JP4847766B2 - ストレーナの目詰まり判定方法及び判定装置 - Google Patents

ストレーナの目詰まり判定方法及び判定装置 Download PDF

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Description

本発明はストレーナの目詰まり判定方法及び判定装置に関し,より詳細には,絞りと,前記絞りの一次側に配置されたストレーナを備え,一端を大気開放して流体の放出口とした流体回路において,前記流体回路に設けられたストレーナに目詰まりが生じているか否かを判定する方法及び装置に関する。
一例として,空気,その他の被圧縮気体を油や水と共に圧縮する圧縮機本体10を備えたコンプレッサ1にあっては,図2に示すように圧縮機本体10より吐出された油又は水と圧縮気体を,一旦セパレータレシーバタンク20内に導入して,油又は水と分離した後に,図示せざる空気作業機等に導入するための圧縮気体の供給回路30’を備えている。
なお,被圧縮気体の圧縮に際し,前述の油や水を必要としない,所謂「オイルフリー」型の圧縮機本体を備えたコンプレッサにあっては,図2におけるセパレータレシーバタンク20を省略して,圧縮機本体10より吐出された圧縮気体を図示せざる空気作業機等に直接導入可能であり,圧縮機本体10の吐出口11と,この圧縮機本体10からの圧縮気体の供給を受ける空気作業機等の間に,前述の圧縮気体の供給回路30’が形成される(図示せず)。
そして,このような圧縮気体の供給回路30’中に冷却器31を設け,この冷却器31によって前記供給回路30’内を流れる圧縮気体を冷却し,冷却器31による冷却の際に凝集して発生した圧縮気体中の水分を,ドレンセパレータ32やドライヤ33(図2ではドレンセパレータ32)においてドレンとして捕集して図示せざる空気作業機に水分の除去された乾燥した圧縮気体を導入可能としている。
また,捕集されたドレンは,例えば一端40aを大気開放したドレン排出回路40の他端40bを,前記ドレンセパレータ32を介して前記供給回路30’に連通することにより,供給回路30’内を流れる圧縮気体の一部と共に機外に排出可能としている。
オイルフリー型の圧縮機本体を備えたコンプレッサ1にあっては,図2を参照して説明したコンプレッサとは異なり,高圧の圧縮気体を得るために,圧縮機本体を複数段にわたり配置し,低圧段の圧縮機本体10aで圧縮された圧縮気体を,さらに高圧段の圧縮機本体10bに導入して圧縮することが行われている(図3参照)。
このように構成された多段型のコンプレッサ1においては,高圧段の圧縮機本体10bから外部の空気作業機等に対して圧縮気体を導入する場合だけでなく,低圧段の圧縮機本体10aから高圧段の圧縮機本体10bに対して圧縮気体を導入する回路30にも,前記同様に冷却器31を設けると共にドレンセパレータ32を設け,冷却器31による冷却で生じたドレンを捕集すると共に,捕集されたドレンを機外に排出するための前記同様のドレン排出回路40が設けられている。
なお,以上のように構成されたドレン排出回路40にあっては,圧縮気体の供給回路30’又は低圧,高圧段の圧縮機本体10a,10b間を連通する回路30を幹を成す回路とし,この回路より分岐された分岐回路として構成されていることから,本発明において,ドレン排出回路40等の分岐回路に対して幹と成る回路(前記の例では回路30,30’)を「主回路」と呼ぶ。
以上のドレン排出回路40,40’にあっては,いずれも回路中に絞り41,41’を設け,ドレン排出回路40,40’の大気開放された一端40a,40a’を介して機外に排出される圧縮気体量を制限して,主回路30,30’内の圧力降下を防止している。
そして,このドレン排出回路40,40’に設けた口径1mm程度の絞り41,41’が,ドレンや圧縮気体に含まれるゴミ等で目詰まりを起こすことを防止するために,この絞り41,41’の上流側にストレーナ42を設け,ストレーナ42によってゴミ等を除去した後のドレンや圧縮気体を前記絞り41,41’に導入することが行われている。
なお,本発明において,「絞り」とは,前記回路中に設けたオリフィスの他,流路を絞るもの全般を指し,流路を絞る作用を有するものであれば,例えば前記回路中に設けられた電磁弁や開閉弁等も本願でいう絞りに該当する。
