JP4846950B2 - ファスナクリップおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
(発明の背景)
本発明は一般にファスナクリップ、とくに新規なファスナクリップおよび前記新規なファスナクリップを製造する方法に関するものである。
【0002】
プラスチックファスナはこの技術において周知であり、普通2つまたはそれ以上の品物を一緒に組合わせるのに使用される。例えば、プラスチックファスナは、商品に値札を取付けるため、衣料品にボタンを組合わせまたは再度組合わせるため、靴の上部を一緒につなげるためなどに使用されてきた。
【0003】
プラスチックファスナは、典型的には、その一端部に第1拡大部をその反対側端部に第2拡大部を有する可撓性フィラメントよりなる。プラスチックファスナの一つの共通の型において(例えば、米国特許第5321872号明細書の図1参照、この特許明細書は参照によりここに取り込まれる)、第1拡大部は横方向バーの形を有し、第2拡大部はパドル(へら)または第2の横方向バーの形を有し、横方向バーおよびパドル(または第2の横方向バー)は互いに平行な平面内において延長する。プラスチックファスナの別の共通の型において(例えば、米国特許第3494004号明細書参照、この特許明細書は参照によってここに取り込まれ)、第1拡大部は横方向バーの形を有し、第2拡大部はノブまたはピンの頭の形を有する。プラスチックファスナのさらに別の共通の型において(例えば、米国特許第4240183号明細書参照。この特許が参照のためここに取り込まれる。)、第1拡大部は横方向バーの形またはプラグの形を有し、第2拡大部はソケットの形を有し、前記ソケットは前記横方向バーまたはプラグを受入れるのに適している。
【0004】
上記種々な型のプラスチックファスナは、典型的には、一体のファスナクリップの一部として成形される。そのようなファスナクリップの例は、米国特許第3733657号明細書に開示され、該特許明細書は参照によりここに取り込まれ。前記‘657特許のクリップは複数のファスナを含み、前記各ファスナはその一端部に横方向バー(またはクロスバー)を、その反対側端部にパドルまたは第2横方向バー(またはクロスバー)を有する可撓性フィラメントよりなり、各ファスナの横方向バーおよびパドル(または第2横方向バー)は互いに平行な平面内に延長している。ファスナは、各横方向バーが離され横に並んでかつ互いに平行になるように、また各パドル(または第2横方向バー)が離され横に並んでかつ互いに平行になるように、配置されている。前記‘657特許のクリッブは、また、ランナバーを有し、前記ランナバーは各横方向バーに対して垂直に延びかつ切断し得るコネクタによって各横方向バーに連結されている。前記‘657特許のクリッブはさらに隣接するパドル(または第2横方向バー)の各対を互いに連結するいくつかの部材を含んでいる。
【0005】
プラスチックファスナを互いに連結する1つまたはそれ以上のランナバーを有するファスナクリップの例は、米国特許第5622257号、第4901854号,第5799375号および再発行特許34891号各明細書を含み、これらすべての特許明細書が参照によってここに取り込まれる。
【0006】
ランナバーを有する上記型のファスナクリップは、ある欠点に悩んでいた。例えば、ランナバーはファスナクリップ全体の大きさをいちじるしく増加し、それによりファスナクリップの包装および全体的取扱いを一層厄介にした。さらに、ファスナをランナバーに連結するため以前に使用され、またファスナがそこから分離された後にランナバー上に依然として残っている切断されたコネクタは、ファスナがファスナクリップから通常のファスナ装着工具によって商品に装着されるとき商品を好ましくなく傷つけまたは損傷するかも知れない尖った端部をしばしば取り残す。さらに、ランナバーを有する型のクリップに成形可能なファスナの数は、典型的には、ファスナクリップを製造するのに使用される成形工程によって制限される。
【0007】
少なくとも前記理由で、多数のランナバーのないファスナクリップ、組立体または材料が流行した。例えば、1977年8月2日に特許された、参照によりここに取り込まれる発明者ボーン(Bone)の米国特許第4039078号明細書において、それぞれ好適にはH字形を有する複数のファスナを得るため、例えば切断、裂断または剪断によって、分離または分割されるファスナ取付け材料が開示されている。材料はそのもっとも好適な形式において、二つの分割されない長くかつ連続したプラスチック側方部材を含み、側方部材はそれらにかつそれらの間に組合わされた複数のプラスチッククロスリンクを有し、リンクはそれぞれ好適には互いに等間隔に離されている。
