JP4856036B2 - コネクタ固定構造および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電子機器のベースにコネクタを固定するための構造に関する。さらに、本発明は、プリント回路板に実装されたコネクタを有するPCB組立体と、このPCB組立体を収容するベースおよびカバーとを備えた電子機器に関する。
ポータブルコンピュータの機能を拡張する際に用いるドッキングステーションは、複数のインターフェースコネクタや複数のスロットを備えている。例えば、外部記憶装置、大きなスクリーンを有する外部表示装置、外部キーボード、プリンタおよびスキャナのような数多くの外部周辺機器は、インターフェースコネクタやスロットを介してドッキングステーションに接続することができる。
この種のドッキングステーションは、ベース、トップカバーおよびPCB組立体を含んでいる。PCB組立体は、プリント回路板、外部電源を接続するためのコネクタ、コネクタパネル、シールドベースおよびシールドカバーを備えている。コネクタは、プリント回路板に実装されている。コネクタは、箱形のコネクタ本体、後フランジ、前フランジ、電源プラグが差し込まれるプラグ孔を含んでいる。
前フランジおよび後フランジは、コネクタ本体の外周面から突出するように形成されている。前フランジは、コネクタ本体の前端に位置するとともに、後フランジと向かい合っている。前フランジと後フランジとの間には、隙間が形成されている。
通常、上記のような構成を有するコネクタは、上記ベースの側壁又はトップカバーに形成された溝によって固定されている。ベースとトップカバーとを組み合わせた時、コネクタ本体の前フランジと後フランジとの間の部分が溝の中に保持され、これによりコネクタが固定される。例えば特許文献1は、上記と同様の固定構造を開示している。
特開平8−274479号公報
しかしながら、コネクタの一端は、ケーブルを介してプリント回路板に接続されているので、前後のフランジを有するコネクタの他端は、自由に動き得るかもしれない。コネクタ本体の前後のフランジの間に位置する部分がベースの側壁又はトップカバーの溝内に挿入された時、コネクタは溝の中に人為的に位置されることになる。
コネクタに接続されたケーブルは、通常、短いとともに弾性および自由度を有するので、コネクタ本体の前後のフランジの間に位置する部分がベースの側壁又はトップカバーの溝内に挿入された時、コネクタの組み立て作業および固定作業が制限されて、作業に不都合を来たす。
上記の作業中に、ケーブルの接続先端の緩みおよび分離が生じることになり、その結果、接続ラインの安定性および接続先端の信頼度が低下する。
さらに、上記の構成によると、通常、溝と前後のフランジとの間に隙間があるため、コネクタを外部電源に接続した時に、コネクタが前後に動くことがあり得る。そのため、外部電源に対するコネクタの接続の安定性が低下する。
本発明の目的は、コネクタをベースに容易に固定でき、コネクタの接続の安定性および信頼性を確保できる固定構造を得ることにある。
本発明の他の目的は、コネクタをベースに容易に固定でき、コネクタの接続の安定性および信頼性を確保できる電子機器を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るコネクタ固定構造は、
プリント回路板に実装されたコネクタと、上記プリント回路板に取り付けられたコネクタパネルとを有するPCB組立体と、
上記PCB組立体が取り付けられるベースと、を含んでいる。
上記コネクタは、コネクタ本体と、このコネクタ本体の外周面から突出する前フランジと、この前フランジと向かい合うように上記コネクタ本体の外周面から突出する後フランジとを有し、
上記コネクタパネルは、上記コネクタの前フランジと後フランジとの間に挿入されて、上記コネクタを仮固定するための仮固定部を有するとともに、
上記ベースは、上記PCB組立体が取り付けられた時に、上記後フランジと上記コネクタパネルとの間に割り込むことにより、上記前フランジを上記コネクタパネルに接触させて上記コネクタを固定するための固定部を有することを特徴としている。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、
