JP4856751B2 - ガス濃度検出センサー - Google Patents

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Description

本発明は、ガス濃度検出センサーに関する。
従来、自動車の排気ガスなどの被測定ガスにおけるNOxや酸素などの所定のガス濃度を検出するガス濃度検出センサーが知られている。このガス濃度検出センサーでは、例えばエンジンの始動時に発生する水がセンサー素子に付着したり、センサー素子に当たる被測定ガスの流速が急上昇したりすることにより、センサー素子の温度が低下してクラックが発生する場合がある。そのため、センサー素子を覆う保護カバーを取り付けてこれを防止することが提案されている。例えば、特許文献1に記載のガスセンサーでは、保護カバーとして、排気ガスを内部に導くための通気口が形成された二重構造のプロテクタをセンサー素子の先端部外周に設けている。
特開2005−195516号公報(図10)
しかし、このような二重構造の保護カバーであっても、被測定ガスの流れや振動などによって通気口から水が保護カバー内に進入してセンサー素子に付着してセンサー素子が冷却されてしまう場合がある。また、ガスの流れによるセンサー素子の温度低下も完全に防止されるわけではない。そのため、これらセンサー素子の温度低下をさらに抑制してクラックの発生を抑制できる保護カバーが望まれている。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、センサー素子のクラックの発生を抑制可能なガス濃度検出センサーを提供することを主目的とする。
本発明のガス濃度検出センサーは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のガス濃度検出センサーは、
被測定ガスの所定のガス濃度を検出可能なセンサー素子と、
前記センサー素子を覆うと共に外側から内側への前記被測定ガスの流れを許容する第1のガス導入孔を有する第1の保護カバーと、
前記第1の保護カバーを覆うと共に外側から内側への前記被測定ガスの流れを許容する第2のガス導入孔を有する第2の保護カバーと、
前記第2のガス導入孔から前記第1の保護カバーと前記第2の保護カバーとの間を経て前記第1のガス導入孔に至り、該第1のガス導入孔から前記第1の保護カバーの内側に入り、前記センサー素子の先端に達するガス流路と、
を備え、
前記第1の保護カバーと前記第2の保護カバーとの少なくとも一方は、前記ガス流路のうち前記第2のガス導入孔から前記第1のガス導入孔に至る流路の少なくとも一部の幅を狭めるように配置され、中味の詰まった中実形状又は内部に密閉空間を有する形状の内壁部材を備えている、
ものである。
このガス濃度検出センサーでは、被測定ガスのガス流路のうち第2のガス導入孔から第1のガス導入孔に至る経路の少なくとも一部の幅を狭めるように内壁部材が配置されているため、内壁部材がない場合と比べて、水などの液体がガス流路を通ってセンサー素子に到達しにくい。また、内壁部材は中実形状か内部に密閉空間を有する形状であるため、内壁部材が周囲の熱を蓄える。そのため、被測定ガスの流速が急上昇したときのようにセンサー素子の温度が低下するおそれが生じたとしても、内壁部材に蓄えられた熱によってセンサー素子の温度低下が抑制される。これらにより、従来の二重構造の保護カバーを採用したセンサーに比べてセンサー素子のクラックの発生を抑制できる。
本発明のガス濃度検出センサーにおいて、前記第1の保護カバーが前記内壁部材を備えているものとしてもよい。こうすれば、例えば内壁部材が第2の保護カバーのみに取り付けられている場合と比べて内壁部材がセンサー素子の近くに位置するため、内壁部材の蓄える熱によりセンサー素子の温度低下を抑制できる。
本発明のガス濃度検出センサーにおいて、前記内壁部材は、比熱が前記第1の保護カバーと同じか又はそれ以上としてもよい。こうすれば、内壁部材の比熱が第1の保護カバーの比熱より小さい場合と比べて周囲の熱を多く蓄えることができる。
