JP4859436B2 - マスクブランク用ガラス基板の製造方法、マスクブランクの製造方法、露光用マスクの製造方法、及びリソグラフィー用ガラス部材の製造方法 - Google Patents

マスクブランク用ガラス基板の製造方法、マスクブランクの製造方法、露光用マスクの製造方法、及びリソグラフィー用ガラス部材の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、マスクブランク用ガラス基板の内部欠陥を検査した後にマスクブランク用ガラス基板を製造するマスクブランク用ガラス基板の製造方法、このマスクブランク用ガラス基板を用いるマスクブランクの製造方法、このマスクブランクを用いる露光用マスクの製造方法、及びリソグラフィー技術で使用するステッパーなどに使われるレンズなどの光学部品としてのガラス部材(リソグラフィー用ガラス部材)の製造方法に関する。
近年では、半導体デバイスの微細化に対応して、光リソグラフィー技術において使用される露光光はArFエキシマレーザー(露光波長193nm)、F2エキシマレーザー(露光波長157nm)へと短波長化が進んでいる。上記光リソグラフィー技術において使用される露光用マスクや、この露光用マスクを製造するマスクブランクにおいても、マスクブランク用ガラス基板上に形成される、上述の露光光の露光波長に対して光を遮断する遮光膜や、位相を変化させる位相シフト膜の開発が急速に行われ、様々な膜材料が提案されている。
また、上記マスクブランク用ガラス基板や、このマスクブランク用ガラス基板を製造するための合成石英ガラス基板の内部には、異物や気泡などの欠陥が存在しないことが要求されている。特許文献1には、ガラス基板に対し、He‐Neレーザーを入射し、ガラス基板に存在する内部欠陥(異物や気泡など)により散乱された散乱光を検出することで、上記内部欠陥を検出する欠陥検出装置が開示されている。
特開平8‐261953号公報
ところが、上述のような欠陥検出装置によって内部欠陥が存在しないと判定された合成石英ガラス基板、マスクブランク用ガラス基板から製造される露光用マスクであっても、露光光であるArFエキシマレーザーを用いて半導体基板に露光用マスクのマスクパターンを転写するパターン転写時に、後述のガラス基板起因による転写パターン欠陥が生じて転写精度が低下する場合がある。
この原因は、He‐Neレーザーなどの可視光レーザーを露光光としたときには散乱などが発生しなかったが、ArFエキシマレーザーやF2エキシマレーザーなどの高エネルギーの光を露光光としたときに、局所的に光学特性を変化(例えば透過率を低下)させる内部欠陥(局所脈理、内容物、異質物)が、ガラス基板中に存在しているからであると考えられる。
また、特許文献1に記載の欠陥検出方法及び装置では、CCDカメラによって散乱光を検出する際に、被検査体である個々のガラス基板の表面状態にばらつきがあると、欠陥の検出精度を確保できない場合がある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、被検査体である個々の合成石英ガラス基板の表面状態にばらつきがある場合にも、これらのガラス基板に存在し、波長が200nm以下の短波長光を露光光としたときのパターン転写に影響の大きな内部欠陥を簡単且つ確実に検出できるマスクブランク用ガラス基板の製造方法、上記マスクブランク用ガラス基板からマスクブランクを製造するマスクブランクの製造方法、及び上記マスクブランクから転写精度が良好な露光用マスクを製造する露光用マスクの製造方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明に係るマスクブランク用ガラス基板の製造方法は、波長が200nm以下の短波長光を導入する一端面を含む表面を有するガラス基板を準備する準備工程と、この準備されたガラス基板の内部欠陥を検出する検出工程とを有し、前記検出工程でパターン転写に影響する内部欠陥が存在しない前記ガラス基板を用いてマスクブランク用ガラス基板を製造するマスクブランク用ガラス基板の製造方法であって、前記検出工程は、前記ガラス基板の前記内部欠陥が変質するエネルギーを有する前記短波長光を当該ガラス基板に導入して、前記内部欠陥を変質させる欠陥変質工程を有し、前記ガラス基板は、合成石英からなり、前記短波長光は、1パルス当たりのエネルギーが10〜100mJ/cm であることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明に係るマスクブランク用ガラス基板の製造方法は、請求項1に記載の発明において、前記短波長光は、パルス幅が2〜15nsecであることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明に係るマスクブランク用ガラス基板の製造方法は、請求項1または2に記載の発明において、前記内部欠陥は、波長が200nm超の露光光源に対して局所的な光学特性の変化が生じず、波長が200nm以下の露光光源に対して局所的な光学特性の変化が生じる欠陥である局所脈理、内容物、または異質物の少なくともいずれかであることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明に係るマスクブランク用ガラス基板の製造方法は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記検出工程は、波長が200nm以下の短波長光をガラス基板に導入して内部欠陥を変質させる欠陥変質工程の後または当該欠陥変質工程と同時に、可視域の光を前記ガラス基板に導入して、変質した前記内部欠陥により散乱する光を検出することで、当該内部欠陥を特定する欠陥特定工程を有することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明に係るマスクブランク用ガラス基板の製造方法は、請求項に記載の発明において、前記欠陥特定工程における可視域の光のガラス基板への導入は、当該ガラス基板の両主表面と側面との間で全反射条件を満たす条件で実施することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明に係るマスクブランク用ガラス基板の製造方法は、請求項1乃至のいずれかに記載の発明において、前記検出工程で、波長が200nm以下の短波長光を導入するガラス基板は、主表面が鏡面研磨される前の状態であることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明に係るマスクブランクの製造方法は、請求項1乃至のいずれかに記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法によって得られたマスクブランク用ガラス基板の主表面上に、マスクパターンとなる薄膜を形成してマスクブランクを製造することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明に係る露光用マスクの製造方法は、請求項に記載のマスクブランクにおける薄膜をパターニングして、マスクブランク用ガラス基板の主表面上にマスクパターンを形成し、露光用マスクを製造することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明に係るリソグラフィー用ガラス部材の製造方法は、波長が200nm以下の短波長光を導入する導入面を有するガラス材料を準備する準備工程と、この準備されたガラス材料の内部欠陥を検出する検出工程とを有し、前記検出工程で内部欠陥が存在しない前記ガラス材料を用いてリソグラフィー用ガラス部材を製造するリソグラフィー用ガラス部材の製造方法であって、前記検出工程は、前記ガラス材料の前記内部欠陥が変質するエネルギーを有する前記短波長光を当該ガラス材料に導入して、前記内部欠陥を変質させる欠陥変質工程を有し、前記ガラス基板は、合成石英からなり、前記短波長光は、1パルス当たりのエネルギーが10〜100mJ/cm であることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明に係るリソグラフィー用ガラス部材の製造方法は、請求項9に記載の発明において、前記短波長光は、パルス幅が2〜15nsecであることを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明に係るリソグラフィー用ガラス部材の製造方法は、請求項9または10に記載の発明において、前記内部欠陥は、波長が200nm超の露光光源に対して局所的な光学特性の変化が生じず、波長が200nm以下の露光光源に対して局所的な光学特性の変化が生じる欠陥である局所脈理、内容物、または異質物の少なくともいずれかであることを特徴とするものである。
請求項1乃至3のいずれかに記載の発明によれば、ガラス基板の内部欠陥を検出する検出工程では、上記内部欠陥が変質するエネルギーを有する、波長が200nm以下の短波長光を当該ガラス基板に導入して上記内部欠陥を変質させることから、この変質により上記内部欠陥を顕在化させることができる。この結果、被検査体である個々のガラス基板の表面状態にばらつきがある場合にも、これらのガラス基板に存在する上記内部欠陥(波長が200nm以下の短波長光を露光光としたときのパターン転写に影響の大きな内部欠陥)を簡単且つ確実に検出できる。
