JP4876790B2 - 発光装置および白色変換シート - Google Patents

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Description

本発明は、紫外発光ダイオード(紫外LED)を備え、白色光を発光する発光装置、およびそれに用いる白色変換シートに関するものである。
従来、紫外光を放射する紫外LEDチップと、この紫外LEDチップが放射する紫外光を吸収して、青色光、緑色光、赤色光等を発光する蛍光体を含有する色変換部とを備え、白色光を発光する紫外LEDが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一般に、紫外LEDにおいて、色変換部は、LED実装部に設けられ、紫外LEDチップ上に直接形成される。
紫外LEDにおけるLED実装部は微小なサイズであるので、LED実装部に色変換部を設ける際には、蛍光体の量を制御するのが困難である。そのため、個々の紫外LEDによって色のばらつき(色温度のばらつき)が生じやすくなる。例えば、白色光を発光する発光装置を得たい場合に、紫外LED毎に蛍光体の量にばらつきがあると、個々の紫外LEDによって得られる発光色の色調が変化する。これは、色変換部に含有される各色の蛍光体が発光する光の比率によって色調が決定されるためである。このような色調のばらつきは、特に複数個の紫外LEDを面状に設けた場合には、色むらとして容易に判別されてしまう。
一般に、紫外LEDにおける色変換部は、樹脂中に蛍光体を分散させたものである。上述したように、色変換部は紫外LEDチップ上に直接形成されるので、色変換部に含まれる樹脂は、高エネルギーの紫外光や、紫外LEDチップの発熱による熱に晒されることになり、劣化する。また、色変換部に含まれる蛍光体も、高エネルギーの紫外光や、紫外LEDチップの発熱による熱に晒されて、劣化したり、温度消光が生じたりする。
このような問題を解決するために、紫外光LEDチップと、この紫外光LEDチップに対して距離おいて配置された色変換部とを備える紫外光LEDが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−136006号公報
しかしながら、複数個の上記紫外光LEDを設ける場合には、紫外光LED毎に色変換部を形成するため、やはりLED光源毎に色のばらつきが生じると考えられる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、色のばらつきが生じにくい発光装置、およびそれに用いられる白色変換シートを提供することを主目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、紫外LEDチップを有する複数個の紫外LED光源と、上記複数個の紫外LED光源に対して設けられ、かつ上記紫外LEDチップに対して、上記紫外LEDチップから放射される紫外光を可視光に変換し得る間隙をおいて配置され、上記紫外光を互いに異なる波長の可視光に変換する複数種の蛍光体を含有し、上記複数種の蛍光体からの発光の混色により実質的に白色光を得ることが可能な樹脂層を有する白色変換シートとを備えることを特徴とする発光装置を提供する。
本発明によれば、白色変換シートが複数個の紫外LED光源に対して設けられ、白色変換シートおよび紫外LED光源が別の部材として設けられているので、白色変換シートを構成する樹脂層では、層中に蛍光体を均一に分散させることができる。これにより、色のばらつきを抑制することが可能である。さらに、本発明によれば、紫外LED光源の紫外LEDチップと白色変換シートとが所定の間隙をおいて配置されているので、紫外LEDチップの発熱や紫外LEDチップからの紫外光の高エネルギーにより、樹脂および蛍光体の劣化や、蛍光体の温度消光を抑制することが可能である。これにより、色むらのない均質な白色光を得ることができる。
さらに、白色変換シートを構成する樹脂層は、樹脂中に蛍光体が分散されたものであり、成形性に優れているので、種々の形状を有する発光装置を得ることが可能である。
また、従来のように紫外LED光源毎に蛍光体を含有する色変換部を設ける場合と比較して、白色変換シートの大面積化が可能であるので、蛍光体の含有量の制御、および、樹脂層全体で蛍光体の含有量を均一にするのが容易である。
