JP4879258B2 - プレート式熱交換器及びこれを備えた空気調和機 - Google Patents

プレート式熱交換器及びこれを備えた空気調和機 Download PDF

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Description

本発明は、複数の伝熱プレートを積層してなり、入口ポートと出口ポートが同じ側に設けられたプレート式熱交換器及びこれを備えた空気調和機に関するものである。
図7は流体の入口ポートと出口ポートが同じ側に設けられて、2種類の流体を熱交換する従来のプレート式熱交換器を模式的に示した分解斜視図、図8は図7の組立てた状態を示す側面図及び第1の補強用サイドプレートの正面図、図9は図7の第1、第2の伝熱プレートの正面図及び第2の補強用サイドプレートの背面図である。
従来のプレート式熱交換器1は、図7〜図9に示すように、最も外側に位置する第1、第2の補強用サイドプレート2,3の間に、複数の第1の伝熱プレート20と第2の伝熱プレート30が交互に積層され、ロウ付けによって一体に接合されている。そして、第1、第2の伝熱プレート20,30の間には、第1の流体が流れる第1の流体流路24からなる伝熱促進部Aと、第2の流体が流れる第2の流体流路34からなる伝熱促進部Bとが形成されている。
第1の補強用サイドプレート2の一方の側の下部には、第1の流体の流入管4が設けられており、上部には第1の流体の流出管5が設けられている。また、他方の側の上部には第2の流体の流入管6が設けられており、下部には第2の流体の流出管7が設けられている。
また、第1の伝熱プレート20及び第2の伝熱プレート30には、第1の補強用サイドプレート2の第1の流体の流入管4及び流出管5、第2の流体の流入管6及び流出管7と対応する位置に、それぞれ第1の流体の流入口21及び流出口22、第2の流体の流入口31及び流出口32が設けられている。
そして、第1の伝熱プレート20の第2の流体の流入口31と流出口32、第2の伝熱プレート30の第1の流体の流入口21と流出口22の周りには、その周囲を覆って膨出するシール部(図示せず)がそれぞれ設けられている。このシール部によって、第1の流体が流れる伝熱促進部Aにおいては、第2の流体の流入口31と流出口32がシールされており、第2の流体が流れる伝熱促進部Bにおいては、第1の流体の流入口21と流出口22がシールされている。これにより、第1の流体の流体流路24への第2の流体の流入が阻止され、第2の流体の流体流路34への第1の流体の流入が阻止される。
第1、第2の伝熱プレート20,30には、幅方向の中央部を中心にして、V字状又は逆V字状に傾斜する波部23,33からなるほぼ等しい長さの流体流路24,34が形成されている。この流体流路24,34は、図10に示すように、第1、第2の伝熱プレート20,30の波部23,33の頂部どうしが接合され、両伝熱プレート20,30の間にその谷部により第1の流体の流路24又は第2の流体の流路34が形成される。そして、波部23,33により第1、第2の流体の流れに乱れを与えて、熱交換を促進する。なお、図9において、θは伝熱プレート20,30の上下方向に対する波部23,33の角度、pは波部23,33のピッチである。
上記のように構成したプレート式熱交換器は、図7に示すように、第1の流体(例えば、冷媒)は、実線矢印で示すように、流入管4から積層された第1、第2の伝熱プレート20,30の各流入口21を通り、第2の補強用サイドプレート3で折り返えし、各流出口22を通って流出管5から流出する。この間第1の流体は、その一部が各第1の伝熱プレート20の第1の流体の流路24を流れて熱交換が行われる。このとき、第1の伝熱プレート20の第2の流体の流入口31と流出口32には、シール部によって第1の流体は流入しない。
一方、第2の流体(例えば、水)は、破線矢印で示すように、流入管6から積層された第1、第2の伝熱プレート20,30の各流入口31を通り、第2の補強用サイドプレート3で折り返えし、各流出口32を通って流出管7から流出する。この間第2の流体は、その一部が各第2の伝熱プレート30の第2の流体の流路34を流れて熱交換が行われる。このとき、第2の伝熱プレート30の第1の流体の流入口21と流出口22は、シール部によって第2の流体は流入しない。
ところで、上記のように構成したプレート式熱交換器1においては、各伝熱プレート20,30の第1、第2の流体の流路24,34を流体が層流で流れるためよどみを生じ易く、このため伝熱有効面積が減少する。また、このようなよどみを生ずるため、第1、第2の流体の流路24,34にゴミやスケールが溜り易く、腐食を誘発するおそれもあって信頼性が低下する。
さらに、圧力損失が大きい流体を用いると、波部23,33の折り返えしによって幅方向の中央部に形成される山部の反対側の流路に、流体が流れにくくなって幅方向の流れに偏りが生じ、このため伝熱性能が低下する、などの問題があった。
このような問題を解決するために、伝熱プレート相互間における伝熱面の波形断面形状による流路断面積が、伝熱面の幅方向において2種類以上に異なる構造とし、流路経路が長い側の流路断面積を大きく、流路経路が短かい側の流路断面積を小さくするようにしたプレート式熱交換器が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−280887号公報(第3−4頁、図1)
特許文献1のプレート式熱交換器のように、流路を構成する波のピッチや波の高さを変えるだけでは、伝熱プレートの幅方向の流れを均一化することは困難であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、伝熱プレートの幅方向における流体の流れを均一化することにより、高性能で信頼性の高いプレート式熱交換器及びこれを備えた空気調和機を提供することを目的としたものである。
本発明に係るプレート式熱交換器は、四隅の幅方向の一方の側の上下に第1の流体が流れる流入口と流出口が、他方の側の上下に第2の流体が流れる流入口と流出口を有し、折り返えしにより幅方向にほぼV字状又は逆V字状に形成された波部により上下方向に複数の流路が設けられた各複数の第1、第2の伝熱プレートを交互に積層してなり、
前記波部の折り返えしによって形成された山部を、前記第1の伝熱プレートにおいては幅方向の中心部から一方の側にずらし、前記第2の伝熱プレートにおいては幅方向の中心部から他方の側にずらせて、前記流路を長さの異なる第1の流路と第2の流路とによって構成し
前記長さの異なる第1の流路と第2の流路を、流路の短かい側のプレートピッチを小さく、流路の長い側のプレートピッチを大きく形成したものである。
また、本発明に係る空気調和機は、上記のプレート式熱交換器を備えたものである。
本発明によれば、伝熱プレートの幅方向における流体の流れが均一化されて偏りがなく、高性能で信頼性の高いプレート式熱交換器及びこれを備えた空気調和機を得ることができる。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係るプレート式熱交換器の第1の伝熱プレートの正面図、図2は第2の伝熱プレートの正面図である。なお、図7〜図10で説明した従来技術と同じか又は同様の機能の部分には、同じ符号を付してある。
図1に示す第1の伝熱プレート20は、伝熱促進部Aを構成する波部23を、第1の波部23aと第2の波部23bとによってほぼV字状に形成し、斜め下方に傾斜する第1の波部23aから折り返えして、斜め上方に傾斜する第2の波部23bの折り返えし山部25を、幅方向の中央部から一方の側、すなわち、第1の流体の流入口21と流出口22が設けられた側に片寄って設け、第1の流体の流路24を、流路長さが短かいL1の第1の流路24aと流路の長さが長いL2の第2の流路24bとによって構成したものである。
また、図2に示す第2の伝熱プレート30は、伝熱促進部Bを構成する波部33を、第1の波部33aと第2の波部33bとによってほぼ逆V字状に形成し、斜め上方に傾斜する第1の波部33aから折り返えして、斜め下方に傾斜する第2の波部33bの折り返えし山部35を、幅方向の中央部から他方の側、すなわち、第2の流体の流入口31と流出口32が設けられた側に片寄って設け、第2の流体の流路34を、流路長さが短かいL1の第1の流路34aと流路長さが長いL2の第2の流路34bとによって構成したものである。なお、第1の伝熱プレート20の第1、第2の流路23a,23bの長さと、第2の伝熱プレート30の第1、第2の流路33a,33bの長さとは、それぞれほぼ等しく形成されている。
上記のように構成した各複数の第1、第2の伝熱プレート20,30は、第1の補強用サイドプレート2と第2の補強用サイドプレート3(図7で説明した従来のものと実質的に同じ)との間に、交互に配設されて積層され、両者の間に、第1の流体が流れる流路24からなる伝熱促進部Aと、第2の流体が流れる流路34からなる伝熱促進部Bとが形成される。
そして、従来のプレート式熱交換器の場合とほぼ同様の作用により、第1の流体と第2の流体が熱交換される。
上記のように構成した本実施の形態によれば、第1の伝熱プレート20の第1の流体の流入口21、流出口22側に片寄って、また、第2の伝熱プレート30の第2の流体の流入口31、流出口32側に片寄って、第1の波部23a,33aと第2の波部33a,33bの折り曲げ山部25,35を設けたので、経路の短かい第1の流路23a,33aの幅が狭くなるため、流体の流速が増加して圧力損失が大きくなり、経路の長い第2の流路23b,33bへ流体が流れ込み易くなって、第1、第2の伝熱プレート20,30の幅方向における流体の流れを偏ることなく均一化することができる。
これにより、第1、第2の伝熱プレート20,30の伝熱促進部A,Bにおける流体の循環が改善され、偏流が抑制されてよどみが解消されるため、流体の有効伝熱面積が増加する。また、よどみの解消によりゴミやスケールの集約を防止できるので、これにより熱交換性能を向上することができ、信頼性の高いプレート式熱交換器を得ることができる。なお、折り返えし山部25,35の位置と、波部23,33の角度の変化を適宜組み合わせることにより、熱交換性能のより高いプレート式熱交換器を得ることができる。
[実施の形態2]
図3は本発明の実施の形態2に係るプレート式熱交換器の第1の伝熱プレートの正面図である。なお、実施の形態1と同じ又は同様の機能の部分には、同じ符号が付してある。
一般に、プレート式熱交換器においては、高さ方向に対する波部の角度(以下、波角度という)を大きくすると熱伝達率が向上して圧力損失が大きくなり、波角度を小さくすると熱伝達率が低下し圧力損失も小さくなる。したがって、これらの特性を組み合わせて波角度を調整することにより、伝熱プレートの伝熱促進部を流れる流体の分配を改善することができる。
本実施の形態においては、流体の流路経路の短かいL1の第1の流路24a側の圧力損失が大きくなるように波角度θ1を大きくし、流路経路の長いL2の第2の流路24b側の圧力損失が小さくなるように波角度θ2を小さく構成したことにより、第1の伝熱プレート20の幅方向の流体の流れを均一化したものである。
なお、第2の伝熱プレートについては図示してないが、実施の形態1の第2の伝熱プレート30の場合と同様に、第1の伝熱プレート20とは反対に第2の流体の流入口31及び流出口32側に、流路経路の短かいL1の第1の流路を設けてその波角度θ1を大きくし、流路経路の長いL2の第2の流路の波角度θ2を小さく構成して、幅方向の流体の流れを均一化する。
図4は波角度と熱通過率及び圧力損失との関係を示す線図である。
図に示すように、波角度が大きくなると熱通過率及び圧力損失も大きくなるが、熱通過率は波角度が80°でピークとなる。本実施の形態は、このような特性に基いて、流路経路が短かく圧力損失の小さい側の波角度θ1を伝熱を優先した80°とし、流路経路が長く圧力損失の大きい側の波角度θ2を、圧力損失の小さい波角度にして伝熱プレート20,30を構成したものである。
本実施の形態においては、流路経路の短かい第1の流路24aの波角度θ1を大きくして、流体の流れをより水平に近い状態とすることにより、第2の流路への流体が流れ込み易くなって偏流の発生を防止することができるので、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
また、プレート式熱交換器においては、波部の高さやピッチは材料の伸び率によって選定の限界があるが、波角度の設定は材料の伸び率に無関係のため簡単に製造することができ、圧力損失による偏流の調整を行い易いため、量産性の高い伝熱プレートを得ることができる。
さらに、本実施の形態は、熱交換を行う流体が水の場合だけでなく、密度が小さく圧力損失が大きいため偏流を生じ易い流体、例えば、炭化水素や低GWP冷媒の場合にも有効である。冷媒の場合は、熱交換器内の冷凍機油の滞留抑制にも効果があり、このため、本実施の形態のプレート式熱交換器を用いた空気調和機の消費電力を低減することができ、ゴミ詰り等も解消するので、信頼性を高めることができる。
[実施の形態3]
図5は本発明の実施の形態3に係るプレート式熱交換器の第1の伝熱プレートの正面図である。なお、実施の形態1と同じか又は同じ機能の部分には、同じ符号を付してある。
本実施の形態は、流路経路が短かくL1で波角度の大きい第1の流路24aと、これに続く流路経路が長くL2で波角度の小さい第2の流路24bの波部23の折り返えし山部25を、曲線によりほぼ円弧状に形成したものである。なお、第2の伝熱プレート30については記載してないが、実施の形態1,2の場合と同様に、第1の伝熱プレート20を裏返えした構造となっている。
本実施の形態の作用、効果は実施の形態1の場合とほぼ同様であり、第1の流路24aから第2の流路24bへの流体の流れが円滑になり、よどみを生じ易い第2の流路24bへ流体を導き易くなる。
[実施の形態4]
図6は本発明の実施の形態4に係るプレート式熱交換器の積層された第1、第2の伝熱プレートの断面図である。なお、実施の形態1と同じか又は同じ機能の部分には、同じ符号を付してある。
プレート式熱交換器においては、積層された伝熱プレートのプレートピッチを大きくすると流速増加のため圧力損失は小さくなり、プレートピッチを小さくすると圧力損失は大きくなる。
本実施の形態はこのような作用を利用したもので、第1の伝熱プレート20と第2の伝熱プレート30とによって形成される第1の流体と第2の流体の流路を、次のように形成したものである。すなわち、第1の流体の流路は、第1の流体の流入口21と流出口22とが設けられた側の短かい流路経路の第1の流路24aを、圧力損失が大きくなるようにプレートピッチp1を小さく、他方の側に設けられた長い流路経路の第2の流路24bを、圧力損失が小さくなるようにプレートピッチp2を大きく形成したものである。
また、第2の流体の流路は、第2の流体の流入口31と流出口32とが設けられた側の長い流路経路の第1の流路34aを、圧力損失が大きくなるようにプレートピッチp1を小さく、他方の側に設けられた長い流路経路の第2の流路34bを、圧力損失が小さくなるようにプレートピッチp2を大きく形成したものである。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様に、第1、第2の伝熱プレート20,30における第1の流体と第2の流体の幅方向の流れが均一化されて偏流が防止されるため、伝熱面積の低減を防止することができ、また、流体の偏流やよどみが抑制されるため、ゴミやスケールの集約を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、さらに、第1、第2の伝熱プレート20,30の波部23,33の高さを、流体の流れ方向に1波ごとに変化させてもよい。これにより、第1、第2の伝熱プレート20,30の波部23,33の接合点数を調整して圧力損失を調節できるため、波角度や波部の折り返えし山部の位置と合わせて調整することにより、流体の流速分布を均一化し伝熱プレート内の流体を等分配することができる。
また、第1、第2の伝熱プレート20,30の波部23,33のピッチpを、流体の流れ方向に1波ごとに変化させてもよい。波部のピッチpの大きな領域では、第1、第2の伝熱プレート20,30の波部23,33の接合点数を減らすことができ、波部のピッチpの小さな領域では第1、第2の伝熱プレート20,30の波部23,33の接合点数を増やすことができるため、波角度や波部の折り返えし山部の位置と合わせて圧力損失を調整することにより、伝熱プレート内の流体の分配を改善することができる。また、波部23,33のピッチpの変化による流体の流れの乱れが、伝熱性能を向上する。
[実施の形態5]
本実施の形態は、圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器が、冷媒配管によって順次連結された冷凍サイクルを有する空気調和機において、凝縮器及び蒸発器の両者又は何れか一方に、本発明に係るプレート式熱交換器を用いたものである。
