JP2007264404A - カラオケネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】カラオケルームなどの設置場所に複数のリモコン端末が用意される場合に、リモコン端末を介してホストサーバに対して接続する際の利用者の利便性を向上させること。
【解決手段】例えば、ユーザがカラオケ用ホストサーバ2への接続に用いたリモコン端末5以外のリモコン端末5を用いてカラオケ用ホストサーバ2に接続するためには、上述のリモコン端末5からの接続状態を一旦解消しなくても、カラオケ装置の制御部12が、そのリモコン端末5からユーザの操作によって送信されてくる情報を、カラオケ用ホストサーバ2により認証されたユーザによる情報とみなしてカラオケ用ホストサーバ2へ転送し、カラオケ用ホストサーバ2から受信した当該ユーザの個人用情報を、その情報の送信に利用したリモコン端末5へ転送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを利用したカラオケ情報共有システムに関し、特に、カラオケルームなどの設置場所に複数のリモコン端末が用意される場合に、リモコン端末を介してホストサーバに対して接続する際の利用者の利便性を向上させる技術に関する。
従来、インターネット等のネットワークを介してユーザ間で情報を共有可能なシステムとして、例えば、特許文献1に記載のような情報交換システムが知られている。特許文献1に記載の情報交換システムは、予め登録された情報提供者から情報提供者専用Webページを介して入力された提供情報を管理サーバで記憶しておき、予め登録された情報利用者から情報利用者専用Webページを介して入力された条件に基づいて、管理サーバが記憶している提供情報を情報利用者に対して提供する。
また、特許文献2に記載の情報交換システムでは、インターネット上において、一回の登録で複数のオンラインシステムへ自動的に同時登録、或いは一回のログイン入力で複数のオンラインシステムへ自動ログインができる。
また、特許文献3に記載のシステムでは、既存の個人アカウントを備える共用ユーザが、少なくとも1人の他のユーザと共に、たとえ、その1人の他のユーザあるいは複数のユーザが1つまたは複数のゲスト・アカウントの下でのみログインしている場合であっても、少なくともその1人の他のユーザと共にログインしているものとして登録される。
また、特許文献4に記載の情報処理装置では、複数ユーザによって同時に利用される場合に、当該複数ユーザ共用の利用環境を提供するよう構成される。
特開2005−190249号公報 特開2004−280764号公報 特開2005−11333号公報 特開2005−157894号公報
ところで、上述のようなインターネット等のネットワークを介してユーザ間で情報を共有可能なシステムをカラオケサービスに利用して、カラオケユーザ間で個人のカラオケ情報やその他の情報を共有できるように構成すれば、カラオケユーザに対してより魅力あるカラオケサービスを提供できると考えられる。
具体的には、以下のようなカラオケネットワークシステムを構成することが考えられる。ホストサーバは、予め登録されたユーザがカラオケサービスを利用することで得られるカラオケユーザの歌唱履歴、十八番の楽曲、歌唱に対する採点結果等に関する個人のカラオケ情報や、ユーザから提供されたユーザ提供情報等をホストサーバのデータベースに蓄積しておく。そして、この蓄積されたカラオケ情報およびユーザ提供情報等をまとめた個人用Webページを、ネットワークを介してユーザへ配信する。ユーザは、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称する。)や携帯電話等の情報端末だけでなく、カラオケサービス利用時には情報閲覧機能を有するリモコン端末を介してホストサーバへログインすることで、自分やグループメンバーの個人用Webページを閲覧したり、自分の個人用Webページを更新したりできる。なお、個人用情報の更新は、本人のアカウントからのみ行えることにすることで、他人による個人用情報の改ざん等を防止できる。
なお、上述のようなカラオケネットワークシステムでは、グループでの1つのカラオケルームを利用する場合を想定して、利用者が多い場合でもカラオケ演奏をスムーズに予約していただくために、各カラオケルームに対して複数のリモコン端末をカラオケサービス提供者側が用意し、これら複数のリモコン端末をカラオケルーム内に点在させることができるよう構成されている場合がある。
しかしながら、上述のようなカラオケネットワークシステムにおいては、次のような問題があった。すなわち、例えば、利用者が特定のリモコン端末を利用してホストサーバに接続している場合において、その利用者が外出や席替えなどによって、ホストサーバへの接続に用いたリモコン端末を手放し、カラオケルーム内に設置された他のリモコン端末を利用する場合がある。このような場合において、ホストサーバへの接続に用いたリモコン端末以外のリモコン端末を用いてホストサーバに接続するためには、前記特定のリモコン端末からの接続状態を一旦解消したのちに、他のリモコン端末を介してホストサーバへ再び接続する必要があるという問題があった。
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、カラオケルームなどの設置場所に複数のリモコン端末が用意される場合に、リモコン端末を介してホストサーバに対して接続する際の利用者の利便性を向上させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るカラオケネットワークシステムは、「カラオケ装置が、ホストサーバにより認証された際に利用したリモコン端末以外の特定リモコン端末からユーザの操作によって送信されてくる情報を、認証手段により認証されたユーザによる情報とみなしてホストサーバへ転送するとともに、ホストサーバから受信した当該ユーザの個人用情報を特定リモコン端末へ転送すること」を特徴とする。
具体的には、請求項1に記載のカラオケネットワークシステムは、カラオケ演奏を行うカラオケ装置と、カラオケ装置を操作するためのリモコン端末であって情報表示機能を有するリモコン端末と、情報表示機能を有し、ユーザが操作する情報端末とが、ネットワークを介してホストサーバと通信可能に接続されたカラオケネットワークシステムである。
このうち、ホストサーバは、記憶手段と認証手段と配信手段とを備える。記憶手段は、ユーザが利用したカラオケ装置、またはユーザが操作する情報端末若しくはリモコン端末から送信されてくる情報に基づき、カラオケ装置を利用した当該ユーザのカラオケ歌唱に関する情報である「カラオケ情報」および当該ユーザから提供される「ユーザ提供情報」を少なくとも含むユーザごとの「個人用情報」を記憶する。また、認証手段は、情報端末またはリモコン端末を介してホストサーバに接続するユーザを認証し、当該認証したユーザに対してシステムの利用開始を許可する。また、配信手段は、記憶手段に記憶されている個人用情報を、認証手段により認証されたユーザが操作する情報端末またはリモコン端末に対して閲覧可能に配信する。
カラオケ装置は、転送手段と情報送信手段とを備える。転送手段は、認証手段により認証されたユーザが操作するリモコン端末から送信されてくる情報をホストサーバへ転送するとともに、ホストサーバから受信した当該ユーザの個人用情報を当該ユーザが操作するリモコン端末に対して転送する。また、情報送信手段は、リモコン端末を介してホストサーバにより認証されたユーザが行ったカラオケ歌唱に関する「カラオケ情報」をホストサーバへ送信する。
