JP4864241B2 - 車両共同利用管理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車領域に駐車された車両を、利用者に貸出すための管理を行う車両共同利用管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から車両の共同利用システムにあっては、複数の利用者によって車両を効率よく利用し、円滑な移動手段の確保を目的とする様々な提案がされている。
このような提案の中で、例えば特許第2890108号公報では、予約の有無に係わらず利用可能な無人の車両貸出し(レンタル)システムが提案されている。
上述のような車両の共同利用による車両貸出しシステムでは、ポートと呼ばれる駐車領域に利用者に共同で利用される車両が用意され、利用者は、通常はまえもって配車センタに予約することにより、ポートに駐車された特定の車両を確保する”予約乗り”と呼ばれる一般的な貸出し方法と、予約を行わず直接ポートに出向いて、ポートに設けられた端末を操作することによりポートに駐車されている車両を利用する”直乗り”と呼ばれる貸出し方法のどちらかにより車両を利用する。
なお、”直乗り”の場合、ポートに設けられた端末は、利用者が車両の貸出しを希望して使用者証カードを挿入すると、使用者資格の検査のために相応のデータを配車センタへ送信し、配車センタにおいて利用者が有資格者であると確認された結果、配車センタから送信されてくるチップカードの発行指令に従って、利用者に車両を利用するためのチップカードの発行を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の従来技術によれば、”予約乗り”と”直乗り”との両方の手続き方法が可能な車両共同利用システムとしたので、利用者にとって使い勝手がよいシステムであるものの、”直乗り”の場合、利用者がポートに設けられた端末から車両の貸出しを希望して使用者証カードを挿入し、配車センタによる有資格者の確認が行われ、利用者に対して車両を利用するためのチップカードが発行されるまでの時間が長いため、その間に車両を”予約乗り”の利用者に予約されてしまうという問題があった。
具体的に、”直乗り”の利用者の操作する端末(ポート端末)や共有車両側と車両共同利用システムを管理する管制室側(配車センタ)との間の通信による情報の交換の例を図8に示す。
例えば通信環境の良くない地域で通信を行った場合等何らかの原因により通信遅れが発生すると、共有車両側から管制室側への車両貸出しを希望する信号は遅延する(ステップS74)。このとき、管制室側は、携帯端末やインターネットから送信される”直乗り”の利用者よりも後から車両の利用希望が発生した”予約乗り”の利用者の予約手続き(ステップS75)を先に受け付け、”予約乗り”の利用者に対して車両の利用許可を送信してしまい(ステップS76)、”直乗り”の利用者に対しては、車両の利用不許可を送信せざるを得ないのである(ステップS77)。
【0004】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、通信環境や通信遅延により、車両側の端末と管制室側制御装置との間の通信による情報の交換に時間がかかっても、車両の利用希望が発生した順番に従って、正確に車両の貸出しを行うことが可能な車両共同利用管理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、管制室に設けられ、少なくともユーザIDを含む利用者の登録データを記録する会員マスタデータと、少なくとも共有車両の使用状態を含む共有車両に関する状態のデータを記録する車両マスタデータベースと、ユーザIDに対して少なくとも前記共有車両の車両番号が関連付けられて予約情報として記録された予約マスタデータベースと、を具備し、予約端末でユーザが指定した共有車両を特定する情報を受信可能な管制室側制御装置と、前記共有車両に設けられ、前記利用者のユーザIDを入力するリーダと、前記利用者のPINを入力する操作部と、少なくとも車両の使用状態のデータを記憶する記憶装置と、を具備する車両側制御装置と、前記管制室側制御装置と前記車両側制御装置との無線通信を行う通信手段とを備え、前記会員マスタデータベースにユーザIDが登録されている利用者が、予約端末から共有車両を特定する情報を指定して前記共有車両の予約を行う予約乗りと、前記会員マスタデータベースにユーザIDが登録された利用者が、前記リーダよりユーザIDを入力して、該ユーザIDを受信した前記管制室側制御装置が当該利用者への貸し出しの可否を判定することで、空いている前記共有車両を前記予約端末からの予約なしに利用する直乗りとの2通りの方法によって、所定の駐車領域に駐車された前記共有車両を利用者に貸出す管理を行う車両共同利用