JP4852402B2 - 絶縁性トナーの光バイアス制御方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、電荷を有する絶縁性トナーに当接してバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加手段と、該絶縁性トナーに光を照射する光照射手段とを有し、該絶縁性トナーに、該バイアス電圧印加手段によりバイアス電圧を印加しながら該光照射手段により光照射することにより、該絶縁性トナーの帯電量が変化する光スイッチ現象を生じさせて該絶縁性トナーの電荷量を制御するトナー電荷制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
まず、本発明の特徴部である光スイッチ現象を見出した経緯について説明する。図1は、転写残トナー観察装置の概略構成図である。図1の転写残トナー観察装置を用いて転写残トナーの観測を行う手順を説明する。まず、図1の現像工程に示すように、ガラス基板41上のITO電極部42((Indium Tin Oxide、インジウムスズ酸化物)電極)に保護層43を設けた観測プレート40を潜像担持体として、キャリアと絶縁性のカラー重合トナーとから成るニ成分現像剤を担持した現像ローラ5aにより現像をおこないトナー像を得た。このときのカラー重合トナーは、正規帯電極性は負極性であるものを用いている。次に、図1の転写工程に示すように、ITO電極部42に形成されたトナー像に、トナーの帯電極性とは逆極性(正極性)の転写電界を印加して、トナー像が絶縁性のベルト転写体10表面に転写される時の様子を、ガラス基板41を通して観測した。
図1に示すように、転写残トナー観察装置では、ガラス基板41上のITO電極部42に電極保護膜43を設けた観測プレート40を潜像担持体として用いた。ここで、ITO電極42とは、(Indium Tin Oxide、インジウムスズ酸化物)電極であり、酸化インジウムに酸化スズを少量添加したものである。また、電極保護膜43は、ポリカーボネート樹脂製(PCZ)を用いた。この観測プレート40上に現像ローラ5aにてトナー像を現像する。次いで、観測プレート40上のトナー像に、トナーの正規帯電極性とは逆極性の転写電界を印加して、ITO電極部42に形成されたトナー像を絶縁性の転写ベルト10表面に転写する。このとき、トナーが転写される様子を、観測プレート40のガラス基板板41を通して、マイクロスコープ51で観測した。なお、詳細な条件は以下の通りである。
条件 ガラス基板41:厚み5[mm]
ITO電極42:厚み10[nm]
保護膜PCZの厚み:6[μm]
転写ベルト材質:ポリイミド
光源種類:ハロゲンまたはLD
光量:ハロゲン=10万[ルックス]またはLD(赤)=出力1[mW]
図1の現像工程では、ITO電極42に画像部相当電位VL=−100[V]、非画像部相当電位VD=−500[V]の電圧を印加し、線速度180[mm/秒]で観察プレート40上の潜像を現像する。現像剤としては、体積平均粒径55[μm]のキャリア粒子へ体積平均粒径5.5[μm]の絶縁性のシアン重合トナー粒子を重量比で5%混合した二成分現像剤が、現像ローラ5a表面に約50[mg/Cm2]で保持されている。観察プレート40表面と現像ローラ5aとの距離、すなわち現像ギャップは0.5[mm]である。現像ローラ5aの周速度は観察プレート40に対して2.0倍の速度比をもっている。現像バイアスVSL=−450Vで現像が行なわれ、画像部に相当する潜像領域にトナーが付着する。なお、ここで用いた絶縁性のシアン重合トナーの正規帯電極性は負極性である。
図4は、上記トナーの光導電性の有無を確認するための実験を模式的に表したものである。ITO電極42上の現像トナーは約4mm離れた位置に設けられた金属電極44との間に600Vの転写電界を印加する。ITO電極42には−100[V]が、一方の金属電極44には+500[V]が印加されている。光導電性があれば、このような実験によって現像トナーのQ/Mに変化が生じる。実験結果としては、現像直後=34.0[μC/g]→光照射後=30.2[μC/g]であり、暗所放置後=31.2[μC/g]であった。この実験結果より、用いたトナーの光導電性を示唆するようなものでは無く、放置による自然減衰を加味した測定誤差のレベルに留まっていることが判る。
図5は、光導電性の疑いがあるトナーの添加剤として、酸化チタンの影響を調べた結果である。酸化チタンに替えて添加剤をシリカとしても、その差は見られず、この酸化チタンが光照射でトナー電荷に影響を与えることは無いといえる。
次に、光バイアスによるトナー極性制御効果を確認する実験を行った。観察プレート40のITO電極42上にトナー像を形成し、転写ベルト10にトナー像を転写する。光照射をして転写工程を実施することで、残トナーが多く残るようにしてある。転写電界は、第2図の500Vの条件と同じである。次いで、転写ベルト10に付着したトナーを清掃した後、再度、転写印加電圧VT=−600VでITO電極42上の転写残トナーに始めとは逆の電界を印加する。そして電界を印加する時、光照射をした場合としない場合を比較する。