情報端末およびリモコン端末は、情報表示手段と情報更新手段とをそれぞれ備える。情報表示手段は、ホストサーバとの通信に基づいてホストサーバにより認証されたユーザに対して、ホストサーバから受信した当該ユーザまたは他のユーザの個人用情報を表示する。また、情報更新手段は、ホストサーバとの通信に基づいてホストサーバにより認証されたユーザに対応する個人用情報を当該ユーザからの指示に基づいて更新する。
さらに、カラオケ装置が備える転送手段は、ホストサーバにより認証された際に利用したリモコン端末以外の特定のリモコン端末からユーザの操作によって送信されてくる情報を、認証手段により認証されたユーザによる情報とみなしてホストサーバへ転送するとともに、ホストサーバから受信した当該ユーザの個人用情報を上述の特定のリモコン端末へ転送する。
このように構成された本発明のカラオケネットワークシステムによれば、例えば、ユーザがホストサーバへの接続に用いたリモコン端末以外のリモコン端末を用いてホストサーバに接続するためには、上述のリモコン端末からの接続状態を一旦解消しなくても、カラオケ装置の転送手段が、そのリモコン端末からユーザの操作によって送信されてくる情報を、認証手段により認証されたユーザによる情報とみなしてホストサーバへ転送し、ホストサーバから受信した当該ユーザの個人用情報を、その情報の送信に利用した特定のリモコン端末へ転送する。このことにより、上述のようにユーザがホストサーバへの接続に用いたリモコン端末以外のリモコン端末を用いてホストサーバに接続するためには、上述のリモコン端末からの接続状態を一旦解消して他のリモコン端末を介してホストサーバへ再び接続する必要がない。また、ホストサーバへの接続に用いたリモコン端末をユーザが持ち歩く必要もない。したがって、カラオケルームなどの設置場所に複数のリモコン端末が用意される場合に、リモコン端末を介してホストサーバに対して接続する際の利用者の利便性を向上させることができる。
なお、当該カラオケ装置を介してホストサーバへ認証を行っているユーザに関する情報をリモコン端末に送信する時期については、そのユーザがホストサーバの認証手段によって認証された場合が考えられる。
しかし、このような場合、通信網を行き来するデータ量が増大して各構成における処理負担が増大するおそれがある。そこで、特定のリモコン端末からカラオケ装置へアクセスがあった場合にのみ、当該カラオケ装置を介してホストサーバへ認証を行っているユーザに関する情報をそのリモコン端末に対して送信することが考えられる。具体的には、請求項2のように、特定のリモコン端末からの各種信号を受信した場合には、カラオケ装置が備える転送手段が、当該カラオケ装置を介してホストサーバへ認証を行っているユーザに関する情報を特定のリモコン端末へ送信することが考えられる。
このように構成すれば、当該カラオケ装置を介してホストサーバへ認証を行っているユーザに関する情報をすべてのリモコン端末に送信する場合に比べて、通信網を行き来するデータ量を低減させることができる。
なお、特定のリモコン端末から送信されたユーザを特定するための情報がホストサーバによって認証されたユーザに関する情報と合致するか否かの判断については、ホストサーバが行うことが考えられる。
しかし、上述の判断をホストサーバが行う場合には、多数のカラオケ装置からの処理依頼が一時期に集中する場合などに、ホストサーバの処理負担が著しく増加するおそれがある。そこで、上述の判断をカラオケ装置で行うようにすることが考えられる。具体的には、請求項3のように、特定のリモコン端末から送信されたユーザを特定するための情報がホストサーバによって認証されたユーザに関する情報と合致すると判断した場合には、カラオケ装置が備える転送手段が、特定のリモコン端末からユーザの操作によって送信されてくる情報を、認証手段により認証されたユーザによる情報とみなしてホストサーバへ転送することが考えられる。
このように構成すれば、特定のリモコン端末から送信されたユーザを特定するための情報がホストサーバによって認証されたユーザに関する情報と合致するか否かをホストサーバに問い合わせることなくカラオケ装置で判断することができ、ホストサーバの処理負担を軽減することができる。
ところで、ユーザに関する情報については第三者に対して開示されないように保護する必要がある。そこで、請求項4のように、特定のリモコン端末から送信されたユーザを特定するための情報が、ホストサーバによって認証されたユーザに関する情報と合致しないと所定回数連続して判断した場合には、カラオケ装置が備える転送手段が、特定のリモコン端末からユーザの操作によって送信されてくる情報を、認証手段により認証されたユーザによる情報とみなさないことが考えられる。なお、上述の所定回数については、例えば3回などの回数を予め設定しておくことが望ましい。
このように構成すれば、IDやパスワードなどのユーザを特定するための情報を第三者が推測しながら入力した場合でも、その情報を入力した第三者が、認証手段によって認証されたユーザではないことを高い確率で判断することができ、したがって、ユーザに関する情報を第三者に対して開示しないよう保護することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第一実施形態]
図1は、インターネット200を利用したカラオケネットワークシステム1の概略構成を示すブロック図である。
[カラオケネットワークシステム1の構成の説明]
図1に示すように、カラオケネットワークシステム1は、Webサーバ2aとデータベース2bとを備えるカラオケ用ホストサーバ2、及びWebサーバ3aを備えるインターネット用ホストサーバ3に対して、カラオケ店等の各カラオケルームに設置されるカラオケ装置4と、カラオケ装置4を操作するためのN台のリモコン端末5と、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)6a及び携帯電話6b等の情報通信端末からなるユーザ端末6とがインターネット200を介して通信可能に構成されることによって形成されている。
カラオケ用ホストサーバ2は、カラオケ店等に設置されているカラオケ装置4に対して楽曲データやカラオケ装置4からユーザへ提供するためのコンテンツデータ等を配信するためのカラオケサービス用のホストサーバである。カラオケ用ホストサーバ2は、ホストサーバ側のルータ130とカラオケ店側のルータ120との間でインターネットネットワーク200上に形成されるVPN(virtual private network)を介して、カラオケ店側のLAN100に接続されている。つまり、カラオケ用ホストサーバ2と、カラオケ装置4及びリモコン端末5との間の通信は、インターネット200上のVPN及びカラオケ店側のLAN100を介して行われる。
さらに、本カラオケネットワークシステム1において、カラオケ用ホストサーバ2は、本システムを利用する権限を有するユーザに関する登録情報を蓄積するユーザ登録データベース2c(詳細は後述する。)や、登録されているユーザのカラオケ歌唱に関する情報及び当該ユーザから提供される情報等をインターネット200上で公開するための個人用Webページ(本発明の個人用情報に相当)のデータを蓄積する個人用Webページデータベース2d(詳細は後述)等を有するデータベース2bを備えている。そして、カラオケ用ホストサーバ2が備えるWebサーバ2aは、このデータベース2bと連携しており、カラオケ店側のリモコン端末5等からの要求に応じて、カラオケネットワークシステム1を利用するためにログインしようとするユーザに対する認証や、ログインしたユーザに対する個人用Webページの配信・更新サービスを行う。すなわち、ここでいう連携とは、ユーザ認証及び個人用Webページの配信をWebサーバ2aが行うために、データベース2d内に格納されたデータを参照したり、Webサーバ2aが受け付けた個人用Webページ更新のデータをデータベース2bに反映させたりすることで、Webサーバ2aが行う前記サービスに利用するためのデータと、データベース2bとが対応していることを指す。