本発明のガス濃度検出センサーにおいて、前記ガス流路は、前記被測定ガスが前記第2のガス導入孔から前記第1の保護カバーと前記第2の保護カバーとの間を前記センサー素子の先端から後端へ向かう方向に流れるように通過して前記第1のガス導入孔に至り、前記第1のガス導入孔から前記第1の保護カバーの内側に入り、前記センサー素子の後端ら先端に向かう方向に流れて前記センサー素子の先端に達するように形成されているものとしてもよい。こうすれば、ガス流路に曲がりが多くなるため、曲がりの少ないガス流路と比べて、第2の保護カバーの外側で被測定ガスの流速が急上昇した場合でも、ガス流路内で被測定ガスの流速が減少する。また、液体が第2のガス導入孔からガス流路を通ってセンサー素子に到達しにくくなる。これらにより、センサー素子の温度低下を抑制できる。
本発明のガス濃度検出センサーにおいて、前記内壁部材は、前記第1の保護カバー及び前記第2の保護カバーとは別に形成された部材としてもよい。こうすれば、例えば内壁部材が第1の保護カバー又は第2の保護カバーと一体として形成される場合と比べて、本発明のガス濃度検出センサーを製造しやすくできる。
配管200へのガスセンサー100の取り付け状態の概略説明図である。 ガスセンサー100の構成を表す縦断面図である。 図2のA−A断面図である。 変形例の内壁部材250を示す縦断面図である。 変形例の内壁部材350を示す縦断面図である。 変形例の内壁部材450を示す縦断面図である。 変形例の内壁部材550を示す縦断面図である。 変形例の内壁部材650,外側保護カバー240を示す縦断面図である。 変形例の外側ガス導入孔344aの部分断面図である。 図9のB視図である。 変形例の外側ガス導入孔444aを示す縦断面図である。 図2の先端部146を拡大した部分断面図である。 評価試験1の様子を示す説明図である。 評価試験1における振動条件の説明図である。 評価試験2におけるセンサー素子110の温度変化の説明図である。 評価試験2におけるヒータの投入パワー比の変化の説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。図1は配管200へのガスセンサー100の取り付け状態の概略説明図、図2はガスセンサー100の構成を表す縦断面図、図3は図2のA−A断面図である。
図1に示すように、ガスセンサー100は車両のエンジンからの排気経路である配管200内に取り付けられており、エンジンから排出された被測定ガスとしての排気ガスに含まれるNOxやO2等のガス成分のうち少なくともいずれか1つの濃度を検出するようになっている。
ガスセンサー100は、図2に示すように、被測定ガス中のガス成分の濃度を検出する機能を有するセンサー素子110と、このセンサー素子110を保護する保護カバー120とを備えている。
センサー素子110は、細長な長尺の板状体形状の素子であり、ジルコニア(ZrO2)等の酸素イオン伝導性固体電解質層からなる。センサー素子110は、センサー素子110を加熱して保温する温度調整の役割を担うヒーターを内部に備えている。このようなセンサー素子110の構造やガス成分の濃度を検出する原理は公知であり、例えば特開2008−164411号公報に記載されている。
保護カバー120は、センサー素子110の周囲を取り囲むように配置されている。この保護カバー120は、センサー素子110の先端を覆う内側保護カバー130と、内側保護カバー130を覆う外側保護カバー140と、内側保護カバー130と外側保護カバー140の間に取り付けられた内壁部材150とを有している。また、内側保護カバー130と外側保護カバー140とに囲まれた空間としてガス流入室122,ガス流出室126が形成され、内側保護カバー130に囲まれた空間としてセンサー素子室124が形成されている。
内側保護カバー130は、金属(例えばステンレス鋼)製の部材であり、円筒状の大径部132と、円筒状で大径部132よりも径の小さい胴部134と、有底筒状で胴部134よりも径の小さい先端部136とを有している。また、内側保護カバー130は、大径部132と胴部134とを接続する段差部133と、胴部134と先端部136とを接続する段差部135とを有している。大径部132は、金属製の主体金具102に内周部が当接しており、これにより内側保護カバー130が主体金具102に固定されている。