【0008】
米国特許第4039078号明細書に開示されたものに関連するファスナ材料は、1984年6月26日に特許された、参照によりここに取り込まれる発明者ラッセル(Russel)の米国特許第4456123号明細書に開示されている。米国特許第4456123号のファスナ材料は、米国特許第4456123号において、フィラメントが実質的にD字形断面を有しかつ金型から取出すのを容易にするため平面から延長する面に通風装置を備えることにおいて米国特許第4039078号のものとは相違する。また、側方部材は、分離を容易にするため切断可能なコネクタを備えるため個々のファスナの間の断面積が縮小されている。コネクタは隣接するファスナのエンドバーを、好適にはフィラメントと同じ側またはその反対側のいずれかに前記平面から延長する前記平面における平坦面を有するそれらの周辺の部分において、端を接して接合する。好適には、それらは同じ側から延長し、接合されたエンドバーは実質的にD字形である。コネクタが反対側から延長する場合、その断面は好適には円形針孔を通って供給するため一層丸い断面を得るため接合されたエンドバーを横切って連続する。
【0009】
米国特許第4039078号および第4456123号各明細書から分かるように、隣接するファスナの拡大部は、端を対向する関係において配置される。これに対して、1987年4月28日に特許された、参照によりここに取り込まれる発明者カトー(Kato)の米国特許第4660718号明細書において、その端部の一つにヘッドをその反対側端部にクロスバーを有する可撓性フィラメントよりなる隣接するファスナの各ヘッドおよびクロスバーが、平行な、横に並んだ離された関係において配置される、ランナバーのないファスナ集合体が開示されている。とくに、各ヘッドの二つの側面は、頂点を備えるため端部から中央部分に向かって突出しまたは膨らむように形成され、隣接するヘッドは切断によって容易に分離可能となるように、それらの向合った頂点を通って相互にかつ直接に連結されている。隣接するクロスバーの側面は、クロスバーの長さの実質的部分に沿って縦方向に延びるフィルムまたはロッドにより、または隣接するクロスバーの側面に対して横方向に延長する複数のコネクタポストによって連結されている。前記‘718号特許において説明されたように、前記フィルム、ロッドおよびコネクタポストの目的は、隣接するクロスバーが移動すること、すなわち相対的に旋回することを防止することである。
【0010】
1987年1月20日に特許された、発明者カトー(Kato)の米国再発行特許第32332号明細書には、その一端にヘッドをその反対側端部にヘッドを有し、隣接するファスナの各ヘッドおよびクロスバーが平行な、横に並んで、離された関係において配置された、可撓性フィラメントよりなる型のファスナを有するランナバーのないファスナ組立体が開示されている。とくに、各ヘッドの二面は頂点を備えるように中央部分に向かって端部から突出しまたは膨らむように形成され、隣接するヘッドが切断により容易に分離可能であるようにそれらの向合った頂点を通して相互にかつ直接に連結されている。同様に、各クロスバーの二つの側面は中央部分において突出するように形成され、隣接するクロスバーはそれらの各突出部分を通して直接連結されている。他の実施例において、前記直接接合されたヘッドは、前記と同様に直接接合された第2組のクロスバーによって置換されている。前記‘332号特許によれば、隣接するヘッドの相互の直接接合および隣接するクロスバーの相互の直接接合は、いずれも前記のように、使用されるときコネクタポストはそれらが取付けられるヘッドおよび/またはクロスバー上に好ましくないひげ状突起を残すといわれる理由で、コネクタポストの使用に対して好ましい。
【0011】
(発明の要約)
本発明の目的は、新規なファスナクリップおよびそれをの製造する方法を得ることである。
【0012】
本発明の別の目的は、容易に製造されかつ容易に使用される、最少の部品数を有する前記のようなファスナクリップを得ることである。
