JP4889330B2 - 信号解析装置、方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明はOFDM(Orthogonal Frequency
Division Multiplexing)方式により変調された信号の測定に関する。
従来より知られているOFDM変調信号においては、一回に送信される信号の単位をフレームという。フレームの先頭には、プリアンブル(preamble)があり、ついでデータシンボルが配置される。プリアンブルは、STS(ショートトレーニング系列)、LTS(ロングトレーニング系列)を有する。なお、無線LANのIEEE802.11a規格において採用されているOFDM変調信号においては、プリアンブルとデータシンボルとの間にSIGNALというシンボルが挿入されている。SIGNALは、1フレーム中のデータシンボルのシンボル数と各データシンボルの変調方式とを示すシンボルである。

このようなOFDM変調信号を復調し(例えば、特許文献1を参照)、変調精度を解析することが、従来より行われている。IEEE802.11aによれば、変調精度の解析の際、16シンボル以上のデータシンボルが存在するフレームを20フレーム以上測定することとされている。なお、フレームはバースト信号として送信される。
特開2003−324406号公報
しかしながら、IEEE802.11aにおけるOFDM変調信号の解析にあたっては、フレーム検出の処理を最低でも20回は行わなければならない。しかも、プリアンブルおよびSIGNALの処理も行わなければならない。よって、OFDM変調信号の変調精度の解析には時間がかかる。
そこで、本発明は、変調信号の変調精度の解析にかかる時間を短縮することを課題とする。
本発明にかかる第一の信号解析装置は、プリアンブルとデータシンボルとを有するフレームを複数有する被測定信号を解析する信号解析装置であって、前記被測定信号から前記フレームを取得するフレーム取得手段と、取得された前記フレームをシンボル復調するシンボル復調手段と、前記シンボル復調手段の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出手段と、を備え、前記フレーム取得手段が、前記被測定信号において先頭に位置する先頭フレームの位置を前記フレームの長さの整数倍だけずらした位置を、前記先頭フレームの後に位置する後続フレームの位置として、前記後続フレームを取得するように構成される。
上記のように構成された第一の信号解析装置によれば、プリアンブルとデータシンボルとを有するフレームを複数有する被測定信号を解析する信号解析装置が提供される。
フレーム取得手段は、前記被測定信号から前記フレームを取得する。シンボル復調手段は、取得された前記フレームをシンボル復調する。変調精度導出手段は、前記シンボル復調手段の出力に基づき、変調精度を導出する。しかも、前記フレーム取得手段が、前記被測定信号において先頭に位置する先頭フレームの位置を前記フレームの長さの整数倍だけずらした位置を、前記先頭フレームの後に位置する後続フレームの位置として、前記後続フレームを取得する。
本発明にかかる第一の信号解析装置は、前記被測定信号において、前記フレームが連続しているようにしてもよい。
本発明にかかる第二の信号解析装置は、データシンボルと複数のプリアンブルとを有するフレームを有する被測定信号を解析する信号解析装置であって、複数の前記プリアンブルを一つずつ取得するプリアンブル取得手段と、前記データシンボルを取得するデータシンボル取得手段と、取得された前記プリアンブルの一つずつに基づき前記データシンボルをシンボル復調するシンボル復調手段と、前記シンボル復調手段の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出手段と、を備え、前記シンボル復調手段が、取得された前記プリアンブルの各々に基づいて、シンボル復調する前記データシンボルは共通したものであるように構成される。
上記のように構成された第二の信号解析装置によれば、データシンボルと複数のプリアンブルとを有するフレームを有する被測定信号を解析する信号解析装置が提供される。
プリアンブル取得手段は、複数の前記プリアンブルを一つずつ取得する。データシンボル取得手段は、前記データシンボルを取得する。シンボル復調手段は、取得された前記プリアンブルの一つずつに基づき前記データシンボルをシンボル復調する。変調精度導出手段は、前記シンボル復調手段の出力に基づき、変調精度を導出する。しかも、前記シンボル復調手段が、取得された前記プリアンブルの各々に基づいて、シンボル復調する前記データシンボルは共通したものである。
なお、本発明にかかる第二の信号解析装置は、前記フレームにおいて、複数の前記プリアンブルは連続しており、複数の前記プリアンブルに続いて前記データシンボルが配置されているようにしてもよい。
なお、本発明にかかる第一および第二の信号解析装置においては、前記被測定信号はOFDM変調された信号であり、前記プリアンブルはロングトレーニング系列のみからなるようにしてもよい。
