JP4860748B2 - 補聴器のフィッティング方法,補聴器のフィッティング・システム,および補聴器 - Google Patents

補聴器のフィッティング方法,補聴器のフィッティング・システム,および補聴器 Download PDF

Info

Publication number
JP4860748B2
JP4860748B2 JP2009501851A JP2009501851A JP4860748B2 JP 4860748 B2 JP4860748 B2 JP 4860748B2 JP 2009501851 A JP2009501851 A JP 2009501851A JP 2009501851 A JP2009501851 A JP 2009501851A JP 4860748 B2 JP4860748 B2 JP 4860748B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hearing aid
statistical analysis
fitting
amplitude
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009501851A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009531883A (ja
Inventor
アンデルセン・スフェント・フィッティング
Original Assignee
ヴェーデクス・アクティーセルスカプ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヴェーデクス・アクティーセルスカプ filed Critical ヴェーデクス・アクティーセルスカプ
Publication of JP2009531883A publication Critical patent/JP2009531883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4860748B2 publication Critical patent/JP4860748B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/70Adaptation of deaf aid to hearing loss, e.g. initial electronic fitting
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/12Audiometering
    • A61B5/121Audiometering evaluating hearing capacity
    • A61B5/123Audiometering evaluating hearing capacity subjective methods
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/30Monitoring or testing of hearing aids, e.g. functioning, settings, battery power
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2225/00Details of deaf aids covered by H04R25/00, not provided for in any of its subgroups
    • H04R2225/43Signal processing in hearing aids to enhance the speech intelligibility
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/30Monitoring or testing of hearing aids, e.g. functioning, settings, battery power
    • H04R25/305Self-monitoring or self-testing

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

この発明は補聴器の分野に関する。より詳細には,この発明は,補聴器のフィッティング方法(a method of the fitting of a hearing aid),補聴器のフィッティング・システム,および補聴器に関する。
米国特許第4548082号は,補聴器,およびトータル・システムにおいて上記補聴器に複数セットの信号を供給するホスト・コンピュータを提供している。ホスト・コンピュータは,保存された音のスピーカによる放出(the emission)を制御する。ホスト・コンピュータは,聴力閾値,最も快適な音量レベル,不快な音量レベルおよび補聴器の動作特性(たとえば,会話音声の可聴範囲へのマッピング)を表示する。オペレータは,利得の調整値を入力することができ,ホスト・コンピュータは,上記調整値によってプログラムされたときに,上記補聴器が定常可聴範囲上に会話音声スペクトルをどのように再配置するのかを演算する。情報ディスプレイは,再配置された会話音声スペクトル(補聴器応答曲線)を持つ可聴範囲を表示する。また,オペレータの参考のために,調整前および調整後の各種の限界値および利得値も出力される。
ドイツ国特許第10064210号は補聴器の検査システムを提供しており,このシステムにおいて,フィッティング・コンピュータは個々の周波数帯域における音の入力レベルおよび出力レベルを読取って表示することができる。