【0013】
本発明の一つの観点によれば、第1拡大端部および第2拡大端部を有する可撓性フィラメントよりなる第1ファスナ、第1拡大端部および第2拡大端部を有する可撓性フィラメントよりなる第2ファスナを有し、第1および第2ファスナは、平行に、横に並んで、離れた関係において配置され、また第1ファスナの第1拡大端部を第2ファスナの第1拡大端部に連結する第1コネクタポスト、第1ファスナの第2拡大端部を第2ファスナの第2拡大端部に連結する第2コネクタポスト、第1および第2ファスナの第1拡大端部から離された長いランナバー、長いランナバーを第1ファスナの第1拡大端部に連結する第1連結ネックであって、第1ファスナの第1拡大端部上に形成された第1端部を有する第1連結ネック、および長いランナバーを第2ファスナの第1拡大端部に連結する第2連結ネックであって、第2ファスナの第1拡大端部上に形成された第1端部を有する第2連結ネック、を有するファスナクリップが得られる。
【0014】
本発明の第2の観点によれば、複数のファスナクリップ、前面を有するシートであって、少なくとも前記シートの前面の一部が接着剤でコーティングされ、前記複数のファスナクリップが離れた関係において前記シートの前面上に取付けられている前記シート、および前記シートを保持するためのコンテナであって、前記コンテナが前記コンテナの内部に出入りするためそこに形成された開口を有する前記コンテナを有するファスナクリップ組立体が得られる
【0015】
本発明の別の観点によれば、ファスナクリップを製造する方法であって、前記方法が、第1拡大端部および第2拡大端部を有する可撓性フィラメントよりなる第1ファスナ、第1拡大端部および第2拡大端部を有する可撓性フィラメントよりなる第2ファスナを有し、第1および第2ファスナは、平行に、横に並んで、離された関係において配置され、また第1ファスナの第1拡大端部を第2ファスナの第1拡大端部に連結する第1コネクタポスト、および第1ファスナの第2拡大端部を第2ファスナの第2拡大端部に連結する第2コネクタポストを有するファスナクリップに類似する陰型を有する金型を設けること、溶融したプラスチックを金型の陰型に射出すること、溶融したプラスチックを金型の陰型内で冷却することを可能にすること、そして成形されたプラスチックを金型から取出してファスナクリップを生産することの各工程を含むファスナクリップを製造する方法が得られる。
【0016】
本発明の別の観点によれば、ファスナクリップを製造する方法であって、前記方法が、第1拡大端部および第2拡大端部を有する可撓性フィラメントよりなる第1ファスナ、第1拡大端部および第2拡大端部を備えた可撓性フィラメントよりなる第2ファスナを有し、第1および第2ファスナは、平行に、横に並んで、離された関係において配置され、また第1ファスナの第1拡大端部を第2ファスナの第1拡大端部に連結する第1コネクタポスト、および第1ファスナの第2拡大端部を第2ファスナの第2拡大端部に連結する第2コネクタポスト、第1および第2ファスナの第1拡大端部から離された長いランナバー、長いランナバーを第1ファスナの第1拡大端部に連結する第1連結ネックであって、第1ファスナの第1拡大端部上に形成された第1端部を有する第1連結ネック、および前記長いランナバーを第2ファスナの第1拡大端部に連結する第2連結ネックであって、第2ファスナの第1拡大端部上に形成された第1端部を有する第2連結ネックを備えたくぼみを有するファスナクリップに類似するくぼみを有する金型を設けること、溶融したプラスチックを金型の陰型内に射出すること、溶融したプラスチックを金型の陰型内で冷却することを可能にすること、そして成形されたプラスチックを金型から取出してファスナクリップを生産することの各工程を含むファスナクリップを製造する方法が得られる。
【0017】
種々の他の特徴および利点は、下記の記載から明らかになるであろう。記載において、その一部を形成し、かつ例示として本発明はを実施するための種々の実施例を示す、添付図面に対する参照がなされる。これらの実施例は、従来技術に通じた人々が本発明を実施し得るため十分詳細に記載され、また他の実施例が利用されることおよび構造的変更が本発明の範囲から離れることなくなされることが理解されるべきである。したがって、下記の詳細な記載は限定の意味に取られるべきでなく、本発明の範囲は特許請求の範囲の記載によってもっとも良く画成される。
