JPH106303A - 電動ノコギリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】作業場所や作業時間に関係なく安全かつ正確に
切断作業を行うことができる電動ノコギリを提供する。 【解決手段】手持ち式の電動ノコギリ１であって、ノコ
刃１１近傍に照明用のライト２が設けられたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、手持ち式の電動ノ
コギリに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、現場で簡単に切断作業を行う
ために手持ち式の電動ノコギリが用いられている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の電
動ノコギリを夜間作業に使用するような場合、現場に充
分な照明があっても、人影になったりして手元が暗くな
り、正確な切断作業ができなかったり、安全性を確保で
きないといった不都合を生じることとなる。

【０００４】また、昼間の作業であっても、日陰の場所
や屋内の暗室や人影になったりした場合などでは、上記
と同様に正確な切断作業ができなかったり、安全性を確
保できないといった不都合を生じることとなる。

【０００５】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、作業場所や作業時間に関係なく安全かつ正確
に切断作業を行うことができる電動ノコギリを提供する
ことを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の電動ノコギリは、手持ち式の電動ノコギリで
あって、ノコ刃近傍に照明用のライトが設けられたもの
である。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。

【０００８】図１は電動ノコギリ１の全体構成の概略を
示している。

【０００９】すなわち、この電動ノコギリ１は、ノコ刃
１１の近傍に照明用ライト２が設けられている。

【００１０】電動ノコギリ１は、円盤状のノコ刃１１の
周りにカイド１２が設けられている。そして、深さ調節
ツマミ１３や角度調節ツマミ１４によってノコ刃１１に
対するガイド１２の深さや角度を調節することで、木材
（図示省略）などを切断する際の切断深さや切断角度を
調節するようになされている。また、ノコ刃１１の周り
には安全カバー１５が設けられている。この電動ノコギ
リ１は、把手１６を持ってこの把手１６の部分に設けら
れたひき金状のスイッチ１７を指で押すことによって、
ノコ刃１１を回転させたり停止させたりできるようにな
されている。

【００１１】照明用ライト２は、電動ノコギリ１の安全
カバー１５などから延設したフレーム２１の先端に設け
られている。また、電源コード２２は、電動ノコギリ１
を駆動するモータ１８の電源回路（図示省略）の方へと
導出される。そして、電動ノコギリ１のノコ刃１１を駆
動制御するスイッチ１７と連動して照明用ライト２のオ
ンオフが行われるようになされている。

【００１２】ただし、この照明用ライト２は、ノコ刃１
１の回転と連動するものに限定されるものではなく、こ
のスイッチ１７とは別に、照明用ライト２の専用スイッ
チを設けても良い。

【００１３】また、照明用ライト２が設けられるフレー
ム２１は、深さ調節ツマミ１３や角度調節ツマミ１４に
よってノコ刃１１に対するガイド１２の深さや角度を調
節した際に邪魔になることが懸念されるので、フレキシ
ブルな材質のものを使用してその都度照明用ライト２の
位置も調節できるようにしたものであっても良い。

【００１４】さらに、この照明用ライト２としては、切
断位置とその周囲全体が照らされるように、遮光カバー
などの設けられていないものを使用することが好まし
い。

【００１５】

【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、ノ
コ刃近傍に照明用のライトを設けているので、作業場所
や作業時間などに関係なく手元を照らすことができ、安
全かつ正確に切断作業を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】電動ノコギリの全体構成の概略を示す斜視図で
ある。

【符号の説明】

１ 電動ノコギリ １１ ノコ刃 ２ 照明用ライト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 手持ち式の電動ノコギリであって、ノコ
   刃近傍に照明用のライトが設けられたことを特徴とする
   電動ノコギリ。