本発明は、プリアンブルとデータシンボルとを有するフレームを複数有する被測定信号を解析する信号解析方法であって、前記被測定信号から前記フレームを取得するフレーム取得工程と、取得された前記フレームをシンボル復調するシンボル復調工程と、前記シンボル復調工程の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出工程と、を備え、前記フレーム取得工程が、前記被測定信号において先頭に位置する先頭フレームの位置を前記フレームの長さの整数倍だけずらした位置を、前記先頭フレームの後に位置する後続フレームの位置として、前記後続フレームを取得する信号解析方法である。
本発明は、データシンボルと複数のプリアンブルとを有するフレームを有する被測定信号を解析する信号解析方法であって、複数の前記プリアンブルを一つずつ取得するプリアンブル取得工程と、前記データシンボルを取得するデータシンボル取得工程と、取得された前記プリアンブルの一つずつに基づき前記データシンボルをシンボル復調するシンボル復調工程と、前記シンボル復調工程の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出工程と、を備え、前記シンボル復調工程が、取得された前記プリアンブルの各々に基づいて、シンボル復調する前記データシンボルは共通したものである信号解析方法である。
本発明は、プリアンブルとデータシンボルとを有するフレームを複数有する被測定信号を解析する信号解析処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記被測定信号から前記フレームを取得するフレーム取得処理と、取得された前記フレームをシンボル復調するシンボル復調処理と、前記シンボル復調処理の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、前記フレーム取得処理が、前記被測定信号において先頭に位置する先頭フレームの位置を前記フレームの長さの整数倍だけずらした位置を、前記先頭フレームの後に位置する後続フレームの位置として、前記後続フレームを取得するプログラムである。
本発明は、データシンボルと複数のプリアンブルとを有するフレームを有する被測定信号を解析する信号解析処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、複数の前記プリアンブルを一つずつ取得するプリアンブル取得処理と、前記データシンボルを取得するデータシンボル取得処理と、取得された前記プリアンブルの一つずつに基づき前記データシンボルをシンボル復調するシンボル復調処理と、前記シンボル復調処理の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、前記シンボル復調処理が、取得された前記プリアンブルの各々に基づいて、シンボル復調する前記データシンボルは共通したものであるプログラムである。
本発明は、プリアンブルとデータシンボルとを有するフレームを複数有する被測定信号を解析する信号解析処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、前記被測定信号から前記フレームを取得するフレーム取得処理と、取得された前記フレームをシンボル復調するシンボル復調処理と、前記シンボル復調処理の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であり、前記フレーム取得処理が、前記被測定信号において先頭に位置する先頭フレームの位置を前記フレームの長さの整数倍だけずらした位置を、前記先頭フレームの後に位置する後続フレームの位置として、前記後続フレームを取得する記録媒体である。
本発明は、データシンボルと複数のプリアンブルとを有するフレームを有する被測定信号を解析する信号解析処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、複数の前記プリアンブルを一つずつ取得するプリアンブル取得処理と、前記データシンボルを取得するデータシンボル取得処理と、取得された前記プリアンブルの一つずつに基づき前記データシンボルをシンボル復調するシンボル復調処理と、前記シンボル復調処理の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であり、前記シンボル復調処理が、取得された前記プリアンブルの各々に基づいて、シンボル復調する前記データシンボルは共通したものである記録媒体である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかるOFDM信号受信装置2の概念を説明するための図である。OFDM信号送信装置1が、OFDM(Orthogonal Frequency Division
Multiplexing)変調された被測定信号Sを送信する。被測定信号SをOFDM信号受信装置2が受信し、(例えば変調精度を)解析する。
図2は、OFDM信号受信装置2の構成を示す機能ブロック図である。OFDM信号受信装置2は、A/Dコンバータ2a、信号記録部2b、信号解析装置2c、表示部2dを備える。
A/Dコンバータ2aは、被測定信号Sをデジタル化する。信号記録部2bは、デジタル化された被測定信号Sを記録する。信号解析装置2cは、デジタル化された被測定信号Sを解析する。例えば、信号解析装置2cは被測定信号Sの変調精度を解析する。表示部2dは、信号解析装置2cによる解析結果を表示する。
被測定信号Sの構成および信号解析装置2cの構成が実施形態ごとに異なる。