ベースとカバーとの間に収容されたPCB組立体を備えている。上記PCB組立体は、プリント回路板に実装されたコネクタと、上記プリント回路板に取り付けられたコネクタパネルとを含み、上記コネクタは、コネクタ本体と、このコネクタ本体の外周面から突出する前フランジと、この前フランジと向かい合うように上記コネクタ本体の外周面から突出する後フランジと、を有し、
上記コネクタパネルは、上記コネクタの前フランジと後フランジとの間に挿入されて、上記コネクタを仮固定するための仮固定部を有するとともに、
上記ベースは、上記PCB組立体が取り付けられた時に、上記後フランジと上記コネクタパネルとの間に割り込むことにより、上記前フランジを上記コネクタパネルに接触させて上記コネクタを固定するための固定部を有することを特徴としている。
本発明によれば、コネクタが動かないようにベースに容易に固定でき、コネクタの接続の信頼性および安定性を確保することができる。
以下本発明の実施の形態を、図1ないし図15を参照して説明する。
図1は、本発明に係るコネクタの固定構造が適用されるドッキングステーションを立体的に示す斜視図である。図2は、本発明に係るコネクタの固定構造を組み立てる前のドッキングステーションの各部分を立体的に示す斜視図である。
図1および図2に示すように、電子機器の一例であるドッキングステーション1は、カバー2、ベース3およびプリント回路板組立体5(以下、PCB組立体5と称する)を備えている。PCB組立体5は、カバー3とベース2との間に収容されている。
図3は、図2のPCB組立体5を上から見た斜視図、図4は、図2のPCB組立体5を底から見た斜視図である。図5ないし図8は、図2に示されたPCB組立体5を組み立てる以前のPCB組立体5の各部分を示す図である、
図3ないし図8に示すように、PCB組立体5は、シールドカバー6、シールドベース7、プリント回路板8、外部電源に接続される電源コネクタ9およびコネクタパネル10を含んでいる。コネクタパネル10は、電源コネクタ9を有するプリント回路板8の一端に取り付けられている。シールドベース7は、プリント回路板8の底に取り付けられている。シールドカバー6は、プリント回路板8の上に取り付けられている。
図9は、電源コネクタ9を立体的に示す斜視図である。図9に示すように、電源コネクタ9は、箱状のコネクタ本体12と、後フランジ13と、前フランジ14と、プラグ挿入孔15と、二本のケーブル16とを備えている。
後フランジ13および前フランジ14は、コネクタ本体12の外周面に形成されて、コネクタ本体12から突出している。前フランジ14は、コネクタ本体12の前端に位置されて後フランジ13と向かい合っている。後フランジ13と前フランジ14との間に隙間gが形成されている。
ケーブル16は、コネクタ本体12から引き出されている。ケーブル16は、弾性および自由度を有している。ケーブル16の引き出し端に第1のインターフェースコネクタ17aが接続されている。第1のインターフェースコネクタ17aは、プリント回路板8に設けられた第2のインターフェースコネクタ17bに接続されている。
このため、電源コネクタ9は、プリント回路板8をカバー2とベース3との間に収容する以前に、第1および第2のインターフェースコネクタ17a,17bを介してプリント回路板8に電気的に接続されている。
さらに、プリント回路板8に拡張コネクタ18が実装されている。拡張コネクタ18は、図示しないポータブルコンピュータをドッキングステーション1に接続する際のインターフェースとして機能するものであり、シールドカバー6およびカバー2を貫通してカバー2の上面から突出している。
次に、電源コネクタ9をベース3に固定する構造について詳細に説明する。
図10は、電源コネクタ9の左側および右側とコネクタパネル10との位置関係を立体的に示す斜視図である。図6および図10に示すように、第1の仮固定部20がコネクタパネル10に設けられている。コネクタパネル10の一端に、側壁21および後壁22が形成されている。