図7は、カラー重合トナーの色による光照射に伴う転写残トナーの比較例を示したグラフである。シアントナーは光照射による転写残の増加が著しいことがわかる。黒トナーとマゼンタトナーにおいても、変化量はシアントナーに比べて少ないものの光照射の影響が認められ、色に拠る制約も無いことが分かる。また、重合トナーに変えて樹脂、顔料等が同じ材料成分からからなる熱溶融・粉砕型のトナーを用いて実験をおこなったが、結果は変わらずトナーの製法に拠る制約も無いことがわかった。
本発明の画像形成装置に好適に用いられるトナーは、少なくとも、窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤、離型剤を有機溶媒中に分散させたトナー材料液を、水系溶媒中で架橋及び/又は伸長反応させて得られるトナーである。以下に、トナーの構成材料及び製造方法について説明する。
ポリエステルは、多価アルコール化合物と多価カルボン酸化合物との重縮合反応によって得られる。
多価アルコール化合物(PO)としては、2価アルコール(DIO)および3価以上の多価アルコール(TO)が挙げられ、(DIO)単独、または(DIO)と少量の(TO)との混合物が好ましい。2価アルコール(DIO)としては、アルキレングリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールなど);アルキレンエーテルグリコール(ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコールなど);脂環式ジオール(1,4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノールAなど);ビスフェノール類(ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールSなど);上記脂環式ジオールのアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなど)付加物;上記ビスフェノール類のアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなど)付加物などが挙げられる。これらのうち好ましいものは、炭素数2〜12のアルキレングリコールおよびビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物であり、特に好ましいものはビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物、およびこれと炭素数2〜12のアルキレングリコールとの併用である。3価以上の多価アルコール(TO)としては、3〜8価またはそれ以上の多価脂肪族アルコール(グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトールなど);3価以上のフェノール類(トリスフェノールPA、フェノールノボラック、クレゾールノボラックなど);上記3価以上のポリフェノール類のアルキレンオキサイド付加物などが挙げられる。
多価アルコール(PO)と多価カルボン酸(PC)の重縮合反応は、テトラブトキシチタネート、ジブチルチンオキサイドなど公知のエステル化触媒の存在下、150〜280℃に加熱し、必要により減圧としながら生成する水を留去して、水酸基を有するポリエステルを得る。ポリエステルの水酸基価は5以上であることが好ましく、ポリエステルの酸価は通常1〜30、好ましくは5〜20である。酸価を持たせることで負帯電性となりやすく、さらには記録紙への定着時、記録紙とトナーの親和性がよく低温定着性が向上する。しかし、酸価が30を超えると帯電の安定性、特に環境変動に対し悪化傾向がある。
また、重量平均分子量1万〜40万、好ましくは2万〜20万である。重量平均分子量が1万未満では、耐オフセット性が悪化するため好ましくない。また、40万を超えると低温定着性が悪化するため好ましくない。
多価イソシアネート化合物(PIC)の比率は、イソシアネート基[NCO]と、水酸基を有するポリエステルの水酸基[OH]の当量比[NCO]/[OH]として、通常5/1〜1/1、好ましくは4/1〜1.2/1、さらに好ましくは2.5/1〜1.5/1である。[NCO]/[OH]が5を超えると低温定着性が悪化する。[NCO]のモル比が1未満では、ウレア変性ポリエステルを用いる場合、そのエステル中のウレア含量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化する。
イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)中の多価イソシアネート化合物(PIC)構成成分の含有量は、通常0.5〜40wt%、好ましくは1〜30wt%、さらに好ましくは2〜20wt%である。0.5wt%未満では、耐ホットオフセット性が悪化するとともに、耐熱保存性と低温定着性の両立の面で不利になる。また、40wt%を超えると低温定着性が悪化する。
イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)中の1分子当たりに含有されるイソシアネート基は、通常1個以上、好ましくは、平均1.5〜3個、さらに好ましくは、平均1.8〜2.5個である。1分子当たり1個未満では、ウレア変性ポリエステルの分子量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化する。
2価アミン化合物(B1)としては、芳香族ジアミン(フェニレンジアミン、ジエチルトルエンジアミン、4,4'−ジアミノジフェニルメタンなど);脂環式ジアミン(4,4'−ジアミノ−3,3'−ジメチルジシクロヘキシルメタン、ジアミンシクロヘキサン、イソホロンジアミンなど);および脂肪族ジアミン(エチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンなど)などが挙げられる。3価以上の多価アミン化合物(B2)としては、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンなどが挙げられる。アミノアルコール(B3)としては、エタノールアミン、ヒドロキシエチルアニリンなどが挙げられる。アミノメルカプタン(B4)としては、アミノエチルメルカプタン、アミノプロピルメルカプタンなどが挙げられる。アミノ酸(B5)としては、アミノプロピオン酸、アミノカプロン酸などが挙げられる。B1〜B5のアミノ基をブロックしたもの(B6)としては、前記B1〜B5のアミン類とケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど)から得られるケチミン化合物、オキサゾリジン化合物などが挙げられる。これらアミン類(B)のうち好ましいものは、B1およびB1と少量のB2の混合物である。
また、ウレア変性ポリエステル中には、ウレア結合と共にウレタン結合を含有していてもよい。ウレア結合含有量とウレタン結合含有量のモル比は、通常100/0〜10/90であり、好ましくは80/20〜20/80、さらに好ましくは、60/40〜30/70である。ウレア結合のモル比が10%未満では、耐ホットオフセット性が悪化する。
また、ポリエステルプレポリマー(A)とアミン類(B)との架橋及び/又は伸長反応には、必要により反応停止剤を用い、得られるウレア変性ポリエステルの分子量を調整することができる。反応停止剤としては、モノアミン(ジエチルアミン、ジブチルアミン、ブチルアミン、ラウリルアミンなど)、およびそれらをブロックしたもの(ケチミン化合物)などが挙げられる。
ウレア変性ポリエステルの重量平均分子量は、通常1万以上、好ましくは2万〜1000万、さらに好ましくは3万〜100万である。1万未満では耐ホットオフセット性が悪化する。ウレア変性ポリエステル等の数平均分子量は、先の未変性ポリエステルを用いる場合は特に限定されるものではなく、前記重量平均分子量とするのに得やすい数平均分子量でよい。ウレア変性ポリエステルを単独で使用する場合は、その数平均分子量は、通常2000〜15000、好ましくは2000〜10000、さらに好ましくは2000〜8000である。20000を超えると低温定着性およびフルカラー装置に用いた場合の光沢性が悪化する。
未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとは、少なくとも一部が相溶していることが低温定着性、耐ホットオフセット性の面で好ましい。従って、未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとは類似の組成であることが好ましい。
また、未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとの重量比は、通常20/80〜95/5、好ましくは70/30〜95/5、さらに好ましくは75/25〜95/5、特に好ましくは80/20〜93/7である。ウレア変性ポリエステルの重量比が5%未満では、耐ホットオフセット性が悪化するとともに、耐熱保存性と低温定着性の両立の面で不利になる。
また、ウレア変性ポリエステルは、得られるトナー母体粒子の表面に存在しやすいため、公知のポリエステル系トナーと比較して、ガラス転移点が低くても耐熱保存性が良好な傾向を示す。
着色剤としては、公知の染料及び顔料が全て使用でき、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレットVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ピグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン及びそれらの混合物が使用できる。着色剤の含有量はトナーに対して通常1〜15重量%、好ましくは3〜10重量%である。
