JP4853331B2 - カラオケネットワークシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを利用したカラオケ情報共有システムに関し、特に、退室時にログインが維持されて他のユーザや次に入室したユーザに各種サービスを利用されるのを防ぐとともに、カラオケユーザがカラオケ情報共有システムを利用する際の利便性を向上させるための技術に関する。
従来、インターネット等のネットワークを介してユーザ間で情報を共有可能なシステムとして、例えば、特許文献1に記載のような情報交換システムが知られている。特許文献1に記載の情報交換システムは、予め登録された情報提供者から情報提供者専用Webページを介して入力された提供情報を管理サーバで記憶しておき、予め登録された情報利用者から情報利用者専用Webページを介して入力された条件に基づいて、管理サーバが記憶している提供情報を情報利用者に対して提供する。
特開2005−190249号公報
ところで、上述のようなインターネット等のネットワークを介してユーザ間で情報を共有可能なシステムをカラオケサービスに利用して、カラオケユーザ間で個人のカラオケ情報やその他の情報を共有できるように構成すれば、カラオケユーザに対してより魅力あるカラオケサービスを提供できると考えられる。
具体的には、以下のようなカラオケネットワークシステムを構成することが考えられる。ホストサーバは、予め登録されたユーザがカラオケサービスを利用することで得られるカラオケユーザの歌唱履歴、十八番の楽曲、歌唱に対する採点結果等に関する個人のカラオケ情報や、ユーザから提供されたユーザ提供情報等をホストサーバのデータベースに蓄積しておく。そして、この蓄積されたカラオケ情報及びユーザ提供情報等をまとめた個人用Webページをネットワークを介してユーザへ配信する。ユーザは、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称する。)や携帯電話等の情報端末だけでなく、カラオケサービス利用時には情報閲覧機能を有するリモコン端末を介して、ユーザ登録を行った後、カラオケネットワークシステムにログインする(以下、「システムにログインする」と表記する。)ことで、自分やグループメンバーの個人用Webページを閲覧したり、自分の個人用Webページを更新したりできる。
一方、上述のようなカラオケネットワークシステムでは、グループでの1つのカラオケルームを利用する場合を想定して、1台のリモコン端末で複数のユーザが並行してシステムにログインできるように構成する必要がある。なぜなら、各カラオケルームを利用する人数と同じ数のリモコン端末をカラオケサービス提供者側が用意することは費用や設置スペースの面で現実的ではなく、通常、複数人で1台(通常、1つのカラオケルームにつき1台。)のリモコン端末を使用することが多いためである。つまり、同じカラオケルーム内において、グループの全てのメンバーが個人用Webページを利用することができるようにするためには、1台のリモコン端末で複数のユーザが並行してシステムにログインできるように構成することが肝要である。
しかしながら、1台のリモコン端末で複数のユーザが並行してログインできるようにした場合、次のような問題がある。グループでカラオケルームに入室後、グループのメンバーが1人ずつ順番にリモコン端末を使用してユーザ登録やシステムにログインする操作を
行わなければならない。つまり、あるメンバーがリモコン端末を使用してユーザ登録やログイン操作を行っている場合、他のメンバーはその間待たされることになる。また、自分のログインが完了していても、他のメンバーがリモコン端末を使用してユーザ登録やログイン操作中であると、その間カラオケ歌唱を行うための演奏楽曲の予約操作を行うことができない。さらに、グループメンバー全員のログインが完了した後でも、誰かがリモコン端末を利用して個人用Webページを閲覧したりしていると、その間、他のメンバーは演奏楽曲の予約等のリモコン端末を利用する操作を行うのを待たなければならない。通常、カラオケ店等で提供されるカラオケサービスは時間制であることが多い。よって、ユーザが演奏楽曲の予約のための操作を待たなければならない事態が発生することは、ユーザがサービス時間内に歌唱できる楽曲数が減少することにもなりかねず、ユーザにとっては不利である。
なお、このような問題は、ユーザがログインから所定時間経過した際に自動的にログアウトをするように構成されたカラオケネットワークシステムでも発生しうる。上述のようにグループでカラオケルームに入室後、グループのメンバーが1人ずつ順番にリモコン端末を使用してユーザ登録やシステムにログインする操作を行った場合、自動的なログアウトもグループのメンバーに対して順番に発生する。その際、グループのメンバーが1人ずつ順番にリモコン端末を使用してシステムへ再度ログインする操作を行わなければならない。つまり、あるメンバーがリモコン端末を使用して再ログイン操作を行っている場合、他のメンバーはその間待たされることになる。また、自分のログインが完了していても、他のメンバーがリモコン端末を使用して再ログイン操作中であると、その間カラオケ歌唱を行うための演奏楽曲の予約操作を行うことができない。
また、上述のようなカラオケネットワークシステムにおいては、ログインしたユーザが退室時に必ずログアウトしてくれるとは限らず、ログイン状態で次の別の利用者がそのカラオケネットワークシステムを使用すると、前のユーザとして様々なサービスを利用できてしまうという問題があった。
本発明は、上述のような問題を解決するためになされており、上述のようなカラオケネットワークシステムにおいて、退室時にログインが維持されて他のユーザや次に入室したユーザに各種サービスを利用されるのを防ぐとともに、複数のユーザが1台のリモコン端末を共用する場合であっても、ユーザがシステムへのログインや演奏楽曲の予約等のカラオケ装置に対する操作等を速やかに行えるようにするための技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るカラオケネットワークシステムは、認証から所定時間以上経過したユーザに対して認証の継続を要求するよう要請し、そのユーザを含む認証中のユーザの一部から認証の継続を要求された場合には、ユーザすべてに対する認証を再度行うことを特徴とする。