胴部134は、センサー素子110の側面を覆うように位置しており、内側保護カバー130の外側から内側へ被測定ガスを流入させるための内側ガス導入孔134aと、内側ガス導入孔134aを経て流入する被測定ガスの流れを規制する板状のガイド部134bとがそれぞれ等間隔に6箇所形成されている(図3参照)。この内側ガス導入孔134aとガイド部134bとは1対1に対応しており、ガイド部134bは対応する内側ガス導入孔134aとセンサー素子110との間に位置するように形成されている。また、複数のガイド部134bは、回転対称(6回対称)となるように形成されている。先端部136は、側面に内側保護カバー130の内側から外側へ被測定ガスを排出するための内側ガス排出孔136aが等間隔に複数箇所(例えば6箇所)形成されている。
外側保護カバー140は、金属(例えばステンレス鋼)製の部材であり、円筒状の大径部142と、円筒状で大径部142よりも径の小さい胴部144と、有底筒状で胴部144よりも径の小さい先端部146とを有している。また、外側保護カバー140は、大径部142と胴部144とを接続する段差部143と、胴部144と先端部146とを接続する段差部145とを有している。大径部142は、主体金具102及び大径部132に内周部が当接しており、これにより外側保護カバー140が主体金具102に固定されている。胴部144は、胴部134の外周面を覆うように位置しており、外側保護カバー140の外側から内側へ被測定ガスを流入させるための外側ガス導入孔144aが等間隔に複数箇所(例えば6カ所)形成されている。この外側ガス導入孔144aは、円形に開けられた孔であり、内周面の最下面144bと段差部145の上側の面145aとが同一平面上になるように形成されている。先端部146は、厚さが大径部142,胴部144,段差部145よりも厚い部材であり、内周面が胴部134の外周面と当接している。また、先端部146の底部には、外側保護カバー140の内側から外側へ被測定ガスを排出するための外側ガス排出孔146aが形成されている。この外側ガス排出孔146aは、外側保護カバー140の中心軸上に形成されている。
内壁部材150は、内側保護カバー130と同じ材質かそれより比熱の大きい材質で作製され、中身の詰まった中実形状の部材であり、胴部134の外径と同じ内径をもつリング状の部材である。この内壁部材150は、胴部134の外周面に例えば溶接により取り付けられており、胴部134のうち外側ガス導入孔144aに対向する部分と内側ガス導入孔134aとの間に位置している。
ガス流入室122は、段差部133,胴部134,144,段差部145により囲まれた空間である。被測定ガスは、外側ガス導入孔144aからこのガス流入室122に流入し、ガス流入室122を通って内側ガス導入孔134aからセンサー素子室124へ流出するようになっている。また、このガス流入室122には内壁部材150が配置されているため、外側ガス導入孔144aから内側ガス導入孔134aに至るガスの流路のうち、胴部144の内周面と内壁部材150の外周面とに挟まれる部分は幅が狭くなっている。この幅の狭い流路の大きさは特に限定するものではないが、例えば流路の幅W(=胴部144の内周面の半径と内壁部材150の外周面の半径との差)は0.1〜1.5mmであり、流路のガス流れ方向の長さL(=内壁部材150の軸方向長さ)は1〜5mmである。
センサー素子室124は、内側保護カバー130に囲まれた空間である。被測定ガスは、内側ガス導入孔134aからこのセンサー素子室124に流入し、センサー素子室124を通って内側ガス排出孔136aからガス流出室126へ流出するようになっている。
ガス流出室126は、段差部135,先端部136,146に囲まれた空間である。被測定ガスは、内側ガス排出孔136aからこのガス流出室126に流入し、ガス流出室126を通って外側ガス排出孔146aから保護カバー120の外部へ排出されるようになっている。
