ローラ12の回転軸15に直交する方向に位置させられる。
更に、保持体54は、ベース57と、このベース57に傾動可能に設けられ吸着体51及び押圧ローラ53が取付けられる取付部材58とを備えて構成し、押圧位置Yにおいて取付部材58をベース57に対して傾動させて押圧ローラ53のみを物品WA,WBの胴部DA,DBに当接させる傾動駆動部59を備えて構成されている。取付部材58の一端部は、ベース57に回動可能に軸支され、回動により傾動する。傾動駆動部59は、一端がベース57に立設された支柱61に回動可能に軸支され、他端が取付部材58の他端部に軸支されたエアシリンダ装置60で構成されている。このエアシリンダ装置60のエアの弾性力により、転動保持部10の支承ローラ12上を転動する物品WA,WBの胴部DA,DBにラベルLを確実に弾性的に押圧することができる。
尚、上述したが、転動位置決め手段40の回転駆動部16による支承ローラ12の回転の際には、ラベル吸着押圧部50の保持体54が押圧位置Yに進出させられ、押圧ローラ53を物品WA,WBに押圧する。これにより物品WA,WBの転動が確実に行なわれる。
尚また、ラベル供給部1の作動,ラベル吸着押圧部50のエアシリンダ装置55,60の作動,転動保持部10における回転駆動部16の電動モータ16a及びエアシリンダ装置22,軸方向位置決め機構30のエアシリンダ装置35等の作動の制御は、図示外の制御部で行なわれる。
従って、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置により、物品WA,WBWにラベルLを貼付するときは、以下のようになる。
先ず、図8(a)に示す物品WAにラベルLを貼付する場合について説明する。
図1及び図4(a)に示すように、基体11の受け入れ取り出し位置Jaにおいては、ガイドローラ17の各組は、開駆動部21により、開に設定されている。即ち、開駆動部21のエアシリンダ装置22のピストン23が進出してアーム19の突起24を押圧しており、付勢手段20としてのコイルスプリングの付勢力に抗してアーム19を開方向に揺動させ、ガイドローラ17を開にしている。また、軸方向位置決め機構30の可動ストッパ33は後退させられている。
この状態で、物品WAを、手作業あるいは図示外の供給装置により自動で、物品WAの軸線Pが支承ローラ12の回転軸15と平行になるようにして支承ローラ12に支承する。この際には、図4に示すように、一方の一対の支承ローラ12(A),12(A)に物品WAの胴部DAを支承するようにする。この場合、ガイドローラ17間の幅が、物品WAの胴部DAの幅より広くなっており、可動ストッパ33は後退しているので、物品WAがガイドローラ17間から容易に挿入されて支承ローラ12に支承される。
次に、図1及び図4(b)に示すように、基体11は、受け入れ取り出し位置Jaから貼付位置Jbに移動させられる。この受け入れ取り出し位置Ja、貼付位置Jbへの移動過程、あるいは、貼付位置Jbにおいて、開駆動部21のエアシリンダ装置22のピストン23が後退する。これにより、付勢手段20としてのコイルスプリングの付勢力によりアーム19が閉方向に揺動させられ、ガイドローラ17は、物品WAに当接してこれをガイドする。この際には、一方のガイドローラ17の組みのガイドローラ17(A),17(A)が、物品WAの胴部DAの両側をガイドする。
また、図4(b)に示すように、軸方向位置決め機構30のエアシリンダ装置35が駆動させられ、可動ストッパ33が進出し、物品WAの他端部に当接して該物品WAを固定ストッパ31側に押圧する。これにより、物品WAは固定ストッパ31と可動ストッパ33との間に保持される。そのため、物品WAの軸方向の移動が規制できるので、保持が確実になる。固定ストッパ31と可動ストッパ33は、当接ローラ32,34を備えて構成されているので、物品WAの軸線P周りの回動に支障はない。
この状態で、図5に示すように、転動位置決め手段40が作動し、物品WAのラベルLが貼付される予め定められた貼付部位Eに該ラベルLが正規に貼付されるように、物品WAの貼付部位Eを支承ローラ12に対して所定転動位置に位置決めする。
詳しくは、先ず、図5(a)(b)に示すように、ラベル吸着押圧部50の保持体54が押圧位置Yに進出し、押圧ローラ53を物品WAに押圧する。この場合、先ず、エアシリンダ装置55が進出して保持体54を降下させ、次に、図5(c)に示すように、エアシリンダ装置60が進出してベース57に対して取付部材58を傾動させ、押圧ローラ53を物品WAに押圧する。
次に、図5(c)に示すように、回転駆動部16の電動モータ16aが始動され、支承ローラ12が回転させられて物品WAが転動させられる。この場合、ラベル吸着押圧部50の押圧ローラ53が物品WAに押圧されているので、物品WAの転動が確実に行なわれる。また、物品WAはガイドローラ17にガイドされているのでこの点でも物品WAの転動が確実に行なわれる。この転動過程では、検知センサ41(図2)が物品WAの特定端子T(a)(検知部位)を検知しており、検知センサ41がこの特定端子T(a)を検知すると、回転駆動部16の電動モータ16aが停止され、これにより、支承ローラ12に支承された物品WAの貼付部位Eが支承ローラ12に対して所定転動位置に位置させられる。