第一の実施形態
図3は、第一の実施形態にかかる被測定信号Sの構成を示す図である。被測定信号Sは、OFDM変調された信号であり、複数のフレームを有する。図3(a)はフレームの内部構成を示す図である。図3(b)は被測定信号Sの構成を示す図である。
図3(a)を参照して、フレームは、ロングトレーニング系列(LTS)のみからなる1シンボルのプリアンブルと、16シンボルのデータシンボルとを有する。プリアンブルは、フレームの先頭に位置し、データシンボルはプリアンブルの後に連続して配置される。
なお、通常のOFDM変調された信号においては、プリアンブルにショートトレーニング系列(STS)が含まれている。しかし、第一の実施形態におけるプリアンブルにはショートトレーニング系列(STS)が含まれていない。
また、通常のOFDM変調された信号においては、プリアンブルとデータシンボルとの間にSIGNAL(1フレーム中のデータシンボルのシンボル数と、各データシンボルの変調方式とを示すシンボル)というシンボルが挿入されている。しかし、第一の実施形態におけるフレームにはSIGNALが含まれていない。
図3(b)を参照して、被測定信号Sは、先頭フレームf1および後続フレームf2、f3、…、f20を有する。先頭フレームf1は、被測定信号Sの先頭に位置する。後続フレームf2は、先頭フレームf1の直後に配置される。後続フレームf3は、後続フレームf2の直後に配置される。このように、後続フレームf20まで配置される。よって、先頭フレームf1から後続フレームf20まで連続して配置される。
通常のOFDM変調された信号は、フレームが存在しない区間があるバースト信号である。しかし、被測定信号Sは、図3(b)に示すように、フレームが連続しており、バースト信号ではない。
なお、先頭フレームf1および後続フレームf2、f3、…、f20の長さは同じものとする。すると、後続フレームf2の位置は、先頭フレームf1の位置をフレームの長さだけ後ろにずらしたものとなる。後続フレームf3の位置は、先頭フレームf1の位置をフレームの長さの2倍だけ後ろにずらしたものとなる。後続フレームf20の位置は、先頭フレームf1の位置をフレームの長さの19倍だけ後ろにずらしたものとなる。
図4は、第一の実施形態にかかる信号解析装置2cの構成を示す機能ブロック図である。信号解析装置2cは、先頭フレーム取得部22、シンボル復調部24、後続フレーム取得部26、変調精度導出部28を備える。
先頭フレーム取得部22は、信号記録部2bに記録された被測定信号Sから先頭フレームf1を取得する。詳細には、まず、先頭フレーム取得部22は、被測定信号Sから先頭フレームf1を検出する。先頭フレームf1の検出法は、OFDM変調された信号のフレームを検出するための周知の方法を用いればよい。検出により、先頭フレームf1の位置(「先頭位置」という)が得られる。先頭位置は、後続フレーム取得部26に送られる。なお、プリアンブルはロングトレーニング系列(LTS)のみからなり、ショートトレーニング系列(STS)を有していない。しかし、フレームの検出は、ロングトレーニング系列(LTS)があれば、ショートトレーニング系列(STS)が無くても可能である。
次に、先頭フレーム取得部22は、検出した先頭フレームf1を取得する。なお、先頭フレームf1の取得とは、先頭フレームf1を構成するプリアンブルおよびデータシンボルを取得することをいう。取得された先頭フレームf1は、シンボル復調部24に与えられる。
後続フレーム取得部26は、先頭フレーム取得部22から先頭位置を受け、先頭位置をフレームの長さの1倍ずらして、後続フレームf2の位置を取得し、後続フレームf2を取得する。その後、変調精度導出部28から終了信号を受けてから、先頭位置をフレームの長さの2倍ずらして、後続フレームf3の位置を取得し、後続フレームf3を取得する。このように、後続フレームf2〜f20を取得していく。取得された後続フレームf2〜f20は、シンボル復調部24に与えられる。
シンボル復調部24は、先頭フレーム取得部22が取得した先頭フレームf1と、後続フレーム取得部26が取得した後続フレームf2〜f20とをシンボル復調する。シンボル復調は、周知であるため、説明を省略する。なお、被測定信号SはSIGNALフレームを有していない。しかし、各データシンボルの変調方式を予め定めておくことで、SIGNALフレームが無くても、復調が可能である。また、シンボル復調にあたっては各種の補正データの推定が必要であるが、プリアンブルにロングトレーニング系列(LTS)があれば、ショートトレーニング系列(STS)が無くても各種の補正データの推定が可能である。
変調精度導出部28は、シンボル復調部24の出力に基づき、変調精度を導出する。変調精度の導出法は周知ゆえ説明を省略する。なお、変調精度導出部28は、各フレームについて変調精度を導出し終えると、終了信号を後続フレーム取得部26に与える。また、変調精度導出部28は、各フレームについて導出した変調精度を平均し、表示部2dに与える。表示部2dは、平均された変調精度を、被測定信号Sの変調精度として表示する。
次に、第一の実施形態の動作を図5のフローチャートを参照して説明する。図5は、第一の実施形態にかかる信号解析装置2cの動作を示すフローチャートである。
