JP4862946B2 - 試料導入方法 - Google Patents

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Description

本発明は、分析機器に液体試料を導入する試料導入方法に関し、詳細には、流路切換弁に接続されるニードル及び注入ポートを有する試料導入装置を用いた試料導入方法に関する。
多数の試料を分析するために、試料を所定の順序で自動的に液体クロマトグラフ等の分析機器に導入する試料導入装置が使用される。図2(a)は、液体クロマトグラフの概略を示すものである。液体クロマトグラフは、送液装置10、試料導入装置20、分離・検出部30、制御・解析部40からなり、試料導入装置20は、送液装置10と分離・検出部30の間に設置される。分離・検出部30には、分析カラム31や検出器32が含まれ、分析の目的に応じて様々な流路が構成され、分析部として機能する。送液装置10、試料導入装置20、分離・検出部30は、制御・解析部40により制御され、また、制御・解析部40においては、検出器32からの信号を受けて、試料の定性・定量等の解析を行い、解析データの保存や分析レポートの作成・出力が行なわれる。
試料導入装置には、試料容器から計量した試料の全量を注入することが可能な「全量注入方式」と、試料容器から計量した試料の一部をサンプルループに充填し注入を行なう「部分注入方式」とがある(特許文献1,2、非特許文献1等)。試料が極微量しか採取できない分野では、採取した試料を無駄なく分析することができるという理由で全量注入方式を採用したものが広く用いられている。
図2(b)は、全量注入方式の試料導入装置20の内部の流路の概略を示すものである。試料導入装置20は、6ポート2ポジションバルブ21と、6ポジションバルブ22を中心に流路が構成されている。送液装置10から試料導入装置20に流入する移動相溶液の流路は、まず、6ポート2ポジションバルブ21のポートの1つに接続される。サンプルループ23からその先端に設けられたニードル24、さらにニードル24が嵌挿された注入ポート25を経て、上流側の送液装置10からの流路と下流側の分離・検出部30への流路が連通されるので、ニードル24〜サンプルループ23に充填された試料は全て分離・検出部30に導かれる。6ポジションバルブ22には、洗浄液容器から洗浄液や試料容器28から試料を吸入する計量ポンプ26に連通する流路、ニードル24を挿入してニードルの洗浄を行なう洗浄ポート27に連通する流路が接続されており、また、6ポート2ポジションバルブ21を経由してニードル24及びサンプルループ23と計量ポンプ26の流路を連通させるようになっている。なお、6ポート2ポジションバルブ21は、送液装置10で加圧された移動相溶液が流れる流路を切り換えるので“高圧バルブ”と呼ばれ、6ポジションバルブ22には大きな圧力が係る流路が接続されないので“低圧バルブ”と呼ばれる。これに倣い、本明細書においても、6ポート2ポジションバルブを“高圧バルブ”、6ポジションバルブを“低圧バルブ”と称することとする。
理解の容易のために、高圧バルブ21や低圧バルブ22のような流路切換弁について説明する。流路切換弁の内部では、孔が設けられたステータ面と溝が設けられたロータ面が接合されており、ロータ面上の溝(ロータ溝)がステータ面上の2つの孔(ステータ孔)を連通させている。ロータを回転させることでロータ面とステータ面が摺動し、ロータ溝とステータ孔との相対的な位置関係が変わり、あるステータ孔と他のステータ孔との連通状態を切り換えるものである。一方でステータ孔はそれぞれ流路切換弁上に設けられたポートに連通しており、それぞれのポートには流路が接続される。したがって、ロータを回転させてロータ溝とステータ孔の位置関係を変化させると、ポートに接続した流路の連通状態が切り換わるのである。
