JP4849626B2 - パーティクルモニタシステム及び基板処理装置 - Google Patents

パーティクルモニタシステム及び基板処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、パーティクルモニタシステム及び基板処理装置に関し、特に、基板処理装置の排気管内を流れるパーティクルの数を検出するパーティクルモニタシステムに関する。
基板としてのウエハを収容するチャンバと、該チャンバ内のパーティクルやガスを排出する排気管とを有する基板処理装置が知られている。この基板処理装置では、チャンバ内にプラズマを発生させて、該プラズマによってウエハに所望のプラズマ処理を施すが、プラズマ処理を繰り返すうちに、チャンバ内には反応生成物やデポジットを起源とするパーティクルが発生する。チャンバ内のパーティクル数が増加するとウエハに付着するパーティクルが増加してウエハから製造される半導体デバイスの歩留まりが低下する。したがって、チャンバ内のパーティクル数を定期的に検出し、パーティクル数が所定の閾値を超えたときにチャンバ内をクリーニングする必要がある。
チャンバ内のパーティクル数の検出方法として、チャンバの横にサブチャンバを設け、該サブチャンバ内のパーティクル数を検出し(例えば、特許文献1参照。)、若しくは排気管内を流れるパーティクルの数を検出し、検出結果からチャンバ内のパーティクル数を推定する方法が知られている。
サブチャンバ内や排気管内のパーティクル数の検出には、通常、ISPM(In Situ Particle Monitor)が用いられる。ISPMは、排気管内に向けてレーザ光を照射するレーザ発振器と、パーティクルがレーザ光を通過する際に発生する散乱光を観測する光電子倍増管(PMT)と、観測された散乱光の強度等からパーティクル数を検出するPCとを有する。
ISPMでは、排気管内に向けて照射されるレーザ光は細いため、排気管内を流れるパーティクルの一部しかレーザ光を通過しない。その結果、パーティクル数を正確に検出できない。そこで、排気管内を流れるパーティクルの大部分がレーザ光を通過するように、レーザ光を帯状に広げて排気管の断面全域を照射する方法や、排気管内をレーザ光でスキャンする方法が開発されている。
特開平9−203704号公報
しかしながら、レーザ光を帯状に広げる方法では、散乱光の強度が低下するため、微少なパーティクルを検出できない。また、排気管内をレーザ光でスキャンする方法では、高速で流れるパーティクルがレーザ光と交差すること無くスキャンされる領域を通過するため、高速で流れるパーティクルを検出できず、さらに、スキャンの際に迷光やノイズが発生するため、パーティクルがレーザ光を通過していないのに、恰もパーティクルがレーザ光を通過したと判定することがある。すなわち、依然として排気管内を流れるパーティクルの数や大きさを正確に検出することは困難である。
本発明の目的は、排気管内を流れるパーティクルの数や大きさを正確に検出することができるパーティクルモニタシステム及び基板処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のパーティクルモニタシステムは、基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出して減圧する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管とを有する基板処理装置におけるパーティクルを検出するパーティクルモニタシステムであって、前記排気管内に向けて前記排気管の径方向にレーザ光を照射するレーザ光発振装置と、前記レーザ光発振装置から出力されるレーザ光の光路上に焦点を有し且つ前記排気管内を流れる前記パーティクルによる前記レーザ光の散乱光又は減衰光を受光することで、前記パーティクルを検出する受光装置と、前記焦点に向けて前記パーティクルを収束させるパーティクル収束装置とを備え、前記パーティクル収束装置は、前記排気管を閉塞するように前記排気管の長さ方向に所定の間隔で略平行に配置され、前記焦点に向けて流れるガス流が生じるように前記焦点に対向するように形成された穴と、前記焦点以外に向けて前記排気管上流から下流へ流れるガス流が生じるように前記穴が形成された場所以外の場所に形成されたガス通過部とを有する複数の板状部材を有し、前記焦点に近い前記板状部材ほど前記穴の径は小さくなっており、前記排気管を上流から下流へ前記焦点に向けて流れるガス流を生じさせることにより前記焦点に向けて前記パーティクルを収束させることを特徴とする。
請求項2記載のパーティクルモニタシステムは、基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出して減圧する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管とを有する基板処理装置におけるパーティクルを検出するパーティクルモニタシステムであって、前記排気管内に向けて前記排気管の径方向にレーザ光を照射するレーザ光発振装置と、前記レーザ光発振装置から出力されるレーザ光の光路上に焦点を有し、且つ、前記排気管内を流れる前記パーティクルによる前記レーザ光の散乱光又は減衰光を受光することで、前記パーティクルを検出する受光装置と、前記焦点に向けて前記パーティクルを収束させるパーティクル収束装置とを備え、前記パーティクル収束装置は、前記排気管の長さ方向に所定の間隔で略平行に配置され、底部に前記焦点に対向するように形成された開口部と、前記焦点以外に向けて前記排気管を上流から下流へ流れるガス流が生じるように前記開口部が形成された場所以外の場所に形成されたガス通過部とを有する複数の漏斗状部材を備え、前記焦点に近い前記漏斗状部材ほど前記開口部の大きさが小さくなっており、前記排気管を上流から下流へ前記焦点に向けて流れるガス流を生じさせることにより前記焦点に向けて前記パーティクルを収束させることを特徴とする。
請求項3記載のパーティクルモニタシステムは、請求項1又は2記載のパーティクルモニタシステムにおいて、前記パーティクルの検出時、前記排気管内の圧力は、100Pa〜10kPaに設定されることを特徴とする。