OFDM信号送信装置1により送信された被測定信号Sを、OFDM信号受信装置2が受信する。被測定信号Sは、OFDM信号受信装置2のA/Dコンバータ2aによりデジタル化されてから、信号記録部2bに記録される。信号記録部2bに記録された被測定信号Sを、信号解析装置2cが受けて、解析を行う。解析の際の動作を以下に説明する。
まず、先頭フレーム取得部22が、信号記録部2bに記録された被測定信号Sから、先頭フレームを取得する(S10)。取得された先頭フレームf1(プリアンブルおよびデータシンボル)が、シンボル復調部24に与えられる。
シンボル復調部24は、取得された先頭フレームf1をシンボル復調する(S12)。
変調精度導出部28は、シンボル復調部24によるシンボル復調の結果から、変調精度を導出する(S13)。なお、変調精度導出部28は、先頭フレームf1について、変調精度を導出し終えると、終了信号を、後続フレーム取得部26に与える。
後続フレーム取得部26は、終了信号を受けると、(未だ取得していない)後続フレームf2〜f20が存在しているか否かを判定する(S14)。例えば、被測定信号Sが20個のフレーム(後続フレームが20−1=19個ということになる)を有するということが、信号解析装置2cによる解析を行う前に定められていたとする。この場合は、後続フレーム取得部26が取得したフレームが19個に達するまでは、後続フレームが存在することになる。
上記のように被測定信号Sが何個のフレームを有するかを予め定めておくことで、後続フレーム取得部26による後続フレームの有無の判定(S14)が可能である。
先頭フレームf1について変調精度を導出し終えた時点では、後続フレーム取得部26がすでに取得した後続フレームは無い。よって、後続フレームが存在する(S14、Yes)。
そして、後続フレーム取得部26が後続フレームf2を取得する(S16)。より詳細には、後続フレーム取得部26が、先頭フレーム取得部22から先頭位置を受ける。さらに、後続フレーム取得部26が、先頭位置をフレームの長さの1倍ずらして、後続フレームf2の位置を取得し、後続フレームf2を取得する。取得された後続フレームf2(プリアンブルおよびデータシンボル)が、シンボル復調部24に与えられる。
そして、シンボル復調(S12)に戻る。シンボル復調部24は、取得された後続フレームf2をシンボル復調する(S12)。さらに、変調精度の導出(S13)が行われ、変調精度の導出が終わると、終了信号が後続フレーム取得部26に与えられる。
後続フレーム取得部26は、終了信号を受けると、(未だ取得していない)後続フレームが存在している否かを判定する(S14)。後続フレームf2について変調精度を導出し終えた時点では、後続フレーム取得部26がすでに取得した後続フレームは1個であり、19個には達していない。よって、後続フレームが存在する(S14、Yes)。
そして、後続フレーム取得部26が後続フレームf3を取得する(S16)。より詳細には、後続フレーム取得部26が、先頭フレーム取得部22から先頭位置を受ける。さらに、後続フレーム取得部26が、先頭位置をフレームの長さの2倍ずらして、後続フレームf3の位置を取得し、後続フレームf3を取得する。取得された後続フレームf3(プリアンブルおよびデータシンボル)が、シンボル復調部24に与えられる。
そして、シンボル復調(S12)に戻る。シンボル復調部24は、取得された後続フレームf2をシンボル復調する(S12)。さらに、変調精度の導出(S13)が行われ、変調精度の導出が終わると、終了信号が後続フレーム取得部26に与えられる。
このようにして、先頭フレームf1および後続フレームf2〜f20について、シンボル復調部24によるシンボル復調(S12)、変調精度導出部28による変調精度の導出(S13)が行われる。
後続フレームf20について変調精度の導出(S13)が行われ、変調精度の導出が終わると、終了信号が後続フレーム取得部26に与えられる。
後続フレーム取得部26は、終了信号を受けると、(未だ取得していない)後続フレームが存在している否かを判定する(S14)。後続フレームf20について変調精度を導出し終えた時点では、後続フレーム取得部26がすでに取得した後続フレームは19個に達している。よって、後続フレームが存在しない(S14、No)。
そこで、変調精度導出部28は、各フレームについて導出した変調精度の平均値を導出する(S18)。
変調精度の平均値は、表示部2dに与えられる。表示部2dは、平均された変調精度を、被測定信号Sの変調精度として表示する。
第一の実施形態によれば、変調信号の変調精度の解析にかかる時間を短縮することができる。
すなわち、被測定信号Sにおけるフレームが連続している(バースト波ではない)ため、後続フレーム取得部26は時間のかかるフレーム検出処理を行わないですみ、後続フレーム取得部26は先頭位置をフレームの長さの整数倍ずらすことで後続フレームの位置を取得できる。これにより、変調信号の変調精度の解析にかかる時間を短縮することができる。
また、プリアンブルがロングトレーニング系列(LTS)のみからなるため、通常のOFDM変調された信号よりもプリアンブルを短くすることができる。これにより、プリアンブルの処理にかかる時間を短縮することができ、解析にかかる時間を短縮することができる。
さらに、被測定信号SがSIGNALシンボルを有していないため、通常のOFDM変調された信号を処理する場合に比べて、SIGNALシンボルを処理しない分だけ、処理にかかる時間を短縮することができる。よって、解析にかかる時間を短縮することができる。