図7は、高圧バルブ21及び低圧バルブ22の接合面での連通状態を示したものである。図7(a)の高圧バルブ21は、2つの状態のいずれかの状態をとって流路を切り換えるものである。高圧バルブ21は、ステータ孔(a,b,c,d,e,f)と、ロータの回転軸を中心として円弧状に設けられたロータ溝(X,Y,Z)を有する。ロータ溝Xがステータ孔aとbとを連通、ロータ溝Yがステータ孔cとdとを連通、ロータ溝Zがステータ孔eとfと連通させる第1の状態と、ロータ溝Xがステータ孔bとcとを連通、ロータ溝Yがステータ孔dとeとを連通、ロータ溝Zがステータ孔fとaとを連通させる第2の状態のいずれかの状態をとる。図2(b)においては、高圧バルブ21には、サンプルループ23を経てニードル24に連通する流路がステータ孔aに連通するポートに接続され、送液装置10に連通する流路がステータ孔bに連通するポート接続され、分離・検出部30に連通する流路がステータ孔cに連通するポートに接続され、注入ポート25に連通する流路がステータ孔dに連通するポートに接続される。ステータ孔eに連通するポート、ステータ孔fに連通するポートに接続される流路は、目的・用途に応じて様々である。高圧バルブ21が第1の状態では、サンプルループ23、ニードル24、注入ポート25を介して、上流側の送液装置10からの流路と下流側の分離・検出部30への流路が連通する状態(“インジェクト状態”と称する)となる。高圧バルブ21が第2の状態では、サンプルループ23、ニードル24、注入ポート25を介さずに、上流側の送液装置10からの流路と下流側の分離・検出部30への流路が連通する状態(“ロード状態”と称する)となる。
第1の状態と第2の状態の切り換えには数十〜数百ミリ秒を要し、その間は、ステータ孔はいずれも連通されないのが一般的であるが、非特許文献1のように意図的にロータ溝を長く形成しているものがある。図7(b)は、非特許文献1の高圧バルブを描いたもので、ロータ溝Xが他のロータ溝Y,Zよりも長く設定されている。この高圧バルブ21’は、ロード状態を保ちつつ、計量ポンプで吸入・吐出を繰り返し、計量ポンプの容量以上の容量を有するサンプルループに試料を充填する動作を行なうためのもので、特許文献2に開示された構成に改良を施したものである。
図7(c)の低圧バルブ22は、6通りの連通状態を切り換え、共通ポートとその他のポートを連通、及び/又は、各ポート同士を連通させるものである。低圧バルブ22は、ステータ孔(h,p,r,s,t,u)と、ロータ溝(V,W)を有する。ステータ孔hはロータ溝Vの一端と常時接しており、一方で、低圧バルブ22の共通ポートと連通する。その他のポートには、計量ポンプ26や洗浄ポート27洗浄液容器が接続され、また、高圧バルブ21のポートにも接続され、ニードル24や注入ポート25等と連通するようになっている。図2(b)において、ステータ孔hに連通する共通ポートには、計量ポンプ26が接続される流路が接続されている。低圧バルブ22の切り換えによって、試料容器28からの吸入・吐出、洗浄液の吸入・吐出を行い、また、計量ポンプ26により正確に吸入するためにサンプリング流路(ニードル24、サンプルループ23)内の圧力を大気圧に開放する等の動作を行なう。なお、非特許文献1では共通ポートを有さない低圧バルブを用いている。
特開平 6−148157号公報 特開平10−170488号公報 株式会社島津製作所、"HPLC // LCtalk46号TEC 試料導入装置の注入方式(全量注入方式と部分注入方式の比較)"、[online]、[平成19年9月25日検索]、インターネット<URL:http://www.an.shimadzu.co.jp/support/lib/lctalk/46/46tec.htm>