インターネット用ホストサーバ3は、Webサーバ3aを介してパソコン6aや携帯電話6b等の情報通信端末(以下、これらを総称する場合はユーザ端末6ともいう)に対してインターネット200を介して情報の送信をするためのホストサーバである。また、インターネット用ホストサーバ3は、適宜な通信回線を介してカラオケ用ホストサーバ2と通信可能に構成されている。
インターネット用ホストサーバ3が備えるWebサーバ3aは、カラオケ用ホストサーバ2が備えるデータベース2bと(上述のWebサーバ2aと同様に)連携しており、ユーザ端末6からの要求に応じて、カラオケ用ホストサーバ2が備えるWebサーバ2aと同様にカラオケネットワークシステム1を利用するためにログインしようとするユーザに対する認証や、ログインしたユーザに対する個人用Webページの配信・更新サービスを行う。
パソコン6aは、十分な処理能力を有する通常のコンピュータであり、適宜な通信回線を介してインターネット200に接続されている。また、パソコン6aは、インターネット200を介して受信したWebページを閲覧したり、ユーザが画面上で情報や操作指示を入力したり、アニメーション等を表示するためのアプリケーションを動作させたりするための、いわゆるWebブラウザ機能を有するソフトウェアを備えている。
携帯電話6bは、携帯電話事業者が提供する通信回線を介してインターネット200に接続可能ないわゆる第3世代以降の携帯電話であり、電話をかける・受けるといった通話機能以外に、インターネット200を介して受信したWebページを画面で閲覧したり、ユーザが画面上で情報や操作指示を入力したり、アニメーション等を表示するためのアプリケーションを動作させたりするためのWebブラウザ機能を有するソフトウェアを備えている。
パソコン6a及び携帯電話6b等からなるユーザ端末6は、インターネット200を介してインターネット用ホストサーバ3内のWebサーバ3aへアクセスし、Webサーバ3aから受信したデータに基づいて個人用Webページの閲覧・更新を行うための各種処理を実行する。これらの処理についての詳細な説明は後述する。
[カラオケ装置4の構成の説明]
図2は、カラオケ店等のカラオケルーム内に設置されているカラオケ装置4及びリモコン端末5のより具体的な構成を示すブロック図である。
カラオケ装置4は、カラオケを利用するユーザから指定された楽曲のカラオケ演奏を行うためのものであり、図2に示すように、カラオケ装置4全体の作動を制御する制御部12、カラオケ装置4をLAN100に接続するためのインタフェース部14、演奏楽曲の伴奏内容及び歌詞を示す楽曲データや映像データ等のコンテンツデータ、カラオケ装置4が作動するためのプログラム等を記憶するハードディスク(HDD)16、複数のキースイッチからなり、曲の予約操作等を行うための操作部18、リモコン端末5や携帯電話6b等から送信された赤外線信号を、赤外線通信規格(例えばIrDA(登録商標))、またはリモコン端末5や携帯電話6bとカラオケ装置4との二者間において予め設定された通信条件に従って受信するための赤外線通信部20、操作部18からの信号を処理する操作処理部22、マイクロフォン26、HDD16に記憶された演奏データ(MIDIデータ)に基づく演奏再生を行うMIDI音源30、MIDI音源30から出力されたデジタル信号から演奏楽曲のオーディオ信号(音響、音声に関する信号)を生成し、生成されたオーディオ信号及びマイクロフォン26から入力されたオーディオ信号を増幅してスピーカ28へ出力する音声制御部24、画像データを一時的に記憶するビデオRAM32、ビデオRAM32に記憶された画像データに基づく映像の再生を制御する映像再生部34、映像再生部34により再生される映像のモニタ36での表示を制御する映像制御部38、半導体素子を利用した書き換え可能な記憶媒体であるメモリ40などを備えている。
また、制御部12は、演奏中の楽曲に対応するユーザの個人用Webページに対する更新を禁止するための指示をリモコン端末5に対して送信したり、ユーザの行った歌唱に関する情報をカラオケ用ホストサーバ2へ送信する処理を実行する。なお、この処理についての詳細な説明は後述する。
[リモコン端末5の構成の説明]
リモコン端末5は、カラオケルーム内で使用されるためのものであり、演奏楽曲の予約等をするための操作を利用者から受け付け、その操作信号をカラオケ装置4に送信する機能を有する。また、リモコン端末5は、アクセスポイント110経由でLAN100及びインターネット200上のVPNを介してカラオケ用ホストサーバ2へアクセスし、カラオケ用ホストサーバ2から受信したデータに基づいて個人用Webページの閲覧・更新するための機能も有する。
具体的にリモコン端末5は、図2に示すように、リモコン端末5全体の作動を制御する制御部52、赤外線通信規格(例えばIrDA(登録商標))、またはリモコン端末5とカラオケ装置4との二者間において予め設定された通信条件に従ってカラオケ装置4に赤外線信号を送信する赤外線通信部54、リモコン端末5が作動するためのプログラム等の各種情報を記憶するメモリ56、表示部58の表示領域に沿って設置されるタッチパネル及び複数のキースイッチからなり、利用者からの操作を受け付ける操作部60、操作部60からの信号を処理する操作処理部62、画像データを一時的に記憶するビデオRAM64、ビデオRAM64に記憶された画像データの表示部58での表示を制御する映像制御部66、LAN100に接続されたアクセスポイント110との間で無線LAN規格(例えば、IEEE802.11a/b/g規格など)に従った無線通信を行うための無線LAN通信部68などを備えている。
このうち、制御部52は、利用者から曲の予約をするための操作入力を受け付け、選択された曲の曲番号に、予約者(即ち、歌唱する人)のユーザIDを付加した予約データをカラオケ装置4へ送信する処理を実行する。また、制御部52は、インターネット200を介してカラオケ用ホストサーバ2へアクセスし、カラオケ用ホストサーバ2から受信したデータに基づいて個人用Webページの閲覧・更新を行うための各種処理を実行する。なお、リモコン端末5は、複数のユーザのアカウントごとに並行してシステムにログイン可能に構成されている。これらの処理についての詳細な説明は後述する。
[その他の構成の説明]
上述のLAN100にはアクセスポイント110が接続されている。このアクセスポイント110は、無線通信で端末間を接続するための電波中継機であり、複数の端末と同時に通信を行う機能を有する。リモコン端末5とカラオケ用ホストサーバ2とは、このアクセスポイント110を中継することによって、LAN100及びインターネット200上のVPNを介して互いにデータ通信を行うことができる。
ルータ120,130は、インターネットネット200等の外部ネットワーク上の通信経路を暗号化して、仮想的に専用回線で接続されている状態を作り出すVPN技術を利用するためのいわゆるVPNゲートウェイである。ルータ120,130は、外部ネットワークであるインターネット200と、内部ネットワークであるLAN100及びカラオケ用ホストサーバ2側のネットワークとの接続点にそれぞれ置かれ、内部ネットワークからの通信を暗号化してインターネット200側に送出する。また、インターネット200側からの通信を復号化して内部ネットワークへ送出する。