ところで,前述のようにして設けたストレーナ42に目詰まりが生じると,ドレンセパレータ32やドライヤ33等で捕集されたドレンが機外に排出されず,ドレンは圧縮気体と共に主回路30,30’を介して外部の空気作業機や高圧段の圧縮機本体10bに導入され,外部の空気作業機に作動不良を生じさせたりする等の不具合が生じる。
特に,前述したように水や油の導入を必要としないオイルフリー型の圧縮機本体を多段に配した前述の多段式コンプレッサにあっては,このようなドレンを含む圧縮気体が高圧段の圧縮機本体10bに導入されると,圧縮機本体10bが錆び付く等して重大な故障の原因となる。
そこで,このようなドレン排出回路40に設けたストレーナ42は,これを定期的に掃除する等,目詰まりが生じないようにメンテナンスする必要があり,この作業がオペレータに対する負担となっていた。
なお,流体の流路中に設けたストレーナの目詰まりを検知する方法として,ストレーナの一次側と二次側にそれぞれ圧力センサを設け,2つの圧力センサによって検出されたストレーナの一次側圧力と二次側圧力との圧力差によって,目詰まりを検知することが提案されている(特許文献1,2参照)。
また,オイルフィルタに目詰まりが生じたときにオイルフィルタを介さずにオイルを環流させる回路を開くリリーフ弁を設け,このリリーフ弁が開いたことを検知してオイルフィルタの目詰まりが発生したことを検知可能としたものがある(特許文献3参照)。
この発明の先行技術文献情報としては次のものがある。
特開2002−153713号公報 特開平6−71120号公報 特開平7−34491号公報
以上のように構成された従来の目詰まり検知方法において,特許文献1,2に挙げたようにストレーナの一次側と二次側の圧力差によってストレーナの目詰まりを検知する方法にあっては,ストレーナの一次側及び二次側の圧力をそれぞれ検知するために二つの圧力センサが必要であり,構成が複雑化すると共に,部品点数の増加によりコスト増となる。
また,各圧力センサが出力した検知信号を受信して目詰まりを判定するために制御ユニット(特許文献1)ないしはマイコン(特許文献2)を設けているが,この制御ユニットやマイコンによって行わせる判断は,各圧力センサからの信号の比較と,これに基づく目詰まりの判定であり,制御ユニットやマイコンが行う処理が複雑で,このような複雑な処理を可能とする比較的処理能力の高い制御ユニットやマイコンを設ける必要がある等,さらなるコスト増の要因となる。
一方,特許文献3に示す構成にあっては,オイルフィルタに目詰まりが生じたときに上昇するオイルフィルタの一次側圧力によってリリーフ弁が開くと,このリリーフ弁の動作を検知してオイルフィルタの目詰まりを判定するものであるが,前述のようにコンプレッサに設けた前記ドレン排出回路にあっては,主回路30,30’の流れが確保されていれば,ストレーナ42に目詰まりが生じてもストレーナ42の一次側圧力は上昇しない。そのため,ストレーナ42の一次側にリリーフ弁を設けても,ストレーナ42に目詰まりによってリリーフ弁が作動することはなく,特許文献3に示す構成は,コンプレッサの前記ドレン排出回路に設けたストレーナの目詰まり検知には採用できない。
そこで,本発明は,上記従来技術における欠点を解消するためになされたもので,比較的簡単な構成によりストレーナの目詰まりを判定し得る方法及び装置を提供することにより,部品点数を減らすことができると共に,制御手段に行わせる処理を簡略化することができるストレーナの目詰まり判定方法及び装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明のストレーナ42の目詰まり検出方法は,ドレンと共に排出される圧縮流体の量を制限する絞り41と,前記絞り41の一次側に配置されたストレーナ42を備え,一端40aを大気開放して流体の放出口と成すと共に,他端40bを流体機械に所定圧力の圧縮流体を導入する主回路30に連通した分岐回路40において,
前記絞り41と前記ストレーナ42間において前記分岐回路40内の圧力を監視し,
前記絞り41と前記ストレーナ42間における前記分岐回路40内の圧力が,前記ストレーナ42が目詰まりを生じていない状態における圧力未満の所定圧力に設定した基準圧力(実施形態における第1基準圧力)以下となったとき,前記ストレーナ42に目詰まりが生じていると判定するものである(請求項1)。