次に、こうして構成されたガスセンサー100がガス成分の濃度を検出する際の被測定ガスの流れについて説明する。配管200内を流れる被測定ガスは、まず、外側ガス導入孔144aを通り、ガス流入室122内に入る。そして、被測定ガスが外側ガス導入孔144aからガス流入室122内をセンサー素子110の先端から後端へ向かう方向に流れるように通過して内側ガス導入孔134aに至り、内側ガス導入孔134aからセンサー素子室124内をセンサー素子110の後端へ向かう方向に流れてセンサー素子110の先端に達する。ここで、例えばエンジンの始動時で配管200内に水などの液体が存在するような場合には、被測定ガスの流れにより外側ガス導入孔144aから液体がガス流入室124内に入ることがある。しかし、ガス流入室122のうち外側ガス導入孔144aから内側ガス導入孔134aに至る流路は内壁部材150が存在することにより途中で幅が狭まっているため、液体はこの幅の狭い空間を通過しにくい。そのため、ガス流入室124のうち内壁部材150よりも内側ガス導入孔134a側の空間には液体が到達しにくい。また、配管200内の被測定ガスの流速が急上昇すると、その被測定ガスに接触する部位は熱を奪われて温度が急激に低下しやすい。しかし、センサー素子110の先端の周囲に設けられた中実形状の内壁部材150は周囲の熱を蓄えているため、センサー素子110の先端は内壁部材150によって保温された状態となっている。そのため、被測定ガスの流速が急上昇したとしても、センサー素子110の先端の温度は急激に低下することはない。また、外側ガス導入孔144aからセンサー素子110の先端に至るガスの流路に曲がりが多いため、液体のセンサー素子110への到達が抑制されると共に、流路内で被測定ガスの流速を減少させてセンサー素子110周辺での流速の急上昇が抑制される。
そして、センサー素子110の先端に被測定ガスが到達すると、被測定ガス中のガス成分の濃度が検出される。その後、被測定ガスはセンサー素子110の先端から先端部136に向かい、先端部136の中心から外周へ向かう方向に内側ガス排出孔136aを通過してガス流出室126に至り、先端部146の外周から中心へ向かう方向にガス流出室126内を流れて外側ガス排出孔146aから外部へ排出される。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のセンサー素子110が本発明のセンサー素子に相当し、内側ガス導入孔134aが第1のガス導入孔に相当し、内側保護カバー130が第1の保護カバーに相当し、外側ガス導入孔144aが第2のガス導入孔に相当し、外側保護カバー140が第2の保護カバーに相当し、ガス流入室122及びセンサー素子室124がガス流路に相当し、内壁部材150が内壁部材に相当する。
以上詳述した本実施形態によれば、外側ガス導入孔144aから内側ガス導入孔134aに至る経路は内壁部材150が存在することにより途中で幅が狭まっているため、内壁部材150がない場合と比べて、水などの液体がガス流入室122を通ってセンサー素子110に到達しにくい。また、内壁部材150は中実形状であり周囲の熱を蓄えるため、センサー素子110の温度が低下するおそれが生じたとしても、内壁部材150に蓄えられた熱によってセンサー素子110の温度低下が抑制される。これらにより、従来の二重構造の保護カバーを採用したセンサーに比べてセンサー素子110のクラックの発生を抑制できる。
また、内壁部材150が内側保護カバー130の胴部134の外周面に取り付けられているため、図4に示すように内壁部材250が外側保護カバー140の胴部144の内周面に取り付けられている場合に比べて、センサー素子110の近くに位置することになり、内壁部材150の蓄える熱によりセンサー素子の温度低下を抑制できる。
さらに、内壁部材150は、比熱が内側保護カバー130と同じかそれ以上であるため、比熱が内側保護カバー130より小さい場合と比べて周囲の熱を多く蓄えることができる。
さらにまた、外側ガス導入孔144aからセンサー素子110の先端までのガスの流路において、被測定ガスが外側ガス導入孔144aからガス流入室122内をセンサー素子110の先端から後端へ向かう方向に流れるように通過して内側ガス導入孔134aに至り、内側ガス導入孔134aからセンサー素子室124内をセンサー素子110の後端へ向かう方向に流れてセンサー素子110の先端に達するようになっている。このように、外側ガス導入孔144aからセンサー素子110の先端に至るガスの流路の曲がり多くすることで、曲がりの少ない流路と比べて液体がセンサー素子110に到達しにくくなると共に、流路内で被測定ガスの流速が減少する。これにより、センサー素子110の温度低下を抑制してクラックの発生を抑制することができる。