以上、実施形態のカラオケネットワークシステム1の構成について説明したが、本実施形態におけるカラオケネットワークシステム1の構成と、特許請求の範囲に記載した構成との対応は次のとおりである。
本実施形態のカラオケ用ホストサーバ2及びインターネット用ホストサーバ3が、特許請求の範囲におけるホストサーバに相当し、リモコン端末5がリモコン端末に相当し、パソコン6a及び携帯電話6b等からなるユーザ端末6が情報端末に相当する。また、カラオケ用ホストサーバ2及びインターネット用ホストサーバ3内のWebサーバ2a,3aが認証手段及び配信手段に相当する。また、カラオケ用ホストサーバ2内のデータベース2bが記憶手段に相当する。また、カラオケ装置4における制御部12が情報送信手段及び転送手段に相当する。また、リモコン端末5における制御部52がリモコン端末における情報表示手段及び情報更新手段に相当する。また、パソコン6a及び携帯電話6b等からなるユーザ端末6が備えるWebブラウザ機能が情報端末における情報表示手段及び情報更新手段に相当する。
[リモコン端末5及びユーザ端末6から行う「ユーザ登録」の説明]
本実施形態のカラオケネットワークシステム1では、ユーザは、予め登録された当該ユーザのアカウントによってシステムにログインすることで、初めて個人用Webページの閲覧・更新サービスを利用することが可能になる。ここでは、ユーザがリモコン端末5やユーザ端末6を利用して、個人用Webページの閲覧・更新サービスを利用するためのアカウントを取得する「ユーザ登録」の手順について説明する。
なお、以下においては説明の便宜上、例えば「リモコン端末5、ユーザ端末6からホストサーバ内のWebサーバに接続する」といった具合に、カラオケ用ホストサーバ2とインターネット用ホストサーバ3とを、またはWebサーバ2a,3aとを特に区別せずに単にホストサーバ、Webサーバ等と表記する場合、リモコン端末5はカラオケ用ホストサーバ2内のWebサーバ2aへ、ユーザ端末6はインターネット用ホストサーバ3内のWebサーバ3aへそれぞれ接続することを指す。
図3は、リモコン端末5及びユーザ端末6によって「ユーザ登録」を行う際の画面表示例を示す説明図である。
リモコン端末5の場合、まず、図3(a)に示すようなTOPメニュー画面70がリモコン端末5の表示部58に表示される。このTOPメニュー画面70には、「ネットワーク」ボタン80及び「カラオケ」ボタン81が表示されている。これらのボタンは、表示部58上のタッチパネルや適宜なポインティングデバイス等によって画面上で操作可能なGUIである(以下、他のボタンについても同様)。「ネットワーク」ボタン80は、個人用Webページの閲覧・更新サービスを利用するための操作画面へ移行するためのボタンである。また、「カラオケ」ボタン81は、演奏楽曲の選択等といったカラオケサービスに関する操作画面へ移行するためのボタンである。ここで、ユーザによって「ネットワーク」ボタン80が押下されると、図3(b)に示すような、ネットワークメニュー画面71が表示される。
一方、パソコン6aや携帯電話6b等のユーザ端末6の場合、ユーザからの指示入力に基づいて、リモコン端末5の場合と同様に図3(b)に示すようなネットワークメニュー画面71が、ユーザ端末6が備えるモニタ等の表示デバイスに最初に表示される。なお、このネットワークメニュー画面71や後述の各種画面は、リモコン端末5やユーザ端末6が備えるユーザ登録用のアプリケーションソフトウェア等として予め格納されているデータに基づいて表示されるように構成することが考えられる。あるいは、インターネット200を介して、リモコン端末5またはユーザ端末6からホストサーバ内のWebサーバへそれぞれ接続し、各Webサーバから配信されるWebページに基づいて表示されるような構成であってもよい。
図3(b)に示すネットワークメニュー画面71は、個人用Webページの閲覧・更新サービスを利用するための操作メニューを表示する画面であり、既に登録済みのユーザがシステムにログインするためのログイン画面へ移行するための「ログイン」ボタン82や、新規のユーザがアカウントを取得するための「新規ユーザ登録」ボタン83等が表示されている。ここで、タッチパネル、キースイッチやポインティングデバイス等を介して「新規ユーザ登録」ボタン83が押下されると、図3(c)に示すようなユーザ登録画面72が表示される。
図3(c)に示すユーザ登録画面72は、新規のユーザがアカウントを取得するために、システム上でのユーザの呼称となるニックネーム及びユーザ認証用のパスワードの入力をユーザ対して要求するための画面である。ここで、ユーザからの操作によってユーザ登録画面72内の入力ボックス内にニックネーム及びパスワードが入力された後「OK」ボタン84aが押下されると、ユーザ登録を要求するための登録要求情報と共に、ユーザによって入力されたニックネーム及びパスワードを示すデータが当該端末に対応するホストサーバ内のWebサーバへインターネット200を介して送信される。
リモコン端末5またはユーザ端末6から送信された登録要求情報、当該ユーザのニックネーム及びパスワードを受信したホストサーバ内のWebサーバは、まず、ユーザごとに固有の識別情報であるユーザIDを生成する。そして、受信した内容に基づいてカラオケ用ホストサーバ2内のデータベース2b内に設けられたユーザ登録データベース2c(詳細は後述)に当該ユーザのニックネーム、ユーザID、パスワード等の所定の情報を新たにに登録する。
つぎに、ユーザ登録が完了した旨の情報とユーザIDとをユーザに対して通知するための登録完了情報を生成し、この登録完了情報を登録要求情報の送信元であるリモコン端末5またはユーザ端末6に対して返信する。なお、Webサーバが、リモコン端末5またはユーザ端末6等に登録完了情報を返信する際には、当該ユーザがシステムにログインするためのユーザID及びパスワード、及びこれらをホストサーバ内のWebサーバに対して送信するための接続先に関する情報(例えば、WebサーバのURL)等を記録したQRコード(登録商標)であるログイン用QRコードを生成し、このログイン用QRコードを表示するためのデータを一緒に送信してもよい。
リモコン端末5またはユーザ端末6がホストサーバから登録完了情報を受信すると、この受信した登録完了情報に基づいて、図3(d)に示すようなユーザ登録完了画面73が表示される。ここでは、ユーザ登録完了画面73にニックネーム「Mike06」さんのユーザ登録が完了した旨を通知する旨のメッセージ、「Mike06」さんのユーザID、及び上述のログイン用QRコード85等が表示されている。
ホストサーバ側が発行するユーザIDは、ユーザがリモコン端末5またはユーザ端末6からシステムにログインする際にパスワードと共に入力が必要となる認証用の識別情報である。したがって、ユーザは、このユーザ登録完了画面73によって自身に割り当てられたユーザIDを確認する。
また、ユーザ登録完了画面73に表示されているログイン用QRコード85には、当該ユーザのユーザID及びパスワード、及びこれらをホストサーバ内のWebサーバに対して送信するための接続先に関する情報等が記録されているため、これをユーザが所有する携帯電話6bに保存しておき、必要なときにロードすることで、ログインする度にユーザID及びパスワードをいちいち入力することなく、簡単にシステムにログインすることができる。
ユーザ登録完了画面73において、ユーザによって「OK」ボタン84bが押下されると、「ユーザ登録」が終了する。
[ユーザ登録データベース2c、個人用Webページデータベース2dの説明]
ここで、カラオケ用ホストサーバ2内のデータベース2bに格納されているユーザ登録データベース2c及び個人用Webページデータベース2dの具体的な内容について説明する。