前記分岐回路40が,コンプレッサ1の圧縮機本体10(10a,10b)又はセパレータレシーバタンク20から他の流体機械(例えば該コンプレッサ1からの圧縮気体の供給を受けて作動する空気作業機や,前記圧縮機本体が多段式コンプレッサの低圧段の圧縮機本体10aである場合には,この低圧段の圧縮機本体10aからの圧縮気体の導入を受ける高圧段の圧縮機本体10b等)に対して圧縮流体の導入を行う主回路30に他端40bを連通した,例えばドレン排出回路40等の回路である場合,前記ストレーナ42の目詰まりの判定を,前記コンプレッサ1の全負荷運転時において行うように構成することができる(請求項2)。
さらに,前記分岐回路40が,コンプレッサ1の圧縮機本体又はセパレータレシーバタンク20から他の流体機械に対して圧縮流体の導入を行う主回路30に他端40bを連通したものである場合には,前記主回路30内の圧力を監視し,前記主回路30内の圧力が,前記基準圧力(第1基準圧力)以上の所定圧力に設定した第2基準圧力を越えた後,前記ストレーナ42の目詰まりを判定するものとしても良い(請求項3)。
さらに,前記ストレーナ42と前記絞り41間における前記分岐回路40内の圧力が,所定時間連続して前記第1基準圧力以下であるとき,前記ストレーナに目詰まりが生じていると判定するように構成しても良い(請求項4)。
また,本発明のストレーナの目詰まり判定装置は,ドレンと共に排出される圧縮流体の量を制限する絞り41と,前記絞り41の一次側に配置されたストレーナ42を備え,一端40aを大気開放して流体の放出口と成すと共に,他端を流体機械に所定圧力の圧縮流体を導入する主回路に連通した分岐回路において,
前記ストレーナ42が目詰まりを生じていない状態における前記絞り41と前記ストレーナ42間の前記分岐回路40内の圧力未満の所定圧力に設定した基準圧力(第1基準圧力)以下となったことを検知し検知信号を出力する第1圧力検知手段52を,前記絞り41と前記ストレーナ42間の前記分岐回路40に設けると共に,
前記第1圧力検知手段52からの前記基準圧力以下となった検知信号を受信したとき,前記ストレーナ42に目詰まりが生じていると判定する,例えば電子制御装置によって実現される判定手段61を設けたことを特徴とする(請求項5)。
また,前記分岐回路40が,コンプレッサ1の圧縮機本体10,10b又はセパレータレシーバタンク20から他の流体機械(空気作業機や高圧段の圧縮機本体10b等)に対して圧縮流体の導入を行う主回路30に他端40bを連通した,例えばドレン排出回路40等の回路である場合,
前記コンプレッサ1が無負荷運転の状態にあるとき,前記判定手段61に前記ストレーナ42に目詰まりが生じているとの判定をさせないキャンセル手段62を備えた構成としても良い(請求項6)。
さらに,前記分岐回路40が,コンプレッサ1の圧縮機本体又はセパレータレシーバタンク20から他の流体機械に対して圧縮流体の導入を行う主回路30に他端40bを連通した回路である場合,前記主回路30内の圧力が前記基準圧力(第1基準圧力)以上の所定圧力に設定した第2基準圧力を越えた検知信号を出力する第2圧力検知手段54を前記主回路30に設けると共に,
前記第2圧力検知手段54からの前記第2基準圧力を越えた検知信号を受信する迄,前記判定手段61に前記ストレーナに目詰まりが生じているとの判定をさせないキャンセル手段62を備えた構成としても良い(請求項7)。
さらに,前記第1圧力検知手段52からの前記基準圧力以下となった検知信号の受信継続時間をカウントするカウンタ61aを設けると共に,前記カウンタによる所定時間のカウントが完了したとき,前記判定手段61が前記ストレーナ42に目詰まりが生じていると判定するよう構成しても良い(請求項8)。
以上説明した本発明の構成より,本発明のストレーナの目詰まり判定方法及び装置によれば,以下の効果を有する。
ストレーナ42の二次側における分岐回路40内の圧力を判定に使用することで,圧力スイッチや圧力センサ等の圧力検知手段(第1圧力検知手段52)の使用個数を減少することができると共に,目詰まりの判定を,ストレーナ42の二次側に設けた第1圧力検知手段52からの基準圧力以下となった検知信号に基づいて行うことができるため,目詰まりの判定に際し,圧力の比較等を行う必要がなくなった。
その結果,ストレーナの一次側,二次側の圧力を比較する必要があった従来の判定方法に比較して,判定に使用する制御手段,例えば制御ユニット等の電子制御装置に行わせる処理を簡単なものとすることができた。
目詰まりの判定対象とするストレーナ42を備えた分岐回路40が,コンプレッサ1の圧縮機本体10,10a又はセパレータレシーバタンク20から他の流体機械に対して圧縮流体の導入を行う回路(主回路)30に連通した,例えばドレン排出回路40等の分岐回路である場合,コンプレッサ1の無負荷運転時や,無負荷運転から全負荷運転に移行した直後等,分岐回路であるドレン排出回路40内の圧力が,前記基準圧力(第1基準圧力)以下である時にはストレーナ42の目詰まりを判定しないこととしたので,誤判定を好適に防止することができた。
さらに,ストレーナ42の二次側の圧力が,所定時間継続して基準圧力(第1基準圧力)以下であるときに,ストレーナに目詰まりが生じていると判定するものとしたことにより,一時的な圧力の変動,例えば圧縮機本体10,10aより吐出される圧縮気体の脈動等に伴う誤判定を好適に防止することができた。
次に,本発明の実施形態につき添付図面を参照しながら以下説明する。
なお,以下の実施形態にあっては,本発明の目詰まり判定装置を,オイルフリー型の多段式コンプレッサ1に設けたドレン排出回路40のストレーナ42の目詰まりを判定するものとして説明するが,本発明の判定方法及び装置は,オイルフリー型コンプレッサ以外の他のコンプレッサ,例えば図2を参照して説明した油冷式や水循環型のコンプレッサ1におけるドレン排出回路に設けたストレーナの目詰まり判定にも使用でき,また,コンプレッサのドレン排出回路に限定されず,一端が大気開放されると共に,絞りを備えた分岐回路において,前記絞りの一次側に設けたストレーナの目詰まりの判定一般に適用可能である。
〔コンプレッサの全体構成〕
図1において,1は,オイルフリー型の多段式コンプレッサであり,このコンプレッサ1は,二機の圧縮機本体10a,10bを備えており,一方の圧縮機本体(低圧段)10aによって外気を吸入して圧縮し,この低圧段の圧縮機本体10aによる圧縮で得られた圧縮空気を,他方の圧縮機本体(高圧段)10bに導入して更に圧縮することで,高圧の圧縮空気を得ることができるように構成したものである。
このような多段の圧縮を可能とするため,低圧段の圧縮機本体10aの吸気口12aには,アンローダ70,エアフィルタ80を連通し,エアフィルタ80を介して外気を導入可能に構成すると共に,低圧段の圧縮機本体10aの吐出口11aと,高圧段の圧縮機本体10bの吸気口12bを連通する回路(主回路)30を設け,低圧段の圧縮機本体10aによって得た圧縮空気を,高圧段の圧縮機本体10bに導入可能としている。
そして,高圧段の圧縮機本体10bの吐出口11bに,図示せざる空気作業機等に対して圧縮空気を供給するための回路30’を連通している。
なお,前述のアンローダ70は,本実施形態にあっては油圧シリンダ71によって開閉制御されており,この油圧シリンダ71に対し,図示せざる給油源からの作動油の導入を制御する,電磁切換弁72を設け,該電磁切換弁72に対し,後述する制御手段60からの制御信号を入力することにより,アンローダ70の開閉を可能としている。
前記低圧段の圧縮機本体10aの吐出口11aと,高圧段の圧縮機本体10bの吸気口12b間を連通する前述の主回路30には,冷却器31を設けており,この冷却器31によって主回路30内を通過する圧縮空気を冷却可能に構成している。
そして,前記冷却器31の二次側にドレンセパレータ32を設け,前記冷却器31を通過する際の冷却により凝集した圧縮空気中のドレンを捕集可能としている。
さらに,前記ドレンセパレータ32には,一端40aが大気開放されたドレン排出回路40の他端40bが連通され,このドレン排出回路40が前記主回路30より分岐された分岐回路を構成している。そして,このドレン排出回路40を介してドレンセパレータ32で捕集されたドレンが,前記主回路30内の圧縮空気の一部と共に機外に排出可能に構成されている。
このドレン排出回路40には絞り41を設け,ドレンと共に排出される圧縮空気量を制限して主回路30内の圧力降下が防止されていると共に,この絞り41の目詰まりを防止するために,絞り41の一次側にストレーナ42を設け,ストレーナ42を通過したドレン及び圧縮空気が,絞り41に導入されるように構成されている。
なお,前記ドレン排出回路中の符号44は,逆止弁であり,アンローダ70を閉じた無負荷運転時,高圧段の圧縮機本体10bの駆動により生じる主回路30内の負圧によってドレン排出回路40の一端40aより外気が吸入されることを防止する。
〔判定装置〕
1.基本構成
以上のように構成されたコンプレッサ1のドレン排出回路40において,前述のストレーナ42と絞り41間には,この位置におけるドレン排出回路40内の圧力を検知する圧力検知手段(第1圧力検知手段)52を設けている。
一端40aが大気開放されたドレン排出回路40において,一端40a側の回路40内の圧力は大気圧となるために圧力の変化を検知することができないが,前述のように第1圧力検知手段52を絞りの一次側に設けることで,絞り41の一次側ではドレン排出回路40内の圧力を上昇させることができ,圧力の変化を検知可能である。また,ストレーナ42の二次側に前記第1圧力検知手段52を配置することで,ストレーナ42の目詰まりによって生じるストレーナ42の二次側圧力の変化を検知することができ,これに基づき,ストレーナ42の目詰まりを判定することができる。
この第1圧力検知手段52は,ストレーナ42に目詰まりを生じていない状態における絞り41とストレーナ42間の前記分岐回路40内の圧力未満の所定圧力に設定した基準圧力(第1基準圧力)で作動する圧力スイッチであり,ストレーナ42と絞り41間の圧力が高い状態から低下して前記第1基準圧力以下の圧力になると圧力スイッチの接点が切り替わり,出力する電気信号に変化を生じさせるもので,電気信号の変化としては,接点がOFFからON又はONからOFFの何れかに作動して電気信号を出力(ON信号)し,又は電気信号の出力を停止(OFF信号)する,ON,OFF間での変化も含む。例えば第1基準値以下の圧力になると圧力スイッチの接点がOFFからONへ作動して電気信号(ON信号)を出力するように構成し,このON信号を検知信号として使用しても良く,また逆に,第1基準値以下となると圧力スイッチの接点がONからOFFへ作動して電気信号の出力を停止するように構成し,この電気信号の出力停止(OFF信号)を検知信号としても良い。一例として,本実施形態で使用したコンプレッサ1にあっては,ストレーナ42に目詰まりが生じていない状態における絞り41とストレーナ42間のドレン排出回路40内の圧力は0.2MPaであり,本実施形態では,前記第1基準圧力を0.2MPa未満の所定の圧力に設定する。
この第1基準圧力は,例えばコンプレッサ1の使用目的や使用状況に応じてユーザーにより選択ないしは設定可能としても良く,どの程度の目詰まりの進行程度を以て,目詰まりと判定させるかをユーザーが選択し得るように構成しても良い。この場合,ユーザーは,ストレーナ42に目詰まりを生じていない状態における絞り41とストレーナ42間の圧力(上記の例では,0.2MPa)に近い値に設定することで,比較的早期の進行段階で目詰まりであるとの判定を行わせることができる,前記圧力に対して低い値に設定するに従い,ストレーナ42の使用限界に近い段階で目詰まりと判定させることができる。
なお,ストレーナ42に目詰まりが生じていない状態における絞り41とストレーナ42間の圧力が前述のように0.2MPaである本実施形態にあっては,第1基準圧力を一例として0.1MPaに設定することで,さほど頻繁に目詰まりであるとの判定が行われず,かつ,高圧段の圧縮機本体10bに対するドレンの導入を防止可能である。
このように構成された第1圧力検知手段52の検知信号は,例えばコンプレッサ1の各部の動作を予め設定されたプログラムに従って制御する電子制御装置等の制御手段60に入力され,この制御手段60によって実現される判定手段61が,第1圧力検知手段52の前記第1基準圧力以下である検知信号の受信により,ストレーナ42に目詰まりが生じていると判定する。
このような判定を受け,制御手段60において実現される制御信号出力手段63は,例えばコンプレッサ1の図示せざる制御盤等に設けた警告灯91,警音器92等の表示手段90に,点灯や警告音の発生を行わせる制御信号を出力し,また,このような表示手段90に対する制御信号の出力に代え,又は表示手段90に対する制御信号の出力と共に,コンプレッサ1に非常停止を行わせる制御信号を出力する。
2.付加的構成
以上説明した構成では,本発明のストレーナの目詰まり判定装置の構成中,コンプレッサ1以外の他の機器に設けた分岐回路に適用する場合においても共通する構成部分についてのみ説明したが,図示のようにコンプレッサ1の前記ドレン排出回路40に設けたストレーナ42の目詰まりを判定する場合には,前記構成と共に,前述の主回路30内の圧力を検知する第2圧力検知手段54を設けると共に,制御手段60によって,以下に説明する各手段を更に実現することが好ましい。
(1)第2圧力検知手段
前述の第2圧力検知手段54は,圧力スイッチや圧力センサによって構成することができ,前述の主回路30内の圧力が,前述の第1基準圧力以上の所定圧力に設定した第2基準圧力を越えたことを検知して検知信号を出力する。
本実施形態にあっては,第2圧力検知手段54の第2基準圧力を,前記第1基準圧力と同じ0.1MPaに設定し,第2基準圧力を越えたことを検知し検知信号を出力するように構成し,これにより主回路30内の圧力が前記第2基準圧力を越えていることを検知可能としている。
(2)キャンセル手段
前述のように,低圧段の圧縮機本体10aと高圧段の圧縮機本体10b間を連通する主回路30に連通した前述のドレン排出回路40にあっては,アンローダ70により低圧段の圧縮機本体10aの吸気口12aが閉ざされている無負荷運転時には,主回路30に対して低圧段の圧縮機本体10aからの圧縮空気の導入は行われておらず,一方,高圧段の圧縮機本体10bによって主回路30内が吸気され,主回路30内の圧力が低下した状態にある。
従って,この主回路30に連通したドレン排出回路40内の圧力も低下しており,ストレーナ42と絞り41間におけるドレン排出回路40内の圧力は,ストレーナ42が目詰まりしているか否かに拘わらず,第1基準圧力以下の圧力にあり,第1圧力検知手段52は前記第1基準圧力以下である検知信号を出力した状態にある。
そのため,このような無負荷運転時において,第1圧力検知手段52からの前記第1基準圧力以下である検知信号に基づいて判定手段61にストレーナ42の目詰まりを判定させても,正しい判定を行わせることができない。
また,アンローダ70によって低圧段の圧縮機本体10aの吸気口12aを開き,コンプレッサ1を無負荷運転から全負荷運転に移行しても,直ちに主回路30内の圧力は高まらず,少なくとも主回路30内の圧力が前記第1基準圧力を越える迄は,ドレン排出回路40内の圧力も第1基準圧力以下の圧力となっており,第1圧力検知手段52は前記第1基準圧力以下である検知信号を出力した状態となっている。
そのため,前述の無負荷運転時と同様に,このような状態において判定手段61にストレーナ42の目詰まりを判定をさせても,正しい判定を行わせることができない。
そこで,本実施形態にあっては,前述のように判定手段61にストレーナ42の目詰まりの判定を行わせることが適当でない状態にあるとき,判定手段61に前記ストレーナに目詰まりが生じているとの判定をさせないキャンセル手段62を設け,誤った判定に基づくコンプレッサの誤作動等を防止している。
すなわち,前述のキャンセル手段62は,アンローダ70が閉状態にあることを例えばこのアンローダ70の開閉を制御する電磁切換弁72に対する制御信号の出力状態に基づいて確認し,コンプレッサが無負荷運転であるとき,前記判定手段61に前記ストレーナに目詰まりが生じているとの判定をさせないように構成した。
また,コンプレッサ1が無負荷運転から全負荷運転へ移行した後であっても,主回路30内の圧力を検知する前記第2圧力検知手段54からの検知信号を受信する迄,すなわち,主回路30内の圧力が第1基準圧力以上の所定の圧力に設定された第2基準圧力を越えていること(本実施形態では,第1基準圧力と同圧力に設定された第2基準圧力を越えたこと)が確認される迄,キャンセル手段62により判定手段61にストレーナ42の目詰まりの判定を行わせないように構成した。
(3)カウンタ
さらに,圧縮機本体10aより吐出される圧縮空気の脈動等に起因して,ドレン排出回路40内に生じた一時的な圧力変化に基づいて,判定手段61がストレーナ42の目詰まりが判定されることを防止するために,第1圧力検知手段52からの検知信号の受信継続時間をカウントするカウンタ61aを制御手段60において実現し,カウンタ61aにより設定時間(本実施形態にあっては5秒)がカウントされたとき,判定手段61による目詰まりの判定が行われるように構成した。
〔動作〕
以上のように構成された本発明のストレーナの目詰まり判定装置を備えたコンプレッサ1を始動すると,前記制御手段60によって実現されるキャンセル手段62が,例えばアンローダ70の開閉を制御する電磁切換弁72に出力している制御信号に応じてコンプレッサ1が全負荷運転の状態にあるか否かを判断すると共に,第2圧力検知手段54からの第2基準圧力を越えた検知信号の受信の有無に基づいて,主回路30内の圧力が第2基準圧力を越えているか否かを判断し,コンプレッサ1が無負荷運転の状態にあるとき,又は全負荷運転の状態であっても主回路30内の圧力が第2基準圧力以下である場合には,キャンセル手段62によって判定手段61は前記ストレーナに目詰まりが生じているとの判定をしない。
コンプレッサ1が全負荷運転の状態にあり,かつ,主回路30内の圧力が第2基準圧力を越えると,判定手段61に対する前記キャンセル手段62による制限が解除され,判定手段61が作動すると共に,判定手段61は第1圧力検知手段52からの前記第1基準圧力以下である検知信号の受信待ちの状態となる。
ドレン排出回路40に設けられたストレーナ42に目詰まりや圧縮空気の脈動等によって,ストレーナ42の二次側の圧力が低下して第1基準圧力以下になると,第1圧力検知手段52が検知信号を出力し,この検知信号の受信により制御手段60はカウンタ61aを起動して,検知信号の受信継続時間のカウントを開始する。
カウンタ61aによりカウントされた受信継続時間が所定時間(5秒)未満である場合には,判定手段61は,次回の検知信号の受信まで再度受信待ちの状態となる。
一方,カウンタ61aが所定時間(本実施形態では5秒),継続して検知信号の受信をカウントすると,判定手段61はストレーナ42に目詰まりが生じていると判定する。
判定手段61によってストレーナ42に目詰まりが生じていると判定されると,制御手段60において実現される制御信号出力手段63は,表示手段90である例えば警告灯91を点灯するための,又は警音器92に警告音を発生させるための制御信号を出力する。
また,制御手段60の制御信号出力手段63は,表示手段90に対する前記制御信号の出力に代え,又は表示手段90に対する制御信号の出力と共に,コンプレッサ1を非常停止させる制御信号を出力して,コンプレッサを非常停止させる。
なお,このような表示手段90による表示,又はコンプレッサ1の非常停止は,オペレータによる操作によって予め設定された条件に従って,何れか一方を選択して行うように構成しても良く,制御手段60に設けられた記憶手段に予めこの設定を記憶させておくことにより,制御手段60がこの設定に従って動作するように構成しても良い。
〔その他〕
以上説明した実施形態にあっては,低圧段の圧縮機本体10aと,高圧段の圧縮機本体10b間を連通する管路を主回路30とし,この主回路30に連通したドレン排出回路40に設けたストレーナ42の目詰まりを判定するものとして構成した例を示したが,例えば図1において,高圧段の圧縮機本体10bの吐出口11bと,図示せざる空気作業機間を連通する,圧縮空気の供給回路30’を前述の主回路とし,この主回路に連通されたドレン排出回路40’に設けたストレーナ42の目詰まりを判定するものとして構成しても良く,この場合には,ストレーナ42と電磁弁(絞り)41’間に前述の第1圧力検知手段52を配置する。また,このように構成する場合には,ドレン排出回路40’内の圧力は,前述した実施形態の場合に比較して高い圧力(一例として0.7〜0.8MPa)となることから,これに対応して各基準圧力の設定を変更する。
更に図2に示すような単段型のコンプレッサに本発明の目詰まり判定装置を適用する場合においても,同様に本発明の目詰まり判定方法,目詰まり判定装置を適用することができ,この場合にも前記同様,ドレン排出回路40内の圧力は,前述した実施形態の場合に比較して高い圧力となることから,これに対応して各基準圧力の設定を変更する。
以上説明した本発明のストレーナの目詰まり判定方法及び判定装置は,ストレーナと絞りとを備え,一端が大気開放された管路全般における前記ストレーナの目詰まりの検出に使用可能であり,例えば,コンプレッサのドレン排出回路に設けたストレーナ,より好適には,オイルフリー圧縮機を使用した多段式コンプレッサにおいて,低圧段の圧縮機本体と高圧段の圧縮機本体を連通する管路において生じたドレンを排出するために設けられたドレン排出回路のストレーナの目詰まりを検出するに適したものである。
本発明の目詰まり判定装置を備えたコンプレッサの全体構成図。 従来のコンプレッサ(油冷式又は水循環式)の概略回路図。 従来のコンプレッサ(オイルフリー型多段式)の概略回路図。
符号の説明
1 コンプレッサ
10 圧縮機本体
10a 低圧段の圧縮機本体
10b 高圧段の圧縮機本体
11,11a,11b 吐出口
12,12a,12b 吸気口
20 セパレータレシーバタンク
30 主回路
30’ 圧縮空気の供給回路
31 冷却器
32 ドレンセパレータ
33 ドライヤ
40 分岐回路(ドレン排出回路)
40’ドレン排出回路