【0018】
ここに本明細書に組込まれかつその一部を構成する添付図面は、本発明の一部を構成し、その記載とともに本発明の原理を説明するのに役立つ。図面において、同様の参照符号は同様の部品を示す。
【0019】
(好適な実施例の詳細な記載)
さて図面を参照すると、本発明の教示に従って構成されたファスナクリップの第1実施例が示され、ファスナクリップは、全体的に参照符号11で指示されている。
【0020】
ファスナクリップ11は、下記にさらに詳細に記載されるように、好適には、ポリウレタン、ポリプロピレン等のようなプラスチックから射出成形された一体構造である。ファスナクリップ11は、5個の同じファスナ13を含んで示されているが、ファスナクリップ11のファスナ13の数は、説明のためのみのもので本発明の範囲または精神から離れることなく増減可能である。(実際、望むならば、数百個またはそれ以上のファスナ13を含むことができる)。
【0021】
各ファスナは、第1の拡大端部17および第2の拡大端部19を有する、薄くて、長い可撓性フィラメント15よりなる。この実施例において、フィラメント15は形状が実質的に円筒形で、拡大端部17は実質的に円筒形の横方向のバーの形状をなし、拡大端部19は実質的に円筒形の横方向バーの形状をなし、それによりファスナ13に全体的にH字型の形状を与えている。
【0022】
各フィラメント15および拡大端部17および19は、この実施例において、全体的に円筒形を有するものとして示されているが、フィラメント15および拡大端部17および19は、形状において全体的に円筒形である必要はない。例えば、拡大端部17および19は、楕円形または長方形のような、多数の異なった横方向断面形状のいずれかを有する横方向バーとすることができる。さらに、拡大端部17および19は、本願と同様に譲渡された、係属中の米国特許出願連続番号09/151650号(参照によりここに取り込まれる)のクロスバー55および57によって保有されるか、または本願と同様に譲渡された、米国特許第5622257号(参照によりここに取り込まれる)の脚15−1および15−1のような、均一でない形状を有する横方向バーとすることができる。さらに、下記に示されるように、拡大端部17および19の一方または双方は横方向バーの形状とされる必要がない。
【0023】
ファスナ13は互いに実質的に平行にかつ離して配置され、それらの各拡大端部17は横に並んで配置され、それらの各拡大端部19は横に並んで配置されている。隣接する各拡大端部17の各対は、切断し得るコネクタポスト21−1によってその互いに向合った側面のほぼ中央において接合され、隣接する各拡大端部19の各対は、切断し得るコネクタポスト21−2によってその互いに向合った側面のほぼ中央において接合され、コネクタポスト21−1および21−2はそれぞれ拡大端部17および19に対して横方向に延長している。
【0024】
コネクタポスト21は、クリップ11からの個々のファスナ13の取外しの前にクリップ11における隣接するファスナ13間の連結を維持するのに十分に強いが、しかし、ファスナ取外し工具の通常の切断作用によって切断されるのに十分に弱い。同時に、ポスト21はある程度の可撓性を有し、その結果、端部17および19に対するポスト21の配置のため、クリップ11における隣接するファスナ13は相対的に曲がることを許される。この曲げに対する自由度は、仮米国特許出願連続番号60/122557号(参照のためここに引用する)に開示されたように、湾曲した供給トラックを有するファスナ取外し工具からクリップ11が取外される場合、きわめて有用である。
【0025】
ファスナクリップ11は、さらにファスナ13から離されかつコネクタポスト21に平行に延びるランナバー31を有する。複数の離された連結ネック33はランナバー31から垂直に延びている。各連結ネック33は、連結ネック33の残りの部分と比較して断面積が縮小した第1端部35を有し、第1端部35は関連する拡大端部17上に形成されている。とくに、各連結ネック33は第1端部35においてV字状先端までテーパ付きで、それにより、第1端部35における連結ネック33の弱点を構成している。
【0026】
長いランナバー31を備えていることは、ファスナクリップ11がこの技術において周知でありかつ広く使用されている現存するファスナ取外し工具とともに使用可能になることを認識すべきであり、そのことはきわめて好ましいことである。