その後、図5(d)に示すように、ラベル吸着押圧部50の保持体54が吸着位置Xに後退する。この場合、エアシリンダ装置60が後退してベース57に対して取付部材58を元位置に復帰させるとともに、エアシリンダ装置55が後退して保持体54を上昇させ、保持体54を吸着位置Xに位置させる。
、図6に示すように、
次に本装置は、ラベルLの貼付動作を行う。先ず、図2及び図6(a)に示すように、用紙検知センサ6によりラベル供給部1からラベルLが供給され、吸着体51にラベルLが吸着される。この際、吸着体51から突出させられたラベルLの前端は上側の押圧ローラ53に当接する。また、ラベル供給部1の剥離板3で剥離されるラベルLは、図3に示すように、その短手方向Rbの長さ分だけ帯状台紙Dに対して突出することになるので、剛性が維持されて平面状体を維持して吸着体51に吸着されることになり、そのため、自重のモーメント荷重により垂れてしまう事態が防止され、吸着体51での捕捉ミスが防止され、確実に吸着体51に吸着させることができる。
それから、図1,図2及び図6(b)(c)に示すように、ラベル吸着押圧部50の保持体54が押圧位置Yに進出し、押圧ローラ53を介してラベルLの前端を物品WAに押圧する。この場合、先ず、図6(b)に示すように、エアシリンダ装置55が進出して保持体54を降下させ、次に、図6(c)に示すように、エアシリンダ装置60が進出してベース57に対して取付部材58を傾動させ、押圧ローラ53を物品WAの胴部DAに押圧する。
このとき、支承ローラ12に支承された物品WAの貼付部位Eが支承ローラ12に対して所定転動位置に位置させられているので、物品WAのラベルLが貼付される予め定められた貼付部位EにラベルLの前端が正規に貼付される。
この状態で、図6(c)に示すように、回転駆動部16の電動モータ16aが始動され、支承ローラ12が回転させられて物品WAが転動させられる。このとき、ラベル吸着押圧部50の押圧ローラ53が物品WAの胴部DAに押圧されているので、物品WAの転動が確実に行なわれる。また、物品WAはガイドローラ17にガイドされているのでこの点でも物品WAの転動が確実に行なわれる。この転動過程では、ラベルLが押圧ローラ53によって物品WAの胴部DAに押圧されているので、物品WAの回転によりラベルLが吸着体51から引っ張られ、物品WAの胴部DAに巻きついて貼付されていく。
この場合、物品WAは支承ローラ12に支承され、エアシリンダ装置60のエアの弾性力により押圧ローラ53が転動保持部10の支承ローラ12上を転動する物品WAの胴部DAにラベルLを確実に弾性的に押圧することができる。そのため、物品WAの外径の誤差が大きいような場合でも、押圧ローラ53がこの誤差に追従して上下動するので、物品WAが支承ローラ12上を無理なく転動することができ、そのため、ラベルLが確実に貼付されていく。
また、この場合、物品WAはガイドローラ17にガイドされているが、ガイドローラ17は、付勢手段20としてのコイルスプリングの付勢力により物品WAに当接しているので、物品WAの外径の誤差が大きいような場合でも、ガイドローラ17がこの誤差に追従して前後動するので、物品WAが支承ローラ12上を無理なく転動することができ、そのため、この点でも、ラベルLが確実に貼付されていく。
ラベルLの貼付が終わったならば、図6(d)に示すように、ラベル吸着押圧部50の保持体54が吸着位置Xに後退する。この場合、エアシリンダ装置60が後退してベース57に対して取付部材58を元位置に復帰させるとともに、エアシリンダ装置55が後退して保持体54を上昇させ、保持体54を吸着位置Xに位置させる。
そして、図1に示すように、基体11は、貼付位置Jbから受け入れ取り出し位置Jaに移動させられる。そして、ガイドローラ17の各組は、開駆動部21により、開に設定される。即ち、開駆動部21のエアシリンダ装置22のピストン23が進出してアーム19の突起24を押圧し、付勢手段20としてのコイルスプリングの付勢力に抗してアーム19を開方向に揺動させ、ガイドローラ17を開にする。この状態で、物品WAを、手作業あるいは図示外の取り出し装置により自動で取り出す。
このようにして、順次、物品WAにラベルLを貼付する。この場合、支承ローラ12に物品WAを支承して、物品WAの胴部DAにラベルLを押圧するので、物品WAの外径の誤差が大きい場合、あるいは、多少外径の種類の異なるロットの場合でも、無理なく物品WAを転動させてラベルLを貼付することができ、そのため、多品種少量生産の場合に極めて良く適応させることができ、汎用性を向上させることができる。
