JP4874613B2 - ベビースリング - Google Patents

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Description

この発明は、幼児をだっこやおんぶする際の抱持補助具として用いられるベビースリングに関する。
ベビースリングは幅広長尺の布を環状に形成した抱持補助具であり、使用者の一方の肩にたすき掛けにし、幼児の身体を包み込むようにして保持するものである。このようなベビースリングは、2本の肩ベルトによるリュック式ベビーキャリアに比べると構造が単純で使用方法が簡単であり、また軽量で携帯時に嵩張らない点が好まれている。
前記ベビースリング(30)は、図10に示すように、布の長さ方向(環の周方向)に幼児を寝かせて全身をすっぽりとくるみ、揺りかごのように横抱きで使用することができ、また布の側縁で幼児の脇の下を支えるとともに、背中から臀部を覆ってだっこやおんぶに使用することもできる。いずれの場合も、幼児は広い面積で布にくるまれ、使用者との高い密着感をを得ることができる(特許文献1〜4参照)。
実開平1−92862号公報 実公昭50−10112号公報 実開平7−14921号公報 特開2003−47542号公報
しかしながら、図10のような身体が丸まった姿勢は胎内姿勢に近く幼児にとって安心感があるとされる一方で、首が据わるまでの新生児に対しては首が不安定になり好ましくないとも言われている。また、幼児の体重で身体が沈み込み、過度に丸まって胸部や腹部を圧迫することも好ましくないとされている。
また、幼児の首が据わった後にだっこする場合も、幼児の首が不安定であり、過度に身体が丸まってしまう傾向がある。
本発明は、上述したベビースリングの現状に鑑み、使用者との高い密着感を得ながらも、幼児の首をしっかりと支えるとともに、胸部や腹部を過剰に圧迫することなく安定した幼児保持を行えるベビースリングの提供を目的とする。
即ち、本発明のベビースリングは下記〔1〕〜〔10〕に記載の構成を有する。
〔1〕 シートを環状に形成した環状本体と、この環状本体にシートの幅方向に沿って装着される頭当て部材とを備えることを特徴とするベビースリング。
〔2〕 前記頭当て部材は、頭部側で環状本体の側縁に着脱自在に係止される前項1に記載のベビースリング。
〔3〕 前記頭当て部材は、前記シート内に装着される前項1に記載のベビースリング。
〔4〕 前記頭当て部材は、頭部側の任意長さが前記シートから突出した状態に装着される前項1〜3のいずれか1項にに記載のベビースリング。
〔5〕 前記シートの内面に、幼児の身体に巻き止める安全ベルトを着脱自在に係止する係止手段が取り付けられている前項1〜4のいずれか1項に記載のベビースリング。
〔6〕 前記頭当て部材は、頭部側周縁から起立するヘッドガードを有する前項1〜5のいずれか1項に記載のベビースリング。
〔7〕 前記頭当て部材は、幼児の背中までを支持する長さに形成されている前項1〜6のいずれか1項に記載のベビースリング。
〔8〕 前記頭当て部材は、幼児の臀部までを支持する長さに形成されている前項1〜6のいずれか1項に記載のベビースリング。
〔9〕 前記環状本体を構成するシートは、幅方向の中央部がメッシュ状シートで形成され、両端部が非伸縮性シートで形成されてなる前項1〜8のいずれか1項に記載のベビースリング。
〔10〕 前記環状本体は、長尺のシートがその両端で長さ調節可能に連結されることにより環状に形成されてなる前項1〜9のいずか1項に記載のベビースリング。
〔1〕の発明によれば、頭当て部材の装着により幼児の頭部から首をしっかりと支えて安定した抱持を行える。シートの幅方向に沿って幼児を抱持するため、胸部や腹部の圧迫を防止できる。また、シートが顔を塞いだり圧迫することも防がれる。
〔2〕の発明によれば、特に安定した横抱きを行える。
〔3〕の発明によれば、特に安定しただっこを行える。
〔4〕の発明によれば、頭当て部材をシートの幅方向に沿う方向に装着できる。
〔5〕の発明によれば、幼児の落下を防止して安全性を高めることができる。
〔6〕の発明によれば、幼児の頭部の保護安全性を高めることができる。