【0027】
図2および3を参照すると、本発明の教示に従って構成されたファスナクリップの第2実施例が示され、ファスナクリップは全体的に参照符号41で示されている。下記にさらに詳細に記載されるように、ファスナクリップ41は、ランナバーのないファスナクリップである。
【0028】
ファスナクリップ41は、ファスナクリップ41がランナバー31または複数の連結ネック33を有しないことにおいてだけ、ファスナクリップ11と相違している。
【0029】
ファスナクリップ41が、ファスナクリップ11から直接作成可能であることを認識すべきである。とくに、第1端部31における各連結ネック33の断面積縮小領域のため、ファスナ13は容易にランナバー31から分離可能である。例として、ナイフの刃またはたの同様な装置が第1端部31における連結ネック33を横切って適用可能である。限定された大きさの下向き力を使用して、ナイフの刃はネック33およびランナバー31を第1端部35においてファスナ13から分離する。第1端部35におけるそのV字状構造のため、各連結ネック33はその関連する拡大端部17から拡大端部17上に連結ネック33の残りの部分をそれ程残すことなく、きれいに切断されるように設計されており、そのことはきわめて好ましいことである。
【0030】
ファスナクリップ41のランナバー31のない構造が、ランナバーを含むファスナクリップ以上の利点を導入することを認識すべきである。第1の例として、ファスナクリップ41はランナバーを含むファスナクリップよりいちじるしくサイズが小さい。その結果、ファスナクリップ41は包装、取扱いおよび使用するのが比較的容易で、そのことはきわめて好ましいことである。第2の例として、ネック33およびランナバー31は製造工程中にファスナ13から分離されるため、ネック33およびランナバー31はさらにファスナクリップ41を製造するのにリサイクル可能であり、それにより経済的にまた環境的に好ましくない廃棄物の量を減少する。
【0031】
ファスナクリップ41のコネクタポスト21は、全体的に形状が円形の横断面を有するものとして示されているが、しかしながら、コネクタポスト21が、本発明の精神から離れることなく、楕円形または長方形断面のような、別の形状の横断面を有することができることを理解すべきである。コネクタポスト21は、また、断面円錐形またはテーパ付きとすることもできる。実際、ファスナクリップ41が米国仮特許出願連続番号60/122657号明細書に開示されたようなファスナ取外し工具から取外される場合、一旦取付けられるとまさに取外されようとするファスナは、それに以前に取付けられたファスナに対してまさに取外されようとするファスナのままであるように、コネクタポスト21がまさに取外されるファスナから隣接するファスナまで直径が減少する円錐形またはテーパ付き断面を有することがきわめて望ましい。このようにして、工具によってまさに取外されようとするファスナは前記工具の供給案内の段階において実質的に隣接して位置することができる。
【0032】
一つのファスナからその隣接するファスナまで、直径がテーパ付きであるコネクタポストを有するファスナクリップの例が図4に示されており、全体的に参照符号51で示されている。クリップ51は、クリップ41とは、そのコネクタポスト61−1および61−2が一つのファスナからその隣接するファスナまで直径がテーパ付きであることにおいてだけ相違している。
【0033】
ファスナクリップ11,41および51のファスナ13は、種々の用途において使用される。例えば、ファスナ13は、たたんだ状態におけるドレスシャツのような衣類を保持するため、好適には、米国特許出願連続番号09/151650号明細書に開示された寸法および引張り強さを有するファスナ13を使用される。
【0034】
さて図5を参照すると、本発明の教示に従って構成されたファスナクリップの第3実施例の斜視図が示され、前記ファスナクリップは全体的に参照符号101で示されている。
【0035】
クリップ101は、多くの点においてクリップ11と同じであるが、二つのクリップの間の主要な相違点はそれらの各ファスナの形状にあり、クリップ101は複数のファスナ103よりなり、各ファスナ103は、第1の実質的に円筒形の横方向バー、および米国特許出願連続番号09/151650号明細書のクロスバー55および57の代わりに、また第2の実質的に円筒形の横方向バーの代わりに、ノブ状拡大端部107を有する可撓性フィラメント105を有する。隣接する拡大端部107の各対は、切断しうるコネクタポスト111−1によってその互いに向合った側面のほぼ中点において一緒に接合され、隣接する拡大端部109の各対は、切断しうるコネクタポスト111−2によってその互いに向合った側面のほぼ中点において一緒に接合され、コネクタポスト111−1および111−2は、拡大端部107および109に対して横方向にそれぞれ延びている。全体的に円筒形としてこの実施例において示された、コネクタポスト111はコネクタポスト21との連結において上記形状の変化を有する。コネクタポスト111は、好適にはコネクタポスト21の強さと可撓性を有する。(個々のファスナ103とその関連する拡大コネクタポスト111−1および111−2を示す種々の拡大破断斜視図が、図6のaからcに示されている)。
【0036】
クリップ101のファスナ103は、例えば、ボタンを衣服または織物に組み合わせまたは組合わせ直すため使用されるが、しかしながら、ファスナ103がもっぱらこの用途に制限されるものでなく、種々の他の用途に使用されることを理解すべきである。
【0037】
ファスナクリップ101はさらに、ファスナ103から離されかつコネクタポスト111と平行に延びる長いランナバー113を有する。複数の離された連結ネック115は、ランナバー113から垂直に延びている。各連結ネック115は連結ネック115の残りと比較して断面積が縮小した第1端部117を有し、第1端部117は関連する拡大端部109上に形成されている。とくに、各連結ネック115は第1端部117におけるV字型先端までテーパ付であり、それにより第1端部117における連結ネック115の弱点を形成している。
【0038】
図7を参照すると、本発明の教示に従って構成されたファスナクリップの第4実施例が示され、ファスナクリップは全体的に参照符号121で示されている。下記にさらに詳細に記載されるように、ファスナクリップ121はランナバーのないファスナクリップである。
【0039】
ファスナクリップ121は、ファスナクリップ101とファスナクリップ121がランナバー113または複数の連結ネック117を有しない点だけで相違している。
【0040】
ファスナクリップ121はファスナクリップ101から直接構成可能であることを認識すべきである。とくに、第1端部117における各連結ネック115の縮小した断面の厚さのため、ファスナ103はランナバー113から容易に分離可能である。例として、ナイフの刃または他の同様の装置が、第1端部117においてファスナ103からネック115およびランナバー113を分離するため、限定された大きさの力を使用して、連結ネック115を横切って適用可能である。第1端部117におけるそのV字型構造のため、各連結ネック115は拡大端部109に連結ネック115のかなりの部分を残すことなくその関連する拡大端部109からきれいに切断するように設計されており、そのことはきわめて好ましい。
【0041】
ファスナクリップ121のランナバーのない構造は、ランナバーを含むファスナクリップ以上の利点を導入することを認識すべきである。例えば、ファスナクリップ121は、ランナバーを含むファスナクリップよりサイズがいちじるしく小さい。その結果、ファスナクリップ121は、包装し、取扱いおよび使用することが比較的容易で、そのことはきわめて好ましい。
【0042】
ファスナクリップ11,41,101および121は、すべて好適には射出成形法によって製造される。簡単のため、本発明の論述は、ファスナクリップ11を構成するための射出成形法に限定される。しかしながら、ファスナクリップ41,101および121は、本発明の精神から離れることなしに同じ射出成形技術を使用して同様に作成可能である。
【0043】
さて図8を参照すると、ファスナクリップ11を製造することに使用するのに適した金型の拡大断面図が示され、金型は本発明の教示に従って構成され、参照符号211で示されている。
【0044】
図示のように、金型211は、ファスナクリップ11の寸法に対応するくぼみ213を含むように形成されている。図示されていないが、金型211は、溶融材料がそこから陰型213内に分配される開口も設けられている。
【0045】