第二の実施形態
図6は、第二の実施形態にかかる被測定信号Sの構成を示す図である。被測定信号Sは、OFDM変調された信号であり、一つのフレームf0を有する。フレームf0は、連続して配置された複数のプリアンブルP1、P2、…、P20と、複数のプリアンブルに続いて連続して配置されたデータシンボルD1、D2、…、D16を有する。プリアンブルP1を先頭プリアンブルといい、プリアンブルP2、…、P20を後続プリアンブルという。
なお、通常のOFDM変調された信号においては、プリアンブルにショートトレーニング系列(STS)が含まれている。しかし、第二の実施形態におけるプリアンブルP1、P2、…、P20にはショートトレーニング系列(STS)が含まれていない。第二の実施形態におけるプリアンブルP1、P2、…、P20は、ロングトレーニング系列(LTS)のみからなる。
また、通常のOFDM変調された信号においては、プリアンブルとデータシンボルとの間にSIGNAL(1フレーム中のデータシンボルのシンボル数と、各データシンボルの変調方式とを示すシンボル)というシンボルが挿入されている。しかし、第二の実施形態におけるフレームf0にはSIGNALが含まれていない。
図7は、第二の実施形態にかかる信号解析装置2cの構成を示す機能ブロック図である。信号解析装置2cは、先頭プリアンブル取得部21、データシンボル取得部23、シンボル復調部24、データシンボル記録部25、後続プリアンブル取得部27、変調精度導出部28を備える。
先頭プリアンブル取得部21は、信号記録部2bに記録された被測定信号Sから先頭プリアンブルP1を取得する。詳細には、まず、先頭プリアンブル取得部21は、被測定信号Sからフレームf0を検出する。フレームf0の検出法は、OFDM変調された信号のフレームを検出するための周知の方法を用いればよい。検出により、先頭プリアンブルP1の位置(「先頭プリアンブル位置」という)が得られる。先頭プリアンブル位置は、データシンボル取得部23および後続プリアンブル取得部27に送られる。なお、先頭プリアンブルP1はロングトレーニング系列(LTS)のみからなり、ショートトレーニング系列(STS)を有していない。しかし、フレームの検出は、ロングトレーニング系列(LTS)があれば、ショートトレーニング系列(STS)が無くても可能である。
次に、先頭プリアンブル取得部21は、検出した先頭プリアンブルP1を取得する。取得された先頭プリアンブルP1は、シンボル復調部24に与えられる。
後続プリアンブル取得部27は、先頭プリアンブル取得部21から先頭プリアンブル位置を受け、先頭プリアンブル位置をプリアンブルの長さの1倍ずらして、後続プリアンブルP2の位置を取得し、後続プリアンブルP2を取得する。その後、変調精度導出部28から終了信号を受けてから、先頭プリアンブル位置をプリアンブルの長さの2倍ずらして、後続プリアンブルP3の位置を取得し、後続プリアンブルP3を取得する。このように、後続プリアンブルP2〜P20を一つずつ取得していく。取得された後続プリアンブルP2〜P20は、シンボル復調部24に与えられる。
なお、先頭プリアンブル取得部21および後続プリアンブル取得部27により、プリアンブルP1、P2〜P20が一つずつ取得されることになる。
データシンボル取得部23は、データシンボルD1、D2、…、D16を取得して、データシンボル記録部25に記録させる。なお、データシンボルD1の開始する位置は、後続プリアンブルP20の終了する位置であり、先頭プリアンブル位置からプリアンブルの長さの20倍だけ後ろに位置する。よって、データシンボル取得部23は、先頭プリアンブル取得部21から先頭プリアンブル位置を受け、先頭プリアンブル位置からプリアンブルの長さの20倍だけ後ろにずらして、データシンボルD1の開始する位置を取得できる。そして、データシンボルD1の開始する位置からデータシンボルD1、D2、…、D16を取得していく。
データシンボル記録部25は、データシンボル取得部23により取得されたデータシンボルD1、D2、…、D16を記録する。
シンボル復調部24は、先頭プリアンブル取得部21または後続プリアンブル取得部27により取得されたプリアンブルの一つずつに基づき、データシンボル記録部25に記録されたデータシンボルをシンボル復調する。
すなわち、先頭プリアンブル取得部21により取得された先頭プリアンブルP1に基づき、データシンボルD1、D2、…、D16をシンボル復調する。また、後続プリアンブル取得部27により取得された後続プリアンブルP2に基づき、データシンボルD1、D2、…、D16をシンボル復調する。さらに、後続プリアンブル取得部27により取得された後続プリアンブルP3に基づき、データシンボルD1、D2、…、D16をシンボル復調する。以下同様に、後続プリアンブルP20まで一つずつの後続プリアンブルに基づき、共通のデータシンボルD1、D2、…、D16をシンボル復調する。
なお、シンボル復調にあたっては各種の補正データの推定が必要である。各種の補正データは、プリアンブルから推定できる。シンボル復調部24は、先頭プリアンブル取得部21または後続プリアンブル取得部27からプリアンブルを得る。得たプリアンブルに基づき、各種の補正データが推定できる。ここで、プリアンブルにおいて、ロングトレーニング系列(LTS)があれば、ショートトレーニング系列(STS)が無くても各種の補正データの推定が可能である。