上記発明においては、上記蛍光体が、上記紫外光を青色光に変換する青色蛍光体、上記紫外光を緑色光に変換する緑色蛍光体、および、上記紫外光を赤色光に変換する赤色蛍光体であってもよい。このような構成とすることにより、白色光を発光する発光装置を得ることができ、また演色性を高めることができるからである。
また本発明においては、上記白色変換シートが、上記樹脂層上に形成された光導入層をさらに有していてもよい。白色変換シートに光導入層が形成されていることにより、紫外LED光源からの紫外光を樹脂層に効率的に入射させたり、光取り出し効率を高めたりすることができるからである。
本発明は、また、上述の発光装置に用いられ、紫外LED光源の紫外LEDチップから放射される紫外光を互いに異なる波長の可視光に変換する複数種の蛍光体を含有し、上記複数種の蛍光体からの発光の混色により実質的に白色光を得ることが可能な樹脂層を有することを特徴とする白色変換シートを提供する。
本発明の白色変換シートは、上述の発光装置に用いられるものであるので、所定の発光装置に用いた場合には、上述したように、色のばらつき、樹脂および蛍光体の劣化、蛍光体の温度消光を抑制することが可能である。また、樹脂層は、樹脂中に蛍光体が分散されたものであり、成形性に優れているので、本発明の白色変換シートを用いて発光装置を作製する場合には、種々の形状を有する発光装置を得ることが可能である。さらに、本発明の白色変換シートは大面積化が可能であるので、蛍光体の含有量の制御、および、樹脂層中に蛍光体を均一に分散させるのが容易である。
本発明によれば、白色変換シートが、複数個の紫外LED光源に対して設けられ、かつ紫外LED光源の紫外LEDチップに対して所定の間隙をおいて配置されているので、色のばらつき、樹脂および蛍光体の劣化、ならびに蛍光体の温度消光を抑制することができるという効果を奏する。また、白色変換シートは成形性に優れているので、発光装置の設計の自由度が増すという効果を奏する。
以下、本発明の発光装置および白色変換シートについて詳細に説明する。
A.発光装置
まず、本発明の発光装置について説明する。
本発明の発光装置は、紫外LEDチップを有する複数個の紫外LED光源と、上記紫外LEDチップに対して設けられ、かつ上記紫外LEDチップに対して、上記紫外LEDチップから放射される紫外光を可視光に変換し得る間隙をおいて配置され、上記紫外光を互いに異なる波長の可視光に変換する複数種の蛍光体を含有し、上記複数種の蛍光体からの発光の混色により実質的に白色光を得ることが可能な樹脂層を有する白色変換シートとを備えることを特徴とするものである。
本発明の発光装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の発光装置の一例を示す概略平面図であり、図2は、図1のA−A線断面図である。図1および図2に例示する発光装置1は、基板2と、この基板2上にアレイ状に配列された複数個の紫外LED光源3と、この複数個の紫外LED光源3の紫外LEDチップに対して、所定の間隙をおいて配置された白色変換シート5とを有するものである。白色変換シート5は、紫外LED光源3の紫外LEDチップから放射される紫外光を互いに異なる波長の可視光に変換する複数種の蛍光体を含有する樹脂層4から構成されている。なお、図1において、白色変換シートの一部は省略されている。
上記の発光装置において、例えば、白色変換シートの樹脂層に含まれる複数種の蛍光体が、紫外光を青色光に変換する青色蛍光体と、紫外光を緑色光に変換する緑色蛍光体と、紫外光を赤色光に変換する赤色蛍光体とである場合、紫外LED光源の紫外LEDチップから紫外光が放射されると、この紫外光が樹脂層に含有される各色の蛍光体に吸収されて、青色光、緑色光および赤色光が発生する。これらの青色光と緑色光と赤色光との混色によって、白色光を得ることができる。
本発明によれば、白色変換シートが、紫外LED光源毎ではなく、複数個の紫外LED光源に対して設けられており、白色変換シートと紫外LED光源とが別の部材となっている。そのため、白色変換シートを構成する樹脂層では、層中に蛍光体を均一に分散させることができる。これにより、蛍光体の含有量の差異による色のばらつきを抑制することが可能である。
さらに、本発明によれば、紫外LEDチップから放射された紫外光のうち、白色変換シートに対して垂直な方向への光だけでなく、斜め方向への光も、白色変換シートに入射する。同一の紫外LEDチップから、白色変換シートに対して垂直な方向に放射された紫外光と、白色変換シートに対して斜め方向に放射された紫外光とでは、白色変換シートに入射する部分が異なる。そのため、例えば個々の紫外LEDチップによって輝度が異なる場合であっても、紫外LEDチップ毎の輝度のばらつきを低減することができる。
このように本発明によれば、従来のような個々の紫外LED光源による違いを平均化することが可能であり、色むらのない均質な白色光を得ることができる。
また、本発明によれば、紫外LED光源の紫外LEDチップと白色変換シートとが所定の間隙をおいて配置されているので、紫外LEDチップの発熱による温度の影響や、紫外LEDチップからの紫外光の高いエネルギーの影響を受けて、白色変換シートの樹脂層に含まれる樹脂や蛍光体が劣化したり、蛍光体の温度消光が生じたりするのを抑制することが可能である。特に、従来のように紫外LED光源の一部に蛍光体を含有する色変換部を設ける場合と比較して、紫外LEDチップと白色変換シートとの距離を長くすることができるので、効果的に樹脂や蛍光体の劣化および蛍光体の温度消光を抑制することが可能である。
さらに、本発明における樹脂層は、樹脂中に蛍光体が分散されたものであるので、成形性に優れている。そのため、樹脂層を有する白色変換シートの形状を、筒状、球状、半筒状など、種々の形状にすることができる。すなわち、白色変換シートが成形性に優れているので、種々の形状を有する発光装置を得ることが可能である。例えば、図3に示すように、基板2上に配列された複数個の紫外LED光源3と、複数個の紫外LED光源3を覆うように配置された円筒状の白色変換シート5とを備える発光装置1とすることができる。なお、図3において、白色変換シートの一部は省略されている。
一方、従来のように紫外LED光源毎に蛍光体を含有する色変換部が設けられている場合には、色変換部が紫外LED光源の一部を構成しているため、本発明における白色変換シートのように、種々の形状とすることは困難である。また、従来の場合では、発光装置においては複数個の紫外LED光源がドット状に配置されるため、本発明のように種々の形状を有する発光装置とすることも困難である。
また、本発明によれば、従来のように紫外LED光源毎に蛍光体を含有する色変換部を設ける場合と比較して、樹脂層の面積を格段に大きくすることができる。したがって、蛍光体の含有量を樹脂層全体で均一にすることが容易であり、さらに蛍光体の含有量の制御も容易である。また、このような比較的大面積の樹脂層は、例えば、樹脂に蛍光体を混練して成形することにより得ることができ、容易に形成可能である。
以下、本発明の発光装置の各構成について説明する。
1.白色変換シート
本発明に用いられる白色変換シートは、複数個の紫外LED光源に対して設けられ、かつ紫外LED光源の紫外LEDチップに対して、この紫外LEDチップから放射される紫外光を可視光に変換し得る間隙をおいて配置されるものである。また、白色変換シートは、紫外LEDチップから放射される紫外光を互いに異なる波長の可視光に変換する複数種の蛍光体を含有し、この複数種の蛍光体からの発光の混色により実質的に白色光を得ることが可能な樹脂層を有するものである。
紫外LED光源の紫外LEDチップおよび白色変換シートの配置としては、白色変換シートが、紫外LED光源の紫外LEDチップに対して、紫外LEDチップから放射される紫外光を可視光に変換し得る間隙をおいて配置されていれば特に限定されるものではない。
なお、紫外LEDチップとは、紫外光を放射する部材、いわゆる発光層のことをいう。本発明においては、紫外LEDチップと白色変換シートとが所定の間隙をおいて配置されているので、紫外LEDチップと白色変換シートとが直接接触することがなく、樹脂や蛍光体の劣化、および蛍光体の温度消光を抑制することができる。紫外LEDチップと白色変換シートとが所定の間隙をおいて配置されていれば、紫外LED光源と白色変換シートとが接触していてもかまわない。
白色変換シートは、少なくとも樹脂層を有するものであればよいが、紫外LED光源の紫外LEDチップから放射される紫外光を平行光にしたり拡散させたりする光導入層をさらに有していてもよい。また、樹脂層が自己支持性をもたない場合には、基材上に樹脂層が形成されていてもよい。