管理装置であって、前記管制室側制御装置は、前記予約端末により指定された前記共有車両を特定する情報を受信すると、前記車両側制御装置へ予約確認のための予約確認信号を送信する手段と、前記車両側制御装置より前記予約確認信号に対する予約確認結果として折り返し送信される予約確認結果信号を受信すると、該予約確認結果信号に基づき予約が確保できたか否かを判定する手段と、予約が確保できたと判定された場合に、前記利用者のユーザIDと予約が確保できたと判定された前記共有車両の車両番号とを対応付けて前記予約情報として前記予約マスタデータベースに記録する手段と、前記予約確認の信号に基づき予約が確保できたと判定された場合に、予約の確保がなされた旨を、前記予約端末を介して利用者に報知する手段と、前記車両側制御装置から前記ユーザIDと前記共有車両の車両番号とを受信すると、前記予約マスタデータベースを検索して、当該車両番号の車両の利用可否を判定する手段と、該判定により利用可と判定された場合に、車両の利用可を示す情報と利用者のPINとを前記車両側制御装置へ送信する手段とを備え、前記車両側制御装置は、前記管制室側制御装置から前記予約の確認信号を受信した際に、前記記憶手段の前記使用状態のデータに基づき車両が利用可能状態であるか否かを判定し、利用可能状態であると判定された場合に、該使用状態のデータを予約済みに変更して前記記憶手段に記憶させる手段と、前記管制室側制御装置から利用者のPINを受信し、前記操作部から利用者のPINが入力された場合に、これらPINを照合して前記操作部から入力されたPINが正しいか否かを判定する手段と、該判定により前記操作部から入力されたPINが正しいと判定された場合に、前記記憶手段の前記使用状態のデータを現在使用中に変更して前記記憶手段に記憶させる手段と、前記管制室側制御装置より送信された予約確認信号を受信すると、前記記憶装置に記憶された前記共有車両の使用状態のデータによって前記共有車両の利用可否を判定する手段と、前記共有車両が利用可能ではないと判定された場合に、予約ができないことを示す予約確認結果信号を前記管制室側制御装置へ送信する一方、共有車両が利用可能であると判定された場合に、予約可能であることを示す予約確認結果信号を前記管制室側制御装置へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1において、管制室1は、ポートと呼ばれる駐車領域に駐車され、利用者に共同で利用される共有車両2の予約や配車、利用料金の請求等、車両の共同利用を管理する車両共同利用管理装置の管理センタである。共有車両2は、管制室1に会員として登録された利用者A3が、携帯端末4から管制室1に予約を入れることにより、出発・到着ポート、期日、時刻、車種等の車両を特定する情報を指定して車両を確保する”予約乗り”と呼ばれる方法と、管制室1に会員として登録された利用者B5が、所持するスマートカード6により直接空いている車両を利用する”直乗り”と呼ばれる方法の2通りの方法により利用される。 また、通信網7は、利用者A3の所持する携帯端末4と管制室1や、共有車両2と管制室1を接続するための通信網であって、例えばWAP(Wireless Application Protocol )による無線通信、WWW(World Wide Web)を利用したインターネットや公衆回線網を介した有線通信により情報の送受信を行う。
【0007】
なお、共有車両2は、管制室1の下で1台以上が管理されるものとする。また利用者A3、利用者B5は、何人いても良い。
また、携帯端末4は、インターネット等のコンピュータネットワークや公衆回線網に対する接続機能を持った端末であり、無線通信により接続される、携帯電話やパーソナル・ハンディフォン・システム(Personal Handy Phone System )を含む携帯端末、あるいは移動通信端末に限らず、有線通信により接続される端末も含むものとする。更に、上述の有線、あるいは無線通信を用いた端末において、簡易型のコンピュータネットワーク接続機能を持った端末も含むものとする。
【0008】
また、管制室(車両管理装置)1は、制御部11と、会員マスタ12と、料金表13と、車両マスタ14と、ポートマスタ15と、貸出履歴マスタ16と、予約マスタ17と、入出力手段18と、ネットワーク19とから構成されている。
制御部11は、CPU(中央演算装置)を備えたコンピュータシステムにおいて車両管理制御プログラムを実行し、管制室1の全体の動作を管理する。
また、制御部11は、特に、利用者から入力された、出発ポートの情報と利用を希望する車両の情報とを含む予約情報に基づいて、該ポートの指定車両へ車両使用状態を問い合わせ、該車両から折り返し送信される車両利用判断結果に基づいて、車両の利用の可否を判断して予約手続きを行う予約手続き手段101を含む。なお、制御部11の動作の詳細は後述する。
