JP4877282B2 - パワーオンリセット回路 - Google Patents

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Description

本発明は、パワーオンリセット回路に関する。
従来より、定電流回路を用いたパワーオンリセット回路が、例えば特許文献1で提案されている。具体的に、特許文献1では、電流源を備えたコンパレータと、初期化回路と、充電用コンデンサと、基準電圧源とを有して構成されるパワーオンリセット回路が提案されている。
このパワーオンリセット回路では、初期化回路が動作することで充電用コンデンサが放電された後、電流源から充電用コンデンサに電流が流れ込むことで充電電圧が上昇する。コンパレータでは基準電圧源と充電用コンデンサの充電電圧とが比較されるようになっており、充電電圧が基準電圧近傍になるとコンパレータが動作し、該コンパレータからリセット信号が出力される。そして、コンパレータの電流源には、リセット信号が出力された後も電流が流れ続けている。
特開2004−147048号公報
しかしながら、上記従来の技術では、コンパレータを駆動するために電流源が必要であり、この電流源から電流を流し続けなければならない。このため、パワーオンリセット回路では、リセット信号が出力された後も定常的に電流が消費される。これにより、消費電流が増加してしまうという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、リセット信号を出力した後の消費電流を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、電源端子(60)に接続された定電流回路(10)と、電源端子(60)に電源電圧が入力されたことに伴う電源端子(60)の電位の変化をトリガとして、定電流回路(10)に電流を流すトリガ回路(21、31、41)と、定電流回路(10)に電流が流れたことをトリガとしてコンデンサ(32)への充電を開始し、該コンデンサ(32)が満充電になったら定電流回路(10)に流れる電流を遮断する充電回路(22〜24、32、42、43)と、定電流回路(10)に電流が流れたことをトリガとして、充電回路(22〜24、32、42、43)によって定電流回路(10)に流れる電流が遮断されるまでリセット信号を出力する出力回路(25、26、44)とを備えていることを特徴とする。
これにより、リセット信号が出力された後では、定電流回路(10)に流れる電流を遮断して、定電流回路(10)の機能を停止することができる。したがって、パワーオンリセット回路においてリセット信号を出力した後の消費電流を低減することができる。
請求項2に記載の発明では、電源端子(60)にノイズ(63)が入力されたとき、満充電の状態のコンデンサ(32)に放電を起こし、充電回路(22〜24、32、42、43)によって再び定電流回路(10)に電流を流させ、コンデンサ(32)が満充電になるまでの間、出力回路(25、26、44)から再びリセット信号を出力させる再起動回路(27、45〜47)を備えていることを特徴とする。
これにより、リセット信号を出力して定電流回路(10)が停止していても、ノイズ(63)による電圧変動の際に再びリセット信号を出力することができる。
請求項3に記載の発明では、電源端子(60)に接続された定電流回路(10)と、電源端子(60)に電源電圧が入力されたことに伴う電源端子(60)の電位の変化をトリガとして、定電流回路(10)に電流を流すトリガ回路(21、31、41)と、定電流回路(10)に電流が流れたことをトリガとしてコンデンサ(32)への充電を開始し、該コンデンサ(32)が満充電になったら定電流回路(10)に流れる電流を遮断する第1充電回路(22〜24、32、42、43、48)と、定電流回路(10)に電流が流れたことをトリガとして第1充電回路(22〜24、32、42、43、48)と共にコンデンサ(32)への充電を開始し、コンデンサ(32)が満充電よりも少なくとも電圧降下素子(70)の電圧降下分だけ低い電圧まで充電されたら第1充電回路(22〜24、32、42、43、48)よりも先にコンデンサ(32)への充電を停止する第2充電回路(28、29、49、50)と、第2充電回路(28、29、49、50)が停止してから第1充電回路(22〜24、32、42、43、48)が停止するまでの間、リセット信号を出力する出力回路(25、26、51)とを備えていることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明と同様に、リセット信号を出力した後の消費電流を低減することができる。また、第2充電回路(28、29、49、50)の停止のタイミングを調節することで、リセット信号の発生タイミングやパルス幅を調節することができる。
請求項4に記載の発明では、パワーオンリセット回路は、電源端子(60)に接続された定電流回路(10)と、コレクタが定電流回路(10)に接続され、エミッタがグランド(61)に接続されたnpn型の第1トランジスタ(21)と、第1トランジスタ(21)のベースと電源端子(60)との間に接続された第1コンデンサ(31)と、第1トランジスタ(21)のベースとグランド(61)との間に接続された第1抵抗(41)と、エミッタが電源端子(60)に接続され、ベースが定電流回路(10)にカレントミラー接続されたpnp型の第2トランジスタ(22)と、エミッタが第2トランジスタ(22)のコレクタに接続されたpnp型の第3トランジスタ(23)と、第3トランジスタ(23)のベースとエミッタとの間に接続された第2抵抗(42)と、第3トランジスタ(23)のベースとグランド(61)との間に接続された第2コンデンサ(32)と、第3トランジスタ(23)のコレクタとグランド(61)との間に接続された第3抵抗(43)と、ベースが第3トランジスタ(23)のコレクタと第3抵抗(43)との間に接続され、コレクタが第1トランジスタ(21)のコレクタおよび定電流回路(10)に接続され、エミッタが第1トランジスタ(21)のエミッタおよびグランド(61)に接続されたnpn型の第4トランジスタ(24)と、エミッタが電源端子(60)に接続され、ベースが定電流回路(10)にカレントミラー接続されたpnp型の第5トランジスタ(25)と、第5トランジスタ(25)のコレクタとグランド(61)との間に接続された第4抵抗(44)と、ベースが第5トランジスタ(25)のコレクタと第4抵抗(44)との間に接続され、エミッタがグランド(61)に接続され、コレクタが出力端子(62)に接続されたnpn型の第6トランジスタ(26)とを備えている。