図2(b)に示す全量注入方式においては、まず、高圧バルブ21がロード状態のときに、試料容器28から所定量の試料をニードル24を介して吸入し、試料をニードル24の基部に接続されたサンプルループ23内に充填する。続いて、ニードル24を洗浄ポート27に移動してニードル24の外面を洗浄し、その後、注入ポート25に嵌挿して、高圧バルブ21をインジェクト状態に切り換える。サンプルループ23内を移動相溶液が流通することでサンプルループ23内に充填されていた試料が押し出され、その全量が分離・検出部30に導入される。導入された試料について、分析を終えるまでは高圧バルブはインジェクト状態のままである。つまり、分析中はニードル24内部を移動相溶液が常に流れる状態、言い換えれば、ニードル24内部は、常に移動相溶液によって洗浄されている状態にある。
ニードル24の外側は洗浄ポート27で洗浄され、内側は移動相溶液によって洗浄されているにもかかわらず、キャリーオーバという問題が生じる。キャリーオーバとは、注入した試料の一部が残留し、次の分析を妨害する現象をいう。キャリーオーバについては、ニードルの表面処理、ニードルの洗浄、注入ポートの形状の変更により、大幅に改善されてきたが、なおも問題として生じており、さらに近年の分析の極微量化および検出の高感度化に伴い、その問題も深刻化してきている。キャリーオーバは、試料を試料容器28から吸引した量に対する正確な分析を妨げる原因となる。
本発明者は鋭意研究の末、ニードル24の洗浄を行なっても生じるキャリーオーバの原因を、高圧バルブをロード状態からインジェクト状態に切り換える過程に見出した。
流路の切り換えは高圧バルブ21の動作により行われ、この動作によってロータ溝がステータ孔を連通させる状態を形成する過程と大きく関わっている。図7(a)のように、3つのロータ溝が同じ長さのものであっても、長期間の使用により摺動を繰り返したロータ面とステータ面とが磨耗し、ロータ溝やステータ孔を形成した部分が損傷する。損傷の場所によっては、ロータ溝を長く形成したものと同じ状態となり、結果、本来とは異なるタイミングで連通される流路が生じることとなる。損傷の場所と程度によっては、高圧バルブ21は図7(b)と同様なものとなっているのである。図7(b)のものは、上述のように計量ポンプ26の1ストローク分容量を超える大容量(数百μl〜数ml)の試料を扱うことには適しているが、微量の試料を扱う場合には適していない。
図6(a)〜(d)は、ニードル24が注入ポート25に嵌挿された直後からインジェクト状態に切り換えて試料が全て下流側に流れるまでについて、ニードル24と注入ポート25の嵌挿部分周辺と、ニードル24内の試料の動きを示したもので、損耗した高圧バルブ21’によって生じるキャリーオーバの発生の機構を示すものである。
まず、図6(a)は、試料溶液を計量した後、ニードル24が注入ポート25に嵌挿された状態を示すものである。高圧バルブ21’がロード状態からインジェクト状態に切り換えられるまでは、試料がニードル24内の先端にあり、試料を挟むように移動相溶液が満たされている。
図6(b)は、ロード状態からインジェクト状態に切り換える過程で、3つのロータ溝のうちステータ孔aとbを連通するロータ溝Xのみが2つのステータ孔を連通する状態、すなわち、送液装置10とニードル24とが連通する状態を示している。このとき、送液装置10の圧力によって試料の一部がニードル24の先端から注入ポート25に押し出される。この時点では、注入ポート25と分離・検出部30とは連通していないので試料は下流側には流れることができず、送液装置の圧力により押された試料は、ニードル24の先端と注入ポート25の空隙に押し込まれる(図6(c))。丸で囲った部分はニードル先端部分の拡大図である。テーパー加工されたニードル24先端と、ほぼ垂直に形成された注入ポート25の内壁との間に空隙があり、ここに試料が押し込まれているのである。
その後、注入ポート25と分離・検出部30とが連通し、送液装置10により送液される移動相溶液によって試料が分離・検出部30に導入されるが、空隙に押し込まれた一部の試料が分離・検出部30に導入されずに注入ポート25に残る(図6(d))。つまり、ニードル24の洗浄を行なっても生じるキャリーオーバは、ロード状態からインジェクト状態に切り換える過程で、注入ポート25と分離・検出部30とが連通(ロータ溝Yによりステータ孔c,dが連通)されるよりも、ニードル24と送液装置10が連通(ロータ溝Xによりステータ孔a,bが連通)されることが原因で生じるのである。
本発明は、ニードルと注入ポートと嵌挿部分の空隙に押し込まれる試料の量を低減することにより、キャリーオーバを低減することを目的とする。
本発明は、溶液を送液する送液装置に連通する流路、先端にニードルを備えたサンプルループに連通する流路、試料を分析する分析部に連通する流路、前記ニードルが嵌挿される注入ポートへ連通する流路が接続され、前記サンプルループ、前記注入ポートを介して前記送液装置と前記分析部とを連通する第1の状態と、前記サンプルループ及び前記注入ポートを介さず前記送液装置と前記分析部とを連通する第2の状態とを切り換える流路切換弁と、前記ニードルを試料を吸引する位置と前記注入ポートとの間で移動させる移動機構とを備えた試料導入装置を用い、前記流路切換弁を第1の状態から第2の状態に切り換え、前記移動機構を動作させて試料を吸引する位置に前記ニードルを移動し、所定量の試料を前記ニードルから吸引し、前記移動機構を動作させて試料を吸引する位置から前記ニードルを離し、前記ニードルを前記注入ポートに嵌挿する試料導入方法において、前記移動機構を動作させて試料を吸引する位置から前記ニードルを離し、前記ニードルを前記注入ポートに嵌挿する前に、前記ニードル内部の試料を前記サンプルループ側に吸入する動作を行なうことを特徴とする。前記ニードル部の試料の液面を前記サンプルループ側に吸入する際に、移動相溶液と同じ組成の溶液や洗浄液、或いは空気を吸入する。
ニードル内部の試料を吸入する動作を行うことにより、試料容器からニードルに吸入された試料の液面がニードルの先端付近からサンプルループ側に移動する。移動した試料液面とニードル先端との間に、試料とは異なる組成の層(移動相溶液と同じ組成、或いは、空気)が形成される。その後、ニードルは注入ポートに嵌挿される。自動試料導入装置が洗浄ポートを備える場合には、ニードルを注入ポートに嵌挿する前に、洗浄工程を設けるとよい。
下流の分離・検出部に導入するように流路を切り換えた後、試料ニードルの先端と注入ポートの間に残る試料を低減することができ、残った試料が次の試料と共に導入されてしまうキャリーオーバを低減することができる。試料の正確な定量が可能になり、また、キャリーオーバが低減されるので分析の精度が向上する。分析結果に対してキャリーオーバの影響が大きい極微量の分析では、特に顕著な効果を奏する。また、従来の試料導入装置を用いる場合であっても、試料容器から試料を導入する手順を変更するだけで本発明を実施することができる。
本発明に係る試料導入方法でのサンプリングと注入ポートの嵌挿部分での試料の状態を示す図である。 (a)液体クロマトグラフの構成の概略図、(b)全量注入方式の試料導入装置の流路の概略図である。 (a)待機状態、(b)試料の吸入とニードルの洗浄、(c)中間液の吸入、(d)試料導入、のときの流路である。 本発明の試料導入方法により得たキャリーオーバ試験のクロマトグラムである。 従来の試料導入方法により得たキャリーオーバ試験のクロマトグラムである。 従来の試料導入方法でのサンプリングと注入ポートの嵌挿部分での試料の状態を示す図である。 高圧バルブ(6ポート2ポジションバルブ)と低圧バルブ(6ポジションバルブ)の切り換えの状態を説明する図である。
符号の説明
10・・・・・送液装置
20・・・・・試料導入装置
21・・・・・6ポート2ポジションバルブ(高圧バルブ)
21’・・・・特殊な高圧バルブ(或いは、劣化した高圧バルブ)
22・・・・・6ポジションバルブ(低圧バルブ)
23・・・・・サンプルループ
24・・・・・ニードル
25・・・・・注入ポート
26・・・・・計量ポンプ
27・・・・・洗浄ポート
28・・・・・試料容器
29・・・・・中間液容器
30・・・・・分離・検出部
31・・・・・カラム
32・・・・・検出器
40・・・・・制御・解析部
本発明に係る試料導入方法について図を参照しつつ説明する。本発明では、試料容器から分析流路へ試料を導入する動作を変更するだけでよいので、流路の構成や流路切換弁等は従来のものと同一である。高圧バルブ21は、図7(b)に示すような特殊なもの、或いは、劣化してそれと同様な状態になったものであってもよい。
試料を試料容器28から吸入する段階(新たな試料を導入する前、待機状態)においては、試料導入装置20内部は、上述の図2(b)の状態で連通しており、高圧バルブ21はインジェクト状態である。送液装置10によって移動相溶液が高圧(数MPa〜数十MPa)で送液されているので、まず、試料を吸入する前にサンプリング流路の圧力を大気圧に開放する必要がある。すなわち、図3(a)に示すように、高圧バルブ21をロード状態にし、一方で、低圧バルブ22は、ニードル24、サンプルループ23、洗浄ポート27を連通し、注入ポート25と計量ポンプ26を連通する状態にする。これにより、サンプリング流路が大気圧に開放される。
次に、図3(b)に示すように低圧バルブ22を回転させ、ニードル24をサンプルループ23、高圧バルブ21、低圧バルブ22を経て計量ポンプ26に連通させる。また、ニードル24が移動機構(図示せず)により、注入ポート25から離されて試料容器28内の試料溶液に浸される。そして、計量ポンプ26が吸入動作を行い、試料容器28内から所望量の試料溶液が吸入される。所望量の試料を吸入した後、続いて、図3(b)に破線でしめすように、移動機構によってニードル24は洗浄ポート27に挿入され、洗浄ポート27に溜められた洗浄液で外側が洗浄される。
そして、図3(c)に示すように、ニードル24は移動相溶液と同じ組成の液体(便宜上、“中間液”と呼ぶ)を入れた中間液容器29に移動する。ニードル24が中間液容器29中の中間液を吸入する。中間液を吸入する量は、サンプルループ23の内容積に対する体積比率として0.5〜2%の量でよい。このとき、吸入した試料の量と吸入した中間液の量がサンプルループ23の容量を超えてはならない。また、送液装置10が経時的に組成を変化させるグラジエント送液装置であって、組成がA液(例えば、純水)→B液(例えば、アセトニトリル)に変化する場合には、中間液としてはA液(純水)を用意すべきである。中間液容器29の中間液の代わりとして、洗浄ポート27内の溶液でも良い。洗浄ポート27内の液は適宜入れ替えるので汚染されておらず、送液装置10に移動相溶液を供給する容器に接続されることもあるので、好都合である。また、ニードル24の移動中に吸入動作を行い、空気を吸い込んでも良い。試料、中間液或いは空気を順に吸入した後、ニードル24が移動して注入ポート25に嵌挿され、高圧バルブ21がインジェクト状態に切り換えられる。
図1(a)〜(d)に、ニードル24が注入ポート25に嵌挿された後、高圧バルブ21をロード状態からインジェクト状態に切り換えるまでの間のニードル24内の液体の動きを示す。説明の容易のため、高圧バルブ21は上述の特殊なものとして説明する。
ニードル24が注入ポート25に嵌挿された直後には、図1(a)に示すように、ニードル24の先端部分には中間液があり、ニードル24の奥(高圧バルブ21側)に試料を保持している。高圧バルブ21の切り換えを開始し、図1(b)に示すように、ニードル24〜送液装置10側の流路が先に連通されると、ニードル24の先端から中間液が押し出される。
図1(c)に示すように、中間液は下流側に流れず、ニードル24と注入ポート25の空隙に押し込まれるが、試料は未だニードル24から出ていない。
その後、図1(d)に示すように、注入ポート25と分離・検出部30とが連通し、送液装置10から供給される移動相溶液に押されて、サンプルループ23に吸入された試料がニードル24から注入ポート25を経て、下流の分離・検出部30へ導入される。導入した試料を分析する期間中は、インジェクト状態であり、ニードル24と注入ポート25の嵌挿部分に移動相溶液が流れ続けるので、試料が空隙に残ることはない。
分析中には、図3(d)に示すように低圧バルブ22が回転し、計量ポンプ26と洗浄ポート27が連通する状態になる。計量ポンプ26が吐出動作を行い、プランジャポンプ22の流路にあった洗浄液が洗浄ポート27へ排出され、さらにドレインに排出される。
このように高圧バルブ21をロード状態からインジェクト状態に切り換える過程で、ニードル24の先端の溶液が、わずかに注入ポート25に押し出されるが、ニードル24が注入ポート25に嵌挿された空隙に押し込まれる液は移動相溶液と同じ組成である。したがって、空隙に押し込まれた液はキャリーオーバの原因とはならない。また、空気を吸入した場合には、多くは移動相溶液に溶解して下流側に流され、その空間は移動相溶液と置き換わり、この場合もキャリーオーバの原因とはならない。
本発明に係る試料導入方法は以上の如くである。次に、本発明の試料導入装置によるキャリーオーバの低減効果の実測例を示す。ここでは、キャリーオーバ量を表現するために、カフェイン水溶液を試料として分析を行い、カフェイン水溶液について得られたクロマトグラムのピークの面積αを求め、続いて、移動相溶液と同じ組成の液体(ブランク試料)について同様に分析を行い、カフェイン水溶液と同じ保持時間に出現するピークの面積βを算出し、そして、αに対するβの比率を以ってキャリーオーバ量とした。これを、従来の試料導入方法、本発明の試料導入方法について行なった。
[分析条件]
試料 250mg/L カフェイン水溶液
試料注入量 10μL
試料吸引速度 15μL/s
移動相組成 水:メタノール=4:1
流量 1.0mL/min
カラム 逆相カラム(内径3mm×長さ50mm)
検出器 紫外可視分光光度検出器(検出波長:272nm)
図5は従来の試料導入方法により得たクロマトグラムで、図5(a)は上記カフェイン水溶液、図5(b)はブランク試料のものである。図4は本発明に係る試料導入方法により得たクロマトグラムで、図4(a)は上記カフェイン水溶液、図4(b)はブランク試料のものである。各クロマトグラムは時間軸である横軸の目盛りは同一であるが、強度軸である縦軸の目盛りについてはいずれも(b)が(a)よりも遙かに小さくなっている。
図5は、従来の試料導入方法では、カフェイン水溶液分析時に検出されたカフェインに対応するピークの面積αは3386603、ブランク試料分析時に検出されたカフェインに対応するピークの面積βは229であり、キャリーオーバ量β/αは0.007%であることを示している。
図4は、本発明の試料導入方法では、カフェイン水溶液分析時に検出されたカフェインに対応するピークの面積αは3237442、ブランク試料分析時に検出されたカフェインに対応するピークの面積βは0(未検出)であり、キャリーオーバ量β/αは0.000%であることを示している。すなわち、本発明の試料導入方法ではキャリーオーバを生じていないことを示している。
なお、従来の試料導入方法と本発明の試料導入方法について、続けてブランク試料の分析を行ったところ、従来の試料導入方法では2回目の面積βが118、キャリーオーバ量β/αが0.002%、3回目でカフェインに対応するピークは検出されなくなった。当然ながら、本発明の試料導入方法では2回目以降も未検出であった。
以上のように、本発明に係る試料導入方法により、キャリーオーバが激減された。なお、用いた試料導入装置は、特開2006−38809号公報に記載のものに改良を施した登録実用新案第3129670号公報に記載のものと同等である。
発明を説明するにあたり、注入ポート25と高圧バルブ21との間の流路を長く図示しているが、図示する上で流路が交差することを防ぐためである。分析時間の短縮やデッドボリュームの低減といった観点からは、この流路は短い方が好ましく、特開2004−215118号公報に記載の発明のように、注入ポート25を高圧バルブ21のポート上に直接設けたものもある。また、サンプルループ23については明示的にらせん部を有するように図示しているが、特開2004−85499号公報に記載の発明のように、らせん部を有さずにサンプルループ23として必要な容量を確保するものもある。これらの文献に開示される試料導入装置においても、本発明に係る試料導入方法を実施することに何ら支障はない。
上記実施例は本発明の単に一例にすぎず、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正することも可能である。これら変更や修正したものも本発明に包含されることは明らかである。

Claims (6)

  1. 溶液を送液する送液装置に連通する流路、先端にニードルを備えたサンプルループに連通する流路、試料を分析する分析部に連通する流路、前記ニードルが嵌挿される注入ポートへ連通する流路が接続され、前記サンプルループ、前記注入ポートを介して前記送液装置と前記分析部とを連通する第1の状態と、前記サンプルループ及び前記注入ポートを介さず前記送液装置と前記分析部とを連通する第2の状態とを切り換える流路切換弁と、前記ニードルを試料を吸引する位置と前記注入ポートとの間で移動させる移動機構とを備えた試料導入装置を用い、
    前記流路切換弁を第1の状態から第2の状態に切り換え、
    前記移動機構を動作させて試料を吸引する位置に前記ニードルを移動し、所定量の試料を前記ニードルから吸引し、
    前記移動機構を動作させて試料を吸引する位置から前記ニードルを離し、前記ニードルを前記注入ポートに嵌挿する試料導入方法において、
    前記移動機構を動作させて試料を吸引する位置から前記ニードルを離し、前記ニードルを前記注入ポートに嵌挿する前に、前記ニードル内部の試料を前記サンプルループ側に吸入する動作を行なうことを特徴とする試料導入方法。
  2. 請求項1に記載の試料導入方法において、
    前記ニードル部の試料の液面を前記サンプルループ側に吸入する動作によって、前記試料とは異なる溶液を吸入することを特徴とする試料導入方法。
  3. 請求項1に記載の試料導入方法において、
    前記ニードル部の試料の液面を前記サンプルループ側に吸入する動作によって、空気を吸入することを特徴とする試料導入方法。
  4. 溶液を送液する送液装置に連通する流路、先端にニードルを備えたサンプルループに連通する流路、試料を分析する分析部に連通する流路、前記ニードルが嵌挿される注入ポートへ連通する流路が接続され、前記サンプルループ、前記注入ポートを介して前記送液装置と前記分析部とを連通する第1の状態と、前記サンプルループ及び前記注入ポートを介さず前記送液装置と前記分析部とを連通する第2の状態とを切り換える流路切換弁と、洗浄液を貯留しニードルを洗浄する洗浄ポートと、前記ニードルを試料を吸引する位置と前記注入ポート及び前記洗浄ポートとの間で移動させる移動機構とを備えた試料導入装置を用い、
    前記流路切換弁を第1の状態から第2の状態に切り換え、
    前記移動機構を動作させて試料を吸引する位置に前記ニードルを移動し、所定量の試料を前記ニードルから吸引し、
    前記移動機構を動作させて試料を吸引する位置から前記ニードルを離し、前記ニードルを前記注入ポートに嵌挿する試料導入方法において、
    前記移動機構を動作させて試料を吸引する位置から前記ニードルを離し、前記ニードルを前記注入ポートに嵌挿する前に、前記ニードル内部の試料を前記サンプルループ側に吸入する動作を行ない、前記洗浄ポートに移動し前記ニードルの洗浄を行うことを特徴とする試料導入方法。
  5. 請求項4に記載の試料導入方法において、
    前記ニードル部の試料の液面を前記サンプルループ側に吸入する動作によって、前記試料とは異なる溶液を吸入することを特徴とする試料導入方法。
  6. 請求項4に記載の試料導入方法において、
    前記ニードル部の試料の液面を前記サンプルループ側に吸入する動作によって、空気を吸入することを特徴とする試料導入方法。
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