四角い切り欠き23がコネクタパネル10の後壁22の下端に形成されている。切り欠き23は、側壁21の近くに位置している。切り欠き23の幅は、電源コネクタ9のコネクタ本体12の幅と実質的に等しい。切り欠き23の深さは、電源コネクタ9のコネクタ本体12の高さと実質的に等しい。後壁22および切り欠き23は、第1の仮固定部20を構成する。
電源コネクタ9のコネクタ本体12の後フランジ13と前フランジ14との間の隙間gの部分が切り欠き23に挿入される。この挿入により、コネクタ本体12の左側および右側が第1の仮固定部20によって固定される。コネクタ本体12の後フランジ13と前フランジ14との間の部分の前側および後側も、前フランジ14、後フランジ13および後壁22によって制限される。
前フランジ14と後フランジ13との間の隙間gは、後壁22の厚みよりも大きい。このため、電源コネクタ9の前側および後側は、単に制限された範囲の中で置き換えられて、不完全な位置取りを形成している。
さらに、図6に示すように、ステップ状の支持片25が切り欠き23の底に設けられている。支持片25は、後壁22からコネクタパネル10の内側に延びるように設けられている。支持片25は、電源コネクタ9を第1の仮固定部20によって固定した後、電源コネクタ9の後フランジ13およびコネクタ本体12を支持している。
図11は、コネクタパネル10の第1の仮固定部20に固定された電源コネクタ9とシールドベース7との位置関係を立体的に示す斜視図である。図5および図11に示すように、シールドベース7に第2の仮固定部26が設けられている。第2の仮固定部26は、L形のプレート本体27およびフック28を備えている。プレート本体27およびフック28は、シールドベース7に設けられている。
電源コネクタ9に対応するシールドベース7の角部は、電源コネクタ9を通すための実質的に長方形の隙間30を形成するようにカットされている。シールドベース7の突き出た端部31は、隙間30を横切ってシールドベース7の端部まで延びるとともに、続いて垂直に下向きに延びている。これにより、L形のプレート本体27が形成されている。外向きのフック28は、プレート本体27の端部に形成されている。フック28は、コネクタパネル10の側壁21に対応した位置にあり、この側壁21にフック28に係合するロック孔32が形成されている。
さらに、図11に示すように、シールドベース7は、プリント回路板8の上に位置するケーブル16の一部および第1のインターフェースコネクタ17aと第2のインターフェースコネクタ17bとの接続部を覆い隠している。
図12は、電源コネクタ9がコネクタパネル10の第1の仮固定部20およびシールドベース7の第2の仮固定部26に固定された状態を立体的に示す斜視図である。図12に示すように、シールドベース7をコネクタパネル10およびプリント回路板8と共に組み立てる時、フック28とロック孔32とが係合する。これにより、電源コネクタ9の上端および下端が第2の固定部26と支持片25によって固定される。
図13は、ベース3の局部を立体的に示す斜視図である。図13に示すように、ベース3のうち電源コネクタ9に対応する位置に固定部35が設けられている。固定部35は、一対の直角三角形リブ36a,36bと一対の長方形リブ36c,36dとを備えている。直角三角形リブ36a,36bは、長方形リブ36c,36dを補強するように、夫々長方形リブ36c,36dと一体化されて、別々のコーナリブを形成している。
直角三角形リブ36a,36bは、ドッキングステーション1の左右方向に互いに向かい合うように設置されている。直角三角形リブ36a,36bの間の空間に、後フランジ13および前フランジ14を有する電源コネクタ9の端部を通すことが可能となっている。長方形リブ36c,36dは、これらの間に空間を存して一列に並んで位置している。長方形リブ36c,36dの間の空間は、電源コネクタ9のコネクタ本体12の幅よりも広い。長方形リブ36c,36dの厚みは、長方形リブ36c,36dの先端から底に進むに従い次第に大きくなっている。