40a 一端[分岐回路(ドレン排出回路)の]
40b 他端[分岐回路(ドレン排出回路)の]
41 絞り(オリフィス)
41’絞り(電磁弁)
42 ストレーナ
44 逆止弁
52 第1圧力検知手段
54 第2圧力検知手段
60 制御手段
61 判定手段
61a カウンタ
62 キャンセル手段
63 制御信号出力手段
70 アンローダ
71 油圧シリンダ
72 電磁切換弁
80 エアフィルタ
90 表示手段
91 警告灯
92 警音器

Claims (8)

  1. ドレンと共に排出される圧縮流体の量を制限する絞りと,前記絞りの一次側に配置されたストレーナを備え,一端を大気開放して流体の放出口と成すと共に,他端を流体機械に所定圧力の圧縮流体を導入する主回路に連通した分岐回路において,
    前記絞りと前記ストレーナ間において前記分岐回路内の圧力を監視し,
    前記絞りと前記ストレーナ間における前記分岐回路内の圧力が,前記ストレーナが目詰まりを生じていない状態における圧力未満の所定圧力に設定した基準圧力以下となったとき,前記ストレーナに目詰まりが生じていると判定するストレーナの目詰まり判定方法。
  2. 前記分岐回路が,コンプレッサの圧縮機本体又はセパレータレシーバタンクから他の流体機械に対して圧縮流体の導入を行う主回路に他端を連通した回路であり,
    前記ストレーナの目詰まりの判定を,前記コンプレッサの全負荷運転時において行う請求項1記載のストレーナの目詰まり判定方法。
  3. 前記分岐回路が,コンプレッサの圧縮機本体又はセパレータレシーバタンクから他の流体機械に対して圧縮流体の導入を行う主回路に他端を連通した回路であり,
    前記主回路内の圧力を監視し,前記主回路内の圧力が前記基準圧力以上の所定圧力に設定した第2基準圧力を越えた後,前記ストレーナの目詰まりを判定する請求項1又は2記載のストレーナの目詰まり判定方法。
  4. 前記ストレーナと前記絞り間における前記分岐回路内の圧力が,所定時間連続して前記基準圧力以下であるとき,前記ストレーナに目詰まりが生じていると判定する請求項1〜3いずれか1項記載のストレーナの目詰まり判定方法。
  5. ドレンと共に排出される圧縮流体の量を制限する絞りと,前記絞りの一次側に配置されたストレーナを備え,一端を大気開放して流体の放出口と成すと共に,他端を流体機械に所定圧力の圧縮流体を導入する主回路に連通した分岐回路において,
    前記ストレーナが目詰まりを生じていない状態における前記絞りと前記ストレーナ間の前記分岐回路内の圧力未満の所定圧力に設定した基準圧力以下となったことを検知し検知信号を出力する第1圧力検知手段を,前記絞りと前記ストレーナ間の前記分岐回路に設けると共に,
    前記第1圧力検知手段からの前記基準圧力以下となった検知信号を受信したとき,前記ストレーナに目詰まりが生じていると判定する判定手段を設けたことを特徴とするストレーナの目詰まり判定装置。
  6. 前記分岐回路が,コンプレッサの圧縮機本体又はセパレータレシーバタンクから他の流体機械に対して圧縮流体の導入を行う主回路に他端を連通した回路であり,
    前記コンプレッサが無負荷運転の状態にあるとき,前記判定手段に前記ストレーナに目詰まりが生じているとの判定をさせないキャンセル手段を備えることを特徴とする請求項5記載のストレーナの目詰まり判定装置。
  7. 前記分岐回路が,コンプレッサの圧縮機本体又はセパレータレシーバタンクから他の流体機械に対して圧縮流体の導入を行う主回路に他端を連通した回路であり,
    前記主回路内の圧力が,前記基準圧力以上の所定圧力に設定した第2基準圧力を越えたことを検知し検知信号を出力する第2圧力検知手段を前記主回路に設けると共に,
    前記第2圧力検知手段からの前記第2基準圧力を越えた検知信号を受信する迄,前記判定手段に前記ストレーナに目詰まりが生じているとの判定をさせないキャンセル手段を備えることを特徴とする請求項5又は6記載のストレーナの目詰まり判定装置。
  8. 前記第1圧力検知手段からの前記基準圧力以下となった検知信号の受信継続時間をカウントするカウンタを設けると共に,前記カウンタによる所定時間のカウントが完了したとき,前記判定手段が,前記ストレーナに目詰まりが生じていると判定することを特徴とする請求項5〜7いずれか1項記載のストレーナの目詰まり判定装置。
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