〔7〕の発明によれば、頭部および首に加えて背中までを支え、かつ胸部や腹部に対する圧迫防止効果が大きい。
〔8〕の発明によれば、頭部および首に加えて臀部までを支え、かつ胸部や腹部に対する圧迫防止効果が大きい。
〔9〕の発明によれば、通気性が良く、かつ身体の丸みにフィットして包み込むように支えることで落下を防止する効果が高まる。
〔10〕の発明によれば、使用者の体格や種々の抱持方法に応じて適正な寸法に調節でき、いずれの場合も安定した幼児保持を行える。
[第1実施形態]
図1〜図6に、本発明にかかるベビースリングの一実施形態を示す。
図4に示すように、ベビースリング(1)は、環状本体(10)と、この環状本体(10)に装着される頭当て部材(20)とにより構成されている。
図1(A)(B)に示されるように、環状本体(10)を展開すると、長尺のシート(11)の長手方向の一端部に2個の連結用リング(12)(12)が取り付けられた長尺体となる。前記シート(11)は、幅方向においてメッシュ状シート(13)の両側に非伸縮性の織布(14)が縫着された複合シートである。前記メッシュ状シート(13)および織布(14)は、いずれも長さ方向の中央部で幅が最大となり、両端部で徐々に幅が狭くなるように裁断され、さらに両端部が幅方向に折り畳まれることにより、長尺体(10)は紡錘形に形成されている。一方、前記シート(11)の長手方向の他端部の縁には、前記リング(12)の直径よりも長い抜け止め用硬質芯材(15)が縫い込まれている。
そして、前記シート(11)の他端部を、2個のリング(12)(12)間に硬質芯材(15)を長手方向に向けて通し、リング(12)(12)間に長尺シート(11)を拘束することによって環状の環状本体(10)とする(図4参照)。前記環状本体(10)の直径はシート(11)の拘束位置を加減することによって無段階で調節できる。また、一旦他端部をリング(12)(12)に通せば、拘束位置がずれても硬質芯材(15)がリング(12)(12)に引っかかって抜け止め状態となる。
また図1(B)に示すように、前記シート(11)の外面には、長さ方向のほぼ中間部の側縁に沿って前記頭当て部材(20)を係止するための複数のループ(16)(16)…が設けられている。さらに、図1(A)に示すように、前記シート(11)の内面には、織布(14)(14)のメッシュ状シート(13)側の縁に、後述する安全ベルトを係止するための複数のループ(17)(17)…が設けられている。これらのループ(16)(16)…、(17)(17)…は、側縁に配した細帯をシート(11)に縫着することにより形成したものである。また、複数のループ(16)(16)…、(17)(17)…を設けるのは、環状本体(10)の直径を変更した場合に、頭当て部材(20)または安全ベルトを最適位置に装着するためである。また、これらのループ(16)(16)…、(17)(17)…を左右両側に設けるのは、右掛け、左掛けの両方に対応するためである。
図2に示すように、頭当て部材(20)は、幼児の頭部から背中にあてがう敷板部(21)の頭部側にクッション性のヘッドガード(22)が縫着されたものである。前記敷板部(21)は概略長方形で、2枚の外装布の間にクッション材と芯材を挟んだ積層体で構成されている。また、前記ヘッドガード(22)は敷板部(21)の頭部側の周縁から略垂直に起立するように縫着されて幼児の頭頂部から側頭部を囲むものとなされている。さらに、敷板部(21)の頭部側周縁の中央に、細紐(23)を介して係止用棒状体(24)が取付られ、敷板部(21)上には、バックル(25)で開閉され、幼児の胴まわりに巻き止める安全ベルト(26)が縫着されている。
次に、前記ベビースリング(1)の使用方法について説明する。
〔頭当て部材の装着と横抱き〕
図3に示すように、頭当て部材(20)の係止用棒状体(24)を環状本体(10)のいずれか1つのループ(16)に挿通し、抜け止め状態とする。挿通するループ(16)は、使用者の体格に応じて選択する。これにより、前記頭当て部材(20)は、シート(11)内において幅方向に沿ってシート(11)を横断する位置に装着される。
そして、図4に示すように、環状本体(10)を使用者の肩に掛け、頭当て部材(20)上に幼児を寝かせ、幼児の胴回りに安全ベルト(26)を巻き留める。要すればさらに、シート(11)の他端部(リングよりも先端側の余剰部分)を引き締めて環状本体(10)の直径を調節する。前記頭当て部材(20)は環状本体(10)に対して頭部側の1点で係止されているため、係止点を中心として左右に回転させることができる。このため、頭当て部材(20)をシート(11)に対して直角に配置するだけでなく、シート(11)に対して斜めに配置することもでき、抱持姿勢に応じて適宜調整することができる。また、前記頭当て部材(20)を完全にシート(11)内に収める必要はなく、頭部側が若干シート(11)の側縁から突出していても良い。
なお、幼児の脚先は環状本体(10)内に入れても良いし、外に出しておいても良い。シート(11)が幼児の膝裏程度まで覆っていれば安定した保持が可能である。
〔だっこ〕
環状本体(10)から頭当て部材(20)を外しておく。そして、図5に示すように、環状本体(10)を使用者の肩に掛け、幼児を収容する。シート(11)が幼児の背中から膝裏までを覆っていれば安定した縦だっこができ、腕や脚先は環状本体(10)の中に入れても良いし、外に出しても良い。また、使用者の正面でだっこしても良いし、使用者の腰骨に座らせるように脇でだっこしても良い。さらに、図示例の対面だっこの他、幼児を前向きにだっこしても良いし、おんぶしても良い。
本実施形態のベビースリング(1)によれば、環状本体(10)に頭当て部材(20)を装着することによって幼児の頭部から首をしっかりと支えることができ、特に首がすわる前の乳児の横抱きが安全で安定したものとなる。また、前記頭当て部材(20)によって顔と環状本体(10)との間に少しの空間が形成されるため、シート(11)が顔を塞いだり圧迫することも防がれる。しかも頭部の周りはヘッドガード(22)によって保護安全性が高められている。また、シート(11)を横断する方向に幼児を保持することとなり、シートに平行に幼児を保持する従来のベビースリング(図10参照)にように吊り下げた環状本体(10)が身体を過剰に丸めることもなく、胸部や腹部の圧迫を防止できる。
また、前記シート(11)は、幅方向の中央部がメッシュ状シート(13)で形成されているために通気性が良い。またメッシュ状シート(13)は柔軟であり、臀部の丸みにフィットして包み込むように支えることで落下を防止する効果もある。その一方、メッシュ状シート(13)の両端に非伸縮性の織布(14)(14)を用いることで、環状本体(10)の強度を確保するとともに、メッシュ状シート(13)の過剰な伸びを防いで保持安定性を高めることができる。
[第2実施形態]
図7に他の頭当て部材(40)を示すとともに、図8に前記頭当て部材(40)の使用状態を示す。なお、これらの図において図1〜4と同じ符号を付したものは、同一物を示すものであり重複する説明を省略する。
前記頭当て部材(40)は、平板状の敷板部(41)の頭部側周縁の中央に長い細紐(42)を介して係止用棒状体(43)が取付けられている。前記細紐(42)は係止用棒状体(43)に穿設された2個の穴に通され、係止用棒状体(43)は細紐(42)上をスライド可能となされている。前記細紐(42)径に対して係止用棒状体(43)の穴径にゆとりをもたせていないため、係止用棒状体(43)はスライド可能でありながら細紐(42)上の任意の位置で止めることができる。
以下に、前記頭当て部材(40)を装着して幼児をだっこする方法を示す。
まず、環状本体(10)のループ(16)に前記頭当て部材(40)の係止用棒状体(43)を挿通して抜け止め状態とし、敷板部(41)がシート(11)の幅をほぼ直角に横切る方向に装着する。このとき、係止用棒状体(43)の位置を適宜調節することによって、頭当て部材(40)のシート(11)からの突出長さを任意に調節することができる。
そして、環状本体(10)内に幼児を収容し、前記頭当て部材(40)に幼児の頭をあてがうようにしてだっこする。これにより、幼児の後頭部と首がしっかりと支えられられるとともに、シートが幼児の身体を過度に圧迫するのを防ぐことができる。
このとき、幼児の体格や環状本体(10)内での抱持姿勢に応じて前記頭当て部材(40)のシート(11)側縁からの突出長さを調節すれば良い。また、頭当て部材の装着角度も自在であり抱持姿勢に応じて適宜調整することができる。
前記頭当て部材(40)はだっこ専用ではなく、係止用棒状体(43)を敷板部(41)までスライドさせるとともにシート(11)内に納まるように装着すれば横だっこにも使用できる。
本発明のベビースリングは上述した2つの実施形態に限定されず、各部において種々の変更が可能である。
環状本体は環状に縫製されたものであっても良い。上記実施形態のシートを長さ調節可能に連結したものは、使用者の体格や種々の抱持方法に応じて適正な寸法に調節でき、いずれの場合も安定した保持ができる点で有利である。また、連結方法も何ら限定されず、リングの他、バックルやスナップによる連結を例示できる。さらに環状に縫製した上でスナップ等で長さ調節することもできる。
環状本体を構成するシートは、全体がメッシュ状シートまたは非伸縮性シートで形成されたものも本発明に含まれる。通気性の点ではメッシュ状シートが有利であり、強度と製造コストの点では非伸縮性シートが有利である。また、シート全体の幅、幅方向におけるメッシュ状シートと非伸縮性シートの割合も任意に設定することができる。また、幅方向の中央部に非伸縮性シートを用い、両端部にメッシュ状シートを用いることもできる。なお、本発明におけるメッシュ状シートとは目視可能な大きさの穴が多数形成されたシートであり、所謂「ネット」と呼ばれるものも含まれる。
頭当て部材は、少なくとも頭部および首を支持する長さがあれば良く、敷板部の長さは任意に設定することができる。上述した頭当て部材(20)(40)の敷板部(21)(41)は幼児の背中までの長さに形成されたものであり、頭部および首に加えて背中まで支え、かつ胸部や腹部に対する圧迫防止効果が大きい。敷材部の長さは、さらに長くして臀部ないしは足先までを支えるようにすることができる。例えば、図9に示す頭当て部材(28)は、敷板部(29)を幼児の頭部から臀部ないしは腿までを支持する長さに形成されたものであり、幼児の背面側を臀部まですっぽりとを支えて保持安定性を高めたものである。特に横抱きは身体のしっかりしていない乳児に対して行うことが多く、臀部まで支えて保持安定性を高める効果は大きい。また、図示したように、敷板部(29)の下方部(29a)を左右に突出させて幅を広くすることも好ましい。横に寝かせた状態では乳幼児は足を開いた姿勢をとることが多く、下方部(29a)の幅を広くして開いた足を支持できるようにすればより一層安定性を高めることができる。しかも、下方部(29a)のみを広幅にすれば、頭当て部材(28)の寸法拡大も最小限にとどめることができる。なお、横抱き時のみの使用であれば、敷板部の長さをさらに足先まで延長し、なお一層保持安定性を高めることができる。一方、臀部までの長さであれば横抱きとだっこの両方に使用できる。また、頭当て部材の敷板部は、幼児の身体、特に頭部および首をしっかりと支えるために芯材を内装したものが好ましい。芯材は頭部から首を支える部分を硬くし、臀部から足を支える部分を柔らかくする、といったように硬さを変えることもできる。
また、頭当て部材を環状本体への装着手段も限定されず、他の装着手段として、面ファスナーやスナップを例示できる。また、横抱きとだっこの両方に用いる場合、装着手段を各抱持方法に適した2箇所に設けても良い。例えば、敷板部の頭側に横抱き用装着手段を取付ける一方、長さ方向の中間部にだっこ用装着手段を取付けても良い。
本発明の頭当て部材において、ヘッドガードおよび安全ベルトの有無は任意であり、これらが設けられていないものも本発明に含まれる。ヘッドガードが邪魔にならない場合は、だっこにも使用できる。また、安全ベルトの無い頭当て部材を使用する場合は、図6に示すように、別の安全ベルト(18)を用い、シート(11)の内面のループ(17)に安全ベルト(18)を通して頭当て部材と幼児に巻き止めるようにしても良い。この安全ベルト(18)は、前記頭当て部材(20)の安全ベルト(26)と同様に幼児の落下を防いで安全性を高め得るものである。また、前記安全ベルト(18)は、幼児の身体に直接巻き止めて使用することもでき、頭当て部材を使用しない横抱きや図5に示した縦だっこにも使用できる。なお、図中(19)はバックルである。
前記ループ(17)(17)…の取り付け位置はシート(11)の内面であれば限定されないが、幼児の胸腹部の近くに取り付けることが好ましい。本実施形態では、縫着強度を確保するためにメッシュ状シート(13)を避けて織布(14)のメッシュ状シート(14)近くに取り付けた。シート全体が非伸縮性シートで構成されている場合には、幅方向の中心またはその近くに取り付けても良いし、所要の強度が得られる場合はメッシュ状シートに取り付けても良い。
さらに、前記安全ベルト(18)をシート(11)に係止するための係止手段は何ら限定されない。本実施形態のループ(17)は、安全ベルト(18)を通して係止するので安全ベルト(18)が抜け落ちるおそれがなく、また布で製作できるので柔らかく幼児に触れても安全である点で推奨できる。
本発明のベビースリングは、幼児を安全にだっこやおんぶする際の抱持補助具として用いられる。
本発明のベビースリングの一実施形態において、環状本体の展開状態を示すものであり、(A)は内面側から見た図、(B)は外面側から見た図である。 本発明のベビースリングの一実施形態において、頭当て部材の斜視図である。 環状本体に頭当て部材を装着した状態を示す部分斜視図である。 本発明のベビースリングを用い、横抱きした状態を示す斜視図である。 本発明のベビースリングを用い、だっこした状態を示す斜視図である。 環状本体に安全ベルトを装着した状態を示す部分斜視図である。 他の頭当て部材の斜視図である。 図7の頭当て部材の使用状態を示す斜視図である。 さらに他の頭当て部材の装着状態を示す斜視図である。 従来のベビースリングを用いて横抱きした状態を示す斜視図である。
符号の説明
1…ベビースリング
10…環状本体
11…長尺のシート
12…リング
13…メッシュ状シート
14…非伸縮性シート(織布)
16,17…ループ
18,26…安全ベルト
20,28,40…頭当て部材
22…ヘッドガード
24,43…係止用棒状体

Claims (10)

  1. 長尺のシートを環状に形成した環状本体と、少なくとも頭部および首を支持する長さの敷板部を有する頭当て部材とを備え、
    前記頭当て部材は、頭部側で前記環状本体の側縁に着脱自在に係止され、前記敷板部の長さ方向がシートの幅方向に沿って該シートを横断する位置に装着されることを特徴とするベビースリング。
  2. 前記頭当て部材は、前記シート内に装着される請求項1に記載のベビースリング。
  3. 前記頭当て部材は、頭部側の任意長さが前記シートから突出した状態に装着される請求項1に記載のベビースリング。
  4. 前記シートの内面に、幼児の身体に巻き止める安全ベルトを係止する係止手段が取り付けられている請求項1〜のいずれか1項に記載のベビースリング。
  5. 前記頭当て部材は、敷板部の頭部側周縁から起立するヘッドガードを有する請求項1〜いずれか1項に記載のベビースリング。
  6. 前記頭当て部材は、敷板部が幼児の背中までを支持する長さに形成されている請求項1〜のいずれか1項に記載のベビースリング。
  7. 前記頭当て部材は、敷板部が幼児の臀部までを支持する長さに形成されている請求項1〜のいずれか1項に記載のベビースリング。
  8. 前記環状本体を構成するシートは、幅方向の中央部がメッシュ状シートで形成され、両端部が非伸縮性シートで形成されてなる請求項1〜のいずれか1項に記載のベビースリング。
  9. 前記環状本体は、長尺のシートがその両端で長さ調節可能に連結されることにより環状に形成されてなる請求項1〜のいずか1項に記載のベビースリング。
  10. 前記環状本体の側縁にループが設けられ、前記頭当て部材の頭部側周縁の中央に細紐を介して係止用棒状体が取り付けられ、前記ループに係止用棒状体を挿通することにより頭当て部材が前記環状本体に係止される請求項1〜9のいずれか1項に記載のベビースリング。
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