JP4886181B2 - 夜間短時間補光を利用した短日植物並びに中性植物の成長促進方法 - Google Patents
夜間短時間補光を利用した短日植物並びに中性植物の成長促進方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4886181B2 JP4886181B2 JP2004257364A JP2004257364A JP4886181B2 JP 4886181 B2 JP4886181 B2 JP 4886181B2 JP 2004257364 A JP2004257364 A JP 2004257364A JP 2004257364 A JP2004257364 A JP 2004257364A JP 4886181 B2 JP4886181 B2 JP 4886181B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- growth
- red light
- short
- far
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Description
即ち、ホウレンソウにおいて効果的であった赤色光と青色光の短時間補光に対する成長促進反応が、シソ、エンサイ、サニーレタスなどの短日植物あるいは中性植物については起こらず、成長促進に効果がないことが本発明者等の研究により明らかになった。
(a)ホウレンソウの種子は流水に一晩浸けた後、プラスチックケース中の湿らせたペーパータオル上に播いて25℃、暗黒下で発芽させた。2日後に覆いを除き、幼根が1〜2cmに伸びた種子をプラスチックトレイ内のウレタンキューブ培地に移植し、25℃に維持した恒温室内において白色蛍光ランプ(FLR110HW/A/100;三菱電機)下で7日間育成した。
(b)シソの種子は、プラスチックケース中の湿らせたペーパータオル上に播いて28℃、暗黒下で発芽させた。2日後に、幼根が1〜2cmに伸びた種子をプラスチックトレイ内のウレタンキューブ培地に移植し、25℃に維持した恒温室内において白色蛍光ランプ(同上)下で14日間育成した。
(c)エンサイの種子は、流水に4時間浸けた後、バーミキュライトを詰めたプラスチックバットに播いて25℃、暗黒下で発芽させた。2日後に覆いを除き、25℃に維持した恒温室内において白色蛍光ランプ(同上)下で7日間育成し、幼根が2〜3cmに伸びた苗をプラスチックトレイ内のウレタンキューブ培地に移植して、さらに5日間育成した。
(d)サニーレタスの種子は、プラスチックトレイ内のウレタンキューブ培地に直接播いて25℃、暗黒下で発芽させた。3日後に覆いを除き、25℃に維持した恒温室内において白色蛍光ランプ(同上)下で4日間育成した。
(e)ダイコンの種子は、流水に1時間浸けた後、プラスチックトレイ内のウレタンキューブ培地に直接播いて25℃、暗黒下で発芽させた。2日後に覆いを除き、25℃に維持した恒温室内において白色蛍光ランプ(同上)下で7日間育成した。
主光源の点灯本数と高さを制御できる4台のグロースチャンバ(VB1514−内寸200×75×140cm; Votsch社)内に水耕ベッド(90×60×10cm、上下循環液式)を設置し、移植直後からホウレンソウは26日間、シソは19日間、エンサイは17日間、サニーレタスは16日間、またダイコンは19日間、補光照明下で栽培した。グロースチャンバは内蔵の空調機により気温を25℃、相対湿度を60%に維持した。
昼間の照明には、30-wの昼光色蛍光ランプ(Wランプ、Lumilux plus L30w/31-830、 Osram社)を装着した主光源を用いた。夜間補光には、同じく32-wの青色、赤色および遠赤色蛍光ランプ(Bランプ(λmax454nm)、Rランプ(λmax659nm)およびFRランプ(λmax749nm)、FLR900T6型、 ニッポ電気)を、主光源の昇降の妨げにならないように側壁上部に配置して利用した。補光ランプの出力はパワーユニット(FDP-2001、ニッポ電気)により調節した。
各蛍光ランプのスペクトル光量子分布は分光放射計 (MSR7000、 オプトリサーチ)で測定した。 また、PPFDは光量子センサー(LI-190SB、 Li-Cor Inc.)で計測し、栽培パネル上の9点の平均値として求めた。
グロースチャンバー実験はいずれも、昼間のPPFDを低照度条件の200μmol m-2 s-1一定に設定した。青色、赤色、遠赤色の夜間補光は、いずれも放射照度を50μmol m-2 s-1、照射時間を30分間とし、成育や栄養成分に対する影響を無補光の場合と比較検討した。
(a)ホウレンソウへの短時間補光:比較例1
実験は、昼間を10時間(6:00〜16:00)、夜間を14時間(16:00〜6:00)とし、夜間の補光照明については、無補光を対照区とし、夜の終了時の前30分間(5:30〜6:00)に青色光を照射するか、夜の開始時から30分間(16:00〜16:30)に赤色光または遠赤色光を照射し、以下の実験1並びに2の異なる光処理条件を設けて26日間処理した。
