JP4888142B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機のインバータ回路に関するものである。
従来、この種の空気調和機としては、図15に示すものがあった(特許文献1参照)。図15は従来の空気調和機を示すものであり、AC電源を整流するダイオードブリッジ1と、ダイオードブリッジ1により整流された電圧をDC電圧に平滑するインバータ用コンデンサ2と、圧縮機モータ3と、DC電圧を交流電圧として圧縮機モータ3に印加するためにブリッジ接続されたスイッチング素子群4と、DC電圧の負極側とスイッチング素子群4の負極側の間に挿入される第1のシャント抵抗5と、DC電圧の負極側に基準電位をもちスイッチング素子群4の駆動を行うとともに第1のシャント抵抗5の電圧が入力されスイッチング素子群4の過電流を検知するとスイッチング素子群4の駆動を停止させるドライブ回路6と、DC電圧の負極側に基準電位をもちドライブ回路6に接続され圧縮機モータ3の回転信号をドライブ回路6に送信する制御IC7から構成されている。
特開2005−160268号公報
しかしながら、前記従来の構成ではスイッチング素子群がショート破壊したときにシャント抵抗が過電流によりオープン破壊するとドライブ回路にDC電圧の正極側と負極側間の電圧が印加されドライブ回路が過電圧破壊し、連鎖的に制御ICも過電圧破壊するという連鎖的な破壊モードをもっていた。この連鎖破壊のモードは、制御ICやドライブ回路の基準電位側の接続、すなわち、DC電圧の負極側への接続がすべて断線するまで継続し、トラッキングの発生などで火災を起こす可能性を持っている。
本発明は、上記従来の課題を解決することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、シャント抵抗に過大な電流が流れた場合に、シャント抵抗の断線を検知してパワー回路の遮断を行うか、または、シャント抵抗の破壊にいたる電流を検知してパワー回路の遮断を行うか、または、シャント抵抗の断線に至った場合でも制御ICやドライブ回路に過電圧が印加されないようにするものである。
本発明の空気調和機は、シャント抵抗に過大な電流が流れた場合に、シャント抵抗の断線を検知してパワー回路の遮断を行うか、または、シャント抵抗の破壊にいたるか電流を検知してパワー回路の遮断を行うか、または、シャント抵抗の断線に至った場合でも制御ICやドライブ回路に過電圧が印加されないようにすることで、スイッチング素子群のショート破壊が起こったときにも安全性を確保することができる。
第1の発明は、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれシャント抵抗が断線した場合に並列接続したツェナーダイオードを耐圧破壊させることでパワー回路の経路に設けた回路開閉手段を開放させることで、安全性を確保するものである。
第2の発明は、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれシャント抵抗が断線した場合に並列接続したツェナーダイオードが耐圧破壊したことを制御ICに検知させ室内機の回路開閉手段を開放させることで、安全性を確保するものである。
第3の発明は、シャント抵抗が断線していない場合にのみパワー回路の経路に設けた回路開閉手段を短絡させるようにすることで、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれシャント抵抗が断線した場合にパワー回路の経路に設けた回路開閉手段を開放させることで、安全性を確保するものである。
第4の発明は、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれシャント抵抗が断線したことを制御ICに検知させ室内機の回路開閉手段を開放させることで、安全性を確保するものである。
第5の発明は、シャント抵抗を2つに分割し電流破壊への耐性を変えておくことで、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれたときに、電流破壊への耐性が弱いシャント抵抗の断線を検知しパワー回路の回路開閉手段を開放させることで、制御ICやドライブ回路に過電圧が印加されることなく安全性を確保するものである。
第6の発明は、シャント抵抗を2つに分割し電流破壊への耐性を変えておくことで、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれたときに、電流破壊への耐性が弱いシャント抵抗の断線を検知し室内機の回路開閉手段を開放させることで、制御ICやドライブ回路に過電圧が印加されることなく安全性を確保するものである。