そして、上記構成のパワーオンリセット回路では、電源端子(60)に電源電圧が入力されると、電源端子(60)の電位の立ち上がり変化に応じた電流が第1コンデンサ(31)を通じて第1抵抗(41)に流れることで、第1トランジスタ(21)のベース電位が上昇することにより第1トランジスタ(21)がオンし、第1トランジスタ(21)のオンに伴って定電流回路(10)に電流が流れると、定電流回路(10)にカレントミラー接続された第2トランジスタ(22)および第5トランジスタ(25)がオンし、第5トランジスタ(25)のオンに伴って第6トランジスタ(26)がオンすることにより、出力端子(62)からハイレベルのリセット信号が出力されるようになっており、第2コンデンサ(32)が満充電の状態でなければ、第3トランジスタ(23)のベースに電流が流れて第3トランジスタ(23)がオンすると共に第4トランジスタ(24)がオンし、電源端子(60)の電位が一定値に安定した後、第1コンデンサ(31)に電流が流れなくなることに伴い、第1トランジスタ(21)にベース電流が流れなくなることで第1トランジスタ(21)がオフするようになっており、第3トランジスタ(23)のベースに電流が流れ込むことで第2コンデンサ(32)に電流が流れ込み、第2コンデンサ(32)が充電されることで第3トランジスタ(23)のベース電位が上昇し、ベース電位が閾値を超えると第3トランジスタ(23)がオフし、第3トランジスタ(23)のオフに伴って第4トランジスタ(24)がオフし、第1トランジスタ(21)および第4トランジスタ(24)がオフしたことによって定電流回路(10)に電流が流れなくなり、定電流回路(10)にカレントミラー接続された第5トランジスタ(25)がオフすると共に第6トランジスタ(26)がオフすることで、出力端子(62)からローレベルのリセット信号が出力されるようになっていることを特徴とする。
これにより、ローレベルのリセット信号を出力した後では、定電流回路(10)に接続された第1トランジスタ(21)および第4トランジスタ(24)が共にオフしているので、定電流回路(10)に電流が流れないようにすることができる。このように、電源端子(60)に電源電圧が入力されたときに動作し、ローレベルのリセット信号を出力した後に機能を停止させることで、リセット信号を出力した後の消費電流を低減することができる。
請求項5に記載の発明では、コレクタが第3トランジスタ(23)のベースと第2コンデンサ(32)との間に接続され、エミッタがグランド(61)に接続されたnpn型の第7トランジスタ(27)と、第7トランジスタ(27)のベースとグランド(61)との間に接続された第5抵抗(45)と、第1トランジスタ(21)のベースと第1コンデンサ(31)との間に接続された第6抵抗(46)と、第6抵抗(46)と第1コンデンサ(31)との間と第7トランジスタ(27)のベースとの間に接続された第7抵抗(47)とを備え、電源端子(60)に入力されるノイズ(63)によって、満充電の状態の第2コンデンサ(32)で放電が起こったとき、該放電に伴って第3トランジスタ(23)のベース電位が下がり、第3トランジスタ(23)がオンすると共に第4トランジスタ(24)がオンすることで、定電流回路(10)に再び電流が流れ、出力端子(62)からハイレベルのリセット信号が出力され、この後、第2コンデンサ(32)が充電され、第3トランジスタ(23)が再びオフすることにより、出力端子(62)から再びローレベルのリセット信号が出力されるようになっていることを特徴とする。
これにより、ローレベルのリセット信号を出力した後に定電流回路(10)の機能が停止した後であっても、電源端子(60)にノイズ(63)が入力されることによって電源変動が起きたときに再び動作してリセット信号を発生させることができる。したがって、常に定電流回路(10)に電流を流し続けていなくても、再びリセット信号を生成することができる。
請求項6に記載の発明では、パワーオンリセット回路は、電源端子(60)に接続された定電流回路(10)と、コレクタが定電流回路(10)に接続され、エミッタがグランド(61)に接続されたnpn型の第1トランジスタ(21)と、第1トランジスタ(21)のベースと電源端子(60)との間に接続された第1コンデンサ(31)と、第1トランジスタ(21)のベースとグランド(61)との間に接続された第1抵抗(41)と、エミッタが電源端子(60)に接続され、ベースが定電流回路(10)にカレントミラー接続されたpnp型の第2トランジスタ(22)と、エミッタが第2トランジスタ(22)のコレクタに接続されたpnp型の第3トランジスタ(23)と、第3トランジスタ(23)のベースとエミッタとの間に接続された第2抵抗(42)と、第3トランジスタ(23)のコレクタとグランド(61)との間に接続された第3抵抗(43)と、ベースが前記第3トランジスタ23のコレクタと前記第3抵抗43との間に接続され、コレクタが前記第1トランジスタ21のコレクタおよび前記定電流回路10に接続され、エミッタが前記第1トランジスタ21のエミッタおよび前記グランド61に接続されたnpn型の第4トランジスタ24と、エミッタが電源端子(60)に接続され、ベースが定電流回路(10)にカレントミラー接続されたpnp型の第5トランジスタ(25)と、コレクタが第5トランジスタ(25)のコレクタおよび出力端子(62)に接続され、エミッタがグランド(61)に接続されたnpn型の第6トランジスタ(26)と、エミッタが電源端子(60)に接続され、ベースが定電流回路(10)にカレントミラー接続されたpnp型の第7トランジスタ(28)と、第3トランジスタ(23)のベースに接続された第4抵抗(48)と、第4抵抗(48)とグランド(61)との間に接続された第2コンデンサ(32)と、第7トランジスタ(28)のコレクタに接続された電圧降下素子(70)と、エミッタが電圧降下素子(70)に接続されたpnp型の第8トランジスタ(29)と、第4抵抗(48)と第2コンデンサ(32)との間と第8トランジスタ(29)のベースとの間に接続された第5抵抗(49)と、第6トランジスタ(26)のベースと第8トランジスタ(29)のコレクタとの間に接続された第6抵抗(50)と、第6トランジスタ(26)のベースとエミッタとの間に接続された第7抵抗(51)とを備えている。
そして、上記構成のパワーオンリセット回路では、電源端子(60)に電源電圧が入力されると、電源端子(60)の電位の立ち上がり変化に応じた電流が第1コンデンサ(31)を通じて第1抵抗(41)に流れることで、第1トランジスタ(21)のベース電位が上昇することにより第1トランジスタ(21)がオンし、第1トランジスタ(21)のオンに伴って定電流回路(10)に電流が流れると、定電流回路(10)にカレントミラー接続された第2トランジスタ(22)、第5トランジスタ(25)、および第7トランジスタ(28)がオンし、第2コンデンサ(32)が満充電の状態でなければ、第3トランジスタ(23)にベース電流が流れて第3トランジスタ(23)がオンすると共に第4トランジスタ(24)および第8トランジスタ(29)がオンし、第8トランジスタ(29)のオンに伴って第6トランジスタ(26)がオンすることにより、出力端子(62)からローレベルのリセット信号が出力されるようになっており、電源端子(60)の電源電圧が一定値に安定した後、第1コンデンサ(31)に電流が流れなくなることに伴い、第1トランジスタ(21)にベース電流が流れなくなることで第1トランジスタ(21)がオフするようになっており、第3トランジスタ(23)および第8トランジスタ(29)にベース電流が流れ込むことで第2コンデンサ(32)に電流が流れ込み、第2コンデンサ(32)が充電されていくと、電圧降下素子(70)によって第3トランジスタ(23)よりもエミッタ電位が低くされている第8トランジスタ(29)が第3トランジスタ(23)よりも先にオフし、第8トランジスタ(29)のオフに伴って第6トランジスタ(26)がオフし、第5トランジスタ(25)がオンしていることにより、出力端子(62)からハイレベルのリセット信号が出力され、第2コンデンサ(32)が満充電の状態になると、第3トランジスタ(23)がオフし、第3トランジスタ(23)のオフに伴って第4トランジスタ(24)がオフし、第1トランジスタ(21)および第4トランジスタ(24)がオフしたことによって定電流回路(10)に電流が流れなくなり、定電流回路(10)にカレントミラー接続された第5トランジスタ(25)がオフすることで、出力端子(62)からローレベルのリセット信号が出力されるようになっていることが特徴となっている。
これにより、請求項4に記載の発明と同様に、ローレベルのリセット信号を出力した後では、定電流回路(10)に接続された第1トランジスタ(21)および第4トランジスタ(24)を共にオフし、定電流回路(10)に電流が流れないようにすることができる。したがって、リセット信号を出力した後の消費電流を低減することができる。
また、第8トランジスタ(29)がオフしてから第3トランジスタ(23)がオフするまでの間、出力端子(62)からハイレベルのリセット信号を出力し、第3トランジスタ(23)がオフしたタイミングでローレベルのリセット信号を出力することができる。すなわち、第8トランジスタ(29)および第3トランジスタ(23)のオン/オフのタイミングを制御することにより、リセット信号のパルス幅やリセット信号の発生タイミングを調節することができる。
請求項7に記載の発明のように、電圧降下素子(70)としてダイオード素子を用いることができる。
請求項8に記載の発明のように、電圧降下素子(70)として抵抗を用いることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示されるパワーオンリセット回路は、例えば、電源として電流消費の低減が望まれる電池やバッテリ等が用いられる回路に使用される。また、電源が供給されてから1秒以上という長時間、リセットをかけたいものにも好適である。
図1は、本実施形態に係るパワーオンリセット回路の回路図である。この図に示されるように、定電流回路10と、第1〜第6トランジスタ21〜26と、第1コンデンサ31と、第2コンデンサ32と、第1〜第4抵抗41〜44とを備えて構成されている。第1〜第6トランジスタ21〜26のうち、第1、第4、第6トランジスタ21、24、26はnpn型のものであり、第2、第3、第5トランジスタ22、23、25はpnp型のものである。
定電流回路10は、電源端子60に入力された電源電圧に基づいて一定電流を流すものである。この定電流回路10は、pnp型のトランジスタ11、12、npn型のトランジスタ13、14、および抵抗15、16を備えている。電源端子60には、電池やバッテリ等の電源から電源電圧が入力されるようになっている。
pnp型の2つのトランジスタ11、12はカレントミラー回路を構成している。そして、pnp型の一方のトランジスタ11のエミッタ−コレクタ間に一方の抵抗15が接続されている。pnp型の他方のトランジスタ12のベースとコレクタとが短絡されている。
また、npn型の一方のトランジスタ13のベースは、pnp型の一方のトランジスタ11のコレクタに接続され、コレクタはpnp型の他方のトランジスタ12のコレクタに接続されている。そして、npn型の他方のトランジスタ14のベースは、npn型の一方のトランジスタ13のエミッタに接続され、コレクタはnpn型の一方のトランジスタ13のベースに接続されている。さらに、npn型の他方のトランジスタ14のベースとエミッタとの間に他方の抵抗16が接続されている。
そして、第1トランジスタ21のコレクタは定電流回路10の抵抗16に接続され、エミッタはグランド61に接続されている。この第1トランジスタ21のベースと電源端子60との間には、第1コンデンサ31が接続されている。また、第1トランジスタ21のベースとグランド61との間には、第1抵抗41が接続されている。
第2トランジスタ22のエミッタは電源端子60に接続され、ベースは定電流回路10にカレントミラー接続されている。すなわち、第2トランジスタ22のベースが定電流回路10のpnp型のトランジスタ11、12のベースと共通になっている。この第2トランジスタ22のコレクタには、第3トランジスタ23のエミッタが接続されている。
また、第3トランジスタ23のベースとエミッタとの間には、第2抵抗42が接続されている。さらに、第3トランジスタ23のベースとグランド61との間に第2コンデンサ32が接続され、第3トランジスタ23のコレクタとグランド61との間に第3抵抗43が接続されている。第2抵抗42は、第2コンデンサ32の漏れ電流よりも大きな電流を消費させるものとして設けられている。
第4トランジスタ24のベースは第3トランジスタ23のコレクタと第3抵抗43との間に接続され、コレクタは第1トランジスタ21のコレクタおよび定電流回路10に接続され、エミッタは第1トランジスタ21のエミッタおよびグランド61に接続されている。
第5トランジスタ25のエミッタは電源端子60に接続され、ベースは定電流回路10にカレントミラー接続されている。すなわち、第5トランジスタ25のベースが定電流回路10のpnp型のトランジスタ11、12のベースと共通になっている。この第5トランジスタ25のコレクタとグランド61との間には、第4抵抗44が接続されている。
第6トランジスタ26のベースは第5トランジスタ25のコレクタと第4抵抗44との間に接続され、エミッタはグランド61に接続され、コレクタは出力端子62に接続されている。出力端子62は、図1に示されるパワーオンリセット回路から外部にリセット信号を出力する端子である。以上が、本実施形態に係るパワーオンリセット回路の全体構成である。
次に、上記パワーオンリセット回路の作動について、図2に示されるタイミングチャートを参照して説明する。まず、電源端子60の電位をV、第1コンデンサ31に流れる電流をIC1、第1トランジスタ21のベースと第1抵抗41との接続点の電位をVR1、定電流回路10に流れる一定電流をI、第2コンデンサ32と第3トランジスタ23のベースとの間の電位をVC2とする。
そして、電源端子60に電源電圧が入力されると、電源端子60の電位Vは一定の割合で上昇する。通常、第1コンデンサ31に直流は流れないが、このような電源端子60の電位の立ち上がり変化が生じている間、該立ち上がり変化に応じた電流IC1が第1コンデンサ31を通じて第1抵抗41に流れる。これにより、第1抵抗41に電流IC1が流れる間、第1トランジスタ21のベース電位が上昇して第1トランジスタ21がオンする。
第1トランジスタ21のオンに伴い、電源端子60とグランド61との電流経路が形成されるため、定電流回路10に一定電流Iが流れる。すなわち、第1トランジスタ21のオンに伴って定電流回路10が起動する。このように定電流回路10が起動すると、該定電流回路10にカレントミラー接続された第2トランジスタ22および第5トランジスタ25がオンする。つまり、第2トランジスタ22および第5トランジスタ25にも電流が流れる。
また、第5トランジスタ25がオンすることで第6トランジスタ26がオンする。これにより、定電流回路10に一定電流Iが流れるタイミングで、出力端子62からローレベルのリセット信号が出力される。
第2コンデンサ32が満充電の状態になるまでの間、第2コンデンサ32の充電電流として、第3トランジスタ23のベースに電流が流れて第3トランジスタ23がオンする。そして、第3トランジスタ23のオンにより第4トランジスタ24もオンする。
電源端子60の電位Vが一定値に安定すると、第1コンデンサ31に電流IC1が流れなくなる。これに伴い、第1トランジスタ21にベース電流が流れなくなることで電位VR1も下がり、第1トランジスタ21はオフする。なお、第1トランジスタ21がオフしても第4トランジスタ24はオンしているため、定電流回路10には一定電流Iが流れ続ける。したがって、図2に示されるように、電流IC1および電圧VR1が立ち下がっても、一定電流Iは一定値を保持している。
一方、第3トランジスタ23にベース電流が流れ込むことで第2コンデンサ32に電流が流れ込み、第2コンデンサ32が充電される。第2コンデンサ32の電位VC2は、第2トランジスタ22のエミッタ−コレクタ間の電位をVCE、第3トランジスタ23のベース−エミッタ間の電位をVBEとすると、最大、V−VCE−VBEの電位まで上昇する。そして、第3トランジスタ23のベース電位が上昇し、電位VC2がV−VCE−VBEになると、第3トランジスタ23のベース電位が閾値を超えて第3トランジスタ23がオフする。「閾値」とは、第3トランジスタ23がオンまたはオフする電位である。この第3トランジスタ23のオフにより、第4トランジスタ24もオフする。
すなわち、第2コンデンサ32の充電が開始されてから、電位VC2の電位がV−VCE−VBEになるまでの時間がいわゆるリセット時間である。一般的に、コンデンサの電荷Qは容量をC、電位差をV、流れる電流をi、充電時間をtとすると、Q=C・V=i・tで表される。したがって、充電時間tは、t=(C・V)/iで表される。例えば、C=6.6μF、V=10V、i=1μAとすると、充電時間tはt=66secとなる。つまり、リセット時間は66秒である。このリセット時間は第2コンデンサ32に充電される時間で決まるので、第2コンデンサ32の容量を調節することによりリセット時間を調節することができる。
そして、第1トランジスタ21および第4トランジスタ24がオフすると、電流が電源端子60から定電流回路10を経由してグランド61に流れる経路が遮断されるため、定電流回路10に一定電流Iが流れなくなる。これにより、定電流回路10にカレントミラー接続された第5トランジスタ25がオフする。また、第5トランジスタ25のオフに伴って第6トランジスタ26もオフするので、出力端子62からハイレベルのリセット信号が出力される。したがって、図2に示されるように、一定電流Iと同じタイミングでリセット信号が生成されることとなる。
このように、第3トランジスタ23のオフが最終的に定電流回路10を停止させることになるから、第3トランジスタ23は第2コンデンサ32が充電されたときにオフしてリセットを解除するタイミングを決めるものであると言える。
一定電流Iと同じ波形のリセットパルスが生成された後では、上述のように第1トランジスタ21および第4トランジスタ24は共にオフしているため、定電流回路10に一定電流Iは流れない。したがって、リセット信号が出力された後では、定電流回路10における電流消費はなくなる。
以上説明したように、本実施形態では、電源端子60に電源電圧が入力されたときに定電流回路10を起動し、パワーオンリセット回路からリセット信号が出力された後では、定電流回路10の動作を停止させることが特徴となっている。これにより、リセット信号が出力された後に定電流回路10に一定電流Iが流れ続けないようにすることができる。したがって、リセット信号を出力した後のパワーオンリセット回路の消費電流を低減することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。上記第1実施形態では、パワーオンリセット回路では、電源端子60に電源電圧が入力されたときにリセット信号が生成されていたが、本実施形態では、リセット完了後の電源電圧の変動に対してもリセット信号を生成できるようにしたことが特徴となっている。
図3は、本実施形態に係るパワーオンリセット回路の回路図である。この図に示されるように、パワーオンリセット回路は、図1に示される回路に第7トランジスタ27と、第5〜第7抵抗45〜47とが追加されたものになっている。このうち第7トランジスタ27はnpn型のものである。
図3に示されるように、第7トランジスタ27のコレクタは第3トランジスタ23のベースと第2コンデンサ32との間に接続され、エミッタはグランド61に接続されている。この第7トランジスタ27のベースとグランド61との間には第5抵抗45が接続されている。第5抵抗45は、第7トランジスタ27のベース電位をプルダウンさせるものである。
また、第1トランジスタ21のベースと第1コンデンサ31との間には第6抵抗46が接続され、第6抵抗46と第1コンデンサ31との間と第7トランジスタ27のベースとの間には第7抵抗47が接続されている。言い換えると、第6抵抗46は、第1コンデンサ31と第7抵抗47との間と第1トランジスタ21のベースとの間に接続されている。これら第6抵抗46および第7抵抗47は、第1トランジスタ21と第7トランジスタ27とを同時にオンさせるためのドロップ用の抵抗である。以上が、本実施形態に係るパワーオンリセット回路の全体構成である。
次に、本実施形態に係るパワーオンリセット回路の作動について、図4に示されるタイミングチャートを参照して説明する。図3に示されるパワーオンリセット回路は、第1実施形態と同様に、第2コンデンサ32が満充電となったところでリセット解除されて機能を停止する。
そして、図4に示されるノイズ63が電源端子60に入力されると、電源端子60の電位Vが変動する。このため、該電圧Vの変動に応じた電流IC1が第1コンデンサ31に流れる。これにより、第6抵抗46を介して第1トランジスタ21のベースにベース電流が流れ込み、第7抵抗47を介して第7トランジスタ27のベースにベース電流が流れ込む。このため、電位VR1が上昇して第1トランジスタ21がオンし、再び、定電流回路10に一定電流Iが流れる。
一方、第7トランジスタ27がオンすると第2コンデンサ32に溜められた電荷が第7トランジスタ27を介してグランド61に放出される。この第2コンデンサ32の放電は、ノイズ63によって電源電圧が一瞬乱れたことによって第1コンデンサ31に電流IC1が流れる間だけ起こる。したがって、電源端子60の電位Vが再び安定すると、第1トランジスタ21および第7トランジスタ27は再びオフし、第2コンデンサ32の放電も終了する。
図4に示されるように、第2コンデンサ32で放電が起こったことにより、電位VC2が下がる。つまり、第3トランジスタ23のベース電位が下がるため、第3トランジスタ23が再びオンする。これにより、電源端子60から第2トランジスタ22を介して第3トランジスタ23に電流が流れるので、第4トランジスタ24がオンする。すなわち、第1トランジスタ21がオフしても、定電流回路10には一定電流Iが流れ続ける。
上述のように、定電流回路10が起動すれば、定電流回路10にカレントミラー接続された第5トランジスタ25もオンするため、第6トランジスタ26もオンする。したがって、出力端子62からローレベルのリセット信号が出力される。
この後、第2コンデンサ32が充電されていき、第3トランジスタ23が再びオフすると、第4トランジスタ24もオフする。このため、第1トランジスタ21および第4トランジスタ24が共にオフになる。したがって、定電流回路10に一定電流Iが流れなくなり、第5トランジスタ25および第6トランジスタ26もオフするため、出力端子62から再びハイレベルのリセット信号が出力される。このときのリセット時間は第2コンデンサ32の放電量に応じた時間になる。
以上説明したように、本実施形態では、電源端子60に電源電圧が入力されたときにリセット信号を出力し、この後に電源端子60にノイズ63が入力されたとき、再びリセット信号を出力することが特徴となっている。
これにより、最初のリセット信号が出力された後に定電流回路10の機能が停止していても、ノイズ63による電源端子60の電圧変動によって定電流回路10を再び起動させ、再度のリセット信号を出力することができる。このように、常に定電流回路10に電流を流し続けていなくても良く、パワーオンリセット回路における消費電流を低減することができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、リセット信号のパルス幅や発生タイミングを調整できることが特徴となっている。
図5は、本実施形態に係るパワーオンリセット回路の回路図である。この図に示されるように、図1に示される回路に第8〜第11抵抗48〜51と、第8トランジスタ28と、第9トランジスタ29とが追加されたものになっている。このうち第8トランジスタ28および第9トランジスタ29はpnp型のものである。
なお、第3実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、第8トランジスタ28が特許請求の範囲の第7トランジスタに対応し、第9トランジスタ29が特許請求の範囲の第8トランジスタに相当する。また、第8抵抗48が特許請求の範囲の第4抵抗に相当し、第9抵抗49が特許請求の範囲の第5抵抗に相当する。さらに、第10抵抗50が特許請求の範囲の第6抵抗に相当し、第11抵抗51が特許請求の範囲の第7抵抗に相当する。
また、第5トランジスタ25に対する第6トランジスタ26の接続形態が図1に示されるものと異なる。具体的には、第6トランジスタ26のコレクタが第5トランジスタ25のコレクタおよび出力端子62に接続され、エミッタがグランド61に接続されている。
一方、第8トランジスタ28のエミッタは電源端子60に接続され、ベースは定電流回路10にカレントミラー接続されている。すなわち、第8トランジスタ28のベースが定電流回路10のpnp型のトランジスタ11、12のベースと共通になっている。
第3トランジスタ23のベースには、第8抵抗48が接続されている。この第8抵抗48とグランド61との間には、第2コンデンサ32が接続されている。また、第8トランジスタ28のコレクタには、ダイオード素子70が接続されている。このダイオード素子70は、ドロップ電圧を発生させるものである。そして、第9トランジスタ29のエミッタがダイオード素子70に接続されている。なお、ダイオード素子70は、本発明の電圧降下素子に相当する。
第9抵抗49は、第8抵抗48と第2コンデンサ32との間と第9トランジスタ29のベースとの間に接続されている。第10抵抗50は、第6トランジスタ26のベースと第9トランジスタ29のコレクタとの間に接続されている。また、第11抵抗51は、第6トランジスタ26のベースとエミッタとの間に接続されている。以上が、本実施形態に係るパワーオンリセット回路の全体構成である。
次に、本実施形態に係るパワーオンリセット回路の作動について、図6に示されるタイミングチャートを参照して説明する。なお、本実施形態では、第8抵抗48と第2コンデンサ32との接続点の電位をVC2とする。
まず、電源端子60に電源電圧が入力されると、第1実施形態と同様に、第1トランジスタ21がオンして定電流回路10に一定電流Iが流れる。これにより、定電流回路10にカレントミラー接続された第2トランジスタ22、第5トランジスタ25、および第8トランジスタ28がオンする。
そして、第2コンデンサ32が満充電の状態でなければ、図6に示されるように第3トランジスタ23にベース電流が流れて第3トランジスタ23がオンする。この第3トランジスタ23のオンに伴って、第4トランジスタ24および第9トランジスタ29もオンする。
この第9トランジスタ29のオンにより、第6トランジスタ26もオンする。これにより、第5トランジスタ25および第6トランジスタ26に流れる電流はグランド61に流れるから、図6に示されるように出力端子62からローレベルのリセット信号が出力される。
そして、第1実施形態と同様に、第1コンデンサ31に電流が流れなくなると、第1トランジスタ21がオフする。また、第3トランジスタ23および第9トランジスタ29にベース電流が流れ込むことで第2コンデンサ32に電流が流れ込み、第2コンデンサ32が充電されていく。
ここで、第8トランジスタ28のエミッタ−コレクタ間の電位をVCE8、第9トランジスタ29のベース−エミッタ間の電位をVBE9とし、ダイオード素子70の順方向電圧をVとすると、第9トランジスタ29は電位VC2がV−VCE8−VBE9−Vになったところでオフする。これは、ダイオード素子70によって第3トランジスタ23よりもエミッタ電位が低くされているからである。このため、第9トランジスタ29は第3トランジスタ23よりも先にオフする。すなわち、ダイオード素子70は第9トランジスタ29オフタイミングを第3トランジスタ23よりも早める役割を果たす。
この第9トランジスタ29のオフに伴って第6トランジスタ26がオフするが、第5トランジスタ25はオンし続けている。これにより、図6に示されるように出力端子62からハイレベルのリセット信号が出力される。
この後、第2コンデンサ32が満充電の状態、すなわち電位VC2がV−VCE−VBEになると、第1実施形態と同様に、第3トランジスタ23がオフし、第3トランジスタ23のオフに伴って第4トランジスタ24がオフする。そして、第1トランジスタ21および第4トランジスタ24が共にオフしたことによって定電流回路10に一定電流Iが流れなくなり、定電流回路10にカレントミラー接続された第5トランジスタ25がオフする。これにより、第5トランジスタ25および第6トランジスタ26が共にオフになるので、図6に示されるように出力端子62からローレベルのリセット信号が出力される。
上記のパワーオンリセット回路の作動によると、第9トランジスタ29がオフしてから第3トランジスタ23がオフするまでの間がリセット信号のリセット時間となる。このリセット時間は、第9トランジスタ29がオフするタイミングを変更することにより調節可能となる。上述のように、リセット時間はt=(C・V)/iで表されるから、Vを調節すれば良い。すなわち、第9トランジスタ29がオフする電位VC2をダイオード素子70の順方向電圧V等により変更することで、リセット時間を調節することができる。
以上説明したように、本実施形態では第9トランジスタ29がオフするタイミングを調節することでリセット信号のパルス幅を調節できることが特徴となっている。これにより、パワーオンリセット回路に接続される外部回路の目的に応じたリセット信号を生成することが可能となる。
もちろん、第1実施形態と同様に、ローレベルのリセット信号を出力した後では、定電流回路10に電流が流れないようにすることができ、リセット信号を出力した後の消費電流を低減することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された定電流回路10の回路構成は一例を示すものであって、他の回路構成になっていても良い。
第3実施形態では、ドロップ電圧を発生させるためにダイオード素子70が採用されていたが、抵抗素子が用いられても良い。また、ダイオード素子70が複数段直列に接続されていても良い。もちろん、複数の抵抗素子が組み合わされたものでも良い。
上記第1実施形態で示された回路形態は一例を示すものである。例えば、パワーオンリセット回路を、電源端子60に接続された定電流回路10と、トリガ回路と、充電回路と、出力回路とを備えた構成とすることもできる。
このうち、トリガ回路は、電源端子60に電源電圧が入力されたことに伴う電源端子60の電位の変化をトリガとして、定電流回路10に電流を流すものである。該トリガ回路は、例えば、第1トランジスタ21、第1コンデンサ31、および第1抵抗41で構成される回路に相当する。もちろん、他の素子の組み合わせによってトリガ回路が構成されても良い。
充電回路は、定電流回路10に電流が流れたことをトリガとしてコンデンサへの充電を開始し、該コンデンサが満充電になったら定電流回路10に流れる電流を遮断するものである。該充電回路は、例えば、第2トランジスタ22、第3トランジスタ23、第4トランジスタ24、第2コンデンサ32、第2抵抗42、および第3抵抗43で構成される回路に相当する。もちろん、他の素子の組み合わせによって充電回路が構成されても良い。
出力回路は、定電流回路10に電流が流れたことをトリガとして、上記充電回路によって定電流回路10に流れる電流が遮断されるまでリセット信号を出力するものである。該出力回路は、例えば、第5トランジスタ25、第6トランジスタ26、および第4抵抗44で構成される回路に相当する。もちろん、他の素子の組み合わせによって出力回路が構成されても良い。このような構成によってパワーオンリセット回路を実現しても良い。
同等に、第2実施形態で示された回路形態も一例を示すものである。すなわち、パワーオンリセット回路は再起動回路が追加された構成であっても良い。この再起動回路は、電源端子60にノイズ63が入力されたとき、満充電の状態のコンデンサに放電を起こし、充電回路によって再び定電流回路に電流を流させ、コンデンサが満充電になるまでの間、出力回路から再びリセット信号を出力させる。該再起動回路は、例えば、第7トランジスタ27、および第5〜第7抵抗45〜47で構成される回路に相当する。もちろん、他の素子の組み合わせによって再起動回路が構成されても良い。
同様に、第3実施形態で示された回路形態も一例を示すものである。例えば、パワーオンリセット回路を、電源端子60に接続された定電流回路10と、トリガ回路と、第1充電回路と、第2充電回路と、出力回路とを備えた構成とすることもできる。トリガ回路は上記と同じものである。
第1充電回路は、定電流回路10に電流が流れたことをトリガとしてコンデンサへの充電を開始し、該コンデンサが満充電になったら定電流回路10に流れる電流を遮断するものである。該第1充電回路は、例えば、第2トランジスタ22、第3トランジスタ23、第4トランジスタ24、第2コンデンサ32、第2抵抗42、第3抵抗43、および第8抵抗48で構成される回路に相当する。もちろん、他の素子の組み合わせによって第1充電回路が構成されても良い。
第2充電回路は、定電流回路10に電流が流れたことをトリガとして第1充電回路と共にコンデンサへの充電を開始する。また、第2充電回路は、コンデンサが満充電よりも少なくとも電圧降下素子70の電圧降下分だけ低い電圧まで充電されたら第1充電回路よりも先にコンデンサへの充電を停止するものである。該第2充電回路は、例えば第8トランジスタ28、第9トランジスタ29、第9抵抗49、および第10抵抗50で構成される回路に相当する。もちろん、他の素子の組み合わせによって第2充電回路が構成されても良い。
出力回路は、第2充電回路が停止してから第1充電回路が停止するまでの間、リセット信号を出力するものである。該出力回路は、例えば、第5トランジスタ25、第6トランジスタ26、および第11抵抗51で構成される回路に相当する。もちろん、他の素子の組み合わせによって出力回路が構成されても良い。以上のような構成によってパワーオンリセット回路を実現しても良い。
本発明の第1実施形態に係るパワーオンリセット回路の回路図である。 図1に示されるパワーオンリセット回路の作動を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態に係るパワーオンリセット回路の回路図である。 図3に示されるパワーオンリセット回路の作動を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第3実施形態に係るパワーオンリセット回路の回路図である。 図5に示されるパワーオンリセット回路の作動を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
10 定電流回路
21〜29 第1〜第9トランジスタ
31 第1コンデンサ
32 第2コンデンサ
41〜51 第1〜第11抵抗
60 電源端子
61 グランド
62 出力端子

Claims (8)

  1. 電源端子(60)に接続された定電流回路(10)と、
    前記電源端子(60)に電源電圧が入力されたことに伴う前記電源端子(60)の電位の変化をトリガとして、前記定電流回路(10)に電流を流すトリガ回路(21、31、41)と、
    前記定電流回路(10)に電流が流れたことをトリガとしてコンデンサ(32)への充電を開始し、該コンデンサ(32)が満充電になったら前記定電流回路(10)に流れる電流を遮断する充電回路(22〜24、32、42、43)と、
    前記定電流回路(10)に電流が流れたことをトリガとして、前記充電回路(22〜24、32、42、43)によって前記定電流回路(10)に流れる電流が遮断されるまでリセット信号を出力する出力回路(25、26、44)とを備えていることを特徴とするパワーオンリセット回路。
  2. 前記電源端子(60)にノイズ(63)が入力されたとき、満充電の状態の前記コンデンサ(32)に放電を起こし、前記充電回路(22〜24、32、42、43)によって再び前記定電流回路(10)に電流を流させ、前記コンデンサ(32)が満充電になるまでの間、前記出力回路(25、26、44)から再びリセット信号を出力させる再起動回路(27、45〜47)を備えていることを特徴とする請求項1に記載のパワーオンリセット回路。
  3. 電源端子(60)に接続された定電流回路(10)と、
    前記電源端子(60)に電源電圧が入力されたことに伴う前記電源端子(60)の電位の変化をトリガとして、前記定電流回路(10)に電流を流すトリガ回路(21、31、41)と、
    前記定電流回路(10)に電流が流れたことをトリガとしてコンデンサ(32)への充電を開始し、該コンデンサ(32)が満充電になったら前記定電流回路(10)に流れる電流を遮断する第1充電回路(22〜24、32、42、43、48)と、
    前記定電流回路(10)に電流が流れたことをトリガとして前記第1充電回路(22〜24、32、42、43、48)と共に前記コンデンサ(32)への充電を開始し、前記コンデンサ(32)が満充電よりも少なくとも電圧降下素子(70)の電圧降下分だけ低い電圧まで充電されたら前記第1充電回路(22〜24、32、42、43、48)よりも先に前記コンデンサ(32)への充電を停止する第2充電回路(28、29、49、50)と、
    前記第2充電回路(28、29、49、50)が停止してから前記第1充電回路(22〜24、32、42、43、48)が停止するまでの間、リセット信号を出力する出力回路(25、26、51)とを備えていることを特徴とするパワーオンリセット回路。
  4. 電源端子(60)に接続された定電流回路(10)と、
    コレクタが前記定電流回路(10)に接続され、エミッタがグランド(61)に接続されたnpn型の第1トランジスタ(21)と、
    前記第1トランジスタ(21)のベースと前記電源端子(60)との間に接続された第1コンデンサ(31)と、
    前記第1トランジスタ(21)のベースと前記グランド(61)との間に接続された第1抵抗(41)と、
    エミッタが前記電源端子(60)に接続され、ベースが前記定電流回路(10)にカレントミラー接続されたpnp型の第2トランジスタ(22)と、
    エミッタが前記第2トランジスタ(22)のコレクタに接続されたpnp型の第3トランジスタ(23)と、
    前記第3トランジスタ(23)のベースとエミッタとの間に接続された第2抵抗(42)と、
    前記第3トランジスタ(23)のベースと前記グランド(61)との間に接続された第2コンデンサ(32)と、
    前記第3トランジスタ(23)のコレクタと前記グランド(61)との間に接続された第3抵抗(43)と、
    ベースが前記第3トランジスタ(23)のコレクタと前記第3抵抗(43)との間に接続され、コレクタが前記第1トランジスタ(21)のコレクタおよび前記定電流回路(10)に接続され、エミッタが前記第1トランジスタ(21)のエミッタおよび前記グランド(61)に接続されたnpn型の第4トランジスタ(24)と、
    エミッタが前記電源端子(60)に接続され、ベースが前記定電流回路(10)にカレントミラー接続されたpnp型の第5トランジスタ(25)と、
    前記第5トランジスタ(25)のコレクタと前記グランド(61)との間に接続された第4抵抗(44)と、
    ベースが前記第5トランジスタ(25)のコレクタと前記第4抵抗(44)との間に接続され、エミッタが前記グランド(61)に接続され、コレクタが出力端子(62)に接続されたnpn型の第6トランジスタ(26)とを備え、
    前記電源端子(60)に電源電圧が入力されると、前記電源端子(60)の電位の立ち上がり変化に応じた電流が前記第1コンデンサ(31)を通じて前記第1抵抗(41)に流れることで、前記第1トランジスタ(21)のベース電位が上昇することにより前記第1トランジスタ(21)がオンし、
    前記第1トランジスタ(21)のオンに伴って前記定電流回路(10)に電流が流れると、前記定電流回路(10)にカレントミラー接続された前記第2トランジスタ(22)および前記第5トランジスタ(25)がオンし、
    前記第5トランジスタ(25)のオンに伴って前記第6トランジスタ(26)がオンすることにより、前記出力端子(62)からハイレベルのリセット信号が出力されるようになっており、
    前記第2コンデンサ(32)が満充電の状態でなければ、前記第3トランジスタ(23)のベースに電流が流れて前記第3トランジスタ(23)がオンすると共に前記第4トランジスタ(24)がオンし、
    前記電源端子(60)の電位が一定値に安定した後、前記第1コンデンサ(31)に電流が流れなくなることに伴い、前記第1トランジスタ(21)にベース電流が流れなくなることで前記第1トランジスタ(21)がオフするようになっており、
    前記第3トランジスタ(23)のベースに電流が流れ込むことで前記第2コンデンサ(32)に電流が流れ込み、前記第2コンデンサ(32)が充電されることで前記第3トランジスタ(23)のベース電位が上昇し、前記ベース電位が閾値を超えると前記第3トランジスタ(23)がオフし、前記第3トランジスタ(23)のオフに伴って前記第4トランジスタ(24)がオフし、
    前記第1トランジスタ(21)および前記第4トランジスタ(24)がオフしたことによって前記定電流回路(10)に電流が流れなくなり、前記定電流回路(10)にカレントミラー接続された前記第5トランジスタ(25)がオフすると共に前記第6トランジスタ(26)がオフすることで、前記出力端子(62)からローレベルのリセット信号が出力されるようになっていることを特徴とするパワーオンリセット回路。
  5. コレクタが前記第3トランジスタ(23)のベースと前記第2コンデンサ(32)との間に接続され、エミッタが前記グランド(61)に接続されたnpn型の第7トランジスタ(27)と、
    前記第7トランジスタ(27)のベースと前記グランド(61)との間に接続された第5抵抗(45)と、
    前記第1トランジスタ(21)のベースと前記第1コンデンサ(31)との間に接続された第6抵抗(46)と、
    前記第6抵抗(46)と前記第1コンデンサ(31)との間と前記第7トランジスタ(27)のベースとの間に接続された第7抵抗(47)とを備え、
    前記電源端子(60)に入力されるノイズ(63)によって、満充電の状態の前記第2コンデンサ(32)で放電が起こったとき、該放電に伴って前記第3トランジスタ(23)のベース電位が下がり、前記第3トランジスタ(23)がオンすると共に前記第4トランジスタ(24)がオンすることで、前記定電流回路(10)に再び電流が流れ、前記出力端子(62)からハイレベルのリセット信号が出力され、
    この後、前記第2コンデンサ(32)が充電され、前記第3トランジスタ(23)が再びオフすることにより、前記出力端子(62)から再びローレベルのリセット信号が出力されるようになっていることを特徴とする請求項4に記載のパワーオンリセット回路。
  6. 電源端子(60)に接続された定電流回路(10)と、
    コレクタが前記定電流回路(10)に接続され、エミッタがグランド(61)に接続されたnpn型の第1トランジスタ(21)と、
    前記第1トランジスタ(21)のベースと前記電源端子(60)との間に接続された第1コンデンサ(31)と、
    前記第1トランジスタ(21)のベースと前記グランド(61)との間に接続された第1抵抗(41)と、
    エミッタが前記電源端子(60)に接続され、ベースが前記定電流回路(10)にカレントミラー接続されたpnp型の第2トランジスタ(22)と、
    エミッタが前記第2トランジスタ(22)のコレクタに接続されたpnp型の第3トランジスタ(23)と、
    前記第3トランジスタ(23)のベースとエミッタとの間に接続された第2抵抗(42)と、
    前記第3トランジスタ(23)のコレクタと前記グランド(61)との間に接続された第3抵抗(43)と、
    ベースが前記第3トランジスタ(23)のコレクタと前記第3抵抗(43)との間に接続され、コレクタが前記第1トランジスタ(21)のコレクタおよび前記定電流回路(10)に接続され、エミッタが前記第1トランジスタ(21)のエミッタおよび前記グランド(61)に接続されたnpn型の第4トランジスタ(24)と、
    エミッタが前記電源端子(60)に接続され、ベースが前記定電流回路(10)にカレントミラー接続されたpnp型の第5トランジスタ(25)と、
    コレクタが前記第5トランジスタ(25)のコレクタおよび出力端子(62)に接続され、エミッタが前記グランド(61)に接続されたnpn型の第6トランジスタ(26)と、
    エミッタが前記電源端子(60)に接続され、ベースが前記定電流回路(10)にカレントミラー接続されたpnp型の第7トランジスタ(28)と、
    前記第3トランジスタ(23)のベースに接続された第4抵抗(48)と、
    前記第4抵抗(48)と前記グランド(61)との間に接続された第2コンデンサ(32)と、
    前記第7トランジスタ(28)のコレクタに接続された電圧降下素子(70)と、
    エミッタが前記電圧降下素子(70)に接続されたpnp型の第8トランジスタ(29)と、
    前記第4抵抗(48)と前記第2コンデンサ(32)との間と前記第8トランジスタ(29)のベースとの間に接続された第5抵抗(49)と、
    前記第6トランジスタ(26)のベースと前記第8トランジスタ(29)のコレクタとの間に接続された第6抵抗(50)と、
    前記第6トランジスタ(26)のベースとエミッタとの間に接続された第7抵抗(51)とを備え、
    前記電源端子(60)に電源電圧が入力されると、前記電源端子(60)の電位の立ち上がり変化に応じた電流が前記第1コンデンサ(31)を通じて前記第1抵抗(41)に流れることで、前記第1トランジスタ(21)のベース電位が上昇することにより前記第1トランジスタ(21)がオンし、
    前記第1トランジスタ(21)のオンに伴って前記定電流回路(10)に電流が流れると、前記定電流回路(10)にカレントミラー接続された前記第2トランジスタ(22)、前記第5トランジスタ(25)、および前記第7トランジスタ(28)がオンし、
    前記第2コンデンサ(32)が満充電の状態でなければ、前記第3トランジスタ(23)にベース電流が流れて前記第3トランジスタ(23)がオンすると共に前記第4トランジスタ(24)および前記第8トランジスタ(29)がオンし、
    前記第8トランジスタ(29)のオンに伴って前記第6トランジスタ(26)がオンすることにより、前記出力端子(62)からローレベルのリセット信号が出力されるようになっており、
    前記電源端子(60)の電源電圧が一定値に安定した後、前記第1コンデンサ(31)に電流が流れなくなることに伴い、前記第1トランジスタ(21)にベース電流が流れなくなることで前記第1トランジスタ(21)がオフするようになっており、
    記第3トランジスタ(23)および前記第8トランジスタ(29)にベース電流が流れ込むことで前記第2コンデンサ(32)に電流が流れ込み、前記第2コンデンサ(32)が充電されていくと、前記電圧降下素子(70)によって前記第3トランジスタ(23)よりもエミッタ電位が低くされている前記第8トランジスタ(29)が前記第3トランジスタ(23)よりも先にオフし、
    前記第8トランジスタ(29)のオフに伴って前記第6トランジスタ(26)がオフし、前記第5トランジスタ(25)がオンしていることにより、前記出力端子(62)からハイレベルのリセット信号が出力され、
    前記第2コンデンサ(32)が満充電の状態になると、前記第3トランジスタ(23)がオフし、前記第3トランジスタ(23)のオフに伴って前記第4トランジスタ(24)がオフし、
    前記第1トランジスタ(21)および前記第4トランジスタ(24)がオフしたことによって前記定電流回路(10)に電流が流れなくなり、前記定電流回路(10)にカレントミラー接続された前記第5トランジスタ(25)がオフすることで、前記出力端子(62)からローレベルのリセット信号が出力されるようになっていることを特徴とするパワーオンリセット回路。
  7. 前記電圧降下素子(70)はダイオード素子であることを特徴とする請求項3または6に記載のパワーオンリセット回路。
  8. 前記電圧降下素子(70)は抵抗であることを特徴とする請求項3または6に記載のパワーオンリセット回路。
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