そしてまた、内壁部材150は内側保護カバー130とは別に形成されているため、溶接等により簡単に取り付けることができる。
さらに、ガスセンサー110は、外側ガス導入孔144aの内周面の最下面144bと段差部145の上側の面145aとが同一平面上になるように形成されている。このため、エンジン始動時に配管200内に存在する水などの液体が外側ガス導入孔144aからガス流入室122内に入った場合でも、この液体が外側ガス導入孔144aから外側保護カバー140の外へ出るのを妨げるものがなく、ガス流入室122に入った液体が外に逃げやすくなる。したがって、液体がセンサー素子110に到達してこれを冷却することによるクラックの発生を抑制できる。
そしてまた、被測定ガスが内側ガス導入孔134aからセンサー素子室124内に入るときには、ガイド部134bにより被測定ガスの流れが規制され、被測定ガスの流れが直接センサー素子124に向かわない。このため、ガイド部134bがない場合と比べて被測定ガスの流れによるセンサー素子110の温度低下が抑制され、クラックの発生を防止できる。
そしてまた、センサー素子室124から外側ガス排出孔146aまでのガスの流路において、被測定ガスは内側保護カバー130の中心から外周へ向かう方向に流れるように内側ガス排出孔136aを通過してガス流出室126に至り、外側保護カバー140の外周から中心へ向かう方向にガス流出室126内を流れて外側ガス排出孔146aから外部へ排出される。そのため、例えば内側ガス排出孔136aが先端部136の底面に開いているような場合と比べて経路に曲がりが多くなるため、外側ガス排出孔146aからガス流出室126内に水などの液体が入った場合に液体がセンサー素子110に到達しにくい。これにより、センサー素子110のクラックの発生を抑制できる。
そしてまた、先端部146は、厚さが大径部142,胴部144,段差部145よりも厚くなっている。これにより、外側ガス排出孔146aの孔の長さが長くなり、液体が外側ガス排出孔146aからガス流出室126に入りにくい。また、外側ガス排出孔146aは、配管200における被測定ガスの流れと垂直な方向に孔が開いているため、液体が外側ガス排出孔146aからガス流出室126に入りにくい。これらにより、外側ガス排出孔146aから液体が入ってセンサー素子110に到達するのを抑制できる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実現し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、内壁部材150は中身の詰まった中実形状としたが、図5に示す内壁部材350のように内部に密閉空間350aを有する形状としてもよい。この場合、内壁部材350が内部の密閉空間350aに所定の気体を有しているものとしてもよい。このような内壁部材でも、周囲の熱を蓄えることができるため、内壁部材がない場合と比べてセンサー素子110の温度低下が抑制される。また、内壁部材350が密閉空間350aに所定の気体を有する場合には、所定の気体の比熱が内側保護カバー130と同じかそれ以上のものとすることが好ましい。
上述した実施形態では、内壁部材150は内側保護カバー130の胴部134の外周面に取り付けられているものとしたが、内壁部材150が外側ガス導入孔144aから外側保護カバー140と内側保護カバー130との間を経てセンサー素子の先端に達するガス流路のうち少なくとも一部の流路の幅を狭くするように配置されていればよい。例えば、図6に示す内壁部材450のように縦断面が円形のリング状部材2つからなるものであってもよいし、図7に示す内壁部材550のように縦断面が円弧と直線とで構成された形状のリング状部材2つからなるものであってもよい。このような形状でも、流路の幅W1(=胴部144の内周面の半径と内壁部材450,550の最外周部の半径との差)が胴部134の外周面の半径と胴部144の内周面の半径との差よりも小さいため、内壁部材450,550がない場合と比べて、水などの液体がガス流入室122を通ってセンサー素子110に到達しにくい。