以下、白色変換シートの各構成について説明する。
(1)樹脂層
本発明に用いられる樹脂層は、紫外LED光源の紫外LEDチップから放射される紫外光を互いに異なる波長の可視光に変換する複数種の蛍光体を含有するものであり、この複数種の蛍光体からの発光の混色により実質的に白色光を得ることが可能なものである。
複数種の蛍光体は、紫外光を吸収して可視光を放射する。また、紫外光は高いエネルギーをもつため、樹脂層は紫外光をそのまま透過しない方が好ましい。したがって、樹脂層は、紫外光を吸収し、可視光を透過するものであることが好ましい。
樹脂層の膜厚としては、樹脂層中の蛍光体の含有量、樹脂層の紫外光線透過率および可視光線透過率、ならびに、目的とする発光スペクトル等に応じて適宜選択される。
また、樹脂層は、複数種の蛍光体を含有する単一層であってもよく、各色の蛍光体をそれぞれ含有する層が積層されたものであってもよい。
樹脂層は、複数種の蛍光体が樹脂中に分散されたものである。以下、蛍光体および樹脂について説明する。
(i)蛍光体
本発明に用いられる蛍光体は、紫外LED光源の紫外LEDチップから放射される紫外光を可視光に変換するものである。樹脂層は、紫外光を互いに異なる波長の可視光に変換する複数種の蛍光体を含有しており、この複数種の蛍光体からの発光の混色により実質的に白色光を得ることができる。
複数種の蛍光体が紫外LED光源の紫外LEDチップから放射される紫外光を吸収してそれぞれ放射する光が補色関係にある場合には、これらの複数種の蛍光体からの発光を混色させることにより、白色光を得ることができる。白色光を得るには、例えば、青色光、緑色光および赤色光を混色すればよい。すなわち、複数種の蛍光体としては、例えば、紫外光を青色光に変換する青色蛍光体と、紫外光を緑色光に変換する緑色蛍光体と、紫外光を赤色光に変換する赤色蛍光体とを用いることができる。中でも、複数種の蛍光体のひとつとして、赤色蛍光体を用いる場合には、演色性を高めることができる。
本発明に用いられる青色蛍光体としては、紫外LED光源の紫外LEDチップから放射された紫外光で励起されて青色光を発光するものであれば特に限定されるものではない。具体的には、青色蛍光体は、波長250nm〜420nmの光で励起されて、波長420nm〜500nmの光を発光するものであることが好ましい。このような青色蛍光体としては、例えば、ユーロピウムで付活されたバリウム・アルミニウム酸化物(BAM:Eu2+)、(Ca,Sr,Ba)(POCl:Eu2+などを挙げることができる。
また、本発明に用いられる緑色蛍光体としては、紫外LED光源の紫外LEDチップから放射された紫外光で励起されて緑色光を発光するものであれば特に限定されるものではない。具体的には、緑色蛍光体は、波長250nm〜420nmの光で励起されて、波長500nm〜600nmの光を発光するものであることが好ましい。このような緑色蛍光体としては、例えば、(Ca,Sr,Ba)SiO:Eu2+、ユーロピウムおよびマンガンで付活されたバリウム・アルミニウム酸化物(BAM:Eu2+,Mn2+)、α−SiAlON:Eu2+などを挙げることができる。
さらに、本発明に用いられる赤色蛍光体としては、紫外LED光源の紫外LEDチップから放射された紫外光で励起されて赤色光を発光するものであれば特に限定されるものではない。具体的には、赤色蛍光体は、波長250nm〜420nmの光で励起されて、波長600nm〜700nmの光を発光するものであることが好ましい。このような赤色蛍光体としては、例えば、YS:Eu3+、LaS:Eu3+、(Ca,Sr,Ba)Si:Eu2+、CaAlSiN:Eu2+、LiEuWCa(Eu,La)Si13、Eu系、(La,Eu)12、(Ca,Sr,Ba)MgSi:Eu2+,Mn2+、CaTiO:Pr3+,Bi3+などを挙げることができる。
樹脂中の蛍光体の含有量としては、樹脂層の膜厚、樹脂層の紫外光線透過率および可視光線透過率、樹脂層の成形性、ならびに、目的とする発光スペクトル等に応じて適宜選択される。
(ii)樹脂
本発明に用いられる樹脂としては、紫外LED光源の紫外LEDチップから放射される紫外光を吸収し、蛍光体から放射される可視光を透過するものであれば特に限定されるものではないが、高エネルギーの紫外光に対して劣化しにくいものであることが好ましい。
また、樹脂は、自己支持性を有していてもよく、有さなくてもよい。樹脂が自己支持性を有さない、すなわち樹脂層が自己支持性を有さない場合には、後述するように、基材上に樹脂層が形成されていることが好ましい。
このような樹脂としては、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、光硬化性樹脂などを用いることができ、例えば、シクロオレフィン系樹脂、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリイミド、ポリアリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、アモルファスポリオレフィン、変性アクリル系ポリマー、ポリスチレン、セルロース誘導体、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、シリコーン樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル類などを挙げることができる。
(iii)その他
本発明における樹脂層は、蛍光体を樹脂に分散させた樹脂組成物を固化させることにより得ることができる。
樹脂層の成膜方法としては、例えば、上記樹脂組成物を用いてシート状に成形する方法や、上記樹脂組成物を基材上に塗布する方法を用いることができる。また、樹脂組成物の固化方法としては、用いる樹脂の種類に応じて適宜選択され、例えば、加熱、乾燥、光照射等の方法が用いられる。
本発明においては、蛍光体の種類、樹脂層中の蛍光体の含有量、樹脂層の膜厚等を調整することにより、得られる発光スペクトルを調整することができる。すなわち、白色光はもちろん、可視光領域の発光色うち、任意の発光色を得ることが可能な発光装置とすることができる。
(2)光導入層
本発明においては、樹脂層上に光導入層が形成されていてもよい。この光導入層としては、例えば、点光源(紫外LED光源)からの光(紫外光)を平行光にするものであってもよく、紫外LED光源からの紫外光を拡散させるものであってもよい。光導入層が紫外LED光源からの紫外光を平行光にするものである場合には、紫外LED光源から全方位に放射される紫外光を光導入層によって平行光にし、紫外光を樹脂層に効率良く入射させることができる。また、光導入層が紫外LED光源からの紫外光を拡散させるものである場合には、樹脂層表面での光の反射を抑制し、紫外光を樹脂層に効率良く入射させたり、樹脂層から白色光を効率良く取り出したりすることができる。
紫外LED光源からの紫外光を平行光にする光導入層としては、例えば、凸レンズ、レンチキュラーレンズ、プリズム等の形状を有するものを用いることができる。光導入層が凸レンズやプリズムの形状を有する場合には、凸レンズやプリズムがアレイ状に形成されたものであることが好ましい。
光導入層が紫外LED光源からの紫外光を平行光にするものである場合は、通常、図4に例示するように、光導入層6aが樹脂層4の紫外LED光源3側の面に形成される。
また、紫外LED光源からの紫外光を拡散させる光導入層としては、例えば、樹脂層と、白色変換シートおよび紫外LED光源の間に介在する媒体とに対して屈折率が調整された層や、光を拡散する微粒子を含有する層などを用いることができる。
光導入層が紫外LED光源からの紫外光を拡散させるものである場合、光導入層の形成位置としては、樹脂層上であれば特に限定されるものではない。例えば、図5に示すように光導入層6bが樹脂層4の紫外LED光源3側の面に形成されていてもよく、図示しないが光導入層が樹脂層の紫外LED光源に対向している面とは反対側の面に形成されていてもよい。
また、紫外LED光源からの紫外光を平行光にする光導入層、および、紫外LED光源からの紫外光を拡散させる光導入層の両方が形成されていてもよい。
このような光導入層は、樹脂層の紫外LED光源側の面に形成されている場合は、紫外光LED光源からの紫外光を透過するものであることが好ましく、樹脂層の紫外LED光源側の面とは反対側の面に形成されている場合は、蛍光体から放射される可視光を透過するものであることが好ましい。
(3)基材
本発明においては、樹脂層が基材上に形成されていてもよい。特に、樹脂層が自己支持性をもたない場合には、基材上に樹脂層が形成されていることが好ましい。
基材は、蛍光体から放射される可視光を透過するものであれば特に限定されるものではない。このような基材としては、例えば、石英ガラス、パイレックス(登録商標)、合成石英板等の可撓性を有さないリジットな基材、または、樹脂フィルム、光学用樹脂板等の可撓性を有するフレキシブルな基材を挙げることができる。
中でも、基材は、樹脂フィルム等のフレキシブルな基材であることが好ましい。樹脂フィルムは、成形性に優れており、曲面への適用等の種々のアプリケーションへの適用可能性が広がるからである。
基材の形成位置としては、通常、樹脂層の紫外LED光源に対向している面とは反対側の面とされる。
2.紫外LED光源
本発明に用いられる紫外LED光源は、紫外LEDチップを有するものである。この紫外LED光源としては、特に限定されるものではなく、一般的に使用される紫外LED光源を用いることができる。例えば、LEDの種類としては、砲弾型、表面実装(SMD)型、Chip On Board(COB)型、パワーLED Face Up(FU)型、パワーLED Face Down(FD)型などのいずれであってもよい。
図6は、本発明に用いられる紫外LED光源の一例を示す概略断面図である。図6に例示する紫外LED光源3においては、基体12上にパターン状に配線13および14が形成され、配線の一部(配線14)の上に紫外LEDチップ15が形成されており、封止枠17および樹脂からなる凸レンズ状の封止材18により封止されている。また、紫外LEDチップ15は、導電性ワイヤー16を介して配線13に接続されている。
紫外LEDチップとしては、紫外光領域の光を放射するものであれば特に限定されるものではなく、一般的に紫外LEDに使用されるものを用いることができる。紫外LEDチップの構成材料としては、例えば、AlGaN等の窒化ガリウム系化合物半導体などが挙げられる。半導体の構造としては、例えば、MIS接合、PIN接合、PN接合等を有するホモ構造、ヘテロ構造、ダブルへテロ構造、単一量子井戸構造、多重量子井戸構造を挙げることができる。
紫外LEDチップの発光波長としては、紫外光領域であれば特に限定されるものではなく、励起発光効率等を考慮して適宜選択される。この紫外LEDチップの発光波長は、構成材料や混晶度等を適宜選択することにより、調整することができる。
また、基体としては、一般的にLEDに用いられるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、金属板および絶縁層が積層されたものや、セラミックス、ガラス、サファイア、エポキシ樹脂等の樹脂などからなる基体を用いることができる。
上記金属板の構成材料としては、熱伝導性のよい金属が用いられ、例えば、アルミニウム、銅などが挙げられる。
導電性ワイヤーとしては、配線とのオーミック性、機械的接続性、電気伝導性および熱伝導性がよいものであれば特に限定されるものではない。このような導電性ワイヤーの構成材料としては、例えば、金、銅、白金、アルミニウム等の金属、およびそれらの合金などが挙げられる。
また、配線としては、一般的にLEDに用いられるものであれば特に限定されるものではない。
封止材は、紫外LEDチップ、導電性ワイヤーなどを外部から保護するために設けられるものである。
封止材の構成材料としては、通常、樹脂が用いられる。樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。これらは、耐候性に優れているため、好適に用いられる。
紫外LED光源が設けられる基板としては、一般的にLEDに用いられるものであれば特に限定されるものではなく、上記基体が基板を兼ねていてもよい。
本発明においては、複数個の紫外LED光源が配列される。この複数個の紫外LED光源は、規則的に所定の間隔で配列されていることが好ましい。また、紫外LED光源の数としては、2個以上であれば特に限定されるものではない。
3.用途
本発明の発光装置は、例えば、信号機、広告等の表示用光源、照明装置等の照明用光源、液晶表示装置のバックライト等の表示装置用光源などに適用することができる。
特に、本発明における白色変換シートは成形性に優れているので、種々の形状を有する発光装置を得ることができる。
4.その他
紫外LED光源と白色変換シートとの間に充填される媒体としては、特に限定されるものではない。
B.白色変換シート
本発明の白色変換シートは、上述の発光装置に用いられ、紫外LED光源の紫外LEDチップから放射される紫外光を互いに異なる波長の可視光に変換する複数種の蛍光体を含有し、上記複数種の蛍光体からの発光の混色により実質的に白色光を得ることが可能な樹脂層を有することを特徴とするものである。
なお、白色変換シートについては、上記「A.発光装置」の項に詳しく記載したので、ここでの説明は省略する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
以下、実施例を用いて本発明を具体的に説明する。
[実施例]
1.白色変換シートの作製
青色蛍光体(BaMgAl1017:Eu2+)と、緑色蛍光体((Ca,Sr,Ba)SiO:Eu2+)と、赤色蛍光体(CaAlSiN:Eu2+)とを、PMMA樹脂ペレットに混練させ、蛍光体および樹脂が混合したペレットを作製した。この蛍光体・樹脂混合ペレットを300μmの厚さのシート状に加工し、10cm×10cmの白色変換シートを作製した。
2.発光装置の作製
紫外LED光源が9個配列されたものを準備した。これらの紫外LED光源の紫外LEDチップに対して、上記の白色変換シートを3mm程度の間隙をおいて配置した。
3.評価
得られた白色変換シートについて、紫外LED(405nm)の光励起による発光色を観察した。紫外LEDチップからの紫外光により励起されて発生した、BaMgAl1017:Eu2+の青色蛍光と、(Ca,Sr,Ba)SiO:Eu2+の緑色蛍光と、CaAlSiN:Eu2+の赤色蛍光とが混色されて、白色光が観測された。
本発明の発光装置の一例を示す概略平面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の発光装置の他の例を示す概略斜視図である。 本発明の発光装置の他の例を示す概略断面図である。 本発明の発光装置の他の例を示す概略断面図である。 本発明に用いられる紫外LED光源の一例を示す概略断面図である。
符号の説明
1 …発光装置
2 … 基板
3 … 紫外LED光源
4 … 樹脂層
5 … 白色変換シート
6a、6b … 光導入層

Claims (5)

  1. 紫外LEDチップを有する複数個の紫外LED光源と、
    前記複数個の紫外LED光源に対して設けられ、かつ前記紫外LEDチップに対して、前記紫外LEDチップから放射される紫外光を可視光に変換し得る間隙をおいて配置され、前記紫外光を互いに異なる波長の可視光に変換する複数種の蛍光体を含有し、前記複数種の蛍光体からの発光の混色により実質的に白色光を得ることが可能な樹脂層および前記樹脂層の前記紫外LED光源側に形成され、前記紫外LED光源からの前記紫外光を平行光にする光導入層を有する白色変換シートと、
    を備えることを特徴とする光発光装置。
  2. 前記複数種の蛍光体が、前記紫外光を青色光に変換する青色蛍光体、前記紫外光を緑色光に変換する緑色蛍光体、および、前記紫外光を赤色光に変換する赤色蛍光体であることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記樹脂層が、前記複数種の蛍光体をそれぞれ含有する層が積層されたものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記樹脂層中の前記蛍光体が均一に分散していることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの請求項に記載の発光装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の発光装置に用いられ、紫外LED光源の紫外LEDチップから放射される紫外光を互いに異なる波長の可視光に変換する複数種の蛍光体を含有し、前記複数種の蛍光体からの発光の混色により実質的に白色光を得ることが可能な樹脂層と、前記樹脂層の前記紫外LED光源側に形成され、前記紫外LED光源からの前記紫外光を平行光にする光導入層と、を有することを特徴とする白色変換シート。
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