JP4861734B2 - 故障解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、故障解析方法、および故障解析装置 - Google Patents

故障解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、故障解析方法、および故障解析装置 Download PDF

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Description

この発明は、故障解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、故障解析方法、および故障解析装置に関する。
近年、半導体プロセス技術の発展に伴い、システムLSIの高速化、高機能化、高集積化が進んでいる。これにより、微小遅延故障の要因が増大している。そのため、遅延故障を検出することが重要となる。
遅延故障は、論理的に信号の遷移はされるが、その遷移が遅延するという故障である。遅延故障を検出するための遅延試験としては、現在では2つの手法がある。1つ目の手法は、パス遅延試験である。このパス遅延試験は、半導体集積回路内に存在するすべてのパスについて試験をおこなう手法である。
また、2つ目の手法は、遷移試験である。この遷移試験は、ある信号線の遷移に非常に大きな遅延故障が存在すると仮定して、活性化が容易なパスのテストパターンを生成する手法である。
また、テストパターンを生成する技術としては、半導体集積回路の特定領域を指定することにより、当該特定領域をテストするためのテストベクタを生成する技術が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2004−150820号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の従来技術では、半導体集積回路の回路情報に基づいてタイミング解析(STA)を実行し、タイミング解析が実行されたパスに対して遅延故障を試験するテストベクタを生成している。STAでは、半導体集積回路の速度に影響するような長いパス(クリティカルパス)の上位数百パスのみの試験をおこなっている。そのため、半導体集積回路内の至るところで起こりうる遅延故障を検出することは、困難であり、半導体集積回路の信頼性が低下するという問題点があった。
一方、半導体集積回路内のすべてのパスについて遅延故障を検出しようとすると、膨大な時間がかかってしまい、半導体集積回路の製造期間が長期化するという問題点があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、半導体集積回路の信頼性の向上および製造期間の短縮化を図ることができる故障解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、故障解析方法、および故障解析装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる故障解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、故障解析方法、および故障解析装置は、解析対象回路内のパスの中から、故障箇所を含む部分パスを抽出し、抽出された部分パスの始点の前段にある回路素子から当該部分パスを通り、当該部分パスの終点の後段にある回路素子までのパスを検出し、検出されたパス(以下、「伸張パス」という)のパス長が所定の基準長よりも長いか否かを判断し、判断された判断結果に基づいて、伸張パスを故障シミュレーションに用いるパスに決定することを特徴とする。
この発明によれば、解析対象回路内の微小な遅延故障を検出するための適切な長さのパス長を得ることができる。そのため、遅延故障を精度よく検出することができる。
また、上記発明において、伸張パスの集合の中から任意の伸張パスを抽出し、抽出された伸張パスが所定の基準長よりも長いか否かを判断し、抽出された伸張パスが所定の基準長よりも長いと判断された場合に、当該伸張パスと当該伸張パスよりも長い伸張パスとを故障シミュレーションに用いるパスに決定することとしてもよい。
この発明によれば、解析対象回路内の微小な遅延故障を検出するための適切な長さのパス長を得ることができる。そのため、遅延故障を精度よく検出することができる。
また、上記発明において、伸張パスの集合の中から最短の伸張パスを抽出することとしてもよい。
この発明によれば、最小パスのパス長を所定の基準値よりも長くすることができる。そのため、遅延故障を精度よく検出することができる。
また、上記発明において、伸張パスのパス長が所定の基準長よりも長くないと判断された場合に、伸張パスの前段および後段にある回路素子の中から任意の回路素子を検出し、検出された回路素子から抽出された伸張パスを通るパスを特定し、特定されたパス(以下、「特定パス」という)のパス長が所定の基準長よりも長いか否かを判断し、判断された判断結果に基づいて、特定パスを故障シミュレーションに用いるパスに決定することとしてもよい。
この発明によれば、解析対象回路内の微小な遅延故障を検出するための十分な長さのパス長を得ることができる。そのため、遅延故障を精度よく検出することができる。
また、上記発明において、回路素子から伸張パスを通るパスの集合の中からパス長が最長のパスを特定することとしてもよい。
この発明によれば、故障の解析にかかる時間を短縮することができる。また、故障シミュレーションに用いてテストパターンの数を少なくすることができる。
本発明にかかる故障解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、故障解析方法、および故障解析装置によれば、半導体集積回路の信頼性の向上および製造期間の短縮化を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる故障解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、故障解析方法、および故障解析装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(故障解析装置のハードウェア構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる故障解析装置のハードウェア構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる故障解析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1において、故障解析装置は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD(ハードディスクドライブ)104と、HD(ハードディスク)105と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)106と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)107と、ディスプレイ108と、I/F(インターフェース)109と、キーボード110と、マウス111と、スキャナ112と、プリンタ113と、を備えている。また、各構成部はバス100によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU101は、故障解析装置の全体の制御を司る。ROM102は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HDD104は、CPU101の制御にしたがってHD105に対するデータのリード/ライトを制御する。HD105は、HDD104の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD106は、CPU101の制御にしたがってFD107に対するデータのリード/ライトを制御する。FD107は、FDD106の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD107に記憶されたデータを故障解析装置に読み取らせたりする。
また、着脱可能な記録媒体として、FD107のほか、CD−ROM(CD−R、CD
−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ108は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ108は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F109は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク114に接続され、このネットワーク114を介して他の装置に接続される。そして、I/F109は、ネットワーク114と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F109には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード110は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス111は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ112は、画像を光学的に読み取り、故障解析装置内に画像データを取り込む。なお、スキャナ112は、OCR機能を持たせてもよい。また、プリンタ113は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ113には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
つぎに、セグメントとパスの関係について説明する。図2は、セグメントとパスの関係について示す説明図である。図2において、回路200は、FF1〜FF6と、論理素子R1〜R3とにより構成されている。図2において、符号201は、回路200の故障点である。また、故障点201を含む部分パスをセグメント202と称する。また、セグメントは、故障点であってもよい。また、符号203をセグメント202の始点、符号204をセグメント202の終点とする。
また、セグメント202の始点203から回路200の前段に伸びるパスのうち、最も長いパス205のパス長をTi−max、最も短いパス206のパス長をTi−minと表記する。さらに、セグメント202の終点204から回路200の後段に伸びるパスのうち、最も長いパス207のパス長をTo−max、最も短いパス208のパス長をTo−minと表記する。また、セグメント202のパス長をTsegと表記する。
さらに、セグメント202を含むパスのうち、最も長いパス(Ti−max+Tseg+To−max)をMaxパス、最も短いパス(Ti−min+Tseg+To−min)をMinパスと表記する。具体的には、たとえば、図2において、Maxパスは、パス205と、セグメント202と、パス207とにより構成されるパスである。また、たとえば、Minパスは、パス206と、セグメント202と、パス208とにより構成されるパスである。
つぎに、故障リストについて説明する。図3−1は、この発明の実施の形態にかかる解析対象回路の一例について示す説明図である。図3−1において、解析対象回路300は、FF1〜FF5と、インバータIと、論理素子r1およびr2を有している。
つぎに、上述した解析対象回路300から得られる故障リストについて説明する。図3−2は、故障リストについて示す説明図である。図3−2において、故障リスト310は、図3−1に示した解析対象回路300の信号線名ごとに故障情報310−1〜故障情報310−12を格納している。故障情報310−1〜310−12は、信号線名ごとに、故障番号、故障タイプ、検出フラグを有している。
具体的には、たとえば、故障情報310−5は、故障番号「5」、信号線名「c」、故障タイプ「up」、検出フラグ「未」を有している。ここで、信号線名は、図3−1に示した解析対象回路300の各配線である。
また、故障とは、信号の遷移が通常よりも遅れて遷移する遅延故障である。この故障リスト310は、解析対象回路300内部の信号線に対して、2つの遷移故障を仮定して作成されている。具体的には、0→1の遷移の遅延故障を「up」、1→0の遷移の遅延故障を「dn」と表記している。
また、故障リスト310では、解析対象回路300の入力ピンについて故障を仮定しているが、出力ピンに対して故障を仮定することとしてもよい。故障リスト310は、具体的には、たとえば、図1に示したROM102、RAM103、HD105などの記録媒体によって、その機能を実現する。
(故障解析装置の故障解析処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる故障解析装置の故障解析処理手順について説明する。図4は、この発明の実施の形態にかかる故障解析装置の故障解析処理手順の一例を示すフローチャートである。図4において、故障解析装置は、まず、回路情報が入力されたか否かを判断する(ステップS401)。ここで、回路情報とは、解析対象回路300を構成する回路素子の接続関係を示す情報である。たとえば、RTLのHDL論述を論理合成することによって得られたネットリストを用いることができる。
そして、回路情報が入力されるのを待って(ステップS401:No)、入力された場合(ステップS401:Yes)、故障リストを作成する(ステップS402)。具体的には、たとえば、図3−2に示した故障リスト310を作成する。そして、作成した故障リスト310から故障番号を選択し、セグメントを抽出する。具体的には、たとえば、故障リスト310の中から検出フラグが「未」の故障番号を選択する。そして、故障番号によって特定される故障箇所を含む部分パス(セグメント)を抽出する。
つぎに、セグメントの前段にある回路素子から当該セグメントを通り、当該セグメントの後段にある回路素子までのパス(伸張パス)を検出する(ステップS404)。ここで、セグメントの前段にある回路素子とは、具体的には、たとえば、図2のFF1、FF2およびR1である。また、セグメントの後段にある回路素子とは、具体的には、たとえば、図2のR3、FF5、およびFF6である。
つぎに、maxパスとminパスを抽出する(ステップS405)。そして、抽出したパスのパス長を算出する(ステップS406)。具体的には、たとえば、maxパスとminパスのパス長をそれぞれ算出する。そして、maxパス<Tdであるか否かを判断する(ステップS407)。ここで、Tdは、所定の基準長である。具体的には、たとえば、セグメントを拡張する際に、指標となる値である。この所定の基準長はユーザが任意に設定することができる。
ステップS407において、maxパス<Tdでない場合(ステップS407:No)、minパス>Tdであるか否かを判断する(ステップS408)。minパス>Tdでない場合(ステップS408:No)、セグメントの前段および後段にある回路素子を検出する(ステップS409)。セグメントの前段および後段の回路素子については、ステップS404の内容と重複するため、説明を省略する。
そして、セグメントを特定する(ステップS410)。ここで、セグメントの特定とは、現在のセグメントの前段あるいは後段にセグメントを伸ばした、他のセグメントを特定することである。セグメントは、ステップS409において検出された回路素子まで伸ばされる。セグメントの特定(拡張)手法は、後述する図5において説明する。
つぎに、Offパスピンの設定をおこなう(ステップS411)。ここで、Offパスピンについて説明する。各ゲートの遷移が伝わる入力ピンがOnパスピンであり、それ以外のピンがOffパスピンである。Offパスピンには、Onパスピンの遷移が後段の論理素子に伝わる様に設定しなければならない。このことを以下では、Offパスピンの設定条件と称する。Offパスピンの設定手法については、後述する図6において説明する。
また、ステップS411において、Offパスピンを設定したら、つぎに、設定された値に矛盾があるか否かを判断する(ステップS412)。ここで、矛盾があるか否かは、ATPG(automatic test pattern generation)により矛盾があるか否かを判断する。
具体的には、たとえば、ATPGにより、各論理素子の入力側の値と出力側の値とを決定する。そして、決定された値を論理素子に入力して、出力側の設定値を得ることができれば、矛盾しないと判断される。
ステップS412において、設定値に矛盾がないと判断された場合(ステップS412:No)、ステップS406に移行して、パス長を算出する。一方、設定値に矛盾があると判断された場合(ステップS412:Yes)、セグメントの他の候補が残っているか否かを判断する(ステップS413)。他の候補が残っている場合(ステップS413:Yes)、ステップS410に戻り、他のセグメントを特定する。一方、他の候補が残っていない場合(ステップS413:No)、ステップS417に移行し、故障リストを更新する。
また、ステップS408において、minパス>Tdの場合(ステップS408:Yes)、セグメントをシミュレーションに用いるパスに決定する(ステップS414)。そして、ATPGによりテストパターンを作成する(ステップS415)。そして、作成されたテストパターンを解析対象回路320に入力し、故障シミュレーションを実行する(ステップS416)。
つぎに、ステップS416において実行されたシミュレーションの実行結果により、故障リストを更新する(ステップS417)。具体的には、たとえば、故障リスト310の検出フラグが「未」を「検出」に変更する。また、たとえば、故障が検出された故障番号を削除することとしてもよい。故障リストの更新については、後述する図9において説明する。
そして、ステップS417において、故障リストを更新したら、故障リストに検出フラグが「未」の故障番号が残っているか否かを判断する(ステップS418)。検出フラグが「未」の故障番号が残っている場合(ステップS418:Yes)、ステップS403に戻り、セグメントを抽出する。一方、検出フラグが「未」の故障番号が残っていない場合(ステップS418:No)、一連の処理を終了する。
また、ステップS407において、maxパス<Tdの場合(ステップS407:Yes)、ステップS417に移行し、故障リストを更新する。具体的には、たとえば、該当する故障番号を故障リストから削除する。
上述したフローチャートでは、一つのTdの値に対する処理について説明した。しかし、半導体集積回路には、様々なminパス長、maxパス長を持つ故障が存在するため、
一つのTdの値に対する処理では、すべての故障に対するテストパターンを作成できない場合が生じる。
そのため、Tdの値を複数指定して、複数のTdの値に対するテストパターンを作成することが有効である。具体的には、たとえば、Tdの値を降順に指定して、テストパターンを作成する。そして、一度検出された故障は、つぎにTdの値を指定しておこなう処理時には、検出の対象外とする。このように、Tdの値を複数指定して、同様の処理をおこなうことにより、各故障に対して、最適なTdの値を用いて、パスを活性化することができる。
つぎに、上述したセグメントの拡張手法について説明する。図5は、セグメントの拡張手法について示す説明図である。図5では、故障番号3が選択された場合を例として説明する。図5(a)において、符号501は、故障箇所である。また、符号502は、拡張されたセグメントを示している。
具体的には、たとえば、論理素子R2のゲート出力とFF5側にセグメントが拡張されている。また、符号503、および符号504は、それぞれTi−min、Ti−maxである。ここでは、Ti−min=Ti−maxとなっている。
ここで、Tdとパス長について説明する。ここでは、論理素子r1の入力から出力までのパス長。配線のパス長をそれぞれ1とする。そして、Td=4とする。このとき、minパスは、Ti−min+Tseg=1+2=3となっている。また、この例では、FF5の先にはパスが存在しないため、To−min、To−maxは0である。
また、図5(b)は、図5(a)とは別のパスを選択してセグメント511を拡張した例を示している。図5(b)において、セグメント511は、論理素子R2の入力端子まで拡張されている。符号512はTo−min、符号513はTo−maxである。また、符号514はTi−min、符号515はTi−maxである。
セグメントの拡張は、たとえば、入力側パスあるいは出力側パスのうち、パス長が最も長いパス側に拡張するとしてもよく、入力側パスあるいは出力側パスのうち、故障箇所を最も多く含むパス側に拡張することとしてもよい。
つぎに、上述したOffパスピンの設定について説明する。図6は、Offパスピンの設定について示す説明図である。図6では、故障番号「3」、故障タイプ「up」が選択された場合を例として説明する。ここで、符号601は、拡張されたセグメントを示している。
図6において、論理素子R1はアンド回路である。故障仮定点(故障線b)に故障タイプ「up」602が設定された場合、Onパスピンに「up」を伝えるには、Offパスピンの設定条件により、信号線aが1、信号線dが0に設定される。
つぎに、図6に示した解析対象回路に対してATPGをおこなう例について説明する。図7は、図6に示した解析対象回路に対してATPGをおこなう例について示す説明図である。
図7において、符号701は、セグメントである。故障番号「3」は、故障番号「up」であるため、FF2の入力は「up」となる。同様に、図6において、信号線aは、1が設定されているため、FF1の入力は「1」となる。また、Offピンの設定条件により、故障タイプ「up」を伝搬するため、FF3の入力は「0」となる。以上より、FF5には、「up」の入力が決定される。
また、上述したフローチャートの例では、テストパターンのテストクロック間隔を固定の場合の例について説明したが、テストクロック間隔を変更することにより、微少な遅延故障の検出精度を向上させることができる。
上述した故障シミュレーションについて説明する。図8は、故障シミュレーションについて示す説明図である。図8では、故障番号「3」を選択した場合(故障箇所が信号線b)の例について説明する。
図8(a)において、FF1の入力を「1」、FF2の入力を「up」に設定してシミュレーションをおこなう。論理素子r1の信号線aの入力が「1」であり、信号線bの入力が「up」でる。これにより、FF4の入力の値が「up」に確定する。
図8(b)に示すように、信号が変化するパスについて、パス長を算出する。信号が変化しているパスとは、「up」あるいは「dn」の信号が伝搬されているパスである。具体的には、たとえば、実践810および点線811に示すパスである。
そして、セグメント(不図示)をFF5まで拡張した場合、minパスは、信号線b、論理素子r1、信号線c、論理素子r2、および信号線fにより構成され、そのパス長は5である。minパスのパス長がTd(4)より大きいため、実線810により、故障番号「3」、「5」、「11」のパスの故障が検出される。
また、セグメントを、FF4側に拡張した場合、minパスは、信号線b、論理素子r1、信号線eにより構成され、そのパス長は3である。このときminパスのパス長がTdよりも小さいため、故障番号9は、冗長パスとして故障と検出されない。
つぎに、上述した故障リストの更新について説明する。図9は、故障リストについて示す説明図である。図9において、故障リスト900の検出フラグが一部更新されている。具体的には、たとえば、故障番号「3」、故障番号「5」、故障番号「11」の検出フラグが、「未」から「検出」に更新されている。
上述したように、複数のTdの値を用いて処理をおこなう場合には、各Tdごとに故障の検出に最適なクロック間隔に変更することが考えられる。テストクロック間隔を変更して、テストパターンを生成する処理手順は、上述した図4のフローチャートの処理手順と同様であるが、パスの活性化条件が異なる。
これは、再収斂パスにおけるハザードの影響により、故障検出が妨げられるためである。ここで、再収斂パスとは、一本パスから一度複数にパスとなり、再度一本のパスとなることである。また、ハザードとは、遅延によって生じる、ゲート出力に論理上発生しないパルスである。
ここで、図10は、再収斂回路のハザードの影響について示す説明図である。図10において、符号1001は、再収斂パスである。また、符号1002は、活性化パスである。このように、活性化パス1002のパス長がTdよりも短い場合であっても、再収斂パス1001のパス長がTdよりも長い場合には、ハザードの影響により、故障を検出できない場合がある。
このような場合には、セグメントの活性化チェックとATPGによるパスの活性化時に、Offパスピンには、ハザードを含まない信号値を設定する。この条件を満たしたパスのみ、テストクロック間隔を変更して、シミュレーションを実行することが可能となる。本手法により、Maxパスを活性化できない場合であっても、微小な遅延故障に対しても、故障シミュレーションが可能となる。
(故障解析の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる故障解析装置の機能的構成について説明する。図11は、この発明の実施の形態にかかる故障解析装置の機能的構成について示すブロック図である。図11において、故障解析装置1100は、部分パス抽出部1101と、パス検出部1102と、伸張パス抽出部1103と、判断部1104と、回路素子決定部1105と、特定部1106と、決定部1107とにより構成されている。
部分パス抽出部1101は、解析対象回路内のパスの中から、故障箇所を含む部分パスを抽出する。具体的には、たとえば、図4のステップS403に示したセグメントの抽出処理をおこなう。
パス検出部1102は、部分パス抽出部1101によって抽出された部分パスの始点の前段にある回路素子から当該部分パスを通り、当該部分パスの終点の後段にある回路素子までのパスを検出する。具体的には、図4のステップS404に示したパス検出処理をおこなう。
伸張パス抽出部1103は、伸張パスの集合の中から任意の伸張パスを抽出する。また、伸張パス抽出部1103は、伸張パスの集合の中から最短の伸張パスを抽出する。具体的には、たとえば、図4のステップS405に示したminパスの抽出処理をおこなう。
判断部1104は、パス検出部1102によって検出されたパス(以下、「伸張パス」という)のパス長が所定の基準長よりも長いか否かを判断する。また、判断部1104は、伸張パス抽出部1103によって抽出された伸張パスが所定の基準長よりも長いか否かを判断する。具体的には、たとえば、図4のステップS408に示したmin>Tdか否かの判断処理をおこなう。
回路素子検出部1105は、判断部1104によって、伸張パスのパス長が所定の基準長よりも長くないと判断された場合に、伸張パスの前段および後段にある回路素子の中から任意の回路素子を検出する。具体的には、たとえば、図4のステップS409に示した回路素子の検出処理をおこなう。
特定部1106は、回路素子検出部1105によって検出された回路素子から伸張パス抽出1103によって抽出された伸張パスを通るパスを特定する。具体的には、たとえば、図4のステップS410に示したセグメントの特定処理をおこなう。
判断部1104は、特定部によって特定されたパス(以下、「特定パス」という)のパス長が所定の基準長よりも長いか否かを判断する。具体的には、たとえば、図4のステップS408に示したminパス>Tdであるか否かに関する判断処理をおこなう。
決定部1107は、判断部1104によって判断された判断結果に基づいて、伸張パスを故障シミュレーションに用いるパスに決定させる決定する。また、決定部1107は、判断部1104によって判断された判断結果に基づいて、特定パスを故障シミュレーションに用いるパスに決定する。具体的には、たとえば、図4のステップS417に示したシミュレーションに用いるパス決定処理をおこなう。
なお、上述した部分パス抽出部1101、パス検出部1102、伸張パス抽出部1103、判断部1104、回路素子検出部1105、特定部1106、および決定部1107は、具体的には、たとえば、図1に示したROM102、RAM103、HD105、FD107などに記録されたプログラムを、CPU101が実行することによってその機能を実現する。
以上説明したように、この実施の形態によれば、解析対象回路内の微小な遅延故障を検出するための適切な長さのパス長を得ることができる。また、解析対象回路内の微小な遅延故障を検出するために十分な長さのパス長を得ることができる。そのため、遅延故障を精度よく検出することができる。
また、最小パスを所定の基準値よりも長くすることができる。そのため、遅延故障を精度よく検出することができる。故障の解析にかかる時間を短縮することができる。また、故障シミュレーションに用いてテストパターンの数を少なくすることができる。
以上説明したように、本発明の故障解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、故障解析方法、および故障解析装置によれば、半導体集積回路の信頼性の向上および製造期間の短縮化を図ることができる。
(付記1)解析対象回路内のパスの中から、故障箇所を含む部分パスを抽出させる部分パス抽出工程と、
前記部分パス抽出工程によって抽出された部分パスの始点の前段にある回路素子から当該部分パスを通り、当該部分パスの終点の後段にある回路素子までのパスを検出させるパス検出工程と、
前記パス検出工程によって検出されたパス(以下、「伸張パス」という)のパス長が所定の基準長よりも長いか否かを判断させる判断工程と、
前記判断工程によって判断された判断結果に基づいて、前記伸張パスを故障シミュレーションに用いるパスに決定させる決定工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする故障解析プログラム。
(付記2)前記伸張パスの集合の中から任意の伸張パスを抽出させる伸張パス抽出工程をコンピュータに実行させ、
前記判断工程は、前記伸張パス抽出工程によって抽出された伸張パスが前記所定の基準長よりも長いか否かを判断させ、
前記決定工程は、前記判断工程によって、前記伸張パス抽出工程によって抽出された伸張パスが前記所定の基準長よりも長いと判断された場合に、当該伸張パスと当該伸張パスよりも長い伸張パスとを故障シミュレーションに用いるパスに決定させることを特徴とする付記1に記載の故障解析プログラム。
(付記3)前記伸張パス抽出工程は、前記伸張パスの集合の中から最短の伸張パスを抽出させること特徴とする付記2に記載の故障解析プログラム。
(付記4)前記判断工程(以下、「第1の判断工程」という)によって、前記伸張パスのパス長が前記所定の基準長よりも長くないと判断された場合に、前記伸張パスの前段および後段にある回路素子の中から任意の回路素子を検出させる回路素子検出工程と、
前記回路素子検出工程によって検出された回路素子から前記伸張パス抽出工程によって抽出された伸張パスを通るパスを特定させる特定工程と、
前記特定工程によって特定されたパス(以下、「特定パス」という)のパス長が前記所定の基準長よりも長いか否かを判断させる第2の判断工程と、をコンピュータに実行させ、
前記決定工程は、前記第2の判断工程によって判断された判断結果に基づいて、前記特定パスを故障シミュレーションに用いるパスに決定させることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の故障解析プログラム。
(付記5)前記特定工程は、前記回路素子から前記伸張パスを通るパスの集合の中からパス長が最長のパスを特定させることを特徴とする付記4に記載の故障解析プログラム。
(付記6)付記1〜5のいずれか一つに記載の解析対象プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
(付記7)解析対象回路内のパスの中から、故障箇所を含む部分パスを抽出する部分パス抽出工程と、
前記部分パス抽出工程によって抽出された部分パスの始点の前段にある回路素子から当該部分パスを通り、当該部分パスの終点の後段にある回路素子までのパスを検出するパス検出工程と、
前記伸張パス検出工程によって検出されたパス(以下、「伸張パス」という)のパス長が所定の基準長よりも長いか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程によって判断された判断結果に基づいて、前記伸張パスを故障シミュレーションに用いるパスに決定する決定工程と、
含むことを特徴とする故障解析方法。
(付記8)解析対象回路内のパスの中から、故障箇所を含む部分パスを抽出する部分パス抽出手段と、
前記部分パス抽出手段によって抽出された部分パスの始点の前段にある回路素子から当該部分パスを通り、当該部分パスの終点の後段にある回路素子までのパスを検出するパス検出手段と、
前記伸張パス検出手段によって検出されたパス(以下、「伸張パス」という)のパス長が所定の基準長よりも長いか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって判断された判断結果に基づいて、前記伸張パスを故障シミュレーションに用いるパスに決定する決定手段と、
備えることを特徴とする故障解析装置。
以上のように、本発明にかかる故障解析プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、故障解析方法、および故障解析装置は、半導体集積回路の故障の解析に有用であり、特に、遅延故障の解析に適している。
この発明の実施の形態にかかる故障解析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 セグメントとパスの関係について示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる解析対象回路の一例について示す説明図である。 故障リストについて示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる故障解析装置の故障解析処理手順の一例を示すフローチャートである。 セグメントの拡張手法について示す説明図である。 Offパスピンの設定について示す説明図である。 図6に示した解析対象回路に対してATPGをおこなう例について示す説明図である。 故障シミュレーションについて示す説明図である。 故障リストについて示す説明図である。 再収斂回路のハザードの影響について示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる故障解析装置の機能的構成を示すブロック図である。
符号の説明
300 解析対象回路
310 故障リスト
1100 故障解析装置
1101 部分パス抽出部
1102 パス検出部
1103 伸張パス抽出部
1104 判断部
1105 回路素子検出部
1106 特定部
1107 決定部


Claims (5)

  1. 解析対象回路内のパスの中から、故障箇所を含む部分パスを抽出させる部分パス抽出工程と、
    前記部分パス抽出工程によって抽出された部分パスの始点の前段にある回路素子から当該部分パスを通り、当該部分パスの終点の後段にある回路素子までのパスを検出させるパス検出工程と、
    前記パス検出工程によって検出されたパス(以下、「伸張パス」という)のパス長が所定の基準長よりも長いか否かを判断させる判断工程と、
    前記判断工程によって判断された判断結果に基づいて、前記伸張パスを故障シミュレーションに用いるパスに決定させる決定工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする故障解析プログラム。
  2. 前記伸張パスの集合の中から任意の伸張パスを抽出させる伸張パス抽出工程をコンピュータに実行させ、
    前記判断工程は、前記伸張パス抽出工程によって抽出された伸張パスが前記所定の基準長よりも長いか否かを判断させ、
    前記決定工程は、前記判断工程によって、前記伸張パス抽出工程によって抽出された伸張パスが前記所定の基準長よりも長いと判断された場合に、当該伸張パスと当該伸張パスよりも長い伸張パスとを故障シミュレーションに用いるパスに決定させることを特徴とする請求項1に記載の故障解析プログラム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の故障解析プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
  4. 解析対象回路内のパスの中から、故障箇所を含む部分パスを抽出する部分パス抽出工程と、
    前記部分パス抽出工程によって抽出された部分パスの始点の前段にある回路素子から当該部分パスを通り、当該部分パスの終点の後段にある回路素子までのパスを検出するパス検出工程と、
    前記伸張パス検出工程によって検出されたパス(以下、「伸張パス」という)のパス長が所定の基準長よりも長いか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程によって判断された判断結果に基づいて、前記伸張パスを故障シミュレーションに用いるパスに決定する決定工程と、
    含むことを特徴とする故障解析方法。
  5. 解析対象回路内のパスの中から、故障箇所を含む部分パスを抽出する部分パス抽出手段と、
    前記部分パス抽出手段によって抽出された部分パスの始点の前段にある回路素子から当該部分パスを通り、当該部分パスの終点の後段にある回路素子までのパスを検出するパス検出手段と、
    前記伸張パス検出手段によって検出されたパス(以下、「伸張パス」という)のパス長が所定の基準長よりも長いか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって判断された判断結果に基づいて、前記伸張パスを故障シミュレーションに用いるパスに決定する決定手段と、
    備えることを特徴とする故障解析装置。
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