JP4847766B2 - ストレーナの目詰まり判定方法及び判定装置 - Google Patents
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Description
前記絞り41と前記ストレーナ42間において前記分岐回路40内の圧力を監視し,
前記絞り41と前記ストレーナ42間における前記分岐回路40内の圧力が,前記ストレーナ42が目詰まりを生じていない状態における圧力未満の所定圧力に設定した基準圧力(実施形態における第1基準圧力)以下となったとき,前記ストレーナ42に目詰まりが生じていると判定するものである(請求項1)。
前記ストレーナ42が目詰まりを生じていない状態における前記絞り41と前記ストレーナ42間の前記分岐回路40内の圧力未満の所定圧力に設定した基準圧力(第1基準圧力)以下となったことを検知し検知信号を出力する第1圧力検知手段52を,前記絞り41と前記ストレーナ42間の前記分岐回路40に設けると共に,
前記第1圧力検知手段52からの前記基準圧力以下となった検知信号を受信したとき,前記ストレーナ42に目詰まりが生じていると判定する,例えば電子制御装置によって実現される判定手段61を設けたことを特徴とする(請求項5)。
前記コンプレッサ1が無負荷運転の状態にあるとき,前記判定手段61に前記ストレーナ42に目詰まりが生じているとの判定をさせないキャンセル手段62を備えた構成としても良い(請求項6)。
前記第2圧力検知手段54からの前記第2基準圧力を越えた検知信号を受信する迄,前記判定手段61に前記ストレーナに目詰まりが生じているとの判定をさせないキャンセル手段62を備えた構成としても良い(請求項7)。
図1において,1は,オイルフリー型の多段式コンプレッサであり,このコンプレッサ1は,二機の圧縮機本体10a,10bを備えており,一方の圧縮機本体(低圧段)10aによって外気を吸入して圧縮し,この低圧段の圧縮機本体10aによる圧縮で得られた圧縮空気を,他方の圧縮機本体(高圧段)10bに導入して更に圧縮することで,高圧の圧縮空気を得ることができるように構成したものである。
1.基本構成
以上のように構成されたコンプレッサ1のドレン排出回路40において,前述のストレーナ42と絞り41間には,この位置におけるドレン排出回路40内の圧力を検知する圧力検知手段(第1圧力検知手段)52を設けている。
以上説明した構成では,本発明のストレーナの目詰まり判定装置の構成中,コンプレッサ1以外の他の機器に設けた分岐回路に適用する場合においても共通する構成部分についてのみ説明したが,図示のようにコンプレッサ1の前記ドレン排出回路40に設けたストレーナ42の目詰まりを判定する場合には,前記構成と共に,前述の主回路30内の圧力を検知する第2圧力検知手段54を設けると共に,制御手段60によって,以下に説明する各手段を更に実現することが好ましい。
前述の第2圧力検知手段54は,圧力スイッチや圧力センサによって構成することができ,前述の主回路30内の圧力が,前述の第1基準圧力以上の所定圧力に設定した第2基準圧力を越えたことを検知して検知信号を出力する。
前述のように,低圧段の圧縮機本体10aと高圧段の圧縮機本体10b間を連通する主回路30に連通した前述のドレン排出回路40にあっては,アンローダ70により低圧段の圧縮機本体10aの吸気口12aが閉ざされている無負荷運転時には,主回路30に対して低圧段の圧縮機本体10aからの圧縮空気の導入は行われておらず,一方,高圧段の圧縮機本体10bによって主回路30内が吸気され,主回路30内の圧力が低下した状態にある。
さらに,圧縮機本体10aより吐出される圧縮空気の脈動等に起因して,ドレン排出回路40内に生じた一時的な圧力変化に基づいて,判定手段61がストレーナ42の目詰まりが判定されることを防止するために,第1圧力検知手段52からの検知信号の受信継続時間をカウントするカウンタ61aを制御手段60において実現し,カウンタ61aにより設定時間(本実施形態にあっては5秒)がカウントされたとき,判定手段61による目詰まりの判定が行われるように構成した。
以上のように構成された本発明のストレーナの目詰まり判定装置を備えたコンプレッサ1を始動すると,前記制御手段60によって実現されるキャンセル手段62が,例えばアンローダ70の開閉を制御する電磁切換弁72に出力している制御信号に応じてコンプレッサ1が全負荷運転の状態にあるか否かを判断すると共に,第2圧力検知手段54からの第2基準圧力を越えた検知信号の受信の有無に基づいて,主回路30内の圧力が第2基準圧力を越えているか否かを判断し,コンプレッサ1が無負荷運転の状態にあるとき,又は全負荷運転の状態であっても主回路30内の圧力が第2基準圧力以下である場合には,キャンセル手段62によって判定手段61は前記ストレーナに目詰まりが生じているとの判定をしない。