【0009】
会員マスタ12は、会員として登録された各利用者の登録データを記録するデータベースであって、会員毎の(1)ユーザID、(2)住所、(3)利用権の情報等が記録されている。
料金表13は、共有車両2の利用に対する料金体系を記録したデータベースであって、(1)基本料金、(2)延長料金、(3)割増・割引料金等が記録されている。
車両マスタ14は、共有車両2を管理するために、各共有車両に関する状態を記録したデータベースであって、例えば共有車両毎の(1)車両番号、(2)車種(種類)、及び装備、色等を含む機種情報(3)駐車位置(駐車ポート)、(4)車両の使用状態等が記録されている。
【0010】
ポートマスタ15は、共有車両2を管理するために、ポートに関する状態を記録したデータベースであって、例えばポート毎の(1)駐車場に駐車中の台数、(2)実車台数、(3)駐車車両番号等が記録されている。
貸出履歴マスタ16は、共有車両2の利用履歴を記録したデータベースであって、例えば各利用者毎の個別情報として、(1)ユーザID、(2)(貸出した)車両番号、(3)貸出時刻、(4)返却時刻、(5)乗り出し場所、(6)返却場所、(7)走行距離、(8)消費燃料等が記録されている。
予約マスタ17は、”予約乗り”における利用者A3による車両予約を管理するために、予約情報を記録したデータベースであって、利用者A3のユーザIDに関連づけて(1)出発ポート、(2)到着ポート、(3)車種や車両番号等の情報が記録されている。
【0011】
入出力手段18は、管制室1が、携帯端末4と車両の貸出し予約に係わる情報を送受信したり、管制室1が、共有車両2と車両の貸出し、及び返却に係わる情報、すなわち、車両管理データを送受信したりするためのインタフェース部である。なお、管制室1と共有車両2との間の車両管理データの送受信は無線通信により直接行われる。
ネットワーク19は、管制室1内で、上述の制御部11と、会員マスタ12と、料金表13と、車両マスタ14と、ポートマスタ15と、貸出履歴マスタ16と、予約マスタ17と、入出力手段18とを接続し、データの送受信を行うためのLAN(Local Area Network)を構成する通信網である。
【0012】
次に、図面を用いて、本実施の形態で用いられる共有車両2について説明する。
図2は、共有車両2の構成を示すブロック図であって、図2において、共有車両2は、通信アンテナ21と、通信装置22と、カード用アンテナ23と、カードリーダ24と、制御部25と、ドアロック機構26と、メイン電源制御機構27と、モニタ表示部28と、操作部29と、キースイッチ30と、返却ボタン31と、記憶装置32と、車速パルス検出器33と、A/D変換器34と、燃料計35と、タグ用アンテナ36と、IDタグリーダ37と、LED表示部38とから構成される。
共有車両2は、ポートと呼ばれる駐車領域の、ロットと呼ばれる1台分の駐車スペースに停められており、管制室1とは、通信アンテナ21に接続された通信装置22を介して無線通信を行い、各種データを交換する。
【0013】
共有車両2は、利用者A3、または利用者B5が、例えば非接触読み書き方式のスマートカード6を共有車両2に設けられたカード用アンテナ23へかざすと、カードリーダ24により読み取られた信号を、共有車両2の動作を管理する制御部25へ通知する。
制御部25は、通信装置22と通信アンテナ21を介して、管制室1と無線通信により通信を行い、利用者がスマートカード6をかざして、共有車両2の利用を求めたことを管制室1へ送信し、車両の貸出しの許可を求める。
【0014】
また、記憶装置32は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)から構成され、共有車両2毎に割り当てられた車両のID番号(車両番号)やこの共有車両2を利用可能な利用者のユーザIDを予め記憶していると共に、利用者が入力した利用者のユーザIDやPIN(Personal Identification Number)、更に、時間の経過とともに変化するこの共有車両2に関しての(1)利用可能、(2)予約済み、(3)現在使用中、(4)整備中等の車両の状態を示す使用状態データを一時記憶する。
共有車両2の貸出し時は、利用者がスマートカード6をかざしてユーザIDを入力すると、制御部25が、記憶装置32に記憶されたユーザIDと入力されたユーザIDを照合し、両者が一致すればドアロック機構26がドアキーの解除を行う。
また、制御部25が、記憶装置32に記憶された車両番号や、利用者が入力した利用者のユーザID等を管制室1へ送信すると、利用者に対する共有車両2の貸出しの可否が判断され、管制室1から、判断結果とともに利用者のPINが共有車両2に対して送信される。そして、制御部25において、利用者の入力したPINと管制室1から送信されたPINの一致が確認されると、メイン電源制御機構27がイグニッション回路を使用可とする。