請求項1記載のパーティクルモニタシステムによれば、排気管内において、レーザ光上の焦点に向けてパーティクルが収束されると共に、ガスはパーティクル収束装置のガス通過部を通過する。したがって、レーザ光を帯状に広げることなく且つ排気管内をレーザ光でスキャンすることなく、排気管内を流れるパーティクルの大部分にレーザ光を通過させることができ、排気管内を流れるパーティクルの数や大きさを正確に検出することができると共に、ガス流れのコンダクタンス低下を防止して収容室内からのガスの排出効率の低下を防止することができる。このとき、ガスが受光装置の焦点以外に向けて導流されるので、焦点においてガスの流れがパーティクルの流れを乱すことがなく、排気管内を流れるパーティクルの数や大きさをより正確に検出することができる。また、パーティクルに穴を通過させることにより、パーティクルの流れを焦点に向けて整えることができる。これにより、パーティクルをレーザ光上の焦点に向けて確実に収束させることができる。
請求項2記載のパーティクルモニタシステムによれば、排気管内において、レーザ光上の焦点に向けてパーティクルが収束されると共に、ガスはパーティクル収束装置のガス通過部を通過する。したがって、レーザ光を帯状に広げることなく且つ排気管内をレーザ光でスキャンすることなく、排気管内を流れるパーティクルの大部分にレーザ光を通過させることができ、排気管内を流れるパーティクルの数や大きさを正確に検出することができると共に、ガス流れのコンダクタンス低下を防止して収容室内からのガスの排出効率の低下を防止することができる。このとき、ガスが受光装置の焦点以外に向けて導流されるので、焦点においてガスの流れがパーティクルの流れを乱すことがなく、もって、排気管内を流れるパーティクルの数や大きさをより正確に検出することができる。また、パーティクルに開口部を通過させることにより、パーティクルをレーザ光上の焦点に向けて効率良く収束させることができると共に、焦点においてパーティクルの流れを乱すガスの流れの発生を確実に防止することができる。
請求項3記載のパーティクルモニタシステムによれば、パーティクルの検出時、排気管内の圧力は、100Pa〜10kPaに設定される。圧力が100Pa〜10kPaの場合、パーティクルに作用する慣性力は比較的大きいので、パーティクルの流れがガスの流れによって乱されることがない。したがって、レーザ光上の焦点に向けて効率良くパーティクルを収束することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
図1は、本実施の形態に係る基板処理装置の構成を概略的に示す断面図である。
図1において、基板処理装置10は、例えば、直径が300mmの半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wを収容するチャンバ11(収容室)を有し、該チャンバ11内の下方には円柱状のサセプタ12が配置され、チャンバ11内の上方には、サセプタ12と対向するように、シャワーヘッド13が配置される。
サセプタ12はチャンバ11内に収容されたウエハWを載置し、シャワーヘッド13はチャンバ11内に処理ガス等を供給する。チャンバ11内では供給された処理ガスからプラズマが発生し、該プラズマによってウエハWにプラズマ処理、例えば、エッチング処理が施される。この基板処理装置10では、プラズマ処理を繰り返すうちに、チャンバ11内に反応生成物やデポジットを起源とするパーティクルが発生する。
チャンバ11は、APC(Adaptive Pressure Control)バルブ14を介してTMP(Turbo Molecular Pump)15と連通すると共に、円筒状のバイパスライン16(排気管)を介してDP(Dry Pump)17(排気装置)と連通する。また、TMP15はメインライン18を介してバイパスライン16と連通する。バイパスライン16の途中にはバルブ19が配される。APC14はチャンバ11内の圧力を制御し、バルブ19はバイパスライン16の開閉を行う。
DP17は、バイパスライン16を介してチャンバ11内のガスやパーティクルを排出する。また、DP17はチャンバ11内を大気圧から低真空状態まで減圧し、TMP15はDP17と協働してチャンバ11内を低真空状態より低い圧力である高真空状態(例えば、133Pa(1Torr)以下)まで減圧する。
バイパスライン16において、バルブ19及びDP17の間に、ISPM20が配される。ISPM20は、バイパスライン16の中心軸に向けてレーザ光を照射するレーザ光発振装置21と、バイパスライン16の中心軸及びレーザ光の交差部に焦点FPを有する光電子倍増管(Photo Multiplier Tube)22(受光装置)とを有する。光電子倍増管22は、バイパスライン16内において、照射されたレーザ光をパーティクルが通過する際に発生する散乱光や、パーティクルによって減衰されたレーザ光(減衰光)を受光する。受光された散乱光や減衰光は電気信号に変換されてPC(図示しない)に送信される。該PCは送信された電気信号に基づいてバイパスライン16内を流れるパーティクルの数や大きさを検出する。
基板処理装置10では、ISPM20を用いてチャンバ11内のパーティクルの数や大きさを推定する際に、APC14を閉鎖すると共にバルブ19を開弁し、まず、DP17によってチャンバ11内を減圧する一方、シャワーヘッド13からNガスやドライエアを大量にチャンバ11内へ導入してチャンバ11内の圧力を133Pa(1Torr)に維持する。圧力が133Pa以上であると、Nガス等の粘性力がチャンバ11内のパーティクルに作用し、Nガス等は、パーティクルを巻き込んだままバイパスライン16へ吸引されるため、結果としてチャンバ11内のパーティクルはバイパスライン16内を流れる。このとき、バイパスライン16内において、パーティクルはバイパスライン16の内壁との衝突・反射を繰り返しながら流れる。ISPM20はバイパスライン16内を流れるパーティクルの数や大きさを検出する。
本実施の形態では、バイパスライン16内を流れるパーティクルを収束するために、バイパスライン16内における光電子倍増管22の焦点FPの上流に下記パーティクル収束部材23(パーティクル収束装置)が配される。