変調精度導出部28は、シンボル復調部24の出力に基づき、変調精度を導出する。変調精度の導出法は周知ゆえ説明を省略する。なお、変調精度導出部28は、各プリアンブルについて変調精度を導出し終えると、終了信号を後続プリアンブル取得部27に与える。また、変調精度導出部28は、プリアンブルの各々について導出した変調精度を平均し、表示部2dに与える。表示部2dは、平均された変調精度を、被測定信号Sの変調精度として表示する。
次に、第二の実施形態の動作を図8のフローチャートを参照して説明する。図8は、第二の実施形態にかかる信号解析装置2cの動作を示すフローチャートである。
OFDM信号送信装置1により送信された被測定信号Sを、OFDM信号受信装置2が受信する。被測定信号Sは、OFDM信号受信装置2のA/Dコンバータ2aによりデジタル化されてから、信号記録部2bに記録される。信号記録部2bに記録された被測定信号Sを、信号解析装置2cが受けて、解析を行う。解析の際の動作を以下に説明する。
まず、先頭プリアンブル取得部21が、信号記録部2bに記録された被測定信号Sから、先頭プリアンブルP1を取得する(S102)。取得された先頭プリアンブルP1が、シンボル復調部24に与えられる。
さらに、データシンボル取得部23が、データシンボルD1、D2、…、D16を取得する(S104)。取得されたデータシンボルはデータシンボル記録部25に記録される。
シンボル復調部24は、データシンボル記録部25に記録されたデータシンボルD1、D2、…、D16を、最近に取得したプリアンブルに基づきシンボル復調する(S106)。この場合、最近に取得したプリアンブルは先頭プリアンブルP1である。そこで、先頭プリアンブルP1に基づき、データシンボルD1、D2、…、D16をシンボル復調する。
変調精度導出部28は、シンボル復調部24によるシンボル復調の結果から、変調精度を導出する(S108)。なお、変調精度導出部28は、先頭プリアンブルP1に基づく変調精度の導出を終えると、終了信号を、後続プリアンブル取得部27に与える。
後続プリアンブル取得部27は、終了信号を受けると、(未だ取得していない)後続プリアンブルP2〜P20が存在しているか否かを判定する(S110)。例えば、被測定信号Sが20個のプリアンブル(後続プリアンブルが20−1=19個ということになる)を有するということが、信号解析装置2cによる解析を行う前に定められていたとする。この場合は、後続プリアンブル取得部27が取得したプリアンブルが19個に達するまでは、後続プリアンブルP2〜P20が存在することになる。
先頭プリアンブルP1に基づく変調精度の導出を終えた時点では、後続プリアンブル取得部27がすでに取得した後続プリアンブルは無い。よって、後続プリアンブルが存在する(S110、Yes)。
そして、後続プリアンブル取得部27が後続プリアンブルP2を取得する(S112)。取得された後続プリアンブルP2が、シンボル復調部24に与えられる。
そして、最近に取得したプリアンブルに基づくシンボル復調(S106)に戻る。最近に取得したプリアンブルは後続プリアンブルP2である。よって、シンボル復調部24は、後続プリアンブルP2に基づき、データシンボルD1、D2、…、D16をシンボル復調する。さらに、変調精度の導出(S108)が行われ、変調精度の導出が終わると、終了信号が後続プリアンブル取得部27に与えられる。
後続プリアンブル取得部27は、終了信号を受けると、(未だ取得していない)後続プリアンブルP2〜P20が存在しているか否かを判定する(S110)。
後続プリアンブルP2に基づく変調精度の導出を終えた時点では、後続プリアンブル取得部27がすでに取得した後続プリアンブルは1個であり、19個に達していない。よって、後続プリアンブルが存在する(S110、Yes)。
そして、後続プリアンブル取得部27が後続プリアンブルP3を取得する(S112)。取得された後続プリアンブルP3が、シンボル復調部24に与えられる。
そして、最近に取得したプリアンブルに基づくシンボル復調(S106)に戻る。最近に取得したプリアンブルは後続プリアンブルP3である。よって、シンボル復調部24は、後続プリアンブルP3に基づき、データシンボルD1、D2、…、D16をシンボル復調する。さらに、変調精度の導出(S108)が行われ、変調精度の導出が終わると、終了信号が後続プリアンブル取得部27に与えられる。
このようにして、プリンアンブルP1、P2、P3、…、P20の各々に基づき、共通のデータシンボルD1、D2、…、D16が、シンボル復調され(S106)、変調精度の導出(S108)が行われる。
後続プリアンブルP20について変調精度の導出(S108)が行われ、変調精度の導出が終わると、終了信号が後続フレーム取得部26に与えられる。
後続プリアンブル取得部27は、終了信号を受けると、(未だ取得していない)後続フレームが存在している否かを判定する(S110)。後続プリアンブルP20について変調精度を導出し終えた時点では、後続プリアンブル取得部27がすでに取得した後続フレームは19個に達している。よって、後続プリアンブルが存在しない(S110、No)。
そこで、変調精度導出部28は、プリンアンブルの各々について導出した変調精度の平均値を導出する(S114)。