図示されていないが、金型211は、陰型内に形成された硬化した溶融材料に到達しかつ取出すことを可能にするため適当に構成されている。
【0046】
使用の際、金型211は、ファスナクリップ11を下記のように構成するため使用される。好適にはプラスチックである溶融材料は、金型211の(図示されない)開口を通って陰型213内に射出される。ついで溶融材料は、金型211内で冷却されかつ硬化することが可能になる。ついで金型211は開放され、ファスナクリップ11の形式の硬化した溶融材料はそこから除去される。前記工程は、複数のファスナクリップ11を製造するため繰返される。
【0047】
ファスナクリップ11のような多数のファスナクリップが、連続したファスナクリップを形成するようにいっしょに成形されることを注目すべきである。例えば、複数のファスナクリップがインデックスモールディング法によって連続的に一緒に成形される。図示されていないが、金型211は、(例えば陰型213の一部が密閉された金型211外側まで延びる部分を有することによるような)インデックスモールディングを可能にするためわずかに変形される必要がある。
【0048】
インデックスモールディング法において、溶融材料は金型211の陰型213内に射出される。溶融材料は、金型211内で冷却しかつ硬化することが可能である。ついで金型211は開放され、第1ファスナクリップの形式である、硬化した溶融材料の大部分がそこから除去される。ついでこの工程は、密閉された金型211内に残された、長いランナバーのような、第1ファスナクリップの部分とともに繰返される。引続いて、第2ファスナクリップの射出成形工程中、溶融材料は金型211の陰型213内に、かつ、金型211内に依然として残されている第1ファスナクリップの周りに射出される。一旦溶融材料が冷却可能になると、金型211は第1ファスナクリップ上に連続的に成形される第2ファスナクリップを生産するため開放される。工程は、ファスナクリップの連続した供給を実施するため繰返される。
【0049】
ここで図9を参照すると、ファスナクリップ組立体が斜視図に図示され、ファスナクリップ組立体は本発明の教示に従って構成され、参照符号311で示されている。
【0050】
ファスナクリップ組立体311は、カートボードまたは紙のような、耐久性のある材料から構成された部分的に密封されたコンテナ313を有する。コンテナ313は、全体的に長方形で頂部パネル315を有する。溝形開口317が、頂部パネル315に形成されかつコンテナ313内部への通路を形成する。
【0051】
またファスナクリップ組立体311は、その前面の少なくとも一部上に形成された接着剤を有する前面321を備えたシート319を有する。複数のファスナクリップ41が、離された関係においてシート319の前面321上に取付けられかつ接着剤によってそこに剥離可能に取付けられている。理解し得るように、多数のファスナクリップ41を離された関係でシート319上に配置することにより、クリップ41は絡み合うことおよび損傷される可能性さえも阻止される。
【0052】
ファスナクリップ組立体311がシート319上に取付けられた複数のファスナクリップ41とともに図示されているが、ファスナクリップ11,101および121のような、別のファスナクリップが、本発明の精神から離れることなしにシート319上に配置され得ることは理解されるべきことに注目すべきである。
【0053】
また、多数の部分的に接着性のシート319が、使用するため大量のファスナクリップ41を得るため、コンテナ313内に配置されることも注目すべきである。また、シート319が第1シート319をコンテナ313から取出す際、第2シート319が開口317から自動的に部分的に飛出すような方法で積層されることも注目すべきである。
【0054】
本発明において図示された実施例は、単に例示のためのものであり、この技術に通じた人々は本発明の精神から離れることなしに多数の変更および変形をなし得るであろう。そのような変更および変形のすべては、請求項に定義された本発明の範囲内にあることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の教示に従って構成されたファスナクリップの第1実施例の上面図。
【図2】 本発明の教示に従って構成されたファスナクリップの第2実施例の斜視図。
【図3】 3−3線に沿う、図2に示されたファスナクリップの正面図。