また、内壁部材150はリング状の部材でなくともよい。さらに、内壁部材が外側保護カバー140に取り付けられていてもよいし、内側保護カバー130及び外側保護カバー140が共に内壁部材を備えていてもよい。さらにまた、本実施形態のように内壁部材150を内側保護カバー130及び外側保護カバー140とは別に形成された部材とした方が、一体に形成する場合と比べてガスセンサー110の製造は容易であるが、内壁部材150は内側保護カバー130又は外側保護カバー140と共に1つの材料から一体に形成されるものであってもよい。例えば、図8に示す内壁部材650,外側保護カバー240のように、外側保護カバー240と内壁部材650とが1つの材料から一体に形成されるものであってもよい。この外側保護カバー240では、胴部244の一部が絞り加工されることで内壁部材650が形成されている。この場合でも、内壁部材650により外側ガス導入孔244aから内側ガス導入孔134aに至る経路の幅が途中で狭まっているため、内壁部材650を形成しない場合と比べて、水などの液体がガス流入室122を通ってセンサー素子110に到達しにくい。なお、胴部244と内壁部材650とは同じ厚さであり、図2の胴部144よりも厚くなっている。こうすることで、内壁部材650が胴部244よりも厚くなるように胴部244の一部を絞り加工する場合に比べて、絞り加工による内壁部材650の形成が容易になる。また、胴部244を胴部144よりも厚くすることで、内壁部材650が内壁部材150と同様に周囲の熱を蓄えるだけでなく、胴部244も胴部144と比べて周囲の熱を蓄えることができるため、センサー素子110の温度低下を抑制する効果が高まる。
上述した実施形態では、外側ガス導入孔144aは、内周面の最下面144bと段差部145の上側の面145aとが同一平面上になるように形成されているものとしたが、これに限らず、外側ガス導入孔144aからガス流入室122内に入った液体が外側ガス導入孔144aに到達するのを妨げない形状であれば、外側ガス導入孔144aは他の形状としてもよい。例として、変形例の外側ガス導入孔344aの部分断面図を図9に、図9のB視図を図10に示す。この外側ガス導入孔344aは、段差部345と胴部344との境界である周縁部345bを含むように位置している。このようにすることで、上述した実施形態と比べてガス流入室322に入った液体が外側ガス導入孔344aから外部へ出ていきやすくなり、液体がセンサー素子110に到達しにくくなる。また、円形の孔である外側ガス導入孔144aと異なり、外側ガス導入孔344aは図10に示すようにスリット状の孔である。被測定ガスは、孔が円形であってもスリット状であっても孔の面積が同じであれば流入のしやすさはそれほど変わらないが、液体については表面張力があるためスリットの幅によって流入のしやすさが変化する。そのため、外側ガス導入孔344aを所定の幅(例えば0.1〜0.5mm)のスリットとすることで、同じ面積の円形の孔と比較して液体のみが流入しにくくなり、外側保護カバー内への液体の進入を抑制できる。また、他の例として、変形例の外側ガス導入孔444aの縦断面図を図11に示す。この外側ガス導入孔444aは、配管200内における被測定ガスの流れる方向と垂直に段差部445を貫通するように開けられている。また、外側保護カバー440の中心軸に最も近い外側ガス導入孔444aの内周面444bが、先端部146の外周面146bの一部と同一平面上に位置するように形成されている。このようにすることで、配管200内を流れる被測定ガスは、まず外周面146bに当たり、その後外側ガス導入孔444aからガス流入室422に入る。これにより、被測定ガスと共に配管200内を流れる水などの液体は外周面146bに付着するため、図2のガス導入孔144aと比べて、ガス導入孔444aから外側保護カバー440内への液体の進入を抑制できる。なお、内周面444bと外周面146bとは同一平面上になくともよい。