請求項に記載の発明によれば、波長が200nm以下の短波長光をガラス基板に導入して、当該ガラス基板の内部欠陥を変質させた後または当該内部欠陥を変質させると同時に、当該ガラス基板に可視域の光を導入して、変質した上記内部欠陥により散乱する光を検出することで当該内部欠陥を特定する。このことから、波長が200nm以下の短波長光を露光波長としてパターン転写を実施する際に生ずる転写パターン欠陥の原因となるガラス基板の内部欠陥を、可視域の光を用いることで簡単に検出することができる。
請求項に記載の発明によれば、ガラス基板の両主表面と側面との間で全反射条件を満たす条件で、当該ガラス基板へ可視域の光を導入することから、この可視域の光を当該ガラス基板内に閉じ込めることができるので、変質した内部欠陥を漏れなく確実に検出することができる。
請求項に記載の発明によれば、主表面が鏡面研磨される前の状態のガラス基板に、波長が200nm以下の短波長光を導入して、当該ガラス基板の内部欠陥を変質させ顕在化することから、内部欠陥が検出されないガラス基板のみの主表面を鏡面研磨することができ、内部欠陥が検出されたガラス基板の主表面を鏡面研磨する無駄を省くことができる。
請求項またはに記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれかに記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法によって得られたマスクブランク用ガラス基板を用いてマスクブランクを製造し、このマスクブランクにおける薄膜をパターニングして露光用マスクを製造する。従って、この露光用マスクを用いて被転写体に当該露光用マスクのマスクパターンを転写するパターン転写時に、この露光用マスクには、内部欠陥が存在しないガラス基板が用いられているので、上記内部欠陥に起因して局所的に光学特性が変化(例えば透過率が低下)する領域が存在せず、パターン転写に悪影響を及ぼして転写パターン欠陥が生ずることがなく、転写精度を向上させることができる。
請求項9乃至11のいずれかに記載の発明によれば、ガラス材料の内部欠陥を検出する検出工程では、上記内部欠陥が変質するエネルギーを有する、波長が200nm以下の短波長光を当該ガラス材料に導入して上記内部欠陥を変質させることから、この変質により上記内部欠陥を顕在化させることができる。この結果、被検査体である個々のガラス材料の表面状態にばらつきがある場合にも、これらのガラス材料に存在する上記内部欠陥(波長が200nm以下の短波長光を光源としたときの透過率低下や上記短波長光の吸収による温度上昇などに影響の大きな内部欠陥)を簡単且つ確実に検出できる。
以下、マスクブランク用ガラス基板の製造方法、マスクブランクの製造方法、露光用マスクの製造方法について最良の形態を、図面に基づき説明する。尚、以下、露光光を、露光波長が200nm以下のArFエキシマレーザー光(露光波長:193nm)として説明する。
〔A〕マスクブランク用ガラス基板の製造方法
特開平8−31723号公報や特開2003−81654号公報に記載された製造方法により作製された合成石英ガラスインゴットから、約152.4mm×約152.4mm×約6.35mmに切り出して得られた合成石英ガラス板1(図1(a))に面取り加工を施す。次に、この合成石英ガラス板1の表面のうち、少なくとも、波長が200nm以下の短波長光(本実施の形態では露光波長の光(ArFエキシマレーザー光)))を導入する側の端面2と、この端面2に隣接し、後述の内部欠陥16により散乱される散乱光15(図3)を受光する側の端面3とを、上記露光波長の光を導入できる程度に鏡面研磨して、合成石英ガラス基板4を準備する(図1(b))。
この準備工程においては、合成石英ガラス基板4の表面のうちの残りの端面18及び19と、互いに対向する主表面5及び6とは鏡面研磨されず、その表面粗さは約0.5μm程度であるが、上記端面2及び3の表面粗さは約0.03μm以下とされる。
次に、上記準備工程において準備された合成石英ガラス基板4に内部欠陥16が存在するか否かを検出する検出工程を実施する。この検出工程は、図2に示す欠陥変質装置20を用いて内部欠陥16を変質させる欠陥変質工程と、この欠陥変質工程の後に実施し、図3に示す欠陥検査装置40を用いて、変質された内部欠陥16を特定して検出する欠陥特定工程とを有する。