【0015】
利用者A3、または利用者B5は、共有車両2の貸出し時に、モニタ表示部28に表示された指示に従い、必要事項を操作部29から制御部25へ入力し、キースイッチ30を押して共有車両2のイグニッションをONにして共有車両2の利用を開始する。また、利用者は共有車両2をポートへ返却する時に、ポートにおいて返却ボタン31を押して返却処理を行う。
なお、上述のスマートカード6は、記録されたID番号が読み書きでき、そのカードの中だけで簡単な意志決定ができるプロセッサを含むICが搭載されたID端末であって、本実施の形態では、ID番号を共有車両2へ通知するために用いるID端末は、非接触、または接触読み書き方式のICカードの他、共有車両2側の読み取り装置が対応すれば、非接触、接触読み書き方式に限らず、磁気カード、ICチップを内蔵した携帯電話機等、記録されたID番号が読み書きできるものであれば何を用いても良い。
【0016】
また、共有車両2の走行中は、車速パルス検出器33から、共有車両2の走行状態を表す車速パルス信号が制御部25へ通知されており、更に、制御部25には、A/D変換器34を介して燃料計35が接続され、制御部25は、これにより燃料の消費具合を確認する。
なお、利用者が共有車両2を借りる場合の操作については、詳細を後述する。
【0017】
また、タグ用アンテナ36とIDタグリーダ37は、ポートに駐車された共有車両2が、ポートの中のロットを識別するための装置である。
また、LED表示部38は、例えば色分けした表示や、文字による表示により、”利用可能”、”予約済み”、”現在使用中”、”整備中”等の共有車両2の使用状態を表示するための、利用者が共有車両2の外側から確認できる位置に設けられた表示部である。但し、LED表示部38は、利用者に共有車両2の使用状態を示すことができるものであれば、どんな表示部であっても良い。
【0018】
なお、更にタグについて図3を用いて説明すると、図3に示すように、ポート50には共有車両2を駐車するためのロット51が複数設けられており、それぞれのロット51には、ポート50やロット51に個別に割り当てられたID番号を送出する装置であるIDタグ52が設置されている。
IDタグ52は、タグ用アンテナ36との間で、電磁結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波方式、静電結合方式、光伝送方式等のいずれかにより、ポート50やロット51毎に固有のID番号をやりとりし、共有車両2は、タグ用アンテナ36で受信した信号をIDタグリーダ37で読み取ることにより、自分が駐車したポートやロットの位置を把握する。
なお、図3に示すように、IDタグ52は、ロット51の対角に2個配置され、共有車両2の前止め、後止めに対応し、タグ用アンテナ36は、共有車両2のIDタグ52に近い方の前方片隅か後方片隅(図3では前方左隅)に配置される。
また、共有車両2が駐車したポートやロットの位置を把握するしくみは、IDタグ52に限らず、ETC(自動料金収受システム)に利用する送受信機や、GPS(Global Positioning System )を用いた位置検知手段であっても良い。
【0019】
次に、本実施の形態の車両共同利用管理装置の車両貸出し動作を図面を用いて説明する。
まず、図4のフローチャートを用いて、車両共同利用管理装置の全体の処理の流れを説明する。
利用者A3は、共有車両2の予約を行いたい場合、携帯端末4からインターネット等の通信網7を介して、管制室1へアクセスし、予約処理の手続きを行い(ステップS1)、共有車両2を利用する権利の確保ができたら、実際に共有車両2の駐車されたポートへ行き、該当する共有車両2のカード用アンテナ23にスマートカード6をかざして自分のユーザIDを提示する。
また、利用者B5が予約を行わないで共有車両2を利用する場合、管制室1では予約処理(ステップS1)は行われず、利用者B5は、直接共有車両2の駐車されたポートへ行き、実際に利用したい共有車両2のカード用アンテナ23にスマートカード6をかざして自分のユーザIDを提示する。
【0020】
ユーザIDを提示された共有車両2は、利用者の車内への入室(アクセス)の可否を決定するとともに、管制室1と車両貸出処理を行い、利用者に対する車両貸出しの手続きを行う。
この車両貸出処理には、主に管制室1側で行われる車両貸出判定処理(ステップS2)と、主に共有車両2側で行われる車両利用判定処理(ステップS3)が含まれている。
ここで、車両貸出判定処理(ステップS2)は、利用者に付与されたユーザIDを確認する処理を含み、共有車両2の制御部25は、利用者A3、または利用者B5が、スマートカード6により共有車両2へアクセスしたら、カードリーダ24により、スマートカード6に記録されたユーザIDを読み取り、利用者の車内への入室(アクセス)の可否を決定するとともに、通信装置22と通信アンテナ21を介して、ユーザIDを管制室1へ問い合わせる。
【0021】
一方、管制室1の制御部11では、利用者が利用しようとする共有車両2から、ユーザIDの問い合わせが来たら、受信したユーザIDにより、貸出履歴マスタ16を検索し、このユーザIDを持つ利用者による未返却車両の有無を確認する。そして、利用者による未返却車両の存在が確認された場合、制御部11は、共有車両2へ、この利用者に対する車両の利用不可を示す情報を返す。
また、利用者による未返却車両の存在が確認されない場合、受信したユーザIDにより、更に予約マスタ17を検索し、この利用者による予約の有無を確認する。そして、この利用者が他ポートの共有車両2の予約を行っていた場合、他ポートでの予約の取り消しを行う。また、この利用者が他ポートの共有車両2の予約を行っていない場合、または他ポートの予約を取り消したら、共有車両2へ、この利用者に対する車両の利用可を示す情報を返す。
【0022】
また、利用者は、車内への入室が許可されたら、自分に割り当てられたPINを共有車両2の操作部29から入力し、共有車両2は、車両利用判定処理(ステップS3)を行う。ここで、車両利用判定処理は、利用者に付与されたPINを確認する処理であって、利用者A3や利用者B5が操作部29よりPINを入力すると、共有車両2の制御部25が、入力されたPINと予め利用者A3、または利用者B5に対して付与され、管制室1から送信されたPINとが一致するか否かの判定を行う。判定の結果、PINが一致する場合、共有車両2の制御部25が、メイン電源制御機構27へエンジン始動許可信号を出力するので、利用者はキースイッチ30により共有車両2のエンジンを始動して利用を開始する。
【0023】
そして、車両貸出判定処理と車両利用判定処理により共有車両2の利用を許可された利用者が共有車両2の使用を終了する際、共有車両2のポートへの車両返却処理(ステップS4)を行って、管制室1が課金のための車両の使用情報を取得すると、本実施の形態の車両共同利用管理装置の動作は終了する。なお、車両の使用情報とは、返却時刻と走行距離、及び返却時燃料(燃料消費量)等の共有車両2の利用料金計算に必要な情報のことを指す。
【0024】
次に、図5のフローチャートを用いて、更に上述の予約処理の詳細を説明する。
まず、利用者A3が携帯端末4を用い、通信網7を介して管制室1にアクセスすると、管制室1では、制御部11に含まれる予約手続き手段101が、携帯端末4を介して利用者A3に利用者認証を求め、更に、利用者A3に予約条件を入力させ、予約処理の受信を行う(ステップS11)。ここで、予約条件とは、出発ポート、到着ポート、利用期日、利用時間、希望する車両の機種等の、貸出しを行う共有車両2を選択するための情報である。なお、車両の機種とは、車両の車種(車体の種類)やエンジン、トランスミッション(例えばAT/MT)、2輪駆動/4輪駆動等の動力伝達機能の種類、更に、サンルーフ等装備品の有無、車体の色等、車両を区別する分類のことを言う。
【0025】
次に、予約手続き手段101は、利用者認証により取得したユーザIDにより、貸出履歴マスタ16を検索し、このユーザIDを持つ利用者による未返却車両の有無を確認する(ステップS12)。
ステップS12において、利用者による未返却車両の存在が確認された場合(ステップS12のYES)、利用者A3の携帯端末4へ、「手続きできません。」という利用者に対するメッセージによって予約手続きが不可能であることを通知する(ステップS13)。
また、ステップS12において、利用者による未返却車両の存在が確認されない場合(ステップS12のNO)、取得したユーザIDにより、更に予約マスタ17を検索し、この利用者による予約の有無を確認する(ステップS14)。
ステップS14において、この利用者の予約が確認された場合(ステップS14のYES)、ステップS13へ進み、利用者A3の携帯端末4へ予約手続きが不可能であることを通知する。
【0026】
また、ステップS14において、この利用者の予約が確認されない場合(ステップS14のNO)、出発ポートに空き車両があるか否かを判定する(ステップS15)。
ステップS15において、出発ポートに空き車両がある場合(ステップS15のYES)、該当する共有車両2に対して予約の確認信号を送信する(ステップS16)。
ステップS15において、出発ポートに空き車両がない場合(ステップS15のNO)、予約手続き手段101は、携帯端末4を介して利用者A3に”予約NG”のメッセージを通知して予約待ち確認画面へ移行し、車両の空きを待つか、予約を中止するか等、利用者A3の希望の処理を行い、予約処理動作を終了する(ステップS17)。
