JP4859407B2 - 荷役車両の荷の水平保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえばリーチスタッカなど、昇降自在で伸縮自在な作業ブームの先端部に、保持具などを有するスプレッダを設け、前記保持具によりコンテナなどの荷を保持して荷役作業を行う荷役車両の荷の水平保持装置に関する。
従来、図4に示すように、作業ブーム5の先端部にスプレッダ(保持フレーム)8を介してコンテナCなどの荷を保持し荷役作業を行うリーチスタッカと称呼される荷役車両がある。
このリーチスタッカは、左右の前後輪2F,2Rを有する車体1の前部に、運転席3を配置するとともに、車体1の後部支持部1aに車体幅方向の支軸4を中心に上下揺動自在な作業ブーム5を設けている。この作業ブーム5は内装されたブーム伸縮シリンダ(図示せず)により伸縮可能に構成され、車体1との間に連結された起伏シリンダ6により作業ブーム5を上下方向に回動することができる。作業ブーム5の先端支持部5aには、車体幅方向の水平軸7を介してスプレッダ8が揺動自在に支持され、スプレッダ8にコンテナCを保持する保持具であるツイストロック装置9が設けられている。そして、スプレッダ8には、コンテナCを水平に保持する水平保持装置11が設けられている。
このリーチスタッカには、たとえば特許文献1に示されており、この特許文献1には水平保持装置が開示されておらず、他の文献にも水平保持装置は見当らない。
従来の水平保持装置11は、たとえば先端支持部5aとスプレッダ8との間に、スプレッダ8を傾動可能な一対の水平保持シリンダ(ダンピングシリンダ)12を有し、図5に示すように、油圧ポンプユニット(図示せず)の圧油を供給用絞り弁14bで流量調整して水平保持シリンダ12に供給する油圧供給ライン14Aと、圧油を水平保持シリンダ12からオイルタンクに排出する油圧排出ライン14Bとが設けられている。これら油圧供給ライン14Aおよび油圧排出ライン14Bには、運転席3の操作ボタンによりスプレッダ8の姿勢を強制的に変更可能な姿勢制御弁(電磁式4ポート3位置切換弁)13が設けられ、また前記油圧供給ライン14Aの上流側には供給用減圧弁14aが介装されている。そして、姿勢制御弁13と水平保持シリンダ12のロッド側油室12aの間にロッド側配管15Aが接続されるとともに、姿勢制御弁13と水平保持シリンダ12の間にテール側配管15Bが接続されている。
前記ロッド側配管15Aに接続された第1ロッド側分岐管15Aaと、テール側配管15Bに接続された第1テール側分岐管15Baには、姿勢制御弁13に連動されて連通・閉止されるダンピング用切換弁17が介在され、上流側の第1ロッド側分岐管15Aaにロッド側絞り弁16Aが介装され、また上流側の第1テール側分岐管15Baにテール側絞り弁16Bが介装されている。そして、第1ロッド側分岐管15Aaと第1テール側分岐管15Baが連通管15Cを介して互いに接続してダンピング用ライン15が形成されている。なお、姿勢制御弁13が閉止される通常時には、ダンピング用切換弁17が連通側に位置し、スプレッダ8を強制的に姿勢変更するために運転席3の操作ボタンにより姿勢制御弁13が連通側に操作されると、ダンピング用切換弁17が閉止される。
またダンピング用ライン15の連通管15Cと油圧供給管14Aとが補充供給配管18により接続されており、補充用ライン18には、ダンピング用ライン15の油圧が設定圧B以下で油圧供給管14Aからダンピング用ライン15に不足圧油を補充する補充用減圧弁19が介在されている。
さらにロッド側配管15Aに接続された第2ロッド側分岐管15Abには、排出のみを許容する余剰排出逆止弁21Aが介在され、テール側配管15Bに接続された第2テール側分岐管15Bbに排出のみを許容する余剰排出逆止弁21Bが介在されている。そしてこれら第2ロッド側分岐管15Abと第2テール側分岐管15Bbの接続部15Dと、油圧排出管14Bの間に余剰排出ライン22が接続されている。この余剰排出ライン22には、ダンピング用ライン15が設定圧D以上になると、ダンピング用ライン15から余剰圧油を排出する余剰用リリーフ弁23が介在されている。