第7の発明は、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれたときに発生するシャント抵抗の電圧を検知しパワー回路の回路開閉手段を開放させることで安全性を確保するものである。
第8の発明は、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれたときに発生するシャント抵抗の電圧を検知し室内機の回路開閉手段を開放させることで安全性を確保するものである。
第9の発明は、シャント抵抗を2つに分割し電流破壊への耐性を変えておき、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれ耐性の弱いシャント抵抗が断線したときのシャント抵抗に発生する電圧を検知しパワー回路の回路開閉手段を開放させることで安全性を確保するものである。
第10の発明は、シャント抵抗を2つに分割し電流破壊への耐性を変えておき、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれ耐性の弱いシャント抵抗が断線したときのシャント抵抗に発生する電圧を検知し室内機の回路開閉手段を開放させることで安全性を確保するものである。
第11の発明は、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれたときに発生するシャント抵抗の電圧を検知しパワー回路の回路開閉手段を開放させて安全性を確保するとともに、シャント抵抗が断線した場合においてもダイオードにより検知開路の故障を防ぎ安全性の確保をより確実とするものである。
第12の発明は、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれたときに発生するシャント抵抗の電圧を検知し室内機の回路開閉手段を開放させて安全性を確保するとともに、シャント抵抗が断線した場合においてもダイオードにより検知開路
の故障を防ぎ安全性の確保をより確実とするものである。
第13の発明は、制御ICとドライブ開路の基準電位をシャント抵抗とスイッチング素子群の間からとることで、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれシャント抵抗が断線した場合においても制御ICとドライブ開路に過電圧が印加されることを防ぎ、安全性を確保するものである。
第14の発明は、シャント抵抗をスイッチング素子群のDC電圧の正極側に接続することで、スイッチング素子群がショート破壊しシャント抵抗に過電流がながれシャント抵抗が断線した場合においても制御ICとドライブ開路に過電圧が印加されることを防ぎ、安全性を確保するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における空気調和機である。AC電源を整流するダイオードブリッジ1と、ダイオードブリッジ1により整流された電圧をDC電圧に平滑するインバータ用コンデンサ2と、圧縮機モータ3と、DC電圧を交流電圧として圧縮機モータ3に印加するためにブリッジ接続されたスイッチング素子群4と、DC電圧の負極側とスイッチング素子群4の負極側の間に挿入される第1のシャント抵抗5と、DC電圧の負極側に基準電位をもちスイッチング素子群4の駆動を行うとともに第1のシャント抵抗5の電圧が入力されスイッチング素子群4の過電流を検知するとスイッチング素子群4の駆動を停止させるドライブ回路6と、DC電圧の負極側に基準電位をもちドライブ回路6に接続され圧縮機モータ3の回転信号をドライブ回路6に送信する制御IC7から構成され、スイッチング素子群4の正極側に接続され圧縮機モータ3を駆動時には短絡される第1の回路開閉手段8が挿入され、第1のシャント抵抗5のスイッチング素子群4側にアノードが接続される第1のダイオード9と、第1のダイオード9のカソード側にカソードが接続され第1の回路開閉手段8の電源にアノードが接続される第2のダイオード10と、第1のダイオード9と第2のダイオード10のカソードにカソードが接続されるツェナーダイオード11が接続されている。
以上のように構成された空気調和機では、スイッチング素子群4がショート破壊し第1のシャント抵抗5に過電流がながれ第1のシャント抵抗5が断線した場合にツェナーダイオード11が過電圧破壊してショートモードとなるのでパワー回路に設けた第1の回路開閉手段8を開放させることができ、安全性を確保することができる。
(実施の形態2)
