JP4856583B2 - 回路遮断器のハンドルロック装置、及び回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器のハンドルロック装置、及び回路遮断器

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Description

本発明は、回路遮断器の操作ハンドルの操作を禁止するハンドルロック装置に関する。
従来の回路遮断器のハンドルロック装置として、例えば特許文献1に開示された構成のものがある。これは、遮断器ケースから突出したハンドル全体を覆い隠すよう筒状に形成され、更に遮断動作した際に移動するハンドルに対して移動空間を設けた構成となっていた。そして、施蓋した状態で遮断動作したことが認識できるように、ハンドルロック装置には操作ハンドルの移動に連動する表示体が内部に設けられ、この表示体を目視するための窓が設けられていた。
特開2003−31099号公報
上記特許文献1の構成は、窓から内部の表示体の変化を見ることで、ハンドルロック装置を取り付けた状態でも遮断動作した回路遮断器を特定することができた。しかしながら、上記ハンドルロック装置は、窓の中の表示の変化で動作確認を行うため、動作確認がし辛かったし、遮断動作した回路遮断器を再投入操作する場合は、ハンドルロック装置を取り外さなければ再投入操作ができなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、ハンドルロック装置を装着した状態で、遮断動作を確認し易く、更に再投入操作を可能とする回路遮断器のハンドルロック装置、及び回路遮断器を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、遮断動作した際に操作ハンドルの位置が変化する回路遮断器に装着して操作ハンドルのオフ操作を禁止するハンドルロック装置であって、オン状態にある操作ハンドルを隠蔽して操作ハンドルの操作を禁止する隠蔽板を有すると共に、該隠蔽板には回路遮断器の遮断動作により移動した操作ハンドルが係合して開動作する扉板が備えられ、前記扉板の開動作により遮断動作を報知することを特徴とする。
この構成によれば、遮断動作を受けて扉板が開動作するので、ハンドルロック装置を装着した状態でも遮断動作したことを一目で認識できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、操作ハンドルは、遮断動作時に前記扉板の裏面に当接して扉板を押し広げ、開動作した前記扉板が閉操作されると、前記操作ハンドルがオン方向へ回動して回路遮断器の再投入が成されることを特徴とする。
この構成によれば、ハンドルロック装置を外すこと無く再投入操作ができ、ハンドルロック装置が取り付けられていても簡易な操作で再投入できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、扉板を閉方向へ常時付勢する付勢手段を備えて成ることを特徴とする。
この構成によれば、扉板は係止機構を設けることなく閉じた状態を維持する。よって、ハンドルの起立動作によりスムーズに開動作するし、遮断器オン状態で開動作するようなことがない。
請求項4の発明は、オン状態で遮断器ケース表面に略平行になるよう傾倒する操作ハンドルを備え、遮断動作した際に操作ハンドルが起立動作する回路遮断器であって、請求項1乃至3の何れかに記載のハンドルロック装置を具備して成ることを特徴とする。
この構成によれば、遮断動作を受けて扉板が開動作するので、ハンドルロック装置を装着した状態でも遮断動作したことを一目で認識できる。また、オン状態で操作ハンドルはケース表面に略平行に成るので、扉板を設けてもハンドルロック装置の操作ハンドル上の突出量は僅かなものとなる。
本発明によれば、遮断動作を受けて扉板が開動作するので、ハンドルロック装置を装着した状態で遮断動作したことを一目で認識できるし、ハンドルロック装置を外すこと無く再投入操作ができ、簡易な操作で再投入できる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1−図3は本発明に係るハンドルロック装置及び回路遮断器を示し、図1はハンドルロック装置によりオン状態をロックした回路遮断器の斜視図、図2は図1の断面説明図、図3はハンドルロック装置を外してオフ状態とした回路遮断器の斜視図を示している。尚、図2は発明の要部の構成のみ示している。
図1−図3において、1は回路遮断器、2はハンドルロック装置、3は電路をオン/オフ操作する操作ハンドル、4は電源側端子であり、電源側端子4に対向する背面に負荷側端子が(図示せず)設けられている。操作ハンドル3は、遮断器ケース1a上面略中央に配置され、回動軸3aを中心に回動可能で、前方に傾倒した図2の状態がオン状態、起立させた図3の状態がオフ状態である。但し、オフ状態は、オフ操作した状態であると同時に遮断動作した状態でもある。
ハンドルロック装置2は、操作ハンドル3の上方を覆う隠蔽板10とその周囲に垂下された側板11とを有し、下面が開放された四角形箱状に形成され、内部にオン操作した操作ハンドル3を収容する空間が形成されている。また、左右の側板11の内側には、遮断器ケース1aの上面に突設された操作ハンドル保護枠5に係止する係止部(図示せず)を有し、操作ハンドル3を閉塞するよう遮断器ケース1aの上面に被せた状態が保持される。