(実験1):夜の開始時(16:00〜)に赤色光(R区)や遠赤色光(FR区)を30分間照射するか、赤色光と遠赤色光を交互に30分間ずつ照射した(R+FR区)。
(実験2):夜の開始時(16:00〜)に赤色光と遠赤色光を交互に30分間ずつ照射した(R+FR区、R+FR+R区、R+FR+R+FR区)。
(b)シソへの短時間補光:実施例1
昼間を14時間(6:00〜20:00)、夜間を10時間(20:00〜6:00)とした。夜間の補光照明については、無補光を対照区とし、夜の終了時(5:30〜6:00)に青色光を照射するか、夜の開始時(20:00〜20:30)に赤色光または遠赤色光を照射し、19日間処理した。
(c)エンサイへの短時間補光:実施例2
昼間を14時間(6:00〜20:00)、夜間を10時間(20:00〜6:00)とした。夜間の補光照明については、無補光を対照区とし、夜の終了時(5:30〜6:00)に青色光を照射するか、夜の開始時(20:00〜20:30)に赤色光または遠赤色光を照射し、17日間処理した。
(d)サニーレタスへの短時間補光:実施例3
日長感応性が高くないことから、昼間を14時間(6:00〜20:00)、夜間を10時間(20:00〜6:00)とした。夜間の補光照明については、無補光を対照区とし、夜の終了時(5:30〜6:00)に青色光を照射するか、夜の開始時(20:00〜20:30)に赤色光または遠赤色光を照射して、16日間処理した。
(e)ダイコンへの短時間補光:比較例2
昼間を10時間(6:00〜16:00)、夜間を14時間(16:00〜6:00)とした。夜間の補光照明については、無補光を対照区とし、夜の終了時(5:30〜6:00)に青色光を照射するか、夜の開始時(16:00〜16:30)に赤色光または遠赤色光を照射して、19日間処理した。
供試植物は光処理終了日に各区10株ずつ収穫し、ホウレンソウ、シソ、エンサイ、ダイコンは葉、葉柄、茎および根に分け、サニーレタスは葉、茎および根に分けた。また、葉数、節数、茎長、を調査し、茎の短いホウレンソウとダイコンでは最大の葉柄長(葉柄長)を測定した。葉については、画像処理装置(最小検出面積0.03cm2)を用いて総葉面積(葉面積)を測定するとともに、形態の違いを比較するため、葉面積/葉数(個葉面積)と比葉面積(SLA;葉面積/葉乾物重)を計算した。また、最大葉の葉長と葉幅を測り、葉長:葉幅比(L: W比)を求めた。分別された材料は、通風乾燥機を用いて7日間60℃で乾燥し、葉、葉柄と茎(以下葉柄・茎)もしくは茎、根の別に乾物重を測定して全乾物重を求めた。
全ての成長パラメータはTukeyの多重比較検定(n=10、 p<0.05)により解析し、平均値間の有意差の有無を比較した。
各植物種とも光処理終了日(成育調査日)の翌日に各区5株ずつ収穫し、株ごとに葉などの可食部を1〜2cm2の大きさに細断して2.0gずつ3試料を量り取り、直ちにアスコルビン酸(ビタミンC)およびβ-カロテン(ビタミンA)の定量用の抽出溶媒(各20ml)に浸漬した。
細断試料2.0gを抽出溶媒(5%メタリン酸水溶液)に浸漬し、ホモジナイザー(POLYTRON、 KINEMATICA AG.、 Switzerland)を用いて氷中で粉砕した。その溶液から1.5 mlを分取して10、000 rpmで1 分間遠心したのち、上澄みの抽出液にアスコルビン酸検査用試験紙(Merck、 KGaA、 Darmstadt、 Germany)を浸し、小型反射式光度計RQflex plus(Merck、 KGaA、 Darmstadt、 Germany)を用いて定量した。
2.0gの細断試料を0.4gのピロガロールを含むアセトン20ml浸漬し、直ちに暗所において氷中で粉砕した。その溶液を濾紙(GF/A、 Whatman)で吸引濾過して抽出液とした。それをアセトンにより100 mlに定容したのち、50μlを分取してHPLCで定量分析した。
HPLCカラムにはInertsil ODS-3(4.6φ、 150mm、 GL Science)を、移動相にはメタノールとクロロフォルムを4:1(v/v)に混合したのち、脱気した溶液を使用した。ポンプ(L-7100、 日立)流量は1.5ml min-1、カラムオーブン(L-7300、 日立)の温度は30℃、紫外吸光検出器(SPD-6AV、 島津)の検出波長は450 nmに設定した。
林(1988)の方法に従い、2.0gの細断試料を1%塩酸メタノール溶液(v/v)に加え、冷蔵庫内(4℃)で24時間静置し、色素を抽出した。96穴マイクロプレート(Costar 3370 Assay Plate)に抽出液を200ml分注し、マイクロプレートリーダー(Benchmark、 Bio・Rad)を用いて530nmの吸光度を測定した。
1.野菜の成長に対する短時間補光の影響
赤色光や遠赤色光の交互照射とホウレンソウの成長促進(図1、図2および表1参照)