ここで、合成石英ガラス基板4に存在する内部欠陥16のうち、波長が200nm超の露光光源(例えば、KrFエキシマレーザー(波長:248nm))の場合には問題とならないが、ArFエキシマレーザーのように波長が200nm以下の露光光源の場合に問題となる内部欠陥16として局所脈理、内容物、異質物等がある。これらの内部欠陥16は、合成石英ガラス基板4からマスクブランク用ガラス基板7及びマスクブランク9を経て製造された露光用マスク14と、波長が200nm以下の上記露光光とを用いて、当該露光用マスク14のマスクパターンを被転写体に転写するパターン転写時に、いずれも局所的な光学特性の変化(例えば透過率の低下)を生じさせ、パターン転写に悪影響を及ぼして転写精度を低下させるものとなる。
上記「局所脈理」は、合成石英ガラスの合成時に金属元素が不純物として合成石英ガラス中に微量に混入された領域である。露光用マスク14のマスクブランク用ガラス基板7に当該局所脈理が存在すると、パターン転写時に約20〜40%の透過率低下が生じ、転写精度を低下させる。また、上記「内容物」は、金属元素が不純物として合成石英ガラス中に、局所脈理の場合よりも多く混入された領域である。露光用マスク14のマスクブランク用ガラス基板7に当該内容物が存在すると、パターン転写時に約40〜60%の透過率低下が生じる。更に、「異質物」は、合成石英ガラス中に酸素が過剰に混入された酸素過剰領域であり、高エネルギーの光が照射された後は回復しない。露光用マスク14のマスクブランク用ガラス基板7に当該異質物が存在すると、パターン転写時に約5〜15%の透過率の低下が生じる。
前記欠陥変質工程を実施する欠陥変質装置20は、図2に示すように、主表面5、6が鏡面研磨される前の合成石英ガラス基板4に存在する上述の内部欠陥16(パターン転写時に局所的な光学特性の変化を生じさせる局所脈理、内容物、異質物など)を、ArFエキシマレーザー光25を用いて変質させるものである。つまり、この欠陥変質装置20は、短波長光としての露光波長の光(つまり、露光波長と同一波長の光)であるArFエキシマレーザー光25を合成石英ガラス基板4の端面2から導入する第1レーザー照射装置21と、合成石英ガラス基板4を載置し、第1レーザー照射装置21から照射されるArFエキシマレーザー光25に対して合成石英ガラス基板4をX方向、Y方向、Z方向にそれぞれ移動させるXYZステージ22とを有して構成される。上記第1レーザー照射装置21は、XYZステージ22が合成石英ガラス基板4をY方向に移動させている間に、ArFエキシマレーザー光25を合成石英ガラス基板4の端面2におけるY方向(つまり、端面2の長手方向)の各位置から順次導入する。
この第1レーザー照射装置21から照射されるArFエキシマレーザー光25は、合成石英ガラス基板4の内部欠陥16が変質するエネルギーを有するものであり、具体的には、パルス幅が2〜15nsecで、1パルス当たりのエネルギーが10〜100mJ/cmである。このArFエキシマレーザー光25のパルス幅は12nsecが好ましい。また、ArFエキシマレーザー光25の1パルス当たりのエネルギーは好ましくは20〜50mJ/cmである。尚、ArFエキシマレーザー光25の1パルス当たりのエネルギーが100mJ/cmを越えると、プラズマが発生して合成石英ガラス基板4にダメージが発生したり、安全性の点で好ましくない。従って、第1レーザー照射装置21から照射されるArFエキシマレーザー光25は、合成石英ガラス基板4の端面2の長手方向に走査されることによって、この合成石英ガラス基板4に上記内部欠陥16が存在する場合に、この内部欠陥16を変質させて顕在化させる。
前記欠陥特定工程を実施する欠陥検査装置40は、図3に示すように、可視域の光、例えばHe‐Neレーザー光のような可視レーザー光26を照射する第2レーザー照射装置42と、この第2レーザー照射装置42から照射された可視レーザー光の光路を変更して合成石英ガラス基板4の端面2の面取り面49(後述)へ導入する光路調整手段としてのミラー41A及び41Bと、合成石英ガラス基板4を載置し、第2レーザー照射装置42から照射された可視レーザー光26に対して合成石英ガラス基板4をX方向、Y方向、Z方向にそれぞれ移動させるXYZステージ43と、このXYZステージ43に載置された合成石英ガラス基板4の端面3側に設置され、CCD素子とこのCCD素子の検出範囲を広げるためのレンズ(ともに図示せず)とを備え、合成石英ガラス基板4の幅方向(つまり端面3の長手方向)の略全域にわたって検出視野44を有するCCDカメラ(ラインセンサカメラ)45と、このCCDカメラ45にUSBケーブル46を用いて接続されたコンピュータ47とを有して構成される。