ここでたとえば、油圧供給ライン14Aの設定圧Aは140bar、供給用減圧弁14aの設定圧Cは60bar、補充用減圧弁19の設定圧Bは30bar、余剰用リリーフ弁23の設定圧Dは80barである。
したがって、作業ブーム5が上方に回動されてコンテナCが上昇されると、コンテナCおよびスプレッダ8の荷重により、姿勢保持シリンダ12に収縮方向の負荷がかかり、テール側油室12bが昇圧されるとともにロッド側油室12aが減圧される。これによりテール側油室12bの圧油が、テール側配管15Bからダンピング用ライン15である第1テール側分岐管15Ba(ダンピング用切換弁17,テール側絞り弁16B)、連通管15C、第1ロッド側分岐管15Aa(ロッド側絞り弁16A,ダンピング用切換弁17)を介してロッド側配管15Aからロッド側油室12aに流れる。これにより姿勢保持シリンダ12が収縮されてコンテナCが水平姿勢に保持される。ここでロッド側油室12aのロッド容積分の増加によりダンピング用ライン15が昇圧され、余剰リリーフ弁23の設定圧80barを越えると、余剰リリーフ弁23が連通されて余剰排出ライン22から余剰圧油が排出される。
反対に作業ブーム5が下方に回動されてコンテナCが下降されると、コンテナCおよびスプレッダ8の荷重により、姿勢保持シリンダ12に進展方向の負荷がかかり、テール側油室12bが減圧されるとともにロッド側油室12aが昇圧される。これによりロッド側油室12aの圧油がロッド側配管15Aからダンピング用ライン15である第1ロッド側分岐管15Aa(ダンピング用切換弁17,ロッド側絞り弁16A)、連通管15C、第1テール側分岐管15Ba(テール側絞り弁16B,ダンピング用切換弁17)を介してテール側配管15Bからテール側油室12bに流れる。これにより姿勢保持シリンダ12が収縮されてコンテナCが水平姿勢に保持される。ここでロッド側油室12aのロッド容積分の減少によりダンピング用ライン15が減圧され、補充用減圧弁19の設定圧30barを下回ると、補充用減圧弁19が連通されて補充用ライン18からダンピング用ライン15に不足圧油が補充される。
また、作業ブーム5の停止時または昇降時に、コンテナCと共にスプレッダ8が揺れると、水平保持シリンダ12が進展方向または収縮方向に負荷がかかり、ダンピング用ライン15を介してロッド側油室12aとテール側油室12bとの間で圧油が出し入れされ、ロッド側絞り弁16Aおよびテール側絞り弁16Bによる流路抵抗により水平保持シリンダ12の伸縮が抑制されて揺動が減衰される。ここでもロッド容積分の増減に係る油圧の変化には余剰リリーフ弁23と補充用減圧弁19が作動される。
特開2005−98455
しかしながら、スプレッダ8は荷重の大小により揺動状態、特に揺動周期が異なり、コンテナCを保持した状態と、コンテナCを保持していない状態とでは揺動周期の差が激しい。
このため、スプレッダ8の振れ止め効果を上げるために、余剰リリーフ弁23の設定圧Dを高くし、ロッド側とテール側絞り弁16A,16Bの絞り作用の大きくすることで、コンテナCを保持したスプレッダ8の振れ止めを効果的に行うことが考えられる。しかし、この場合、スプレッダ8にコンテナCを保持しない状態では、余剰リリーフ弁23の設定圧Dが大きいため、水平保持シリンダ12が収縮されず、またロッド側とテール側絞り弁16A,16Bの絞り作用が大きいため、不足圧油を供給するのに時間かかり、スプレッダ8を水平姿勢にすることができず、水平追従性が悪いという問題がある。また水平追従性を向上させるために、余剰リリーフ弁23の設定圧Dを低くし、ロッド側とテール側絞り弁16A,16Bの絞り作用を小さくすることにより、コンテナCを保持しないスプレッダ8の水平追従性を向上させることが考えられるが、コンテナCを保持したスプレッダ8が必要以上に揺れ過ぎて静止できず振れ止め効果が低いという問題がある。