具体的には、上述のカラオケネットワークシステムは、カラオケ演奏を行い、識別情報を有するカラオケ装置と、カラオケ装置を操作可能であり、情報表示機能と識別情報とを有するリモコン端末とが、ユーザのカラオケ歌唱に関するカラオケ情報を少なくとも含む個人用情報を蓄積し、識別情報を有するホストサーバとネットワークを介して、各識別情報によってお互いが通信可能に接続され、ホストサーバからリモコン端末に対して個人用情報を利用可能に配信し、リモコン端末においてホストサーバから配信された個人用情報を利用可能に構成されている。
このうちリモコン端末は、カラオケ装置に対する操作許可を要求するためのユーザの識
別情報を含む所定の操作許可要求情報を、カラオケ装置を介して、自識別情報とともに前記ホストサーバへ送信する操作許可要求手段を備えている。
また、ホストサーバは、ユーザを認証するための情報である認証情報と前記リモコン端末の識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、リモコン端末から送信された操作許可要求情報および記憶手段に記憶されている認証情報に基づき、カラオケネットワークシステムの利用を要求するユーザに対する認証を行い、当該認証したユーザに対してカラオケネットワークシステムの利用を許可する認証手段と、認証手段によって当該ユーザに対して認証を行ってから所定時間が経過した際に、当該ユーザが当該カラオケネットワークシステムの利用を要求する際に操作を行ったリモコン端末に対して認証の継続を要求するよう要請する旨を示す「要請情報」を、当該ユーザが当該カラオケネットワークシステムの利用を要求する際に操作を行った識別情報のリモコン端末へ前記カラオケ装置を介して送信するサーバ側送信手段と、を備えている。
また、リモコン端末は、上述の要請情報をホストサーバから受信した場合に、当該ユーザを含む認証中のユーザの一部から認証の継続を要求する旨の「継続要求情報」を受け付け可能な受付手段と、受付手段が受け付けた継続要求情報をホストサーバに対して送信する端末側送信手段と、を備えている。さらに、ホストサーバの認証手段が、上述の継続要求情報をリモコン端末から受信した場合には、その認証の継続を要求するユーザを含む同じ識別情報のリモコン端末から認証中のユーザすべてに対する認証を再度行い、当該認証したユーザに対してカラオケネットワークシステムの利用を許可する。一方、上述のような継続要求情報をリモコン端末から受信しなかった場合には、ホストサーバの認証手段が、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザの認証を取り消す。
このように構成された本発明のカラオケネットワークシステムによれば、認証から所定時間以上経過したユーザに対して認証の継続を要求するよう要請し、そのユーザを含む認証中のユーザの一部から認証の継続を要求された場合には、ユーザすべてに対する認証を再度行う。このことにより、認証中のユーザが多い場合でも再認証に要する時間が増加せず、リモコン端末の実質的な利用時間が低減するのを防ぐことができ、したがって、ユーザが快適にカラオケサービスを楽しむことができる。
また、上述のような継続要求情報をリモコン端末から受信しなかった場合には、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザの認証を取り消すので、退室時にログインが維持されて他のユーザや次に入室したユーザに各種サービスを利用されるのを防ぐことができる。
この場合、上述の再認証については、(イ)当該ユーザのパスワードを用いて行うことが考えられる。具体的には、請求項2のように、ホストサーバの記憶手段が記憶する認証情報には、当該ユーザのログインパスワードが含まれており、ホストサーバのサーバ側送信手段が送信する前記要請情報には、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザのログインパスワードを要請する旨が含まれており、リモコン端末の端末側送信手段が送信する継続要求情報には、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザを含む認証中のユーザ何れかのログインパスワードが含まれていることが考えられる。このようにユーザが記憶している自らのログインパスワードを再認証に用いれば、文字列を予め設定する場合に比べて例えばメモを取っておくといった手間がなく、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、上述の再認証については、(ロ)予め設定した文字列を用いて行うことが考えられる。具体的には、請求項3のように、ホストサーバの記憶手段が、当該ユーザを含む認証中のユーザが予め設定した文字列を認証情報として記憶可能であり、ホストサーバのサ
ーバ側送信手段が送信する要請情報には上述の文字列を要請する旨が含まれており、リモコン端末の端末側送信手段が送信する継続要求情報には、上述の文字列が含まれていることが考えられる。
このようにカラオケが知り合いとグループ単位で利用する点に着目してグループで今回に限り使用する合言葉などの文字列を予め設定し、且つグループ員で共有して認証に使用することで、誰でも文字列を入力することができる。このことにより、非常に効率よくグループの認証を行うことができる。但し、この場合には、ユーザにとって予め設定した文字列を新たに記憶したりメモしたりする手間が生じる。
ところで、上述の再認証時には、(ハ)当該認証から所定時間が経過したユーザの経過時間のみをリセットすることが考えられる。具体的には、ホストサーバの認証手段が、上述の継続要求情報をリモコン端末から受信した場合においてその認証の継続を要求するユーザを含む同じ識別情報のリモコン端末から認証中のユーザすべてに対する認証を再度行ったときには、当該認証を行ってから所定時間が経過した同じ識別情報のリモコン端末から認証中のユーザに関する経過時間のみをリセットするとともに、当該ユーザ以外で同じ識別情報のリモコン端末から認証中のユーザに対しては、ユーザが認証を受けてから所定時間が経過した際に継続要求情報を送信するタイミングを所定時間分遅らせることが考えられる。