現在のところ,対話形式のやりとり(session)において補聴器をフィッティングするのが標準的な慣例となっている。補聴器ユーザが補聴器を装着し,他方フィッティング担当者は離れたところで補聴器をプログラムしてユーザに向けて音を再生して,補聴器動作の即時聴覚印象(immediate acoustic impression)をユーザに与える。ユーザは,ユーザ自身が知覚した感覚および認識した問題点についてフィッティング担当者にコメントし,その後フィッティング担当者は設定適合および微調整を提案し,その提案内容を補聴器にプログラムし,適合された設定をユーザが試せるように音のサンプルを再度再生する。
従来の補聴器は,標準化された音記録の再生を利用することによって(using playbacks of standardized recordings of sound),ユーザの聴力損失に対してフィッティングされている。これらの記録(these recordings)では,たとえば,路上の騒音,パーティ・ノイズ,会話など典型的な音環境が反映されている。このような音記録を利用しつつ,ユーザは異なる設定を試し,フィッティング担当者にコメントし,その後フィッティング担当者は,補聴器が入力音を修正することになるようにパラメータを適応して,各種の状況においてユーザの聴力損失に対して可能な限りの最適な補償を提供する。
高性能な補聴器は複数のプログラムまたはスキーム(schemes)を含むことがあり,ユーザは,その中から現在の音環境または聴音状況に応じてプログラムまたはスキームを選択することができる。これらのプログラムはフィッティング担当者がプログラムして調整することができるパラメータ・セット(a set of parameters)によって規定される。個別のスキームに応じてプログラム可能なパラメータは,特定周波数帯域における増幅,異なる入力トランスデューサからの信号の重付けであり,これにより程度が異なる指向性,フィードバック抑制,適応ノイズ除去などが提供される。
大きな音の信号と静かな音の信号の事前記録サンプルの長期統計的分布(the long-term statistical distributions of the pre-recorded samples of loud and soft signals)は既知であるので,その分布を表わす定常曲線(static curves)は通常はあらかじめプログラムされていて,フィッティング・セッション時にフィッティング担当者に対して即座に提示される。この提示は,入力信号そのものの統計的分布を単に表すものであってもよく,または入力信号および補聴器の現状設定に基づいて補聴器によって生成されることになる出力信号の統計的分布を表すものであってもよい。統計的分布の提示によって,補聴器が行うべき処理内容の判定およびさらなる適応が必要になったときの指針のために,フィッティング担当者は信号を評価および検討することができる。
しかしながら,補聴器ユーザは,ユーザ自身が直面している環境から記録した実際の音,たとえば,ユーザの職場やユーザが関与する他の場所から実際に録音した音を対象にして,フィッティングが行われることを望んでいる。このような記録(recordings)は,一般には「生活音」と呼ばれている。実環境(actual environment)からの音を利用して補聴器をユーザに対してフィッティングすることによって,標準化音(standardized sounds)を用いたフィッティングに比べて,ユーザにとっての重要な特定環境に沿うようにして,補聴器の動作をより適切にフィッティングすることができる。
しかしながら,標準化されていない生活音の使用は,補聴器のフィッティング時において,フィッティング担当者に新たな問題をもたらす。
この問題の一つは,「生活音」の統計的分布は,あらかじめプログラムされている統計的分布のいずれとも一致しないことが多く,そのためにあらかじめプログラムされた統計的分布を利用できないことである。また,異なる分布を有する生活音の数は無数にあるため,任意の特定タイプの信号の分布がどのようなものであって,また,フィッティング時に,その分布がディスプレイ上にどのように表示されるのかについて,フィッティング担当者が経験則を得ることはほとんど不可能であることがある。
また,他の問題は,最近の補聴器が,自動機能(automated functions),すなわち,適応指向性,適応フィードバック抑制,適応ノイズ除去,音声強調可変信号利得または圧縮など,補聴器自体によって実行される(activated)機能を持っていることから生じる。標準化された音以外の音を用いると,自動適応機能が最終出力にどのような影響を与えるのかがフィッティング担当者にとって不明瞭になってしまう。すなわち,フィッティング担当者にとって,入力信号に対して補聴器が行う処理の透明性(transparency)が失われることになる。
自動適応機能の透明性に関するさらなる問題は,特に,ノイズ除去システムまたは音声強調システムにおいて,スペクトル分布の過渡的または短期的な変動が,上記システムの動作のやり方(in the way those system operate)を変化させる場合があるということである。特に,スペクトル分布の変化は,音同士の間のマスキング関係,すなわち,特定の周波数において大きな音レベルを持つ音は,その特定周波数に近く,それよりも低い音レベルを持つ周波数の音を聞こえなくするという事実を,変質させる可能性がある。
この発明は,上記透明性,特に,生活音を用いて補聴器をフィッティングする場合の透明性に関わる上述の問題を克服することを目的とする。
この発明の第1の態様によると,上述の目的は,請求項1に記載の方法によって達成される。
統計分析を行い,その結果をフィッティング担当者にグラフ表現として提示することによって,フィッティング担当者は,実際の音信号(the actual sound signals)を評価および検討することができ,それと同時に,補聴器がその自動機構によって行う内容を判定できるという,より良い立場(a better position)に立つことができる。したがって,ユーザがユーザ自身の日常生活の中で遭遇する実際の音環境に対して,より適切に補聴器をフィッティングすることができるようになる。統計分析をリスタート(restarting)することによって,古い設定によって得られた信号出力を表す古いデータが統計分析を誤らせてしまうことが防止され,フィッティング担当者に提示される情報がマスクされてしまう可能性が排除される。
この発明の第2の態様によると,上述の目的は,請求項12に記載のシステムによって達成される。
この発明の第3の態様によると,上述の目的は,請求項15に記載の補聴器によって達成される。
第1の好適な実施形態では,上記統計分析の結果は,上記少なくとも一つの周波数帯域の振幅の上限および下限(an upper and lower magnitude limit)として表示される。このような表示は,従来の補聴器に関する表示中に,追加情報として上述の結果を提示できるので,フィッティング担当者にとって便利である。
好ましい実施形態では,上記統計分析は,上記修正信号(modified signal)に基づいて連続的に行われ,これに応じて上記結果表示が連続的に更新される。この構成によって,フィッティング担当者は,フィッティング時に使用される特定の音環境に関する長期的統計を表す,ほぼ定常的な状態に向かう統計分析の経時的な展開を追跡(follow)できるようになる。
さらに他の好ましい実施形態では,上記統計分析は,パーセンタイル推定器(a percentile estimator)に基づくものであり,上述の振幅の上限および下限は,それぞれ,上位パーセンタイル値および下位パーセンタイル値(respective upper and lower percentiles)に基づくものとされる。パーセンタイル推定器は比較的容易に実装され,フィッティング・ソフトウェアまたは補聴器に容易に組込むことができ,さらにフィッティング担当者にとって有用な結果を生み出す。一部の既存の補聴器はすでに内蔵式のパーセンタイル推定器を備えており,補聴器が,修正,たとえば適切に再プログラムされることを前提にして,このパーセンタイル推定器を利用して,上記統計分析の結果またはその結果に応じたパラメータを補聴器に送返す(back to)ことができる。
さらに他の実施形態では,上記上位パーセンタイル値は90%パーセンタイル値(the 90% percentile)である。経験によると,この値は,フィッティング担当者にとって有用な結果を生み出すことが判明している。同様にして,下位パーセンタイル値の有用な値は10%パーセンタイル値であることが分かっている。
この発明による方法のさらに他の好ましい実施形態によると,上記統計分析は,複数の周波数帯域について実行され,振幅の上限および下限は,周波数関数としての連続曲線(continuous curves as a function of the frequency)として表示される。高い周波数分解能を用いた分析を実行して連続曲線を表示することで,フィッティング担当者はこれらの曲線の認識を容易に行えるようになる。
他の好ましい実施形態では,上記統計分析は,短期フーリエ変換(a short-term Fourier transform)を利用して行われる。高速フーリエ変換の使用は簡単に実行され,パーセンタイル推定器と比べて異なるやり方でフィッティング担当者に上記統計情報を表示することができる。
さらに他の好ましい実施形態では,上記統計分析は補聴器中で行われる。このことは,補聴器がパーセンタイル推定器を既に内蔵しているタイプである場合には特に有利である。
当然ながらこれに代わる構成として,上記統計分析は,フィッティング時に補聴器に接続されるフィッティング・コンピュータ中で行われる。このような設定は,所望の統計結果を提供する機能が補聴器に組込まれていない場合,たとえば,フィッティング担当者が,内蔵されたパーセンタイル推定器の機能ではなく,高速フーリエ変換を利用することを望む場合に必要になるものである。
また,別の好ましい実施形態では,所望のスキーム(a desired scheme)にしたがう上記信号の修正,および修正信号の振幅に対する統計分析の実行は,いずれも,補聴器のコンピュータ・モデルを利用してフィッティング・コンピュータにおいて行われる。これによって,フィッティング担当者は,補聴器が実際に存在していなくても,補聴器のフィッティングをシミュレートすることができる。
一例として,この発明の好ましい実施形態を図示および説明する。理解されるであろうが,この発明は,他の異なる実施形態を取ることもでき,この発明のいくつかの詳細内容は,各種の明らかな態様においてすべてこの発明から離れることなく変更できるものである。したがって,図面および説明は,本質的に例示的なものと見なされるべきであり,限定するものではない。
はじめに図1を参照して,この発明によるシステムが示されている。このシステムは,ディスプレイ4を備えたコンピュータ1,ケーブル接続3および補聴器2を備えている。ほとんどの場合,二つの補聴器2が同時にフィッティングされるが,説明の便宜上,一つを示すことにする。補聴器2はケーブル3を介してコンピュータ1内の適切なインターフェースに接続され,フィッティング過程において,補聴器2に対する信号の送受信を行えるように構成されている。スクリーンなどのコンピュータ・ディスプレイ4は,フィッティング過程において,補聴器2についてのグラフィカル情報(graphical information)5をフィッティング担当者にもたらす。このグラフィカル情報5は,コンピュータ2上で動作するフィッティング・ソフトウェアによって提供される。図2および図3は,このようなグラフィカル情報5の例である。
フィッティング・セッション時において,補聴器はコンピュータに接続され,フィッティング担当者が上記コンピュータを操作し,対象補聴器ユーザは上記補聴器を装着する。フィッティング担当者は,フィッティング・セッションの各種サブセクションを立上げ,補聴器にプログラム・パラメータを入力し,ユーザに音サンプルを再生して,補聴器の音響動作の即時印象(immediate impression)をユーザにもたらすことができる。この音サンプルは,スピーカを利用して再生されてもよく,または,ケーブル接続3を介して補聴器に電気入力信号を送ることによって補聴器自体によって再生されてもよい。いずれにしても入力信号はプロセッサの入力側に与えられる。
図2は,横座標に周波数ヘルツが,縦座標に補聴器からの出力音dBが示された図を示している。最上部分から説明すると,曲線6は補聴器2のユーザの不快閾値(the discomfort threshold)を示している。補聴器2から出力された音がこの限界を超えると,ユーザは苦痛でさえある不快感を覚えることになる。曲線7は補聴器2のユーザの聴力閾値(the hearing threshold)である。補聴器2から出力された音がこの閾値を下回る場合,ユーザはその音を聞き取ることができない。これらの曲線は定常的であり,フィッティング過程において変化することはない。
最近のデジタル補聴器2における信号処理は,通常,複数のチャネルまたは複数の周波数帯域において実行される。図2の例ではそのような周波数帯として11個の周波数帯域が示され,それぞれがコラム(棒グラフ)(column)8によって表されている。それぞれのコラム8は,所定の周波数帯域における補聴器2からの瞬間音出力レベル(the momentary sound output level)を表している。これは動的表示(a dynamic representation)であって,コラムの高さはそれぞれ個別の周波数帯域の音出力レベルに応じて連続的に(continually)変化する。これらの変化は非常に速く,かつ,音レベルは大きく変動することがある。入力信号は通常連続音(一連の音)(a sequence of sounds)から構成されるので,複数のピーク標識9は,短期間,すなわち数秒間の最大音レベルを示すことになる。
補聴器2の現在動作についての追加情報を提供するために,コラム8は,視覚的に区別可能な部分8a,8bに細分されている。図2において,下側の薄い灰色の部分8aは補聴器2に対する未処理入力信号(the unprocessed input signal)を表している。上側の濃い灰色の部分8bは,補聴器2によって入力信号に付加される挿入利得(the insertion gain)を表している。したがって,ぞれそれのコラムにおいて,組合された部分(the combined parts)8a,8bが出力信号を表す。フィッティング中,フィッティング担当者は,各チャネルのコラム8bによって示される挿入利得を修正して,ユーザの実際の聴力損失に補聴器2を適応させる。異なる聴音状況に対して,入力信号の修正について異なるスキームを工夫する(案出する)(devised)ことができる。
コラム8aによって表される入力信号が標準化信号であるとすると,信号が変動しているという事実に関わりなく,また,補聴器2自体によって突然有効化される可能性がある自動機能に関わりなく,フィッティング担当者は,その信号に対して補聴器2が増幅に加えて行うことについて,かなり適切な考え(a fairly good idea)を持つことができる。
しかしながら,これは,標準化されていない音が使用される場合には当てはまらない。
この発明者は,入力信号の統計分析を行ってその結果を表示することが,自動機能の有効化に関して補聴器2が行うことについて,フィッティング担当者の理解を助けることを発見した。
したがって,統計分析(statistical analysis)は,修正信号の振幅,すなわち出力信号の振幅について行われる。この統計分析は,好ましくは複数の周波数帯域において行われる。周波数帯域の数は,補聴器2のチャネル数と同一である必要はなく,チャネル数よりもはるかに大きな数であってもよい。次に,統計分析の結果は,たとえば,それぞれが上限および下限を表す曲線10,11の形式によって,フィッティング担当者に提示される。
図示する実施形態において,統計分析は,たとえば,その開示内容が本願明細書に援用される米国特許第5687241号に開示されるような,パーセンタイル推定器(a percentile estimator)によって行われる。
一実施形態において,統計分析は補聴器2において行われ,その結果はケーブル3を介してパラメータとしてコンピュータ1に送り返されてディスプレイ装置4に表示される。補聴器からのパラメータの送信には,既知でありまたは当業者が知ることができる,エティモティックリサーチ社(Etymotic Research Inc.)によって開発されたデジタルスクリュードライバ(DSD:Digital Screwdriver)プロトコルなど,補聴器から登録値を読み取れるようにする適切なプロトコルを,利用することができる。また,このような通信は米国特許第4989251号にも開示されており,この米国特許の開示内容は本願明細書に援用される。
好ましくは,上限曲線10は統計分析の90%パーセンタイル値を表し,下限曲線は10%パーセンタイル値を表す。これらのパーセンタイル値は補聴器2によって連続計算され,その値に対応するパラメータはディスプレイ上の曲線10および11を更新するためにコンピュータ1に送り返される。
しかしながら,フィッティング中に補聴器2の設定が修正された場合,たとえば,フィッティング担当者が一の周波数帯域における挿入利得を変更した場合には,統計分析はリセットされて,新規な曲線10および11が表示されかつ更新される。このように処理しないと,もはや有効でない古い設定に基づいて集計されたデータが,以降の統計分析に影響を及ぼし,表示される曲線10および11を変造する(falsify)ことになるからである。
他の実施形態では,上記統計分析は補聴器2において行われるのではなく,コンピュータ1において行われる。さらに他の実施形態では,コンピュータは,実際の補聴器の存在を必要としなくて済むように,補聴器全体をエミュレートする。
統計分析は,異なる有用な結果をもたらす各種の異なるやり方(in various different ways yielding different useful results)によって行ってもよいことに留意されたい。すなわち,高速フーリエ変換(fast Fourier transform)やウェーブレット(wavelets)に基づく統計分析を利用することができる。また,フィッティング担当者により多くの情報を提供するために,図2および図3で使用されている二次元グラフ表現ではなく,三次元グラフ表現を利用してもよい。
図3は,本質的に一点においてのみ図2と異なっている。視認性を良くするために,2つの曲線10および11の間の領域12が色付けされ,これによって,表示される他の曲線の中でこの2つの曲線10および11の識別が容易になる。この点に関して,当然のことではあるが,図2および図3は単なる例に過ぎないこと,また,曲線10および11以外の曲線のうちの少なくとも一部は表示する必要がないことを注記しておく。
図4は統計分析結果の三次元表示を表しており,この統計分析は,補聴器2において,または,補聴器2に接続されたフィッティング・コンピュータ1において,フィッティング中に行われる。図2および図3と同様に,図4は,x軸(横座標)が周波数を,y軸(縦座標)が出力レベルを示す。しかしながら,これらの値の他に,z軸(第3の軸)に,統計的割合(the statistical percentage)が示されている。
ここで,この第3の軸を有することによって,図2および図3のような所定のパーセンタイル値に対応する曲線の表示が可能になるのみならず,これらの限界内の実際の分布(the actual distribution within these limits)を表示することもできる。したがって,各周波数帯域に関して,縦座標とz軸とによって形成される平面と平行な平面は,統計分析の各ヒストグラムを表す。換言すると,ヒストグラムが横座標と縦座標とによって形成される平面の上方に立ち上がっている領域は,図2および図3に示された曲線と同様の情報を表していると言える。
図5は,各周波数帯域についての経時的な信号レベルを示している。ここでも,周波数帯域は横座標に沿って配置されており,他方,時間が縦座標に沿って経過している。信号レベルは第3の軸に沿って表示される。現在の信号レベルは,常に,横座標と第3の軸とによって形成される平面に表示され,過去の信号(historical signals)は縦座標に沿って図の後方に後退していく。
この表示は,図2または図3のグラフ表現と組合わせて,たとえば,横座標と第3の軸とによって形成される平面に,適切な上限および下限の統計曲線10および11を示すこともできる。
さらに,この表示単独であっても,たとえば,音声強調およびノイズ除去に関する自動機能に関して補聴器が行うことについて,フィッティング担当者がより適切に評価できるように,フィッティング担当者に,信号のスペクトル分布の短期的変化の様子を提示することになる。
上述の例では,統計分析が,修正信号,すなわち出力信号について行われる実施形態を説明したが,この統計分析は,たとえば,入力信号に関する情報がフィッティング担当者にとって出力信号に関する統計的情報よりも重要なものであれば,直接に入力信号についても同様に実行することができることは,当業者に理解されよう。
最後に,当業者は,この発明に係る方法,システム,および補聴器についての多くの変更ならびに適応は,請求項の範囲内で実現可能であることを認識しよう。たとえば,ケーブル3は無線通信で代用されてもよい。
補聴器のフィッティング時に使用されるシステムを示す。 フィッティング時に行われる統計分析結果の表示を示す。 フィッティング時に行われる統計分析結果の他の例の表示を示す。 この発明による統計分析の三次元表示を示す。 各周波数帯域における経時的な出力レベルを表す三次元表示を示す。

Claims (15)

  1. ユーザ環境の音記録を実行し,
    上記音記録を入力信号として上記補聴器に与え,
    あらかじめ選択される複数のパラメータの設定によって規定されるスキームにしたがって,上記入力信号を修正して修正信号を提供し,
    少なくとも一つの周波数帯域において上記修正信号の振幅について統計分析を実行し,
    上記統計分析結果のグラフ表現を表示し,
    上記複数のパラメータのうちの少なくとも一つの設定調整された場合に上記統計分析をリセットし
    上記調整された設定にしたがう上記修正信号の振幅についての上記統計分析をリスタートする,
    補聴器のフィッティング方法。
  2. 上記統計分析の結果は,上記少なくとも一つの周波数帯域についての振幅の上限および下限として表示される,請求項1に記載の方法。
  3. 上記統計分析は上記修正信号に基づいて連続的に実行され,上記結果表示は連続的に更新される,請求項1に記載の方法。
  4. 上記統計分析はパーセンタイル推定器に基づくものであり,かつ,上記振幅上限および振幅下限は,それぞれ上位パーセンタイル値および下位パーセンタイル値に基づくものである,請求項2または3に記載の方法。
  5. 上記上位パーセンタイル値は90%パーセンタイル値である,請求項4に記載の方法。
  6. 上記下位パーセンタイル値は10%パーセンタイル値である,請求項4に記載の方法。
  7. 上記統計分析は複数の周波数帯域について実行され,かつ,上記振幅上限および振幅下限は,周波数関数としての連続曲線として表示される,請求項2〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 上記統計分析は,フーリエ変換,好ましくは短期フーリエ変換を使用して実行される,請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  9. 上記統計分析は上記補聴器において実行される,請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 上記統計分析は上記補聴器に接続されたフィッティング・コンピュータにおいて実行される,請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  11. 上記スキームにしたがう上記信号の修正,および上記修正信号の振幅または上記入力信号の振幅についての上記統計分析の実行は,いずれも上記補聴器のコンピュータ・モデルを使用するフィッティング・コンピュータにおいて実行される,請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  12. ユーザ環境において記録された連続音を表す入力信号を受信する手段,およびあらかじめ選択される複数のパラメータによって規定されるスキームにしたがって上記入力信号を修正して修正信号を提供する手段を備えた補聴器のフィッティング・システムであって,
    上記複数のパラメータのうちの少なくとも一つを調整する手段,
    フィッティング中にパラメータが調整されたときにリセットされるようにして,少なくとも一つの周波数帯域において上記修正信号の振幅について統計分析を実行する手段,ならびに
    上記統計分析結果のグラフ表現を表示する手段,
    を備えている補聴器フィッティング・システム。
  13. 上記統計分析実行手段は上記補聴器中に内蔵されている,請求項12に記載のシステム。
  14. 上記統計分析実行手段は上記補聴器に接続されたフィッティング・コンピュータ中に内蔵されている,請求項13に記載のシステム。
  15. ユーザ環境において記録された連続音を表す信号を受信する手段,
    あらかじめ選択される複数のパラメータによって規定されるスキームにしたがって上記信号を処理して処理された信号を提供する手段,
    上記複数のパラメータのうちの少なくとも一つを調整する手段,
    フィッティング中にパラメータが調整されたときにリセットされるようにして,少なくとも一つの周波数帯域において上記処理された信号の振幅について統計分析を実行する手段,および
    統計分析結果のグラフ表現の表示のために,ディスプレイ手段に上記統計分析結果を通信する手段,
    を備えている補聴器。
JP2009501851A 2006-03-31 2006-09-29 補聴器のフィッティング方法,補聴器のフィッティング・システム,および補聴器 Active JP4860748B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DKPA200600463 2006-03-31
DKPA200600463 2006-03-31
PCT/DK2006/000535 WO2007112737A1 (en) 2006-03-31 2006-09-29 Method for the fitting of a hearing aid, a system for fitting a hearing aid and a hearing aid

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009531883A JP2009531883A (ja) 2009-09-03
JP4860748B2 true JP4860748B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=37539016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009501851A Active JP4860748B2 (ja) 2006-03-31 2006-09-29 補聴器のフィッティング方法,補聴器のフィッティング・システム,および補聴器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10034108B2 (ja)
EP (1) EP2005790A1 (ja)
JP (1) JP4860748B2 (ja)
CN (1) CN101406071B (ja)
AU (1) AU2006341476B2 (ja)
CA (1) CA2646706A1 (ja)
WO (1) WO2007112737A1 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7650004B2 (en) 2001-11-15 2010-01-19 Starkey Laboratories, Inc. Hearing aids and methods and apparatus for audio fitting thereof
US7986790B2 (en) * 2006-03-14 2011-07-26 Starkey Laboratories, Inc. System for evaluating hearing assistance device settings using detected sound environment
DK2080408T3 (da) 2006-10-23 2012-11-19 Starkey Lab Inc Undgåelse af medrivning med et auto-regressivt filter
ES2328775B1 (es) * 2007-10-25 2010-08-30 Jose Benito Caballero Catoira Sistema y procedimiento para la realizacion de manera remota de medic iones audiometricas y ajuste de audifonos a traves de internet.
US8718288B2 (en) * 2007-12-14 2014-05-06 Starkey Laboratories, Inc. System for customizing hearing assistance devices
US8571244B2 (en) 2008-03-25 2013-10-29 Starkey Laboratories, Inc. Apparatus and method for dynamic detection and attenuation of periodic acoustic feedback
JP5037435B2 (ja) * 2008-06-16 2012-09-26 リオン株式会社 補聴器の調整方法
WO2010015027A1 (en) * 2008-08-06 2010-02-11 Peter Blamey Sound processor for fluctuating hearing
US9319813B2 (en) * 2009-03-31 2016-04-19 Starkey Laboratories, Inc. Fitting system with intelligent visual tools
CN101695147B (zh) * 2009-05-27 2013-03-06 明泰科技股份有限公司 助听器***
US8359283B2 (en) 2009-08-31 2013-01-22 Starkey Laboratories, Inc. Genetic algorithms with robust rank estimation for hearing assistance devices
US20110154261A1 (en) * 2009-12-21 2011-06-23 Starkey Laboratories, Inc. User interface with ribbon usage for hearing aid fitting systems
US9729976B2 (en) 2009-12-22 2017-08-08 Starkey Laboratories, Inc. Acoustic feedback event monitoring system for hearing assistance devices
US9654885B2 (en) 2010-04-13 2017-05-16 Starkey Laboratories, Inc. Methods and apparatus for allocating feedback cancellation resources for hearing assistance devices
DE102010041775B4 (de) 2010-09-30 2015-07-09 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Verfahren zum Anpassen einer Hörvorrichtung mit Perzentilanalyse und Anpassvorrichtung
SG189363A1 (en) 2010-10-13 2013-05-31 Widex As Hearing aid system and method of fitting a hearing aid system
WO2012108128A1 (ja) * 2011-02-10 2012-08-16 パナソニック株式会社 脳波記録装置、補聴器、脳波記録方法およびそのプログラム
JP5395826B2 (ja) * 2011-02-18 2014-01-22 パナソニック株式会社 補聴器調整装置
JP5526060B2 (ja) * 2011-03-09 2014-06-18 パナソニック株式会社 補聴器調整装置
WO2014094858A1 (en) 2012-12-20 2014-06-26 Widex A/S Hearing aid and a method for improving speech intelligibility of an audio signal
WO2014094859A1 (en) 2012-12-20 2014-06-26 Widex A/S Hearing aid and a method for audio streaming
US9814879B2 (en) 2013-05-13 2017-11-14 Cochlear Limited Method and system for use of hearing prosthesis for linguistic evaluation
KR101490331B1 (ko) * 2013-06-21 2015-02-05 주식회사 바이오사운드랩 사용자 피팅 환경을 제공하는 보청기 및 상기 보청기를 이용한 보청기 피팅방법
DK3267695T3 (en) * 2016-07-04 2019-02-25 Gn Hearing As AUTOMATED SCANNING OF HEARING PARAMETERS
GB2554634B (en) * 2016-07-07 2020-08-05 Goshawk Communications Ltd Enhancement of audio signals
EP3406296B1 (en) * 2017-05-24 2023-03-22 Oticon Medical A/S Fitting device and system for fitting a cochlear implant
CN107948898A (zh) * 2017-10-16 2018-04-20 华南理工大学 一种助听器辅助验配***及方法
US20210321910A1 (en) * 2018-12-12 2021-10-21 Takeichi Kanzaki Cabrera System and Method for Detecting Auditory Biomarkers
CN113825080A (zh) * 2021-09-11 2021-12-21 武汉左点科技有限公司 一种助听器自验配方法及装置
US11819327B1 (en) * 2022-06-21 2023-11-21 Sound Vaccine, Inc. Method and apparatus for providing a multi-dimensional audiogram

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5963899A (ja) * 1982-10-04 1984-04-11 Rion Co Ltd 補聴器適合装置
JPH05115096A (ja) * 1991-05-25 1993-05-07 Rion Co Ltd 補聴器フイツテイング装置
JP2001128296A (ja) * 1999-10-25 2001-05-11 Rion Co Ltd 補聴装置
JP2001186598A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Rion Co Ltd システム最適化調整方法及びその装置
WO2001054456A1 (en) * 2000-01-21 2001-07-26 Oticon A/S Method for improving the fitting of hearing aids and device for implementing the method
DE10064210A1 (de) * 2000-12-22 2002-07-11 Siemens Audiologische Technik Verfahren sowie System zur Funktionsüberprüfung und/oder Anpassung eines am oder im Körper einer Person getragenen Hörhilfegerätes
JP2005537702A (ja) * 2002-07-12 2005-12-08 ヴェーデクス・アクティーセルスカプ 補聴器および音声の明瞭さを高める方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4548082A (en) 1984-08-28 1985-10-22 Central Institute For The Deaf Hearing aids, signal supplying apparatus, systems for compensating hearing deficiencies, and methods
US4989251A (en) 1988-05-10 1991-01-29 Diaphon Development Ab Hearing aid programming interface and method
US5303306A (en) * 1989-06-06 1994-04-12 Audioscience, Inc. Hearing aid with programmable remote and method of deriving settings for configuring the hearing aid
DE4340817A1 (de) * 1993-12-01 1995-06-08 Toepholm & Westermann Schaltungsanordnung für die automatische Regelung von Hörhilfsgeräten
US5729658A (en) * 1994-06-17 1998-03-17 Massachusetts Eye And Ear Infirmary Evaluating intelligibility of speech reproduction and transmission across multiple listening conditions
EP1172020B1 (en) * 1999-02-05 2006-09-06 Hearworks Pty Ltd. Adaptive dynamic range optimisation sound processor
US7366315B2 (en) * 1999-02-05 2008-04-29 Hearworks Pty, Limited Adaptive dynamic range optimization sound processor
JP3480696B2 (ja) * 1999-04-21 2003-12-22 リオン株式会社 環境音提示装置及びこれに用いる環境音記録装置
DE19949604B4 (de) * 1999-10-14 2004-07-22 Siemens Audiologische Technik Gmbh Verfahren zur Konfiguration der funktionalen Eigenschaften eines Hörgeräts
IT1317971B1 (it) * 2000-06-16 2003-07-21 Amplifon Spa Apparecchiatura di supporto alla rabilitazione dei deficit dicomunicazione e metodo per la taratura di apparecchi acustici.
DE10048354A1 (de) * 2000-09-29 2002-05-08 Siemens Audiologische Technik Verfahren zum Betrieb eines Hörgerätesystems sowie Hörgerätesystem
US20020121286A1 (en) 2001-01-04 2002-09-05 Applied Materials, Inc. Rinsing solution and rinsing and drying methods for the prevention of watermark formation on a surface
ATE276635T1 (de) * 2001-07-09 2004-10-15 Widex As Hörgerät mit selbstprüffähigkeit
DE10245567B3 (de) * 2002-09-30 2004-04-01 Siemens Audiologische Technik Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Anpassen eines Hörgeräts
US7349549B2 (en) * 2003-03-25 2008-03-25 Phonak Ag Method to log data in a hearing device as well as a hearing device
EP1654904A4 (en) * 2003-08-01 2008-05-28 Univ Florida OPTIMIZATION WITH VOICE CONTROL OF DIGITAL AUDIO DEVICES
US7803141B2 (en) 2003-08-12 2010-09-28 Boston Scientific Scimed, Inc. Device and method for direct delivery of a therapeutic using non-newtonian fluids

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5963899A (ja) * 1982-10-04 1984-04-11 Rion Co Ltd 補聴器適合装置
JPH05115096A (ja) * 1991-05-25 1993-05-07 Rion Co Ltd 補聴器フイツテイング装置
JP2001128296A (ja) * 1999-10-25 2001-05-11 Rion Co Ltd 補聴装置
JP2001186598A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Rion Co Ltd システム最適化調整方法及びその装置
WO2001054456A1 (en) * 2000-01-21 2001-07-26 Oticon A/S Method for improving the fitting of hearing aids and device for implementing the method
DE10064210A1 (de) * 2000-12-22 2002-07-11 Siemens Audiologische Technik Verfahren sowie System zur Funktionsüberprüfung und/oder Anpassung eines am oder im Körper einer Person getragenen Hörhilfegerätes
JP2005537702A (ja) * 2002-07-12 2005-12-08 ヴェーデクス・アクティーセルスカプ 補聴器および音声の明瞭さを高める方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20090028351A1 (en) 2009-01-29
US10034108B2 (en) 2018-07-24
JP2009531883A (ja) 2009-09-03
AU2006341476B2 (en) 2010-12-09
AU2006341476A1 (en) 2007-10-11
EP2005790A1 (en) 2008-12-24
CA2646706A1 (en) 2007-10-11
CN101406071B (zh) 2013-07-24
CN101406071A (zh) 2009-04-08
WO2007112737A1 (en) 2007-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4860748B2 (ja) 補聴器のフィッティング方法,補聴器のフィッティング・システム,および補聴器
US20210084420A1 (en) Automated Fitting of Hearing Devices
US9613028B2 (en) Remotely updating a hearing and profile
AU781256B2 (en) Method and system for on-line hearing examination and correction
EP2870779B1 (en) Method and system for fitting hearing aids, for training individuals in hearing with hearing aids and/or for diagnostic hearing tests of individuals wearing hearing aids
US8666084B2 (en) Method and arrangement for training hearing system users
US10341790B2 (en) Self-fitting of a hearing device
EP2752032A1 (en) System and method for fitting of a hearing device
US20190141462A1 (en) System and method for performing an audiometric test and calibrating a hearing aid
US20200245084A1 (en) A hearing device system and a method for dynamically presenting a hearing device modification proposal to a user of a hearing device
CN107431868B (zh) 用于基于所记录的声音分类数据来确定有用听力设备特征的方法
US9204226B2 (en) Method for adjusting a hearing device as well as an arrangement for adjusting a hearing device
US20240064487A1 (en) Customized selective attenuation of game audio
US20210177309A1 (en) Method for determining the auditory threshold of a test subject, hearing aid system, method for setting hearing aid parameters and computer readable medium for performing the method

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4860748

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250