本発明は上記問題点を解決して、荷の有無や荷重の大小に関らず、スプレッダの水平追従性を向上させ、かつ振れ止めを効果的に行うことができる荷役車両の荷の水平保持装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、昇降および伸縮自在な作業ブームの先端支持部に、荷の保持具を有する保持フレームを揺動自在に設け、前記作業ブームと保持フレームの間に、保持フレームを水平姿勢に保持する油圧式水平保持シリンダを設けた荷役車両の荷の水平保持装置において、前記水平保持シリンダのロッド側油室とテール側油室とを接続するダンピング用ラインに、圧油の流量を調整するダンピング用調整手段と、水平保持シリンダの収縮時にダンピング用ラインのロッド分の余剰圧油を排出する余剰排出ラインと、水平保持シリンダの進展時にロッド分の不足圧油をダンピング用ラインに補充する不足補充ラインとを接続し、前記荷の負荷を検出する負荷検出手段を設け、前記不足補充ラインに、前記負荷検出手段の検出負荷が小さい時にダンピング用ラインに不足圧油を大流量で補充し、前記検出負荷が大きい時にダンピング用ラインに不足圧油を小流量で補充する補充調整手段を設け、前記余剰圧油排出ラインに、前記負荷検出手段の検出負荷が小さい時に低い設定圧でダンピング用ラインから余剰圧油を排出し、前記検出負荷が大きい時に高い設定圧でダンピング用ラインから余剰圧油を排出する排出調整手段を設けたものである。
請求項2記載の発明は、ダンピング用調整手段を、不足補充ラインからロッド側油室に至るダンピング用ラインにのみ介在させたものである。
請求項3記載の発明は、補充調整手段は、不足補充ラインに、負荷検出手段の信号により操作される補充制御弁と、前記補充制御弁から油圧供給ライン側に接続された高速補充管および低速補充管と、前記高速補充管に介在されて絞り作用の小さい大流量用絞り弁と、低速補充管に介在されて前記大流量用絞り弁より絞り作用の大きい小流量用絞り弁とを具備し、排出調整手段は、余剰排出ラインに、前記負荷検出手段の信号により操作される排出制御弁と、該排出制御弁と油圧排出管側との間に接続された低圧排出管および高圧排出管と、前記低圧排出管に介在されて排出制御弁側の低い設定圧で連通される排出用低圧リリーフ弁と、前記高圧排出管に介在され前記排出用低圧リリーフ弁より高い排出制御弁側の設定圧で連通される排出用高圧リリーフ弁とを具備したものである。
請求項4記載の発明は、負荷検出手段は、保持具における荷の装着および離脱を検出する荷保持検出装置、または作業ブームを昇降駆動する起伏シリンダの油圧により荷の負荷を検出する荷重検出器により構成されたものである。
上記構成において、作業ブームの上昇または下降による保持フレームの傾動または保持フレームが揺動により水平保持シリンダの収縮方向または進展方向の負荷が加わった場合、ダンピング用ラインによりダンピング用調整手段を介して圧油が循環され、水平保持シリンダが伸縮される。
そして、負荷検出手段の信号に基いて、保持フレームの負荷が小さい場合には、排出調節手段により、ダンピング用ラインの余剰圧油の排出設定圧を低くするとともに、補充調整手段により不足圧油の補充を大流量で行うようにする。これにより、水平保持シリンダ収縮によりダンピング用ラインが昇圧された時には、低い設定圧でダンピング用ラインから余剰圧油の排出を開始し、水平保持シリンダ進展によりダンピング用ラインが減圧された時には、ダンピング用ラインに不足圧油を大流量で高速供給して短時間で補充することができる。これにより、作業ブームの荷役作業時に小さい荷重の保持フレームの水平追従性を向上させるとともに、保持フレームの周期の短い揺動を効果的に減衰させて振れ止め効果を向上させることができる。
また負荷検出手段の信号に基いて、保持フレームの荷の荷重が大きい時には、場合、排出調節手段により、ダンピング用ラインの余剰圧油の排出設定圧を高くするとともに、補充調整手段により不足圧油の補充を小流量で行うようにする。これにより、水平保持シリンダ収縮によりダンピング用ラインが昇圧された時に、高い設定圧でダンピング用ラインから余剰圧油の排出を開始し、水平保持シリンダ進展によりダンピング用ラインが減圧された時に、不足圧油をダンピング用ラインに小流量で低速供給して補充時間を十分にかけることができる。これにより、作業ブームの荷役作業時に大きい荷重の保持フレームの水平追従性を向上させるとともに、保持フレームの周期の長い揺動を効果的に減衰させて抑制することができ、振れ止め効果を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、ダンピング用調整手段が、不足補充ラインから昇圧される水平保持シリンダの油室に至るダンピング用ラインにのみ介在させたので、水平保持シリンダの減圧される油室に大流量で圧油を供給することができ、負荷に対応して水平保持シリンダを迅速に追従させることができる。
[実施の形態]
以下、本発明に係る実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。なお、従来と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
(負荷検出手段)
図3に示すように、負荷検出手段として、前記ツイストロック装置9に設けられてロック爪がコンテナCと嵌合した装着状態か、離脱した分離状態かを検出する荷保持検出器31が設けられており、荷保持検出器31の検出信号により装着時の負荷状態(大きい負荷状態)か、分離時の無負荷状態(小さい負荷状態)かを判断する。
また負荷検出手段を荷保持検出器31に替えて、起伏シリンダ6の荷重検出器22を使用してもよい。すなわち、この荷重検出器32は起伏シリンダ6のロッド側油室の油圧とテール側油室の油圧を検出してその差圧からコンテナCの荷重を演算しており、この荷重検出値から負荷状態と無負荷状態とを判断する。
(水平保持装置の全体構成)
本発明に係る水平保持装置30は、図1,図2に示すように、不足補充ライン18に設けられた補充調整手段41と、余剰排出ライン22に設けられた排出調整手段51とを具備しており、前記排出調整手段51は、水平保持シリンダ12の収縮時に荷保持検出器31の検出信号に基いて、無負荷時には小さい設定圧でダンピング用ライン15から余剰圧油を迅速に排出し、負荷時には大きい設定圧でダンピング用ライン15から余剰圧油をゆっくりと排出するものである。また補充調整手段41は、水平保持シリンダ12の進展時に荷保持検出器31の検出信号に基いて、無負荷時には圧油を大流量(高速)でダンピング用ライン15に補充し、負荷時に圧油を小流量(低速)でダンピング用ライン15に補充するものである。なお、補充用減圧弁19の設定圧B’は3barに変更されている。
(ダンピング用調整手段)
すなわち、まずダンピング用ライン15で、第1テール側配管15Bのテール側絞り弁16Bが削除されてロッド側絞り弁(ダンピング用調整手段)16Aのみが介在されている。これにより、不足補充ライン18から供給される圧油が絞られること無く小さい流路抵抗で減圧状態の水平保持シリンダ12のテール側油室12bに供給されるからである。
(補充調整手段)
前記補充調整手段41は、不足補充ライン18の下流側に介在された荷保持検出器31の信号により切替えられる補充制御弁(電磁式4ポート2位置切換弁)42と、この補充制御弁42と補充用減圧弁19との間に接続された高速補充管43Aおよび低速補充管43Bと、高速補充管43Aに介在されて絞り穴径の大きい大流量用絞り弁44Aと、低速補充管43Bに介在されて絞り穴径の小さい小流量用絞り弁44Bとで構成されている。
したがって、コンテナCを保持していない無負荷時には、図2に示すように、荷保持検出器31の検出信号により補充制御弁42がf位置に切替えられ、高速補充管43Aとダンピング用ライン15の連通管15Cとが連通される。これにより、水平保持シリンダ12の進展時に、ダンピング用ライン15が減圧されて設定圧B:3bar未満となると補充用減圧弁19が連通され、油圧供給管14Aの圧油が高速補充管43Aから大流量用絞り弁44Aを介してダンピング用ライン15に供給され高速で短時間に補充される。
またコンテナCを保持している負荷時には、図1に示すように、荷保持検出器31の検出信号により補充制御弁42がg位置に切替えられ、低速補充管43Bとダンピング用ライン15の連通管15Cとが連通される。これにより、水平保持シリンダ12の進展時にダンピング用ライン15が減圧され、補充用減圧弁19の設定圧B’=3bar未満となると補充用減圧弁19が連通され、油圧供給管14Aの圧油が低速補充管43Bから小流量用絞り弁44Bを介してダンピング用ライン15に小流量で流れ込み時間をかけて補充される。
(排出調整手段)