このように構成すれば、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザに対して定期的に再認証を要求するので、入室中のユーザのみが認証を行っている状態が保たれ、したがって、退室時にログインが維持されて他のユーザや次に入室したユーザに各種サービスを利用されるのを防ぐことができる。また、他のユーザに対する再認証の要求を所定時間分遅らせることで、認証中のユーザが多い場合でも再認証に要する時間が増加せず、リモコン端末の実質的な利用時間が低減するのを防ぐことができ、したがって、ユーザが快適にカラオケサービスを楽しむことができる。
また、上述の再認証時には、(ニ)その認証の継続を要求するユーザを含む認証中のユーザすべての経過時間をそれぞれリセットすることが考えられる。具体的には、請求項のように、ホストサーバの認証手段が、上述の継続要求情報をリモコン端末から受信した場合においてその認証の継続を要求するユーザを含む同じ識別情報のリモコン端末から認証中のユーザすべてに対する認証を再度行ったときには、その認証の継続を要求するユーザを含む同じ識別情報のリモコン端末から認証中のユーザすべてに関する経過時間をそれぞれリセットすることが考えられる。
このように構成すれば、ユーザごとに経過時間を管理する場合に比べて、ホストサーバにおける処理負担を低減することができる。
なお、上述の要請情報の送信先としては、(ホ)当該認証から所定時間が経過したユーザであることが考えられる。具体的には、請求項のように、ホストサーバのサーバ側送信手段が、認証手段によって当該ユーザに対して認証を行ってから所定時間が経過した際には、当該ユーザに対する要請情報をリモコン端末に送信することが考えられる。このように構成すれば、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザに対して定期的に再認証を要求するので、入室中のユーザのみが認証を行っている状態が保たれ、したがって、退室時にログインが維持されて他のユーザや次に入室したユーザに各種サービスを利用されるのを防ぐことができる。
また、上述の要請情報の送信先としては、(ヘ)過去に継続要求情報を送信したユーザであることが考えられる。具体的には、請求項のように、ホストサーバのサーバ側送信手段が、認証手段によって当該ユーザに対して認証を行ってから所定時間が経過した際には、当該ユーザを含む認証中のユーザのうち過去に上述の継続要求情報をリモコン端末を介して送信したユーザに対する要請情報を、リモコン端末に送信することが考えられる。
このようにカラオケが知り合いとグループ単位で利用する点に着目してグループ内の選択された一人に対して継続要求情報の送信を行わせるので、認証中のユーザすべてが継続要求情報の送信を行う必要がなく、効率よくグループの認証を行うことができる。その際、過去に継続要求情報を送信したユーザに対して要請情報を送信すれば、その要請情報に応じて継続要求情報を送信してくれる可能性が他のユーザよりも高いと期待できる。
(ヘー1)さらに、上述の要請情報の送信先としては、上述のような過去に継続要求情報を送信したユーザのうち現在歌唱を行っていないユーザであることが考えられる。具体的には、ホストサーバのサーバ側送信手段が、認証手段によって当該ユーザに対して認証を行ってから所定時間が経過した際には、上述のように過去に継続要求情報をリモコン端末を介して送信したユーザのうち現在歌唱を行っていないユーザに対する要請情報を、リモコン端末に送信することが考えられる。このように過去に継続要求情報を送信したユーザのうち現在歌唱を行っていないユーザに対して要請情報を送信すれば、その要請情報に応じて継続要求情報を送信してくれる可能性が他のユーザよりもさらに高いと期待できる。また、このように構成すれば、歌唱中のユーザが歌唱を中断して継続要求情報を送信することを防ぐことができる。
(ヘ−2)また、上述の要請情報の送信先としては、上述のような過去に継続要求情報を送信したユーザのうちリモコン端末を操作中のユーザであることが考えられる。具体的には、ホストサーバのサーバ側送信手段が、認証手段によって当該ユーザに対して認証を行ってから所定時間が経過した際には、上述のように過去に継続要求情報をリモコン端末を介して送信したユーザのうちリモコン端末を操作中のユーザに対する要請情報を、リモコン端末に送信することが考えられる。このように過去に継続要求情報を送信したユーザのうちリモコン端末を操作中のユーザに対して要請情報を送信すれば、その要請情報に応じて継続要求情報を送信してくれる可能性が他のユーザよりもさらに高いと期待できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第一実施形態]
図1は、インターネット200を利用したカラオケネットワークシステム1の概略構成を示すブロック図である。
[カラオケネットワークシステム1の構成の説明]
図1に示すように、カラオケネットワークシステム1は、Webサーバ2aとデータベース2bとを備えるカラオケ用ホストサーバ2、及びWebサーバ3aを備えるインターネット用ホストサーバ3に対して、カラオケ店等の各カラオケルームに設置されるカラオケ装置4と、カラオケ装置4を操作するためのリモコン端末5と、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)6a及び携帯電話6b等の情報端末からなるユーザ端末6とがインターネット200を介して通信可能に構成されることによって形成されている。
カラオケ用ホストサーバ2は、カラオケ店等に設置されているカラオケ装置4に対して楽曲データやカラオケ装置4からユーザへ提供するためのコンテンツデータ等を配信するためのカラオケサービス用のホストサーバである。カラオケ用ホストサーバ2は、ホストサーバ側のルータ130とカラオケ店側のルータ120との間でインターネットネットワーク200上に形成されるVPN(virtual private network)を介して、カラオケ店側
のLAN100に接続されている。つまり、カラオケ用ホストサーバ2と、カラオケ装置4及びリモコン端末5との間の通信は、インターネット200上のVPN及びカラオケ店側のLAN100を介して行われる。