ここで、合成石英ガラス基板4の端面2、3、18及び19は、図4に示すように、マスクパターンとなる薄膜(後述のハーフトーン膜8)が形成される合成石英ガラス基板4の主表面5及び6に直交する側面48と、この側面48と上記主表面5、6との間の面取り面49、50とを有して構成される。本実施形態では、端面2及び3の側面48、面取り面49及び50が鏡面研磨されている。
上記ミラー41A及び41Bは、図3に示すように、第2レーザー照射装置42から照射された可視レーザー光26を合成石英ガラス基板4の端面2における一方の面取り面49に導入するが、このとき、導入された可視レーザー光26が合成石英ガラス基板4の主表面5、6と端面2、18の側面48との間で全反射条件を満たす、つまり全反射を繰り返して合成石英ガラス基板4内に閉じ込められるように、可視レーザー光26の面取り面49への入射角度を調整する。具体的には、端面2の面取り面49から合成石英ガラス基板4内に導入(入射)された可視レーザー光26が主表面5、6に当たる入射角θiが臨界角θcよりも大きくなり、且つ可視レーザー光26が端面2、18の側面48に当たる入射角度(90°−θi)が臨界角θcよりも大きくなるように、ミラー41A及び41Bは可視レーザー光26の面取り面49への入射角度を調整する。
第2レーザー照射装置42、ミラー41A及び41Bは、XYZステージ43が合成石英ガラス基板4をY方向に移動させている間に、可視レーザー光26を合成石英ガラス基板4の端面2の面取り面49におけるY方向(つまり端面2の面取り面49における長手方向)の各位置から順次導入する。従って、可視レーザー光26は、合成石英ガラス基板4の端面2における面取り面49の長手方向に走査されることになり、合成石英ガラス基板4の全領域に導入される。合成石英ガラス基板4に内部欠陥16が存在し、この内部欠陥16が欠陥変質装置20によって変質されている場合には、上述のようにして合成石英ガラス基板4内に導入された可視レーザー光26が、変質した内部欠陥16によって散乱されて散乱光15を発する。
前記CCDカメラ45は、合成石英ガラス基板4の端面2の面取り面49におけるY方向の各位置に入射された可視レーザー光26が、変質した内部欠陥16によって散乱された散乱光15を、合成石英ガラス基板4のY方向の各位置毎に、当該合成石英ガラス基板4の端面3側から受光して撮影する。本実施形態では、CCDカメラ45はモノクロカメラであり、散乱光15の明暗を受光して撮影する。
前記コンピュータ47は、CCDカメラ45からの画像を入力して、合成石英ガラス基板4のY方向の各位置毎に画像処理し、この合成石英ガラス基板4のY方向の各位置について、CCDカメラ45が受光する散乱光15の光量(強度)を、合成石英ガラス基板4のX方向位置との関係で解析する。つまり、コンピュータ47は、散乱光15の光量が所定閾値以上である場合に、この所定閾値以上の光量の散乱光15を、変質した内部欠陥16が散乱したものと判断して、この内部欠陥16の位置を特定して検出する。
上述の欠陥変質装置20及び欠陥検査装置40を用いた検出工程において、内部欠陥16が検出されない合成石英ガラス基板4に対し、その主表面5、6を所望の表面粗さになるように鏡面・精密研磨し、洗浄処理を実施してマスクブランク用ガラス基板7を得る(図1(c))。このときの主表面5、6の表面粗さは、自乗平均平方根粗さ(RMS)で0.2nm以下が好ましい。
〔B〕マスクブランクの製造方法
次に、マスクブランク用ガラス基板7の主表面5上にマスクパターンとなる薄膜(ハーフトーン膜8)をスパッタリング法により形成して、マスクブランク9(ハーフトーン型位相シフトマスクブランク)を作製する(図1(d))。ハーフトーン膜8の成膜は、以下の構成を有するスパッタリング装置を使って行う。
このスパッタリング装置は、図5に示すようなDCマグネトロンスパッタリング装置30であり、真空槽31を有しており、この真空槽31の内部にマグネトロンカソード32及び基板ホルダ33が配置されている。マグネトロンカソード32には、バッキングプレート34に接着されたスパッタリングターゲット35が装着されている。上記バッキングプレート34は水冷機構により直接または間接的に冷却される。また、マグネトロンカソード32、バッキングプレート34及びスパッタリングターゲット35は電気的に結合されている。基板ホルダ33にガラス基板7が装着される。