上述した実施形態において、先端部146の形状を、外側ガス排出孔146aの外部周辺における被測定ガスの流れが層流となるようにすることが好ましい。図2の先端部146を拡大した部分断面図を図12に示す。図12における先端部146の周縁部146cの曲面の半径R1と周縁部146cを除いた先端部146の底面の直径R2とを適切な値とすることで、外側ガス排出孔146aの外部周辺における被測定ガスの流れが層流となる。これにより、被測定ガスの流れに乗っている液体がある場合でも、液体が外側ガス排出孔146aから外側保護カバー140の内部に入りにくくなる。また、ガス流出室126よりも外側ガス排出孔146aの外部周辺の圧力が低下して、ガス流出室126内の被測定ガスが速やかに外側ガス排出孔146aから排出される。これにより、保護カバー120内部の被測定ガスの入れ替わりが短時間でなされることになり、センサ素子110の応答性が向上する。
上述した実施形態において、保護カバー120の容積は小さくすることが好ましい。容積が小さいほど、保護カバー120内部の被測定ガスの入れ替わりが短時間でなされるため、センサ素子110の応答性が向上する。
上述した実施形態では、内側ガス導入孔134aは、胴部134に等間隔に6箇所形成されているものとしたが、6箇所に限るものではなく、等間隔でなくてもよい。
[実施例1,比較例1]
上述したガスセンサー100を作製し、実施例1とした。実施例1において、幅Wは0.7mm,長さLは1.8mm,内壁部材150の内径は6.4mmとし、内側保護カバー130,外側保護カバー140,内壁部材150の材質はSUS310とした。また、外側ガス導入孔144aは胴部144に等間隔に6箇所形成した。なお、理由は後述するが、内側保護カバー130の先端部136には内側ガス排出孔136aを形成しないものとした。さらに、センサー素子110内部のヒーターは、センサー素子110の温度が850℃一定となるようにフィードバック制御により発熱量が制御されるものとした。次に、内壁部材150を備えない点以外は実施例1と同様にして比較例1のガスセンサー100を作製した。
[評価試験1]
作製した実施例1,比較例1のガスセンサー100について、ガス流入室122内の内壁部材150よりも外側ガス導入孔144a側の空間(比較例1においては、それに相当する空間)に水100μリットルを入れた状態で、センサー素子110が鉛直方向から45°傾いた状態にした。このときの実施例1のガスセンサー100の様子を図13に示す。なお、ガスセンサー100は、ガス流入室122内の水が外側ガス導入孔144aから外側保護カバー140の外に飛び出さないように傾けた。そして、実施例1,比較例1をこのように45°傾けた状態で、鉛直上下方向に図14に示す条件の振動を30分間加えてガス流入室122内の水の様子を観察し、振動を加えた後にセンサー素子室124に溜まった水の量を計測した。すると、実施例1ではガス流入室122のうち内壁部材150よりも内側ガス導入孔134a側の空間への水の浸入は見られず、センサー素子室124へ移動した水はなかった。一方、比較例1では実施例1におけるガス流入室122のうち内壁部材150よりも内側ガス導入孔134a側の空間に相当する空間に全量である100μリットルの水の浸入が見られ、センサー素子室124へ移動した水は20μリットルであった。これは、内壁部材150がガス流入室122におけるガスの流路の一部の幅を狭くしていることにより、内壁部材150よりも内側ガス導入孔134a側の空間へ水が入りにくくなっているためと考えられる。なお、実施例1,比較例1において内側ガス排出孔136aを形成しなかったのは、ガス流入室122からセンサー素子室124に移動した水が内側ガス排出孔136aから逃げないようにして、振動を加えたあとのセンサー素子室124内の水の量を正しく計測するためである。
[実施例2,比較例2]
内側保護カバー130の先端部136に、上述した内側ガス排出孔136aを等間隔に6箇所形成した点以外は、実施例1と同様にしてガスセンサー100を作製し、実施例2とした。また、内壁部材150を備えない点以外は実施例2と同様にして比較例2のガスセンサー100を作製した。
[評価試験2]