図4(a)は、ユーザ登録データベース2cの具体的内容を示す説明図である。このユーザ登録データベース2cは、上記「ユーザ登録」を経て登録された各ユーザのニックネーム、ユーザID、パスワード、及び当該ユーザの個人用Webページデータの格納先を示すパス等の各種情報を含むユーザ登録データのテーブルである。
本実施形態のカラオケネットワークシステム1では、各ホストサーバ内のWebサーバがこのユーザ登録データベース2cを参照することにより、ログインを要求してきたユーザに対する認証、ユーザとニックネームとの対応付け、ユーザと当該ユーザの個人用Webページとの対応付けを行う。
個人用Webページデータベース2d(図4(b)参照)は、ユーザ登録データベースに登録されている各ユーザの個人用Webページのデータを格納している。個人用Webページのデータは、個人用Webページを所定の様式でリモコン端末5やユーザ端末6が備えるWebブラウザによって表示するためのデータのまとまりで、テキストデータやHTMLによるレイアウト情報、画像・音声・動画データ等から構成される。
このような個人用Webページのデータは、上述の「ユーザ登録」が行われた際に、新規登録されたユーザのための個人用Webページの雛形のデータを自動的に生成し、この雛形のデータを個人用Webページデータベース2dに格納すると共に、この個人用Webページの雛形のデータの格納先のパスをユーザ登録データベース2cの当該ユーザのユーザ登録データに登録しておくことが考えられる。このようにすることで、後にこのユーザが個人用Webページの雛形に基づいて簡単に自身の個人用Webページを編集することができる。
なお、本実施形態において、個人用Webページは、カラオケ装置4を利用したユーザの歌唱履歴、十八番の楽曲、歌唱に対する採点結果等に関する情報である「カラオケ情報」や、ユーザから提供される公開情報である「プロフィール」、「メッセージ」といった情報をコンテンツとして有する。図4(c)は、これらのコンテンツを有する個人用WebページのWebブラウザ上での表示例を示す図である。ここでは、Webページのタイトルとしてニックネーム「Mike06」さんの個人用Webページである旨が表示されている。そして、この「Mike06」さんの「プロフィール」、「メッセージ」、「カラオケ情報」といったコンテンツごとに、種々の情報が表示されている。
以下、上述の「ユーザ登録」によって登録されたユーザがシステムにログインし、個人用Webページを閲覧したり更新したりするための手順について説明する。
[個人用Webページ閲覧・更新処理の説明]
図5は、リモコン端末5及びユーザ端末6が実行する「個人用Webページ閲覧・更新処理」のメイン処理の手順を示すフローチャートである。また、図6は、この「個人用Webページ閲覧・更新処理」における画面表示例を示す説明図である。この「個人用Webページ閲覧・更新処理」は、リモコン端末5またはユーザ端末6からホストサーバ内のWebサーバにアクセスしてログインすることによって、Webサーバから配信される個人用Webページの閲覧や更新を行うための処理である。
まず、ログイン画面を表示する(ステップ101。以下、ステップを記号Sで表記する。)。ここでは、図6(a)のネットワークメニュー画面71(上述の「ユーザ登録」で説明済み。図3参照。)において「ログイン」ボタン82が押下されることで、図6(b)のログイン画面74が表示される。このログイン画面74には、ユーザID及びパスワードを入力するための入力ボックスがそれぞれ表示されている。
図5のフローチャートの説明に戻る。S101でログイン画面を表示した後、ユーザによってユーザID及びパスワードが入力されたか否かを判定する(S102)。ここで、ユーザID及びパスワードが入力されていないと判定した場合(S102:NO)、この処理を繰り返す。
一方、ユーザによってユーザID及びパスワードが入力されたと判定した場合(S102:YES)、入力されたユーザID及びパスワードをシステムへのログインを要求する情報と共にホストサーバ内のWebサーバへ送信する(S103)。
すなわち、図6(b)のログイン画面74において、ユーザによってユーザID及びパスワードがそれぞれの入力ボックスに入力された後、「OK」ボタン84cが押下されることで、入力されたユーザID、パスワード及びシステムへのログインを要求するための情報がホストサーバ内のWebサーバへ送信される。
なお、ここでは、上述の「ユーザ登録」の際に発行されたログイン用QRコード85(図3参照)が携帯電話6b等に保存されている場合、このログイン用QRコードをロードすることによって、ユーザID、パスワード及びシステムへのログインを要求するための情報をホストサーバ内のWebサーバへ送信することもできる。
図5のフローチャートの説明に戻る。S104では、ログインが許可されたか否かを判定する。具体的には、ログインを要求した先のホストサーバ内のWebサーバから送信されてきたログインの可否情報に基づいて、ログインが許可されたか否かを判定する。ここで、ログインが許可されないと判定した場合(S104:NO)、すなわち、ユーザが誤ったユーザIDやパスワードを入力した等の何らかの不都合により、ホストサーバ内のWebサーバからログインを許可しない旨の情報が送信されてきた場合、ログインに失敗した旨のメッセージを画面に表示して(S105)、S101の処理へ戻る。
一方、ログインが許可された判定した場合(S104:YES)、すなわち、ユーザが正しいユーザID及びパスワードを入力したことで、ホストサーバ内のWebサーバからログインを許可する旨の情報が送信されてきた場合、ユーザTOPメニュー画面を表示する(S106)。
図6(c)は、パソコン6a、携帯電話6b等のユーザ端末6におけるユーザTOPメニュー画面75の表示例である。このユーザTOPメニュー画面75は、ログインしたユーザが利用したいサービスを選択するための画面である。ここでは、ログインしたユーザのニックネーム「Mike06」、当該ユーザまたは他のユーザの個人用Webページの閲覧を選択するための「Webページ閲覧」ボタン86、当該ユーザの個人用Webページの更新を選択するための「Webページ更新」ボタン87、システムからのログアウトを選択するための「ログアウト」ボタン88等が表示されている。
一方、図6(d)は、リモコン端末5におけるユーザTOPメニュー画面76の表示例である。このユーザTOPメニュー画面76は、図6(c)に示すユーザ端末6用のユーザTOPメニュー画面75と同様に、ログインしたユーザが利用したいサービスを選択するための画面であるが、「Mike06」さん、「Alex」さん、「Joe」さんといった、ログイン中の複数のユーザそれぞれに対応するユーザTOPメニュー画面76を選択的に表示可能に構成されている。ここで、操作を行うユーザの選択は、各ユーザのニックネームが表示されたユーザ選択タブ90を押下することで行うことができ、現在選択中のユーザに対応するユーザTOPメニュー画面76がポップアップ表示される。
リモコン端末5におけるユーザTOPメニュー画面76が、ユーザ端末6におけるユーザTOPメニュー画面75と異なり、ログイン中の複数のユーザそれぞれに対応するユーザTOPメニュー画面76を選択的に表示可能に構成されているのは、次のような理由による。すなわち、リモコン端末5は、カラオケルームにおいて複数のユーザによって共用されることが想定されている。したがって、1台のリモコン端末5を共用する全てのユーザに対して個人用Webページの閲覧・更新サービスを利用可能にするために、リモコン端末5は、ユーザ端末6とは異なり、複数のユーザが並行してログイン可能に構成されている。