実験1 においては、赤色光を照射すると全乾物重、葉面積、個葉面積、葉長、葉柄長および地上部への乾物分配が無補光の場合に比べて増加し、SLAも増加した。これに対して、赤色光の替わりに遠赤色光を照射すると、全乾物重、葉面積、個葉面積、葉長および地上部への乾物分配の増加は認められず(葉面積は減少し)、葉柄長のみが増加した。また、赤色光に引き続いて遠赤色光を照射すると、全乾物重、葉面積、個葉面積、葉長および地上部への乾物分配の増加は認められなかったが、葉柄長が増加し、遠赤色光を照射した場合と同様の成長変化を示した。
そこで実験2において、赤色光と遠赤色光の交互照射を重ねたところ、葉柄長はいずれの照射条件においても増加するが、全乾物重、葉面積、個葉面積、葉長、SLAおよび地上部への乾物分配は、「赤色光+遠赤色光」と「赤色光+遠赤色光+赤色光+遠赤色光」の場合に増加が認められず、「赤色光+遠赤色光+赤色光」の場合には増加が認められた。
実験1および実験2の結果から、赤色光を照射すると成長促進が起こり、遠赤色光の照射では葉柄が伸長するものの、成長促進は起こらないこと、赤色光と遠赤色光を交互照射すると、赤色光と遠赤色光の成長に対する作用は可逆的で、赤色光が最後の場合に全乾物重が増加するなど成長促進が起こることが明らかになった。また、赤色光を照射すると葉は薄く拡張したが、L:W比に対する有意な影響は認められなかった。尚、詳細な説明は省略するが、夜の終了時に青色光を短時間照射すると、葉や葉柄の伸長が促され、地上部(とくに葉柄・茎)への乾物分配が増加して成長促進が起こることが認められた。
夜間の短時間補光がシソの成長に及ぼす影響を図4に示す。遠赤色光を照射すると、全乾物重、葉面積、葉面積/葉数、茎長が無補光に比べて増加し、成長促進の効果がみられた。これに対して、青色光や赤色光を照射した場合には、いずれの項目についても有意な増加は認められなかった。
葉の形態については、遠赤色光を照射すると、L: W比は変わらないがSLAが増加し、葉が薄く拡張することが明らかになった。また、赤色光を照射すると、 SLAに有意な変化は認められないが、L: W比が減少し葉が丸みを帯びること、青色光の照射では 、SLAおよびL: W比の変化は認められないことがわかった。
遠赤色光を照射すると、図5に示すように、無補光に比べて乾物分配に変化が認められ、葉と根への分配が減少して茎・葉柄への分配が増加し、可食部である地上部への分配も多少増加することが明らかになった。
夜間の短時間補光がエンサイの成長に及ぼす影響を図6に示す。遠赤色光を照射すると、全乾物重、葉面積/葉数、茎長が無補光に比べて増加し(葉面積も増加傾向を示し)、成長促進の効果が認められた。これに対し、青色光や赤色光を照射した場合には、いずれ項目についても有意な増加は認められなかった。
葉の形態については、 遠赤色光を照射すると SLAが増加するとともにL: W比が減少し、薄く幅広く拡張することが明らかになった。また、赤色光や青色光を照射しても、SLAとL: W比はともに変化しなかった。
遠赤色光を照射すると、図7に示すように、無補光と比べて乾物分配に変化がみられ、葉と根への分配が減少し、茎・葉柄への分配が10%増加した。これにともない、可食部である地上部への分配も増加した。
夜間の短時間補光がサニーレタスの成長に及ぼす影響を図8に示す。遠赤色光を照射すると、全乾物重、葉面積、葉面積/葉数、茎長が無補光に比べて増加した。これに対して、青色光や赤色光を照射した場合には、いずれの項目についても有意な増加は認められなかった。
葉の形態に関しては、 遠赤色光を照射すると SLAは変化することなくL: W比が増加し、葉は厚みを保ちながら細長く拡張することがわかった。一方、赤色光や青色光を照射してもL: W比に変化は認められないが、赤色光を照射するとSLAが減少し葉は厚みを増した。
レタスでは葉柄がないため地上部(葉と茎)と根の乾物分配を比較したが、図9に示すように、遠赤色光を照射すると、無補光と比べて可食部である地上部への分配が増加し、根への分配は減少した。
夜間の短時間補光がダイコンの成長に及ぼす影響を図10に示す。遠赤色光を照射すると、葉柄長が無補光に比べて76%増加したが、葉面積、葉面積/葉数は減少し(全乾物重も現象の傾向を示し)、成長が抑制された。これに対して、赤色光を照射した場合には全乾物重と葉面積の増加傾向が認められ、青色光を照射すると葉面積が減少の傾向を示した。
葉の形態については、 遠赤色光の照射により SLAの減少とL: W比が増加し、葉の拡張が抑えられて厚く細長くなることが明らかになった。一方、赤色光や青色光を照射しても、L: W比に変化は認められないが、青色光を照射するとSLAが減少し葉は厚みを増した。
遠赤色光を照射すると、図11に示すように、無補光と比べて乾物の茎・葉柄への分配が5%増加し、地上部への分配が増える傾向がみられた。青色光や赤色光を照射しても、乾物分配の変化は小さかった。
上記の夜間の短時間補光(夜の終了時に青色光、夜の開始時に赤色光、夜の開始時に遠赤色光)条件下で栽培したシソ、エンサイ、サニーレタスにおいて、葉など可食部に含まれるβ-カロテンとアスコルビン酸、ならびにシソとサニーレタスに着色成分として含まれるアントシアニンの濃度分析の結果を表2に示す。
アスコルビン酸については、シソとサニーレタスでは青色光、赤色光、遠赤色光のいずれを照射した場合も濃度低下が小さく、エンサイでは個体間の濃度差が大きいため、 3種類の葉菜とも光照射による影響は認められなかった。