【0027】
また、上述のステップS16に対応して、管制室1から予約の確認信号を受信した共有車両2では、制御部25が記憶装置32に記憶された車両の使用状態により、例えば管制室1への予約なしに”直乗り”によって当該車両が他の利用者によって使用されている、または整備のため待機中である等、車両の使用状態を確認し、車両が利用可能状態であるか否かを判定する(ステップS18)。
ステップS18において、この共有車両2が利用可能であった場合(ステップS18のYES)、記憶装置32に記憶されたユーザIDの中で予約を希望した利用者A3のユーザIDにのみ車両貸出しを許可するように設定する。
また、記憶装置32に記憶されたこの共有車両2に関しての(1)利用可能、(2)予約済み、(3)現在使用中、(4)整備中等車両の状態を示す使用状態データを(2)予約済みに変更し、LED表示部38に表示する(ステップS19)。
そして、管制室1へ予約OKの信号を送信する(ステップS20)。
また、ステップS18において、この共有車両2が利用可能でなかった場合(ステップS18のNO)、管制室1へ予約NGの信号を送信する(ステップS21)。
【0028】
一方、管制室1の予約手続き手段101では、共有車両2からの予約OK、または予約NGの信号を受信し(ステップS22)、共有車両2を確保できたか否かを判定する(ステップS23)。
ステップS23において、共有車両2が確保できていないと判定した場合(ステップS23のNO)、ステップS15へ戻り、上述の処理を繰り返す。
また、ステップS23において、共有車両2が確保できたと判定した場合(ステップS23のYES)、予約を希望した利用者A3のユーザIDと確保した共有車両2の車両番号を対応づけ、上述の予約条件とともに予約マスタ17へ記録し、車両マスタ14の車両の使用状態データを変更する(ステップS24)。
また、予約を希望した利用者A3の携帯端末4に”予約OK”というメッセージと予約車両番号を送信して(ステップS25)予約処理動作を終了する。
【0029】
次に、図6のフローチャートを用いて、更に上述の車両貸出判定処理と車両利用判定処理を含む車両貸出処理の詳細を説明する。
まず、共有車両2の制御部25は、利用者A3、または利用者B5が、スマートカード6を用いて共有車両2へアクセスしたら、カードリーダ24により、スマートカード6に記録されたユーザIDを読み取り(ステップS31)、記憶装置32に記憶された車両貸出しが許可されているユーザIDと照合し、該共有車両2の利用を希望した利用者に車両の貸出しが許可されているか否かを判定する(ステップS32)。
ステップS32において、共有車両2の利用を希望した利用者に車両の貸出しが許可されていない場合(ステップS32のNO)、「車両を利用できません。」という利用者に対するメッセージにより、LED表示部38に利用不可能であることを表示して(ステップS33)車両貸出処理を終了する。
また、ステップS32において、共有車両2の利用を希望した利用者に車両の貸出しが許可されていた場合(ステップS32のYES)、共有車両2の制御部25はドアロックを解除し(ステップS34)、利用者の車内への入室を許可する(乗車権の確立を行う)(ステップS35)。
【0030】
そして、共有車両2の制御部25は、通信装置22と通信アンテナ21を介して、ユーザIDと車両番号を管制室1へ送信する(ステップS36)。
次に、利用者A3や利用者B5により利用を求められた共有車両2の制御部25が、利用者のユーザIDを管制室1へ送信したら、管制室1の制御部11は、まず受信した利用者のユーザIDにより、貸出履歴マスタ16を検索して(ステップS37)、該利用者による未返却車両の有無を確認する(ステップS38)。
ステップS38において、利用者による未返却車両の存在が確認された場合(ステップS38のYES)、制御部11は、共有車両2へ、この利用者に対する車両の利用不可を示す情報を返すとともに(ステップS39)、受信したユーザIDを持つ利用者に割り当てられたPINを送信する(ステップS40)。
【0031】
また、ステップS38において、利用者による未返却車両の存在が確認されない場合(ステップS38のNO)、制御部11は、受信した利用者のユーザIDにより、予約マスタ17を検索して(ステップS41)、この利用者による予約の有無を確認する(ステップS42)。
ステップS42において、該利用者が予約を行っていた場合(ステップS42のYES)、管制室1の制御部11は、この利用者がこのポート(ユーザIDと車両番号を送信してきた共有車両2が駐車されているポート)を出発ポートとして予約手続きを行っているか否かを判定する(ステップS43)。