変調精度の平均値は、表示部2dに与えられる。表示部2dは、平均された変調精度を、被測定信号Sの変調精度として表示する。
第二の実施形態によれば、変調信号の変調精度の解析にかかる時間を短縮することができる。
変調精度に誤差が生じる原因の一つとして、プリアンブルの誤差がある。すなわち、プリアンブルに誤差があれば、チャネル推定の結果に誤差が生じる。誤差があるチャネル推定の結果に基づきデータシンボルの周波数特性の補正が行われ、補正後のデータシンボルに基づき変調精度が導出される。よって、変調精度に誤差が生じる。変調精度の誤差を低減するために、IEEE802.11aにおいては、変調精度の解析の際、20フレーム以上測定することとされているのである。
すなわち、データシンボルに誤差が無くても、プリアンブルに誤差があれば変調精度に誤差が生じる。このため、プリアンブルを20個使用して、共通のデータシンボルをシンボル復調して、変調精度の解析を行っても、20フレームを測定して変調精度の解析を行った場合と同様な測定結果を得られる。
よって、第二の実施形態における被測定信号Sを測定することにより、変調精度を従来と同様に正確に測定できる。しかも、第二の実施形態によれば、データシンボルを16個取得すればよく、従来のようにデータシンボルを16個×20=320個取得しなくてよいので、変調信号の変調精度の解析にかかる時間を短縮することができる。
また、プリアンブルがロングトレーニング系列(LTS)のみからなるため、通常のOFDM変調された信号よりもプリアンブルを短くすることができる。これにより、プリアンブルの処理にかかる時間を短縮することができ、解析にかかる時間を短縮することができる。
さらに、被測定信号SがSIGNALシンボルを有していないため、通常のOFDM変調された信号を処理する場合に比べて、SIGNALシンボルを処理しない分だけ、処理にかかる時間を短縮することができる。よって、解析にかかる時間を短縮することができる。
また、上記の実施形態は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータに、上記の各部分(例えば、信号解析装置2c)の機能を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記の機能を実現できる。
本発明の実施形態にかかるOFDM信号受信装置2の概念を説明するための図である。 OFDM信号受信装置2の構成を示す機能ブロック図である。 第一の実施形態にかかる被測定信号Sの構成を示す図である。 第一の実施形態にかかる信号解析装置2cの構成を示す機能ブロック図である。 第一の実施形態にかかる信号解析装置2cの動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態にかかる被測定信号Sの構成を示す図である。 第二の実施形態にかかる信号解析装置2cの構成を示す機能ブロック図である。 第二の実施形態にかかる信号解析装置2cの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
2 OFDM信号受信装置
2c 信号解析装置
22 先頭フレーム取得部
24 シンボル復調部
26 後続フレーム取得部
28 変調精度導出部
21 先頭プリアンブル取得部
23 データシンボル取得部
25 データシンボル記録部
27 後続プリアンブル取得部

Claims (11)

  1. プリアンブルとデータシンボルとを有するフレームを複数有する被測定信号を解析する信号解析装置であって、
    前記被測定信号から前記フレームを取得するフレーム取得手段と、
    取得された前記フレームをシンボル復調するシンボル復調手段と、
    前記シンボル復調手段の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出手段と、
    を備え、
    前記フレーム取得手段が、前記被測定信号において先頭に位置する先頭フレームの位置を前記フレームの長さの整数倍だけずらした位置を、前記先頭フレームの後に位置する後続フレームの位置として、前記後続フレームを取得する、
    信号解析装置。
  2. 請求項1に記載の信号解析装置であって、
    前記被測定信号において、前記フレームは連続している、
    信号解析装置。
  3. データシンボルと複数のプリアンブルとを有するフレームを有する被測定信号を解析する信号解析装置であって、
    複数の前記プリアンブルを一つずつ取得するプリアンブル取得手段と、
    前記データシンボルを取得するデータシンボル取得手段と、
    取得された前記プリアンブルの一つずつに基づき前記データシンボルをシンボル復調するシンボル復調手段と、
    前記シンボル復調手段の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出手段と、
    を備え、
    前記シンボル復調手段が、取得された前記プリアンブルの各々に基づいて、シンボル復調する前記データシンボルは共通したものである、
    信号解析装置。
  4. 請求項3に記載の信号解析装置であって、
    前記フレームにおいて、
    複数の前記プリアンブルは連続しており、
    複数の前記プリアンブルに続いて前記データシンボルが配置されている、