荷電制御剤としては公知のものが使用でき、例えばニグロシン系染料、トリフェニルメタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン酸キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体または化合物、タングステンの単体または化合物、フッ素系活性剤、サリチル酸金属塩及び、サリチル酸誘導体の金属塩等である。具体的にはニグロシン系染料のボントロン03、4級アンモニウム塩のボントロンP−51、含金属アゾ染料のボントロンS−34、オキシナフトエ酸系金属錯体のE−82、サリチル酸系金属錯体のE−84、フェノール系縮合物のE−89(以上、オリエント化学工業社製)、4級アンモニウム塩モリブデン錯体のTP−302、TP−415(以上、保土谷化学工業社製)、4級アンモニウム塩のコピーチャージPSY VP2038、トリフェニルメタン誘導体のコピーブルーPR、4級アンモニウム塩のコピーチャージ NEG VP2036、コピーチャージ NX VP434(以上、ヘキスト社製)、LRA−901、ホウ素錯体であるLR−147(日本カーリット社製)、銅フタロシアニン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、その他スルホン酸基、カルボキシル基、4級アンモニウム塩等の官能基を有する高分子系の化合物が挙げられる。このうち、特にトナーを負極性に制御する物質が好ましく使用される。荷電制御剤の使用量は、バインダー樹脂の種類、必要に応じて使用される添加剤の有無、分散方法を含めたトナー製造方法によって決定されるもので、一義的に限定されるものではないが、好ましくはバインダー樹脂100重量部に対して、0.1〜10重量部の範囲で用いられる。好ましくは、0.2〜5重量部の範囲がよい。10重量部を超える場合にはトナーの帯電性が大きすぎ、荷電制御剤の効果を減退させ、現像ローラとの静電的吸引力が増大し、現像剤の流動性低下や、画像濃度の低下を招く。
離型剤としては、融点が50〜120℃の低融点のワックスが、バインダー樹脂との分散の中でより離型剤として効果的に定着ローラとトナー界面との間で働き、これにより定着ローラにオイルの如き離型剤を塗布することなく高温オフセットに対し効果を示す。このようなワックス成分としては、以下のものが挙げられる。ロウ類及びワックス類としては、カルナバワックス、綿ロウ、木ロウ、ライスワックス等の植物系ワックス、ミツロウ、ラノリン等の動物系ワックス、オゾケライト、セルシン等の鉱物系ワックス、及びおよびパラフィン、マイクロクリスタリン、ペトロラタム等の石油ワックス等が挙げられる。また、これら天然ワックスの外に、フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエチレンワックス等の合成炭化水素ワックス、エステル、ケトン、エーテル等の合成ワックス等が挙げられる。さらに、12−ヒドロキシステアリン酸アミド、ステアリン酸アミド、無水フタル酸イミド、塩素化炭化水素等の脂肪酸アミド及び、低分子量の結晶性高分子樹脂である、ポリ−n−ステアリルメタクリレート、ポリ−n−ラウリルメタクリレート等のポリアクリレートのホモ重合体あるいは共重合体(例えば、n−ステアリルアクリレート−エチルメタクリレートの共重合体等)等、側鎖に長いアルキル基を有する結晶性高分子等も用いることができる。
荷電制御剤、離型剤はマスターバッチ、バインダー樹脂とともに溶融混練することもできるし、もちろん有機溶剤に溶解、分散する際に加えても良い。
トナーの流動性や現像性、帯電性を補助するための外添剤として、無機微粒子が好ましく用いられる。この無機微粒子の一次粒子径は、5×10−3〜2[μm]であることが好ましく、特に5×10−3〜0.5[μm]であることが好ましい。また、BET法による比表面積は、20〜500[m2/g]であることが好ましい。この無機微粒子の使用割合は、トナーの0.01〜5[wt%]であることが好ましく、特に0.01〜2.0[wt%]であることが好ましい。
無機微粒子の具体例としては、例えばシリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウム、ベンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素などを挙げることができる。中でも、流動性付与剤としては、疎水性シリカ微粒子と疎水性酸化チタン微粒子を併用するのが好ましい。特に両微粒子の平均粒径が5×10−2[μm]以下のものを使用して攪拌混合を行った場合、トナーとの静電力、ファンデルワールス力は格段に向上することより、所望の帯電レベルを得るために行われる現像装置内部の攪拌混合によっても、トナーから流動性付与剤が脱離することなく、ホタルなどが発生しない良好な画像品質が得られて、さらに転写残トナーの低減が図られる。
酸化チタン微粒子は、環境安定性、画像濃度安定性に優れている反面、帯電立ち上がり特性の悪化傾向にあることより、酸化チタン微粒子添加量がシリカ微粒子添加量よりも多くなると、この副作用の影響が大きくなることが考えられる。しかし、疎水性シリカ微粒子及び疎水性酸化チタン微粒子の添加量が0.3〜1.5[wt%]の範囲では、帯電立ち上がり特性が大きく損なわれず、所望の帯電立ち上がり特性が得られ、すなわち、コピーの繰り返しを行っても、安定した画像品質が得られる。
(トナーの製造方法)
1)着色剤、未変性ポリエステル、イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー、離型剤を有機溶媒中に分散させトナー材料液を作る。
