JP4869436B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスク搬送とピックアップ送りとを単一の動力源で行うディスク装置に関する。
この種のディスク装置は、カムギアによって回動レバーを回動させる機構を有し、この回動レバーには弾性部材により常時一定のバネ荷重が負荷されている。回動レバーにはカムギアのカム溝に当接する摺動ピンが形成されており、回動レバーにバネ荷重が負荷されるとこのバネの荷重が摺動ピンを介してカム溝に加わる摩擦力となり、その結果、カムギアの回転負荷となる。この回転負荷を制御するため、特許文献1ではカム溝壁面の形状を調整することにより弾性部材の伸縮量を調整し、カム溝に加わる摩擦力を調整している。
特開平11−283311号公報
以上のように構成された従来のディスク装置では、バネ荷重とカム溝に加わる摩擦力が比例するため、カムギアの回転駆動力を確保するためのバネ荷重の上限値を設定すると共に、弾性部材がバネの効果を発揮するために必要なバネ荷重の下限値も設定する必要があった。そのため、温度などの環境条件も考慮に入れた場合、ディスク装置としての動作を保障できるバネ荷重の範囲は非常に狭くなり、自由度の少ない設計となるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、カム溝にかかる摩擦力を抑制してカムギアに対する回転負荷を低減させ、安定した動作を行うディスク装置を提供することを目的とする。
この発明に係るディスク装置は、ピックアップの移動方向に延長して該ピックアップと一体に設けたラックギアと、カム溝を有し前記動力伝達系の1つのギアに係脱する第1欠歯ギアおよび前記カム溝に対応する穴を有し該第1欠歯ギアに重畳配設して相対的に回動可能に軸支され前記動力伝達系の1つのギアに係脱する第2欠歯ギアと、一端に前記ラックギア上の係止部に当接し該ラックギアを前記ピックアップ移動方向に押圧する係合部を有し、他端に前記穴を貫通し前記カム溝に作用するピンを有する回動レバーと、ディスク挿入完了時に作動し前記第1欠歯ギアを回動させて前記動力伝達系の1つのギアに係合させるトリガ部材と、前記第1欠歯ギアの回動力を受けて作動しディスク搬送ローラに対する前記動力伝達系を切り離す作動部材と、前記第1欠歯ギアの回動に伴って回動した前記回動レバーの係合部で前記ラックギアを移動させて前記動力伝達系の他の1つのギアに噛合わせるとともに前記ピンで前記第2欠歯ギアを前記動力伝達系の1つのギアとの噛合いを離脱させるように、前記回動レバーと前記ラックギアとの間に設けた付勢部材と、前記作動部材が作動前の初期位置において、前記回動レバーの一端部に当接して前記ピンが前記カム溝の壁面に当接しないように該回動レバーの回動を規制するように該作動部材に設けた凸部とを備えものである。
この発明によれば、作動部材が作動前の初期位置において、回動レバーの一端部に当接してピンがカム溝の壁面に当接しないように該回動レバーの回動を規制するように該作動部材に設けた凸部を有する構成であるから、カム溝の機能を損なうことなく、カム溝にかかる摩擦力を抑制してカムギアに加わる回転負荷を低減することができる。これにより、ディスク装置の動作を安定化させることができる。
実施の形態1に係るディスク装置の構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係るディスク装置の構成を示す平面図である。 実施の形態1に係るディスク装置のカムギアおよび回動レバーの構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係るディスク装置のディスク搬送時の動作状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係るディスク装置のモード切替時の動作状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係るディスク装置のピックアップ搬送時の動作状態を示す斜視図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るディスク装置の動力切替部を示す斜視図であり、図2はその平面図である。このディスク装置において、初期状態であるディスク搬送、ディスク搬送状態からピックアップ搬送状態へ移行する際のモード切替、およびピックアップ搬送における動力伝達を中心に以下に説明する。
このディスク装置は、駆動源であるモータ1、モータ1の回転軸に取り付けられたウォームギア2、ウォームギア2からの回転を伝達する複数のギア3−9,19−21、ディスクに対して情報信号の読み取りを行うピックアップ10、ピックアップ10の移動方向に延長して設けたラックギア(第1ラックギア)11、ディスクの挿入を検知すると作動してディスク装置のモード切替への移行動作を行うトリガ部材12、モード切替を行う第1カムギア(第1欠歯ギア)13、第2カムギア(第2欠歯ギア)14および回動レバー17、モード切替の動作に合わせて移動するスライド部材(作動部材)16、ディスクを回転させるターンテーブル23などの主要な構成要素を備えている。
次に、モータ1の動力を伝達する複数のギア3−9を図2について説明する。ギア3は上部に設けた小径ギア3aと下部に設けた大径ギア3bで構成され、大径ギア3bがウォームギア2と噛合い回転する。ギア4は上部に設けた大径ギア4aと下部に設けた小径ギア4bで構成され、大径ギア4aが小径ギア3aと噛合い回転する。ギア5は小径ギア4bと噛合い回転する。
ギア6は、上部に設けた小径ギア6aと下部に設けた大径ギア6bで構成され、大径ギア6bがギア5と噛合い回転する。ギア7は、上部に設けた小径ギア7aと下部に設けた大径ギア7bで構成され、大径ギア7bが大径ギア6bと噛合い回転する。ギア8は、回転軸の先端にネジ歯車8aを有し、このネジ歯車8aが小径ギア7aと噛合い回転する。ピニオンギア9は、小径ギア4bと噛合い回転する。
ディスク搬送時は、ギア8の回転がギア19、ギア20およびギア21を介してシャフト22に伝達され該シャフト22に設けられた搬送ローラ(図示せず)によってディスクの搬送が行われる。また、このディスク搬送時には、ピニオンギア9はラックギア11のギア部11aと噛合していないため空転する。一方、ピックアップ搬送時には、ギア20とギア21の噛合が解除されてギア20が空転し、ピニオンギア9がラックギア11のギア部11aと噛合してラックギア11が移動する。
次に、モード切替を行う構成である第1カムギア13、第2カムギア14、回動レバー17、トリガ部材12およびスライド部材16について、図1から図3を参照しながら説明する。
図3は、この発明の実施の形態1に係るディスク装置の第1カムギア、第2カムギアおよび回動レバーの構成を示す斜視図である。
第1カムギア13は外周部にギア部13aおよび欠歯部13bを有し、外周部近傍に突出部13cを有している。また、第1カムギア13の中央部には単純円弧と直線を組み合わせて形成された凹部であるカム溝13dが設けられている。カム溝13dの一端部は溝幅を他の地点よりも広く形成した逃がし領域13eを有し、この逃がし領域13eの溝幅は後述する回動レバー17のピン17aの直径よりも若干広く形成されている。さらに、第1カムギア13の裏面にはトリガ部材12に当接するピン13fが形成されている。
第2カムギア14は外周部にギア部14aおよび欠歯部14bを有し、外周部近傍に第1カムギア13の突出部13cが嵌合可能な嵌合孔14cを有している。また、第2カムギア14の中央部にはカム溝13dに対応する穴部(穴)14dが形成されている。第1カムギア13と第2カムギア14は、突出部13cを嵌合孔14cに挿入し、バネ15をそれぞれに架張することにより組み付けられる。組み付け時には、ギア部13aの最後歯とギア部14aの最前歯が重なりあい、ギア部13aおよび14aが連続する位置に配設される。
バネ15により第1カムギア13と第2カムギア14を互いに付勢することにより2つのカムギアが一体となって回転可能となる。第2カムギア14がギア6と噛合いに行く力はこのバネ15から得ているため、ギア6と噛合う際にギア部14aに歯先当りが発生した場合にも、バネ15の付勢力により第2カムギア14を弾く(逃がす)ことができ、メカロック状態となることを抑制することができる。
回動レバー17は、穴部14dを貫通してカム溝13dに作用するピン17aを先端部に有し、このピン17aが穴部14dを貫通してカム溝13dに作用する。図1および図2で示したように、ディスク搬送状態(初期状態)において、このピン17a近傍の立ち上げ片17bにスライド部材16から突出する凸部16aが当接する。凸部16aが当接して回動レバー17を支持することにより、第1カムギア13と第2カムギア14が回転を開始した時にピン17aを初期状態に保持したままでカム溝13dのみを移動させ、ピン17aを逃がし領域13eの中央に位置させることができる。これにより、ピン17aがカム溝13dの壁面に当接するのを抑制し、摩擦力を0とすることができる。即ち、第1カムギア13に加わる回転負荷を抑制することができる。
また、回動レバー17の他端部には、二又に分岐した脚部(係合部)17c,17dが形成されている。図1および図2に示したように脚部17c,17dは、ラックギア11に形成されたロック部(係止部)11bを両側から挟むように配置され、回動レバー17は脚部17cとラックギア11との間に架設されたバネ18により常に矢印D方向に付勢されている。回動レバー17の回転中心はギア6の回転中心軸上に存在し、バネ18の付勢力およびピン17aのカム溝13d内の移動により、この回転中心を軸として矢印DおよびD´方向に回転する。
トリガ部材12は、ディスク挿入完了時に矢印A方向に移動して、カム面12aに当接するピン13fを介して第1カムギア13を矢印B方向に回転させてギア6に噛合せる。スライド部材16は、モード切替時に第1カムギア13および第2カムギア14と噛合して矢印AおよびA´方向に移動する。スライド部材16は回動レバー17の立ち上げ片17bと当接する凸部16aを有している。また、スライド部材16は、ギア3−9の組み付けられているベース部材(図示せず)にギア8、ギア19、ギア20、ギア21およびシャフト22と共に組み付けられている。
次に、ディスク装置の動作について説明する。
図4から図6は、この実施の形態1に係るディスク装置の動作状態を示す斜視図であり、図4はディスク搬送時の動作状態、図5はモード切替時の動作状態、図6はピックアップ搬送時の動作状態を示している。
まず全ての動作状態において、モータ1の駆動力はギア6まで伝達されている。この状態で、図4のディスク搬送時は、このギア6と噛合するギア7およびその他のギア8,19,20,21を介してシャフト22に駆動力が伝達されている。シャフト22はこの駆動力により回転し、該シャフト22に設けられた搬送ローラ(図示せず)によってディスクの挿入を行う。このディスク搬送時は、第1カムギア13のギア部13aはギア6に噛合しておらず、ピニオンギア9もラックギア11のギア部11aと噛合していない。また、スライド部材16の凸部16aは、回動レバー17の立ち上げ片17bに当接している。従って、ピン17aはカム溝13dの壁面に当接していない。
ディスクの挿入が完了するとトリガ部材12が矢印A方向に移動を開始する。トリガ部材12の矢印A方向への移動が進むと、第1カムギア13のピン13fがカム面12aに沿って押されるように移動し、第1カムギア13全体が矢印B方向に回転を開始する。トリガ部材12は、第1カムギア13のギア部13aがギア6と噛合いを開始する位置まで押し回す。このとき、第2カムギア14も一体となって矢印B方向に回転する。
スライド部材16は、第1カムギア13および第2カムギア14の回動に伴って矢印A方向にスライドを開始するが、凸部16aの回動レバー17の立ち上げ片17bへの当接はトリガ部材12による第1カムギア13の回転中は維持される。これにより、第1カムギア13のギア部13aがギア6と噛合いを開始する位置まで、回動レバー17がスライド部材16によって支持され矢印D方向への回動が抑制される。
従来のように回動レバー17がスライド部材16により支持されていない場合には、ピン17aがカム溝13dの壁部に当接していることによって発生する摩擦力により、第1カムギア13に大きな回転負荷が加えられる。このため、トリガ部材12による小さな力によっては、第1カムギア13を安定的に動作させることが困難になる。
しかし、この実施の形態1のようにカム溝13dに逃がし領域13eを設けると共に、スライド部材16の凸部16aを回動レバー17の立ち上げ片17bに当接させて支持するように構成することにより、ピン17aを逃がし領域13eの中央部分に保持させることができ、ピン17aがカム溝13dの壁部に当接して摩擦力が発生するのを抑制し、第1カムギア13に加わる回転負荷を低減することができる。
一方、スライド部材16の矢印A方向の移動に伴ってギア21が移動し、ギア20とギア21の噛合いを外しシャフト22へのモータ1の駆動力の伝達を解除する。
次に、図5を用いて、モード切替時(第1カムギア13の回転時)の動作について説明する。
第1カムギア13は、トリガ部材12によって押し回されギア部13aの先端がギア6と噛合を開始すると、このギア6からモータ1の動力を得て回転を続ける。このようにギア部13aとギア6が噛合う位置まで第1カムギア13の回転が進むと、スライド部材16の矢印A方向への退避が進み凸部16aと回動レバー17の立ち上げ片17bとの当接が解除される。
この当接の解除と同時に、回動レバー17はバネ18の付勢力によって矢印D方向に回動し、ピン17aの当接をスライド部材16の凸部16aから第1カムギア13のカム溝13dに受け渡す。この受け渡し時には、カム溝13dの溝幅が逃がし領域13eの広い溝幅から本来の溝幅に減少しており、ピン17aのスムーズな受け渡しが可能となる。また、ギア6と噛合した第1カムギア13の回転駆動力は大きくなっているので、回動レバー17の受け渡しによりカム溝13dに回転負荷が加わったとしても回転駆動力に与える影響は少ない。回動レバー17の受け渡し後は、第1カムギア13および第2カムギア14の矢印B方向の回転が進むと共に、第1カムギア13に受け渡された回動レバー17がバネ18の張力により矢印D方向に付勢され、ピン17aがカム溝13d内を進む。
次に、図6を用いて、ピックアップ搬送動作について説明する。
第1カムギア13および第2カムギア14が、ギア6の噛合い開始から半周程度回転すると第1カムギア13の欠歯部13bがギア6と対向する位置に移動し、噛合いが解除される。このとき第2カムギア14のギア部14aはギア6と対向して噛合可能な位置に移動するが、回動レバー17の矢印D方向の回転力により、ギア部14aが突出部13cを支点に欠歯部13bよりも内周に移動してギア6との噛合いが解除される。ギア6との噛合いがはずれると、第1カムギア13および第2カムギア14へのモータ1の駆動力の伝達が解除され、矢印B方向への回転が停止する。
第2カムギア14がギア6と噛合う際にギア部14aに歯先当りが発生した場合に、バネ15の付勢力により第2カムギア14が逃げることによりメカロック状態となることを抑制することができる。
一方、回動レバー17は、矢印D方向に回動する際に脚部17cでラックギア11のロック部11bを矢印C方向に付勢する。この矢印C方向への付勢により上述した第1カムギア13および第2カムギア14がギア6との噛合いが外れる位置まで移動すると、ラックギア11のギア部11aがピニオンギア9と噛合う位置に移動している。これにより、モータ1の動力がピニオンギア9を介してラックギア11に伝達され、ラックギア11と共にピックアップ10が矢印C方向に移動してディスクの読み取りを行う。
次に、上記とは逆の動作であり、モータ1が逆回転する場合の動作について説明する。ラックギア11は、ピニオンギア9を介して伝達されるモータ1の駆動力によって矢印C´方向に移動し、ロック部11bが回動レバー17の脚部17cを矢印C´方向に押す。回動レバー17は矢印D´方向に回転を開始してピン17aがカム溝13d内を移動すると共に、バネ15の付勢力を受けて第2カムギア14のギア部14aが第1カムギア13のギア部13aの外周と一致する位置に移動してギア6と噛合い、矢印B´方向への回転を開始する。その後、第1カムギア13もギア6と噛合い矢印B´方向に回転する。
第1カムギア13および第2カムギア14の矢印B´方向への回転に伴ってスライド部材16が矢印A´方向にスライドすると共に、第1カムギア13のカム溝13d内をピン17aが移動していた回動レバー17の立ち上げ片17bがスライド部材16の凸部16aに当接支持される。この回動によって、第1カムギア13とギア6の噛合が解除されると共に、トリガ部材12に取り付けられたバネ12bの張力によってトリガ部材12が矢印A´方向に移動する。この第1カムギア13の回転が完了すると、スライド部材16の矢印A´方向へのスライドも終了してギア20にギア21が噛合し、ギア21を介してシャフト22にモータ1の駆動力が伝達される。これにより、シャフト22に設けられた搬送ローラが逆回転し、ディスクの排出動作が行われる。
以上のように、この実施の形態1によれば、カム溝13dの一端部に溝幅の広い逃がし領域13eを形成すると共に、スライド部材16に凸部16aを設けて回動レバー17の立ち上げ片17bに当接させて支持するように構成したので、第1カムギア13の回転開始時に回動レバー17のピン17aを逃がし領域13eの中央部分に位置させ、ピン17aがカム溝13dの壁部に当接しないようにすることができる。これにより、回転駆動力が小さい回動開始時の第1カムギア13にかかる摩擦力を抑制し、回転負荷を減少させることができる。また、回動レバー17の位置を変えることなく回転負荷を減少させることができる。
また、この実施の形態1によれば、第1カムギア13の回動開始時のように回転駆動力が小さい地点以外では、スライド部材16が回動レバー17をカム溝13dに開放し、この回動レバー17を第1カムギア13およびバネ18の付勢力によってカム溝13d内を移動するように構成しているので、本来のカム溝としての働きを損ねることなく、ディスク装置として安定した動作を実現することができる。