排出調整手段51は、余剰排出ライン22に介在された排出制御弁(電磁式4ポート2位置切換弁)52と、この排出制御弁52と余剰排出ライン22の下流側との間に接続された低圧排出管53Aおよび高圧排出管53Bと、前記低圧排出管53Aに介在されて排出制御弁52側の油圧が設定圧Da(たとえば10bar)を越えると連通される排出用低圧リリーフ弁54Aと、高圧排出管53Bに介在されて排出制御弁52側の油圧が排出用低圧リリーフ弁54Aより高い設定圧Db(たとえば80bar)を越えると連通される排出用高圧リリーフ弁54Bとで構成されている。
したがって、コンテナCを保持していない無負荷時には、図2に示すように、荷保持検出器31の検出信号により排出制御弁52がh位置に切替えられ、低圧排出管53Aを介して接続部15Dと余剰排出ライン22の下流部とが接続される。これにより、水平保持シリンダ12が収縮された時に、増圧されたダンピング用ライン15が設定圧Daを越えると排出用低圧リリーフ弁54Aが連通されて、余剰圧油がダンピング用ライン15から低圧排出管53Aを介して油圧排出ライン14Bに迅速に排出される。この無負荷時には、排出用低圧リリーフ弁54Aの低い設定圧Daによって、ダンピング用ライン15の減圧に敏感に反応して余剰圧油が速やかに排出され、ダンピング用ライン15の油圧変動に対する反応時間が短縮される。
またコンテナCを保持している負荷時には、図1に示すように、荷保持検出器31の検出信号により排出制御弁52がi位置に切替えられ、ダンピング用ライン15の接続部15Dと余剰排出ライン22の下流側とが高圧排出管53Bを介して接続される。これにより、水平保持シリンダ12が収縮された時に、ダンピング用ライン15が増圧されて設定圧Dbを越えると排出用高圧リリーフ弁54Bが連通されて、余剰圧油がダンピング用ライン15から高圧排出管53Bを介して油圧排出ライン14Bに排出される。この負荷時には、排出用低圧リリーフ弁54Aの設定圧Daが排出用高圧リリーフ弁54Bの設定圧Dbより高く設定されるので、ダンピング用ライン15の昇圧に遅く反応して余剰の圧油が排出される。
(無負荷時の作用)
上記構成おいて、コンテナCを保持していない無負荷時には、図2に示すように、荷保持検出器31の検出信号により補充制御弁42がf位置に切替えられるとともに、排出制御弁52がh位置に切替えられている。
荷役作業時に作業ブーム5が上方に回動されてスプレッダ8が上昇され、水平保持シリンダ12が収縮方向の負荷を受けると、テール側油室12bの圧油がダンピング用ライン15を介してロッド側油室12aに流れ、姿勢保持シリンダ12が収縮されてスプレッダ8が水平姿勢に保持される。これは、スプレッダ8が揺動されて水平保持シリンダ12が収縮方向の負荷を受けても同様に作用され、前記ロッド側絞り弁16Aの作用によりスプレッダ8の揺動が抑制される。
ここでダンピング用ライン15が昇圧されてDa(=10bar)を越えると、排出用低圧リリーフ弁54Aが連通され、ダンピング用ライン15の余剰圧油が低圧排出管53Aの排出用低圧リリーフ弁54Aを介して油圧排出ライン14Bに排出される。
反対に作業ブーム5が下方に回動されてスプレッダ8が下降され、水平保持シリンダ12が進展方向の負荷を受けると、ロッド側油室12aの圧油がダンピング用ライン15を介してテール側油室12bに流れる。これにより姿勢保持シリンダ12が進展されてコンテナCが水平姿勢に保持される。これは、スプレッダ8が揺動されて水平保持シリンダ12が進展方向の負荷を受けても、同様に作用され、前記ロッド側絞り弁16Aの作用により揺動が抑制される。
ここでロッド容積分の増加によりダンピング用ライン15が減圧され、B’(=3bar)未満となると、油圧供給管14Aの圧油が低速補充管43Bから補充用減圧弁19を介してダンピング用ライン15に大流量で高速供給される。
(負荷時の作用)
一方コンテナCを保持している負荷時には、図1に示すように、荷保持検出器31の検出信号により補充制御弁42がg位置に切替えられるとともに、排出制御弁52がi位置に切替えられる。