図2は本発明の第2の実施の形態における空気調和機である。AC電源に接続される室内機12と、室内機12に設けられた第2の回路開閉手段13によりAC電源が供給され室内機12と通信を行う室外機14にて構成され、室外機14は、AC電源を整流するダイオードブリッジ1と、ダイオードブリッジ1により整流された電圧をDC電圧に平滑するインバータ用コンデンサ2と、圧縮機モータ3と、DC電圧を交流電圧として圧縮機モータ3に印加するためにブリッジ接続されたスイッチング素子群4と、DC電圧の負極側とスイッチング素子群4の負極側の間に挿入される第1のシャント抵抗5と、DC電圧の負極側に基準電位をもちスイッチング素子群4の駆動を行うとともに第1のシャント抵抗5の電圧が入力されスイッチング素子群4の過電流を検知するとスイッチング素子群4の駆動を停止させるドライブ回路6と、DC電圧の負極側に基準電位をもちドライブ回路6に接続され圧縮機モータ3の回転信号をドライブ回路6に送信する制御IC7から構成され、第1のシャント抵抗5のスイッチング素子群4側にアノードが接続される第1のダイ
オード9と、第1のダイオード9のカソード側にカソードが接続され制御IC7にアノードが接続される第2のダイオード10と、第1のダイオード9と第2のダイオード10のカソードにカソードが接続されるツェナーダイオード11が接続され、制御IC7は第2のダイオード10から入力される電圧が変化すると室内機12に第2の回路開閉手段13を開放させる指示を出す。
以上のように構成された空気調和機では、スイッチング素子群4がショート破壊し第1のシャント抵抗5に過電流がながれ第1のシャント抵抗5が断線した場合にツェナーダイオード11が過電圧破壊してショートモードとなったことを制御ICが検知し、室内機12の第2の回路開閉手段13を開放させることができ、安全性を確保することができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機路である。実施の形態1に記載の空気調和機からツェナーダイオード11と第1のダイオード9を削除し、第2のダイオード10のアノード側に抵抗器15を設け、第1の回路開閉手段8への電源を抵抗器15にベースが接続されたトランジスタ16によって供給している。
以上のように構成された空気調和機では、シャント抵抗5が断線していない場合にのみパワー回路の経路に設けた第1の回路開閉手段8を短絡されるので、スイッチング素子群4がショート破壊しシャント抵抗5に過電流がながれシャント抵抗5が断線した場合にパワー回路の経路に設けた第1の回路開閉手段8を開放され、安全性を確保することができる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の第4の実施の形態における空気調和機である。実施の形態2に記載の空気調和機から第1のダイオード9とツェナーダイオード11を削除し、第2のダイオード10のアノード側を制御IC7に接続している。
以上のように構成された空気調和機では、スイッチング素子群4がショート破壊しシャント抵抗5に過電流がながれシャント抵抗5が断線した場合に制御IC7が第1のシャント抵抗5の断線を検知し、室内機12の第2の回路開閉手段13を開放させるので、安全性を確保することができる。
(実施の形態5)
図5は、本発明の第5の実施の形態における空気調和機である。実施の形態3に記載の空気調和機の第1のダイオード9をアノードとカソードを入れ替えた第3のダイオード17に置換え、第3のダイオード17のカソード側と第1のシャント抵抗5のDC電圧の負極側に接続される第2のシャント抵抗18を設けている。
以上のように構成された空気調和機では、第1のシャント抵抗5と第2のシャント抵抗18で電流破壊への耐性を第2のシャント抵抗18の方を弱くしておくことで、スイッチング素子群4がショート破壊し第1のシャント抵抗5と第2のシャント抵抗18に過電流がながれたときに、第2のシャント抵抗18が断線しパワー回路の第1の回路開閉手段8を開放させることで、制御IC7やドライブ回路6に過電圧が印加されることなく安全性を確保することができる。
(実施の形態6)
図6は、本発明の第6の実施の形態における空気調和機である。実施の形態4に記載の空気調和機の第2のダイオード10をアノードとカソードを入れ替えた第3のダイオード17に置換え、第3のダイオード17のカソード側と第1のシャント抵抗5のDC負極側
に接続される第2のシャント抵抗18を接続したことを特徴とする空気調和機
以上のように構成された空気調和機では、第1のシャント抵抗5と第2のシャント抵抗18で電流破壊への耐性を第2のシャント抵抗18の方を弱くしておくことで、スイッチング素子群4がショート破壊し第1のシャント抵抗5と第2のシャント抵抗18に過電流がながれたときに、第2のシャント抵抗18が断線し制御IC7が室内機18の回路遮断手段13を開放させることで、制御IC7やドライブ回路6に過電圧が印加されることなく安全性を確保することができる。