また、この実施の形態1によれば、回転駆動力の小さい状態では回動レバー17をスライド部材16が支持し、回転駆動力の大きい状態では回動レバー17を第1カムギア13で受けるように構成したので、回転駆動力の小さい状態では第1カムギア13に回転負荷が加わらないようにし、回転駆動力が大きい状態に移行してから第1カムギア13に回転負荷を加えるように制御することができる。
また、この実施の形態1によれば、スライド部材16が第1カムギア13の回転とリンクして移動するように構成しているので、スライド部材16から第1カムギア13への回動レバー17の受け渡しをスムーズに行うことができる。
また、この実施の形態1によれば、逃がし領域13eを設ける部分を一定範囲に限定するように構成したので、凸部16aが回動レバー17の立ち上げ片17bから退避する前にカム溝13dの溝幅が本来の幅まで縮小して回動レバー17のスムーズな受け渡しを実現することができる。
なお、上記実施の形態1の構成では回動レバー17の脚部17dがディスク装置のメカモードずれ発生を防止する機能を有している。ディスク装置内にディスクが入っていない状態では、ラックギア11はピニオンギア9と接続されておらずモータ1の動力が伝達されることはない。しかし、この状態でディスク装置に落下や振動などにより衝撃が加わると、ラックギア11が移動してピニオンギア9と接続してピックアップ搬送動作に移行してしまいメカモードずれを引き起こす可能性がある。このメカモードずれを防止するためにロック手段を設ける構成が従来から知られているが、この実施の形態1のディスク装置では脚部17dがロック手段として機能するように構成されている。
具体的には、図4に示したようにラックギア11がピニオンギア9と噛合していない状態では、脚部17dがロック部11bに当接し、ラックギア11がそれ以上矢印C方向に移動しないように抑制する。一方、図6に示したようにディスクの挿入が終了してラックギア11がピニオンギア9に噛合する状態においては、ラックギア11の移動を阻害しないように脚部17dはラックギア11の軌道から退避する。このように新たなロック手段を設けることなくメカモードずれを防止することができるので、コストダウンを図れると共に、ディスク装置の構成の簡略化を図ることができる。
この発明に係るディスク装置は、作動部材が作動前の初期位置において、回動レバーの一端部に当接してピンがカム溝の壁面に当接しないように該回動レバーの回動を規制するように該作動部材に設けた凸部を有する構成であるから、カム溝の機能を損なうことなく、カム溝にかかる摩擦力を抑制してカムギアに加わる回転負荷を低減することができる。これにより、ディスク装置の動作を安定化させることができる。
このため、ディスク搬送とピックアップ送りとを単一の動力源で行うディスク装置等に用いるのに適している。

Claims (2)

  1. 1つの駆動源からの動力伝達系を切り替えてディスク搬送とピックアップ搬送とを行うディスク装置において、
    前記ピックアップの移動方向に延長して該ピックアップと一体に設けたラックギアと、
    カム溝を有し前記動力伝達系の1つのギアに係脱する第1欠歯ギアおよび前記カム溝に対応する穴を有し該第1欠歯ギアに重畳配設して相対的に回動可能に軸支され前記動力伝達系の1つのギアに係脱する第2欠歯ギアと、
    一端に前記ラックギア上の係止部に当接し該ラックギアを前記ピックアップ移動方向に押圧する係合部を有し、他端に前記穴を貫通し前記カム溝に作用するピンを有する回動レバーと、
    ディスク挿入完了時に作動し前記第1欠歯ギアを回動させて前記動力伝達系の1つのギアに係合させるトリガ部材と、
    前記第1欠歯ギアの回動力を受けて作動しディスク搬送ローラに対する前記動力伝達系を切り離す作動部材と、
    前記第1欠歯ギアの回動に伴って回動した前記回動レバーの係合部で前記ラックギアを移動させて前記動力伝達系の他の1つのギアに噛み合わせるとともに前記ピンで前記第2欠歯ギアを前記動力伝達系の1つのギアとの噛み合いを離脱させるように、前記回動レバーと前記ラックギアとの間に設けた付勢部材と、
    前記作動部材が作動前の初期位置において、前記回動レバーの一端部に当接して前記ピンが前記カム溝の壁面に当接しないように該回動レバーの回動を規制するように該作動部材に設けた凸部とを備えたことを特徴とするディスク装置。
  2. カム溝は、一端部に溝幅の広い逃がし領域を有することを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
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