    信号解析装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の信号解析装置であって、
    前記被測定信号はOFDM変調された信号であり、
    前記プリアンブルはロングトレーニング系列のみからなる、
    信号解析装置。
  6. プリアンブルとデータシンボルとを有するフレームを複数有する被測定信号を解析する信号解析方法であって、
    前記被測定信号から前記フレームを取得するフレーム取得工程と、
    取得された前記フレームをシンボル復調するシンボル復調工程と、
    前記シンボル復調工程の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出工程と、
    を備え、
    前記フレーム取得工程が、前記被測定信号において先頭に位置する先頭フレームの位置を前記フレームの長さの整数倍だけずらした位置を、前記先頭フレームの後に位置する後続フレームの位置として、前記後続フレームを取得する、
    信号解析方法。
  7. データシンボルと複数のプリアンブルとを有するフレームを有する被測定信号を解析する信号解析方法であって、
    複数の前記プリアンブルを一つずつ取得するプリアンブル取得工程と、
    前記データシンボルを取得するデータシンボル取得工程と、
    取得された前記プリアンブルの一つずつに基づき前記データシンボルをシンボル復調するシンボル復調工程と、
    前記シンボル復調工程の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出工程と、
    を備え、
    前記シンボル復調工程が、取得された前記プリアンブルの各々に基づいて、シンボル復調する前記データシンボルは共通したものである、
    信号解析方法。
  8. プリアンブルとデータシンボルとを有するフレームを複数有する被測定信号を解析する信号解析処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記被測定信号から前記フレームを取得するフレーム取得処理と、
    取得された前記フレームをシンボル復調するシンボル復調処理と、
    前記シンボル復調処理の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    前記フレーム取得処理が、前記被測定信号において先頭に位置する先頭フレームの位置を前記フレームの長さの整数倍だけずらした位置を、前記先頭フレームの後に位置する後続フレームの位置として、前記後続フレームを取得する、
    プログラム。
  9. データシンボルと複数のプリアンブルとを有するフレームを有する被測定信号を解析する信号解析処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    複数の前記プリアンブルを一つずつ取得するプリアンブル取得処理と、
    前記データシンボルを取得するデータシンボル取得処理と、
    取得された前記プリアンブルの一つずつに基づき前記データシンボルをシンボル復調するシンボル復調処理と、
    前記シンボル復調処理の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    前記シンボル復調処理が、取得された前記プリアンブルの各々に基づいて、シンボル復調する前記データシンボルは共通したものである、
    プログラム。
  10. プリアンブルとデータシンボルとを有するフレームを複数有する被測定信号を解析する信号解析処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記被測定信号から前記フレームを取得するフレーム取得処理と、
    取得された前記フレームをシンボル復調するシンボル復調処理と、
    前記シンボル復調処理の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であり、
    前記フレーム取得処理が、前記被測定信号において先頭に位置する先頭フレームの位置を前記フレームの長さの整数倍だけずらした位置を、前記先頭フレームの後に位置する後続フレームの位置として、前記後続フレームを取得する、
    記録媒体。
  11. データシンボルと複数のプリアンブルとを有するフレームを有する被測定信号を解析する信号解析処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    複数の前記プリアンブルを一つずつ取得するプリアンブル取得処理と、
    前記データシンボルを取得するデータシンボル取得処理と、
    取得された前記プリアンブルの一つずつに基づき前記データシンボルをシンボル復調するシンボル復調処理と、
    前記シンボル復調処理の出力に基づき、変調精度を導出する変調精度導出処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であり、
    前記シンボル復調処理が、取得された前記プリアンブルの各々に基づいて、シンボル復調する前記データシンボルは共通したものである、
    記録媒体。
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