ユーザTOPメニュー画面76には、現在選択中のユーザのニックネーム「Mike06」、当該ユーザユーザまたは他のユーザの個人用Webページの閲覧を選択するための「Webページ閲覧」ボタン86、当該ユーザの個人用Webページの更新を選択するための「Webページ更新」ボタン87、当該ユーザがシステムからのログアウトを選択するための「ログアウト」ボタン88等の他に、既にユーザがログイン中であっても、新たなユーザがログインしたり、新規ユーザに対する上述の「ユーザ登録」を行えるように、図6(a)のネットワークメニュー画面71へ戻るための「ネットワークTOPメニューへ」ボタン89が表示されている。
図5のフローチャートの説明に戻る。S106でユーザTOPメニュー画面を表示した後、ユーザからの入力に基づいて各種処理を選択する(S107)。具体的には、ユーザTOPメニュー画面75,76において、ユーザによって「Webページ閲覧」ボタン86、「Webページ更新」ボタン87、「ログアウト」ボタン88等の何れかが押下されたことを検知し、押下されたボタンに対応する処理を実行する。
S107において、「Webページ閲覧」ボタン86が押下されたと判定した場合(S107:閲覧)、ユーザが閲覧を希望する個人用Webページを指定する指示をユーザから受け付け、指定された個人用Webページのデータの送信を要求する情報をホストサーバ内のWebサーバへ送信する(S108)。ここで、閲覧を希望する個人用Webページをユーザが指定するには、例えば、閲覧を希望する個人用Webページを所有するユーザのニックネームを入力することが考えられる。つまり、「Mike06」さんが「Alex」さんの個人用Webページを閲覧したい場合は、閲覧したい個人用Webページを指定する情報として、ニックネーム「Alex」を入力すればよい。
そして、個人用Webページのデータの送信を要求した先のホストサーバ内のWebサーバから送信されてきた個人用Webページのデータを受信し、この受信したデータに基づいて、Webブラウザを介して図4(c)に示すような個人用Webページを表示する(S109)。ここで、個人用Webページの閲覧を終了する旨の指示がユーザから入力されると、S106の処理へ戻る。
一方、S107において、「Webページ更新」ボタン87が押下されたと判定した場合(S107:更新)、当該ユーザの個人用Webページを更新するためのデータの送信を要求する情報をホストサーバ内のWebサーバへ送信する(S110)。
そして、個人用Webページ更新用のデータの送信を要求した先のWebサーバから送信されてきた個人用Webページ更新用のデータを受信し、この受信したデータに基づいて個人用Webページ更新用の画面を表示してユーザからの更新操作を受け付ける(S111)。なお、ここでユーザが更新できる個人用Webページは、ログイン中のユーザ本人のものに限られ、他のユーザが所有する個人用Webページの更新できない。
S111においてユーザから個人用Webページを更新する(例えば、上述の「プロフィール」、「メッセージ」、「カラオケ情報」等の各コンテンツの内容を更新する)ための操作を受け付け、ユーザから更新が完了した旨の指示が入力されると、更新されたデータをホストサーバ内のWebサーバへ送信し(S112)、S106の処理へ戻る。
一方、S107において、「ログアウト」ボタン88が押下されたと判定した場合(S107:ログアウト)、当該ユーザのログアウトを要求する旨の情報をホストサーバ内のWebサーバへ送信する(S113)。そして、当該ユーザがログアウトした旨のメッセージを表示し(S114)、当該ユーザのアカウントに対する「個人用Webページ閲覧・更新処理」を終了する。
図7は、リモコン端末5及びユーザ端末6において実行される「個人用Webページ閲覧・更新処理」に対応してカラオケ用ホストサーバ2またはインターネット用ホストサーバ3内のWebサーバ2a,3aが実行する「個人用Webページ閲覧・更新サービス処理」のメイン処理の手順を示すフローチャートである。
まず、リモコン端末5またはユーザ端末6からユーザのログインを要求するための情報が送信されてきたか否かを判定する(S201)。ここで、ユーザのログインを要求するための情報が送信されてきていないと判定した場合(S201:NO)、この処理を繰り返す。
そして、ユーザのログインを要求するための情報が送信されてきたと判定した場合(S201:YES)、ユーザのログインを要求するための情報と共に送信されてきたユーザID及びパスワードを、データベース2bに格納されているユーザ登録データベース2c(図4(a)参照)に登録されているユーザID及パスワードと照合することで、ログインを要求してきたユーザの認証の可否を判定する(S202)。
ここで、送信されてきたユーザID及びパスワードが、ユーザ登録データベース2cに登録されているユーザID及びパスワードと適合しないと判定した場合(S202:NO、認証NG)、ログインを要求する情報の送信元であるリモコン端末5またはユーザ端末6に対してログインを許可しない旨の情報を送信し(S204)、「個人用Webページ閲覧・更新サービス処理」を終了する。
一方、S202において、送信されてきたユーザID及びパスワードが、ユーザ登録データベース2cに登録されているユーザID及びパスワードと適合すると判定した場合(S202:YES、認証OK)、当該ユーザID及びパスワードに対応するユーザのログインを開始し(S203)、当該ユーザのログインを許可する旨の情報を、ログインを要求する情報の送信元のリモコン端末5またはユーザ端末6へ送信する(S205)。
そして、ログインを開始したユーザに対応するリモコン端末5またはユーザ端末6からの要求に応じて、各種処理を選択する(S206)。
具体的には、ログイン中のユーザに対応するリモコン端末5またはユーザ端末6から個人用Webページのデータの送信を要求する情報を受信した場合(S206:閲覧)、指定された個人用Webページのデータをデータベース2bに格納されている個人用Webページデータベース2d(図4(b)参照)から読み出し、この読み出したデータを要求元のリモコン端末5またはユーザ端末6へ送信する(S207)。
一方、S206において、ログイン中のユーザに対応するリモコン端末5またはユーザ端末6から個人用Webページのデータの更新を要求する情報を受信した場合(S206:更新)、個人用Webページデータベース2d(図4(b)参照)内に格納されている当該ユーザの個人用Webページのデータに基づいて、個人用Webページ更新用のデータを要求元のリモコン端末5またはユーザ端末6へ送信する(S208)。そして、当該リモコン端末5またはユーザ端末6から送信されてきた更新データに基づいて、個人用Webページデータベース2d内に格納されている当該ユーザの個人用Webページのデータを更新する(S209)。
一方、S206において、ログイン中のユーザに対応するリモコン端末5またはユーザ端末6からログアウトを要求する情報を受信した場合(S206:ログアウト)、当該ユーザに対するログアウト処理を実行し(S210)、当該ユーザのアカウントに対する「個人用Webページ閲覧・更新サービス処理」を終了する。
[カラオケルームにおけるリモコン端末5による楽曲予約、歌唱中の処理の説明]
本実施形態のカラオケネットワークシステム1では、上述の「ユーザ登録」において登録済みのユーザであれば、ユーザがカラオケルームでカラオケを行う際、リモコン端末5からシステムにログインすることで、ユーザが行うカラオケ歌唱を当該ユーザのアカウントに対応付けることが可能になる。そして、当該ユーザに対応する歌唱履歴等のカラオケ歌唱情報をカラオケ装置4からカラオケ用ホストサーバ2へ送信することで、当該ユーザのカラオケ歌唱に関する情報をカラオケ用ホストサーバ2のデータベース2bに蓄積できる。
[リモコン端末5のユーザ切替処理の説明]
図8は、リモコン端末5が実行する「ユーザ切替処理」のメイン処理の手順を示すフローチャートである。この「ユーザ切替処理」は、ユーザがログインに用いたリモコン端末5以外のリモコン端末5からホストサーバ内のWebサーバにアクセスすることによって、Webサーバから配信される個人用Webページの閲覧や更新を行うための処理である。なお、本処理を実行するリモコン端末5は、特許請求の範囲における「特定のリモコン端末」に該当する。
まず、カラオケ装置4へログインユーザリストを要求し、カラオケ装置4からログインユーザリストを受信する(ステップ305。以下、ステップを記号Sで表記する。)。なお、上述のログインユーザリストとは、上述の「個人用Webページ閲覧・更新処理」によって当該カラオケ装置4を介してホストサーバにログインしているユーザのリストを指す。
続いて、当該リモコン端末5を操作中のユーザが、受信したログインユーザリストに含まれるか否かを判定する(S310)。当該リモコン端末5を操作中のユーザがログインユーザリストには含まれないと判定した場合には(S310:無し)、上述のログインユーザリストから特定のユーザ名を選択可能となるようにログインユーザリストを表示させ(S350)、ユーザからの選択入力を受け付ける。そして、本処理を終了する。
一方、当該リモコン端末5を操作中のユーザがログインユーザリストに含まれると判定した場合には(S310:有り)、図6(b)に例示するログイン画面(ID/パスワード入力画面)を表示させ(S315)、ユーザからのID/パスワード入力を受け付ける入力処理を実行する(S320)。そして、入力処理によって入力されたID/パスワードを、ホストサーバ内のWebサーバへカラオケ装置4を介して送信する(S325)。
続いて、ホストサーバ内のWebサーバから送信された情報に基づき、ユーザからのログイン要求に対するホストサーバによる認証が許可されたか否かを判定する(S330)。認証が許可されたと判定した場合には(S330:OK)、その旨をカラオケ装置4に通知する(S335)。そして、本処理を終了する。
一方、認証が許可されなかったと判定した場合には(S330:NG)、同一のユーザからの認証の要求が3回を超えて連続で行われたか否かを判定する(S340)。この認証の要求が3回を超えて連続で行われていないと判定した場合には(S340:3回以内)、S315に戻り、以下の処理を実行する。一方、この認証の要求が3回を超えて連続で行われたと判定した場合には(S340:3回超えた)、そのリモコン端末5からユーザの操作によって送信されてくる情報を、カラオケ用ホストサーバ2により認証されたユーザによる情報とみなさず、この認証の要求を受け付けない旨(異常終了)を表示させる(S345)。そして、本処理を終了する。
[カラオケ装置4のユーザ管理処理の説明]
図9は、カラオケ装置4が実行する「ユーザ管理処理」のメイン処理の手順を示すフローチャートである。この「ユーザ管理処理」は、当該カラオケ装置4を介してリモコン端末5からWebサーバに対するログイン申請を行ったユーザについてログイン状態を管理するための処理である。
まず、ユーザからの要求を示す信号をリモコン端末5から受信したか否かを判定する(ステップ410。以下、ステップを記号Sで表記する。)。ユーザからの要求を示す信号をリモコン端末5から受信していないと判定した場合には(S410:無し)、ユーザからの要求を示す信号をリモコン端末5から受信したと判定するまで待機し、ユーザからの要求を示す信号をリモコン端末5から受信したと判定した場合には(S410:有り)、その信号がユーザをログインユーザリストへ追加する旨を示す信号であるか否かを判定する(S420)。その信号がユーザをログインユーザリストへ追加する旨を示す信号であると判定した場合には(S420:YES)、そのユーザをログインユーザリストに追加する処理を実行する(S430)。そして、本処理を終了する。
一方、その信号がユーザをログインユーザリストへ追加する旨を示す信号ではないと判定した場合には(S420:NO)、その信号がユーザをログインユーザリストから削除する旨を示す信号であるか否かを判定する(S440)。その信号がユーザをログインユーザリストから削除する旨を示す信号であると判定した場合には(S440:YES)、そのユーザをログインユーザリストから削除する処理を実行する(S450)。そして、本処理を終了する。
一方、その信号がユーザをログインユーザリストから削除する旨を示す信号ではないと判定した場合には(S440:NO)、そのまま本処理を終了する。
[第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、次のような効果を奏する。すなわち、例えば、ユーザがカラオケ用ホストサーバ2への接続に用いたリモコン端末5以外のリモコン端末5を用いてカラオケ用ホストサーバ2に接続するためには、上述のリモコン端末5からの接続状態を一旦解消しなくても、カラオケ装置の制御部12が、そのリモコン端末5からユーザの操作によって送信されてくる情報を、カラオケ用ホストサーバ2により認証されたユーザによる情報とみなしてカラオケ用ホストサーバ2へ転送し、カラオケ用ホストサーバ2から受信した当該ユーザの個人用情報を、その情報の送信に利用したリモコン端末5へ転送する。このことにより、上述のようにユーザがカラオケ用ホストサーバ2への接続に用いたリモコン端末5以外のリモコン端末5を用いてカラオケ用ホストサーバ2に接続するためには、上述のリモコン端末5からの接続状態を一旦解消して他のリモコン端末5を介してカラオケ用ホストサーバ2へ再び接続する必要がない。また、カラオケ用ホストサーバ2への接続に用いたリモコン端末5をユーザが持ち歩く必要もない。したがって、カラオケルームなどの設置場所に複数のリモコン端末5が用意される場合に、リモコン端末5を介してカラオケ用ホストサーバ2に対して接続する際の利用者の利便性を向上させることができる。
(2)また、第一実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、上述のユーザ切替処理において、ユーザがログインに用いたリモコン端末5以外のリモコン端末5からの各種信号を受信した場合には、カラオケ装置4が備える制御部12が、当該カラオケ装置4を介してカラオケ用ホストサーバ2へ認証を行っているユーザに関する情報(ログインユーザリスト)をそのリモコン端末5へ送信し、その送信された情報をリモコン端末5が受信する(S305)。このことにより、当該カラオケ装置4を介してカラオケ用ホストサーバ2へ認証を行っているユーザに関する情報をすべてのリモコン端末5に送信する場合に比べて、通信網を行き来するデータ量を低減させることができる。