以上説明した実施形態にあっては,低圧段の圧縮機本体10aと,高圧段の圧縮機本体10b間を連通する管路を主回路30とし,この主回路30に連通したドレン排出回路40に設けたストレーナ42の目詰まりを判定するものとして構成した例を示したが,例えば図1において,高圧段の圧縮機本体10bの吐出口11bと,図示せざる空気作業機間を連通する,圧縮空気の供給回路30’を前述の主回路とし,この主回路に連通されたドレン排出回路40’に設けたストレーナ42の目詰まりを判定するものとして構成しても良く,この場合には,ストレーナ42と電磁弁(絞り)41’間に前述の第1圧力検知手段52を配置する。また,このように構成する場合には,ドレン排出回路40’内の圧力は,前述した実施形態の場合に比較して高い圧力(一例として0.7〜0.8MPa)となることから,これに対応して各基準圧力の設定を変更する。
10 圧縮機本体
10a 低圧段の圧縮機本体
10b 高圧段の圧縮機本体
11,11a,11b 吐出口
12,12a,12b 吸気口
20 セパレータレシーバタンク
30 主回路
30’ 圧縮空気の供給回路
31 冷却器
32 ドレンセパレータ
33 ドライヤ
40 分岐回路(ドレン排出回路)
40’ドレン排出回路
40a 一端[分岐回路(ドレン排出回路)の]
40b 他端[分岐回路(ドレン排出回路)の]
41 絞り(オリフィス)
41’絞り(電磁弁)
42 ストレーナ
44 逆止弁
52 第1圧力検知手段
54 第2圧力検知手段
60 制御手段
61 判定手段
61a カウンタ
62 キャンセル手段
63 制御信号出力手段
70 アンローダ
71 油圧シリンダ
72 電磁切換弁
80 エアフィルタ
90 表示手段
91 警告灯
92 警音器
Claims (8)
- ドレンと共に排出される圧縮流体の量を制限する絞りと,前記絞りの一次側に配置されたストレーナを備え,一端を大気開放して流体の放出口と成すと共に,他端を流体機械に所定圧力の圧縮流体を導入する主回路に連通した分岐回路において,
前記絞りと前記ストレーナ間において前記分岐回路内の圧力を監視し,
前記絞りと前記ストレーナ間における前記分岐回路内の圧力が,前記ストレーナが目詰まりを生じていない状態における圧力未満の所定圧力に設定した基準圧力以下となったとき,前記ストレーナに目詰まりが生じていると判定するストレーナの目詰まり判定方法。 - 前記分岐回路が,コンプレッサの圧縮機本体又はセパレータレシーバタンクから他の流体機械に対して圧縮流体の導入を行う主回路に他端を連通した回路であり,
前記ストレーナの目詰まりの判定を,前記コンプレッサの全負荷運転時において行う請求項1記載のストレーナの目詰まり判定方法。 - 前記分岐回路が,コンプレッサの圧縮機本体又はセパレータレシーバタンクから他の流体機械に対して圧縮流体の導入を行う主回路に他端を連通した回路であり,
前記主回路内の圧力を監視し,前記主回路内の圧力が前記基準圧力以上の所定圧力に設定した第2基準圧力を越えた後,前記ストレーナの目詰まりを判定する請求項1又は2記載のストレーナの目詰まり判定方法。 - 前記ストレーナと前記絞り間における前記分岐回路内の圧力が,所定時間連続して前記基準圧力以下であるとき,前記ストレーナに目詰まりが生じていると判定する請求項1〜3いずれか1項記載のストレーナの目詰まり判定方法。
- ドレンと共に排出される圧縮流体の量を制限する絞りと,前記絞りの一次側に配置されたストレーナを備え,一端を大気開放して流体の放出口と成すと共に,他端を流体機械に所定圧力の圧縮流体を導入する主回路に連通した分岐回路において,
前記ストレーナが目詰まりを生じていない状態における前記絞りと前記ストレーナ間の前記分岐回路内の圧力未満の所定圧力に設定した基準圧力以下となったことを検知し検知信号を出力する第1圧力検知手段を,前記絞りと前記ストレーナ間の前記分岐回路に設けると共に,
前記第1圧力検知手段からの前記基準圧力以下となった検知信号を受信したとき,前記ストレーナに目詰まりが生じていると判定する判定手段を設けたことを特徴とするストレーナの目詰まり判定装置。 - 前記分岐回路が,コンプレッサの圧縮機本体又はセパレータレシーバタンクから他の流体機械に対して圧縮流体の導入を行う主回路に他端を連通した回路であり,
前記コンプレッサが無負荷運転の状態にあるとき,前記判定手段に前記ストレーナに目詰まりが生じているとの判定をさせないキャンセル手段を備えることを特徴とする請求項5記載のストレーナの目詰まり判定装置。 - 前記分岐回路が,コンプレッサの圧縮機本体又はセパレータレシーバタンクから他の流体機械に対して圧縮流体の導入を行う主回路に他端を連通した回路であり,
前記主回路内の圧力が,前記基準圧力以上の所定圧力に設定した第2基準圧力を越えたことを検知し検知信号を出力する第2圧力検知手段を前記主回路に設けると共に,
前記第2圧力検知手段からの前記第2基準圧力を越えた検知信号を受信する迄,前記判定手段に前記ストレーナに目詰まりが生じているとの判定をさせないキャンセル手段を備えることを特徴とする請求項5又は6記載のストレーナの目詰まり判定装置。 - 前記第1圧力検知手段からの前記基準圧力以下となった検知信号の受信継続時間をカウントするカウンタを設けると共に,前記カウンタによる所定時間のカウントが完了したとき,前記判定手段が,前記ストレーナに目詰まりが生じていると判定することを特徴とする請求項5〜7いずれか1項記載のストレーナの目詰まり判定装置。
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