【図4】 本発明の教示に従って構成されたファスナクリップの第3実施例の拡大上面図。
【図5】 本発明の教示に従って構成されたファスナクリップの第4実施例の斜視図。
【図6】 aからcは、図5に示されたファスナクリップの拡大破断斜視図であり、個々のファスナおよびその関連するコネクタポストを示す。
【図7】 本発明の教示に従って構成されたファスナクリップの第5実施例の斜視図。
【図8】 図1に示されたファスナクリップを製造するのに適した金型の拡大断面図。
【図9】 本発明の教示に従って構成されたファスナクリップ組立体。
Claims (6)
- ファスナクリップにおいて、
(a)第1拡大端部および第2拡大端部を有し、可撓性フィラメントよりなる第1ファスナ、
(b)第1拡大端部および第2拡大端部を有し、可撓性フィラメントよりなる第2ファスナ、を含み、
(c)前記第1ファスナおよび第2ファスナが平行に、横に並んで、離れた関係において配置され、そして
(d)前記第1ファスナの前記第1拡大端部を前記第2ファスナの前記第1拡大端部に、前記第1ファスナおよび第2ファスナが平行に、横に並んで、離れた関係において配置されるように、連結する第1コネクタポスト、
(e)前記第1ファスナの前記第2拡大端部を前記第2ファスナの前記第2拡大端部に、前記第1ファスナおよび第2ファスナが平行に、横に並んで、離れた関係において配置されるように、連結する第2コネクタポスト、
(f)前記第1拡大端部まで延びるように前記第1および第2ファスナの第1拡大端部から離された長いランナバー、
(g)前記長いランナバーを前記第1ファスナの第1拡大端部に、前記長いランナバーを前記第1拡大端部から分離できるように、連結する第1連結ネックであって、前記第1ファスナの第1拡大端部上に形成された第1端部を有する第1連結ネック、および
(h)前記長いランナバーを前記第2ファスナの第1拡大端部に、前記長いランナバーを前記第1拡大端部から分離できるように、連結する第2連結ネックであって、前記第2ファスナの第1拡大端部上に形成された第1端部を有する第2連結ネック、
を有するファスナクリップ。 - 前記第1連結ネックの第1端部が前記第1連結ネックの残り部と比較して断面積が縮小している請求項1に記載されたファスナクリップ。
- 前記第2連結ネックの第1端部が前記第2連結ネックの残り部と比較して断面積が縮小している請求項2に記載されたファスナクリップ。
- 前記第1連結ネックが、前記第1ファスナの前記第1拡大端部上に形成されたその第1端部におけるV字型先端までのテーパを有している請求項3に記載されたファスナクリップ。
- 前記第2連結ネックが、前記第1ファスナの前記第1拡大端部上に形成されたその第1端部におけるV字型先端までのテーパを有している請求項4に記載されたファスナクリップ。
- ファスナクリップを製造する方法であって、前記方法が、
(a)第1拡大端部および第2拡大端部を有する可撓性フィラメントよりなる第1ファスナ、第1拡大端部および第2拡大端部を備えた可撓性フィラメントよりなる第2ファスナを有し、前記第1ファスナおよび第2ファスナが平行に、横に並んで、離された関係において配置され、そして、前記第1ファスナの前記第1拡大端部を前記第2ファスナの前記第1拡大端部に連結する第1コネクタポスト、前記第1ファスナの前記第2拡大端部を前記第2ファスナの前記第2拡大端部に連結する第2コネクタポスト、前記第1および第2ファスナの第1拡大端部から離された長いランナバー、前記長いランナバーを前記第1ファスナの第1拡大端部に連結する第1連結ネックであって、前記第1ファスナの第1拡大端部上に形成された第1端部を有する第1連結ネック、および前記長いランナバーを前記第2ファスナの第1拡大端部に連結する第2連結ネックであって、前記第2ファスナの第1拡大端部上に形成された第1端部を有する前記第2連結ネック、を備えたファスナクリップの寸法に対応した陰型を有する金型を設けること、
(b)溶融したプラスチックを金型の陰型内に射出すること、
(c)溶融したプラスチックを金型の陰型内で冷却すること、そして
(d)ファスナクリップを生じるべく成形されたプラスチックを金型から取出すこと、
の各工程を有するファスナクリップを製造する方法。
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