作製した実施例2,比較例2のガスセンサー100をそれぞれ図1と同様に配管に取り付けた。なお、配管の中は空気で満たした。そして、配管内を無風状態として310秒間放置し、その後、配管内の空気の流速を45m/sとした。この場合における実施例2,比較例2のセンサー素子110の温度変化を図15に、センサー素子110のヒーターの投入パワー比(ヒーターの最大出力15Wに対する出力の比)の変化を図16に示す。図15からわかるように、実施例2のセンサー素子110は流速が急激に変化したときでも温度変化が小さい。これは、内壁部材150が周囲の熱を蓄えることで、この熱によりセンサー素子110の温度の急激な変化を抑制しているためと考えられる。また、図16からわかるように、実施例2のセンサー素子110のヒーターの出力は、風の有無に関わらず比較例2よりも小さい。これは、内壁部材150が周囲の熱を蓄えることでセンサー素子110の保温効果が高まり、内壁部材150を備えない場合と比べてセンサー素子110の温度を一定に保つのに要するヒーターの出力が小さくて済むためと考えられる。
なお、上述したガスセンサー100のように被測定ガスの所定のガス濃度を検出するガス濃度検出センサーに限らず、センサー素子に水などの液体が付着することでクラックを生じるなど、液体による障害発生の可能性があるセンサー素子を有するセンサーであれば、本発明における保護カバーが内壁部材を備える構成を採用することで同様の効果を得ることができる。
100 ガスセンサー、102 主体金具、110 センサー素子、120 保護カバー、122,322,422 ガス流入室、124 センサー素子室、126 ガス流出室、130 内側保護カバー、132 大径部、133 段差部、134,334 胴部、134a 内側ガス導入孔、134b ガイド部、135 段差部、136 先端部、136a 内側ガス排出孔、140,240,440 外側保護カバー、142 大径部、143,243 段差部、144,244,344 胴部、144a,244a,344a,444a 外側ガス導入孔、144b 最下面、145,345,445 段差部、145a 上側の面、146,346 先端部、146a,346a 外側ガス排出孔、146b 外周面、146c 周縁部、150,250,350,450,550,650 内壁部材、350a 密閉空間、200 配管、345b 周縁部、444b 内周面。

Claims (5)

  1. 被測定ガスの所定のガス濃度を検出可能なセンサー素子と、
    前記センサー素子を覆うと共に外側から内側への前記被測定ガスの流れを許容する第1のガス導入孔を有する第1の保護カバーと、
    前記第1の保護カバーを覆うと共に外側から内側への前記被測定ガスの流れを許容する第2のガス導入孔を有する第2の保護カバーと、
    前記第2のガス導入孔から前記第1の保護カバーと前記第2の保護カバーとの間を経て前記第1のガス導入孔に至り、該第1のガス導入孔から前記第1の保護カバーの内側に入り、前記センサー素子の先端に達するガス流路と、
    を備え、
    前記第1の保護カバーと前記第2の保護カバーとの少なくとも一方は、前記ガス流路のうち前記第2のガス導入孔から前記第1のガス導入孔に至る流路の少なくとも一部の幅を狭めるように配置され、中味の詰まった中実形状又は内部に密閉空間を有する形状の内壁部材を備えている、
    ガス濃度検出センサー。
  2. 前記第1の保護カバーが前記内壁部材を備えている、
    請求項1に記載のガス濃度検出センサー。
  3. 前記内壁部材は、比熱が前記第1の保護カバーと同じか又はそれ以上である、
    請求項1又は2に記載のガス濃度検出センサー。
  4. 前記ガス流路は、前記被測定ガスが前記第2のガス導入孔から前記第1の保護カバーと前記第2の保護カバーとの間を前記センサー素子の先端から後端へ向かう方向に流れるように通過して前記第1のガス導入孔に至り、前記第1のガス導入孔から前記第1の保護カバーの内側に入り、前記センサー素子の後端ら先端に向かう方向に流れて前記センサー素子の先端に達するように形成されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス濃度検出センサー。
  5. 前記内壁部材は、前記第1の保護カバー及び前記第2の保護カバーとは別に形成された部材である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のガス濃度検出センサー。
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