有機溶媒は、沸点が100℃未満の揮発性であることが、トナー母体粒子形成後の除去が容易である点から好ましい。具体的には、トルエン、キシレン、ベンゼン、四塩化炭素、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、トリクロロエチレン、クロロホルム、モノクロロベンゼン、ジクロロエチリデン、酢酸メチル、酢酸エチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどを単独あるいは2種以上組合せて用いることができる。特に、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒および塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素が好ましい。有機溶媒の使用量は、ポリエステルプレポリマー100重量部に対し、通常0〜300重量部、好ましくは0〜100重量部、さらに好ましくは25〜70重量部である。
水系媒体は、水単独でも良いし、アルコール(メタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコールなど)、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、セルソルブ類(メチルセルソルブなど)、低級ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンなど)などの有機溶媒を含むものであってもよい。
トナー材料液100重量部に対する水系媒体の使用量は、通常50〜2000重量部、好ましくは100〜1000重量部である。50重量部未満ではトナー材料液の分散状態が悪く、所定の粒径のトナー粒子が得られない。20000重量部を超えると経済的でない。
界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、リン酸エステルなどのアニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩、アミノアルコール脂肪酸誘導体、ポリアミン脂肪酸誘導体、イミダゾリンなどのアミン塩型や、アルキルトリメチルアンモニム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ピリジニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、塩化ベンゼトニウムなどの4級アンモニウム塩型のカチオン性界面活性剤、脂肪酸アミド誘導体、多価アルコール誘導体などの非イオン界面活性剤、例えばアラニン、ドデシルジ(アミノエチル)グリシン、ジ(オクチルアミノエチル)グリシンやN−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウムべタインなどの両性界面活性剤が挙げられる。
商品名としては、サーフロンS−111、S−112、S−113(旭硝子社製)、フロラードFC−93、FC−95、FC−98、FC−129(住友3M社製)、ユニダインDS−101、DS−102(ダイキン工業社製)、メガファックF−110、F−120、F−113、F−191、F−812、F−833(大日本インキ社製)、エクトップEF−102、103、104、105、112、123A、123B、306A、501、201、204、(トーケムプロダクツ社製)、フタージェントF−100、F150(ネオス社製)などが挙げられる。
この反応は、分子鎖の架橋及び/又は伸長を伴う。反応時間は、ポリエステルプレポリマー(A)の有するイソシアネート基構造とアミン類(B)との反応性により選択されるが、通常10分〜40時間、好ましくは2〜24時間である。反応温度は、通常、0〜150℃、好ましくは40〜98℃である。また、必要に応じて公知の触媒を使用することができる。具体的にはジブチルチンラウレート、ジオクチルチンラウレートなどが挙げられる。
有機溶媒を除去するためには、系全体を徐々に層流の攪拌状態で昇温し、一定の温度域で強い攪拌を与えた後、脱溶媒を行うことで紡錘形のトナー母体粒子が作製できる。また、分散安定剤としてリン酸カルシウム塩などの酸、アルカリに溶解可能な物を用いた場合は、塩酸等の酸により、リン酸カルシウム塩を溶解した後、水洗するなどの方法によって、トナー母体粒子からリン酸カルシウム塩を除去する。その他酵素による分解などの操作によっても除去できる。
荷電制御剤の打ち込み、及び無機微粒子の外添は、ミキサー等を用いた公知の方法によって行われる。
これにより、小粒径であって、粒径分布のシャープなトナーを容易に得ることができる。さらに、有機溶媒を除去する工程で強い攪拌を与えることで、真球状からラクビーボール状の間の形状を制御することができ、さらに、表面のモフォロジーも滑らかなものから梅干形状の間で制御することができる。
図8は、画像形成装置の全体概略構成図である。図8の画像形成装置は、タンデム型のカラー画像形成装置である。画像形成装置の中央部には、矢印方向に無端移動する中間転写体としての転写ベルト10を備えた中間転写ユニット14が配備されている。転写ベルト10の下部張架面には、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色トナー像を形成する4個の画像形成ユニット2Y、C、M、Kが配備されている。これら画像形成ユニットの番号に沿えたY、C、M、Kは、トナーの色と対応させているもので、Yはイエロー、Cはシアン、Mはマゼンタ、Kはブラックを意味している。タンデム画像形成装置においては、個々の画像形成ユニット2Y、C、M、Kは、潜像担持体としての感光体1Y,C,M,Kを備えている。そして、感光体1Y,C,M,Kのまわりには、それぞれ後述する帯電装置、現像装置等を備えている。また、画像形成ユニット2Y、C、M、Kの下方には、感光体1Y,C,M,Kに光照射し静電潜像を形成する露光装置9が設けられている。
本実施形態では、画像形成装置の構成から転写ベルト10に担持させた画像を用紙に転写する場合は、記録するべきデータが複数の頁になるケースでも、排紙スタック部上で頁が揃うように画像が用紙の下面に形成される。画像形成装置を稼動させると、画像形成ユニット2Y、C、M、Kにおける感光体1Y、C、M、Kが回動し、画像形成ユニットに2Y、C、M、Kよる画像形成から開始される。レーザーとポリゴンミラー駆動の露光装置9の作動により、イエロー用の画像データ対応の光が、帯電ローラ3により一様帯電された感光体1Yの表面に照射されて静電潜像が形成される。静電潜像は現像ローラ5aによりイエロートナーで現像され、可視像となり、1次転写ローラ4Yの転写作用により感光体1Yと同期して移動する転写ベルト10上に静電的に1次転写される。このような潜像形成、現像、1次転写動作が感光体1C,1M,1K側でもタイミングをとって順次同様に行われる。この結果、転写ベルト10上には、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各色トナー画像が、順次重なり合ったフルカラートナー画像として担持され、転写ベルト10とともに矢印の方向に移動される。
1次転写ローラ4により転写ベルト10へ転写されなかった転写残トナーが、感光体1の回転に伴い回収ブラシ8との対向部へ送られてくる。回収ブラシ8よりも上流部には、透明電極7とその透明電極7を透過してトナーを照射するための光源6が配置されている。透明電極8は、バネ等の力または自身の弾性力で感光体1に接触している。感光体1上の転写残トナーは、透明電極7と感光体1の間に印加された電界と、光源6から照射され透明電極7を透過した光とを同時に受けることになる。しかも、透明電極7は感光体1に接触面が圧接しているので、転写残トナーは透明電極7と感光体1の間に形成された楔形部を通過する時に弾性力で薄層化されると同時に均一に馴らされることになる。この時、透明電極7が感光体1のドラム軸方向に揺動していると、さらに効果的に均一に馴らされることになる。これにより、感光体1上の全ての転写残トナーが、印加された電界と光とを均一に受けることが可能となり、全ての転写残トナーへ電荷注入は安定して確実におこなわれる。さらに、印加される電界及び光量は図示されていないコントローラにて制御され、環境条件・転写残トナー量等に応じてその強度は制御される。なお、光バイアス制御では、電圧印加のみではなく、光照射により荷電制御を行うので、比較的低い電圧印加でトナーの荷電制御を達成できる可能性がある。
2Y、C、M、K 画像形成ユニット
3 帯電ローラ
4Y、C、M、K 1次転写ローラ
5 現像装置
5a 現像ローラ
5b 攪拌搬送スクリュ
6 光源
7 透明電極
8 回収ブラシ
9 露光装置
10 転写ベルト
10a SUS基板
11,12,13 ローラ
14 中間転写ユニット
15 ベルトクリーニング装置
16 2次転写ローラ
20 給紙装置
21 搬送ローラ
22 レジストローラ
23 定着装置
24 排紙ローラ
31Y、C、M、K トナーボトル
40 観察プレート(潜像担持体)
41 ガラス基板
42 ITO電極
43 電極保護膜
44 金属電極
50 レンズ
51 マイクロスコープ
52 ビデオ
Claims (2)
- 電荷を有する絶縁性トナーに、バイアス電圧の印加された導電性部材を当接させながら光照射することにより、該絶縁性トナーの帯電量が変化する光スイッチ現象を生じさせて該絶縁性トナーの電荷量を制御することを特徴とする絶縁性トナーの光バイアス制御方法。
- 電荷を有する絶縁性トナーに当接してバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加手段と、該絶縁性トナーに光を照射する光照射手段とを有し、該絶縁性トナーに、該バイアス電圧印加手段によりバイアス電圧を印加しながら該光照射手段により光照射することにより、該絶縁性トナーの帯電量が変化する光スイッチ現象を生じさせて該絶縁性トナーの電荷量を制御するトナー電荷制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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