このように、シソ、エンサイ、サニーレタスでは、遠赤色光を照射すると成長が促進されたが、栄養成分であるβ-カロテンおよびアスコルビン酸の有意な濃度低下は認められないことが明らかになった。
また、シソとサニーレタスに含まれるアントシアニン濃度は、青色光や赤色光を照射しても無補光と比べて有意差は認められなかったが、シソでは遠赤色光を照射すると22%低下し、着色が抑制された。
しかも、葉菜類の主要な栄養成分であるβ-カロテン(ビタミンA)やアスコルビン酸(ビタミンC)の濃度は、夜の開始時の遠赤色光照射による成長促進反応時にも、両成分の濃度に対する影響は認められないことを確認した(表2)。栽培環境や成育段階は、葉菜類のβ-カロテンやアスコルビン酸濃度に影響を及ぼす可能性があるとみられる。しかし、シソ、エンサイ、サニーレタスを用いた本実験でも夜間の短時間補光による影響が小さいことは確認された。尚、シソではアントシアニンの濃度が低下したため、着色成分が減る可能性はあるが、夜間の短時間補光は、低照度条件下で栽培される様々な葉菜類に対してビタミンなどの主要な栄養成分の減少を抑え、成長不良を改善する有効な方法と考えられる。
このことから、夜間の短時間補光は、低照度条件下で栽培される様々な葉菜類に対して、ビタミンなどの主要な栄養成分を減らさずに、成長不良を改善する有効な方法であると考えられる。
Claims (2)
- 短日植物または中性植物の葉菜類の栽培において、夜の始めに遠赤色光を照射することにより可食部である地上部の成長促進を誘導する短日植物並びに中性植物の成長促進方法。
- 前記遠赤色光の照射は、少なくとも15m mol/m 2 の光エネルギー量で行われる請求項1記載の短日植物並びに中性植物の成長促進方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004257364A JP4886181B2 (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 夜間短時間補光を利用した短日植物並びに中性植物の成長促進方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004257364A JP4886181B2 (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 夜間短時間補光を利用した短日植物並びに中性植物の成長促進方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006067948A JP2006067948A (ja) | 2006-03-16 |
JP2006067948A5 JP2006067948A5 (ja) | 2007-08-16 |
JP4886181B2 true JP4886181B2 (ja) | 2012-02-29 |
Family
ID=36149207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004257364A Expired - Fee Related JP4886181B2 (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 夜間短時間補光を利用した短日植物並びに中性植物の成長促進方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4886181B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4995476B2 (ja) * | 2006-04-14 | 2012-08-08 | 浜松ホトニクス株式会社 | ナス科植物の糖度を向上させる栽培方法 |
JP2013039035A (ja) * | 2009-12-11 | 2013-02-28 | Mignon Belle:Kk | 果物・野菜等の植物成長促進装置 |
JP2012070727A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-04-12 | Hamamatsu Photonics Kk | トマト果実中の単位乾燥重量あたりの栄養成分含量を上昇させる方法 |
JP5498904B2 (ja) | 2010-09-27 | 2014-05-21 | パナソニック株式会社 | 作物育成システム |
JP5821037B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2015-11-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 作物育成システム |
JP5830661B2 (ja) * | 2011-08-24 | 2015-12-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 作物育成システム |
