JP4868225B2 - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents
情報処理装置および方法、並びにプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4868225B2 JP4868225B2 JP2006170465A JP2006170465A JP4868225B2 JP 4868225 B2 JP4868225 B2 JP 4868225B2 JP 2006170465 A JP2006170465 A JP 2006170465A JP 2006170465 A JP2006170465 A JP 2006170465A JP 4868225 B2 JP4868225 B2 JP 4868225B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- network
- content
- device connected
- transmission
- request
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
本発明は情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、通信プロトコルが異なる複数のネットワーク間でのコンテンツの利用を適切に行うことができるようにする情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
近年、例えばHDMI(High-Definition Multimedia Interface)、Ethernet(登録商標)、またはilink(商標)などの複数のネットワークからなるネットワークシステムを、家庭内でも容易構築することができるようになっており、そのネットワークシステムにより、異なるネットワーク間でコンテンツを利用することができる。
図1は、従来の、複数のネットワークからなるネットワークシステムの構成例を示している(例えば、特許文献1参照)。
このネットワークシステムは、通信プロトコルがそれぞれ異なる、HDMI、Ethernet(登録商標)、またはilinkなどのネットワーク1−1とネットワーク1−2(以下、個々に区別する必要がない場合、単に、ネットワーク1と称する。他の場合についても同様である)により構成されている。
ネットワーク1−1は、テレビジョン受像機11、ビデオレコーダ12、およびビデオレコーダ31から構成され、ネットワーク1−2は、ビデオレコーダ21、ビデオレコーダ22、およびビデオレコーダ31から構成されている。すなわちビデオレコーダ31が、ネットワーク1−1およびネットワーク1−2の両方に属すように構成されている。
このネットワークシステムによれば、各ネットワーク1内でコンテンツを共有して利用することができる。
例えばネットワーク1−1に属するビデオレコーダ31で保持されているコンテンツを、同様にネットワーク1−1に属するテレビジョン受像機11で再生することができる。
またこのネットワークシステムによれば、ビデオレコーダ31がネットワーク1−1とネットワーク1−2の中継装置として動作することにより、ネットワーク1−1とネットワーク1−2間でコンテンツを共有して利用することができる。
例えばネットワーク1−2に属するビデオレコーダ21に記録されているコンテンツを、ネットワーク1−1に属するテレビジョン受像機11でリアルタイム再生することができる。
ところで、1つのネットワーク1内では、通信プロトコルが共通し、また取り扱うデータの形式も同じなので、1つのネットワーク1内でのコンテンツの利用は、不都合なく行うことができる。
例えば、同一のネットワーク1に接続されている機器に対する、早送り、早送り停止等のコンテンツを利用するための操作に応じたプロトコルは、ネットワーク1内では共通し、プロトコル変換等の処理が必要がないので、ネットワーク1内の機器を迅速に制御することができる。
具体的には、ネットワーク1−1に属するビデオレコーダ31で保持されているコンテンツを、同様にネットワーク1−1に属するテレビジョン受像機11で再生している場合において、テレビジョン受像機11に対して行われた、例えば早送りや、早送り停止等の操作の内容は、ビデオレコーダ31に対して迅速に通知されるので、例えば早送り停止の操作に対して、遅延なしに早送りを停止させることができる。すなわちユーザの所望する位置に、早送りを停止させることができる。
またネットワーク1に接続されている機器に対する操作内容は、そのネットワーク1の通信プロトコルに基づいて認識されるので、通信プロトコルを共通にするネットワーク1内の機器は、操作内容を共通の意味で認識することができる。
このように1つのネットワーク1内でのコンテンツの利用は、不都合なく行うことができる。
一方、ネットワーク1−1およびネットワーク1−2では、通信プロトコルが異なり、また取り扱うデータの形式も異なるので、ネットワーク1−1およびネットワーク1−2間でコンテンツを利用する場合、不都合が生じるときがある。
例えば、ネットワーク1−1とネットワーク1−2に接続されている機器に対する、早送り、早送り停止等のコンテンツを利用するための操作に応じたプロトコルは、ネットワーク1−1とネットワーク1−2間では異なるので、プロトコル変換が必要となり、ネットワーク1を跨ぐ機器に対する制御を迅速に行うことができないときがある。
具体的には、ネットワーク1−2に属するビデオレコーダ21に記録されているコンテンツを、ネットワーク1−1に属するテレビジョン受像機11でリアルタイムで再生している場合において、ネットワーク1−1のテレビジョン受像機11に対して行われた、例えば早送り停止等の操作の内容は、中継装置としてのビデオレコーダ31においてネットワーク1−2におけるプロトコルに変換されてから、ネットワーク1−2のビデオレコーダ21に通知される。従ってその変換する分、早送りが実際に停止されるのが遅れるので、ユーザの所望する停止位置に、早送りを停止することができない。
ネットワーク1を跨いで録画予約する場合は、プロトコル変換等による処理の遅延が生じても、実際に録画処理が行われるのは、通常、時間的にずっと後となるので特に問題はないが、早送り停止のように、リアルタイム再生中の制御では、操作から実際に処理がなされるまでに遅延が生じると、ユーザが希望する操作結果を得ることができないことがある。
ネットワーク1に接続されている機器に対する操作内容は、そのネットワーク1の通信プロトコルに基づいて認識されるので、ネットワーク1−1とネットワーク1−2のように通信プロトコルが異なる場合、例えばネットワーク1−1内で認められる操作が、ネットワーク1−2内では認められない場合がある。
このように従来の、複数のネットワークからなるネットワークシステムにおいて、ネットワーク1−1およびネットワーク1−2間でコンテンツを利用する場合、不都合が生じるときがあった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、異なるネットワーク間でのコンテンツの利用を適切に行うことができるように両者を中継するものである。
本発明の一側面の情報処理装置は、通信プロトコルが異なる第1のネットワークと第2のネットワークを中継する情報処理装置において、第1のネットワークに接続される機器からの再生要求されたコンテンツの再生要求を、第2のネットワークに接続される機器に対して行う第1の要求手段と、第1の要求手段による要求に応じて、第2のネットワークに接続される機器から送信されてくるコンテンツのデータを受信し、第1のネットワークに接続される機器に送信する第1の送信手段と、コンテンツの保持要求を、第2のネットワークに接続される機器に対して行う第2の要求手段と、第2の要求手段による要求に応じて、第2のネットワークに接続される機器から送信されてくるコンテンツのデータを受信し、記憶部に記憶する保持手段と、保持手段により記憶部に記憶されたコンテンツのデータを、第1のネットワークに接続される機器に送信する第2の送信手段と、第1の送信手段による第1のネットワークに接続される機器へのコンテンツのデータの送信を停止させ、第2の送信手段による第1のネットワークに接続される機器へのコンテンツのデータの送信を開始させる送信制御手段とを備える。
送信制御手段は、コンテンツのデータのすべてが記憶部に記憶されたとき、第1の送信手段による第1のネットワークに接続される機器へのコンテンツのデータ送信を停止させ、第2の送信手段による第1のネットワークに接続される機器へのコンテンツのデータの送信を開始させることができる。
第2の要求手段は、第1の要求手段により、コンテンツの再生が要求されたとき、コンテンツの保持を要求することができる。
第2の要求手段は、第2のネットワークに接続される機器に、第1のネットワークに接続される機器で再生されていないコンテンツが記憶されていることを認識したとき、そのコンテンツの保持を要求することができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、通信プロトコルが異なる第1のネットワークと第2のネットワークを中継する情報処理方法において、第1のネットワークに接続される機器からの再生要求されたコンテンツの再生要求を、第2のネットワークに接続される機器に対して行う第1の要求ステップと、第1の要求ステップの処理での要求に応じて、第2のネットワークに接続される機器から送信されてくるコンテンツのデータを受信し、第1のネットワークに接続される機器に送信する第1の送信ステップと、コンテンツの保持要求を、第2のネットワークに接続される機器に対して行う第2の要求ステップと、第2の要求ステップの処理での要求に応じて、第2のネットワークに接続される機器から送信されてくるコンテンツのデータを受信し、記憶部に記憶する保持ステップと、保持ステップの処理で記憶部に記憶されたコンテンツのデータを、第1のネットワークに接続される機器に送信する第2の送信ステップと、第1の送信ステップの処理による第1のネットワークに接続される機器へのコンテンツのデータの送信を停止させ、第2の送信ステップの処理による第1のネットワークに接続される機器へのコンテンツのデータの送信を開始させる送信制御ステップとを含む。
本発明の一側面のプログラムは、通信プロトコルが異なる第1のネットワークと第2のネットワークを中継する情報処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、第1のネットワークに接続される機器からの再生要求されたコンテンツの再生要求を、第2のネットワークに接続される機器に対して行う第1の要求ステップと、第1の要求ステップの処理での要求に応じて、第2のネットワークに接続される機器から送信されてくるコンテンツのデータを受信し、第1のネットワークに接続される機器に送信する第1の送信ステップと、コンテンツの保持要求を、第2のネットワークに接続される機器に対して行う第2の要求ステップと、第2の要求ステップの処理での要求に応じて、第2のネットワークに接続される機器から送信されてくるコンテンツのデータを受信し、記憶部に記憶する保持ステップと、保持ステップの処理で記憶部に記憶されたコンテンツのデータを、第1のネットワークに接続される機器に送信する第2の送信ステップと、第1の送信ステップの処理による第1のネットワークに接続される機器へのコンテンツのデータの送信を停止させ、第2の送信ステップの処理による第1のネットワークに接続される機器へのコンテンツのデータの送信を開始させる送信制御ステップとを含む情報処理をコンピュータに実行させる。
本発明の一側面の情報処理装置、情報処理方法、またはプログラムにおいては、第1のネットワークに接続される機器からの再生要求されたコンテンツの再生要求が、第2のネットワークに接続される機器に対して行われ、その要求に応じて、第2のネットワークに接続される機器から送信されてくるコンテンツのデータが受信され、第1のネットワークに接続される機器に送信され、コンテンツの保持要求が、第2のネットワークに接続される機器に対して行われ、その要求に応じて、第2のネットワークに接続される機器から送信されてくるコンテンツのデータが受信され、記憶部に記憶され、記憶部に記憶されたコンテンツのデータが、第1のネットワークに接続される機器に送信され、再生要求に応じて第2のネットワークに接続される機器から送信されてくるコンテンツのデータの第1のネットワークに接続される機器への送信が停止され、記憶部に記憶されたコンテンツデータの第1のネットワークに接続される機器への送信が開始されるように制御される。
本発明によれば、異なるネットワーク間でのコンテンツの利用を適切に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理装置は、
通信プロトコルが異なる第1のネットワーク(例えば、図2のネットワーク1−1)と第2のネットワーク(例えば、図2のネットワーク1−2)を中継する情報処理装置(例えば、図2の中継装置41)において、
前記第1のネットワークに接続される機器(例えば、図2の出力装置11)からの再生要求されたコンテンツの再生要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第1の要求手段(例えば、図3の制御部59)と、
前記第1の要求手段による要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第1の送信手段(例えば、図3の制御部59)と、
前記コンテンツの保持要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第2の要求手段(例えば、図3の制御部59)と、
前記第2の要求手段による要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、記憶部(例えば、図3のデータ記憶部58)に記憶する保持手段(例えば、図3の制御部59)と、
前記保持手段により前記記憶部に記憶されたコンテンツのデータを、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第2の送信手段(例えば、図3の制御部59)と、
前記第1の送信手段による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を停止させ、前記第2の送信手段による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を開始させる送信制御手段(例えば、図3の制御部59)と
を備える。
通信プロトコルが異なる第1のネットワーク(例えば、図2のネットワーク1−1)と第2のネットワーク(例えば、図2のネットワーク1−2)を中継する情報処理装置(例えば、図2の中継装置41)において、
前記第1のネットワークに接続される機器(例えば、図2の出力装置11)からの再生要求されたコンテンツの再生要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第1の要求手段(例えば、図3の制御部59)と、
前記第1の要求手段による要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第1の送信手段(例えば、図3の制御部59)と、
前記コンテンツの保持要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第2の要求手段(例えば、図3の制御部59)と、
前記第2の要求手段による要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、記憶部(例えば、図3のデータ記憶部58)に記憶する保持手段(例えば、図3の制御部59)と、
前記保持手段により前記記憶部に記憶されたコンテンツのデータを、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第2の送信手段(例えば、図3の制御部59)と、
前記第1の送信手段による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を停止させ、前記第2の送信手段による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を開始させる送信制御手段(例えば、図3の制御部59)と
を備える。
前記送信制御手段は、前記コンテンツのデータのすべてが前記記憶部に記憶されたとき、前記第1の送信手段による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータ送信を停止させ、前記第2の送信手段による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を開始させることができる(例えば、図10のステップS11乃至ステップS13の処理を行う図3の制御部59)。
前記第2の要求手段は、前記第1の要求手段により、前記コンテンツの再生が要求されたとき、前記コンテンツの保持を要求することができる(例えば、図10のステップS1およびステップS8の処理を行う図3の制御部59)。
本発明の一側面の情報処理方法、またはプログラムは、通信プロトコルが異なる第1のネットワークと第2のネットワークを中継する情報処理方法において、または通信プロトコルが異なる第1のネットワークと第2のネットワークを中継する情報処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記第1のネットワークに接続される機器からの再生要求されたコンテンツの再生要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第1の要求ステップ(例えば、図10のステップS4)と、
前記第1の要求ステップの処理での要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第1の送信ステップ(例えば、図10のステップS5乃至ステップS7)と、
前記コンテンツの保持要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第2の要求ステップ(例えば、図10のステップS8)と、
前記第2の要求ステップの処理での要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、記憶部に記憶する保持ステップ(例えば、図10のステップS9およびステップS10)と、
前記保持ステップの処理で前記記憶部に記憶されたコンテンツのデータを、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第2の送信ステップ(例えば、図10のステップS13)と、
前記第1の送信ステップの処理による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を停止させ(例えば、図10のステップS12)、前記第2の送信ステップの処理による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信(例えば、図10のステップS13)を開始させる送信制御ステップと
を含む。
前記第1のネットワークに接続される機器からの再生要求されたコンテンツの再生要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第1の要求ステップ(例えば、図10のステップS4)と、
前記第1の要求ステップの処理での要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第1の送信ステップ(例えば、図10のステップS5乃至ステップS7)と、
前記コンテンツの保持要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第2の要求ステップ(例えば、図10のステップS8)と、
前記第2の要求ステップの処理での要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、記憶部に記憶する保持ステップ(例えば、図10のステップS9およびステップS10)と、
前記保持ステップの処理で前記記憶部に記憶されたコンテンツのデータを、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第2の送信ステップ(例えば、図10のステップS13)と、
前記第1の送信ステップの処理による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を停止させ(例えば、図10のステップS12)、前記第2の送信ステップの処理による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信(例えば、図10のステップS13)を開始させる送信制御ステップと
を含む。
図2は、本発明を適用したビデオレコーダ41を中継装置として利用したネットワークシステムの構成例を示している。
このネットワークシステムは、図1の例と同様に、通信プロトコルが異なる、HDMI、Ethernet(登録商標)、またはilink(商標)などのネットワーク1−1とネットワーク1−2により構成されている。
ネットワーク1−1は、テレビジョン受像機11、ビデオレコーダ12、およびビデオレコーダ41から構成され、ネットワーク1−2は、ビデオレコーダ21、ビデオレコーダ22、およびビデオレコーダ41から構成されている。すなわち図1のビデオレコーダ31に代えてビデオレコーダ41が、ネットワーク1−1およびネットワーク1−2の両方に属するように構成されている。
このネットワークシステムによれば、図1の例の場合と同様に、各ネットワーク1内でコンテンツを共有して利用することができる。
例えばネットワーク1−1に属するビデオレコーダ41で保持されているコンテンツを、同様にネットワーク1−1に属するテレビジョン受像機11で再生することができる。
またこのネットワークシステムによれば、ビデオレコーダ41がネットワーク1−1とネットワーク1−2の中継装置として動作することにより、ネットワーク1−1とネットワーク1−2間でコンテンツを共有して利用することができるが、この際、中継装置としてのビデオレコーダ41は、利用されるコンテンツを単に中継するだけでなく、それを自分自身が保持して出力することによって、このコンテンツの利用を同一ネットワーク1内での利用と同じようにすることができる。
例えばネットワーク1−2に属するビデオレコーダ21(以下、適宜、再生装置21と称する)に記録されているコンテンツデータを、ネットワーク1−1に属するテレビジョン受像機11(以下、適宜、出力装置11と称する)でリアルタイム再生する場合、ビデオレコーダ41(以下、中継装置41と称する)は、再生装置21から供給されるコンテンツデータを出力装置11に供給するとともに、同時に、そのコンテンツデータをネットワーク1−1のデータ形式で記憶し、例えばそのコンテンツデータの記憶が完了した時点から、再生装置21に代わり自分自身が記憶したコンテンツを出力装置11に供給する。
すなわちネットワーク1−1に接続された中継装置41で保持されたコンテンツデータが、同様にネットワーク1−1に接続された出力装置11に供給されてコンテンツが利用され、いわゆる同一ネットワーク1内での利用となるので、上述したような異なるネットワーク1間でコンテンツを利用するときに生じず不都合が生じない。
図3は、ビデオレコーダ41の中継装置としての機能を実現する構成例を示している。
通信部51−1は、ネットワーク1−1の通信方式に準拠して、ネットワーク1−1を構成するテレビジョン受像機11(すなわち、出力装置11)やビデオレコーダ12と通信し、例えば出力装置11からのコンテンツ再生要求を受信したり、再生要求されたコンテンツのデータを出力装置11に送信する。通信部51−2は、ネットワーク1−2の通信方式に準拠して、ネットワーク1−2を構成するビデオレコーダ21(すなわち、再生装置21)またはビデオレコーダ22と通信し、例えばコンテンツの再生や複製要求を再生装置21に送信したり、その要求に応じて再生装置21から送信されるコンテンツデータを受信する。
プロトコル記憶部52−1は、ネットワーク1−1で用いるプロトコルを記憶し、プロトコル記憶部52−2は、ネットワーク1−2で用いるプロトコルを記憶している。
プロトコル記憶部52−1には、例えば図4に示すように、コンテンツの指定の入力があった場合、そのコンテンツが利用可能であれば、OKの応答を返し、そのコンテンツが利用中であれば、NOの応答を返すコンテンツ指定プロトコル、およびプレイの指令の入力があった場合、再生を開始するときは、OKの応答を返し、開始できないときは、NOの応答を返す再生プロトコル等が記憶されている。
プロトコル記憶部52−2には、例えば図5に示すように、コンテンツの指定の入力があった場合、そのコンテンツが利用可能であれば、OKの応答を返し、そのコンテンツが利用中であれば、NOの応答を返すコンテンツ指定プロトコル(図4のコンテンツ指定プロトコルと同じプロトコル)、および準備の指令の入力があった場合、準備を完了してOKの応答を返し、その後プレイの入力があった場合、再生を開始するときはOKの応答を返し、開始できないときはNOの応答を返す再生プロトコル(図4の再生プロトコルとは異なるプロトコル)が記憶されている。
図3に戻り復号部53−1は、ネットワーク1−1で用いられる非圧縮または圧縮データを解釈または復号し、復号部53−2は、ネットワーク1−2で用いられる非圧縮または圧縮データを解釈または復号する。
出力部54は、復号部53−1または復号部53−2により復号された結果得られた映像信号を、図示せぬ表示部に出力して表示し、音声信号を図示せぬスピーカから出力する。
プロトコル対応関係記憶部55は、ネットワーク1−1およびネットワーク1−2で用いられるプロトコル間の対応関係を記憶している。
例えば図4に示したネットワーク1−1のプロトコルと、図5に示したネットワーク1−2のプロトコルが、図6に示すように、対応するプロトコル同士が対応付けられて記憶されている。
データ対応関係記憶部56は、ネットワーク1−1およびネットワーク1−2で用いられるデータの形式の対応関係を記憶している。
例えば、図7に示すように、システム、ビデオ、オーディオ毎のデータ形式が、ネットワーク1毎に対応付けられて記憶されている。
図3に戻り符号化部57−1は、制御部59から供給されたデータを、ネットワーク1−1で用いられる非圧縮または圧縮データに変換または符号化し、符号化部57−2は、制御部59から供給されたデータを、ネットワーク1−2で用いられる非圧縮または圧縮データに変換または符号化する。
データ記憶部58には、例えば再生装置21から送信されてきたコンテンツのデータが記憶される。
制御部59は、各部を制御する。
図8は、テレビジョン受像機11(すなわち、出力装置11)の構成例を示している。
通信部81は、ネットワーク1−1の通信方式に準拠して、ネットワーク1−1を構成するビデオレコーダ12またはビデオレコーダ41(すなわち、中継装置41)と通信し、例えば中継装置41に、所定のコンテンツの再生を要求したり、その要求に応じて中継装置41から送信されてきたコンテンツデータを受信する。
プロトコル記憶部82は、ネットワーク1−1で用いるプロトコル(例えば、図4)を記憶している。
復号部83は、ネットワーク1−1で用いられる非圧縮または圧縮データを解釈または復号する。例えば通信部81により受信された中継装置41からのコンテンツデータが解釈または復号される。
出力部84は、復号部83による解釈または復号の結果得られた映像信号を図示せぬ表示部に出力して表示させたり、音声信号を図示せぬスピーカに出力する。
操作部85は、ユーザによる所定の操作を受け付け、その操作内容を制御部86に通知する。
制御部86は、各部を制御する。
図9は、ビデオレコーダ21(すなわち、再生装置21)の構成例を示している。
通信部91は、ネットワーク1−2の通信方式に準拠して、ネットワーク1−2を構成する中継装置41またはビデオレコーダ22と通信し、例えば中継装置41からの、コンテンツの再生要求を受信したり、その要求に応じてコンテンツデータを、中継装置41に送信する。
プロトコル記憶部92は、ネットワーク1−2で用いるプロトコル(例えば、図5)を記憶している。
復号部93は、ネットワーク1−2で用いられる非圧縮または圧縮データを解釈または復号する。
出力部94は、復号部93による解釈または復号の結果得られた映像信号を、図示せぬ表示部に出力して表示させたり、音声信号を図示せぬスピーカに出力する。
記憶部95は、出力装置11に供給されるコンテンツデータを記憶している。
制御部96は、各部を制御する。
次に、中継装置41(図2の例では、ビデオレコーダ41)の動作を、図10のフローチャートを参照して説明する。
なおここでは、ネットワーク1−2に属するビデオレコーダ21(すなわち再生装置21)とネットワーク1−1に属するテレビジョン受像機11(すなわち出力装置11)間でのコンテンツ利用を例として説明する。
ステップS1において、中継装置41の制御部59は、出力装置11からのコンテンツ再生要求が受信されたか否かを判定し、受信されたと判定するまで待機する。
なお中継装置41の制御部59は、通信部51−1を介して、出力装置11から送信されてきた通信プロトコルを受信すると、プロトコル記憶部52−1に記憶されているネットワーク1−1で用いるプロトコルを参照して、その意味を解釈する。
ステップS1で、コンテンツ再生要求を受信すると、ステップS2において、中継装置41の制御部59は、再生が要求されたコンテンツを保持しているか否かを判定する。
具体的には、例えばデータ記憶部58に、再生が要求されたコンテンツのコンテンツデータが記憶されているかが判定される。
ステップS2で、再生が要求されたコンテンツを保持していると判定した場合、ステップS3に進み、中継装置41の制御部59は、再生が要求されたコンテンツのコンテンツデータを、データ記憶部58から読み出し、通信部51−1を介して出力装置11に送信する。
すなわちいまの場合、出力装置11と中継装置41によるネットワーク1−1内でのコンテンツ利用が行われる。
一方ステップS2で、再生が要求されたコンテンツを保持していないと判定した場合、ステップS4に進み、中継装置41の制御部59は、ステップS1で受信した、出力装置11からの再生要求を示すネットワーク1−1の通信プロトコルを、再生装置21が属するネットワーク1−2の通信プロトコルに変換する。
具体的には、制御部59は、プロトコル対応関係記憶部55に記憶されている、ネットワーク1−2におけるコンテンツ指定プロトコルおよびコンテンツ再生プロトコルを参照し、それらのプロトコルに従って通信部51−2を制御し、コンテンツ再生を、ネットワーク1−2の再生装置21に要求させる。
次にステップS5において、中継装置41の制御部59は、ステップS4で再生要求しているコンテンツの複製要求を、通信部51−2を介して再生装置21に対して行う。
ステップS6において、中継装置41の制御部59は、ステップS4での再生要求に応じて再生装置21から送信されてくる、出力装置11での再生速度を考慮した一定量(例えば、出力装置11での復号等に適した一定量)のコンテンツデータを受信する。
次にステップS7において、中継装置41の制御部59は、復号部53−2を制御して、ステップS6で受信された再生装置21からのコンテンツデータを復号させるとともに、符号化部57−1を制御して、データ対応関係記憶部56に記憶されているネットワーク1−1におけるデータ形式に応じて、復号の結果得られたデータを変換または符号化させる。
ステップS8において、中継装置41の制御部59は、通信部51−1を制御して、ステップS7の処理で得られたコンテンツデータを、出力装置11に送信させる。
次にステップS9において、中継装置41の制御部59は、ステップS5での複製要求に応じて、再生装置21から送信されてくる、ネットワーク1−2の帯域の余裕(すなわちステップS4での再生要求に応じたコンテンツの送信で利用されていない帯域)に応じた一定量のコンテンツデータを受信する。
ステップS10において、中継装置41の制御部59は、復号部53−2を制御して、ステップS9での処理で受信された再生装置21からのコンテンツデータを復号させるとともに、符号化部57−1を制御して、データ対応関係記憶部56に記憶されているネットワーク1−1におけるデータ形式に応じて、復号の結果得られたデータを変換または符号化させ、データ記憶部58に記憶させる。
ステップS11において、中継装置41の制御部59は、ステップS10の処理で、再生が要求されているコンテンツの記憶(すなわち複製)が完了したか否かを判定し、複製が完了したと判定した場合、ステップS12に進み、通信部51−2を介して、コンテンツデータの再生停止を、再生装置21に対して要求する。これにより、ステップS6でコンテンツデータが受信されなくなるので、ステップS7およびステップS8の処理による出力装置11へのデータ送信も停止する。
次にステップS13において、中継装置41の制御部59は、ステップS7およびステップS8の処理が終了する直前に出力装置11に送信されたデータに続くデータを、データ記憶部58から読み出し、それを通信部51−1を介して出力装置11に送信する。
すなわちステップS6乃至ステップS8の処理での再生装置21からのデータ送信に代えて、中継装置41で保持されたデータ(すなわち、ネットワーク1−1のデータ形式に変換されたデータ)が、出力装置11に送信されるので、それ以降のコンテンツの利用は、いわゆる同一ネットワーク1−1内でのコンテンツ利用となる。
その後、ステップS14において、中継装置41の制御部59は、ステップS13で開始したコンテンツデータの送信が完了したか否かを判定し、完了していないと判定した場合、ステップS13に戻り、データ記憶部58から次に再生すべきデータを読み出し、それを出力装置11に送信する。
ステップS11で、コンテンツの複製が完了していないと判定した場合、ステップS15に進み、中継装置41の制御部59は、コンテンツデータの出力装置11への送信が完了したか否かを判定し、完了していないと判定した場合、ステップS6に戻り、ステップS4での再生要求に応じて再生装置21からさらに送信されてくるコンテンツデータを受信する。
ステップS6乃至ステップS10、およびステップS15の処理が繰り返し行われている間は、再生装置21からのデータが出力装置11へ送信されているので、いわゆる異なるネットワーク1間でのコンテンツ利用となる。
ステップS14またはステップS15で、コンテンツデータの送信が完了したと判定された場合(すなわちすべてのコンテンツデータが送信された場合)、中継装置41の制御部59は、中継処理を終了させる。
次に、上述した中継装置41の動作に対応する、再生装置21のコンテンツ再生処理を、図11のフローチャートを参照して説明する。
ステップS21において、再生装置21の制御部96は、中継装置41からのコンテンツ再生要求(図10のステップS4)を受信するまで待機し、そのコンテンツ再生要求を受信したとき、ステップS22に進む。
ステップS22において、再生装置21の制御部96は、再生要求されたコンテンツのコンテンツデータを記憶部95から読み出すとともに、通信部91を介して、少なくとも出力装置11での再生速度に応じた一定量(例えば、出力装置11での復号等に適した一定量)のコンテンツデータを中継装置41に送信する。
ステップS23において、再生装置21の制御部96は、中継装置41からの複製要求(図10のステップS8)に応じて、複製要求されたコンテンツのコンテンツデータを記憶部95から読み出すとともに、通信部91を介して、ステップS22での送信で使用されていないネットワーク1−2の帯域に応じた一定量のコンテンツデータを中継装置41に送信する。
ステップS24において、再生装置21の制御部96は、コンテンツ再生の停止が要求(図10のステップS12)されたか否かを判定し、その要求がされていないと判定した場合、ステップS22に戻り、それ以降の処理を同様に行う。
ステップS24で、コンテンツ再生の停止要求があったと判定した場合、再生装置21の制御部96は、ステップS25に進み、ステップS22でのコンテンツデータの中継装置21への送信を停止する。
なおステップS23でのコンテンツ送信(複製用のコンテンツ送信)は、その送信が完了しだい終了するものとする。
その後処理は終了する。
以上のように、出力装置11のネットワーク1−1と異なるネットワーク1−2の再生装置21から供給されるコンテンツを、出力装置11で利用する場合において、中継装置41が再生装置21からのコンテンツデータを出力装置11に転送するだけでなく(図10のステップS5乃至ステップS7)、それを自ら保持して供給するようにしたので(図10のステップS9およびステップS10)、ネットワーク1−1とネットワーク1−2間のコンテンツ利用を、同じネットワーク1−1内のコンテンツ利用として行うことができる。
すなわちネットワーク1−1内では、通信プロトコルが共通し、また取り扱うデータの形式も同じなので、出力装置11からの中継装置41への制御を迅速に行うことができる。その結果、出力装置11に対して行われた、例えば早送り停止等の操作の内容は、中継装置41に対して迅速に通知されるので、中継装置41は、その指令に応じて、早送りを遅延なしに停止することができる。
また出力装置11と中継装置41は、同じネットワーク1−1内の機器なので、中継装置41は、出力装置11に対してなされるコンテンツの利用に対する操作を、出力装置11と同じ意味で認識することができるので、コンテンツ利用における操作を、統一することができる。
このように本発明によれば、異なるネットワーク1−1およびネットワーク1−2間でのコンテンツの利用が適切に行われるようにすることができる。
なお以上においては、ホップ数が1である場合を例として説明したが、ホップ数が2以上となる場合においても本発明を適用することができる。
すなわちネットワーク1−2に接続される図示せぬ他のネットワークからコンテンツが供給される場合においても、中継装置41は、上述した中継処理により両者を中継することができる。
ホップ数が大きくなり跨ぐネットワークの数が多くなれば多くなるほど、操作に対する遅延が大きくなり、また利用できる操作が制限されるが、本発明によってネットワーク間を中継すれば、そのような不都合を解消することができる。
また以上においては、再生装置21のコンテンツを中継装置41に複製する場合を例として説明したが、コンテンツを中継装置41に移動するようにすることもできる。すなわち、コンテンツが中継装置41に記憶されたとき、そのコンテンツは再生装置21から削除される。このようにすることで、著作権保護上、複製が禁止されているコンテンツについても本発明を利用することができる。
また以上においては、出力装置11から、コンテンツ再生が要求されたとき、再生装置21に記憶されているコンテンツが中継装置41に保持されるようにしたが、例えば、再生装置21において、出力装置11で再生されていないコンテンツが記憶されたとき、中継装置41がそのコンテンツを保持するようにすることもできる。
この場合、再生要求があってから中継装置41が保持するのではなく、中継装置41には予めそのコンテンツが保持されていることになるので、はじめから同一ネットワーク1内の利用としてコンテンツを利用することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、汎用のコンピュータ等にインストールされる。
そこで、図12は、上述した一連の処理を実行するプログラムがインストールされるコンピュータの一実施の形態の構成例を示している。
プログラムは、コンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスク114やROM112に予め記録しておくことができる。
あるいはまた、プログラムは、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto Optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体131に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体131は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体131からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、デジタル衛星放送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを、通信部119で受信し、内蔵するハードディスク114にインストールすることができる。
コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)111を内蔵している。CPU111には、バス115を介して、入出力インタフェース116が接続されており、CPU111は、入出力インタフェース116を介して、ユーザによって、キーボードや、マウス、マイク等で構成される入力部118が操作等されることにより指令が入力されると、それにしたがって、ROM(Read Only Memory)112に格納されているプログラムを実行する。あるいは、また、CPU111は、ハードディスク114に格納されているプログラム、衛星若しくはネットワークから転送され、通信部119で受信されてハードディスク114にインストールされたプログラム、またはドライブ120に装着されたリムーバブル記録媒体131から読み出されてハードディスク114にインストールされたプログラムを、RAM(Random Access Memory)113にロードして実行する。これにより、CPU111は、上述したブロック図の構成により行われる処理を行う。そして、CPU111は、その処理結果を、必要に応じて、例えば、入出力インタフェース116を介して、LCD(Liquid Crystal Display)やスピーカ等で構成される出力部117から出力、あるいは、通信部119から送信、さらには、ハードディスク114に記録等させる。
ここで、プログラムは、1のコンピュータにより処理されるものであっても良いし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであっても良い。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであっても良い。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 ネットワーク, 11 出力装置, 21 再生装置, 41 中継装置, 51 通信部, 52 プロトコル記憶部, 53 復号部, 54 出力部, 55 プロトコル対応関係記憶部, 56 データ対応関係記憶部, 57 符号化部, 58 データ記憶部, 59 制御部
Claims (6)
- 通信プロトコルが異なる第1のネットワークと第2のネットワークを中継する情報処理装置において、
前記第1のネットワークに接続される機器からの再生要求されたコンテンツの再生要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第1の要求手段と、
前記第1の要求手段による要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第1の送信手段と、
前記コンテンツの保持要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第2の要求手段と、
前記第2の要求手段による要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、記憶部に記憶する保持手段と、
前記保持手段により前記記憶部に記憶されたコンテンツのデータを、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第2の送信手段と、
前記第1の送信手段による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を停止させ、前記第2の送信手段による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を開始させる送信制御手段と
を備える情報処理装置。 - 前記送信制御手段は、前記コンテンツのデータのすべてが前記記憶部に記憶されたとき、前記第1の送信手段による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータ送信を停止させ、前記第2の送信手段による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を開始させる
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の要求手段は、前記第1の要求手段により、前記コンテンツの再生が要求されたとき、前記コンテンツの保持を要求する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の要求手段は、前記第2のネットワークに接続される機器に、前記第1のネットワークに接続される機器で再生されていないコンテンツが記憶されていることを認識したとき、そのコンテンツの保持を要求する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 通信プロトコルが異なる第1のネットワークと第2のネットワークを中継する情報処理方法において、
前記第1のネットワークに接続される機器からの再生要求されたコンテンツの再生要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第1の要求ステップと、
前記第1の要求ステップの処理での要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第1の送信ステップと、
前記コンテンツの保持要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第2の要求ステップと、
前記第2の要求ステップの処理での要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、記憶部に記憶する保持ステップと、
前記保持ステップの処理で前記記憶部に記憶されたコンテンツのデータを、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第2の送信ステップと、
前記第1の送信ステップの処理による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を停止させ、前記第2の送信ステップの処理による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を開始させる送信制御ステップと
を含む情報処理方法。 - 通信プロトコルが異なる第1のネットワークと第2のネットワークを中継する情報処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記第1のネットワークに接続される機器からの再生要求されたコンテンツの再生要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第1の要求ステップと、
前記第1の要求ステップの処理での要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第1の送信ステップと、
前記コンテンツの保持要求を、前記第2のネットワークに接続される機器に対して行う第2の要求ステップと、
前記第2の要求ステップの処理での要求に応じて、前記第2のネットワークに接続される機器から送信されてくる前記コンテンツのデータを受信し、記憶部に記憶する保持ステップと、
前記保持ステップの処理で前記記憶部に記憶されたコンテンツのデータを、前記第1のネットワークに接続される機器に送信する第2の送信ステップと、
前記第1の送信ステップの処理による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を停止させ、前記第2の送信ステップの処理による前記第1のネットワークに接続される機器への前記コンテンツのデータの送信を開始させる送信制御ステップと
を含む情報処理をコンピュータに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006170465A JP4868225B2 (ja) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | 情報処理装置および方法、並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006170465A JP4868225B2 (ja) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | 情報処理装置および方法、並びにプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008005047A JP2008005047A (ja) | 2008-01-10 |
JP4868225B2 true JP4868225B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=39009111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006170465A Expired - Fee Related JP4868225B2 (ja) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | 情報処理装置および方法、並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4868225B2 (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8312267B2 (en) | 2004-07-20 | 2012-11-13 | Time Warner Cable Inc. | Technique for securely communicating programming content |
US8266429B2 (en) | 2004-07-20 | 2012-09-11 | Time Warner Cable, Inc. | Technique for securely communicating and storing programming material in a trusted domain |
US8520850B2 (en) | 2006-10-20 | 2013-08-27 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Downloadable security and protection methods and apparatus |
US8732854B2 (en) | 2006-11-01 | 2014-05-20 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Methods and apparatus for premises content distribution |
US8621540B2 (en) | 2007-01-24 | 2013-12-31 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for provisioning in a download-enabled system |
US9602864B2 (en) | 2009-06-08 | 2017-03-21 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Media bridge apparatus and methods |
US9866609B2 (en) | 2009-06-08 | 2018-01-09 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Methods and apparatus for premises content distribution |
JP4940279B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2012-05-30 | 株式会社東芝 | 中継装置 |
US9906838B2 (en) | 2010-07-12 | 2018-02-27 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for content delivery and message exchange across multiple content delivery networks |
US9015270B2 (en) | 2010-10-08 | 2015-04-21 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for enforcing content protection rules during data transfer between devices |
JP5842266B2 (ja) * | 2011-12-22 | 2016-01-13 | 国立大学法人広島大学 | 映像配信プラットフォームおよび映像配信方法 |
US9565472B2 (en) | 2012-12-10 | 2017-02-07 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for content transfer protection |
US20140282786A1 (en) | 2013-03-12 | 2014-09-18 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Methods and apparatus for providing and uploading content to personalized network storage |
US9066153B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-06-23 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for multicast delivery of content in a content delivery network |
US10368255B2 (en) | 2017-07-25 | 2019-07-30 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Methods and apparatus for client-based dynamic control of connections to co-existing radio access networks |
US9313568B2 (en) | 2013-07-23 | 2016-04-12 | Chicago Custom Acoustics, Inc. | Custom earphone with dome in the canal |
US9621940B2 (en) | 2014-05-29 | 2017-04-11 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for recording, accessing, and delivering packetized content |
US11540148B2 (en) | 2014-06-11 | 2022-12-27 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Methods and apparatus for access point location |
US9935833B2 (en) | 2014-11-05 | 2018-04-03 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Methods and apparatus for determining an optimized wireless interface installation configuration |
US9986578B2 (en) | 2015-12-04 | 2018-05-29 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for selective data network access |
US9918345B2 (en) | 2016-01-20 | 2018-03-13 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and method for wireless network services in moving vehicles |
US10492034B2 (en) | 2016-03-07 | 2019-11-26 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for dynamic open-access networks |
US10164858B2 (en) | 2016-06-15 | 2018-12-25 | Time Warner Cable Enterprises Llc | Apparatus and methods for monitoring and diagnosing a wireless network |
US10645547B2 (en) | 2017-06-02 | 2020-05-05 | Charter Communications Operating, Llc | Apparatus and methods for providing wireless service in a venue |
US10638361B2 (en) | 2017-06-06 | 2020-04-28 | Charter Communications Operating, Llc | Methods and apparatus for dynamic control of connections to co-existing radio access networks |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004364001A (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-24 | Sony Corp | ストリーミング配信システム,ストリーミング中継装置,コンピュータプログラムおよびストリーミング配信方法 |
JP2005045510A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-17 | Toshiba Corp | コンテンツ情報管理装置およびコンテンツ情報管理方法 |
JP4333315B2 (ja) * | 2003-10-09 | 2009-09-16 | 沖電気工業株式会社 | 情報配信システムおよび情報配信方法 |
JP2005354250A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ネットワーク中継装置 |
-
2006
- 2006-06-20 JP JP2006170465A patent/JP4868225B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008005047A (ja) | 2008-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4868225B2 (ja) | 情報処理装置および方法、並びにプログラム | |
JP5444476B2 (ja) | コンテンツデータ生成装置、コンテンツデータ生成方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体 | |
JP2008005254A (ja) | サーバ装置、クライアント装置、コンテンツ再生システム、コンテンツ処理方法及びプログラム | |
JP2006301777A (ja) | コンテンツ再生システム、コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法 | |
US20100166387A1 (en) | Method and apparatus for playing video data of high bit rate format by a player capable of playing video data of low bit rate format | |
JP2009188690A (ja) | コンテンツ配信装置 | |
JP2006332771A (ja) | 制御装置および方法、並びにプログラム | |
US9432725B2 (en) | Method and apparatus for transmitting content to plurality of devices | |
WO2011070720A1 (ja) | 再生装置、表示装置、avネットワークシステム、再生方法、プログラム、及び集積回路 | |
JP2009027678A (ja) | 音声出力装置、音声入力装置、音声制御装置、音声制御システム及び音声制御方法 | |
JP4598823B2 (ja) | コンテンツデータ送信装置、コンテンツデータ送信方法および遠隔再生システム | |
JP5572224B2 (ja) | コンテンツ記録装置、コンテンツ記録方法、及びコンテンツ伝送システム | |
US20090129756A1 (en) | Method and device to seamlessly reproduce contents using storage medium | |
TW201009823A (en) | Recording apparatus, recording method, recording medium, and recording system | |
JP4538328B2 (ja) | 保存された双方向テレビアプリケーションの再生性能を向上させる相互アプリケーション制御 | |
JP2010263532A (ja) | コンテンツ記録再生システム | |
JP6036373B2 (ja) | コンテンツ再生システム、通信装置及びコンテンツ再生方法 | |
JP2007200415A (ja) | 再生装置及び再生方法 | |
JP2007189418A (ja) | 情報処理装置および方法、並びにプログラム | |
JP2010277651A (ja) | 鍵データ記録システム及び再生装置 | |
JP5589654B2 (ja) | 映像音声再生装置、および映像音声再生方法 | |
JP2010011180A (ja) | 映像記録再生装置、コンテンツ送信方法及びシステム | |
JP2013021584A (ja) | 制御装置、制御システムおよび制御方法 | |
JP2014112747A (ja) | コンテンツ再生装置、コンテンツ再生システムおよびコンテンツ再生方法 | |
KR101068312B1 (ko) | 원격 데스크탑 제어장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090612 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111020 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111102 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |