JP4862392B2 - 高圧放電灯点灯装置及び画像表示装置 - Google Patents

高圧放電灯点灯装置及び画像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、高輝度高圧放電灯(HIDランプ)を点灯するための高圧放電灯点灯装置、およびこれを用いた投写形のテレビやプロジェクタ等に使用される投写形の画像表示装置に関するものである。
図10は従来の放電灯点灯装置(特開2003−332092号)の回路図である。この点灯装置は、直流電源Eを降圧チョッパ回路1により降圧し、スイッチング素子Q2〜Q5よりなる極性反転ブリッジ回路を介してランプLaに交流電力を供給する。ランプ電圧Vlaを抵抗R4,R5の分圧により検出し、マイコン2によりコンパレータCP1の基準電圧を設定する。降圧チョッパ回路1のスイッチング素子Q1はオン/オフ制御回路3によりオン・オフ制御される。スイッチング素子Q1がオンのとき、抵抗R1に流れる電流がコンパレータCP1の基準電圧を越えると、オン/オフ制御回路3の出力が反転し、スイッチング素子Q1はオフとなる。スイッチング素子Q1がオフのとき、ダイオードD1を介してチョークL1のエネルギーが放出され、そのチョーク電流がゼロになると、ダイオードD1のカソードの電圧Vdが上昇する。この電圧Vdを抵抗R2,R3の分圧により検出し、コンパレータCP2の基準電圧を越えると、オン/オフ制御回路3の出力が反転し、スイッチング素子Q1はオンとなる。
ただし、オン/オフ制御回路3にはタイマー回路4が付設されており、コンパレータCP3の出力により最短のオフ時間が規定され、コンパレータCP4の出力により最長のオフ時間が規定されている。コンパレータCP3の出力反転時にスイッチング素子Q1がオンするモードは図2(b)のようにチョッパ電流IL1が不連続モードとなり、コンパレータCP4の出力反転時にスイッチング素子Q1がオンするモードは図2(c)のようにチョッパ電流IL1が連続モードとなる。
スイッチング素子Q1のオフ時間がコンパレータCP3のタイマー時間よりも長く、且つコンパレータCP4のタイマー時間よりも短い場合には、図2(a)のようにチョッパ電流IL1は境界モード(電流ゼロクロススイッチング)となり、チョークL1に流れる電流IL1のピーク値Ipを低く抑えることができるので、放電灯点灯装置の損失を小さくできる。
なお、特許文献1には、高圧放電灯点灯装置において、音響的共鳴周波数を避けるようにスイッチング周波数を設定することが提案されているが、チョッパ回路または低周波の矩形波インバータを用いた点灯回路ではなく、高周波の正弦波インバータを用いた点灯回路であり、また、チョッパ回路のようなスイッチング回路をいわゆる境界モード(電流ゼロクロススイッチング)で効率良く動作させるために、ランプ電圧に基づいて所定のランプ電力になるようにスイッチング周波数を可変制御する構成を前提とするものではない。
特開2003−308989号公報 特開2003−332092号公報
図10に示した従来の放電灯点灯装置では、ランプ電圧の変化に対してランプ電力を図11の破線で示すように制御しようとすると、降圧チョッパ回路1のスイッチング周波数は図11の実線で示すように変化する。すなわち、コンパレータCP3がスイッチング素子Q1のオフ時間を最短時間に固定する高い周波数領域やコンパレータCP4がスイッチング素子Q1のオフ時間を最長時間に固定する低い周波数領域では、スイッチング周波数は略一定となるが、それ以外の定常周波数領域においては、ランプ電圧に応じて降圧チョッパ回路1のスイッチング周波数は変化する。ランプ電流にはこのスイッチング周波数のリップル成分が重畳される。
ところで、高圧放電灯はランプ電流に特定の周波数成分が含まれると発光管内のアークの湾曲が揺らぐ、いわゆる音響共鳴現象が発生する。一般に共鳴周波数帯は通常の放電灯点灯装置で使われている数KHz〜100数十KHzの周波数範囲内に複数存在する。したがって、チョッパ回路1のスイッチング周波数が高圧放電灯の共鳴周波数帯に重なると、高圧放電灯の発光管内のアークが揺らぎ、ちらつきが生じる。この点灯装置をプロジェクタ等の画像表示装置に用いると画像のちらつきとなって現れるという問題がある。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、発光管内のアークの揺らぎによる光のちらつきを起こすことなく、高圧放電灯に電力を供給するスイッチング回路の損失を抑え、小型で高効率の放電灯点灯装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、高圧放電灯DLに供給する電力を制御するスイッチング回路(降圧チョッパ回路1)と、ランプ電圧に応じてスイッチング回路のスイッチング周波数を可変する制御回路5とを備える高圧放電灯点灯装置において、ランプ電圧に基づいて所定のランプ電力になるようにスイッチング周波数を設定するスイッチング周波数設定部(マイコン2)を備え、該スイッチング周波数設定部はランプ電圧に基づいてスイッチング回路が境界モードで動作するようにスイッチング周波数を設定し、設定されたスイッチング周波数が高圧放電灯DLの音響共鳴周波数領域と重なる場合には、スイッチング周波数を音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数に設定することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1において、前記音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数は、音響共鳴周波数領域の上限周波数側に設定されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数からランプ電圧に基づいて設定されるスイッチング周波数へと切り換えるランプ電圧と、ランプ電圧に基づいて設定されるスイッチング周波数から前記音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数へと切り換えるランプ電圧とは異なることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置を備える画像表示装置の発明であり、該高圧放電灯点灯装置により点灯される高圧放電灯と、この高圧放電灯からの光を透過または反射する画像表示手段と、画像表示手段を介する透過光または反射光をスクリーンに投射する光学系とを備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ランプ電圧に応じてスイッチング回路が境界モードで動作するようにスイッチング周波数を設定しているので、高圧放電灯に電力を供給するスイッチング回路の損失を抑えることができ、かつ、ランプ電圧に基づいて設定されたスイッチング周波数が高圧放電灯の音響共鳴周波数領域と重なる場合には、スイッチング周波数を音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数に設定するので、高圧放電灯に固有の音響共鳴周波数でのスイッチングを回避でき、発光管内のアークの揺らぎによる光のちらつきを起こすことなく、小型で高効率の高圧放電灯点灯装置を提供できる。
請求項2の発明によれば、音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数は、音響共鳴周波数領域の上限周波数側に設定されるので、ランプ電流に含まれるリップル電流を低減することができる。
請求項3の発明によれば、ランプ電圧に応じたスイッチング周波数の変化にヒステリシス特性を持たせたので、スイッチング周波数が頻繁に切り換わることを防止し、スイッチング周波数が切り換わるときに発生するちらつきを抑えることができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3の高圧放電灯点灯装置を用いた画像表示装置であるから、光のちらつきを起こすことなく小型化することができ、また、回路損失が少ないため、空冷用ファンの回転数を下げ、騒音を抑えたプロジェクタや投写形プロジェクションテレビを実現することができる。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の構成を示す回路図である。本実施形態では、直流電源Eに降圧チョッパ回路1が接続されている。降圧チョッパ回路1は、スイッチング素子Q1とチョークL1とダイオードD1、平滑用コンデンサC1を備えている。
直流電源Eは、例えば商用交流電源の交流電圧を整流して得られる。平滑コンデンサC1の負極は電流検出用の低抵抗R1を介して直流電源Eの負極に接続されている。直流電源Eの負極はグランドラインに接続されている。スイッチング素子Q1とチョークL1の接続点には回生電流通電用のダイオードD1のカソードが接続されており、ダイオードD1のアノードは平滑コンデンサC1の負極に接続されている。制御回路5の出力によりスイッチング素子Q1が高周波で断続的にオン・オフ駆動されることにより、直流電源Eの電圧を降圧した電圧が平滑コンデンサC1に充電される。
平滑コンデンサC1の電圧は、抵抗R4,R5の直列回路により分圧されて、ランプ電圧Vlaの検出値としてマイコン2に入力される。マイコン2には、目標となるランプ電力が記憶されており、入力されたランプ電圧と記憶されたランプ電力とから降圧チョッパ回路1に流れる電流の目標ピーク値Ipを算出し、コンパレータCP1の基準電圧としてIp×R1相当の電圧値を出力している。
スイッチング素子Q1のゲートには駆動回路7が接続され、制御回路5におけるQ1スイッチング制御用インバータINV3の出力が接続されている。この制御回路5のインバータINV3の出力がHigh/Lowに交番することにより駆動回路7を介してスイッチング素子Q1をオン/オフ制御している。
スイッチング素子Q1の駆動回路7は、例えばハイサイドドライブ用ICで構成されている。他の例としてはパルストランスで構成し、パルストランスの2次巻線の一端がスイッチング素子Q1のゲートに接続され、パルストランスの1次巻線は制御回路5の出力に接続されている回路構成でもよい(図10参照)。
降圧チョッパ回路1の出力には、スイッチング素子Q2〜Q5よりなる極性反転ブリッジ回路が接続されている。スイッチング素子Q2とQ3の接続点にインダクタL2の一端が接続されている。このインダクタL2の他端にはコンデンサC2の一端が接続されている。コンデンサC2の他端はスイッチング素子Q4とQ5の接続点に接続されている。コンデンサC2と並列に、パルストランスPTの2次巻線を介して高圧放電灯よりなるランプDLが接続されている。パルストランスPTの1次巻線にはパルス電圧発生回路8の出力端子が接続されている。パルス電圧発生回路8の入力端子はコンデンサC2の両端に接続されている。
制御回路6はスイッチング素子Q2〜Q5のオン/オフを制御している。駆動回路7a,7bは制御回路6の出力に応じて低圧側のスイッチング素子Q3,Q5と高圧側のスイッチング素子Q2,Q4を駆動する。
ランプの定電力制御範囲は、ランプ電圧が少なくとも図3のV1〜V2の範囲を含むものとする。また、ランプが定電力制御されているとき、ランプ電流に含まれるリップル周波数が図3のf1〜f2では音響共鳴現象を発生するものとする。
以下、始動時の制御、点灯時の制御について個別に説明する。
(始動時の制御について)
制御回路5は、降圧チョッパ回路1の出力電圧を所定の値になるように制御する。降圧チョッパ回路1の制御については後述の点灯制御時と同様であり、ここでは省略する。
制御回路6は、スイッチング素子Q2とQ5、スイッチング素子Q3とQ4が交互にオン・オフするように、デューティが略50%の高周波信号を各々の駆動回路7a,7bに伝達し、スイッチング素子Q2〜Q5を高周波駆動する。これにより、インダクタL2とコンデンサC2の共振が発生し、その共振電圧によりパルス電圧発生回路8でパルス電圧を発生させ、パルストランスPTで昇圧した高電圧をランプDLに印加してランプDLを放電させる。
始動シーケンスを開始してから一定時間後に、スイッチング素子Q2とQ5、スイッチング素子Q3とQ4の交番周波数を100Hz前後の低周波に切り替える。ここで、コンデンサC1の電圧が所定の電圧以下になっていれば、マイコン2はランプDLが点灯していると判断し、点灯時の制御に移行する。
(点灯時の制御について)
ランプDLが点灯した後、制御回路5は降圧チョッパ回路1の出力電圧(ランプ電圧Vla)に応じてスイッチング素子Q1をスイッチングし、チョークL1に流れる電流を制御するための基準電圧(Ip×R1)を決定し、ランプDLに供給される電力を制御する。
制御回路6はスイッチング素子Q2とQ5、スイッチング素子Q3とQ4を100Hz前後の低周波で駆動し、ランプDLに矩形波の電流を供給する。
制御回路5がランプDLに供給される電力を制御するため、降圧チョッパ回路1を制御する動作の詳細を説明する。制御回路5は、チョークL1に流れるチョーク電流が目標ピーク値Ipに達したときにスイッチング素子Q1をオフさせるよう出力変化するコンパレータCP1と、チョーク電流がゼロになったときにスイッチング素子Q1をオンさせるよう出力変化するコンパレータCP2と、これら両コンパレータCP1,CP2の出力状態からスイッチング素子Q1のゲート信号を出力するRSラッチ回路9を備えている。
コンパレータCP1の反転入力端子は、マイコン2の出力端子に接続され、チョーク電流の目標ピーク値Ipに相当する電圧を基準電圧(Ip×R1)としている。また、コンパレータCP1の非反転入力端子は平滑コンデンサC1の負極に接続され、電流検出用の低抵抗R1の両端電圧すなわちチョーク電流相当の電圧の検出値(IL1×R1)が入力される。そして、このチョーク電流相当の電圧の検出値が基準電圧よりも大きくなったとき、コンパレータCP1の出力がHighとなる。
また、コンパレータCP2の非反転入力端子は、チョーク電流がゼロになったタイミングを検出するための基準電圧としている。一方、コンパレータCP2の反転入力端子はダイオードD1のカソードとグランド間の電圧を抵抗R2,R3で分圧した電圧に接続され、ダイオードD1のカソード電圧の変化を検出した電圧値が入力される。
スイッチング素子Q1のオフ時に、チョーク電流がチョークL1→平滑コンデンサC1→ダイオードD1→チョークL1の経路で回生し、チョーク電流がゼロになると、平滑コンデンサC1→チョークL1→ダイオードD1の接合容量→平滑コンデンサC1の経路で逆方向に流れ、ダイオードD1のカソード電圧が上昇することで、コンパレータCP2の検出値が基準電圧よりも大きくなったときに、コンパレータCP2の出力がLowとなる。
RSラッチ回路9は、コンパレータCP1の出力が直接入力されるNORゲートNOR3と、コンパレータCP2の出力がNORゲートNOR1を介して入力されるNORゲートNOR2とから構成されている。NORゲートNOR2,NOR3の入出力を互いに接続することでラッチ回路を構成している。NORゲートNOR1の入力には、後述するコンパレータCP3の出力が接続されている。また、NORゲートNOR2の入力にはNORゲートNOR4の出力が入力され、NORゲートNOR4の入力には後述するコンパレータCP4の出力が接続されている。また、NORゲートNOR3の出力にはインバータINV1が接続され、インバータINV1の出力にはインバータINV2とINV3が接続され、インバータINV3の出力はスイッチング素子Q1の駆動回路7に接続されている。
このRSラッチ回路9は、コンパレータCP2及びコンパレータCP3の出力が共にLowになったときにNORゲートNOR1の出力がHighになってラッチ状態が変化し、制御回路5のインバータINV3の出力がHighになる。この後、コンパレータCP2の出力とコンパレータCP3の出力のどちらかがHighになると、NORゲートNOR1の出力がLowになるが、インバータINV3の出力はHighの状態を保持する。
また、NORゲートNOR4の出力がHighになると、たとえNORゲートNOR1の出力がLowのままでもインバータINV3の出力がHighになる。
次に、コンパレータCP1の出力がHighになると、RSラッチ回路9のラッチ状態が変化し、インバータINV3の出力はLowになる。この後にコンパレータCP1の出力がLowになってもインバータINV3の出力はLowの状態を保持する。
タイマー回路4は、スイッチング素子Q1がオフしてから第1の所定時間(最短オフ時間相当)が経過すると出力がLowとなるコンパレータCP3と、スイッチング素子Q1がオフしてから第2の所定時間(最長オフ時間相当)が経過すると出力がLowとなるコンパレータCP4と、定電流源IsとコンデンサC3、C4からなるタイマー本体と、RSラッチ回路9の出力にそのベースが接続されてインバータINV3の出力がLowになったときからコンデンサC3の充電、すなわちタイマー動作を開始するためのNPN型のトランジスタQ6とから構成されている。コンデンサC4とグランド間には半導体スイッチQ7が接続され、この半導体スイッチQ7の制御端子は抵抗R7を通してマイコン2の出力端子に接続されている。半導体スイッチQ7は始動制御の開始後、ランプDLが点灯し、平滑コンデンサC1の電圧がV1に達するまではオフしており、このとき、定電流源IsはコンデンサC3のみを充電する。
コンパレータCP3の非反転入力端子は第1の所定時間相当の基準電圧としている。また、コンパレータCP3の反転入力端子は定電流源IsとコンデンサC3,C4との接続点に接続されている。コンパレータCP3の出力は、NORゲートNOR1の入力に接続されている。
コンパレータCP4の非反転入力端子は第2の所定時間相当の基準電圧としている。また、コンパレータCP4の反転入力端子は定電流源IsとコンデンサC3,C4との接続点に接続されている。コンパレータCP4の出力は、NORゲートNOR4の入力に接続されている。
コンパレータCP3の反転入力端子及びコンパレータCP4の反転入力端子はトランジスタQ6のコレクタに接続されている。トランジスタQ6のエミッタはグランドに、ベースは抵抗R6を介してインバータINV2の出力にそれぞれ接続されている。
このタイマー回路4では、RSラッチ回路9の出力により制御回路5の出力がHighになったとき、すなわちスイッチング素子Q1がオンしてチョーク電流が流れたときは、トランジスタQ6がオンしてコンデンサC3,C4の電圧はゼロ近傍に保持され、コンパレータCP3,CP4の出力はHigh、NORゲートNOR4の出力はLowにそれぞれ保持されている。
この状態でスイッチング素子Q1がオフしたとき、トランジスタQ6はオフし、定電流源IsによりコンデンサC3が充電され、コンデンサC3の電圧が徐々に大きくなってタイマー動作がスタートする。そして、第1の所定時間(最短オフ時間相当)が経過すると、コンパレータCP3の反転入力端子電圧が非反転入力端子電圧を上回り、コンパレータCP3の出力はHighからLowに変化する。さらに、この後に第2の所定時間(最長オフ時間相当)が経過すると、同様にコンパレータCP4の出力はHighからLowに変化し、NORゲートNOR4の出力はLowからHighに変化する。
ランプ電圧がV1に達するまでは、平滑コンデンサC1の電圧を検出して得られるランプ電圧に応じたチョーク電流の目標ピーク値をマイコン2が生成することで、スイッチング素子Q1のオン時間を決定し、チョークL1のチョーク電流IL1が略ゼロになると、スイッチング素子Q1をオンさせるようなゼロクロス制御を行い、ランプ電圧が高くなるにしたがって、スイッチング素子Q1のスイッチング周波数は徐々に高くなる。このランプ電圧がV1までは、コンパレータCP2で検出されるチョーク電流が略ゼロになるタイミングは、コンパレータCP3の出力がHighからLowに変化するタイミングよりも遅い。この場合の動作は、図2(a)の境界モードとなり、効率が良くなる。
ランプ電圧がV1からV2までの間は、マイコン2から半導体スイッチQ7に出力される駆動信号がHighとなり、半導体スイッチQ7がオンすることで、定電流源IsはコンデンサC3とC4を充電する。これにより、コンパレータCP3のタイマー時間が長くなるので、コンパレータCP2で検出されるチョーク電流が略ゼロになるタイミングはコンパレータCP3の出力がHighからLowに変化するタイミングよりも早くなり、コンパレータCP2の出力がHighからLowに変化した後、コンパレータCP3の出力がHighからLowに変わることによりスイッチング素子Q1がオンする。
したがって、ランプ電圧がV1からV2までの間、スイッチング素子Q1のオフ時間は定電流源IsがコンデンサC3とC4を充電するタイマー時間に等しくなる。オフ時間が一定の条件でランプが定電力制御されている場合、スイッチング素子Q1のオン時間幅の変化は小さいので、ランプ電圧がV1からV2までの間、スイッチング素子Q1のスイッチング周波数は、ランプ電圧がV1の場合とほぼ同程度の値になる。この場合の動作は、図2(b)の不連続モードとなる。
次に、ランプ電圧がV2を超えると、マイコン2から半導体スイッチQ7に出力される駆動信号がLowとなり、半導体スイッチQ7がオフすることで、タイマー回路4に接続されるコンデンサはC3だけとなり、コンパレータCP3のタイマー時間はランプ電圧がV1より小さい場合と同じになる。すると、コンパレータCP2で検出されるチョーク電流が略ゼロになるタイミングは、コンパレータCP3の出力がHighからLowに変化するタイミングよりも遅くなり、ランプ電圧がV1に達するまでと同様に、コンデンサC1の電圧を検出して得られるランプ電圧に応じたチョーク電流の目標値をマイコン2が生成することで、スイッチング素子Q1のオン時間を決定し、チョークL1のチョーク電流IL1が略ゼロになるとスイッチング素子Q1をオンさせるようなゼロクロス制御を行い、ランプ電圧が高くなるにしたがって、スイッチング素子Q1のスイッチング周波数は徐々に高くなる。この場合の動作は、図2(a)の境界モードとなり、効率が良くなる。
ところで、図3に示すように、ランプ電圧がV1よりも低くなると、ランプ電圧の低下につれてスイッチング素子Q1のスイッチング周波数も低くなる。スイッチング周波数が低くなりすぎると騒音として認識されてしまうので、コンパレータCP4によってスイッチング素子Q1のオフ時間が第2の所定の時間(最長オフ時間)に達すると強制的にオンさせ、スイッチング素子Q1のスイッチング周波数に下限を設けている。この時、図2(c)のようにチョークL1に流れる電流は、ゼロにならない連続電流となるように制御される。
以上のスイッチングの動作を図2により説明する。
図2(a)に示すように、ゼロクロス制御では、チョーク電流IL1がゼロのとき、すなわちt=t1の時、コンパレータCP1の出力はLow、コンパレータCP2の出力がLowとなり、インバータINV3の出力がHighとなって、スイッチング素子Q1がオンし、チョークL1に電流が流れ、直線的に増加する。そして、このチョークL1の電流IL1が目標値Ipに到達した時、すなわちt=t2の時、コンパレータCP1の出力が一瞬Highとなる。このとき、インバータINV3の出力がLowとなって、スイッチング素子Q1がオフし、電流IL1が直線的に減少する。また、このとき、タイマー動作が始まり、所定時間が経過すると、コンパレータCP3の出力はHighからLowに変化する。そして、この減少した電流IL1がゼロ相当になったとき、すなわちt=t3の時、コンパレータCP2の出力がHighからLowに変化し、NORゲートNOR1の出力がHighとなるので、インバータINV3の出力がHighとなって、再びスイッチング素子Q1がオンする。
また、図2(b)に示すように、不連続電流制御では、電流IL1がゼロ相当になってコンパレータCP2の出力がHighからLowに変化しても、コンパレータCP3の出力はまだHighのままであり、NORゲートNOR1の出力がLowのままであるので、インバータINV3の出力はLowの状態を保持し、電流IL1がゼロのままである。そして、コンパレータCP3の出力がLowになったとき、すなわちt=t6の時、NORゲートNOR1の出力はHighに変化し、インバータINV3の出力はHighになる。したがって、電流IL1がゼロ相当になってからコンパレータCP3の出力が変化するまでの或る一定期間は電流IL1がゼロの状態を保持している。
また、図2(c)に示すように、連続電流制御では、チョークL1に流れる電流IL1がゼロ相当になる前のコンパレータCP2の出力がHighの状態のままでも、第2の所定時間(最長オフ時間相当)が経過して、コンパレータCP4の出力がHighからLowに変化することで、NORゲートNOR4の出力がLowからHighに変化する(t=t9時)。このとき、RSラッチ回路9の状態が変化し、インバータINV3の出力はHighになる。したがって、電流IL1がゼロになる期間がなく、チョークL1には連続的に電流が流れる。
ランプ電圧とスイッチング素子Q1のスイッチング周波数との関係を図3に示す。この図3は本実施形態1の高圧放電灯点灯装置がランプDLに供給する電力(破線)とスイッチング素子Q1のスイッチング周波数(実線)をランプ電圧に対して示したグラフである。
このように、実施形態1では、スイッチング素子Q1の最短オフ時間を規定するタイマー回路4のコンパレータCP3を有効に活用し、計時用コンデンサC3にコンデンサC4を並列に接続することで、最短オフ時間をV1〜V2のランプ電圧区間では長く設定し、これにより、図11のランプ電圧最大値付近で生じていた高周波側の固定周波数区間をそれよりも低いランプ電圧区間V1〜V2で出現させるようにしたものである。
ところで、タイマー回路4の計時時間をランプ電圧区間V1〜V2で長く設定するには、計時用コンデンサC3の時定数を大きくする以外に、定電流源Isの定電流を小さくする構成としても良い。また、コンパレータCP3の基準電圧を切り換えても良い。以下の実施形態では、その基準電圧の切り換えについて述べる。
(実施形態2)
図4は本発明の実施形態2の構成を示す回路図である。本実施形態と上述の実施形態1との違いは、タイマー回路4のコンパレータCP3の入力端子の構成である。本実施形態では、コンパレータCP3の非反転入力端子に、制御回路5の電源電圧Vccを抵抗R8〜R10で分圧した電圧が入力される。さらに、抵抗R10にはトランジスタQ8が並列接続され、トランジスタQ8の制御端子は抵抗R11を通してマイコン2の出力端子に接続されている。コンパレータCP3の反転入力端子には、コンデンサC3とトランジスタQ6が接続され、定電流源IsがコンデンサC3に接続され、トランジスタQ6のオフ時にコンデンサC3を充電する。
ランプ電圧がV1以下またはV2以上のとき、マイコン2から出力される駆動信号によりトランジスタQ8はオンし、抵抗R10の両端を短絡し、コンパレータCP3の基準電圧は制御電源電圧Vccを抵抗R8とR9で分圧した低い値になる。したがって、コンパレータCP3で規定されるスイッチング素子Q1の最短オフ時間は短く設定される。
ランプ電圧がV1からV2までの間は、マイコン2から出力される駆動信号によりトランジスタQ8はオフし、コンパレータCP3の基準電圧は制御電源電圧Vccを抵抗R8と抵抗R9,R10で分圧した高い値になる。したがって、コンパレータCP3で規定されるスイッチング素子Q1の最短オフ時間は長く設定される。
これにより、実施形態1と同様の動作を実現でき、スイッチング素子Q1のスイッチング周波数とランプ電圧の関係は、図3の実線のように変化する。
(実施形態3)
図5は本発明の実施形態3の構成を示す回路図であり、図6はその動作説明図である。本実施形態と上述の実施形態1との違いは、タイマー回路4のコンパレータCP3とCP4の入力端子の構成である。本実施形態では、コンパレータCP3の反転入力端子にはコンデンサC3とトランジスタQ6が接続され、定電流源IsがコンデンサC3に接続され、トランジスタQ6のオフ時にコンデンサC3を充電する。コンパレータCP4の非反転入力端子には制御回路5の電源電圧Vccを抵抗R12〜R14で分圧した電圧が入力される。さらに、抵抗R14にトランジスタQ9が並列接続され、トランジスタQ9の制御端子は抵抗R15を通してマイコン2の出力端子に接続されている。
ランプ電圧がV1以下またはV2以上のとき、マイコン2から出力される駆動信号によりトランジスタQ9はオフし、コンパレータCP4の基準電圧は制御電源電圧Vccを抵抗R12と抵抗R13,R14で分圧した高い値になる。したがって、コンパレータCP4で規定されるスイッチング素子Q1の最長オフ時間は長く設定される。
ランプ電圧がV1からV2までの間は、マイコン2から出力される駆動信号によりトランジスタQ9はオンし、抵抗R14の両端を短絡し、コンパレータCP4の基準電圧は制御電源電圧Vccを抵抗R12とR13で分圧した低い値になる。したがって、コンパレータCP4で規定されるスイッチング素子Q1の最長オフ時間は短く設定される。
これにより、チョークL1に流れる電流IL1がゼロ相当になる前のコンパレータCP2の出力がHighの状態のままでも、コンパレータCP4の出力はHighからLowに変化し、NORゲートNOR4の出力がLowからHighに変化する。このとき、RSラッチ回路9の状態が変化し、インバータINV3の出力はHighになる。したがって、電流IL1がゼロになる期間がなく、チョークL1には連続的に電流が流れる。
ランプ電圧がV1に達するまでは、コンデンサC1の電圧を検出して得られるランプ電圧に応じたチョーク電流の目標ピーク値をマイコン2が生成することで、スイッチング素子Q1のオン時間を決定し、チョークL1のチョーク電流IL1が略ゼロになると、スイッチング素子Q1をオンさせるようなゼロクロス制御を行う。
ランプ電圧がV1からV2までの間は、マイコン2から出力される駆動信号によりトランジスタQ9がオンして、抵抗R14を短絡する。コンパレータCP4の非反転入力端子に入力される電圧は、ランプ電圧がV1以下のときより低下し、コンパレータCP2とCP3の出力が共にLowになる前にコンパレータCP4の出力がLow、NORゲートNOR4の出力がHighになり、インバータINV3の出力がHighになり、スイッチング素子Q1をオン駆動する。この場合、チョークL1に流れる電流が略ゼロになる前にスイッチング素子Q1がオンするので、チョークL1には連続的に電流が流れる。
ランプ電圧がV2以上では、マイコン2から出力される駆動信号によりトランジスタQ9が再びオフし、コンパレータCP4の出力がLowになる前にコンパレータCP3の出力がLowになり、さらにチョーク電流が略ゼロになって、コンパレータCP2の出力がLowになり、NORゲートNOR1の出力がHighとなることで、インバータINV3の出力がHighになり、スイッチング素子Q1がオンされる。
ランプ電圧とスイッチング素子Q1のスイッチング周波数との関係を図6に示す。この図6は図5の高圧放電灯点灯装置がランプDLに供給する電力(破線)とスイッチング素子Q1のスイッチング周波数(実線)をランプ電圧に対して示したグラフである。
このように、本実施形態3では、スイッチング素子Q1の最長オフ時間を規定するタイマー回路4のコンパレータCP4を有効に活用し、その基準電圧をV1〜V2のランプ電圧区間では通常よりも低い基準電圧に切り換えることで最長オフ時間を短く設定し、これにより、図11のランプ電圧最小値付近で生じていた低周波側の固定周波数区間をそれよりも高いランプ電圧区間V1〜V2で出現させるようにしたものである。
(実施形態3’)
また、実施形態3のタイマー回路と実施形態1又は2のタイマー回路を組み合わせた構成としてもよい。この場合、ランプ電圧がV1〜V2のうち、V1から所定の電圧までの間は、スイッチング素子Q1のスイッチング周波数を図3に示すようにf1近傍で略一定に制御し、所定の電圧からV2までの間は、スイッチング素子Q1のスイッチング周波数を図6に示すようにf2近傍で略一定に制御することになる。
(実施形態4)
図7は本発明の実施形態4の動作説明図である。本実施形態の回路図は図1と同じでよい。ランプDLが点灯した後、ランプ電圧Vlaが上昇し、V1に達するまで、マイコン2から出力されるQ7駆動信号はLowとなり、半導体スイッチQ7はオフする。ランプ電圧がV1を超えV3に達するまで、Q7駆動信号はHighとなり、半導体スイッチQ7はオンしている。ランプ電圧がV3を超えると、Q7駆動信号はLowとなり、半導体スイッチQ7は再びオフする。ランプ電圧が一度V3を越えた後、低下した場合、ランプ電圧がV2に低下するまでは半導体スイッチQ7をオフしておくように、マイコン2から出力されるQ7駆動信号はLowとなる。ランプ電圧がV2以下になるとQ7駆動信号はHighとなり、半導体スイッチQ7をオンする。さらにランプ電圧が低下して、V1以下まで下がると、Q7駆動信号をLowとし、半導体スイッチQ7をオフする。つまり、ランプ電圧がV2〜V3の間、ランプ電圧の変化に対するスイッチング素子Q1のスイッチング周波数の切り換えにヒステリシス特性を持たせている。
本実施形態の動作をマイコン2で実現する場合のフローチャートを図8に示し説明する。まず、フラグFLGを初期化した後、ランプ電圧Vlaを読み込む。読み込んだランプ電圧VlaをV1と比較し、VlaがV1より小さければQ7駆動信号はLowとする。フラグFLGは0を入力し、制御回路5はランプ電圧と降圧チョッパ回路1の電流からランプの点灯制御を行い、再びランプ電圧読込に戻る。
VlaがV1以上V2未満であればQ7駆動信号はHighとなり、フラグFLGは0を入力する。VlaがV2以上V3未満であればフラグFLGが1であるか判断し、FLG=0であればQ7駆動信号はHighとし、フラグFLGは0を入力する。FLG=1であればQ7駆動信号はLowとする。VlaがV3以上であれば、Q7駆動信号はLowとし、フラグFLGは1を入力する。そして、ランプの点灯制御を行い、再びランプ電圧読込に戻る。
(実施形態5)
上述の各実施形態1〜4の放電灯点灯装置は、プロジェクタやリアプロジェクションテレビのような画像表示装置の光源となる高圧放電灯の点灯に用いられる。ここでは、プロジェクタに実装する場合を例示する。図9は画像表示装置30の内部構成を示す概略構成図である。図中、31は投光窓、32は電源部、33a,33b,33cは冷却用ファン、34は外部信号入力部、35は光学系、36はメイン制御基板、40は高圧放電灯点灯装置、DLはランプ(高圧放電灯)である。破線で示した枠内にメイン制御基板36が実装されている。光学系35の途中には、高圧放電灯DLからの光を透過または反射する画像表示手段(透過型液晶表示板または反射型画像表示素子)が設けられており、この画像表示手段を介する透過光または反射光をスクリーンに投射するように光学系35が設計されている。本発明の高圧放電灯点灯装置を用いることにより、音響共鳴現象による光のちらつきを防止できるので、スクリーンに投射される画像のちらつきを防止できる。また、回路損失が少ないため、冷却用ファンの回転数を下げ、騒音を抑えたプロジェクタを実現することができる。
本発明の実施形態1の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態1の動作波形図である。 本発明の実施形態1の動作説明図である。 本発明の実施形態2の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態3の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態3の動作説明図である。 本発明の実施形態4の動作説明図である。 本発明の実施形態4の動作説明のためのフローチャートである。 本発明による高圧放電灯点灯装置を用いたプロジェクタの内部構成を示す概略構成図である。 従来の放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。 従来の放電灯点灯装置の動作説明図である。
符号の説明
1 降圧チョッパ回路
2 マイコン
4 タイマー回路
5 制御回路
DL ランプ(高圧放電灯)

Claims (4)

  1. 高圧放電灯に供給する電力を制御するスイッチング回路と、ランプ電圧に応じてスイッチング回路のスイッチング周波数を可変する制御回路とを備える高圧放電灯点灯装置において、
    ランプ電圧に基づいて所定のランプ電力になるようにスイッチング周波数を設定するスイッチング周波数設定部を備え、
    該スイッチング周波数設定部はランプ電圧に基づいてスイッチング回路が境界モードで動作するようにスイッチング周波数を設定し、設定されたスイッチング周波数が高圧放電灯の音響共鳴周波数領域と重なる場合には、スイッチング周波数を音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数に設定することを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  2. 前記音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数は、音響共鳴周波数領域の上限周波数側に設定されることを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯装置。
  3. 前記音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数からランプ電圧に基づいて設定されるスイッチング周波数へと切り換えるランプ電圧と、ランプ電圧に基づいて設定されるスイッチング周波数から前記音響共鳴周波数領域外の略一定の周波数へと切り換えるランプ電圧とは異なることを特徴とする請求項1又は2記載の高圧放電灯点灯装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置と、該高圧放電灯点灯装置により点灯される高圧放電灯と、この高圧放電灯からの光を透過または反射する画像表示手段と、画像表示手段を介する透過光または反射光をスクリーンに投射する光学系とを備えることを特徴とする画像表示装置。
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