ステップS43において、この利用者がこのポートを出発ポートとして予約手続きを行っていない場合(ステップS43のNO)、予約は他ポートの共有車両2に対して行われていると判断し、他ポートでの予約の取り消しを行う(ステップS44)。
【0032】
一方、ステップS42において、該利用者が予約を行っていない場合(ステップS42のNO)、または、ステップS43において、この利用者がこのポートを出発ポートとして予約手続きを行っている場合(ステップS43のYES)、制御部11は、共有車両2へ、この利用者に対する車両の利用可を示す情報を返すとともに(ステップS45)、受信したユーザIDを持つ利用者に割り当てられたPINを送信する(ステップS40)。
【0033】
また、上述のステップS39とステップS45、及びステップS40に対応して、利用者に対する車両の利用の可否を示す情報と利用者に割り当てられたPINとを受信した(ステップS46)共有車両2の制御部25は、受信した情報により利用者に対する車両の利用の可否を判定する(ステップS47)。
ステップS47において、利用者に車両の利用が許可されていなかった場合(ステップS47のNO)、共有車両2の制御部25は、モニタ表示部28に「未返却の車両があります。」という利用者に対するメッセージ表示を行う(ステップS48)。
そして、メッセージを確認した利用者がドアを開けて車両を降り、ドアを閉めるのを確認したら(ステップS49)、ドアロックを施錠し(ステップS50)、モニタ表示部28の表示を消して(ステップS51)、車両貸出処理を終了する。
【0034】
また、ステップS47において、利用者に車両の利用が許可されていた場合(ステップS47のYES)、ドアロックが解除されて車内への入室が許可された利用者に、自分に割り当てられたPINを共有車両2の操作部29から入力させる(ステップS52)。
次に、PINが入力されたら、共有車両2の制御部25は、記憶装置32に記憶されたPINとの照合を行い、利用者によって入力されたPINが正しいか否かを判定する(ステップS53)。
ステップS53において、利用者によって入力されたPINが正しくない場合(ステップS53のNO)、モニタ表示部28に「PINがまちがっています。」という利用者に対するメッセージ表示を行い(ステップS54)、ステップS52へ戻り、上述の処理を繰り返す。
一方、ステップS53において、利用者によって入力されたPINが正しい場合(ステップS53のYES)、共有車両2の制御部25は、記憶装置32に記憶された車両の使用状態データを「現在使用中」に変更する。そして、メイン電源制御機構27へエンジン始動許可信号を出力し、共有車両2を走行可能状態とし(ステップS55)、車両貸出処理を終了する。
【0035】
なお、本実施の形態では、共有車両2の制御部25が車両利用判断手段を構成する。より具体的には、図5のステップS18〜S21が車両利用判断手段に相当する。
【0036】
以上説明した本実施の形態の車両共同利用管理装置の”直乗り”の利用者の操作する端末や共有車両側と車両共同利用管理装置を管理する管制室側との間の通信による情報の交換の例を図7に示す。
例えば通信環境の良くない地域で通信を行った場合等何らかの原因により通信遅れが発生すると、確かに共有車両側から管制室側への車両貸出しを希望する信号は遅延する(ステップS64)。しかし、管制室側は、携帯端末やインターネットから送信される”直乗り”の利用者よりも後から車両の利用希望が発生した”予約乗り”の利用者の予約手続き(ステップS65)に対して、一度共有車両に車両の使用状態を問い合わせる(ステップS66)ため、先に管制室で受け付けることはなく、車両の利用希望が先に発生した”直乗り”の利用者に対して車両の利用許可を送信し(ステップS67)、”予約乗り”の利用者に対しては、車両から送信される車両利用判断結果を確認して(ステップS68)車両の利用不許可を送信する(ステップS69)。
従って、車両の利用希望が発生した順番に従い、正確に車両の貸出しを行うことができるという効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1に記載の発明によれば、利用者により管制室側制御装置へ入力された共有車両を特定する情報に基づいて、管制室側制御装置が、実際に該共有車両が利用可能であるか否かを該共有車両の使用状態データを問い合わせることで確認する。これにより、管制室側制御装置は、車両予約の際に、この共有車両が間違いなく利用可能である車両であることを確認できるようになる。