荷役作業時に作業ブーム5が上方または下方に回動されてスプレッダ8が上昇または下降され、水平保持シリンダ12が収縮または進展方向の負荷を受けると、昇圧された油室12b,12aの圧油がダンピング用ライン15を介して減圧された油室12a,12bに流れ、これにより姿勢保持シリンダ12が収縮または進展されてスプレッダ8が水平姿勢に保持される。これは、コンテナCおよびスプレッダ8が揺動されて同様で、ロッド側絞り弁16Aの作用によりスプレッダ8の揺動が抑制される。
ここで水平保持シリンダ12の収縮時に、ダンピング用ライン15が昇圧されてDb(=80bar)を越えると、排出用高圧リリーフ弁54Bが連通され、ダンピング用ライン15の余剰圧油が高圧排出管53Bから排出用高圧リリーフ弁54Bを介して余剰排出ライン22に排出される。また水平保持シリンダ12の進展時にダンピング用ライン15が減圧され、B’(=3bar)r未満となると、油圧供給管14Aの圧油が低速補充管43Bから補充用減圧弁19を介してダンピング用ライン15に小流量で補充される。
(実施の形態の効果)
上記実施の形態によれば、荷保持検出装置31の信号に基いて、スプレッダ8にコンテナCを保持しない無負荷の場合には、排出調節手段51の排出制御弁52により、余剰圧油の排出設定圧が低い低圧用リリーフ弁54Aを選択するとともに、補充調整手段41の補充制御弁52により、不足圧油の補充を大流量で行う大流量制御弁44Aを選択する。これにより、水平保持シリンダ12の収縮によるダンピング用ライン15の昇圧時に、低い設定圧でダンピング用ライン15の余剰圧油を排出し、水平保持シリンダ12の進展によるダンピング用ライン15の減圧時に、不足圧油をダンピング用ライン15からテール側油室12bに大流量で高速供給して短時間で補充することができる。したがって、荷役作業時に作業ブーム5の回動した場合に、無負荷のスプレッダ8を迅速に水平姿勢に復帰させることができ、スプレッダ8の水平追従性を向上させることができる。
また負荷検出手段の信号に基いて、スプレッダ8にコンテナCを保持した負荷時には、排出調節手段51の排出制御弁52により、余剰圧油の排出設定圧が高い排出用高圧リリーフ弁54Bを選択するとともに、補充調整手段41の補充制御弁42により不足圧油の補充を小流量で行う小流量用絞り弁44Bを選択する。これにより、水平保持シリンダ12の収縮によるダンピング用ライン15の昇圧時に、排出用高圧リリーフ弁54Bから高い設定圧でダンピング用ライン15の余剰圧油の排出を開始し、水平保持シリンダ12の進展によるダンピング用ライン15の減圧時に、小流量用絞り弁44Bを介して不足圧油をダンピング用ライン15に小流量で低速供給して補充時間を十分にとることができる。したがって、作業ブーム5の回動による負荷時のスプレッダ8の水平追従性を向上させることができる。
また、無負荷時のスプレッダ8は軽量で短い周期で速く揺動するが、ダンピング用ライン15の油圧の変動に迅速に反応させて、圧油の過不足に対して高速で短時間に補充し、かつ低い設定圧で排出することにより、スプレッダ8の揺動を効果的に短時間で緩衝抑制できる。反対に負荷時には、スプレッダ8は大重量で長い周期でゆっくりと揺動するが、ダンピング用ライン15の油圧変動に対してゆっくりと反応させ、圧油の過不足に対応して低速で時間をかけて補充または高い設定圧で排出することにより、スプレッダ8の揺動を効果的に緩衝抑制することができる。
さらに、ロッド側油室12aに連通する第1ロッド側分岐管16Aaにのみ、ダンピング用絞り手段であるロッド側絞り弁16Aを介在させ、テール側油室12bに連通する第1テール側分岐管15Baはダンピング用絞り手段を削除したので、不足補充ライン18から昇圧されるテール側油室12bに大流量で補充圧油を供給することができる。
(他の実施の形態)
なお、上記実施の形態では、水平保持負荷時と無負荷時とに2つに分離して制御するように構成したが、荷重を3段階以上に分けて水平保持装置を制御することができる。たとえば起伏シリンダ6の荷重検出器22の検出値を使用して、無負荷時と、空コンテナ程度の荷重を保持した低負荷時と、実コンテナを保持した高負荷時と3つに分け、補充制御弁42と排出制御弁52に3位置切換弁を装置採用するとともに、接続された各配管にそれぞれ設定値の異なる3つのリリーフ弁と、絞り穴径の異なる3つの絞り弁を介装することで、荷重を3段階に分けて水平保持装置を制御し、スプレッダ8の揺動をさらに効果的に抑制して水平保持性能をさらに向上させることができる。