本実施の形態によれば熱交換性能にすぐれた信頼性の高い空気調和機を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係るプレート式熱交換器の第1の伝熱プレートの正面図である。 本発明の実施の形態1に係るプレート式熱交換器の第2の伝熱プレートの正面図である。 本発明の実施の形態2に係るプレート式熱交換器の第1の伝熱プレートの正面図である。 波角度と熱通過率及び圧力損失との関係を示す線図である。 本発明の実施の形態3に係るプレート式熱交換器の第1の伝熱プレートの正面図である。 本発明の実施の形態4に係るプレート式熱交換器の積層された第1、第2の伝熱プレートの断面図である。 従来のプレート式熱交換器の模式的分解斜視図である。 図7の組立てた状態を示す側面図及び第1の補強用サイドプレートの正面図である。 図7の第1、第2の伝熱プレートの正面図及び第2の補強用サイドプレートの背面図である。 図7の第1、第2の伝熱プレートの波部の接合状態を示す説明図である。
符号の説明
1 プレート式熱交換器、2 第1の補強用サイドプレート、3 第2の補強用サイドプレート、20 第1の伝熱プレート、21 第1の流体の流入口、22 第1の流体の流出口、23 波部、24 第1の流体の流路、25,35 折り返えし山部、30 第2の伝熱プレート、31 第2の流体の流入口、32 第2の流体の流出口、33 波部、34 第2の流体の流路、A 第1の流体の伝熱促進部、B 第2の流体の伝熱促進部。

Claims (8)

  1. 四隅の幅方向の一方の側の上下に第1の流体が流れる流入口と流出口が、他方の側の上下に第2の流体が流れる流入口と流出口を有し、折り返えしにより幅方向にほぼV字状又は逆V字状に形成された波部により上下方向に複数の流路が設けられた各複数の第1、第2の伝熱プレートを交互に積層してなり、
    前記波部の折り返えしによって形成された山部を、前記第1の伝熱プレートにおいては幅方向の中心部から一方の側にずらし、前記第2の伝熱プレートにおいては幅方向の中心部から他方の側にずらせて、前記流路を長さの異なる第1の流路と第2の流路とによって構成し
    前記長さの異なる第1の流路と第2の流路を、流路の短かい側のプレートピッチを小さく、流路の長い側のプレートピッチを大きく形成したことを特徴とするプレート式熱交換器。
  2. 前記長さの異なる第1の流路と第2の流路を、異なる波角度で形成したことを特徴とする請求項1記載のプレート式熱交換器。
  3. 前記長さの異なる第1の流路と第2の流路を、流路の短かい側の波角度を大きく、流路の長い側の波角度を小さく形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のプレート式熱交換器。
  4. 前記第1、第2の伝熱プレートの流路を流れる第1、第2の流体のうち、密度の小さい液流体が流れる第1、第2の流路において、流路の短かい側の波角度を大きく、流路の長い側の波角度を小さく形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のプレート式熱交換器。
  5. 前記波部の折り返えしによって形成される山部を、ほぼ円弧状の曲線によって形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のプレート式熱交換器。
  6. 前記第1、第2の伝熱プレートに設けた波部の高さを、流体の流れ方向に1波ごとに変化させたことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のプレート式熱交換器。
  7. 前記第1、第2の伝熱プレートに設けた波部のピッチを、流体の流れ方向に1波ごとに変化させたことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のプレート式熱交換器。
  8. 請求項1〜のいずれか一項のプレート式熱交換器を備えたことを特徴とする空気調和機。
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