JP5874060B2 (ja) * | 2011-12-16 | 2016-03-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 植物育成照明装置 |
JP5723901B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2015-05-27 | 昭和電工株式会社 | 植物栽培方法 |
JP5723900B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2015-05-27 | 昭和電工株式会社 | 植物栽培方法 |
JP5779604B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2015-09-16 | 昭和電工株式会社 | 植物栽培方法 |
JP5779677B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2015-09-16 | 昭和電工株式会社 | 植物栽培方法及び植物栽培装置 |
JP5724002B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2015-05-27 | 昭和電工株式会社 | 植物栽培方法 |
JP5723903B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2015-05-27 | 昭和電工株式会社 | 植物栽培方法 |
JP5723902B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2015-05-27 | 昭和電工株式会社 | 植物栽培方法 |
JP2017060442A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 三菱化学株式会社 | ミックス野菜の製造方法 |
JP6289569B1 (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-07 | 北海道電力株式会社 | 緑化抑制方法 |
CN115568385A (zh) * | 2022-09-20 | 2023-01-06 | 福建省中科生物股份有限公司 | 一种采用暗期补光的生菜栽培方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4788793A (en) * | 1983-03-07 | 1988-12-06 | Gte Laboratories Incorporated | Method of inhibiting premature budding of short-day floral crops |
JPH08228599A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-10 | Mitsubishi Chem Corp | 短日開花性植物の電照栽培方法 |
JPH09149729A (ja) * | 1995-11-29 | 1997-06-10 | Mitsubishi Chem Corp | 植物の育苗方法 |
JPH10178901A (ja) * | 1996-12-20 | 1998-07-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 植物栽培装置及びそれを用いた栽培方法及びそれを記録した記録媒体 |
JP2001057816A (ja) * | 1999-08-19 | 2001-03-06 | Kiyoji Suzuki | 植物育成光の照射方法および装置 |
JP4684444B2 (ja) * | 2001-03-22 | 2011-05-18 | 浜松ホトニクス株式会社 | 人工光を用いたアブラナ科植物の花芽分化促進装置および花芽分化促進方法 |
JP2004089031A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Meiji Univ | 低周波刺激による光合成促進方法 |
-
2004
- 2004-09-03 JP JP2004257364A patent/JP4886181B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006067948A (ja) | 2006-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4886181B2 (ja) | 夜間短時間補光を利用した短日植物並びに中性植物の成長促進方法 | |
Son et al. | Leaf shape, growth, and antioxidant phenolic compounds of two lettuce cultivars grown under various combinations of blue and red light-emitting diodes | |
