JP4877378B2 - スピーカ - Google Patents

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本発明は主として携帯電話等のレシーバとして使用されるスピーカに関するものである。
従来の技術を図4により説明する。図4は携帯電話用のレシーバとして使用されるスピーカの分解斜視図であり、同図によると1は底面にマグネット2を装着した円筒状のヨークであり、3はマグネット2に重畳されて結合された上部プレートであり、この円筒状のヨーク1の内壁と上部プレート3の側面とでリング状の磁気ギャップ(図示せず)が構成され、これらヨーク1、マグネット2と上部プレート3とで磁気回路4が形成されている。
6は略中央にボイスコイル6aを装着した振動板であり、7は上記磁気回路4をインサート成形した樹脂材からなるケースである。
なお、このケース7には下面に外部接続端子8とこれに繋がったボイスコイル6aの引出し線と接続される内部接続端子(図示せず)がインサート成形により一体化されている。
前記振動板6は前記ボイスコイル6aを前記磁気回路4の磁気ギャップに嵌め込んでその外周をケース7に接着剤により接合している。
10は制動布10aを貼り付けたプロテクターであり、共振時の振動板6の過大な振幅を抑制するものである。
以上のように構成されたスピーカはケース7の下面に設けられた外部接続端子8を通じて音声信号を内部接続端子を介してボイスコイル6aに入力し、ボイスコイル6aを上下に駆動して振動板6を振幅させ発音するものである。
近年、携帯電話装置の多機能化の中で表示部の大型化が図られ、レシーバ部分の省スペース化要求によってより小型のスピーカが要求されてきているが、組立加工がより高精度化し、品質の安定化が困難となるとともに、音質の劣化、音圧の低下の解消が課題となってきている。
本発明は上記課題を解決するために狭幅の矩形型のスピーカの実用化を目指したものであり、携帯電話のスペースファクターを有効に利用して前記課題の解決を図るものである。
上記課題を解決するために、本発明のスピーカは、略矩形形状体の上下に開口面を設け、両端の短辺部分に夫々一端が露出して内部接続部となり、他端を外部接続部とした端子をインサート成形した筐体と、この内部に略矩形状に巻回され、両端が前記露出部において前記内部接続部と電気的に接続されたボイスコイルと、前記ボイスコイルの上端面と接合されるとともに、前記上部開口面に装着された振動板と、前記下部開口面に装着され、前記ボイスコイルが嵌め込まれる磁気ギャップを設けた略矩形の磁気回路部とで構成されるスピーカであって、前記露出部は前記筐体の上面で、かつ短辺のコーナ部分に位置し、前記ボイスコイルの引出し線は、前記露出部において前記内部接続部と直接に半田付接続されるとともに、前記露出部の上面は前記半田で覆われ、前記引出し線は前記ボイスコイル本体の略コーナ部分のうちの前記露出部側コーナ部分側と同じ側のコーナ部分から前記短辺側における前記露出部側コーナ部分とは反対側コーナの方向へと延出されるとともに、前記露出部方向へと曲げられたものであるため、スピーカ駆動時のボイスコイルの上下動動作が円滑に行え、内部接続部と引出し線との電気的接続の信頼性を確保できるものである。
以上のように本発明のスピーカは、筐体の上面で、かつ短辺の略コーナ部分に設けられた端子の露出部と電気的に接続されるボイスコイルの引出し線は前記露出部において前記内部接続部と直接に半田付接続されるとともに、前記露出部の上面は前記半田で覆われ、前記引出し線は前記ボイスコイル本体の略コーナ部分のうちの前記露出部側コーナ部分側と同じ側のコーナ部分から前記短辺側における前記露出部側コーナ部分とは反対側コーナの方向へと延出されるとともに、前記露出部方向へと曲げられたものであるため、スピーカ駆動時のボイスコイルの上下動動作が円滑に行え、内部接続部と引出し線との電気的接続の信頼性を確保できるものである。
よって、携帯電話などにおいてスペースを有効に活用した狭幅の矩形型のスピーカの提供が可能となるものである。
(a)本発明のスピーカの一実施形態のレシーバの分解斜視図、(b)同要部である筐体を裏返した状態の斜視図 同要部である筐体とボイスコイルの関係を説明するための上面図 同要部である磁気回路部の分解斜視図 従来のスピーカの分解斜視図
以下、本発明のスピーカの一実施の形態について図1(a)から図3により説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は本発明のスピーカの一実施の形態のレシーバの分解斜視図であり、図1(b)は同要部である筐体20の裏返した状態の斜視図であり、図2は同要部である筐体とボイスコイルの関係を説明するための上面図であり、図3は同要部である磁気回路部の分解斜視図である。
同図によると、20は上下の面が開口面となり樹脂成形により形成された略矩形形状の筐体であり、両端の上面で、かつ短辺には夫々一端が筐体上に露出して内部接続部21aとなり、他端が外部接続部21bとなる端子21がインサート成形により前記筐体20の成形時に一体化して形成されている。なお、前記内部接続部21aは前記筐体20の上面で、かつ短辺の端のコーナ部分に位置するように設定されるとともに、上面に必要に応じて半田被覆を行いボイスコイル22の引出し線22aとの電気的接続の信頼性を確保している。
なお、筐体20内に配置されたボイスコイル22はそのボイスコイル22の本体の略コーナ部分から引出し線22aが引き出され、前記筐体20の上面で、かつ短辺の内部接続部21aの反対側コーナ部分の近傍まで延出され、前記内部接続部21aにその端部22cが半田付接続される形状となっている。
また、前記引出し線22aは略コーナ部分から延出して半田付接続されるので引出し線22aを長くすることでボイスコイル22のスピーカ駆動時の上下動に対して引っ張り余裕が確保され、ボイスコイル22の円滑な駆動を可能としている。なお、更にこの引出し線22aはボイスコイル22の本体からの引出し部分と前記内部接続部21a間に高低差(内部接続部21aを高くする)を設けることで、前記引出し線22aの上下動に対する引っ張り余裕を更に確保し、後述の振動板23の振幅向上による出力の向上等スピーカとしての音響特性の向上にも寄与している。
振動板23は前記矩形状に巻回されたボイスコイル22の上端を中央に接着結合するとともに、その周縁を前記筐体20に接着結合して前記筐体20の上部開口面を覆っている。
24は複数の小孔24aを設けたプロテクタであり、その外面に制動布24bを貼り付けた状態で前記振動板23を覆うように筐体20に取付けられている。このプロテクタ24によって振動板23を外力から保護するとともに、制動布24bによって振動板23の共振時の過大な振幅を抑制している。
なお、プロテクタ24に小孔24aを設けずにレーザ照射によって微小な孔を複数個穿孔することで制動布24bを削除することが可能であり、スピーカの組立工程中にこのレーザ照射による穿孔工程を設ける事で、スピーカの音響特性の違いによる振動板23の変更とそれに伴う共振周波数の違いによる制動布24bの変更を組立工程におけるレーザ照射による穿孔条件の変更のみで対応し、生産性の向上、部品点数の削減に寄与することも可能である。
25は矩形形状の磁気回路部であり、板状の磁性材料を折り曲げて形成したヨーク25a上に矩形形状のマグネット25bおよび矩形形状の上部プレート25cを夫々接着結合により一体化して形成し、上部プレート25cと前記ヨーク25aの折り曲げて形成された壁部25d間にボイスコイル22が嵌まり込む磁気ギャップ25eを設けている。
この磁気回路部25は前述のように筐体20に前記振動板23によって装着されたボイスコイル22の一部を前記磁気ギャップ25eに嵌め込むように筐体20の下面の開口部に圧入保持され、接着剤を塗布して固着される。
この時、前記ヨーク25aの壁部25dは折り曲げて形成したことで各コーナ部25fは空隙を持ち、前記磁気ギャップ25eはこのコーナ部25fで外方に向かって開口されているが、前述のボイスコイル22のコーナ部から延出された引出し線22aは上方から見て前記磁気ギャップ25eのコーナ部25fと重なるようにして磁気回路部25外へ引き出されている。
即ち、引出し線22aがボイスコイル22の下端部近傍から延出される場合は、磁気ギャップ25eからこのコーナ部25fを通じて磁気回路部25外に延出され、この引出し線22aがボイスコイル22の上端近傍から延出される場合は、スピーカ駆動時のボイスコイル22の上下動時または最大振幅時にこの引出し線22aのボイスコイル22の本体からの引出し部分が磁気ギャップ25e内に位置する事があっても引出し線22aが前記磁気回路部25と衝突することはないので、いわゆる磁気ギャップ不良といわれる異音の発生はない。
また、引出し線22aの引出し位置を磁気回路部25との衝突を考慮することのない構成となるので、スピーカの薄型化にも寄与できるものである。
なお、前記ヨーク25aは壁部25dを折り曲げて4面形成するものとして説明したが、磁気効率の若干の低下はあるが短径側の壁部を形成しない事で、磁気回路部25の筐体20への圧入時の位置決めが容易となり、スピーカ組立時の組立工数の向上が行えるものである。
また、前記実施の形態においてはボイスコイル22は矩形状に巻回されたものを前提として説明したが、筐体20が上下面に開口を有し、磁気回路部25も振動板23、ボイスコイル22の筐体20への装着後、圧入装着されるものであるため、ボイスコイル22の形成を筐体20の下開口面から筐体20内に突出させた下型凸部(図示せず)に巻回し、ボイスコイル22表面の熱融着層を加熱固化してボイスコイル22を筐体20内または若干突出させた状態で矩形形状に形成した後振動板23への接合を行う事で、予め仕掛品としてボイスコイル22を作製することによるボイスコイル22の搬送時の取り扱いによる変形や取り扱いの煩雑さを回避することも可能である。
本発明による狭幅の矩形型のスピーカは、携帯電話などのスペースを有効に活用した小型の電子機器に利用可能となるものである。
20 筐体
21 端子
21a 内部接続部
21b 外部接続部
22 ボイスコイル
22b 屈曲部
23 振動板
25 磁気回路部
25e 磁気ギャップ
25f コーナ部

Claims (3)

  1. 略矩形形状体の上下に開口面を設け、両端の短辺部分に夫々一端が露出して内部接続部となり、他端を外部接続部とした端子をインサート成形した筐体と、この内部に略矩形状に巻回され、両端が前記露出部において前記内部接続部と電気的に接続されたボイスコイルと、前記ボイスコイルの上端面と接合されるとともに、前記上部開口面に装着された振動板と、前記下部開口面に装着され、前記ボイスコイルが嵌め込まれる磁気ギャップを設けた略矩形の磁気回路部とで構成されるスピーカであって、前記露出部は前記筐体の上面で、かつ短辺のコーナ部分に位置し、前記ボイスコイルの引出し線は、前記露出部において前記内部接続部と直接に半田付接続されるとともに、前記露出部の上面は前記半田で覆われ、前記引出し線は前記ボイスコイル本体の略コーナ部分のうちの前記露出部側コーナ部分側と同じ側のコーナ部分から前記短辺側における前記露出部側コーナ部分とは反対側コーナの方向へと延出されるとともに、前記露出部方向へと曲げられたスピーカ。
  2. 延出された引出し線におけるボイスコイル本体側の電気的接続点と前記端子側の電気的接続点間には、上下差を設けた請求項1記載のスピーカ。
  3. 磁気回路部は、磁気ギャップのコーナ部が少なくとも外方に向かって開かれた請求項1または請求項2に記載のスピーカ。
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