従って、例えば、共有車両側の端末と管制室側制御装置との間の通信による情報の交換において、通信環境の良くない地域で通信を行った場合等、何らかの原因により通信遅れが発生したとき、予約端末である携帯端末やインターネットによって”直乗り”の利用者よりも後からアクセスしてきた”予約乗り”の利用者の予約手続きを先に受け付けてしまうという従来の問題を解決し、”予約乗り”の場合も必ず共有車両の使用状態データを確認してから予約を受け付けることで、共有車両の利用希望が発生した順番に従って、正確に共有車両の貸出しを行うことができるようになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態で用いられる共有車両の構成を示す図である。
【図3】 同実施の形態で用いられる共有車両を駐車するためのポートを示す図である。
【図4】 同実施の形態の車両共同利用管理装置の全体動作を示す図である。
【図5】 同実施の形態の車両共同利用管理装置の予約処理動作を示す図である。
【図6】 同実施の形態の車両共同利用管理装置の車両貸出処理動作を示す図である。
【図7】 同実施の形態の車両共同利用管理装置の利用者割り当て動作を示す図である。
【図8】 従来の車両共同利用管理装置の利用者割り当て動作を示す図である。
Claims (1)
- 管制室に設けられ、
少なくともユーザIDを含む利用者の登録データを記録する会員マスタデータと、
少なくとも共有車両の使用状態を含む共有車両に関する状態のデータを記録する車両マスタデータベースと、
ユーザIDに対して少なくとも前記共有車両の車両番号が関連付けられて予約情報として記録された予約マスタデータベースと、を具備し、予約端末でユーザが指定した共有車両を特定する情報を受信可能な管制室側制御装置と、
前記共有車両に設けられ、
前記利用者のユーザIDを入力するリーダと、
前記利用者のPINを入力する操作部と、
少なくとも車両の使用状態のデータを記憶する記憶装置と、を具備する車両側制御装置と、
前記管制室側制御装置と前記車両側制御装置との無線通信を行う通信手段とを備え、
前記会員マスタデータベースにユーザIDが登録されている利用者が、予約端末から共有車両を特定する情報を指定して前記共有車両の予約を行う予約乗りと、
前記会員マスタデータベースにユーザIDが登録された利用者が、前記リーダよりユーザIDを入力して、該ユーザIDを受信した前記管制室側制御装置が当該利用者への貸し出しの可否を判定することで、空いている前記共有車両を前記予約端末からの予約なしに利用する直乗りとの2通りの方法によって、所定の駐車領域に駐車された前記共有車両を利用者に貸出す管理を行う車両共同利用管理装置であって、
前記管制室側制御装置は、
前記予約端末により指定された前記共有車両を特定する情報を受信すると、前記車両側制御装置へ予約確認のための予約確認信号を送信する手段と、
前記車両側制御装置より前記予約確認信号に対する予約確認結果として折り返し送信される予約確認結果信号を受信すると、該予約確認結果信号に基づき予約が確保できたか否かを判定する手段と、
予約が確保できたと判定された場合に、前記利用者のユーザIDと予約が確保できたと判定された前記共有車両の車両番号とを対応付けて前記予約情報として前記予約マスタデータベースに記録する手段と、
前記予約確認の信号に基づき予約が確保できたと判定された場合に、予約の確保がなされた旨を、前記予約端末を介して利用者に報知する手段と、
前記車両側制御装置から前記ユーザIDと前記共有車両の車両番号とを受信すると、前記予約マスタデータベースを検索して、当該車両番号の車両の利用可否を判定する手段と、
該判定により利用可と判定された場合に、車両の利用可を示す情報と利用者のPINとを前記車両側制御装置へ送信する手段とを備え、
前記車両側制御装置は、
前記管制室側制御装置から前記予約の確認信号を受信した際に、前記記憶手段の前記使用状態のデータに基づき車両が利用可能状態であるか否かを判定し、利用可能状態であると判定された場合に、該使用状態のデータを予約済みに変更して前記記憶手段に記憶させる手段と、
前記管制室側制御装置から利用者のPINを受信し、前記操作部から利用者のPINが入力された場合に、これらPINを照合して前記操作部から入力されたPINが正しいか否かを判定する手段と、
該判定により前記操作部から入力されたPINが正しいと判定された場合に、前記記憶手段の前記使用状態のデータを現在使用中に変更して前記記憶手段に記憶させる手段と、
前記管制室側制御装置より送信された予約確認信号を受信すると、前記記憶装置に記憶された前記共有車両の使用状態のデータによって前記共有車両の利用可否を判定する手段と、
前記共有車両が利用可能ではないと判定された場合に、予約ができないことを示す予約確認結果信号を前記管制室側制御装置へ送信する一方、共有車両が利用可能であると判定された場合に、予約可能であることを示す予約確認結果信号を前記管制室側制御装置へ送信する手段とを備えることを特徴とする車両共同利用管理装置。
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