さらに、ベース3の内面に複数の棒状の支持部37が形成されている。支持部37は、電源コネクタ9のコネクタ本体12を支持するように、直角三角形リブ36a,36bの間でベース3の内面から突出している。
図14は、図1の電源コネクタ9がコネクタパネル10の第1の仮固定部20、シールドベース7の第2の仮固定部26およびベース3の固定部35を介してベース3に固定された状態を立体的に示す斜視図である。図14に示すように、PCB組立体5をベース3に取り付けた時、長方形リブ36c,36dが電源コネクタ9の後フランジ13と前フランジ14との間に楔のように割り込む。長方形リブ36c,36dは、先端が狭く、底が広いので、長方形リブ36c,36dが後フランジ13に突き当たる。その間に、後壁22に前フランジ14に突き当たるような力を発生させる。
長方形リブ36c,36dが完全に割り込んだ後、長方形リブ36c,36dと後壁22との間に隙間が存在する。したがって、電源コネクタ9の前端と後端が固定部35によって固定される。
PCB組立体5をベース3に固定する以前に、上記のような固定構造を使用して電源コネクタ9が第1の仮固定部20および第2の仮固定部26によってPCB組立体5に仮固定される。すなわち、電源コネクタ9の左側、右側、上側および下側が固定され、電源コネクタ9の前側および後側もまた前フランジ14、後フランジ13および後壁22の間で制限される。
したがって、電源コネクタ9を容易にベース3に固定できるとともに、電源コネクタ9の接続の安定性および接続端の信頼性を確保することができる。
固定部35の長方形リブ36c,36dは、先端から底に向けて次第に厚くなっているので、長方形リブ36c,36dは、コネクタ本体12の後フランジ13とコネクタパネル10の後壁22との間に容易に割り込むことができる。
長方形リブ36c,36dが完全に割り込んだ後、長方形リブ36c,36dは後フランジ12に突き当たる力を生じ、これが原因となってコネクタパネル10の後壁22にコネクタ本体12の前フランジ12に突き当たる力を同時に生じさせる。これにより、電源コネクタ9の前側および後側が確実に固定される。したがって、電源コネクタ9の前側および後側が緩むことはないとともに、電源コネクタ9に対する外部電源の接続の安定性が保証される。
上記の好ましい実施の形態では、外部電源を接続する電源コネクタ9の固定構造のみが記述されている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係るコネクタの固定構造は、同様の箱形構造を有するRJ11、RJ45および同種類のその他のコネクタの固定用としても使用することができる。
上記の好ましい実施の形態では、第1の仮固定部20は、コネクタパネル10の側壁21の近くの後壁22の下端に設けられた四角い切り欠き23により形成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。切り欠き23は、電源コネクタ9の設置位置に対応する。電源コネクタ9の設置位置は様々であり、切り欠き23は電源コネクタ9の設置位置に対応するようにコネクタパネル10の後壁22の任意の位置に形成することができる。さらに、切り欠き23は、後壁22の上端に形成することもできる。
第1の仮固定部20は、コネクタパネル10に設置することに限らない。例えば電源コネクタ9の左側と右側で電源コネクタ9を仮固定する部材をプリント回路板8の上に単独で設置することができる。したがって、電源コネクタ9の左側と右側とで電源コネクタ9を仮固定することができる様々な第1の仮固定部20を有するPCB組立体5にセットする変更又は修正である限り、どれも発明の主旨および権利範囲を逸脱するものではない。
上記の好ましい実施の形態では、第2の仮固定部26は、L形のプレート本体27およびコネクタパネル10のロック孔32に係合するフック28を有する係合構造となっている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、L形のプレート本体27とコネクタパネル10の側壁21とをねじによって互いに組み立てることができる。さらに、プレート本体27は、十分な強度を有する押え板に置き換えることができ、これによりフック28およびロック孔32を省略することができる。