図2は、本実施の形態におけるパーティクル収束部材を示す図であり、図2(A)は、パーティクル収束部材の構成を概略的に示す斜視図であり、図2(B)は、バイパスライン内におけるパーティクル収束部材の配置状況を示す断面図である。なお、図2(B)において、レーザ光は白抜きの矢印で表される。
図2(A)において、パーティクル収束部材23は円板状部材からなり、中心部に貫通穴24を有する。パーティクル収束部材23の外径はバイパスライン16の内径よりも所定値、例えば、5mmだけ小さい。
パーティクル収束部材23は、バイパスライン16内において、その中心がバイパスライン16の中心軸に一致し、且つ光電子倍増管22の焦点FPより所定値、例えば、10mmだけ上流に配される。すなわち、パーティクル収束部材23はバイパスライン16を閉塞するように配されるが、貫通穴24は焦点FPに対向し、バイパスライン16とパーティクル収束部材23の周縁部との間には間隙25(ガス通過部)が発生する。
ここで、パーティクル収束部材23はバイパスライン16を閉塞するように配されるので、バイパスライン16内を流れるパーティクルPの大部分はパーティクル収束部材23の貫通穴24を通過する。パーティクル収束部材23の貫通穴24は焦点FPと対向するので、貫通穴24を通過したパーティクルPは必然的に焦点FPの近傍を通過する。すなわち、パーティクル収束部材23は焦点FPに向けてパーティクルPの大部分を収束する。
間隙25は、図中の破線で示すように、バイパスライン16内を流れるNガス等を上流から下流に向けて通過させる。また、間隙25はパーティクル収束部材23の周縁に形成されるので、Nガス等を焦点FP以外に向けて導流する。
基板処理装置10では、バイパスライン16はチャンバ11よりもDP17に近いため、バイパスライン16内の圧力はチャンバ11内の圧力よりも低い。具体的には、ISPM20近傍におけるバイパスライン16内の圧力は100Pa(750mTorr)〜10kPa(75Torr)に設定される。圧力が低ければ、Nガス等の粘性力は小さくなるために相対的にパーティクルPに作用する慣性力が大きくなり、100Paであれば、Nガス等の粘性力よりもパーティクルPに作用する慣性力の方が大きくなる。したがって、バイパスライン16内のISPM20近傍において、パーティクルPはNガス等の流れに巻き込まれることがない。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振装置21、光電子倍増管22及びパーティクル収束部材23がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、バイパスライン16内において、バイパスライン16の中心軸及びレーザ光の交差部の焦点FPに向けてパーティクルPの大部分が収束されるので、レーザ光を帯状に広げることなく且つバイパスライン16内をレーザ光でスキャンすることなく、バイパスライン16内を流れるパーティクルPの大部分にレーザ光を通過させることができ、バイパスライン16内を流れるパーティクルPの数や大きさを正確に検出することができる。また、Nガス等はパーティクル収束部材23の周縁に形成される間隙25を通過するので、ガス流れのコンダクタンス低下を防止してチャンバ11内からのNガス等の排出効率の低下を防止することができる。
上述した基板処理装置10では、Nガス等が焦点FP以外に向けて導流されるので、焦点FPにおいてNガス等の流れがパーティクルPの流れを乱すことがなく、もって、バイパスライン16内を流れるパーティクルPの数や大きさをより正確に検出することができる。
また、上述した基板処理装置10では、パーティクルPの数や大きさの検出時、ISPM20近傍におけるバイパスライン16内の圧力は、100Pa〜10kPaに設定される。圧力が100Pa〜10kPaの場合、パーティクルPに作用する慣性力は比較的大きいので、パーティクルPの流れがNガス等の流れによって乱されることがない。したがって、焦点FPに向けて効率良くパーティクルPを収束することができる。
さらに、上述した基板処理装置10では、パーティクル収束部材23は焦点FPに対向する貫通穴24を有し、間隙25はパーティクル収束部材23の周縁に形成されるので、パーティクルPに貫通穴24を通過させることにより、パーティクルPを焦点FPに向けて効率良く収束することができると共に、焦点FPにおいてパーティクルPの流れを乱すNガス等の流れの発生を確実に防止することができる。
なお、上述した基板処理装置10では、パーティクル収束部材23に衝突したパーティクルPがパーティクル収束部材23に捕捉されないように、パーティクル収束部材23の表面を円滑な状態に設定するのが好ましい。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクル収束装置の構成が異なるのみであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
本実施の形態では、バイパスライン16内を流れるパーティクルを収束するために下記パーティクル収束装置26が配される。
図3は、本実施の形態におけるバイパスライン内に配されたパーティクル収束装置の配置状況を示す断面図である。なお、図3において、レーザ光は白抜きの矢印で表される。
図3において、パーティクル収束装置26は、バイパスライン16内において縦列に配された2つの円板状部材26a,26bからなる。円板状部材26a,26bはそれぞれ中心部に貫通穴27a,27bを有する。円板状部材26a,26bの外径はバイパスライン16の内径よりも所定値、例えば、5mmだけ小さい。
バイパスライン16内において、円板状部材26aは下流側に配され、円板状部材26bは上流側に配される。特に、円板状部材26aは光電子倍増管22の焦点FPより所定値、例えば、10mmだけ上流に配される。また、円板状部材26a,26bは、それぞれの中心がバイパスライン16の中心軸に一致するように配されるので、貫通穴27a,27bは焦点FPに対向し、バイパスライン16と円板状部材26a,26bの周縁部との間には間隙28a,28b(ガス通過部)が発生する。