さらに、本カラオケネットワークシステム1において、カラオケ用ホストサーバ2は、カラオケ装置4に送信してカラオケ装置4側で使用するカラオケ曲データベースや、リモコン端末5の識別情報に対応するユーザ識別情報や時間情報(ログイン、認証、経過)を管理するデータベース、カラオケ装置4の識別情報を管理するデータベースを有するデータベース2bを備えている。そして、カラオケ用ホストサーバ2が備えるWebサーバ2aは、このデータベース2bと連携しており、カラオケ店側のリモコン端末4等からの要求に応じて、カラオケネットワークシステム1を利用するためにログインしようとするユーザに対する認証や、ログインしたユーザに対する個人用Webページの配信・更新サービスを行う。すなわち、ここでいう連携とは、ユーザ認証及び個人用Webページの配信をWebサーバ2aが行うために、データベース2d内に格納されたデータを参照したり、Webサーバ2aが受け付けた個人用Webページ更新のデータをデータベース2bに反映させたりすることで、Webサーバ2aが行う前記サービスに利用するためのデータと、データベース2bとが対応していることを指す。
また、データベース2bには、図6(a)に例示するように、ログイン中のユーザに関するユーザ情報を登録するユーザテーブルが記憶されている。このユーザテーブルには、ログイン中のユーザが利用しているカラオケ装置4を識別するための識別情報、ログイン中のユーザが利用しているリモコン端末5を識別するための識別情報、ログイン中のユーザのユーザIDやパスワードが含まれるユーザ識別情報、ログイン時間、認証時間、経過時間、などを含むレコードが登録されている。
また、カラオケ用ホストサーバ2のデータベース2bには、図6(b)に例示するように、カラオケ用ホストサーバ2の識別情報、現在時間およびカラオケ曲の曲番号が記憶されている。
また、カラオケ装置4、カラオケ用ホストサーバ2、リモコン端末5を識別する識別情報には、IPアドレスと製造番号とがそれぞれ含まれている。なお、上述のIPアドレスの種類がグローバルIPアドレスであれば唯一のIPアドレスなので、IPアドレスだけを識別情報として用いてもよい。また、ローカルIPアドレスの場合において、同じ番号のIPアドレスが異なる場所で存在する可能性がれば、ルータ(図示せず)を介してグローバル・ローカルアドレス変換技術(例えば、NAT)を用いて各装置が通信を行うときに、図6に示す各装置のIPアドレスと製造番号と対応付けた値を識別情報としてもよい。なお、図6においてカラオケ装置の製造番号とリモコン端末の製造番号が同じ数値であるが、意味としては、カラオケ装置のK001とリモコン端末のR001であり、識別番号としては異なる。
インターネット用ホストサーバ3は、Webサーバ3aを介してパソコン6aや携帯電話6b等の情報端末(以下、これらを総称する場合はユーザ端末6ともいう)に対してインターネット200を介して情報の送信をするためのホストサーバである。また、インターネット用ホストサーバ3は、適宜な通信回線を介してカラオケ用ホストサーバ2と通信可能に構成されている。
インターネット用ホストサーバ3が備えるWebサーバ3aは、カラオケ用ホストサーバ2が備えるデータベース2bと(上述のWebサーバ2aと同様に)連携しており、ユーザ端末6からの要求に応じて、カラオケ用ホストサーバ2が備えるWebサーバ2aと同様にカラオケネットワークシステム1を利用するためにログインしようとするユーザに
対する認証や、ログインしたユーザに対する個人用Webページの配信・更新サービスを行う。
パソコン6aは、十分な処理能力を有する通常のコンピュータであり、適宜な通信回線を介してインターネット200に接続されている。また、パソコン6aは、インターネット200を介して受信したWebページを閲覧したり、ユーザが画面上で情報や操作指示を入力したり、アニメーション等を表示するためのアプリケーションを動作させたりするための、いわゆるWebブラウザ機能を有するソフトウェアを備えている。
携帯電話6bは、携帯電話事業者が提供する通信回線を介してインターネット200に接続可能ないわゆる第3世代以降の携帯電話であり、電話をかける・受けるといった通話機能以外に、インターネット200を介して受信したWebページを画面で閲覧したり、ユーザが画面上で情報や操作指示を入力したり、アニメーション等を表示するためのアプリケーションを動作させたりするためのWebブラウザ機能を有するソフトウェアを備えている。
パソコン6a及び携帯電話6b等からなるユーザ端末6は、インターネット200を介してインターネット用ホストサーバ3内のWebサーバ3aへアクセスし、Webサーバ3aから受信したデータに基づいて個人用Webページの閲覧・更新を行うための各種処理を実行する。
[カラオケ装置4の構成の説明]
図2は、カラオケ店等のカラオケルーム内に設置されているカラオケ装置4及びリモコン端末5のより具体的な構成を示すブロック図である。
カラオケ装置4は、カラオケを利用するユーザから指定された楽曲のカラオケ演奏を行うためのものであり、図2に示すように、カラオケ装置4全体の作動を制御する制御部12、カラオケ装置4をLAN100に接続するためのインタフェース部14、演奏楽曲の伴奏内容及び歌詞を示す楽曲データや映像データ等のコンテンツデータ、カラオケ装置4が作動するためのプログラム等を記憶するハードディスク(HDD)16、複数のキースイッチからなり、曲の予約操作等を行うための操作部18、リモコン端末5や携帯電話6等から送信された赤外線信号を、赤外線通信規格(IrDA(登録商標))又はリモコン端末5とカラオケ装置4との二者間において予め設定された通信条件に従って受信するための赤外線通信部20、操作部18からの信号を処理する操作処理部22、マイクロフォン26、HDD16に記憶された演奏データ(MIDIデータ)に基づく演奏再生を行うMIDI音源30、MIDI音源30から出力されたデジタル信号から演奏楽曲のオーディオ信号(音響、音声に関する信号)を生成し、生成されたオーディオ信号及びマイクロフォン26から入力されたオーディオ信号を増幅してスピーカ28へ出力する音声制御部24、画像データを一時的に記憶するビデオRAM32、ビデオRAM32に記憶された画像データに基づく映像の再生を制御する映像再生部34、映像再生部34により再生される映像のモニタ36での表示を制御する映像制御部38、半導体素子を利用した書き換え可能な記憶媒体であるメモリ40などを備えている。
メモリ40には、図6(d)に例示するように、カラオケ装置4を識別するための識別情報が記憶されている。
制御部12は、演奏中の楽曲に対応するユーザの個人用Webページに対する更新を禁止するための指示をリモコン端末5に対して送信したり、ユーザの行った歌唱に関する情報をカラオケ用ホストサーバ2へ送信したりする処理などを実行する。
[リモコン端末5の構成の説明]
リモコン端末5は、カラオケルーム内で使用されるためのものであり、演奏楽曲の予約等をするための操作を利用者から受け付け、その操作信号をカラオケ装置4に送信する機能を有する。また、リモコン端末5は、アクセスポイント110経由でLAN100及びインターネット200上のVPNを介してカラオケ用ホストサーバ2へアクセスし、カラオケ用ホストサーバ2から受信したデータに基づいて個人用Webページの閲覧・更新するための機能も有する。
具体的にリモコン端末5は、図2に示すように、リモコン端末5全体の作動を制御する制御部52、赤外線通信規格(IrDA)又はリモコン端末5とカラオケ装置4との二者間において予め設定された通信条件に従ってカラオケ装置4に赤外線信号を送信する赤外線通信部54、リモコン端末5が作動するためのプログラム等の各種情報を記憶するメモリ56、表示部58の表示領域に沿って設置されるタッチパネル及び複数のキースイッチからなり、利用者からの操作を受け付ける操作部60、操作部60からの信号を処理する操作処理部62、画像データを一時的に記憶するビデオRAM64、ビデオRAM64に記憶された画像データの表示部58での表示を制御する映像制御部66、LAN100に接続されたアクセスポイント110との間で無線LAN規格(例えば、IEEE802.11a/b/g規格,HomeRF規格,Bluetooth規格など)に従った無線通信を行うための無線LAN通信部68などを備えている。
メモリ56には、図6(c)に例示するように、リモコン端末5を識別するための識別情報が記憶されている。
制御部52は、利用者から曲の予約をするための操作入力を受け付け、選択された曲の曲番号に、予約者(即ち、歌唱する人)のユーザIDを付加した予約データをカラオケ装置4へ送信する処理を実行する。また、制御部52は、インターネット200を介してカラオケ用ホストサーバ2へアクセスし、カラオケ用ホストサーバ2から受信したデータに基づいて個人用Webページの閲覧・更新を行うための各種処理を実行する。なお、リモコン端末5は、複数のユーザのアカウントごとに並行してシステムにログイン可能に構成されている。
[その他の構成の説明]
上述のLAN100にはアクセスポイント110が接続されている。このアクセスポイント110は、無線通信で端末間を接続するための電波中継機であり、複数の端末と同時に通信を行う機能を有する。リモコン端末5とカラオケ用ホストサーバ2とは、このアクセスポイント110を中継することによって、LAN100及びインターネット200上のVPNを介して互いにデータ通信を行うことができる。
ルータ120,130は、インターネットネット200等の外部ネットワーク上の通信経路を暗号化して、仮想的に専用回線で接続されている状態を作り出すVPN技術を利用するためのいわゆるVPNゲートウェイである。ルータ120,130は、外部ネットワークであるインターネット200と、内部ネットワークであるLAN100及びカラオケ用ホストサーバ2側のネットワークとの接続点にそれぞれ置かれ、内部ネットワークからの通信を暗号化してインターネット200側に送出する。また、インターネット200側からの通信を復号化して内部ネットワークへ送出する。
[対応関係の説明]
以上、実施形態のカラオケネットワークシステム1の構成について説明したが、本実施形態におけるカラオケネットワークシステム1の構成と、特許請求の範囲に記載した構成との対応は次のとおりである。
本実施形態のカラオケ用ホストサーバ2及びインターネット用ホストサーバ3が、特許請求の範囲におけるホストサーバ、認証手段およびサーバ側送信手段に相当し、カラオケ用ホストサーバ2におけるデータベース2bが記憶手段に相当する。また、リモコン端末5における表示部58が端末側表示手段に相当し、リモコン端末5における制御部52が操作許可要求手段および端末側送信手段に相当する。
[ログインユーザ管理処理の説明]
以下に、カラオケネットワークシステム1のカラオケ用ホストサーバ2が実行するログインユーザ管理処理の処理手順を図3(a)および図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、図3(a)はカラオケの利用状況を説明する説明図である。
このログインユーザ管理処理は、カラオケネットワークシステム1のカラオケ用ホストサーバ2が起動している場合に他の処理からは独立して実行される。
まず、ユーザによるリモコン端末5の操作部60からのログインの要求の有無を判断する(S105)。ログインの要求が存在すると判断された場合には(S105:YES)、リモコン端末5から送信されたユーザIDおよびパスワードが、データベース2bのユーザ登録データベース2cに登録されている情報と一致するか否かを判断する(S135)。一致しない場合には(S135:NO)S105に戻る。一方、一致する場合には(S135:YES)、そのユーザIDおよびパスワードをユーザテーブルに追加登録し(S140)、さらに、その追加登録したユーザに対して再認証を要請するまでの時間を示す認証時間を設定する(S145)。一例を挙げると、上述の認証時間(経過時間)を3600秒に初期化するといった具合である。そして、S105に戻る。
一方、先のS105においてログインの要求が存在しないと判断された場合には(S105:NO)、ユーザテーブルに登録されているユーザが存在しないか否かを判断する(S110)。ユーザテーブルに登録されているユーザが存在しないと判断された場合には(S110:YES)、S105に戻る。一方、ユーザテーブルに登録されているユーザが存在すると判断された場合には(S110:NO)、認証時間の値が数値「0」であるユーザが存在するか否かを判断する(S115)。認証時間の値が数値「0」であるユーザが存在しないと判断された場合には(S115:NO)、一秒間待機し(S160)、さらに、ユーザテーブルに登録されているユーザの認証時間から数値「1」を減算し(S165)、S105に戻る。一方、認証時間の値が数値「0」であるユーザが存在すると判断された場合には(S115:YES)、そのユーザに対して再認証を要請する際の待機時間を設定する(S120)。一例を挙げると、上述の待機時間を60秒に初期化するといった具合である。さらに、そのユーザに対して認証の継続を要求するよう要請する旨の要請情報をリモコン端末5に対して送信する(S125)。なお、上述の要請情報には、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザのログインパスワードを要請する旨が含まれている。
なお、上述のカラオケ用ホストサーバ2による要請情報の送信に対して、リモコン端末5では次のような再認証処理を実行する。なお、図5はリモコン端末5が実行する再認証処理の手順を示すフローチャートである。
すなわち、まず、カラオケ用ホストサーバ2からの要請情報を受信したか否かを判断する(S210)。要請情報を受信していないと判断された場合には(S210:NO)、要請情報を受信したと判断されるまで待機し、要請情報を受信した場合には(S210:YES)、認証時間の値が数値「0」であるユーザに対して認証の継続を要求する旨の情報を表示部58に表示させる(S220)。
ここで、そのユーザによるリモコン端末5の操作部60からのログインの要求である継続要求情報を受け付けていない場合において(S230:NO)、通常の画面へ遷移を要求する旨をカラオケ用ホストサーバ2から受信していないときには(S280:NO)、S230に移行する。一方、そのユーザによるリモコン端末5の操作部60からのログインの要求である継続要求情報を受け付けていない場合において(S230:NO)、通常の画面へ遷移を要求する旨をカラオケ用ホストサーバ2から受信したときには(S280:YES)、本再認証処理を終了する。
また、そのユーザによるリモコン端末5の操作部60からのログインの要求である継続要求情報を受け付けた場合には(S230:YES)、現在再認証中であることを示す画面を表示部58に表示させ(S240)、その受け付けた継続要求情報をカラオケ用ホストサーバ2に送信する(S250)。なお、認証時間の値が数値「0」であるユーザ以外のユーザによるリモコン端末5の操作部60からの継続要求情報を受け付け、その受け付けた継続要求情報をカラオケ用ホストサーバ2に送信するようにしてもよい。なお、本実施形態では、継続要求情報としてはユーザのパスワードが用いられる。
続いて、再認証が成功した旨をカラオケ用ホストサーバ2から受信したか否かを判断する(S260)。再認証が成功した旨をカラオケ用ホストサーバ2から受信したと判断された場合には(S260:YES)、本再認証処理を終了する。一方、再認証が成功した旨をカラオケ用ホストサーバ2から受信していないと判断された場合には(S260:NO)、再認証が失敗した旨をカラオケ用ホストサーバ2から受信したか否かを判断する(S270)。再認証が失敗した旨をカラオケ用ホストサーバ2から受信したと判断された場合には(S270:YES)、S220に移行する。一方、再認証が失敗した旨をカラオケ用ホストサーバ2から受信していないと判断された場合には(S270:NO)、S260に移行する。
ところで、先のS125にて送信した要請情報に対応する認証情報をリモコン端末5から受信したか否かを判断する(S130)。認証情報をリモコン端末5から受信していないと判断された場合には(S130:NO)、一秒間待機し(S170)、上述の待機時間から数値「1」を減算し(S172)、上述の待機時間の値が数値「0」であるか否かを判断する(S175)。上述の待機時間の値が数値「0」ではないと判断された場合には(S175:NO)S130に戻り、一方、上述の待機時間の値が数値「0」であると判断された場合には(S175:YES)、そのユーザに関する情報をユーザテーブルから削除することでそのユーザを強制的にログアウトさせ(S180)、通常の画面に遷移する旨の動作要求をリモコン端末5に送信し(S182)、S105に戻る。
一方、先のS130において認証情報をリモコン端末5から受信したと判断された場合には(S130:YES)、その認証情報に含まれるユーザIDおよびパスワードが、データベース2bのユーザ登録データベース2cに登録されている情報と一致するか否かを判断する(S150)。一致しない場合には(S150:NO)、再認証に失敗したことをリモコン端末5に送信し(S152)、S125に戻る。一方、一致する場合には(S150:YES)、ユーザテーブルに登録されているログイン中のユーザすべての認証時間を再設定する(S155)。一例を挙げると、上述の認証時間に初期設定値である3600秒を加算するといった具合である。そして、再認証に成功したことをリモコン端末5に送信し(S157)、S105に戻る。
[第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、ログインユーザ管理処理において、ログインから所定時間以上経過したユーザに対してログインの
継続を要求するよう要請し(S125)、そのユーザを含むログイン中のユーザの一部からログインの継続を要求された場合には、ユーザすべてに対するログインを再度行う(S155)。このことにより、ログイン中のユーザが多い場合でも再認証に要する時間が増加せず、リモコン端末の実質的な利用時間が低減するのを防ぐことができ、したがって、ユーザが快適にカラオケサービスを楽しむことができる。
また、上述のような継続要求情報をリモコン端末から受信しなかった場合には(S175:YES)、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザの認証を取り消すので(S180)、退室時にログインが維持されて他のユーザや次に入室したユーザに各種サービスを利用されるのを防ぐことができる。
(2)また、第一実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、カラオケ用ホストサーバ2が記憶するユーザテーブルには、ログイン中のユーザのパスワードが含まれる認証情報がリモコン端末5ごとに登録されており、カラオケ用ホストサーバ2が送信する要請情報には、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザのログインパスワードを要請する旨が含まれており、リモコン端末5が送信する継続要求情報には、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザを含む認証中のユーザ何れかのログインパスワードが含まれている。このようにユーザが記憶している自らのログインパスワードを再認証に用いれば、文字列を予め設定する場合に比べて例えばメモを取っておくといった手間がなく、ユーザの利便性を向上させることができる。
(3)また、第一実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、ログインユーザ管理処理において、ログイン中のユーザに対して再認証を行う際には、ログイン中のユーザの認証時間に初期設定値である3600秒を加算するといった具合に、ユーザテーブルに登録されているログイン中のユーザすべての認証時間を再設定する(S155)。このことにより、ログインを行ってから所定時間が経過したユーザに対して定期的に再認証を要求するので、入室中のユーザのみが認証を行っている状態が保たれ、したがって、退室時に認証が維持されて他のユーザや次に入室したユーザに各種サービスを利用されるのを防ぐことができる。また、他のユーザに対する再認証の要求を所定時間分遅らせることで、ログイン中のユーザが多い場合でも再認証に要する時間が増加せず、リモコン端末5の実質的な利用時間が低減するのを防ぐことができ(図3(b)参照)、したがって、ユーザが快適にカラオケサービスを楽しむことができる。
(4)また、第一実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、ログインユーザ管理処理において、上述の要請情報の送信先をログインから所定時間が経過したユーザとしている(S125)。このことにより、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザに対して定期的に再認証を要求するので、入室中のユーザのみが認証を行っている状態が保たれ、したがって、退室時にログインが維持されて他のユーザや次に入室したユーザに各種サービスを利用されるのを防ぐことができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、ログイン中のユーザの再認証にログインパスワードを用いているが、これには限られず、予め設定した文字列をログイン中のユーザの再認証に用いるようにしてもよい。このようにカラオケが知り合いとグループ単位で利用する点に着目してグループで今回に限り使用する合言葉などの文字列を予め設定し、且つグループ員で共有して認証に使用することで、誰でも文字列を入力することができる。このことにより、非常に効率よくグループの認証を行うことができる。但し、この場合には、ユーザにとっ
て予め設定した文字列を新たに記憶したりメモしたりする手間が生じる。
(2)上記実施形態では、ログインユーザ管理処理において、ログイン中のユーザに対して再認証を行う際には、ログイン中のユーザの認証時間に初期設定値である3600秒を加算するといった具合に、ユーザテーブルに登録されているログイン中のユーザすべての認証時間を再設定するが(S155)、これには限られず、ユーザテーブルに登録されているログイン中のユーザすべての経過時間を数値「0」にリセットするようにしてもよい。このようにすれば、ユーザごとに経過時間を管理する場合に比べて、カラオケ用ホストサーバ2における処理負担を低減することができる。
(3)上記実施形態では、ログインユーザ管理処理において、上述の要請情報の送信先をログインから所定時間が経過したユーザとしているが(S125)、これには限られず、要請情報の送信先として過去に継続要求情報を送信したユーザとしてもよい。このようにすれば、カラオケが知り合いとグループ単位で利用する点に着目してグループ内の選択された一人に対して継続要求情報の送信を行わせるので、認証中のユーザすべてが継続要求情報の送信を行う必要がなく、効率よくグループの認証を行うことができる。その際、過去に継続要求情報を送信したユーザに対して要請情報を送信すれば、その要請情報に応じて継続要求情報を送信してくれる可能性が他のユーザよりも高いと期待できる。
(3−1)さらに、上述の要請情報の送信先として、上述のような過去に継続要求情報を送信したユーザのうち現在歌唱を行っていないユーザとしてもよい。このように過去に継続要求情報を送信したユーザのうち現在歌唱を行っていないユーザに対して要請情報を送信すれば、その要請情報に応じて継続要求情報を送信してくれる可能性が他のユーザよりもさらに高いと期待できる。また、このようにすれば、歌唱中のユーザが歌唱を中断して継続要求情報を送信することを防ぐことができる。
(3−2)また、上述の要請情報の送信先として、上述のような過去に継続要求情報を送信したユーザのうちリモコン端末を操作中のユーザとしてもよい。このように過去に継続要求情報を送信したユーザのうちリモコン端末を操作中のユーザに対して要請情報を送信すれば、その要請情報に応じて継続要求情報を送信してくれる可能性が他のユーザよりもさらに高いと期待できる。
インターネット200を利用したカラオケネットワークシステム1の概略構成を示すブロック図である。 カラオケ店等のカラオケルーム内に設置されているカラオケ装置4及びリモコン端末5のより具体的な構成を示すブロック図である。 (a)はカラオケの利用状況を説明する説明図であり、(b)はリモコン端末5の利用効率を説明する説明図である。 カラオケ用ホストサーバ2が実行するログインユーザ管理処理の手順を示すフローチャートである。 リモコン端末5が実行する再認証処理の手順を示すフローチャートである。 (a)はカラオケ用ホストサーバ2のデータベース2bが記憶するユーザテーブルを示す説明図であり、(b)はカラオケ用ホストサーバ2のデータベース2bのメモリマップを示す説明図であり、(c)はリモコン端末5のメモリ56のメモリマップを示す説明図であり、(d)はカラオケ装置4のメモリ40のメモリマップを示す説明図である。
符号の説明
1…カラオケネットワークシステム、2…カラオケ用ホストサーバ、2a…Webサーバ
、2b…データベース、3…インターネット用ホストサーバ、3a…Webサーバ、4…カラオケ装置、5…リモコン端末、6…ユーザ端末、6a…パーソナルコンピュータ(パソコン)、6b…携帯電話、12…制御部、14…インタフェース部、16…ハードディスク(HDD)、18…操作部、20…赤外線通信部、22…操作処理部、24…音声制御部、26…マイクロフォン、28…スピーカ、30…MIDI音源、32…ビデオRAM、34…映像再生部、36…モニタ、38…映像制御部、40…メモリ、52…制御部、54…赤外線通信部、56…メモリ、58…表示部、60…操作部、62…操作処理部、64…ビデオRAM、66…映像制御部、68…無線LAN通信部、100…LAN、110…アクセスポイント、120,130…ルータ、200…インターネット

Claims (6)

  1. カラオケ演奏を行い、識別情報を有するカラオケ装置と、前記カラオケ装置を操作可能であり、情報表示機能と識別情報とを有するリモコン端末とが、ユーザのカラオケ歌唱に関するカラオケ情報を少なくとも含む個人用情報を蓄積し、識別情報を有するホストサーバとネットワークを介して、各識別情報によってお互いが通信可能に接続され、前記ホストサーバから前記リモコン端末に対して前記個人用情報を利用可能に配信し、前記リモコン端末において前記ホストサーバから配信された個人用情報を利用可能に構成されたカラオケネットワークシステムであって、
    前記リモコン端末は、
    前記カラオケ装置に対する操作許可を要求するためのユーザの識別情報を含む所定の操作許可要求情報を、前記カラオケ装置を介して、自識別情報とともに前記ホストサーバへ送信する操作許可要求手段を備え、
    前記ホストサーバは、
    ユーザを認証するための情報である認証情報と前記リモコン端末の識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記リモコン端末から送信された前記操作許可要求情報および前記記憶手段に記憶されている認証情報に基づき、当該カラオケネットワークシステムの利用を要求するユーザに対する認証を行い、当該認証したユーザに対して前記カラオケネットワークシステムの利用を許可する認証手段と、
    前記認証手段によって当該ユーザに対して認証を行ってから所定時間が経過した際に、当該ユーザが当該カラオケネットワークシステムの利用を要求する際に操作を行ったリモコン端末に対して認証の継続を要求するよう要請する旨を示す要請情報を、当該ユーザが当該カラオケネットワークシステムの利用を要求する際に操作を行った識別情報のリモコン端末へ前記カラオケ装置を介して送信するサーバ側送信手段と、を備え、
    前記リモコン端末は、
    前記要請情報を前記ホストサーバから受信した場合に、当該ユーザを含む認証中のユーザの一部から認証の継続を要求する旨の継続要求情報を受け付け可能な受付手段と、
    前記受付手段が受け付けた前記継続要求情報を、前記カラオケ装置を介して前記ホストサーバに対して送信する端末側送信手段と、を備え、
    さらに、
    前記ホストサーバの前記認証手段は、前記継続要求情報を前記リモコン端末から受信した場合には、その認証の継続を要求するユーザを含む同じ識別情報のリモコン端末から認証中のユーザすべてに対する認証を再度行い、当該認証したユーザに対して前記カラオケネットワークシステムの利用を許可し、一方、前記継続要求情報を前記リモコン端末から受信しなかった場合には、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザの認証を取り消すこと
    を特徴とするカラオケネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記ホストサーバの前記記憶手段が記憶する認証情報には、当該ユーザのログインパスワードが含まれており、
    前記ホストサーバの前記サーバ側送信手段が送信する前記要請情報には、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザのログインパスワードを要請する旨が含まれており、
    前記リモコン端末の前記端末側送信手段が送信する前記継続要求情報には、当該認証を行ってから所定時間が経過したユーザを含む認証中のユーザ何れかのログインパスワードが含まれていること
    を特徴とするカラオケネットワークシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記ホストサーバの前記記憶手段は、当該ユーザを含む認証中のユーザが予め設定した文字列を前記認証情報として記憶可能であり、
    前記ホストサーバの前記サーバ側送信手段が送信する前記要請情報には、前記文字列を要請する旨が含まれており、
    前記リモコン端末の前記端末側送信手段が送信する前記継続要求情報には、前記文字列が含まれていること
    を特徴とするカラオケネットワークシステム。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記ホストサーバの前記認証手段は、前記継続要求情報を前記リモコン端末から受信した場合においてその認証の継続を要求するユーザを含む同じ識別情報のリモコン端末から認証中のユーザすべてに対する認証を再度行ったときには、その認証の継続を要求するユーザを含む同じ識別情報のリモコン端末から認証中のユーザすべてに関する経過時間をそれぞれリセットすること
    を特徴とするカラオケネットワークシステム。
  5. 請求項1〜請求項の何れかに記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記ホストサーバの前記サーバ側送信手段は、前記認証手段によって当該ユーザに対して認証を行ってから所定時間が経過した際には、当該ユーザに対する前記要請情報を前記リモコン端末に送信することを特徴とするカラオケネットワークシステム。
  6. 請求項1〜請求項の何れかに記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記ホストサーバの前記サーバ側送信手段は、前記認証手段によって当該ユーザに対して認証を行ってから所定時間が経過した際には、当該ユーザを含む認証中のユーザのうち過去に前記継続要求情報を前記リモコン端末を介して送信したユーザに対する前記要請情報を、前記リモコン端末に送信することを特徴とするカラオケネットワークシステム。
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