第2の仮固定部26による固定構造は、切り欠き23の開口端に閉鎖部材を設置することでさらに省略することができる。したがって、電源コネクタ9の上側と下側とで電源コネクタ9を仮固定することができる様々な第2の固定部26を有するPCB組立体5にセットする変更又は修正である限り、どれも発明の主旨および権利範囲を逸脱するものではない。
上記の好ましい実施の形態では、固定部35は、ベース3の上に設置された直角三角形リブ36a,36bおよび長方形リブ36c,36dを有している。しかしながら、本発明はこれに限定されない。長方形リブ36c,36dが十分な強度を有していれば、直角三角形リブ36a,36bを省略することができる。
さらに、固定部35は、ベース3の上に設置することに規定されるものではなく、トップカバー2に設置することもできる。それとともに、固定部35は、リブ部材に特定されるものでもない。
上記実施の形態は、コネクタパネル10の後壁22と電源コネクタ9の後フランジ13との間に割り込まれた長方形リブ36c,36dの前後の固定構造について記述しているが、前後に固定するための任意の構造を後フランジ13の背後に設置することができる。そのため、電源コネクタ9の上側および下側で電源コネクタ9を固定できる様々な固定部35を有する変更又は修正である限り、どれも発明の主旨および権利範囲を逸脱するものではない。
さらに、他の形式の仮固定部材をPCB組立体5の上のみに設置することができ、又は単純な仮固定部材のみを設置することができる。PCB組立体5の上に仮固定部材が設置されるとともに、ベース3に電源コネクタ9を固定する働きをする様々な固定構造が容易になる限り、どれも発明の主旨および権利範囲を逸脱するものではない。
次に、本発明に関するコネクタの固定構造の固定方法について記述する。
固定構造の固定方法は、主にドッキングステーション1のPCB組立体5に電源コネクタ9を仮固定して、ドッキングステーション1のベース3に電源コネクタ9を固定することを含んでいる。固定方法は、ドッキングステーション1を組み立てる過程で実行される。ドッキングステーション1を組み立てる詳細な工程は、以下の通りである。
工程1において、プリント回路板8と共にコネクタパネル10を組み立て、その間にプリント回路板8に電源コネクタ9を接続する。
工程2において、シールドカバー6をプリント回路板8およびコネクタパネル10と共に組み立てる。
工程3において、電源コネクタ9のコネクタ本体12の後フランジ13と前フランジ14との間を部分をコネクタパネル10の切り欠き23に挿入し、電源コネクタ9の左側と右側を仮固定する。
工程4において、シールドベース7をプリント回路板8およびコネクタパネル10と共に組み立て、シールドベース7のフック28とコネクタパネル10のロック孔32とを係合させる。これにより、PCB組立体5の組み立てが完了する。
工程5において、電源コネクタ9の前側および後側を固定するように、電源コネクタ9の後フランジ13とコネクタパネル10の後壁22との間に、ベース3に形成された長方形リブ36c,36dを割り込ませ、この長方形リブ36c,36dを電源コネクタ9の後フランジ13に接触させるとともに、その間にコネクタパネル10の後壁22を電源コネクタ9の前フランジ14に接触させる。
工程6において、トップカバー2をベース3に取り付け、これによりドッキングステーション1の組み立てが完了する。
上記の好ましい実施の形態は、単に本発明の典型的な実施の形態の記述であって、本発明の限定として解釈すべきものではない。本発明に関する固定構造および固定方法は、上記実施の形態の記述にのみ限定されるものではない。仮固定の工程がPCB組立体5の電源コネクタ9をベース3に固定される以前に実行されるか、又は仮固定部材がPCB組立体5に設置される限り、ベース3への電源コネクタ9の固定作業が容易に行えるようになる。
そのため、上記固定構造および固定方法の様々な変更および修正は、どれも発明の主旨および権利範囲を逸脱するものではない。