(実施の形態7)
図7は、本発明の第7の実施の形態における空気調和機である。実施の形態5に記載の空気調和機の第3のダイオード17と第2のシャント抵抗18を削除し、電圧検出手段として第1のシャント抵抗5の電圧を基準電圧と比較しその大小によって例えば直列に挿入したスイッチ手段(図示せず)により第1の開放開閉手段8の電源を遮断させる電圧比較回路19を設けている。
以上のように構成された空気調和機では、スイッチング素子群4がショート破壊し第1のシャント抵抗5に過電流がながれたときに発生する第1のシャント抵抗5の電圧を検知しパワー回路の第1の回路開閉手段8を開放させることで安全性を確保することができる。
(実施の形態8)
図8は、本発明の第8の実施の形態における空気調和機である。実施の形態6に記載の空気調和機の第3のダイオード17と第2のシャント抵抗18を削除し、第1のシャント抵抗5の電圧を基準電圧と比較しその出力を制御IC7に接続されている電圧比較回路19を設け、制御IC7は電圧比較回路19から入力される電位が変化すると室内機12に第2の回路開閉手段13を開放させる指示を出す。
以上のように構成された空気調和機では、スイッチング素子群4がショート破壊し第1のシャント抵抗5に過電流がながれたときに発生する第1のシャント抵抗5の電圧を検知し室内機12の第2の回路開閉手段13を開放させることで安全性を確保することができる。
(実施の形態9)
図9は、本発明の第9の実施の形態における空気調和機である。実施の形態7に記載の空気調和機の第1のシャント抵抗5に並列に第2のシャント抵抗18を設けている。
以上のように構成された空気調和機では、第1のシャント抵抗5と第2のシャント抵抗18で電流破壊への耐性を第2のシャント抵抗18の方を弱くしておくことで、スイッチング素子群4がショート破壊し第1のシャント抵抗5と第2のシャント抵抗18に過電流がながれたときに、第2のシャント抵抗18が断線したことを電圧比較回路で検知し、パワー回路の第1の回路開閉手段8を開放させることで制御IC7やドライブ回路6に過電圧をかけることなく安全性を確保することができる。
(実施の形態10)
図10は、本発明の第10の実施の形態における空気調和機である。実施の形態8に記載の空気調和機の第1のシャント抵抗5に並列に第2のシャント抵抗18を設けている。以上のように構成された空気調和機では、第1のシャント抵抗5と第2のシャント抵抗18で電流破壊への耐性を第2のシャント抵抗18の方を弱くしておくことで、スイッチング素子群4がショート破壊し第1のシャント抵抗5と第2のシャント抵抗18に過電流がながれたときに、第2のシャント抵抗18が断線したことを制御IC7で検知し室内機の
第2の回路開閉手段13を開放させることで、制御IC7やドライブ回路6に過電圧をかけることなく安全性を確保することができる。
(実施の形態11)
図11は、本発明の第11の実施の形態における空気調和機である。実施の形態7に記載の空気調和機の第1のシャント抵抗5と電圧比較回路19の間にアノード側が電圧比較回路19側となるように第4のダイオード20を挿入している。
以上のように構成された空気調和機では、実施の形態7に記載の空気調和機で実現できる安全性の確保に加え、シャント抵抗5が断線した場合においても電圧比較回路19に過電圧が印加されることがないので、実施の形態7に記載の空気調和機よりも確実に安全性を確保することができる。
(実施の形態12)
図12は、本発明の第12の実施の形態における空気調和機である。実施の形態8に記載の空気調和機の第1のシャント抵抗5と電圧比較回路19の間にアノード側が電圧比較回路19側となるように第4のダイオード20を挿入している。
以上のように構成された空気調和機では、実施の形態8に記載の空気調和機で実現できる安全性の確保に加え、シャント抵抗5が断線した場合においても電圧比較回路19に過電圧が印加されることがないので、実施の形態8に記載の空気調和機よりも確実に安全性を確保することができる。
(実施の形態13)
図13は、本発明の第13の実施の形態における空気調和機である。実施の形態7に記載の空気調和機の制御IC7とドライブ回路6と電圧比較回路19の基準電位を第1のシャント抵抗5とスイッチング素子群4の間に接続し、第1のシャント抵抗5のDC負極側を電圧比較回路19への入力としている。
以上のように構成された空気調和機では、スイッチング素子群4がショート破壊し第1のシャント抵抗5に過電流がながれ第1のシャント抵抗5が断線した場合においても制御IC7とドライブ開路6に過電圧が印加されることが防げるので安全性を確保することができる。
(実施の形態14)
図14は、本発明の第14の実施の形態における空気調和機である。実施の形態7に記載の空気調和機の第1のシャント抵抗5をスイッチング素子群4とDC電圧の正極側の間に設け、電圧比較回路19にDC電圧の正極側電圧と第1のシャント抵抗5とスイッチング素子群4間の電圧を入力している。
以上のように構成された空気調和機では、スイッチング素子群4がショート破壊し第1のシャント抵抗5に過電流がながれ第1のシャント抵抗5が断線した場合においても制御IC7とドライブ開路6に過電圧が印加されることが防げるので安全性を確保することができる。
本発明の空気調和機は空気調和機のインバータ回路の構成に関するものであるが、同様の構成をもつ他のインバータ機器にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態2における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態3における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態4における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態5における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態6における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態7における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態8における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態9における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態10における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態11における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態12における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態13における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態14における空気調和機の構成図 従来の空気調和機の構成図
符号の説明
1 ダイオードブリッジ
2 インバータ用コンデンサ
3 圧縮機モータ
4 スイッチング素子群
5 第1のシャント抵抗
6 ドライブ回路
7 制御IC
8 第1の回路開閉手段
9 第1のダイオード
10 第2のダイオード
11 ツェナーダイオード
12 室内機
13 第2の開放開閉手段
14 室外機
15 抵抗器
16 トランジスタ
17 第3のダイオード
18 第2のシャント抵抗
19 電圧比較回路(電圧検出手段)
20 第4のダイオード

Claims (14)

  1. AC電源を整流するダイオードブリッジと、前記ダイオードブリッジにより整流された電圧をDC電圧に平滑するインバータ用コンデンサと、圧縮機モータと、DC電圧を交流電圧として前記圧縮機モータに印加するためにブリッジ接続されたスイッチング素子群と、DC電圧の負極側と前記スイッチング素子群の負極側の間に挿入される第1のシャント抵抗と、DC電圧の負極側に基準電位をもち前記スイッチング素子群の駆動を行うとともに前記第1のシャント抵抗の電圧が入力され前記スイッチング素子群の過電流を検知すると前記スイッチング素子群の駆動を停止させるドライブ回路と、DC電圧の負極側に基準電位をもち前記ドライブ回路に接続され前記圧縮機モータの回転信号を前記ドライブ回路に送信する制御ICから構成され、前記スイッチング素子群の正極側に接続され前記圧縮機モータを駆動時には短絡される第1の回路開閉手段が挿入され、前記第1のシャント抵抗の前記スイッチング素子群側にアノードが接続される第1のダイオードと、前記第1のダイオードのカソード側にカソードが接続され前記第1の回路開閉手段の電源にアノードが接続される第2のダイオードと、前記第1のダイオードと第2のダイオードのカソードにカソードが接続されるツェナーダイオードが接続されていることを特徴とする空気調和機。