次に、図8(b)に示す物品WBにラベルLを貼付する場合について説明する。この物品WBの場合にも、上記とほぼ同様に貼付動作が行なわれる。この場合、図7に示すように、一方の一対の支承ローラ12(A),12(A)には、物品WBの小径の胴部DBが支承され、他方の支承ローラ12(B)には、物品WBの大径の胴部DCが支承される。また、一方のガイドローラ17の組みのガイドローラ17(A),17(A)は、物品WBの小径の胴部DBの両側をガイドし、他方のガイドローラ17の組みのガイドローラ17(B),17(B)は、物品WBの大径の胴部DCの両側をガイドする。
この場合にも、物品WBは支承ローラ12に支承され、押圧ローラ53により押圧されているので、物品WBの外径の誤差が大きいような場合でも、押圧ローラ53がこの誤差に追従して上下動するので、物品WBが支承ローラ12上を無理なく転動することができ、そのため、物品WBの小径の胴部DBにラベルLが確実に貼付されていく。また、物品WBはガイドローラ17にガイドされているが、ガイドローラ17は、付勢手段20としてのコイルスプリングの付勢力により物品WBに当接しているので、物品WBの外径の誤差が大きいような場合でも、ガイドローラ17がこの誤差に追従して前後動するので、物品WBが支承ローラ12上を無理なく転動することができ、そのため、この点でも、ラベルLが確実に貼付されていく。
また、物品WBにおいては、小径の胴部DBと大径の胴部DCとを有しているが、夫々の胴部DB,DCが、これらの外径に対応した支承ローラ12(A),12(B)に支承され、これらの外径に対応したガイドローラ17(A),(B)にガイドされるので、単に一種の支承ローラ12及びガイドローラ17に保持する場合に比較して、保持が確実になり、そのため、この点でも、ラベルLを確実に貼付することができるようになる。
尚、支承ローラ12及びガイドローラ17は、上記のように大小を並設する構成に限定されず、一種類の外径のものであっても良く。また、物品の胴部の外径の差に合わせて、3種類以上の外径のものを連設して設けるようにしても良く、適宜変更して差支えない。
尚また、物品WBのように、外径の異なる複数の胴部DB,DCを連設したタイプのものにおいて、支承ローラ12及びガイドローラ17は、一種類の外径のもので構成しても良いが、各胴部DB,DCの外径に応じた複数種の外径の支承ローラ12及びガイドローラ17を設けたほうが、保持が確実になり好ましい。
また、上記実施の形態において、取り扱う物品の形状は、上記の2種に限定されず、外周が円形の胴部を有するものであれば、どのようなものでも良いことは勿論である。
本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置が用いるラベルの帯状台紙に対する仮着状態及び剥離状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の転動保持部が物品を保持する際の状態を示し、(a)は物品受け入れ及び取り出し位置の状態を示す平面図及び正面図、(b)は貼付位置の状態を示す平面図及び正面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の作用を示し、転動位置決め手段による物品の位置決め工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の作用を示し、物品に対するラベルの貼付工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の転動保持部が別の物品を保持する際の状態を示し、(a)は受け入れ及び取り出し位置の状態を示す平面図及び正面図、(b)は貼付位置の状態を示す平面図及び正面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置が取り扱う物品の一例を示す図である。 従来のラベル貼付装置の一例を示す図であり、(a)は全体平面図、(b)は部分断面図である。
符号の説明
WA,WB 物品
P 軸線
DA,DB,DC 胴部
E 貼付部位
T 端子
T(a) 特定端子(検知部位)
L ラベル
D 帯状台紙
1 ラベル供給部
2 供給リール
3 剥離板
4 巻取リール
5 印字ヘッド
6 用紙検知センサ
10 転動保持部
11 基体
12,12(A),12(B) 支承ローラ
13 レール
14 スライダ
Ja 受け入れ取り出し位置
Jb 貼付位置
15 回転軸
16 回転駆動部
17,17(A),17(B) ガイドローラ
18 回転軸
19 アーム
20 付勢手段(コイルスプリング)
21 開駆動部
22 エアシリンダ装置
30 軸方向位置決め機構
31 固定ストッパ
33 可動ストッパ
35 エアシリンダ装置
40 転動位置決め手段
41 検知センサ
50 ラベル吸着押圧部
51 吸着体
52 回転軸
53 押圧ローラ
X 吸着位置
Y 押圧位置
54 保持体
55 エアシリンダ装置
56 進退駆動部
57 ベース
58 取付部材
59 傾動駆動部
60 エアシリンダ装置

Claims (10)

  1. 外周が軸線を中心にした横断面円形の胴部を有する物品の当該胴部の外周面にラベルを貼付するラベル貼付装置において、
    上記物品の胴部を転動させながら保持する転動保持部を備え、該転動保持部を、回転軸を中心に回転させられ上記物品の胴部を該物品の軸線が上記回転軸と平行になるように支承し且つ回転させられて該物品を転動させる支承ローラと、該支承ローラと平行な回転軸を有し上記支承ローラで支承された物品の胴部の両側をガイドする一対のガイドローラと、上記支承ローラを回転駆動する回転駆動部とを備えて構成し、
    ラベルを吸着するとともに該吸着したラベルを上記転動保持部で転動する物品の胴部に弾性的に押圧し上記胴部の転動により該胴部の周方向に沿ってラベルを貼付するラベル吸着押圧部を備えたことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 上記転動保持部の一対のガイドローラを、開閉可能にし、該ガイドローラを閉方向に付勢して上記支承ローラに支承した物品の胴部に該一対のガイドローラを弾接させる付勢手段と、該ガイドローラを前記付勢手段の付勢力に抗して開にし該ガイドローラ間の幅を上記物品の胴部の幅より広くする開駆動部とを設けたことを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  3. 外径の異なる複数の支承ローラを連設し、該外径の異なる複数の支承ローラに対応させて、上記転動保持部の一対のガイドローラの組みであって異なる組み同士でガイドローラ同士の外径を異ならせた一対のガイドローラの組みを複数組み並設したことを特徴とする請求項1または2記載のラベル貼付装置。
  4. 上記ラベル吸着押圧部によって物品にラベルが貼付される前に、上記転動保持部の支承ローラに支承される物品の軸線方向の両端部位置を位置決めする軸方向位置決め機構を備えたことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載のラベル貼付装置。
  5. 上記軸方向位置決め機構を、上記転動保持部の支承ローラに支承される物品の一端部が当接する固定ストッパと、該支承ローラに支承される物品の他端部に対して進退動可能に設けられ進出時に該物品の他端部に当接して該物品を上記固定ストッパ側に押圧する可動ストッパとを備えて構成したことを特徴とする請求項4記載のラベル貼付装置。
  6. 上記固定ストッパを、上記支承ローラに支承される物品の軸線に直交する方向に回転軸を有し、互いに所定間隔離間して上記物品の一端部に当接するように設けられる一対の当接ローラを備えて構成し、上記可動ストッパを、上記支承ローラに支承される物品の軸線に直交する方向に回転軸を有し、互いに所定間隔離間して上記物品の他端部に当接するように設けられる一対の当接ローラを備えて構成したことを特徴とする請求項5記載のラベル貼付装置。
  7. 上記ラベル吸着押圧部によって物品にラベルが貼付される前に、上記物品のラベルが貼付される予め定められた貼付部位に該ラベルが正規に貼付されるように、該物品の貼付部位を上記支承ローラに対して所定転動位置に位置決めする転動位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6何れかに記載のラベル貼付装置。
  8. 上記転動位置決め手段を、上記回転駆動部によって回転させられた上記支承ローラの回転中に該支承ローラに支承された物品の上記貼付部位と所定の関係にある検知部位が該支承ローラに対して所定転動位置に位置したか否かを検知する検知センサと、上記回転駆動部の始動を行なうとともに上記検知センサが所定転動位置に位置したことを検知したとき上記回転駆動部の停止を行なう制御部とを備えて構成したことを特徴とする請求項7記載のラベル貼付装置。
  9. 上記ラベル吸着押圧部を、ラベルの前端を突出させて吸着する吸着体と、該吸着体から突出させられたラベルの前端上側に当接する位置に設けられるとともに上記転動保持部の上記支承ローラの回転軸に平行な回転軸を有し該ラベルを上記支承ローラの上側から該支承ローラに支承した物品の胴部に押圧する押圧ローラと、上記吸着体及び押圧ローラを上記支承ローラの回転軸に直交する方向に並設して保持するとともに上記吸着体がラベルを吸着する吸着位置及び上記押圧ローラが上記物品の胴部に上記ラベルを押圧する押圧位置の2位置に進退動可能な保持体と、該保持体を上記吸着位置及び押圧位置に進退移動させる進退駆動部とを備えて構成したことを特徴とする請求項1乃至8何れかに記載のラベル貼付装置。
  10. 上記保持体を、ベースと該ベースに傾動可能に設けられ上記吸着体及び押圧ローラが取付けられる取付部材とを備えて構成し、上記押圧位置において上記取付部材をベースに対して傾動させて上記押圧ローラのみを上記物品の胴部に当接させる傾動駆動部を備えたことを特徴とする請求項9記載のラベル貼付装置。
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