本発明に係る荷役車両の荷の水平安定装置の実施の形態を示し、負荷時の動作を説明する油圧回路図である。 同無負荷時の動作を説明する油圧回路図である。 同荷役車両の側面図である。 従来の荷役車両の側面図である。 従来の荷役車両の荷の水平保持装置の油圧回路図である。
符号の説明
C コンテナ
1 車体
2F,2R 前輪、後輪
3 車体
4 支軸
5 作業ブーム
6 起伏シリンダ
7 水平軸
8 スプレッダ
9 ツイストロック装置
11 水平保持装置
12 水平保持シリンダ
12a ロッド側油室
12b テール側油室
13 姿勢制御弁
14A 油圧供給ライン
14B 油圧排出ライン
15 ダンピング用ライン
15A ロッド側配管
15Aa 第1ロッド側分岐管
15Ab 第2ロッド側分岐管
15B テール側配管
15Ba 第1テール側分岐管
15Bb 第2テール側分岐管
16A ロッド側絞り弁
17 ダンピング用切換弁
18 不足補充ライン
19 補充用減圧弁
21A,21B 排出逆止弁
22 余剰排出ライン
30 水平保持装置
31 荷保持検出器
32 荷荷重検出器
41 補充調整手段
42 補充制御弁
43A 高速補充管
43B 低速補充管
44A 大流量用絞り弁
44B 小流量用絞り弁
51 排出調整手段
52 排出制御弁
53A 低圧排出管
53B 高圧排出管
54A 排出用低圧リリーフ弁
54B 排出用高圧リリーフ弁

Claims (4)

  1. 昇降および伸縮自在な作業ブームの先端支持部に、荷の保持具を有する保持フレームを揺動自在に設け、前記作業ブームと保持フレームの間に、保持フレームを水平姿勢に保持する油圧式水平保持シリンダを設けた荷役車両の荷の水平保持装置において、
    前記水平保持シリンダのロッド側油室とテール側油室とを接続するダンピング用ラインに、圧油の流量を調整するダンピング用調整手段と、水平保持シリンダの収縮時にダンピング用ラインのロッド分の余剰圧油を排出する余剰排出ラインと、水平保持シリンダの進展時にロッド分の不足圧油をダンピング用ラインに補充する不足補充ラインとを接続し、
    前記荷の負荷を検出する負荷検出手段を設け、
    前記不足補充ラインに、前記負荷検出手段の検出負荷が小さい時にダンピング用ラインに不足圧油を大流量で補充し、前記検出負荷が大きい時にダンピング用ラインに不足圧油を小流量で補充する補充調整手段を設け、
    前記余剰排出ラインに、前記負荷検出手段の検出負荷が小さい時に低い設定圧でダンピング用ラインから余剰圧油を排出し、前記検出負荷が大きい時に高い設定圧でダンピング用ラインから余剰圧油を排出する排出調整手段を設けた
    荷役車両の荷の水平保持装置。
  2. ダンピング用調整手段を、不足補充ラインから昇圧される水平保持シリンダの油室に至るダンピング用ラインにのみ介在させた
    請求項1記載の荷役車両の荷の水平保持装置。
  3. 補充調整手段は、不足補充ラインに、負荷検出手段の信号により操作される補充制御弁と、前記補充制御弁から油圧供給ライン側に接続された高速補充管および低速補充管と、前記高速補充管に介在されて絞り作用の小さい大流量用絞り弁と、低速補充管に介在されて前記大流量用絞り弁より絞り作用の大きい小流量用絞り弁とを具備し、
    排出調整手段は、余剰排出ラインに、前記負荷検出手段の信号により操作される排出制御弁と、該排出制御弁と油圧排出管側との間に接続された低圧排出管および高圧排出管と、前記低圧排出管に介在されて排出制御弁側の低い設定圧で連通される排出用低圧リリーフ弁と、前記高圧排出管に介在され前記排出用低圧リリーフ弁より高い排出制御弁側の設定圧で連通される排出用高圧リリーフ弁とを具備した
    請求項2記載の荷役車両の荷の水平保持装置。
  4. 負荷検出手段は、保持具における荷の装着および離脱を検出する荷保持検出装置、または作業ブームを昇降駆動する起伏シリンダの油圧により荷の負荷を検出する荷重検出器により構成された
    請求項1乃至3のいずれかに記載の荷役車両の荷の水平保持装置。
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