(3)また、第一実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、上述のユーザ切替処理において、ユーザがログインに用いたリモコン端末5以外のリモコン端末5から送信されたユーザを特定するための情報が、カラオケ用ホストサーバ2によって認証されたユーザに関する情報と合致しないと3回連続して判断した場合には、カラオケ装置4が備える制御部12が、そのリモコン端末5からユーザの操作によって送信されてくる情報を、カラオケ用ホストサーバ2により認証されたユーザによる情報とみなさず、この認証の要求を受け付けない旨(異常終了)を表示させる(S345)。このことにより、例えばIDやパスワードなどのユーザを特定するための情報を第三者が推測しながら入力した場合でも、その情報を入力した第三者が、カラオケ用ホストサーバ2によって認証されたユーザではないことを高い確率で判断することができ、したがって、ユーザに関する情報を第三者に対して開示しないよう保護することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上述のユーザ切替処理において、ユーザがログインに用いたリモコン端末5以外のリモコン端末5から送信されたユーザを特定するための情報がカラオケ用ホストサーバ2によって認証されたユーザに関する情報と合致すると判断した場合には、カラオケ装置4が備える制御部12が、特定のリモコン端末からユーザの操作によって送信されてくる情報を、カラオケ用ホストサーバ2により認証されたユーザによる情報とみなしてカラオケ用ホストサーバ2へ転送するようにしてもよい。このようにすれば、ユーザがログインに用いたリモコン端末5以外のリモコン端末5から送信されたユーザを特定するための情報がカラオケ用ホストサーバ2によって認証されたユーザに関する情報と合致するか否かをカラオケ用ホストサーバ2に問い合わせることなくカラオケ装置4で判断することができ、カラオケ用ホストサーバ2の処理負担を軽減することができる。
インターネット200を利用したカラオケネットワークシステム1の概略構成を示すブロック図である。 カラオケ店等のカラオケルーム内に設置されているカラオケ装置4及びリモコン端末5のより具体的な構成を示すブロック図である。 リモコン端末5及びユーザ端末6によってユーザ登録を行う際の画面表示例を示す説明図である。 (a)は、ユーザ登録データベース2cの具体的内容を示す説明図であり、(b)は、個人用Webページデータベース2dの具体的内容を示す説明図であり、(c)は、個人用WebページのWebブラウザ上での表示例を示す説明図である。 リモコン端末5及びユーザ端末6が実行する「個人用Webページ閲覧・更新処理」のメイン処理の手順を示すフローチャートである。 「個人用Webページ閲覧・更新処理」における画面表示例を示す説明図である。 リモコン端末5及びユーザ端末6において実行される「個人用Webページ閲覧・更新処理」に対応してカラオケ用ホストサーバ2またはインターネット用ホストサーバ3内のWebサーバ2a,3aが実行する「個人用Webページ閲覧・更新サービス処理」のメイン処理の手順を示すフローチャートである。 リモコン端末5が実行する「ユーザ切替処理」のメイン処理の手順を示すフローチャートである。 カラオケ装置4が実行する「ユーザ管理処理」のメイン処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…カラオケネットワークシステム、2…カラオケ用ホストサーバ、
2a…Webサーバ、2b…データベース、3…インターネット用ホストサーバ、
3a…Webサーバ、4…カラオケ装置、5…リモコン端末、6…ユーザ端末、
6a…パーソナルコンピュータ(パソコン)、6b…携帯電話、12…制御部、
14…インタフェース部、16…ハードディスク(HDD)、18…操作部、
20…赤外線通信部、22…操作処理部、24…音声制御部、26…マイクロフォン、
28…スピーカ、30…MIDI音源、32…ビデオRAM、34…映像再生部、
36…モニタ、38…映像制御部、40…メモリ、52…制御部、54…赤外線通信部、
56…メモリ、58…表示部、60…操作部、62…操作処理部、64…ビデオRAM、
66…映像制御部、68…無線LAN通信部、100…LAN、
110…アクセスポイント、120,130…ルータ、200…インターネット

Claims (4)

  1. カラオケ演奏を行うカラオケ装置と、前記カラオケ装置を操作するためのリモコン端末であって情報表示機能を有する複数のリモコン端末と、情報表示機能を有し、ユーザが操作する情報端末とが、ネットワークを介してホストサーバと通信可能に接続されたカラオケネットワークシステムであって、
    前記ホストサーバは、
    ユーザが利用した前記カラオケ装置、またはユーザが操作する前記情報端末若しくは前記リモコン端末から送信されてくる情報に基づき、前記カラオケ装置を利用した当該ユーザのカラオケ歌唱に関する情報であるカラオケ情報および当該ユーザから提供されるユーザ提供情報を少なくとも含むユーザごとの個人用情報を記憶する記憶手段と、
    前記情報端末または前記リモコン端末を介して前記ホストサーバに接続するユーザを認証し、当該認証したユーザに対してシステムの利用開始を許可する認証手段と、
    前記記憶手段に記憶されている個人用情報を、前記認証手段により認証されたユーザが操作する前記情報端末またはリモコン端末に対して閲覧可能に配信する配信手段と、を備え、
    前記カラオケ装置は、
    前記認証手段により認証されたユーザが操作する前記リモコン端末から送信されてくる情報を前記ホストサーバへ転送するとともに、前記ホストサーバから受信した当該ユーザの個人用情報を当該ユーザが操作する前記リモコン端末に対して転送する転送手段と、
    前記リモコン端末を介して前記ホストサーバにより認証されたユーザが行ったカラオケ歌唱に関するカラオケ情報を前記ホストサーバへ送信する情報送信手段と、を備え、
    前記情報端末および前記リモコン端末は、
    前記ホストサーバとの通信に基づいて前記ホストサーバにより認証されたユーザに対して、前記ホストサーバから受信した当該ユーザまたは他のユーザの個人用情報を表示する情報表示手段と、
    前記ホストサーバとの通信に基づいて前記ホストサーバにより認証されたユーザに対応する前記個人用情報を当該ユーザからの指示に基づいて更新する情報更新手段と、をそれぞれ備え、
    さらに、前記カラオケ装置が備える転送手段は、前記ホストサーバにより認証された際に利用したリモコン端末以外の特定のリモコン端末からユーザの操作によって送信されてくる情報を、前記認証手段により認証されたユーザによる情報とみなして前記ホストサーバへ転送するとともに、前記ホストサーバから受信した当該ユーザの個人用情報を前記特定のリモコン端末へ転送すること
    を特徴とするカラオケネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記カラオケ装置が備える転送手段は、前記特定のリモコン端末からの各種信号を受信した場合には、当該カラオケ装置を介して前記ホストサーバへ認証を行っているユーザに関する情報を前記特定のリモコン端末へ送信することを特徴とするカラオケネットワークシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記カラオケ装置が備える転送手段は、前記特定のリモコン端末から送信されたユーザを特定するための情報が前記ホストサーバによって認証されたユーザに関する情報と合致すると判断した場合には、前記特定のリモコン端末からユーザの操作によって送信されてくる情報を、前記認証手段により認証されたユーザによる情報とみなして前記ホストサーバへ転送することを特徴とするカラオケネットワークシステム。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記カラオケ装置が備える転送手段は、前記特定のリモコン端末から送信されたユーザを特定するための情報が、前記ホストサーバによって認証されたユーザに関する情報と合致しないと所定回数連続して判断した場合には、前記特定のリモコン端末からユーザの操作によって送信されてくる情報を、前記認証手段により認証されたユーザによる情報とみなさないことを特徴とするカラオケネットワークシステム。
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