ここで、円板状部材26a,26bはバイパスライン16を閉塞するように配されるので、バイパスライン16内を流れるパーティクルPは、まず、円板状部材26bの貫通穴27bを通過した後に円板状部材26aの貫通穴27aを通過する。2つの貫通穴27a,27bはバイパスライン16の中心軸上に存在するので、該中心軸の近傍において該中心軸に略平行に移動するパーティクルPが主として2つの貫通穴27a,27bを通過する。したがって、パーティクル収束装置26は、バイパスライン16の中心軸の近傍において該中心軸に略平行に移動するパーティクルPを主として通過させ、これにより、焦点FPに向けてパーティクルPを確実に収束する。
間隙28a,28bは、図中の破線で示すように、バイパスライン16内を流れるNガス等を上流から下流に向けて通過させる。また、間隙28a,28bはパーティクル収束部材23の周縁に形成されるので、Nガス等を焦点FP以外に向けて導流する。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振装置21、光電子倍増管22及びパーティクル収束装置26がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、パーティクル収束装置26は、縦列に配された2つの円板状部材26a,26bからなり、2つの円板状部材26a,26bにおける貫通穴27a,27bは焦点FPに対向するので、パーティクルPに貫通穴27a,27bを通過させることにより、バイパスライン16の中心軸及びレーザ光の交差部の焦点FPに向けてパーティクルPを確実に収束することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクル収束装置の構成が異なるのみであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
本実施の形態では、バイパスライン16内を流れるパーティクルを収束するために下記パーティクル収束装置29が配される。
図4は、本実施の形態におけるパーティクル収束装置を示す図であり、図4(A)は、パーティクル収束装置の構成を概略的に示す斜視図であり、図4(B)は、バイパスライン内におけるパーティクル収束装置の配置状況を示す断面図である。なお、図4(B)において、レーザ光は白抜きの矢印で表される。
図4(A)において、パーティクル収束装置29は、バイパスライン16内において縦列に配された4つの円板状部材29a〜29dからなる。円板状部材29a〜29dの外径はバイパスライン16の内径よりも所定値、例えば、5mmだけ小さい。また、円板状部材29a〜29dはそれぞれ中心部に貫通穴30a〜30dを有する。
バイパスライン16内において、円板状部材29a〜29dはこの順で下流側から配される。特に、円板状部材29aは光電子倍増管22の焦点FPより所定値、例えば、10mmだけ上流に配される。円板状部材29a〜29dは、それぞれの中心がバイパスライン16の中心軸に一致するように配されるので、貫通穴30a〜30dは焦点FPに対向する。ここで、貫通穴30a〜30dの穴径は焦点FPに近いほど小さくなるように設定されている。また、バイパスライン16と円板状部材29a〜29dの周縁部との間には間隙31a〜31d(ガス通過部)が発生する。
ここで、円板状部材29a〜29dはバイパスライン16を閉塞するように配されるので、バイパスライン16内を流れるパーティクルPの大部分は、貫通穴30b〜30dの通過及び円板状部材29a〜29dとの衝突を繰り返し、最終的に円板状部材29aの貫通穴30aを通過する。このとき、貫通穴30a〜30dの穴径は焦点FPに近いほど小さいので、貫通穴30a〜30dを通過するパーティクルPの流れは焦点FPに向けて整えられる。その結果、貫通穴30a〜30dを通過したパーティクルPは必然的に焦点FPの近傍を通過する。すなわち、パーティクル収束装置29は焦点FPに向けてパーティクルPの大部分を収束する。
間隙31a〜31dは、図中の破線で示すように、バイパスライン16内を流れるNガス等を上流から下流に向けて通過させる。また、間隙31a〜31dはパーティクル収束装置29の周縁に形成されるので、Nガス等を焦点FP以外に向けて導流する。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振装置21、光電子倍増管22及びパーティクル収束装置29がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、パーティクル収束装置29を構成する円板状部材29a〜29dの貫通穴30a〜30dの径は、焦点FPに近いほど小さいので、パーティクルPに貫通穴30a〜30dを通過させることにより、パーティクルPの流れを焦点FPに向けて整えることができる。これにより、パーティクルPをバイパスライン16の中心軸及びレーザ光の交差部の焦点FPに向けて確実に収束することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクル収束装置の構成が異なるのみであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
本実施の形態では、バイパスライン16内を流れるパーティクルを収束するために下記パーティクル収束装置32が配される。
図5は、本実施の形態におけるパーティクル収束装置を示す図であり、図5(A)は、パーティクル収束装置の構成を概略的に示す斜視図であり、図5(B)は、バイパスライン内におけるパーティクル収束装置の配置状況を示す断面図である。なお、図5(B)において、レーザ光は白抜きの矢印で表される。
図5(A)において、パーティクル収束装置32は、円柱状部材に擂り鉢状の凹部33が形成された漏斗状部材32aからなる。凹部33の底部には漏斗状部材32aの底面32bに開口する開口部34が形成され、凹部33は漏斗状部材32aの底面32bに対向する空間と開口部34を介して連通する。漏斗状部材32aの外径はバイパスライン16の内径よりも所定値、例えば、5mmだけ小さい。