そして、隠蔽板10には四角形の開口部10aが設けられ、扉板12により閉塞されている。この扉板12は、図2に示すように後方基部にが隠蔽板10に軸着される軸着部13を有し、この軸着部13に設置されたトーションバネ14により、常時開口部10aを閉塞する方向へ付勢されている。一方、扉板12の先端部には、隠蔽板10に形成された受け片16に係合する舌片17が設けられ、閉塞した扉板12はその上面が隠蔽板10と面一となる状態を保って閉塞される。また、図2に示すように扉板12の裏面には先端に向けて下り傾斜となる傾斜面12aが設けられ、操作ハンドル3の先端部が当接するよう構成されている。
以下、上記構成のハンドルロック装置2の作用を説明する。操作ハンドル3は、オン操作すると遮断器ケース1aの上面と略平行な図2に示す傾倒状態となる。このとき装着されているハンドルロック装置2の扉板12は、トーションバネ14の作用で閉塞し、この閉塞状態が維持される。このとき、隠蔽板10と扉板12の表面が面一の状態にあるため、この状態では扉板12を外方からの操作で開けることができない。こうして、操作ハンドル3の開操作ができず、オン状態がロックされる。
このハンドルロック状態で、オン状態にある操作ハンドル3は、先端部が扉板12の裏面に当接するか近接した状態にある。この状態で遮断動作すると、操作ハンドル3は起立動作し、扉板12が開動作する。図4は遮断動作した回路遮断器1の断面説明図であり、遮断動作を受けて操作ハンドル3は矢印Aの方向へ回動し、図4に示すように操作ハンドル3が当接して押し上げられた扉板12は開放状態となる。尚、トーションバネ14の弾性は操作ハンドル3の起立方向への回転力より十分小さい弾性に設定されている。
こうして、扉板12は図4の状態となり、遮断動作による操作ハンドル3の回動に連動して、ハンドルロック装置2の状態が変化する。
この遮断動作した状態において、扉板12を閉操作した場合の動作は次のようである。但し、遮断動作して起立状態にある操作ハンドル3は、扉板12の閉操作を受けて遮断動作とは逆のオン動作方向へ回動する角度をもって扉板12に当接している。この状態で、扉板12を閉操作(図4の矢印Bの方向へ回動)すると、操作ハンドル3は扉板12の裏面(傾斜面12a)上を摺動して遮断器オン方向へ傾倒動作する。この作用により、扉板12の閉操作により操作ハンドル3はオン操作と同様な動作を実施し、完全に閉塞することで回路遮断器1はオン動作する。即ち、この操作で再投入操作が成される。その結果、回路遮断器内部のラッチ機構(図示せず)によりオン状態が維持され、図1の状態に戻る。
このように、遮断動作を受けて扉板が開動作するので、ハンドルロック装置を装着した状態でも遮断動作したことを一目で認識できる。また、扉板を閉じることで再投入操作を実施でき、ハンドルロック装置が取り付けられていても簡易な操作で再投入できる。更に、オン状態で操作ハンドルはケース表面に略平行に成るので、扉板を設けてもハンドルロック装置の操作ハンドル上の突出量は僅かなものとなる。
また、扉板はトーションバネの弾性力により閉状態を維持するので、扉板は係止機構を設けることなく閉じた状態を維持でき、ハンドルの起立動作によりスムーズに開動作するし、遮断器オン状態で開動作するようなことがない。
尚、上記実施形態では、オン操作時に操作ハンドル3が遮断器ケース1aに平行になる構成を示しているが、平行にならなくても良く、遮断動作により更に起立動作する操作ハンドルを備えた回路遮断器であれば、上記ハンドルロック装置は良好に適用できる。
また、隠蔽板10も操作ハンドル3に合わせて遮断器ケース1aの上面に平行に配置しているが、隠蔽する操作ハンドルの動作角度に合わせて、例えば後方に傾斜させて設けてても良い。
本発明に係る回路遮断器の一例を示し、ハンドルロック装置を装着したオン状態の回路遮断器の斜視図である。 図1の回路遮断器の断面説明図である。 図1のハンドルロック装置を分離し、オフ状態とした回路遮断器の斜視図である。 遮断動作した状態を示す回路遮断器の断面説明図である。
符号の説明
1・・回路遮断器、1a・・遮断器ケース、2・・ハンドルロック装置、3・・操作ハンドル、10・・隠蔽板、10a・・開口部、12・・扉板、14・・トーションバネ(付勢手段)。

Claims (4)

  1. 遮断動作した際に操作ハンドルの位置が変化する回路遮断器に装着して操作ハンドルのオフ操作を禁止するハンドルロック装置であって、
    オン状態にある操作ハンドルを隠蔽して操作ハンドルの操作を禁止する隠蔽板を有すると共に、該隠蔽板には回路遮断器の遮断動作により移動した操作ハンドルが係合して開動作する扉板が備えられ、
    前記扉板の開動作により遮断動作を報知することを特徴とする回路遮断器のハンドルロック装置。
  2. 操作ハンドルは、遮断動作時に前記扉板の裏面に当接して扉板を押し広げ、開動作した前記扉板が閉操作されると、前記操作ハンドルがオン方向へ回動して回路遮断器の再投入が成される請求項1記載の回路遮断器のハンドルロック装置。
  3. 扉板を閉方向へ常時付勢する付勢手段を備えて成る請求項1又は2に記載の回路遮断器のハンドルロック装置。
  4. オン状態で遮断器ケース表面に略平行になるよう傾倒する操作ハンドルを備え、遮断動作した際に操作ハンドルが起立動作する回路遮断器であって、請求項1乃至3の何れかに記載のハンドルロック装置を具備して成ることを特徴とする回路遮断器。
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