本発明のコネクタ固定構造が適用されたドッキングステーションの斜視図。 カバー、ベースおよびPCB組立体の位置関係を分解して示すドッキングステーションの斜視図。 図2のPCB組立体を上側から見た斜視図。 図2のPCB組立体を底側から見た斜視図。 PCB組立体のシールドベースを底側から見た斜視図。 PCB組立体のコネクタパネルの斜視図。 PCB組立体のプリント回路板の平面図。 PCB組立体のシールドカバーの斜視図。 電源コネクタの斜視図。 コネクタパネルの切り欠きに電源コネクタを挿入した状態を示す斜視図。 コネクタパネルの切り欠きに挿入された電源コネクタをシールドベースのプレート本体で押えた状態を示す斜視図。 コネクタパネルの切り欠きに挿入された電源コネクタをシールドベースのプレート本体で押えた状態を示す斜視図。 直角三角形リブおよび長方形リブを有するベースの斜視図。 ベースにPCB組立体を取り付けて、電源コネクタを固定した状態を示す斜視図。 電源コネクタの固定構造を示す断面図。
符号の説明
3…ベース、5…PCB組立体、7…シールドベース、8…プリント回路板、9…コネクタ(電源コネクタ)、10…コネクタパネル、12…コネクタ本体、13…後フランジ、14…前フランジ、16…ケーブル、20,26…仮固定部(第1の仮固定部、第2の仮固定部)、35…固定部。

Claims (18)

  1. プリント回路板に実装されたコネクタと、上記プリント回路板に取り付けられたコネクタパネルとを有するPCB組立体と、
    上記PCB組立体が取り付けられるベースと、を含むコネクタ固定構造であって、
    上記コネクタは、コネクタ本体と、このコネクタ本体の外周面から突出する前フランジと、この前フランジと向かい合うように上記コネクタ本体の外周面から突出する後フランジとを有し、
    上記コネクタパネルは、上記コネクタの前フランジと後フランジとの間に挿入されて、上記コネクタを仮固定するための仮固定部を有するとともに、
    上記ベースは、上記PCB組立体が取り付けられた時に、上記後フランジと上記コネクタパネルとの間に割り込むことにより、上記前フランジを上記コネクタパネルに接触させて上記コネクタを固定するための固定部を有することを特徴とするコネクタ固定構造。
  2. 請求項1の記載において、上記PCB組立体は、上記コネクタパネルと共に上記プリント回路板に取り付けられたシールドベースをさらに備えており、上記仮固定部は、上記コネクタの左側および右側を固定する第1の仮固定部と、上記コネクタの上側および下側を固定する第2の仮固定部とを含み、上記第1の仮固定部は上記コネクタパネルに設けられ、上記第2の仮固定部は上記シールドベースに設けられていることを特徴とするコネクタ固定構造。
  3. 請求項2の記載において、上記固定部は、上記コネクタの前側および後側を固定することを特徴とするコネクタ固定構造。
  4. 請求項3の記載において、上記第1の仮固定部は、上記コネクタ本体の前後のフランジの間が挿入される切り欠きを有することを特徴とするコネクタ固定構造。
  5. 請求項4の記載において、上記コネクタパネルは、上記切り欠きが形成された後壁と、上記後壁に隣り合う側壁とを有することを特徴とするコネクタ固定構造。
  6. 請求項5の記載において、上記コネクタパネルの後壁は、上記切り欠きの位置から突出する支持片を有し、この支持片は上記コネクタ本体を支持することを特徴とするコネクタ固定構造。
  7. 請求項6の記載において、上記第2の仮固定部は、上記シールドベースに形成されたプレート本体と、このプレート本体の端部に形成されて、上記コネクタパネルの側壁に係合するフックと、を有し、上記フックを上記側壁に係合させることで、上記コネクタの上側および下側が上記プレート本体と上記支持片とによって固定されることを特徴とするコネクタ固定構造。
  8. 請求項7の記載において、上記固定部は、上記ベースから突出する一対の長方形リブを有し、上記長方形リブは、これらの間に上記コネクタ本体の幅よりも大きい空間を存して並んでいるとともに、上記長方形リブの厚みは、その先端から底に進むに従い次第に大きく形成されていることを特徴とするコネクタ固定構造。