バイパスライン16内において、パーティクル収束装置32は、漏斗状部材32aの底面32bが光電子倍増管22の焦点FPより所定値、例えば、10mmだけ上流に位置するように配され、且つ凹部33の中心軸がバイパスライン16の中心軸に一致するように配される。このとき、開口部34は焦点FPに対向し、凹部33の径は焦点FPに近いほど小さくなる。また、バイパスライン16及び漏斗状部材32aの間には間隙35(ガス通過部)が発生する。
ここで、漏斗状部材32aはバイパスライン16を閉塞するように配されるので、バイパスライン16内を流れるパーティクルPの大部分は、凹部33に進入し、凹部33の側面と衝突するなどして、最終的に開口部34を通過する。ここで、凹部33の径は焦点FPに近いほど小さいので、凹部33に進入したパーティクルPの流れは焦点FPに向けて整えられる。その結果、開口部34を通過したパーティクルPは必然的に焦点FPの近傍を通過する。すなわち、パーティクル収束装置32は焦点FPに向けてパーティクルPの大部分を収束する。
間隙35は、図中の破線で示すように、バイパスライン16内を流れるNガス等を上流から下流に向けて通過させる。また、間隙35はパーティクル収束装置32の周縁に形成されるので、Nガス等を焦点FP以外に向けて導流する。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振装置21、光電子倍増管22及びパーティクル収束装置32がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、パーティクル収束装置32を構成する漏斗状部材32aは、擂り鉢状の凹部33と、凹部33の底部に形成された開口部34を有する。凹部33の径は焦点FPに近いほど小さく、開口部34は焦点FPに対向するので、パーティクルPに凹部33へ進入させて開口部34を通過させることにより、パーティクルPをバイパスライン16の中心軸及びレーザ光の交差部の焦点FPに向けて効率良く収束することができる。また、間隙35はパーティクル収束装置32の周縁に形成されるので、Nガス等を焦点FP以外に向けて導流し、焦点FPにおいてパーティクルPの流れを乱すガスの流れの発生を確実に防止することができる。
なお、上述したパーティクル収束装置32において、凹部33から漏斗状部材32aに貫通する貫通穴を設けてもよい。これにより、凹部33に流れ込んだNガス等は該貫通穴から間隙35へ流出することができ、もって、ガス流れのコンダクタンス低下を確実に防止することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクル収束装置の構成が異なるのみであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
図6は、本実施の形態におけるパーティクル収束装置を示す図であり、図6(A)は、パーティクル収束装置の構成を概略的に示す斜視図であり、図6(B)は、バイパスライン内におけるパーティクル収束装置の配置状況を示す断面図である。なお、図6(B)において、レーザ光は白抜きの矢印で表される。
図6(A)において、パーティクル収束装置36は、バイパスライン16内において縦列に配された4つの漏斗状部材36a〜36dからなる。漏斗状部材36a〜36dはそれぞれ底部に開口部37a〜37dを有する。
バイパスライン16内において、漏斗状部材36a〜36dはこの順で下流側から配される。また、漏斗状部材36a〜36dは、それぞれの中心がバイパスライン16の中心軸に一致するように配されるので、開口部37a〜37dは焦点FPに対向する。ここで、開口部37a〜37dの大きさは焦点FPに近いほど小さくなるように設定されている。また、漏斗状部材36a〜36dの間には間隙38a〜38c(ガス通過部)が形成される。
ここで、漏斗状部材36a〜36dはバイパスライン16を閉塞するように配されるので、バイパスライン16内を流れるパーティクルPの大部分は、開口部37b〜37dの通過及び漏斗状部材36a〜36dとの衝突を繰り返し、最終的に漏斗状部材36aの開口部37aを通過する。このとき、開口部37a〜37dの大きさは焦点FPに近いほど小さいので、開口部37a〜37dを通過するパーティクルPの流れは焦点FPに向けて整えられる。その結果、開口部37a〜37dを通過したパーティクルPは必然的に焦点FPの近傍を通過する。すなわち、パーティクル収束装置36は焦点FPに向けてパーティクルPの大部分を収束する。
間隙38a〜38cは、図中の破線で示すように、バイパスライン16内を流れるNガス等を上流から下流に向けて通過させる。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振装置21、光電子倍増管22及びパーティクル収束装置36がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、パーティクル収束装置36を構成する漏斗状部材36a〜36dの開口部37a〜37dの大きさは、焦点FPに近いほど小さいので、パーティクルPに開口部37a〜37dを通過させることにより、パーティクルPの流れを焦点FPに向けて整えることができる。これにより、パーティクルPをバイパスライン16の中心軸及びレーザ光の交差部の焦点FPに向けて確実に収束することができる。
次に、本発明の第6の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクル収束装置の構成が異なるのみであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
本実施の形態では、バイパスライン16内を流れるパーティクルを収束するために下記パーティクル収束装置39が配される。
図7は、本実施の形態におけるパーティクル収束装置を示す図であり、図7(A)は、パーティクル収束装置の構成を概略的に示す斜視図であり、図7(B)は、バイパスライン内におけるパーティクル収束装置の配置状況を示す断面図である。なお、図7(B)において、レーザ光は白抜きの矢印で表される。
図7(A)において、パーティクル収束装置39は4つの筒状部材39a〜39dが融合されて形成される。筒状部材39a〜39dはそれぞれバイパスライン16の下流を指向する先細り形状を呈するため、各筒状部材の内部に形成された通路40a〜40dも先細り形状を呈する。また、筒状部材39a〜39dの先端には開口部41a〜41dが形成され、通路40a〜40dは筒状部材39a〜39dの先端に対向する空間と開口部41a〜41dを介して連通する。
バイパスライン16内において、パーティクル収束装置39は、その下端が光電子倍増管22の焦点FPより所定値、例えば、10mmだけ上流に位置するように配され、且つ開口部41a〜41dが焦点FPに対向するように配される。また、パーティクル収束装置39の上端周縁はバイパスライン16の内面と全周に亘って当接する。すなわち、パーティクル収束装置39はバイパスライン16を閉塞するように配されるので、バイパスライン16内を流れるパーティクルPの大部分は、通路40a〜40dに進入し、通路40a〜40dの側面と衝突するなどして、最終的に開口部41a〜41dを通過する。このとき、開口部41a〜41dは焦点FPに対向するので、通路40a〜40dに進入したパーティクルPの流れは焦点FPに向けて整えられる。その結果、開口部41a〜41dを通過したパーティクルPは必然的に焦点FPの近傍を通過する。すなわち、パーティクル収束装置39は焦点FPに向けてパーティクルPの大部分を収束する。
また、パーティクル収束装置39では、図中の破線で示すように、Nガス等も通路40a〜40dに進入し、最終的に開口部41a〜41d(ガス通過部)を通過する。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振装置21、光電子倍増管22及びパーティクル収束装置39がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、パーティクル収束装置39を構成する4つの筒状部材39a〜39dはそれぞれバイパスライン16の下流を指向する先細り形状を呈し且つ先端において焦点FPに対向する開口部41a〜41dを有し、該開口部41a〜41dはNガス等を通過させる。したがって、パーティクルPに開口部41a〜41dを通過させることにより、パーティクルPをレーザ光上の焦点FPに向けて効率良く収束することができると共に、複数の開口部41a〜41dにNガス等を通過させることができ、ガス流れのコンダクタンス低下を確実に防止することができる。
次に、本発明の第7の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクル収束装置の代わりに渦流発生装置を備える点で異なるのみであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
本実施の形態では、バイパスライン16内を流れるパーティクルを収束するために下記ボルテックスジェネレータ42が配される。
図8は、本実施の形態における渦流発生装置としてのボルテックスジェネレータを示す図であり、図8(A)は、ボルテックスジェネレータの構成を概略的に示す斜視図であり、図8(B)は、バイパスライン内における渦流の発生状況を示す断面図であり、図8(C)は、図8(B)における線C−Cに沿う断面図である。なお、図8(B)において、レーザ光は白抜きの矢印で表される。
図8(A)において、ボルテックスジェネレータ42(渦流発生装置)は、円板状の本体43と、該本体43の外周部に沿って等間隔に配される6つのガス導入部44とを有する。本体43の直径はバイパスライン16の内径と同じである。また、ガス導入部44は、本体43上面に設けられた開口部44aと、該開口部44aから本体43の円周方向に沿って所定の距離だけ離れて形成された、本体43を貫通する貫通穴(図示しない)と、開口部44a及び上記貫通穴を連結するフード44bとを有する。該フード44bは開口部44a及び貫通穴を連結するので、本体43の円周方向に沿って形成される。
バイパスライン16内において、ボルテックスジェネレータ42は光電子倍増管22の焦点FPより上流においてバイパスライン16を閉塞するように配される。このとき、バイパスライン16内を流れるNガス等は、各ガス導入部44に開口部44aから進入する。ガス導入部44に進入したNガス等はフード44bによって貫通穴に導かれ、該貫通穴から噴出する。ここで、フード44bは本体43の円周方向に沿って形成されるので、Nガス等は貫通穴から円周方向に噴出する。したがって、各貫通穴から噴出したNガス等によってバイパスライン16内に、該バイパスライン16の中心軸を中心に回転する渦流が発生する(図8(B))。該発生した渦流はバイパスライン16内を流れるパーティクルPに向心力を与え、パーティクルPはバイパスライン16の中心軸に向けて移動する(図8(C))。その結果、パーティクルPはバイパスライン16の中心軸及びレーザ光の交差部の焦点FPに向けて収束される。
また、本実施の形態では、パーティクルPの数や大きさの検出時、バイパスライン16内の圧力は、1000Pa(7.5Torr)〜100kPa(750Torr)に設定される。圧力が高ければ、Nガス等の粘性力は大きくなり、Nガス等の粘性力がパーティクルPに強く作用して、向心力がパーティクルPへ確実に伝達される。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振装置21、光電子倍増管22及びボルテックスジェネレータ42がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、ボルテックスジェネレータ42によってバイパスライン16の中心軸を中心に回転するNガス等の渦流が発生する。Nガス等の渦流はバイパスライン16内を流れるパーティクルPに向心力を与えるため、パーティクルPはバイパスライン16の中心軸及びレーザ光の交差部の焦点FPに向けて収束される。したがって、レーザ光を帯状に広げることなく且つバイパスライン16内をレーザ光でスキャンすることなく、バイパスライン16内を流れるパーティクルPの大部分にレーザ光を通過させることができ、バイパスライン16内を流れるパーティクルの数や大きさを正確に検出することができる。
本実施の形態では、パーティクルPの数や大きさの検出時、バイパスライン16内の圧力は、1000Pa〜100kPaに設定される。圧力が1000Pa〜100kPaの場合、ガス粘性力は向上するので、パーティクルは確実に向心力を受ける。したがって、焦点FPに向けて確実にパーティクルを収束することができる。
なお、上述したボルテックスジェネレータ42に限られず、凡そバイパスライン16の中心軸を中心に回転する渦流を発生可能なものであれば、本発明における渦流発生装置として用いることができる。
次に、本発明の第8の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクル収束装置の代わりに冷却装置等を備える点で異なるのみであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
本実施の形態では、バイパスライン16内を流れるパーティクルを収束するために下記冷却装置45及びヒータ46が配される。
図9は、本実施の形態におけるバイパスライン内に配された冷却装置及びヒータの配置状況を示す断面図である。なお、図9において、レーザ光は白抜きの矢印で表される。
図9において、バイパスライン16内の焦点FPの下流に細棒状の冷却装置45が配され、同焦点FPの上流においてバイパスライン16の側壁近傍に2つのヒータ46(加熱装置)が配される。
冷却装置45は先端が焦点FPに対向し、該先端は冷却装置45内を流れる冷媒や冷却装置45に内蔵されたペルチェ素子等によって低温に維持されるため、冷却装置45の先端は焦点FPの周辺雰囲気を冷却する。ヒータ46は内蔵された電熱線等によって高温に維持されるため、ヒータ46はバイパスライン16の側壁近傍の雰囲気を加熱する。ここで、焦点FPはバイパスライン16の中心軸上に位置するので、結果として、ヒータ46は焦点FP周辺以外の雰囲気を加熱する。
バイパスライン16内を流れるパーティクルPは、ヒータ46の近傍を通過する際、雰囲気から受熱するため、熱泳動力によってヒータ46の近傍、すなわち、バイパスライン16の側壁近傍の高温雰囲気から遠ざかる。一方、焦点FPの周辺雰囲気は冷却されているため、パーティクルPは焦点FPの周辺雰囲気から受熱することがない。したがって、パーティクルPは焦点FPに向けて収束される。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振装置21、光電子倍増管22、冷却装置45及びヒータ46がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、焦点FPの周辺雰囲気が冷却され、バイパスライン16の側壁近傍の雰囲気が加熱される。パーティクルPは熱泳動力によってバイパスライン16の側壁近傍の高温雰囲気から遠ざかるため、バイパスライン16の中心軸及びレーザ光の交差部に位置する焦点FPに向けてパーティクルPが収束される。したがって、レーザ光を帯状に広げることなく且つバイパスライン16内をレーザ光でスキャンすることなく、バイパスライン16内を流れるパーティクルの大部分にレーザ光を通過させることができ、バイパスライン16内を流れるパーティクルの数や大きさを正確に検出することができる。また、本実施の形態では、バイパスライン16を閉塞する板状部材等を配置する必要がないので、ガス流れのコンダクタンス低下を防止することができる。
次に、本発明の第9の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクル収束装置の代わりに針状電極等を備える点で異なるのみであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
本実施の形態では、バイパスライン16内を流れるパーティクルを収束するために下記針状電極47及び電荷発生装置48が配される。
図10は、本実施の形態におけるバイパスライン内に配された針状電極及び電荷発生装置の配置状況を示す断面図である。なお、図10において、レーザ光は白抜きの矢印で表される。
図10において、バイパスライン16内の焦点FPの下流に針状電極47が配され、同焦点FPの上流においてバイパスライン16の側壁に電荷発生装置48(帯電装置)が配される。
針状電極47は先端が焦点FPに対向し、該先端には所定の電圧が印加される。一方、電荷発生装置48はバイパスライン16内を横断する電荷を発生させる。該発生した電荷を通過したパーティクルPは帯電する。帯電したパーティクルPには針状電極47の先端に印加された電圧に基づく静電気力が作用し、パーティクルPは針状電極47の先端に引き寄せられる。その結果、パーティクルPは焦点FPの周辺に引き寄せられる。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振装置21、光電子倍増管22、針状電極47及び電荷発生装置48がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、焦点FPの上流に配され且つパーティクルPを帯電させる帯電装置48と、先端が焦点FPに対向する針状電極47と備える。帯電装置48によって帯電したパーティクルPは、針状電極47の先端に印加された電圧に基づく静電気力によって焦点FPの周辺に引き寄せられるため、バイパスライン16の中心軸及びレーザ光の交差部の焦点FPに向けてパーティクルPが収束される。したがって、レーザ光を帯状に広げることなく且つバイパスライン16内をレーザ光でスキャンすることなく、バイパスライン16内を流れるパーティクルPの大部分にレーザ光を通過させることができ、バイパスライン16内を流れるパーティクルPの数や大きさを正確に検出することができる。また、本実施の形態でも、バイパスライン16を閉塞する板状部材等を配置する必要がないので、ガス流れのコンダクタンス低下を防止することができる。
なお、上述した本実施の形態では、基板が半導体ウエハWであったが、基板はこれに限られず、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やFPD(Flat Panel Display)等のガラス基板であってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置の構成を概略的に示す断面図である。 本実施の形態におけるパーティクル収束部材を示す図であり、図2(A)は、パーティクル収束部材の構成を概略的に示す斜視図であり、図2(B)は、バイパスライン内におけるパーティクル収束部材の配置状況を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるバイパスライン内に配されたパーティクル収束装置の配置状況を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるパーティクル収束装置を示す図であり、図4(A)は、パーティクル収束装置の構成を概略的に示す斜視図であり、図4(B)は、バイパスライン内におけるパーティクル収束装置の配置状況を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態におけるパーティクル収束装置を示す図であり、図5(A)は、パーティクル収束装置の構成を概略的に示す斜視図であり、図5(B)は、バイパスライン内におけるパーティクル収束装置の配置状況を示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態におけるパーティクル収束装置を示す図であり、図6(A)は、パーティクル収束装置の構成を概略的に示す斜視図であり、図6(B)は、バイパスライン内におけるパーティクル収束装置の配置状況を示す断面図である。 本発明の第6の実施の形態におけるパーティクル収束装置を示す図であり、図7(A)は、パーティクル収束装置の構成を概略的に示す斜視図であり、図7(B)は、バイパスライン内におけるパーティクル収束装置の配置状況を示す断面図である。 本発明の第7の実施の形態における渦流発生装置としてのボルテックスジェネレータを示す図であり、図8(A)は、ボルテックスジェネレータの構成を概略的に示す斜視図であり、図8(B)は、バイパスライン内における渦流の発生状況を示す断面図であり、図8(C)は、図8(B)における線C−Cに沿う断面図である。 本発明の第8の実施の形態におけるバイパスライン内に配された冷却装置及びヒータの配置状況を示す断面図である。 本発明の第9の実施の形態におけるバイパスライン内に配された針状電極及び電荷発生装置の配置状況を示す断面図である。
符号の説明
P パーティクル
W ウエハ
10 基板処理装置
11 チャンバ
16 バイパスライン
17 DP
21 レーザ光発振装置
22 光電子倍増管
23 パーティクル収束部材
24,27a,27b,30a〜30d 貫通穴
25,28a,28b,31a〜31d,35,38a〜38c 間隙
26,29,32,36,39 パーティクル収束装置
26a,26b,29a〜29d 円板状部材
32a,36a〜36d 漏斗状部材
34,37a〜37d,41a〜41d 開口部
39a〜39d 筒状部材
42 ボルテックスジェネレータ
45 冷却装置
46 ヒータ
47 針状電極
48 電荷発生装置

Claims (3)

  1. 基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出して減圧する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管とを有する基板処理装置におけるパーティクルを検出するパーティクルモニタシステムであって、
    前記排気管内に向けて前記排気管の径方向にレーザ光を照射するレーザ光発振装置と、
    前記レーザ光発振装置から出力されるレーザ光の光路上に焦点を有し且つ前記排気管内を流れる前記パーティクルによる前記レーザ光の散乱光又は減衰光を受光することで、前記パーティクルを検出する受光装置と、
    前記焦点に向けて前記パーティクルを収束させるパーティクル収束装置とを備え、
    前記パーティクル収束装置は、前記排気管を閉塞するように前記排気管の長さ方向に所定の間隔で略平行に配置され、前記焦点に向けて流れるガス流が生じるように前記焦点に対向するように形成された穴と、前記焦点以外に向けて前記排気管上流から下流へ流れるガス流が生じるように前記穴が形成された場所以外の場所に形成されたガス通過部とを有する複数の板状部材を有し、
    前記焦点に近い前記板状部材ほど前記穴の径は小さくなっており、前記排気管を上流から下流へ前記焦点に向けて流れるガス流を生じさせることにより前記焦点に向けて前記パーティクルを収束させることを特徴とするパーティクルモニタシステム。
  2. 基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出して減圧する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管とを有する基板処理装置におけるパーティクルを検出するパーティクルモニタシステムであって、
    前記排気管内に向けて前記排気管の径方向にレーザ光を照射するレーザ光発振装置と、
    前記レーザ光発振装置から出力されるレーザ光の光路上に焦点を有し、且つ、前記排気管内を流れる前記パーティクルによる前記レーザ光の散乱光又は減衰光を受光することで、前記パーティクルを検出する受光装置と、
    前記焦点に向けて前記パーティクルを収束させるパーティクル収束装置とを備え、
    前記パーティクル収束装置は、前記排気管の長さ方向に所定の間隔で略平行に配置され、底部に前記焦点に対向するように形成された開口部と、前記焦点以外に向けて前記排気管を上流から下流へ流れるガス流が生じるように前記開口部が形成された場所以外の場所に形成されたガス通過部とを有する複数の漏斗状部材を備え
    前記焦点に近い前記漏斗状部材ほど前記開口部の大きさが小さくなっており、前記排気管を上流から下流へ前記焦点に向けて流れるガス流を生じさせることにより前記焦点に向けて前記パーティクルを収束させることを特徴とするパーティクルモニタシステム。
  3. 前記パーティクルの検出時、前記排気管内の圧力は、100Pa(750mTorr)〜10kPa(75Torr)に設定されることを特徴とする請求項1又は2記載のパーティクルモニタシステム。
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