図5の真空槽31は、排気口37を介して真空ポンプにより排気される。真空槽31内の雰囲気が、形成する膜の特性に影響しない真空度に達した後に、ガス導入口38から窒素を含む混合ガスを導入し、DC電源39を用いてマグネトロンカソード32に負電圧を加え、スパッタリングを行う。DC電源39はアーク検出機能を持ち、スパッタリング中の放電状態を監視する。真空槽31の内部圧力は圧力計36によって測定される。
〔C〕露光用マスクの製造方法
次に、図1に示すように、上記マスクブランク9(ハーフトーン型位相シフトマスクブランク)のハーフトーン膜8の表面にレジストを塗布した後、加熱処理してレジスト膜10を形成する。(図1(e))。
次に、レジスト膜付きのマスクブランク11におけるレジスト膜10に所定のパターンを描画・現像処理し、レジストパターン12を形成する(図1(f))。
次に、上記レジストパターン12をマスクにして、ハーフトーン膜8をドライエッチングしてハーフトーン膜パターン13をマスクパターンとして形成する(図1(g))。
最後に、レジストパターン12を除去して、ガラス基板7上にハーフトーン膜パターン13が形成された露光用マスク14を得る(図1(h))。
[D]半導体デバイスの製造方法
得られた露光用マスク14を露光装置に装着し、この露光用マスク14を使用し、ArFエキシマレーザーを露光光として光リソグラフィー技術を用い、半導体基板(半導体ウェハ)に形成されているレジスト膜に露光用マスクのマスクパターンを転写して、この半導体基板上に所望の回路パターンを形成し、半導体デバイスを製造する。
[E]実施の形態の効果
上述のように構成されたことから、上記実施の形態によれば、次の効果(1)〜(5)を奏する。
(1)合成石英ガラス基板4の内部欠陥16を検出する検出工程の欠陥変質工程では、欠陥変質装置26を用いて、内部欠陥16が変質するエネルギーを有する、波長が200nm以下のArFエキシマレーザー光25を当該合成石英ガラス基板4に導入して上記内部欠陥16を変質させることから、この変質により上記内部欠陥16を顕在化させることができる。この結果、個々の合成石英ガラス基板4の表面状態にばらつきがある場合にも、これらの合成石英ガラス基板4に存在する内部欠陥(波長が200nm以下の短波長光であるArFエキシマレーザー光25を露光光としたときのパターン転写に影響の大きな内部欠陥)を簡単且つ確実に検出できる。
(2)検出工程の欠陥特定工程において、波長が200nm以下のArFエキシマレーザー光25を合成石英ガラス基板4に導入して、この合成石英ガラス基板4の内部欠陥16を変質させる欠陥変質工程の後に、欠陥検査装置40を用いて当該合成石英ガラス基板4に可視レーザー光26を導入し、変質した内部欠陥16により散乱する散乱光15を検出することで当該内部欠陥16を特定する。このことから、波長が200nm以下の短波長光を露光波長としてパターン転写を実施する際に生ずる転写パターン欠陥の原因となる合成石英ガラス基板4の内部欠陥16を、可視レーザー光26を用いることで簡単に検出することができる。
(3)欠陥特定工程では、合成石英ガラス基板4の両主表面5、6と端面2、3の側面48との間で全反射条件を満たす条件で、当該合成石英ガラス基板4へ可視レーザー光26を導入することから、この可視レーザー光26を当該合成石英ガラス基板4内に閉じ込めることができるので、合成石英ガラス基板4内で、変質した内部欠陥16を漏れなく確実に検出することができる。
(4)欠陥変質工程では、主表面5、6が鏡面研磨される前の状態の合成石英ガラス基板4に、波長が200nm以下のArFエキシマレーザー光25を導入して、合成石英ガラス基板4の内部欠陥16を変質させ顕在化することから、内部欠陥16が検出されない合成石英ガラス基板4のみの主表面5、6を鏡面研磨することができ、内部欠陥16が検出された合成石英ガラス基板4の主表面5、6を鏡面研磨する無駄を省くことができる。
(5)検出工程の欠陥変質装置20を用いた欠陥変質工程と、欠陥検査装置40を用いた欠陥特定工程とにおいて、内部欠陥16が検出されない合成石英ガラス基板4を用いてマスクブランク用ガラス基板7を製造し、このマスクブランク用ガラス基板7を用いてマスクブランク9を製造し、このマスクブランク9におけるハーフトーン膜8をパターンニングして露光用マスク14を製造する。従って、この露光用マスク14と、波長が200nm以下のArFエキシマレーザー光25とを用いて被転写体に、上記露光用マスクのマスクパターン13を転写するパターン転写時に、この露光用マスク14には、内部欠陥16が存在しない合成石英ガラス基板4が用いられているので、上記内部欠陥16に起因して局所的に光学特性が変化(例えば透過率が低下)する領域が存在せず、パターン転写に悪影響を及ぼして転写パターン欠陥を生ずることがなく、転写精度を向上させることができる。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施形態における検出工程では、欠陥変質装置20を用いた欠陥変質工程の後に、欠陥検査装置40を用いた欠陥特定工程を実施するものを述べたが、上記欠陥変質工程の後に、自然光や集光ランプを用いて目視により、変質した内部欠陥16を確認するようにしてもよい。また、上記欠陥の検出は、上記欠陥変質工程と同時に、可視域の光や集光ランプの光をガラス基板に照射して行ってもよい。
また、上記実施形態における検出工程の欠陥特定工程では、合成石英ガラス基板4においてCCDカメラ45が配置される端面3側が鏡面研磨されたものを述べたが、この鏡面研磨は実施されなくてもよい。
更に、上記実施形態における検出工程の欠陥特定工程を実施する欠陥検査装置40は、CCDカメラ45を合成石英ガラス基板4の端面3側に配置するものを述べたが、このCCDカメラ45が合成石英ガラス基板4の主表面5または6側に配置されてもよい。
また、上記実施の形態における欠陥変質装置20を用いた欠陥変質工程では、ArFエキシマレーザー光を用いる場合を述べたが、波長が200nm以下、好ましくは波長が100nm〜200nmの光であればよく、F2エキシマレーザーであってもよい。或いは、ArFエキシマレーザーやF2エキシマレーザーと同じ波長を得るために、重水(D)ランプ等の光源から光を分光させて中心波長がArFエキシマレーザー、F2エキシマレーザーと同じ光を用いても構わない。
また、上記実施形態では、合成石英ガラス基板4における内部欠陥16を検出するものを述べたが、この合成石英ガラス基板4を切り出す前のブロック状態の合成石英ガラス(合成石英ガラスブロック)、またはこの合成石英ガラスブロックを製造するためのインゴット状態の合成石英ガラスに存在する内部欠陥16を検出するものでもよい。尚、この場合には、少なくとも、波長が200nm以下のArFエキシマレーザー光25を導入する導入面が鏡面研磨される必要がある。また、上記実施形態では、基板の材料として合成石英ガラスを挙げたが、ソーダライムガラスや、SiO−TiOなどの多成分系のガラス材料であっても有効である。
また、上記実施の形態では、マスクブランク用ガラス基板上にハーフトーン膜を形成したハーフトーン型位相シフトマスクブランクの場合を述べたが、これに限定されるものではない。例えば、合成石英ガラス基板7上にハーフトーン膜と、このハーフトーン膜上に遮光膜とを有するハーフトーン型位相シフトマスクブランクや、マスクブランク用ガラス基板7上に遮光膜が形成されたフォトマスクブランクであっても構わない。尚、これらのハーフトーン型位相シフトマスクブランク、フォトマスクブランクの遮光膜上にレジスト膜を形成していてもよい。
また、上記実施形態では、リソグラフィー用ガラス部材としてマスクブランク用ガラス基板を挙げて説明したが、リソグラフィー技術で使用するステッパーに使われるレンズなどの光学部品(リソグラフィー用ガラス部材)の製造方法にも適用できる。
本発明に係るマスクブランク用ガラス基板の製造方法、マスクブランクの製造方法、及び露光用マスクの製造方法における一実施の形態を示す製造工程図である。 本発明に係るマスクブランク用ガラス基板の製造方法において用いられる欠陥変質装置を示し、(A)が当該装置の斜視図、(B)が内部欠陥を変質させる状況を示す断面図である。 本発明に係るマスクブランク用ガラス基板の製造方法において用いられる欠陥検査装置を示す斜視図である。 図3の欠陥検査装置にて内部欠陥が特定されて検出される状況を示す断面図である。 図1のマスクブランクの製造工程において用いられるスパッタリング装置を示す概略側面図である。
符号の説明
1 合成石英ガラス板
2 端面(一端面)
3 端面
4 合成石英ガラス基板
5、6 主表面
7 マスクブランク用ガラス基板
8 ハーフトーン膜(薄膜)
9 マスクブランク
13 ハーフトーン膜パターン(マスクパターン)
14 露光用マスク
15 散乱光
16 内部欠陥
20 欠陥変質装置
21 第1レーザー照射装置
25 ArFエキシマレーザー光(短波長光)
26 可視レーザー光
40 欠陥検査装置
41A、41B ミラー
42 第2レーザー照射装置
45 CCDカメラ
48 側面
49、50 面取り面

Claims (11)

  1. 波長が200nm以下の短波長光を導入する一端面を含む表面を有するガラス基板を準備する準備工程と、
    この準備されたガラス基板の内部欠陥を検出する検出工程とを有し、
    前記検出工程でパターン転写に影響する内部欠陥が存在しない前記ガラス基板を用いてマスクブランク用ガラス基板を製造するマスクブランク用ガラス基板の製造方法であって、
    前記検出工程は、前記ガラス基板の前記内部欠陥が変質するエネルギーを有する前記短波長光を当該ガラス基板に導入して、前記内部欠陥を変質させる欠陥変質工程を有し、
    前記ガラス基板は、合成石英からなり、
    前記短波長光は、1パルス当たりのエネルギーが10〜100mJ/cm であることを特徴とするマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
  2. 前記短波長光は、パルス幅が2〜15nsecであることを特徴とする請求項1に記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
  3. 前記内部欠陥は、波長が200nm超の露光光源に対して局所的な光学特性の変化が生じず、波長が200nm以下の露光光源に対して局所的な光学特性の変化が生じる欠陥である局所脈理、内容物、または異質物の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1または2に記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
  4. 前記検出工程は、波長が200nm以下の短波長光をガラス基板に導入して内部欠陥を変質させる欠陥変質工程の後または当該欠陥変質工程と同時に、
    可視域の光を前記ガラス基板に導入して、変質した前記内部欠陥により散乱する光を検出することで、当該内部欠陥を特定する欠陥特定工程を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
  5. 前記欠陥特定工程における可視域の光のガラス基板への導入は、当該ガラス基板の両主表面と側面との間で全反射条件を満たす条件で実施することを特徴とする請求項に記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
  6. 前記検出工程で、波長が200nm以下の短波長光を導入するガラス基板は、主表面が鏡面研磨される前の状態であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載のマスクブランク用ガラス基板の製造方法によって得られたマスクブランク用ガラス基板の主表面上に、マスクパターンとなる薄膜を形成してマスクブランクを製造することを特徴とするマスクブランクの製造方法。
  8. 請求項に記載のマスクブランクにおける薄膜をパターニングして、マスクブランク用ガラス基板の主表面上にマスクパターンを形成し、露光用マスクを製造することを特徴とする露光用マスクの製造方法。
  9. 波長が200nm以下の短波長光を導入する導入面を有するガラス材料を準備する準備工程と、
    この準備されたガラス材料の内部欠陥を検出する検出工程とを有し、
    前記検出工程で内部欠陥が存在しない前記ガラス材料を用いてリソグラフィー用ガラス部材を製造するリソグラフィー用ガラス部材の製造方法であって、
    前記検出工程は、前記ガラス材料の前記内部欠陥が変質するエネルギーを有する前記短波長光を当該ガラス材料に導入して、前記内部欠陥を変質させる欠陥変質工程を有し、
    前記ガラス基板は、合成石英からなり、
    前記短波長光は、1パルス当たりのエネルギーが10〜100mJ/cm であることを特徴とするリソグラフィー用ガラス部材の製造方法。
  10. 前記短波長光は、パルス幅が2〜15nsecであることを特徴とする請求項9に記載のリソグラフィー用ガラス部材の製造方法。
  11. 前記内部欠陥は、波長が200nm超の露光光源に対して局所的な光学特性の変化が生じず、波長が200nm以下の露光光源に対して局所的な光学特性の変化が生じる欠陥である局所脈理、内容物、または異質物の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項9または10に記載のリソグラフィー用ガラス部材の製造方法。
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