  9. 請求項8の記載において、上記固定部は、上記長方形リブを補強する一対の三角形リブを有することを特徴とするコネクタ固定構造。
  10. 請求項9の記載において、上記ベースは、その内面から突出することで上記コネクタ本体を支持する複数の棒状の支持部を有することを特徴とするコネクタ固定構造。
  11. プリント回路板に実装されたコネクタと、上記プリント回路板に取り付けられたコネクタパネルおよびシールドベースとを含み、上記コネクタは、コネクタ本体と、このコネクタ本体の外周面から突出する前フランジと、この前フランジと向かい合うように上記コネクタ本体の外周面から突出する後フランジと、上記コネクタ本体から引き出されて上記プリント回路板に接続されたケーブルとを有し、上記ケーブルと上記プリント回路板との接続部が上記シールドベースによって覆われたPCB組立体と、
    上記PCB組立体が取り付けられるベースと、
    上記コネクタパネルに設けられ、上記コネクタの前フランジと後フランジとの間に挿入されて、上記コネクタを仮固定するための仮固定部と、
    上記ベースに設けられ、上記PCB組立体が上記ベースに取り付けられた時に、上記後フランジと上記コネクタパネルとの間に割り込むことにより、上記前フランジを上記コネクタパネルに接触させて上記コネクタを固定するための固定部と、を具備したことを特徴とするコネクタ固定構造。
  12. 請求項11の記載において、上記PCB組立体は、上記コネクタのケーブルと上記プリント回路板との接続が完了した状態で上記ベースに取り付けられることを特徴とするコネクタ固定構造。
  13. ベースとカバーとの間にPCB組立体が収容された電子機器であって、
    上記PCB組立体は、プリント回路板に実装されたコネクタと、上記プリント回路板に取り付けられたコネクタパネルとを含み、上記コネクタは、コネクタ本体と、このコネクタ本体の外周面から突出する前フランジと、この前フランジと向かい合うように上記コネクタ本体の外周面から突出する後フランジと、を有し、
    上記コネクタパネルは、上記コネクタの前フランジと後フランジとの間に挿入されて、上記コネクタを仮固定するための仮固定部を有するとともに、
    上記ベースは、上記PCB組立体が取り付けられた時に、上記後フランジと上記コネクタパネルとの間に割り込むことにより、上記前フランジを上記コネクタパネルに接触させて上記コネクタを固定するための固定部を有することを特徴とする電子機器。
  14. 請求項13の記載において、上記PCB組立体は、上記コネクタパネルと共に上記プリント回路板に取り付けられたシールドベースをさらに備えており、上記仮固定部は、上記コネクタの左側および右側を固定する第1の仮固定部と、上記コネクタの上側および下側を固定する第2の仮固定部とを含み、上記第1の仮固定部は上記コネクタパネルに設けられ、上記第2の仮固定部は上記シールドベースに設けられていることを特徴とする電子機器。
  15. 請求項14の記載において、上記固定部は、上記ベースから突出する一対の長方形リブを有し、上記長方形リブは、これらの間に上記コネクタ本体の幅よりも大きい空間を存して並んでいるとともに、各長方形リブの厚みは、その先端から底に進むに従い次第に大きく形成されていることを特徴とする電子機器。
  16. 請求項15の記載において、上記固定部は、上記長方形リブを補強する一対の三角形リブを有することを特徴とする電子機器。
  17. 請求項16の記載において、上記コネクタは、上記プリント回路板に接続されたケーブルを有し、上記ケーブルと上記プリント回路板との接続部が上記シールドベースによって覆われていることを特徴とする電子機器。
  18. 請求項17の記載において、上記PCB組立体は、上記コネクタのケーブルと上記プリント回路板との接続が完了した状態で上記ベースに取り付けられることを特徴とする電子機器。
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