  2. AC電源に接続される室内機と、前記室内機に設けられた第2の回路開閉手段によりAC電源が供給され前記室内機と通信を行う室外機にて構成され、前記室外機は、AC電源を整流するダイオードブリッジと、前記ダイオードブリッジにより整流された電圧をDC電圧に平滑するインバータ用コンデンサと、圧縮機モータと、前記DC電圧を交流電圧として前記圧縮機モータに印加するためにブリッジ接続されたスイッチング素子群と、前記DC電圧の負極側と前記スイッチング素子群の負極側の間に挿入される第1のシャント抵抗と、DC電圧の負極側に基準電位をもち前記スイッチング素子群の駆動を行うとともに前記第1のシャント抵抗の電圧が入力され前記スイッチング素子群の過電流を検知すると前記スイッチング素子群の駆動を停止させるドライブ回路と、DC電圧の負極側に基準電位をもち前記ドライブ回路に接続され前記圧縮機モータの回転信号を前記ドライブ回路に送信する制御ICから構成され、前記第1のシャント抵抗の前記スイッチング素子群側にアノードが接続される第1のダイオードと、前記第1のダイオードのカソード側にカソードが接続され前記制御ICにアノードが接続される第2のダイオードと、前記第1のダイオードと第2のダイオードのカソードにカソードが接続されるツェナーダイオードが接続され、前記制御ICは前記第2のダイオードから入力される電圧が変化すると前記室内機に第2の回路開閉手段を開放させる指示を出すことを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1に記載の空気調和機からツェナーダイオードと第1のダイオードを削除し、第2のダイオードのアノード側に抵抗器を設け、第1の回路開閉手段への電源を前記抵抗器にベースが接続されたトランジスタによって供給することを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項2に記載の空気調和機から第1のダイオードとツェナーダイオードを削除し、第2のダイオードのカソード側をドライブ回路に接続したことを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項3に記載の空気調和機の第1のダイオードのアノードとカソードを入れ替えた第3のダイオードに置換え、前記第3のダイオードのカソード側と第1のシャント抵抗のDC負極側に接続される第2のシャント抵抗を設けたことを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項4に記載の空気調和機の第2のダイオードのアノードとカソードを入れ替えた第3のダイオードに置換え、前記第3のダイオードのカソード側と第1のシャント抵抗のDC負極側に接続される第2のシャント抵抗を設けたことを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項5に記載の空気調和機の第3のダイオードと第2のシャント抵抗を削除し、第1のシャント抵抗の電圧を基準電圧と比較しその大小によって第1の開放開閉手段の電源を遮断させる電圧検出手段を設けたことを特徴とする空気調和機。
  8. 請求6に記載の空気調和機の第3のダイオードと第2のシャント抵抗を削除し、第1のシャント抵抗の電圧を基準電圧と比較しその出力を制御ICに接続される電圧検出手段を設け、前記制御ICは前記電圧検出手段から入力される電位が変化すると室内機に第2の回路開閉手段を開放させる指示を出すことを特徴とする空気調和機。
  9. 請求7に記載の空気調和機の第1のシャント抵抗に並列に第2のシャント抵抗を設けたことを特徴とする空気調和機。
  10. 請求8に記載の空気調和機の第1のシャント抵抗に並列に第2のシャント抵抗を設けたことを特徴とする空気調和機。
  11. 請求7に記載の空気調和機の第1のシャント抵抗のスイッチング素子群側と電圧検出手段の入力端子の間にアノード側が前記電圧検出手段側となるように第4のダイオードを挿入したことを特徴とする空気調和機。
  12. 請求8に記載の空気調和機の第1のシャント抵抗のスイッチング素子群側と電圧検出手段の入力端子の間にアノード側が前記電圧検出手段側となるように第4のダイオードを挿入したことを特徴とする空気調和機。
  13. 請求7に記載の空気調和機の制御ICとドライブ回路と電圧検出手段の基準電位を第1のシャント抵抗とスイッチング素子群の間に接続し、第1のシャント抵抗のDC負極側を電圧検出手段への入力としたことを特徴とする空気調和機。
  14. 請求7に記載の空気調和機の第1のシャント抵抗をスイッチング素子群とDC電圧の正極側の間に設け、電圧検出手段にDC電圧の正極側電圧と前記第1のシャント抵抗と前記スイッチング素子群の間の電圧を入力したことを特徴とする空気調和機。
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