Meng et al. | The role of light in the regulation of anthocyanin accumulation in Gerbera hybrida | |
US8384047B2 (en) | Fluorescence-based ultraviolet illumination | |
KR101231624B1 (ko) | 엘이디를 이용한 가정용 식물배양장치 | |
Długosz-Grochowska et al. | Modifying folate and polyphenol concentrations in Lamb's lettuce by the use of LED supplemental lighting during cultivation in greenhouses | |
Hernández et al. | Physiological, morphological, and energy-use efficiency comparisons of LED and HPS supplemental lighting for cucumber transplant production | |
CN103222420B (zh) | 一种基于led节能光源的小青菜室内栽培技术 | |
US11606912B2 (en) | Method for increasing amount of phenolic compound in plant | |
Blando et al. | Characterisation of bioactive compounds in berries from plants grown under innovative photovoltaic greenhouses | |
KR102093373B1 (ko) | Led 광원 조건에 의한 배추과 새싹채소의 비타민 c 함량을 증가시키는 방법 | |
JP2020528281A (ja) | 植物成長のための覚醒光の最適化 | |
JP4995476B2 (ja) | ナス科植物の糖度を向上させる栽培方法 | |
JP2006340689A (ja) | 葉菜類の栽培方法および装置 | |
JP2007075073A (ja) | スプラウトの栽培方法 | |
JP2006246798A (ja) | 植物の栽培方法 | |
Yao et al. | The effect of supplemental LED night lighting on the growth and physiology of the Para rubber tree | |
JP2007089445A (ja) | 植物体栽培方法 | |
Bergstrand et al. | Growth and photosynthesis of ornamental plants cultivated under different light sources | |
WO2018199307A1 (ja) | 植物中のフェノール性化合物の増量方法 | |
CN106718755A (zh) | 一种利用led光源快速有效降低不结球白菜硝酸盐含量的栽培方法 | |
Lopez et al. | Introduction to specialty crop lighting | |
Mortensen et al. | Vase life: the influence of variation in air humidity, temperature and super-elevated CO2 concentration in roses grown under continuous light | |
Nicole et al. | Nitrate content control in green vegetables grown under led lighting | |
CN111201912B (zh) | 一种提高番茄果实中铁含量的方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070704 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100714 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100915 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111206 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111209 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4886181 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |