JP4860842B2 - 切断機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば携帯用のマルノコ等の切断機であって、暗い部位を明るく照らすことができる照明装置を備えた切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の照明装置には、例えば特開平11−170203号公報に開示されているものがあった。この従来の照明装置は、切断機本体の前部であって切断部位(切断刃の前端部であって、切断材が刃先によって実際に切断されている部位、以下同じ)の側方に照明具を配置し、該照明具によって切断部位を照らす構成となっていた。この照明具によって切断部位を明るく照らすことにより、作業者は暗い場所でもスミ線に対する切断刃の刃先の位置を目で確認しながら切断作業を効率よく正確に行うことができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の照明装置は、主として切断部位(刃先)を照らすものであった。ここで、切断作業時において作業者は、スミ線に対する刃先の位置を目で確認しながら当該切断機を移動操作する場合の他、ベースの前端に設けたスミ線合わせ用のガイド部(以下、スミ線ガイドともいう)にスミ線を位置合わせしながら切断機を移動操作する場合もあり、刃先またはスミ線ガイドの何れを基準にして切断作業を行うかは、作業者の好みあるいは作業環境等により適宜選択される。
ところが、上記したように従来の照明装置は、切断部位は明るく照らされるものの、切断部位とスミ線ガイドとの間には、通常切断機本体を切断方向左右に傾動可能に支持するための傾動支持部が設けられており、切断部位を照らす明かりがこの傾動支持部により遮られてスミ線ガイドおよびその周辺にまで届かず、その結果、暗い場所でスミ線ガイドを基準にして切断作業を行う場合にはその作業効率がよくなかった。
そこで、本発明は、スミ線ガイドおよびその周辺を明るく照らすための照明装置を備えた切断機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、以下の各発明により解決される。
第1の発明は、切断材に当接させるベースと、このベースに支持された切断機本体と、このベースに設けたスミ線ガイドを照らすための照明装置を備えた切断機である。
第1の発明によれば、スミ線ガイドを照らすための照明装置により、該スミ線ガイドおよびその周辺が明るく照らされるので、作業者は暗い場所であっても該スミ線ガイドおよびその周辺を目で容易に確認することができ、これによりスミ線ガイドを基準にして切断作業を行う場合の作業効率を高めることができる。
第2の発明は、第1の発明において、切断機本体は、作業者が一方の手で持つメインハンドルと、このメインハンドルよりも前方に位置し、作業者が他方の手で持つグリップ部を備え、このグリップ部に照明装置の照明具を配置して、この照明具によりスミ線ガイドを照らす切断機である。
第2の発明によれば、切断機本体の電源を比較的容易に利用でき、かつスミ線ガイドに比較的近くかつ他の部材に遮光されることなく明かりをスミ線ガイドに直接照射できる部位であるグリップ部に照明具が配置されているので、配線の簡略化を図りつつ、スミ線ガイドを効率よく照らすことができる。
第3の発明は、第2の発明において、照明装置は2つの照明具を備え、一方の照明具によりスミ線ガイドを照らし、他方の照明具により切断部位を照らす構成とした切断機である。
第3の発明によれば、スミ線ガイドだけなく、切断部位(刃先)も明るく照らされるので、スミ線ガイドを基準にして切断作業を行う場合および刃先を基準にして切断作業を行う場合の双方について作業効率を高めることができる。
【0005】
第4の発明は、切断材に当接させるベースと、このベースに対して傾動支持部を介して切断方向側方に傾動可能に支持された切断機本体と、このベースに設けたスミ線ガイドを照らすための照明装置を備え、この照明装置の照明具を傾動支持部に取り付けてスミ線ガイドを照らす構成とした切断機である。
第4の発明によれば、スミ線ガイドに比較的近い部位に配置される傾動支持部に照明具が配置されるので、従来のように該傾動支持部に遮光されることなくスミ線ガイドを効率良く照らすことができ、従ってスミ線ガイドを基準にして切断作業を行う場合の作業効率を高めることができる。
第5の発明は、第4の発明において、傾動支持部の傾動軸に中空軸を用い、この傾動軸の内周側に照明装置の照明具を配置してスミ線ガイドを照らす構成とした切断機である。
第5の発明によれば、上記作用効果に加えて、切断機本体を傾動させても照明具の位置が変わらないので、当該照明装置の配線の取り回しが容易になる。また、他の機能(切断機本体を傾動支持する機能)を果たすために用いられる傾動軸を利用して照明具を配置する構成であるので、別途照明具配置用のスペースを確保する必要がないとともに、他物品の干渉等による照明具破損のおそれがない(耐久性がよい)。
第6の発明は、切断材に当接させるベースと、このベースに対して傾動支持部を介して切断方向側方に傾動可能に支持された切断機本体と、このベースに設けられ、傾動支持部に対して切断部位とは反対側に位置するスミ線ガイドを照らすための照明装置を備え、傾動支持部の傾動軸に中空軸を用い、この傾動軸の内周側にレンズを取り付けるとともに傾動支持部に対して切断部位側に配置した照明具の明かりをレンズで集光してスミ線ガイド側に照射する構成とした切断機である。
第7の発明は、切断材に当接させるベースと、このベースに対して傾動支持部を介して切断方向側方に傾動可能に支持された切断機本体と、このベースに設けられ、傾動支持部に対して切断部位とは反対側に位置するスミ線ガイドを照らすための照明装置を備え、傾動支持部の傾動軸に中空軸を用い、この傾動支持部に対して切断部位側に配置した照明具の明かりをこの傾動軸の内周側を経てスミ線ガイド側に照射する構成とした切断機である。
第6および第7の発明によれば、切断部位を照らす位置に配置した照明具の明かりを利用して、従来であれば傾動支持部により遮光されて明かりが届かなかったスミ線ガイドを明るく照らすことができる。係る構成の照明装置は、一つの照明具によって切断部位とスミ線ガイドの双方を照らすことができる点でメリットが特に大きい。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1および図2は、第1実施形態の切断機1を示している。この切断機1は、切断材Wに当接させるベース2と、該ベース2に対して切断方向左右に傾動可能に支持された切断機本体3と、切断部位およびスミ線合わせ用のガイド部(スミ線ガイド4a,4b)を明るく照らすための照明装置5を備えている。なお、この明細書において、切断方向とは、切断作業において当該切断機1が移動する方向であって、切断が進行する方向をいう。従って、図1および図2において右方が切断方向となる。
ベース2の前端(図において右端部)に、スミ線ガイド4a,4bが設けられている。本例では、直角切り用のスミ線ガイド4aと45゜で傾斜切りを行う場合のスミ線ガイド4bの2種類が設定されている。このベース2を切断材Wの上面に乗せ掛けて、該切断材Wの上面に予め描いたスミ線(図示省略)にスミ線ガイド4a(または4b)を位置合わせしつつ当該切断機1を移動させることにより刃先をスミ線に沿って移動させることができ、これにより切断材Wをスミ線に沿って直角切り(または45゜で傾斜切り)することができる。
切断刃22を切断材Wに対して直交させることにより直角切りが行われ、切断刃22を切断材Wに対して45゜傾斜させることにより45゜で傾斜切りが行われる。切断刃22の傾斜は切断機本体3をベース2に対して傾動させることにより行う。
【0007】
このベース2の前部と後部の2箇所に設けた傾動支持部F,Rを介して切断機本体3が切断方向左右へ傾動可能に支持されている。ベース2の前部であって、上記スミ線ガイド4a,4bの後ろ側に、前側の傾動支持部Fが設けられている。この前側の傾動支持部Fは、ベース2の上面から上方へ立ち上げ状に設けた傾動ベース6を備えている。この傾動ベース6の後面側には傾動軸7を介して傾動ブラケット8が上下に傾動可能に設けられている。図1に示すように傾動ベース6に対する傾動ブラケット8の傾動位置は、傾動ブラケット8に設けた固定ボルト8bに対して固定ナット8dを締め込むことにより固定される。固定ナット8dには、その締め込み、緩め操作の便宜を図るためにツマミ8cが取り付けられている。
この傾動ブラケット8の傾動先端側には2つの支持縁部8a,8aが相互に平行な状態で後ろ側へ張り出すように設けられている。両支持縁部8a,8a間に、切断機本体3の前端部に設けた傾動アーム部29が支持軸9を介して上下に傾動可能に支持されている。図2に示すように傾動軸7は、上記支持軸9に対してその軸心を直交させる向きに配置されている。
【0008】
一方、ベース2の後部には、後ろ側傾動支持部Rが設けられている。この後ろ側傾動支持部Rは、ベース2の上面に固定した傾動ベース10を備えている。この傾動ベース10には、支持軸11を介してガイドブラケット12が切断方向右側へ傾動可能に取り付けられている。この後ろ側の支持軸11は、前記前側の傾動軸7と同軸に配置されている。図2に示すように、このガイドブラケット12は、ブレードケース20の背面側に取り付けた固定ボルト13に対して固定ナット15を締め込むことによりブレードケース20に固定される。固定ナット15はレバー14を上下に回動させることにより固定ボルト13に対して締め込み、また緩めることができる。
ガイドブラケット12には上下に長い円弧形状のガイド溝12aが設けられている。このガイド溝12aを介してガイドブラケット12が切断機本体3のブレードケース20の背面に固定されている。
前記前側の傾動ブラケット8が傾動軸7を中心にして上下に傾動可能に支持され、かつ後ろ側のガイドブラケット12が支持軸9を中心にして切断方向左右に傾動可能に支持されていることにより、切断機本体3を切断方向に対して左右に傾動させることができ、これにより切断刃22の切断材Wに対する傾斜角度を変更して直角切りまたは傾斜切りを行うことができる。
また、固定ナット15を緩めた状態で、前側の支持軸9を中心にして切断機本体3を上下に傾動させて、切断刃22のベース2下面からの突き出し量を変化させることにより切断刃22の切断材Wに対するいわゆる切り込み深さを変更することができる。
【0009】
次に、切断機本体3は、上記ブレードケース20と、駆動モータを内蔵したモータケース21を備えている。ブレードケース20の裏面側には円筒形状のギヤケース部20aが設けられており、このギヤケース部20aにモータケース21が突き合わされてブレードケース20とモータケース21が接続されている。モータケース21に内蔵した駆動モータの出力は、ギヤケース部20aに内蔵したギヤ列により減速されて円形の切断刃22の回転として出力される。切断刃22はブレードケース20の内側に位置している。
切断刃22の上側ほぼ半分の範囲の刃先がブレードケース20により覆われ、下側ほぼ半分の範囲が開閉可能なセーフティカバー23により覆われている。セーフティカバー23は切断作業時には上方へ回動し、これにより切断刃22のベース2の下面側に突き出す範囲が露出される。
【0010】
図3には、切断機本体3のうちモータケース21側が単独で示されている。このモータケース21は、その上面から斜め後方へ突き出されて後面に至る略C形のメインハンドル25と、該メインハンドル25よりも前側であって、当該モータケース21の前面から前方へ突き出すように設けられたグリップ部26を備えている。メインハンドル25の内周側には上記駆動モータを起動停止させるためのメインスイッチ27が配置されている。また、このメインハンドル25の後部には電源コード28が引き込まれている。
作業者は、一方の手でメインハンドル25を把持し、他方の手でグリップ部26を把持して当該切断機1を両手でしっかりと支えながら切断方向へ移動させることができる。
【0011】
上記グリップ部26に、照明装置5の照明具5a,5bを搭載した基板5cが内蔵されている。基板5cおよび両照明具5a,5bは半透明のケース5eに収容された状態でグリップ部26に内蔵されている。本実施形態では、照明具5a,5bには発光ダイオード(LED)が用いられている。この両照明具5a,5bは、上記メインハンドル25の前側基部付近の側面(図1において手前側の側面)に配置した照明スイッチ5dをオンオフ操作することにより点灯、消灯させることができる。照明装置5の電源には、前記電源コード28により得られる当該切断機1の駆動電力が流用されている。
図2によく示されているように、2個の照明具5a,5bのうち、図示後ろ側の照明具5aは切断部位に向けられ、図示前側の照明具5bは前記スミ線ガイド4a,4bに向けられている。なお、図1において切断部位が矢印Cで示されている。
【0012】
以上のように構成した第1実施形態の切断機1によれば、メインハンドル25に設けた照明スイッチ5dをオンすると、グリップ部26に内蔵した照明具5a,5bが点灯する。照明具5aは切断部位Cに向けられ、照明具5bはスミ線ガイド4a,4bに向けられている。このため、切断部位Cおよびその周辺とスミ線ガイド4a,4bおよびその周辺が同時に照らされる。このため、例えば暗い場所で切断作業を行う場合であっても切断部位Cとスミ線ガイド4a,4bの双方が明るく照らされるので、作業者は切断部位Cにおける刃先のスミ線に対する位置を目で確認しながら切断作業を精度よく楽に行うことができるとともに、スミ線ガイド4a(または4b)のスミ線に対する位置をも目で確認しながら直角切り(または45゜で傾斜切り)を行うことができる。
【0013】
このことから、従来切断部位Cのみを対象とする照明装置では、スミ線ガイドを基準に切断作業を行う作業者にとっては作業効率の低下を招いていたが、上記例示した切断機1によればスミ線ガイド4a,4bおよびその周辺が明るく照らされるので、効率良く切断作業を行うことができる。
なお、照明具5bによれば、グリップ部26の側面から斜め下方へ向けて明かりがスミ線ガイド4a,4bに照射される。その照射経路は、前側傾動支持部6よりも上側を通過するように、当該照明具5bの位置あるいは前側傾動支持部6の形状および位置等が設定されており、これにより照明具5bから照射される明かりが前側傾動支持部Fによって遮られないようになっている。
また、例示した照明装置5の照明具5a,5bをグリップ部26に配置する構成としたので配線の取り回しが容易であり、また配線がモータケース21側のみで足り、ブレードケース20との間に跨って配線する必要がないので、当該切断機1の組付け時あるいはメンテナンス時の便宜を図ることができる。
以上説明した第1実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、切断部位Cを照らす照明具5aは省略してもよい。また、照明スイッチを2個配置して照明具5a,5bをそれぞれ独立して点灯、消灯可能な構成としてもよい。
また、照明装置5の電源として、当該切断機駆動用の電源を流用する構成を例示したが、例えば別途乾電池等を電源としてもよい。
【0014】
次に、第2実施例を図4〜図7に基づいて説明する。この第2実施形態は、第4または第5の発明の実施形態に相当する。上記した第1実施形態では、照明装置5の照明具5a,5bを、モータケース21の前部に設けたグリップ部26に配置した構成を例示したが、以下説明する第2実施形態の切断機30は切断機本体31を傾動支持する前側の傾動支持部F2の傾動軸32を利用して照明装置33の照明具33aを取り付ける構成に特徴を有している。
以下、第1実施形態に比して変更を要しない部材、構成については適宜同位の符号を用いてその説明を省略する。
ベース2の前端には、前記第1実施形態と同様、直角切り用のスミ線ガイド4aと、45゜傾斜切り用のスミ線ガイド4bが設けられている。
【0015】
図6および図7には、第2実施形態における前側傾動支持部F2の詳細が示されている。この前側傾動支持部F2は、ベース2の上面に切断方向(図6において左右方向)に一定の間隔をおいて設けた支持ブロック部35,36を有している。この両支持ブロック35,36間に傾動軸32が架け渡し状に取り付けられている。この傾動軸32を介してベース2の上面には傾動ブロック34が切断方向左右に傾動可能に支持されている。この傾動ブロック34には相互に平行な支持縁部34a,34aが設けられており、この両支持縁部34a,34a間に、切断機本体31の傾動アーム部31aが支持軸37を介して上下に傾動可能に支持されている。
以上の構成により、切断機本体31は、傾動軸32を中心にして切断方向左右に傾動可能であり、これにより直角切りまたは傾斜切りを行うことができる。また、切断機本体31は、支持軸37を中心にして上下に傾動可能であり、これにより切断刃22の切り込み深さを変更することができる。
【0016】
なお、傾動軸32の後端側は図6に示すように段付き形成され、その段付き面は後ろ側の支持ブロック36に突き当てられているとともに、該傾動軸32の前端側は固定ねじ35aにより前側の支持ブロック35に対して固定され、これにより当該傾動軸32が両支持ブロック35,36間から離脱しないように固定されている。
また、ベース2の上面であって傾動ブロック34の前側には傾動固定ベース38が上方へ立ち上げ状に設けられている。この傾動固定ベース38と傾動ブロック34との間には、該傾動ブロック34に設けた固定ボルトにナットを締め込むことにより傾動固定ベース38に対する傾動ブロック34の傾動位置が固定され、これにより切断機本体31の傾動位置が固定される。図5および図7には、固定ナットに取り付けたツマミ38bのみが見えている。
さらに、図7に示すように傾動固定ベース38には円弧形状をなすガイド溝38aが形成されており、上記固定ボルトはこのガイド溝38a内に挿通されている。ガイド溝38aには角度目盛り38cが付されており、この角度目盛り38cによって切断機本体31のベース2に対する傾斜角度を正確に確認することができる。
【0017】
さて、上記傾動軸32には中空軸が用いられている。この傾動軸32の先端内周側に1個の照明具33aおよびこれを搭載した基板33cが内装されている。照明具33aには、第1実施形態と同様発光ダイオード(LED)が用いられている。また、この照明具33aの前方は半透明のカバー33bにより覆われている。このカバー33bは、傾動軸32の内周面に対して一定の押圧力で嵌め込まれ、さらに接着剤により固定されているため、振動等により簡単には外れないようになっている。
図示するように傾動軸32の先端ひいては照明具33aは上記スミ線ガイド4a,4bに極めて近い部位に位置している。
【0018】
基板33cに電源を供給する電気配線33dは傾動軸32の後端開口部を経てブレードケース39内に引き込まれている。この電気配線33dは、ブレードケース39の背面と、該背面に沿って取り付けた遮蔽板39aとの間のスペースを利用して配線されている。このスペース内において、電気配線33dは、適度にたるみを持った状態に取り回されている。このたるみは、図4においてS字形に緩やかに蛇行する経路で配線されていることにより示されている。このたるみによって、切断機本体31をベース2に対して切断方向左右に傾動させ、あるいは上下に傾動させる際において、当該電気配線33dが強く引っ張られて断線等しないようになっている。
図5に示すようにこの電気配線33dは、ブレードケース39のギヤケース部39bと、モータケース31bとの接合部J付近で、当該モータケース31b側の電気配線とコネクタ接続されて、ブレードケース39内およびギヤケース部39b内からモータケース31b内に取り回されている。
【0019】
また、図5に示すようにブレードケース39の背面側であって、ギヤケース部39bの前側には、下方に開口したかさ部39cが形成されており、このかさ部39cの内側にも照明具39dが配置されている。この照明具39dは、切断部位Cに向けられている。この照明具39dには、上記照明具33aとは異なって通常の豆電球が用いられている。この照明具39dの電気配線39eも前記電気配線33dと同様モータケース31b側の電気配線にコネクタ接続されている。
さらに、第1実施形態と同様、メインハンドル25の前側側面には照明スイッチが配置されている。この照明スイッチは上記電気配線33d,39eに接続されている。従って、この照明スイッチをオンオフ操作することにより照明具33aを点灯、消灯することができる。
【0020】
以上のように構成した第2実施形態の切断機30によれば、メインハンドル25に設けた照明スイッチをオンすると、照明具33aが点灯する。この照明具33aは、前側の傾動支持部F2の傾動軸32の内周側に配置されて、スミ線ガイド4a,4bに極めて近い部位に位置している。このため、照明スイッチをオンして照明具33aを点灯すると、スミ線ガイド4a、4bが明るく照らされる。従って、切断材Wに予め描いたスミ線を基準にして切断作業を行う場合であって、暗い場所等で切断作業を行う場合に、スミ線ガイド4a,4bおよびその周辺が明るく照らされるので、切断作業を効率よく行うことができる。
また、照明スイッチをオンすると、上記照明具33aとともに照明具39dが点灯し、これにより切断部位Cが明るく照らされるので、切断部位Cを目で確認しながら切断作業を行う場合の作業効率を高めることができる。
【0021】
さらに、照明具33aが前側傾動支持部F2の傾動軸32に内蔵されているので、切断機本体31を切断方向左右に傾動させても位置が変わらないので、当該照明具33aからの電気配線33dがねじれたりすることがなく、当該照明装置33の耐久性を高めることができる。また、切断機本体31の傾動を可能とするために電気配線33dのたるみを最小限に押さえることができ、従って当該配線33dの取り回しを容易にすることができる。
この第2実施形態にも種々変更を加えることができる。例えば、切断部位Cを照らす照明具39dにも発光ダイオードを用いてもよい。一方、この切断部位C用の照明具39dは省略して、スミ線ガイド4a,4bおよびその周辺のみを明るく照らす構成としてもよい。
また、照明具33aとして発光ダイオードを用いる構成を例示したが、これに代えて通常の豆電球を用いてもよい。
また、照明装置33の電源として、当該切断機駆動用の電源を流用する構成を例示したが、例えば別途乾電池等を用いて電源としてもよい。
【0022】
次に、第6の発明の実施形態(第3実施形態)を説明する。この第3実施形態は、スミ線ガイド4a,4bを照らすための専用の照明具を備えず、切断部位Cを照らすための照明具の明かりを流用して該スミ線ガイド4a,4bを明るく照らす構成となっている。第2実施形態と同様の部材、構成については同位の符号を用いて、その説明を省略する。
この第3実施形態の切断機は、前記第2実施形態における照明具39dを備えている。この照明具39dは電気配線39eを経て当該切断機の駆動電源回路に接続されている。また、この照明具39dは、メインハンドル25に設けた照明スイッチ5d(図3参照)をオン操作することにより点灯させることができる。照明具39dが点灯すると切断部位Cが明るく照らされるので、暗い場所であっても作業者は切断部位Cをはっきりと見ることができ、これにより効率のよい切断作業を行うことができる。これらの点については、第2実施形態の照明具39dによる作用効果と同様である。
このように、照明具39dにより切断部位Cは明るく照らされるが、該切断部位Cとスミ線ガイド4a,4bとの間には、傾動ブロック34および支持ブロック35,36等からなる前側傾動支持部F3が位置しているため、従来であれば、照明具39dの明かりはスミ線ガイド4a,4bまで届かず、従って暗い場所であれば、スミ線ガイド4a,4b側は陰となって見づらい状態となる。しかしながら、以下説明する第3実施形態の照明装置40によれば切断部位C用の照明具39dの明かりを利用してスミ線ガイド4a,4bを明るく照らすことができる。
【0023】
図8に示すように切断機本体(図示省略)を切断方向左右に傾動支持するための前側傾動支持部F3における傾動軸41には中空軸が用いられている。この点は、前記第2実施形態と同じである。この傾動軸41の内周側には、前端に光拡散用のレンズ部43aを有する透明樹脂製のスリーブ43が嵌め込まれている。このスリーブ43の後端部には集光用のレンズ42が脱落しないように固定されている。第3実施形態の場合、照明具39d、レンズ42およびスリーブ43等により照明装置40が構成されている。
この照明装置40によれば、当該前側傾動支持部F3に対して切断部位C側(図8において左側)において、切断部位Cおよびその周辺を照らす照明具39dの明かりは、レンズ42に集光された後スリーブ43内を経てレンズ部43aに照射され、然る後該レンズ部43aにより拡散されて前方すなわち前側傾動支持部F3に対して切断部位Cとは反対側へ照射され、これによりスミ線ガイド部4a,4bが明るく照らされる。
このように切断部位C用の照明具39dの明かりを利用してスミ線ガイド部4a,4bが明るく照らされるので、暗い場所において作業者はスミ線ガイド4a,4bを目で確認しながら切断作業を効率よく行うことができる。また、照明具39dによって切断部位Cも明るく照らされるので、該切断部位Cを目で確認しながら切断作業を効率よく行うこともできる。
【0024】
次に、第7の発明の実施形態(第4実施形態)を図9に基づいて説明する。この第4実施形態も、第3実施形態と同様、スミ線ガイド4a,4bを照らすための専用の照明具を備えず、切断部位Cを照らすための照明具39dの明かりを流用して該スミ線ガイド4a,4bを明るく照らす構成となっている。これらの構成については第3実施形態と同様であるので説明を省略する。
この第4実施形態の切断機における前側傾動支持部F4の傾動軸51にも中空軸が用いられている。第4実施形態の場合、この傾動軸51の内周側には、第3実施形態とは異なってスリーブ43あるいはレンズ42等の他部材は組み込まれておらず、中空状態のままとされている。この第4実施形態の場合、傾動軸51、照明具39d、照明スイッチ5d等により照明装置50が構成されている。
このように構成した照明装置50によれば、照明具39dにより切断部位Cが明るく照らされるとともに、その明かりが傾動軸51の内周側に照射され、これが当該傾動軸51の内周側を経て切断部位C側の反対側すなわちスミ線ガイド4a,4bに照射されるので、暗い場所であっても傾動支持部F4によって遮光されることなくスミ線ガイド4a,4bが照明具39dによって明るく照らされ、これによりスミ線ガイド4a,4bを基準にして効率のよい切断作業を行うことができる。
上記傾動軸51の内周側に例えばメッキ処理を施して光りの反射率を高めることにより一層スミ線ガイド4a,4bを効率よく照らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す図であり、切断機の側面図である。
【図2】 第1実施形態の切断機の平面図である。
【図3】 切断機本体のうちモータケース側を単独で示す斜視図である。
【図4】 第2実施形態の切断機の側面図である。本図において、前側傾動支持部の一部が縦断面で示されている。
【図5】 第2実施形態の切断機の平面図である。本図では、ブレードケースの一部が横断面で示されている。
【図6】 第2実施形態の切断機において、前側傾動支持部の一部断面側面図である。
【図7】 図6の矢印(7)方向から見た図であって、前側傾動支持部の正面図である。
【図8】 第3実施形態の切断機における照明具を示す図であって、前側傾動支持部の一部断面側面図である。
【図9】 第4実施形態の切断機における照明具を示す図であって、前側傾動支持部の一部断面側面図である。
【符号の説明】
C…切断部位
1…切断機(第1実施形態)
2…ベース
3…切断機本体
4a…スミ線ガイド(直角切り用)
4b…スミ線ガイド(45゜傾斜切り用)
5…照明装置(第1実施形態)
5a…照明具(切断部位用)、5b…照明具(スミ線ガイド用)
F…前側傾動支持部(第1実施形態)、R…後ろ側傾動支持部
20…ブレードケース、20a…ギヤケース部
21…モータケース
22…切断刃
25…メインハンドル
26…グリップ部
30…切断機(第2実施形態)
32…傾動軸
33…照明装置(第2実施形態)
33a…照明具、33d…電気配線
39…ブレードケース、39d…照明具
40…照明装置(第3実施形態)
41…傾動軸(第3実施形態)
42…レンズ、43…スリーブ、43a…レンズ部
50…照明装置(第4実施形態)
51…傾動軸(第4実施形態)
F2…前側傾動支持部(第2実施形態)
F3…前側傾動支持部(第3実施形態)
F4…前側傾動支持部(第4実施形態)

Claims (6)

  1. 切断材に当接させるベースと、該ベースに支持された切断機本体と、前記ベースに設けたスミ線ガイドを照らすための照明装置を備えた切断機であって、
    前記切断機本体は、作業者が一方の手で持つメインハンドルと、該メインハンドルよりも前方に位置し、作業者が他方の手で持つグリップ部を備え、該グリップ部に前記照明装置の照明具を配置して、該照明具により前記スミ線ガイドを照らす切断機。
  2. 請求項記載の切断機であって、照明装置は2つの照明具を備え、一方の照明具によりスミ線ガイドを照らし、他方の照明具により切断部位を照らす構成とした切断機。
  3. 切断材に当接させるベースと、該ベースに対して傾動支持部を介して切断方向側方に傾動可能に支持された切断機本体と、前記ベースに設けたスミ線ガイドを照らすための照明装置を備え、該照明装置の照明具を前記傾動支持部に取り付けて前記スミ線ガイドを照らす構成とした切断機。
  4. 請求項記載の切断機であって、傾動支持部の傾動軸に中空軸を用い、該傾動軸の内周側に照明装置の照明具を配置して前記スミ線ガイドを照らす構成とした切断機。
  5. 切断材に当接させるベースと、該ベースに対して傾動支持部を介して切断方向側方に傾動可能に支持された切断機本体と、前記ベースに設けられ、前記傾動支持部に対して切断部位とは反対側に位置するスミ線ガイドを照らすための照明装置を備え、前記傾動支持部の傾動軸に中空軸を用い、該傾動軸の内周側にレンズを取り付けるとともに前記傾動支持部に対して切断部位側に配置した照明具の明かりを前記レンズで集光して前記スミ線ガイド側に照射する構成とした切断機。
  6. 切断材に当接させるベースと、該ベースに対して傾動支持部を介して切断方向側方に傾動可能に支持された切断機本体と、前記ベースに設けられ、前記傾動支持部に対して切断部位とは反対側に位置するスミ線ガイドを照らすための照明装置を備え、前記傾動支持部の傾動軸に中空軸を用い、該傾動支持部に対して切断部位側に配置した照明具の明かりを該傾動軸の内周側を経て前記スミ線ガイド側に照射する構成とした切断機。
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